2019年12月11日

ISANAの赤い傘

いやぁ、
あっという間に、年末ですねー。

先日、久しぶりに、2011年に完成した集合住宅、ISANAにうかがってきました。


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ISANAは、オーナーの住戸のほかに7世帯ある小さな村のような共同住宅です。
もう、完成して、8年くらい経っているので、
入居者の人も、何代目かになっているんですが、変わらず素敵な人に住んでいただいているとの事でした。

もう知らない人も多いと思いますが、
ISANAのオーナーのバシストさんはインドがご出身。

インドでは、家を建てる時に、自分の家は、小さく作って、貸すスペースを同時に作っておくそうです。
最初、家族がまだ小さい時は、そのスペースを貸して共同住宅として住んでおいて、
子供達が大きくなったら、家を広げてそこに子供達が住む。
子供達が、結婚して、家族が大きくなったら、また広げてそこに子供達夫婦が住む。
でも、いつの日か、家族が少なくなったら、また他人に貸して最初に戻る。


そんな永遠のループがこの場所で起こるような「大きくて、小さい家」を目指しました。


あれから、もうすぐ10年。
子供達も大きくなったし、
本当にISANAが、一つの家になる日も案外遠くないかも知れません。


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さてさて、実は、ISANAの不思議な事を発見しました。
実は、このお部屋の前には、行くたんびに赤い傘が置いてあるんですよねー。

聞いてみたら、

「住んでる人は、変わってますよー」

とのコト。

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この赤い傘が、
グリーンの壁と茶色の壁にとても似合うんですが、
そういうのが、歴代住む人に、伝染していくのかなー??


なんか、ちょっと嬉しくもあり、
不思議な気がしました。



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また行くのが楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 00:32| 2019.12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月25日

入居後のピクニック

なんだか、ここ最近は、
東京は雨続きでいやですねぇ、、、。


さて、先日の新さんの家の入居後オープンハウスは、
ここ数日が嘘のような気持ちのいい秋晴れの1日でした。

まさに、ピクニック日和。

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入居後のオープンハウスは、事前予約制としているんですが、
今回も、たくさんのご来場をいただき、
みなさんをのんびりとご案内することができました!


さて、入居後オープンハウス、って言うのは、
名前の通り、お引き渡しが終わった後の、ご家族がご入居後に
させていただいているオープンハウスです。

みなさん、気になるのは、

「その時、そのおうちのご家族のみなさんは、どうしてるの??」

ということみたいです。


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これは、いろいろ。
ずっとご自宅にいて、
新しく僕たちが設計させていただく方々に、
丁寧に、僕たち以上の説明をしていただくご家族もいれば、
まだ、ニコに決めかねているご家族には、
僕たちのいいところも、悪いところも、全部あけすけにプレゼンしてくれる
ご家族もいらっしゃいます(汗)。


おうちも入居後だし、
いずれにしても、包み隠さずいろいろバレちゃう、っていうのが、
特徴かもしれませんねー。





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さて、新さん。

この日は、ほーんと秋晴れのいいお天気だったので、

「じゃ、わたしたち、ちょっと公園に行ってきますねー。」

と、出かけたっきり、、、。


途中、帰ってきたかと思いきや、

「ええと、ちょっとピクニックの道具を、、、、、。」


と、またお出かけ。


どうやら、近所の公園で、偶然出くわした保育園のお友達家族と、
天気がいいから、急遽、ピクニックになったのだそうでした(笑)。



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そんな訳で、
夕方には、たくさんの子供達が一緒にやってきました。


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こんな、ご家族の日常にお邪魔させていただく。

これも、入居後のオープンハウスならではですね。


新さん、どうもありがとうございました!

いつでもご不在を預かりますので、
ぜひ、またよろしくお願いしまーす!!!
posted by 西久保毅人 at 21:56| 2019.11月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月20日

2世帯住宅の暮らし

そうそう、先日の、

超〜〜〜秋晴れの素晴らしい日和の日、
今年の初めに完成した、横浜の齊藤さんのおうちにお邪魔してきました!


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とても眺めのいい崖地に建っているので、
余計にポカポカと青空の眩しい日。
これは冬の日中も、お天気の日は、暖かいだろうなぁ、、、。


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齊藤さんちは、新築を機に、地方に住まわれていたお母様との同居を
され始めたおうちです。

2世帯で住むコトは、とても幸せな事ですが、
老後に突然、住み慣れた家を離れるというのは、きっとそれはそれで
環境の変化が大きくて慣れるまで大変なのだと思います。
しかも、のんびりとした田舎の家からだとなおさらかも知れません。



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そんな訳で、
引っ越してきても、のんびりとした縁側があったり、
軒下があったりして、
敷地全体が、なんだか街みたいな、うろちょろして楽しい計画の
おうちにさせていただきました。


自分ちなのに、歩き回ったり、のんびり過ごしたりするのが、
楽しくなるような、そんな場所。

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久しぶりに一緒に暮らす親子も、
同居してるっちゃ、してるんだけど、
同じ家に住んでるっていうより、
家の中で毎日顔見る、感じっていうよりも、



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なんだか近所に住んでて、街角でばったり毎日出会う親子の日常のような、、、、。


そんな距離感で、時を超えた親子が一緒に住めたら最高ですねー。
羨ましいなぁ、、、、齊藤さん。

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あー、二世帯住宅、もっとたくさん設計したくなっちゃいました。

もちろん、3世帯でも、4世帯でも、5世帯でも、
何世帯でもオッケーですけどね(笑)。

posted by 西久保毅人 at 20:49| 2019.11月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月18日

大学2年生とバスケットボール



今年から工学院大学で2年生の設計の授業をしています。

今までは、3年生以上しか教えたコトなかったんですが、ようやく最近2年生っていう
生き物に慣れてきた気がします。
大学2年生って言ったら、現役なら20歳を迎える時なんですよねー。


と、そんな事をボケーっと考えていたら、ふと大学生活って、実はバスケットボールに似てるっ!
って、思ったんです。

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なんでバスケットボールかっていうと、、、、。
バスケットボールというスポーツは、ちょっと変わっていて、一試合が、4つのピリオドに分かれ
て構成されています。スラムダンクの中では、まだ前半後半だったので、いつ変わったのかは分か
りませんけど、世界的には、そうみたいです。八村くんのやつも。
スポーツに限らず、4つに分かれている事って、世の中案外なくて不思議。
だから大学って4年間だよなー、って思うと、ふとこの第2ピリオドと大学2年生っていう
時期が重なって思えたんですよね。なんで4年間なのかは分かりませんけど、4つに分かれている
という事のポイントを案外見落としがちというか、無意識に過ごしがちなんですよねー。

だって、中学も、高校も3年間だし、小説の大作だって、上、中、下、だし、、、という感じで、
3分割の盛り上がりや過ごし方には、日本人は、案外慣れているんですよね。
だから、4分割になった時、ついつい第2ピリオドや、2年生という時期に、緊張感を保って過ごす
のが、実は一番難しいのかも知れないなー、って思うんです。

だからなんか、適当に流れで過ごしがち。
でもね、僕のバスケ理論(笑)からすると、実は、この2ピリっていうのが、
一番大事なんだなーとある時、気づいたんです。


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実は、僕の子供達は、みんなミニバスから高校バスケまで、
徹底的にバスケット漬けでしたので、
この10年くらい、バスケの試合をたくさん見にいく事になりました。

漫画ではないバスケットボールの世界での、僕の子供達のチームは、
いっつも、いいところで負けてばっかりだったんですが、
試合内容は?、、、、と思い返すと、「勝ってたよなー」、っていう試合もたくさんあったんですよね。
だから、負けると余計に「あん、、もう、、。」ってなるんです。

そこである時から、試合のスコア表を見るようになりました。
すると、やっぱり全体的には、勝っているのに、第2ピリオドだけ、超ダメダメな展開になってる
場合が、結構多くて。
「2ピリが引き分けとか、最悪ちょっと負けてるくらいなら、勝ってるじゃん、完全に〜」
っていう試合が思いのほか多い事に気がつきました。
別に2ピリで勝ってる必要もないケースが多いんですよね、本当に。
プラマイゼロでいいのに、なぜに、こんなにも、2ピリで緊張感が保てない、、、、。


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でもねー、分かるんですよ、なんとなく。
だってさ、1ピリは、試合の始まる緊張感でみんな迎えますし、
3ピリは、ここで踏ん張らないと最終ピリオドで挽回できない、って思えます。
4ピリは、最後の8分だから、もうやるっきゃない、って思えるんですよね。

でも、そういう意味で2ピリは、、、、、。なんかほかと比べるとモチベーションをあげる
動機付けがしにくいんだと思うんですよね、分かるっちゃ、分かる。そうだよね。


これって、ほーんと大学2年生にも言える事なんですよねー。
1年生の時は、なんか、新しいキャンパスライフの始まりのウキウキ感。
3年生は、そろそろ4年生が、就活とか始めるのを垣間見て、少しは、自分の未来を意識し始める学年。
短大の彼女がいた人は、急に社会人になった彼女を社会人の男に取らたり、、、
を経験する時期(笑、あ、僕の実話)
4年生は、もうノンストップで、就活やら、受験やら、論文やら、卒業制作などやる事いっぱい。

という訳で、やっぱ、2年生って、宙ぶらりん。
大学にも慣れたし、あんまり新しい事ないし、何していいの?っていう時期。
でもね、だからこそ、あっという間に、過ぎちゃうんです。2ピリみたいに。

でもね、これはほーんとバスケと同じなんだけど、
どういう状況で、3ピリを迎えるか?っていうので、その後の試合展開はずいぶん変わっちゃいます。

だからできる事なら、試合の後半戦、本当の勝負が始まる3ピリに向かうための一歩前の
学年なのだ、と意識してるかどうかが、案外重要なんだと僕は思うのです。

とはいえ、大学生は、休みが多いから、実質2年生も、残りあと2ヶ月間くらい。
って思うでしょ?
僕が、言ってるのは、授業ではなくて、単純に2年生である、という期間の話。
だから、まだ来年の3月末までだと考えたら、案外時間あります。


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とにかく、2ピリのうちに、
自分の脳みそを一旦べろっと外に出しちゃうような表現にトライしよう。
それを見せて、たくさん恥をかいておこう。
こじんまりまとめずに、紙からはみ出しちゃおう。
どっちか迷うくらいなら、どっちも作っちゃえ。
完成度やまとまりなんかは、気にしない。
他人の意見も、今はとりあえず気にしない。
一般的には、、、、とか忘れちゃおう。

そして、春には旅に出よう。

ぜーんぶ、二十歳のしるしとして。


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明日から、2年生としての最後の課題が始まります。
せっかくなら、こんなコトを伝えられたらなー、って思うのです。



、、、、、、、、、、お前が言うな、お前がっ!と、
大学2年生の時の僕がにらんでますけどねぇ、、、(笑)。まぁまぁ。
posted by 西久保毅人 at 18:41| 2019.11月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

麻生さんのお家の1年点検


先日、
ちょーど1年たった麻生さんちの1年点検に伺ってきました!


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麻生さんちは、住宅街の旗竿敷地と呼ばれる形の敷地です。
案外、嫌われがちな敷地の形なんですが、
車がいらない生活だったら、こんな贅沢な敷地はありません。



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なんてったって、自分ちに、道があるわけですからね。

そんな訳で、その道を、さらに楽しめるように、
最近は、このくねくねアプローチをお勧めしています。

くねくねさせれば、道の長さも、
きっと、1.125倍くらいには、、、、、、長くなります。

いやいや
そんな物理的なコトよりも、
その両脇にたくさんの植物が植えられますし、体感的には、きっと
数十倍もの奥行きが感じられるように、なっちゃうのです。


不思議なコトに。

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何より、子ども達が、楽しいですよねー。

お勧めです。

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まだ、小さな子ども達との暮らしを楽しまれている
麻生さんご家族。

離れているようで、ひとつながりの家の中で、
日々、子ども達との距離感も、変わっていってるそうです。


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放っておいても、どうせそのうち巣立っていきますから、
それまでは、

「あー、めんどくさー」

っていうくらいの距離感のお家が、
きっと楽しいと思いますよー。


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そうそう、今週末は、新さんの家の入居後オープンハウスです。
あっという間に、予約が埋まっちゃって、早めの時間の残り一組しかご案内ができません。



ご希望の場合は、お早めにお申し込みくださいませ。

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posted by 西久保毅人 at 22:37| 2019.11月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

恐竜博士

年末に向けて、上棟が続いている今日この頃。

少し涼しくなってきたので、この季節からの上棟式は、
鍋物、汁もの、そしてお酒は熱燗、お湯割の季節です(笑)。


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さてさて、前回となんだか続きますが、
今回、上棟した木元さんちも、家を作るにあたって、

「植物園のようなサンルームが欲しい!」


っておっしゃるくらいに、植物愛に満ちたご家族。

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なので、家の一階部分が、少しいびつに引っ込んでいるのも、
できるだけ土の地面を残すためです。
もちろん、家として必要な大きさはご家族によって違うんですけど、
そのまんま地面に根を下ろしてしまうと、都市住宅では、木を植えるスペースが
なかなか残りません。

なので、ここは、毎回手を変え品を変え、、、、。




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もともとの敷地も、なんだか、へんてこな形をしていたのもあり、
最終的には、
「くの字」に曲がったような平面のおうちになりました。

土の地面をできるだけ残しながら、街と敷地にうまく馴染むような形になったのですが、
模型を作ってみると、なんだか、
巨大な生き物が、地球に舞い降りたよう、、、。




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そういえば僕は、
なんていうか、シンメトリー恐怖症なところがあるんですよねー。
なんで?って言われても、うまく答えられないんですけれど、、。

なんか、シンメトリーな形態って、
スキがなさ過ぎるからかなぁ、、、。

案外、プランニングの基本は、シンメトリーな形状をしている時もあるんですが、
敷地や街や、ご家族の暮らしを想像しているうちに、
どんどんシンメトリーが崩れていきます。


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さてそんな骨組みのおうちに入ると、
なんだか、恐竜のお腹の中にいるみたい。

くびれた大空間だからか、余計に生き物みたいです。


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上棟式は、総勢20人以上で盛大に行いました。
基礎屋さんから、大工さん、屋根屋さん、ガラス屋さん、、、、と
5メートル以上もあるベニヤのテーブルからもはみ出たちゃうくらい。

今の時代、
日本中を探しても、こんな盛大に、
現場で飲んで食べてという上棟式をしている現場なんてないよー、って聞きますし、
それが今の時代なのかも知れません。



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ぜったいやった方がいいのにねー。


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さてさて、そんな、現場で飲んだくれる親や僕たちをよそに、
お子さんは、大工さんやケンチクカになりたい、とでも言うのかと思いきや、

「恐竜博士になりたい!」


とのコト。


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あはは、大丈夫!



恐竜博士も、大工さんも、ケンチクカも
だいたい同じような職業だから(笑)。


完成が楽しみです。
posted by 西久保毅人 at 22:52| 2019.11月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月06日

集まって住むって、楽しいなぁ

むかーし、読んだ本に、

「集まって住むって、楽しいな」

っていうタイトルの本が、ありました。

それは、集合住宅の本だったのですが、
集合住宅に限らず、一軒家だって結局は、道路に沿って、小さな土地が並んでいる
訳だがら、街もある意味、集合住宅なんだと思うんですよね。

そんな訳で僕は、
アパートを設計する時でも、マンションでも、一軒家でも。
集まっているコトの優雅さを、どうしたら感じられるんだろうなぁ、、、、と妄想をめぐらせます。



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さて、この計画は、古いアパートの建て替え計画です。
築40年以上の古い木造のアパートは、植物が好きだったお父さんにより、

「グリーンハウス」

という名前がつけられていました。

老朽化で建て替えることになったんですが、せっかくだからその、「グリーンハウス」っていう
名前は引き継いで、住む人も、街の人も、たくさん緑を感じられるアパートにしましょう、という
事で設計を進めています。



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「あぁ、まさに、ここはグリーンハウスだね。

 グリーンハウス、って名前を聞く前から、
 きっとグリーンハウスなんだろうなぁ、、、って薄々思ってたよ。

 僕が、名前を付けるとしても、きっとグリーンハウス、って付けるだろうよ。」



と、街行く人にも感じてもらえるように。



一番角の一階のお部屋は、せっかくだから街に愛される貸しスペースとして
の運用を視野に入れて、検討中です。

最近は、「月のとびら」の運用をさせていただいている事もあり、
事業計画も考えながら、このようなご相談もいただくようになりました。


住宅だって、アパートだって、お店だって、街だって。

結局は、

「集まって住むって、楽しいなぁ。」

っていう想いを一つにできれば、なんだって叶うのです。



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さてさて、
11/16(土)は、新さんの家の、入居後オープンハウス。



新さんの家も、まさに、

「街に住むって、なんと楽しいんだろう!」

というカンカクを、69u(20坪)の敷地の中で、実現させていただいたとても可愛いお家です。


入居後のため、少人数の予約制なのですが、ご希望が多く残り枠が少なくなりました。
ご希望の方は、お早めに、ホームページよりぜひ、お問い合わせくださいませ。




posted by 西久保毅人 at 23:17| 2019.11月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月25日

お引越し大作戦

ちょっと前のことになりますが、

僕のふるさと佐賀県で、こんなプロジェクトを提案させていただきました。



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佐賀県の、廃校になる事が決まった保育園園舎をリノベーションして、

子供から大人までの障害を持った方々を支援する地域の作業所にする、というプロジェクトでした。


大きな楠の木のある既存の保育園も、山の中にありとても素敵な環境の平屋で、

その活動母体の福祉の会社も、人が大好きな、とても素敵な会社。


「もう〜、ぜひぜひっ!!!」


と、提案をさせていただいたのです。




ていうか、この楠の木、デカすぎませんか、、、(笑)。



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結局、この僕たちのチームの提案は残念ながら採用されず、実現には至らなかったんですが、

その時に、僕たちが、提案したのは、


「引越し」


というテーマでした。

提案に当たって、彼らの事業所や、作業所に来る方々の暮らしに触れさせていただいたのですが、

一言で、「障害」と言っても、その多くの方は、「どこが障害なの??」と分からないくらいに

僕たちと同じだなぁ、、、という印象を強く受けました。


むしろ僕たちよりも、優しくて、純粋なのです。


でも、彼らは、それぞれに「特性」があって、

ある「トリガー」によって、落ち着かなくなったり、集中できなくなったりしてしまう、

ただ、それだけでした。


ここまで書いても、正直、


「僕と一緒じゃん。」


って今でも思うんですが、、、、、。


そんな彼らの話を聞いていて気づいたのは、

実は、一番時間がかかるコトは、

「環境に慣れるコト」

なんじゃないかな、と思ったのです。



要するに、

「ここが、自分の、いつもの場所だ。」

と思うコト。



施設が、市街地から、山に移るコトは、

管理者の視点から見ると、「広くて素敵な環境にうつる事」

に過ぎないかもしれませんが、

彼らにとっては、

「知らない、今までと違う場所」

に行く事。


家から通う道も、

窓から見える風景も、

机の隣にいつもある壁も。

全部、「慣れた」ものとガラリと変わってしまいます。



だから、このプロジェクトで一番大切なのは、

デザインとか、建物の設計が優れているかどうか、とかよりも、


「彼らの引越しを、しっかりと時間をかけて計画してあげるコト」


なんじゃないだろうか?



そんなコトを考えて、提案書を作りました。





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提案にあたり、「環境と物語」という学問をロンドンで学んだ

長澤雪絵さんに声をかけ、一緒に取り組んだプロジェクトです。

彼女の提案で、このような「ストーリーブック」という形式の

提案としたんです。


あー、今でも残念〜。

実現したかったねー、雪絵さん。


でも、ほーんと素敵なプロジェクトチームができたし、

ほーんと、素晴らしい仕事をされている会社でした!


時間が経って、改めて見直してみると、


「あー、もっとこうしておけば、、、、。」


っていうまだまだ不完全燃焼な部分もあったり、自分の提案や説明の甘さにも気がつくんですが、

これがスタートラインなので、せっかくなので、載せておきます!



ぜひ、違う形ででも、再トライしたいプロジェクトでした!!!!






、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


そうそう、

先日お知らせした、ニコのお施主さんでもある大城隊長の

「崩れピラミッド」の発掘調査へのクラウドファウンディング。


お知らせしてから、あっという間にたくさんの援助が集待っています!!!!

ありがとうございます!



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あと一息!



でも、僕も、こういうのは初めてですが、

応援するって、、、、、

なんだか、自分のコトのように嬉しいもんですねー。


引き続き、よろしくお願いします!
posted by 西久保毅人 at 01:56| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月19日

頑張れ〜!!! 大城隊長!!!



ニコ設計室には、ステキなロマンを持ったお施主さんがたくさんいらっしゃいます。

その一人、エジプト考古学者の大城道則さんから、HELPのメッセージが!!!!



昨年から崩れピラミッドで有名なエジプトのメイドゥムの調査を進めており、
この夏に地中レーダー探査で大きな発見がありました。
しかし本格的な調査を始めようしていた矢先、資金が不足してしまい、
Readyforによるクラウドファンディングの挑戦を決意しました。

他大学によるエジプト・プロジェクトの場合とは異なり、寄付型のためなかなか難しい戦いとなりそうです。

学生の活躍するフィールドが欲しいのです。よろしくお願いいたします。

─────────
《詳細はこちら》URL:https://readyfor.jp/projects/Meidum-Pyramid
公開日:10月18日  
終了日:12月20日
目標金額:250万円
─────────




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僕みたいに、実際に小さな小さな住宅を設計するコトも、
結局は、どこかで「人間の営みってなんだろう??」
っていうコトへの日々の挑戦です。

「家づくりのつぼノート」は、ある意味、
そんなコトを作る立場からまとめた本でもあるんですが、


スケール感は、全く違えども、
大城さんは、逆に、過去をさかのぼるコトで、

「人間ってなんだろうね??」

というコトへチャレンジされている方です。


作り続けることと、さかのぼり続けること。

違うようで、同じ。


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ぜひぜひ、興味のある方は、
大城さんのチャレンジを応援してくださいねー!!!!!!
posted by 西久保毅人 at 23:14| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

結局は「愛着」というレポート

先日、ザ・ハウスの建築家のみなさんと、新潟市にある「夢ハウス」さんという、
会社の工場やショールームなど見学&勉強会に参加してきました!


せっかくなので、新潟にいる小田原家とも、、、、飲みたかったですしね〜(笑)。


、、、、と、結構、ふしだらな動機が2/3で、参加した見学会。

だったのですが、、、、。

事前に会社案内で少し予習して参加したんですが、
とても素晴らしい住宅メーカーさん(こういう呼び方で呼びたくないくらい)で、
圧倒されて帰ってきました。
木や、材料、工法にこだわっているだけの工務店さんなら、全国にたくさんあるんでしょうけど、
「作ること」「伝えること」そして「楽しむこと」
を、こんなに徹底して実現している会社は、
そうそうないんじゃないかなぁ、、、と思いましたし、

何よりも、いろいろ徹底して追求しつつも、
最終的には、

「愛着」

っていう、数字やデータでは、表現できないコトを、一番大切にされているというのが、
とっても、共感を覚えました。


なんだか、僕が「家づくりのつぼノート」でたくさん書いた事を、
僕とは、違うカタチとスケールで実現されている会社のような気がして、
感銘と同時に、正直かなり「嫉妬」心も、、、。

ほーんと、素敵な会社でした!
いつか、一緒に仕事ができたらいいなー、とぼんやり思いつつも、
スゴ過ぎて、僕のできること、思いつきませんが、、、(笑)。今のところ。



簡単なレポートにまとめましたので、興味のある方は、ぜひ、読んでみてください。

PDFにしています。


夢ハウスレポートブログ用.pdf
posted by 西久保毅人 at 20:00| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする