2018年07月19日

きらきら うふふ の備忘録

おおきすぎること。均一すぎること

自分がどこにいるのか分からない

表示だけがたより

わくわくしない


おはかの風景 ビルの風景

オノマトペ



自分の居場所があるということ。自分のおおきさがあるということ

ぬくぬく

すっぽり

こそこそ

窓が開かない。音が聞こえない。においがしない。



うちはそと そとはうち

ゆるゆる きらきら

あいまいもこ



いろ 

いろいろ

色がけんちくにも、人にも、服にも、傘にも、船にも、植物にもある事。空にも。

しきさいのきょうえん



なぞなぞ

いろはがるた

なんか不思議だなぁ。



なんであるんだろう?

おまけなんだけど、ぜったいあったほうがいいような、ものたち。

かみさまと人間が交信するばしょ

みたことある 街にある



こどものばしょ

げんきいっぱい 

どこからでも子供達がわきでてくる

ぺたぺた

ひたひた

とげとげ

じゃぶじゃぶ

公園ができて美術館ができるすてき



みちはあそびば ながいへや

意味不明の境界

きぬたのたぬき

もこもこ 

にょきにょき

こんもり


いまではこっちがオモテになっている

ぜんいんが最前列になる方法

柱いっぱいの森

ばしょのきおく



ごたいご

ぐにゃにゃ〜 

うねうね〜


「36年後 木々はもっと育った こどもたちは親になった」

くすくす

「太すぎても太すぎるということはない」

うふうふ



連想 冗談 たからばこ


なんか不思議だなぁ。

なんであるんだろう?

おまけなんだけど、ぜったいあったほうがいいようなものたち。


うちはそと そとはうち

きらきら すけすけ


あいまいもこ



うちはそと そとはうち

きらきら すけすけ


あいまいもこ






       2018.07.18 とてもきれいなミントグリーンの服を着た富田玲子さんの講演会より
posted by 西久保毅人 at 23:31| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

次回は、200号記念ですね〜!!!

ちょーど昨日発売の、
LIVES(ライブズ)に、かれこれ13年前に設計をさせていただきました
「小山台のおうち」
を掲載していただきました!

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しかも、この号、なんとLIVES(ライブズ)さんの記念すべき100号記念号とのコト。
いろんな雑誌が消えゆく中、
素晴らしいですね〜!!!

そんな記念すべき号で、しかも新しいおうちのひしめく中、
取材していただいてとても光栄ですし、
しかも、何より光栄なのは、
実は、12年前に、一度LIVES(ライブズ)さんに掲載して頂いていたコトです!


12年前の当時。
世の中に輝かしくいろんな雑誌の紙面を飾っていたのは、
ほとんどが、真っ白で、ツルツルで、ピカピカした、
いわゆる
「デザイーナーズ的な」建築ばかりでした。
家でも緊張しそうなかんじの、、、。


そんな時代だったから、
このおうちが完成してから、いろーんな雑誌社さんに、

「あのー、ぜひぜひ、ぜひ、掲載して頂きたいんですけど、、、、。」

と資料を送ってはみたものの、ナシノツブテ。

「いやぁ、、君、壁がキミドリのケンチクなんてね、、、、我が社のスタイルには、、、。」

「うーむ、何がいいのか、何が新しいのか分かりませんし、、、。」



なので、
そういうの、諦めてたんですよねー。

そんな中、ある時、
資料も送っていないのに、当時、LIVES(ライブズ)の編集をされていて、
現在フリーで活躍されているライターの佐藤可奈子さんが
ホームページを見て、

「あの、キミドリの家、ぜひぜひ、我がLIVES(ライブズ)で取材させて下さい!ぜひ。」

と突然、連絡を頂いたのです。


そういうのって、僕は忘れられないんですよね。
その瞬間の、感動や、感謝の気持ちというのは、、、。



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それと同時に、
うかがうたんびに、
なんと素敵に、しかも自由に住んでいただいているコトか。

そうだなー、自由。


この家を一言でいうと、自由、かも知れません。

「ニシクボさん、あのさぁ、、、、。
 ケンチクカなんて、格好つけたコトばかり言って、
 コンセプトだ、デザイン的にだとか、
 こっちの方がスッキリしますだ、ぽっちゃりしますだ、
 なんだって言ってるけどさぁ、、、、
 
 それって、自由なフリした不自由じゃないの?? 」


今回、撮影していただいたこの素敵な写真を見ながら、
そんな当時の声が聞こえてきた気がしました。



ほーんとありがとうございます!!!
お礼をいう人が多すぎる、というのは、幸せなコトですねっ!



さて、、、、、。

まぁ、掲載していただいた早々言うのもアレですが、、、、。

次回、200号記念、お待ちしております!
posted by 西久保毅人 at 20:29| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月13日

リ・フォーメーション

ときどき、

「リフォームもするんですか〜?」

というお問い合わせもあるんですが、


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もちろんやってますよ!


と、そんな訳で、絶賛工事中の佐藤さんのおうち。

写真の、細やかな曲面の天井、
これ、元々なんですよね〜。。。。。


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という風に、
30年前の建築家が、想いをこめて設計されたお家なのです。



その頃は、建築家に家を頼むなんて、
今ほど身近ではなかったんだろうなぁ、、、、。

随所に、細やかな造作が施されています。

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なので、素敵なところは残しつつ、
わんぱく3兄弟がすくすく育つような、
遊び心は加えつつ、、、、、。


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そういえば、最近は、
リフォームっていう言葉よりも、
リノベーション、っていう言葉の方が
建築業界、よく使われています。

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たしかに、りほーむ、よりも、

りのべいしょん、

の方が、なんか、カッコイイ感じがしますよね。


なんていうか、
イノベーションみたいで、革新っ!!!て感じの響きがするからでしょうか? 


僕は、未だに、リノベ、という言葉を上手く使えませんが、、、。



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さて、佐藤さんち。


まだまだ、小さな3人の子供たちのいる5人家族。

いいなぁ、、、、

「でも3人いてもね、、、、あっという間にデカくなって、汗臭〜くなっちゃいますからねっ!

しかも、男3人なんて、、、、。」


と、先輩面したアドバイス。


でも、
ちょーど、親子の距離感が変化していくのを楽しめる時期の新居なので、
ぜひじっくり楽しんでもらいたいなー、
と思います。

まずは、全部一部屋からスタートくらいがいいでしょう。

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そう、まるで、戦術にあわせて陣形を変えていくサッカーのように
変化していく家族の距離感は、
まさに、フォーメーション、と呼べるかも知れません。


そういう意味では、リ・フォーメーション。

リフォメですね!



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まぁ、いづれにせよ僕たちが設計できるのは、フィールドだけですので、、、、、


後は、
監督の采配次第、、、、、、、、っていうところでしょう(笑)!



完成が楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 18:57| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月05日

ツタグラフ

そうそう、前回、久しぶりに小田原さんちに行ったら、

地面から生えてきた小さなツタ植物が
コンクリートのみぞみぞの中に侵入してました。


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なんだか、ツタで描いた棒グラフみたいで、
とても素敵でした!


全然、想定外でしたけどね、、、、、大歓迎の想定外!!!!


このみぞみぞは、
屋根の雨水の雨どいみたいになればいいなーとか、
外壁の汚れが目立ちにくくなればいいなーとか、
加えて、陰影のある遺跡みたいな存在になればいいなぁ、とか、、、、
まぁ、いろんな思いで作ったんですけどね、、、、。


まさか、植物に、こんなに気に入られるとは、、、、、。


そして、子供の成長と同じで、
同じ環境でも、こんなに成長の差があるんですねぇ。

均一じゃないのも、またいいですね!
一人だけ、スタートダッシュが早すぎるヤツがいるようです。(笑)



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完成して1年でこのくらいなら、10年くらいしたら、屋根までツタに覆われて、
緑のゲートになっちゃうかも知れません。楽しみが増えました。




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さて小田原さんちが建つのは、商店街。

僕は、商店街は大好きなんですけど、商店街って、往往にしてあんまり
地植えの植物がありません。

だから、小田原さんちだって、建物を建てて、残ったほーんの小さなスペースに
木を植えて、地面を残しただけなんですけど、
それだけでも、商店街の中では、「ちょっとした異空間!」っていうくらいに、
緑の印象がある佇まいになっていました!


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楽しみ楽しみ!


そのうち、商店街に、ツタのトンネルが出来上がるかも知れませんね〜。
posted by 西久保毅人 at 21:12| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

光のシャワー

暑い暑い暑いー。


でも、暑いっていうのは、光が強い、っていうコトでもあります。


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強い光が、シャワーみたいに降ってくる。

水しぶきみたいな、光しぶきもともなって。


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でも、残念ながら、涼しくはならず。


ただ、ビールが美味しくなるだけ(笑)



@小田原さんの家。
posted by 西久保毅人 at 21:51| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月29日

この、ザワザワした感動について。

結果が出る前に、感じたコトを残しておきたいなぁ、、、と思いました。

結果というのは、分かりやすいのは、きっと次の試合結果?
もしくはもっと先の未来かなぁ?

誰に?
それは自分の子供たちに。

まぁ、要するにワールドカップの話です。


ちょうど、昨日のポーランド戦の数時間前のコト。
偶然なのですが、いろんな話の流れの中で、
ニコのスタッフとこんなコトを話していました。


「、、、なんていうか、正論とか、自分ののこだわりとか、プライドだとかに、
 執着し過ぎて世界が小さくなるよりも、
 たとえ失敗しても、勝率が低くても、納得いかなくっても、、、。

 チャンスを掴みに行くコトが、まず大事だと思うんだよねー。」

とか、いうような、、、、、、、珍しく真面目な、反省も含めたニコの未来論。

サッカーとはぜんぜん関係ありませんけど。




例えば思い出したのは、春頃のある日のコト。

飲んでいる時に、

「ニシクボさんて、、、、魂売ったコトある?? たましいだよ、魂。」


と、超唐突に聞かれたコトがありました。
まぁ、適当な関係の人だったら、きっと適当に答えたい質問ではあったんですが、
魂かけて仕事してる大切な二人からの質問だったので、

「そりゃぁ、ありますよ、もちろん!!!」

と、僕はその場で即答しました。


まぁ、そもそも魂って何か?って話ではあるんですけど、
もしそれが、プライドやら、信念やら、こだわりやら、ルーツ、、なのだとしたら。

正直、独立した時の僕は、
実績も、経験も、知恵も、お金に変えられるものはひとつもなかったから、
自分が持っているもので、売れるものは、そもそも魂くらいしかなかった様な気がします。


何にもないくせに、2人の子供がいたので、
正直、そんなもので子供たちにご飯が食べさせられるのなら、安いもんだ、と
心から思っていました。
職業すら、何でもいいくらいに。


でも今となっては
実は、それが魂だったのかどうかは、怪しいものです。
なぜなら、
当時の僕が、とっても大切だと思っていた「魂らしきもの」ものは、
数年たったら、実は大したコトがないものだったというコトに、
逆に気づかされたコトが多かったですし、
むしろ逆に今までの自分では出来なかった発見や、気づきが次々とありました。


「魂らしきもの」を手放せば手放すほど、
どんどん思考が自由になって、新しい世界に出会える楽しさの方が増えてきたのです。

そしてそのたんびに、「やっぱり建築が好きだなぁ。」と心から思える自分に気がつきました。

言ってしまえば、今でもその延長線上に僕はいます。
だから正直に言えば、何が魂なのは、分かったものではありません。

分かっているのは、振り返ると少なくとも、
その時点の自分の中では、

「魂らしきものだった。」

っていうだけの話。


魂といえば、ちょうど20年前のフランスワールドカップ。

最後の最後で、代表に残れずに帰国したカズが、

「魂みたいなものは、フランスに置いてきました。」

と言った言葉が、僕は忘れられません。

魂を置いてきたはずのカズは、今では現役最年長。

はたして魂とは、一体何なのだろう?

と、今でも時々考えます。


さてさて、前置きはここまでにして
ポーランド戦の最後の10分間。


きっといろんな感想があるのでしょうけど、
率直に言えば、僕は、すごく感動しました。

歴史が変わる瞬間に立ち会わされている様な、そんな鳥肌の立つ様な感動。


この決断は、賛否があるどころか、きっと否の方が多いのも分かりきった上での決断だっただろうし、
結果が出なければ大多数が否になるコトが分かりきった上での決断でしょう。
大げさかも知れませんが、結果次第では、日本に帰れない、というくらいの覚悟の決断。


いろんな感想がこれから飛び交うんでしょうけど、
僕は、
もしかすると、日本人の国民性に一番欠落していた何かを、
世界中の人の目の前で、手に入れようとした瞬間の様に感じたのです。

大げさかもしれませんが。


はたして、この決断が、何につながっていくのか?

永久に語り継がれる日本サッカーの黒歴史になってしまうのか、
はたまたサクセスストーリーの美談になるのか?

そしてその「結果」みたいなモノを、このワールドカップで獲得できるのか?
または、数年後にしか「結果」はでないのか?



どんなに考えたところで、未来のコトはさっぱり分かりません。



でも、少なくとも僕は
今まで感じたコトのない感情に、
心がザワザワしました。



きっと、日本代表のサッカーが、「何か」を捨てた瞬間だったんだろうなぁ。



そして、捨てるコトと引き替えに、
今までの自分たちにない「何か」を、是が非でも手に入れようとした瞬間だったんだろうなぁ。


とにかくザワザワしっぱなしなのです。



今回、その先の、いろんな結果を見たり聞いたりする前に

「僕は感動したのだ!」

と、残しておきたいと思いました。




そして子供達には、一体何が残ったのでしょうか?



いつか、

そうだなぁ、、、、、
この感情は、しばらく寝かせておいた方がいい気がするので、
10年後くらいに、じっくり話してみたいなー。。。。


この、ザワザワした感動については。
posted by 西久保毅人 at 19:54| 2018.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月28日

とーさつ日和。

職業病っていうか、アレなんですけど、

梅雨の合間、

パーっと晴れた日に仕事で外にいると、

「ううむ、今日はなんという撮影日和!」




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と、そんな訳で、


その場所の近くにある、ニコのおうちを見に行くコトがあります。


、、、、まぁ、仕事じゃない日も、多々ありますが、、、。


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特にこの季節は、植物の成長を著しく感じる季節ですしねー。


まぁ、しかし僕のその姿といったら、、、、。

後ろから見たら、ちょー怪しいだろうなぁ、、、と
通りすがる街の人のイタイ視線を感じつつ、、、、、




まぁ、ほぼほぼ、盗撮じじいです。。。。

いつ、通報されるか、、、、とヒヤヒヤしつつも、
こんな青空の日は、二度とないかも知れませんし。。。


いや、この人、
ただのヘンタイじゃなくって、
設計した人ですよ、
ほら、
見た感じ、なんか、分かるでしょ、、、、この、そういう感じな、、、、後ろ姿。


と、背中でオーラを一生懸命出しているつもりなんですけどね、、、。

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写真は、2年位前に出来たあささんち。


素敵だなぁ、、、。



いろんな虫が探せそうだよ、近所の子供たち!(笑)。
posted by 西久保毅人 at 22:08| 2018.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月22日

モリモリストリート

かれこれ建って14年になる小山台の家。

ちょうど独立して、5件目のおうちです。

当時、分譲されたての新興住宅地だったんですが、道路際に植えた木々がモリモリと
道路にはみ出すくらいに大きくなって、
今ではすごく素敵なモリモリストリートになっています。

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さて、こういう街に再訪するたんびに、

新しい出来たばかりのおうちを扱う雑誌やメディアはたくさんあるのに、

「どうして、時間が経って、超いい感じになったおうちを扱う雑誌はないんだろう?」

って思っていたのです。


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まぁ、新しい時もいいんですけど、
数年経過すると、

街にも馴染み、素材も味わいが出て、植物もモリモリしてきて、
どんどん素敵さが増していくニコの家。

なんていうのかな、家も成長するっていうか、、、、。

こないだ書いた井上さんちも、まさにそう。
他にも、そんなおうちがたくさんあるのになぁ、、、。



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と、
そんな話を雑談ついでに、とある雑誌の方にぼそっとお話したところ、


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「建主さんがオッケーなら、ぜひやりましょう!!!」


と、超快諾していただきました。

やったー!何事も、ぼそっでもと言ってみるもんですね!

しかも、なんと嬉しいんだろう、って思ったのは、
実は、当時にこのおうちを取材してくれた同じライターさんが、この仕事を引き受けてくれたのです!

なので、2重に嬉しい取材でした。

そうそう、探してみたら、当時の取材の様子を書いていました。
12年前の記事で、まだその頃ブログとかもなかったよなぁ、、、。


まぁ、書いてるコトも言ってるコトも考えてるコトも。


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何一つ今と変わりませんね、、、、。

成長ナシ。


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さて、
この14年の間、
本当に時々、ではあるんですが、
思い出したように、プチリフォームや修理を重ねててきました。

不具合や劣化もあれば、3階に登るはしごを階段に付け替えたり、
キッチンのカウンターを曲面の板に変えたり、屋上のデッキを張り替えたり、
お風呂のドアを直したり、タイルを貼ったり、ドアの開く向きを変えたり、ポストを作り直したり、、、、。

当時の写真と見比べると良くわかります。

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思い出せばきりがないんですけど、、、、。

一番嬉しいなぁ、って思うのは、
そのたんびに、いちいち連絡をいただけたコトかなぁ。。。。


ほら、
みなさんご存知の通り、僕は特にフットワークが超軽い訳でもないですし、
頼まれても、仕事、遅いですし、うっかり忘れるコトも多々ありますし、いろいろテキトーですし。。。。。

、、、、ほーんと、良く嫌にならかったですね、、、、(汗)。

でもそのおかげで、
おうちの成長する姿を、僕も楽しませていただいてきました。

さらには、
まだ独立したての仕事ですから、

「あぁ、これは今後やっちゃいけないなぁ」とか、

「この収まり方は、改善せねば!」とかの、自分の浅はかさや甘さも、まざまざと目の当たりにさせていただいてきたのです。

そういう意味では、僕の先生のようなお家、でもあります。


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そんな中、
ちょうど2年くらい前でしょうか?

「えーと、、、、

 今度は、テラスを布団1枚くらい敷ける部屋にしたいんですけどー?」


とのご相談。。。。。

いよいよ来たか、、、。


「いやぁ、、、。このテラス、僕の一番のお気に入りなんですけどねぇ、、、、。
 、、、、、、まぁ、そもそも、僕の家ではありませんけど。」


「、、、ですよねぇ、、、。」


って、残念な気持ちもありつつ、

「でもせっかくなら、超素敵なお部屋にしましょうねっ」

、という訳で、
朱色の和紙を貼った、小さな小さな畳の小上がりのお部屋にさせていただきました。
(めちゃくちゃ小さなお家なので、部屋っていっても、、、、1.5帖ですけどね、1.5帖)



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10年以上、ずーっと「外」だった場所が、「中」になった瞬間。

完成したら、ほーんの少しなんですけど、居場所が増えて暮らしやすそう。
なにより畳がいいですね。
犬とネコが出にくいように、2段に分けた窓枠も。

「これはこれで、大有りだなぁ、、、。」

「っていうか、最初からこれが正解だったんじゃない?」

「いやいや、10年以上外として使ってきたから、より感動的なんだよ。」

「、、、じゃあ、同じ家を14年後の今頼まれたら、どうするの??」

などと、

そんなたんびに、僕の中のリトルニシクボと自問自答。。。。



あー、めんどくさ〜。リトルニシクボ。


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、と
そんな訳で、
思い出すコトが多すぎて、
とても、一度には言い表せないのですが、
そんな素敵な14年後を取材していただいて、とても嬉しかったです!


どうまとめていただけるのか、とっても楽しみ。


そしてこれに懲りずに、他のお家もぜひぜひ取材してほしいなぁ、、、、。

、、、、まぁ、してくれなかったら、、、、僕が自分で取材しに行きますけどね。。。。




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そして何よりも。



さらに10年後にも、20年後にも、
また、こんな嬉しい文章が書けますように。。。。
posted by 西久保毅人 at 18:55| 2018.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月19日

ミラクル晴天!

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いやぁ、、この梅雨の合間のミラクル晴天!

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上棟日和を辞書で引いたら、きっとこんな空の写真が載ってるに違いない。


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っていう日でした〜! ほっ。


posted by 西久保毅人 at 20:08| 2018.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

100年後の風景

シキチを見せてもらうたんびに、

「まぁ、、、何にも作らないほうが良さそうだなぁ、、、。」

っていうのが、いつもの僕の設計のスタートです。


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同様に、建物のリノベーションを頼まれるたんびに、

「まぁ、、、そのまんまのほうが、、、、、、良いようなぁ。」

っていうのが、いつもの正直な気持ちです。




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さらに時々、昔の建売とかではなくて、そもそも建築家が魂込めて設計した
数十年後のおうちの改修を頼まれるコトもあったりするんですが、

そういう時は、、、、ますますそんな気持ちになります。

しかも、建主さんに、愛されているのを感じれば感じるほど、なおさら。



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だから、

「、、、本日は素敵なおうちを見学させていただき、ありがとうございました!

大変、勉強になりましたし、

なんて素敵な暮らしだろう、って思いました。


ま、そういう訳で、
この調子で、素敵に住み続けてくださいねっ!


では、ワタクシ、失礼いたします。。。。ね。」


と、そこで終わりにしたいんですけど、、、、、。



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このおうちは、
当時若き建築家が、40年前に設計した自邸です。

傷んでいるところはあるものの、
築40年とは思えないくらいに
このコンクリートの構造体は、まだまだとてもしっかりしていて、
当時の設計者の若々しさや潔さを、未だに感じさせてくれるものでした。



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人間で言えば、まだまだ20台前半でしょうか?

、、、こういう風に、ケンチクを人間年齢で例えるのは新鮮ですね。

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この40年間、

幾たびもの改修を施されてきたこのケンチクを、

「次の100年、この街の風景として、

そして生活の場として残したい。

、、、まぁ、私たちはもういないと思いますけどね。」


それが、この建主の想い。


それは、きっともう、
僕たちも、関係者すべてが、いなくなった未来の物語。



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そのためには、一旦、
いろいろ剥がさなくてはいけません。


この素晴らしいツタや植物も。

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このツタに覆われたケンチクは、
近所の保育園の毎日のお散歩コースの、人気スポットなのです。


でも、

次の100年、

っていう時間を想像したら、きっとあっという間かも知れませんねー。



またすぐに、街の子ども達が、この風景と出会えますように。
posted by 西久保毅人 at 19:19| 2018.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする