2018年08月24日

入居後オープンハウスvol.7のお知らせ〜。

甲子園が終わって
もうすぐ9月。

個人的には、金足農業の校歌の歌い方が好きだったな〜。
っていうか、
なつかしかったなぁ、、、。

中学の時はヤンキーの親友とふたりで、アホみたいな大声で全校朝会で校歌を歌ってましたし、
高校は高校で、アホみたいに校歌を歌う高校でした!

しかも、夏休みになると、
旧制中学、旧姓高校までの校歌や応援歌などに加えて、
佐賀なのになぜか北海道大学寮歌まで強制的に覚えさせられました。
その十数曲を学園祭の前夜祭に、夜の運動場で数百人の男子だけ、大きな火を囲んで最後は泣きながら歌う、、、、
っていう3年間だったのです。。。。。

これだけ書くと、こわーい高校のようですが、
ほーんとにほんとに、感動的な夏の思い出。
いまだに続いていて、今ではこんな動画もありますが、
突然動画だけ見ると、、、、、ちょっと怖いかも〜、、。



おかげで、いまだに幼稚園から大学までの校歌に加え、北海道大学寮歌までスラスラ歌える、
というムダな特技をもつ西久保です。(笑)。


さてそんな訳で、、、、、。


来月、9月9日(日曜日)に、
昨年完成しました、小田原さんの家の入居後オープンハウスをさせていただくコトになりました!



8723.jpg



小田原さんの家は、古い商店街の只中に計画させていただいたおうちです。


だんだん古いお店がなくなっていく商店街に何か貢献したい。

という想いをうけて設計をさせていただきました。


1階には、小さなアトリエ兼ギャラリーがあり、
その手前の道路側には、「街のピロティー」と名付けた場所があります。



今回は、ご入居後のため、予約制とさせて頂きますので、ご希望の方は、お早めに申し込みください。

ただ、せっかくの街のピロティーなので、
同時に小さなイベントも開催予定です。

、、、、校歌歌うイベントじゃありません。


こちらについては、また詳細が決まりましたらお知らせしまーす!!!!


posted by 西久保毅人 at 23:38| 2018.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月20日

タイムトンネル

先週は、佐藤さんのお家のリノベーションのお引き渡しでした。

ちょうどお盆のお休みの時期でしたので、残念ながら
オープンハウスはできませんでしたが、
最近は、リノベーションのお問い合わせも多いので、
ぜひ、そのうち、、、、、。

8720.jpg

ビフォーアフターではないけれど、
新築と違うのは、

「元々はこんな感じだったんだけど、こうなりました!」

っていう風に伝えるのが、一般的で、分かりやすいんでしょうねー。



8711.jpg

でも、いざ、完成してみると、
実は、「元々」を知ってる人って、
そのご家族や、僕たち設計者や、工務店さんくらいで、
実際は、その「元々」を感じる機会っていうのは、
完全になくなってしまいます。


そういう意味で、
「新築そっくりさん」
みたいなものは、「元々」を完全に消し去る事に
価値をおいた商売なのだと思います。

8712.jpg

一軒家、マンションに限らず、
これまでも、いろんなリノベーションの設計をしてきたのですが、
今回、佐藤さんちで、新鮮だったのは、

「和室を1部屋、まるまるそのまんま」

にした事だったなぁ、と完成した時に思いました。



8715.jpg


まぁ、そういう意味では、
完成したのかどうか? 怪しいものですが、、、。(笑)

8716.jpg



そうしたコトで、
なんていうか、、、、、

一軒の家なのに、
40年くらいまでから流れている時間と、
これから始まる時間が、
襖一枚で、隣り合わせに同時にある、

っていう、なんだか不思議な状態になったのです。



ある意味、

タイムトンネルみたいな感じというか、、、。



8713.jpg






8718.jpg



1軒家を手に入れたのに、なんだか
2軒分の時間を楽しめる、っていうか、

そう考えたら、実は、とても贅沢なリノベーションです。


8717.jpg



ついつい、
一回で完全に新しくしてしまったり、
一回で完全に作り上げてしまったり、、、と、


仕事柄、せっかくならと、そんな提案をしてしまいがちです。


それはそれの良さもありますけど、


でも、僕はどっちかっていうと、


8721.jpg


「あっ、この部屋ねー、

そうなのよー、まだ出来てないのよ〜っ!


そのうち、考えようと思ってるんだけどねっ!忙しくて、、お金もかかるねー、、、。わっはっは。」


なーんて言いながら、
せっかくなら、
途中の部分や、古いまんまの部分を持っている暮らしの方が、
実は贅沢な暮らしだなぁ、、、って思うのです。


この、なんていうか、、、、


いつまでも、終わりのない感じが。


posted by 西久保毅人 at 21:14| 2018.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月06日

家が縁側 縁側が家

先週末、
外房の太田代さんちに久しぶりにお邪魔してきました!

8702.jpg

太田代さんちは、
太平洋を臨む高台の住宅地にあって、
海好きのご家族ばっかり住んでいる街。


今の季節、暑いのは、どこも暑いんですが、
こういう暮らしは、ほーんと羨ましいなぁ、、、、。

8703.jpg


8704.jpg


休みの日は、子供達の集まる場所になるといいなぁ、、と
おっしゃってたんですが、
まさにそんな暮らし。


8705.jpg


どこまでここの家の子か、よく分かりませんね〜。


8706.jpg


どこまでが、家の中で、どこからが外かも、
気にしない気にしない。


8707.jpg


「とりあえず、裸足で2階には行くなよ!」

っていうくらいのルールはあるみたい。


8708.jpg



すぐに外が食堂になって、


8709.jpg


家が縁側。


縁側が家。


8710.jpg


いいなぁ、、、。


もらいたい。この家(笑)!
posted by 西久保毅人 at 18:51| 2018.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月30日

インナーテラスのある暮らし

台風が過ぎたかと思ったら、また猛暑に逆戻りですね〜。

そんな中、先週、
若井さんのおうちを取材していただけるコトになり、伺ってきました。

8684.jpg

しかも、重なる時は、重なるもので、
午前中と、午後に2つの取材。

そう思えば、同じ日に、同じおうちに二つの取材をお願いしたコトって、
僕の記憶の限り、初めだよなぁ、、、。

芸能人みたいなスケジュールをお願いして、すみません、若井さん。。。

8686.jpg

さて、取材当日、
台風前で少しは暑さも和らいだ日ではあったのですが、
ほーんと、このインナーテラスの威力を感じる日でもありました!


8693.jpg


なーんとも、風の抜けるコト、抜けるコト。


8687.jpg


この若井さんちは、
いわゆる細長〜い、都市住宅のシキチなんですが、
その手前と奥の両面に、

インナーテラス、と呼んでいる半外部のテラスがあります。

半外部っていうのは、半分なかで、半分そと、っていうコトで、
具体的には、屋根はあるけれど、ガラス窓がない場所です。



8688.jpg


だから、ほんとうの内部にしようと思ったら窓を付けたらできるのですが、
そこをあえて、外にしたような場所です。



8691.jpg


「中にできるのに、外にしちゃうなんて、なんともったいない、、、。」

という人もいるかも知れませんが、
この場所を作ったコトで、外の視線を気にせずに、窓を開け放ったり、
天気を気にせずに、雨の日でも外を楽しむコトができます。




8690.jpg


日差しも調節してくれるので、
中にいると、風が抜けて、この夏でも、ほーんと気持ちがよかったなぁ、、、。





8692.jpg



おかげで、夜のお酒も、進む進む、、、、。


なんとも、
気持ちのいい飲み屋!!!でしょうか?


そのうち、インナーテラスにも、
客席が増えるコトでしょう!(笑)。



若井さん、ありがとうございましたー!
posted by 西久保毅人 at 19:38| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月19日

きらきら うふふ の備忘録

おおきすぎること。均一すぎること

自分がどこにいるのか分からない

表示だけがたより

わくわくしない


おはかの風景 ビルの風景

オノマトペ



自分の居場所があるということ。自分のおおきさがあるということ

ぬくぬく

すっぽり

こそこそ

窓が開かない。音が聞こえない。においがしない。



うちはそと そとはうち

ゆるゆる きらきら

あいまいもこ



いろ 

いろいろ

色がけんちくにも、人にも、服にも、傘にも、船にも、植物にもある事。空にも。

しきさいのきょうえん



なぞなぞ

いろはがるた

なんか不思議だなぁ。



なんであるんだろう?

おまけなんだけど、ぜったいあったほうがいいような、ものたち。

かみさまと人間が交信するばしょ

みたことある 街にある



こどものばしょ

げんきいっぱい 

どこからでも子供達がわきでてくる

ぺたぺた

ひたひた

とげとげ

じゃぶじゃぶ

公園ができて美術館ができるすてき



みちはあそびば ながいへや

意味不明の境界

きぬたのたぬき

もこもこ 

にょきにょき

こんもり


いまではこっちがオモテになっている

ぜんいんが最前列になる方法

柱いっぱいの森

ばしょのきおく



ごたいご

ぐにゃにゃ〜 

うねうね〜


「36年後 木々はもっと育った こどもたちは親になった」

くすくす

「太すぎても太すぎるということはない」

うふうふ



連想 冗談 たからばこ


なんか不思議だなぁ。

なんであるんだろう?

おまけなんだけど、ぜったいあったほうがいいようなものたち。


うちはそと そとはうち

きらきら すけすけ


あいまいもこ



うちはそと そとはうち

きらきら すけすけ


あいまいもこ






       2018.07.18 とてもきれいなミントグリーンの服を着た富田玲子さんの講演会より
posted by 西久保毅人 at 23:31| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

次回は、200号記念ですね〜!!!

ちょーど昨日発売の、
LIVES(ライブズ)に、かれこれ13年前に設計をさせていただきました
「小山台のおうち」
を掲載していただきました!

8672.jpg

しかも、この号、なんとLIVES(ライブズ)さんの記念すべき100号記念号とのコト。
いろんな雑誌が消えゆく中、
素晴らしいですね〜!!!

そんな記念すべき号で、しかも新しいおうちのひしめく中、
取材していただいてとても光栄ですし、
しかも、何より光栄なのは、
実は、12年前に、一度LIVES(ライブズ)さんに掲載して頂いていたコトです!


12年前の当時。
世の中に輝かしくいろんな雑誌の紙面を飾っていたのは、
ほとんどが、真っ白で、ツルツルで、ピカピカした、
いわゆる
「デザイーナーズ的な」建築ばかりでした。
家でも緊張しそうなかんじの、、、。


そんな時代だったから、
このおうちが完成してから、いろーんな雑誌社さんに、

「あのー、ぜひぜひ、ぜひ、掲載して頂きたいんですけど、、、、。」

と資料を送ってはみたものの、ナシノツブテ。

「いやぁ、、君、壁がキミドリのケンチクなんてね、、、、我が社のスタイルには、、、。」

「うーむ、何がいいのか、何が新しいのか分かりませんし、、、。」



なので、
そういうの、諦めてたんですよねー。

そんな中、ある時、
資料も送っていないのに、当時、LIVES(ライブズ)の編集をされていて、
現在フリーで活躍されているライターの佐藤可奈子さんが
ホームページを見て、

「あの、キミドリの家、ぜひぜひ、我がLIVES(ライブズ)で取材させて下さい!ぜひ。」

と突然、連絡を頂いたのです。


そういうのって、僕は忘れられないんですよね。
その瞬間の、感動や、感謝の気持ちというのは、、、。



8673.jpg



それと同時に、
うかがうたんびに、
なんと素敵に、しかも自由に住んでいただいているコトか。

そうだなー、自由。


この家を一言でいうと、自由、かも知れません。

「ニシクボさん、あのさぁ、、、、。
 ケンチクカなんて、格好つけたコトばかり言って、
 コンセプトだ、デザイン的にだとか、
 こっちの方がスッキリしますだ、ぽっちゃりしますだ、
 なんだって言ってるけどさぁ、、、、
 
 それって、自由なフリした不自由じゃないの?? 」


今回、撮影していただいたこの素敵な写真を見ながら、
そんな当時の声が聞こえてきた気がしました。



ほーんとありがとうございます!!!
お礼をいう人が多すぎる、というのは、幸せなコトですねっ!



さて、、、、、。

まぁ、掲載していただいた早々言うのもアレですが、、、、。

次回、200号記念、お待ちしております!
posted by 西久保毅人 at 20:29| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月13日

リ・フォーメーション

ときどき、

「リフォームもするんですか〜?」

というお問い合わせもあるんですが、


8666.jpg

もちろんやってますよ!


と、そんな訳で、絶賛工事中の佐藤さんのおうち。

写真の、細やかな曲面の天井、
これ、元々なんですよね〜。。。。。


8671.jpg


という風に、
30年前の建築家が、想いをこめて設計されたお家なのです。



その頃は、建築家に家を頼むなんて、
今ほど身近ではなかったんだろうなぁ、、、、。

随所に、細やかな造作が施されています。

8667.jpg

なので、素敵なところは残しつつ、
わんぱく3兄弟がすくすく育つような、
遊び心は加えつつ、、、、、。


8668.jpg


そういえば、最近は、
リフォームっていう言葉よりも、
リノベーション、っていう言葉の方が
建築業界、よく使われています。

8665.jpg

たしかに、りほーむ、よりも、

りのべいしょん、

の方が、なんか、カッコイイ感じがしますよね。


なんていうか、
イノベーションみたいで、革新っ!!!て感じの響きがするからでしょうか? 


僕は、未だに、リノベ、という言葉を上手く使えませんが、、、。



8669.jpg


さて、佐藤さんち。


まだまだ、小さな3人の子供たちのいる5人家族。

いいなぁ、、、、

「でも3人いてもね、、、、あっという間にデカくなって、汗臭〜くなっちゃいますからねっ!

しかも、男3人なんて、、、、。」


と、先輩面したアドバイス。


でも、
ちょーど、親子の距離感が変化していくのを楽しめる時期の新居なので、
ぜひじっくり楽しんでもらいたいなー、
と思います。

まずは、全部一部屋からスタートくらいがいいでしょう。

8670.jpg


そう、まるで、戦術にあわせて陣形を変えていくサッカーのように
変化していく家族の距離感は、
まさに、フォーメーション、と呼べるかも知れません。


そういう意味では、リ・フォーメーション。

リフォメですね!



8664.jpg

まぁ、いづれにせよ僕たちが設計できるのは、フィールドだけですので、、、、、


後は、
監督の采配次第、、、、、、、、っていうところでしょう(笑)!



完成が楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 18:57| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月05日

ツタグラフ

そうそう、前回、久しぶりに小田原さんちに行ったら、

地面から生えてきた小さなツタ植物が
コンクリートのみぞみぞの中に侵入してました。


8658.jpg


なんだか、ツタで描いた棒グラフみたいで、
とても素敵でした!


全然、想定外でしたけどね、、、、、大歓迎の想定外!!!!


このみぞみぞは、
屋根の雨水の雨どいみたいになればいいなーとか、
外壁の汚れが目立ちにくくなればいいなーとか、
加えて、陰影のある遺跡みたいな存在になればいいなぁ、とか、、、、
まぁ、いろんな思いで作ったんですけどね、、、、。


まさか、植物に、こんなに気に入られるとは、、、、、。


そして、子供の成長と同じで、
同じ環境でも、こんなに成長の差があるんですねぇ。

均一じゃないのも、またいいですね!
一人だけ、スタートダッシュが早すぎるヤツがいるようです。(笑)



8659.jpg

完成して1年でこのくらいなら、10年くらいしたら、屋根までツタに覆われて、
緑のゲートになっちゃうかも知れません。楽しみが増えました。




8660.jpg


さて小田原さんちが建つのは、商店街。

僕は、商店街は大好きなんですけど、商店街って、往往にしてあんまり
地植えの植物がありません。

だから、小田原さんちだって、建物を建てて、残ったほーんの小さなスペースに
木を植えて、地面を残しただけなんですけど、
それだけでも、商店街の中では、「ちょっとした異空間!」っていうくらいに、
緑の印象がある佇まいになっていました!


8663.jpg


楽しみ楽しみ!


そのうち、商店街に、ツタのトンネルが出来上がるかも知れませんね〜。
posted by 西久保毅人 at 21:12| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

光のシャワー

暑い暑い暑いー。


でも、暑いっていうのは、光が強い、っていうコトでもあります。


8657.jpg


強い光が、シャワーみたいに降ってくる。

水しぶきみたいな、光しぶきもともなって。


8656.jpg


でも、残念ながら、涼しくはならず。


ただ、ビールが美味しくなるだけ(笑)



@小田原さんの家。
posted by 西久保毅人 at 21:51| 2018.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月29日

この、ザワザワした感動について。

結果が出る前に、感じたコトを残しておきたいなぁ、、、と思いました。

結果というのは、分かりやすいのは、きっと次の試合結果?
もしくはもっと先の未来かなぁ?

誰に?
それは自分の子供たちに。

まぁ、要するにワールドカップの話です。


ちょうど、昨日のポーランド戦の数時間前のコト。
偶然なのですが、いろんな話の流れの中で、
ニコのスタッフとこんなコトを話していました。


「、、、なんていうか、正論とか、自分ののこだわりとか、プライドだとかに、
 執着し過ぎて世界が小さくなるよりも、
 たとえ失敗しても、勝率が低くても、納得いかなくっても、、、。

 チャンスを掴みに行くコトが、まず大事だと思うんだよねー。」

とか、いうような、、、、、、、珍しく真面目な、反省も含めたニコの未来論。

サッカーとはぜんぜん関係ありませんけど。




例えば思い出したのは、春頃のある日のコト。

飲んでいる時に、

「ニシクボさんて、、、、魂売ったコトある?? たましいだよ、魂。」


と、超唐突に聞かれたコトがありました。
まぁ、適当な関係の人だったら、きっと適当に答えたい質問ではあったんですが、
魂かけて仕事してる大切な二人からの質問だったので、

「そりゃぁ、ありますよ、もちろん!!!」

と、僕はその場で即答しました。


まぁ、そもそも魂って何か?って話ではあるんですけど、
もしそれが、プライドやら、信念やら、こだわりやら、ルーツ、、なのだとしたら。

正直、独立した時の僕は、
実績も、経験も、知恵も、お金に変えられるものはひとつもなかったから、
自分が持っているもので、売れるものは、そもそも魂くらいしかなかった様な気がします。


何にもないくせに、2人の子供がいたので、
正直、そんなもので子供たちにご飯が食べさせられるのなら、安いもんだ、と
心から思っていました。
職業すら、何でもいいくらいに。


でも今となっては
実は、それが魂だったのかどうかは、怪しいものです。
なぜなら、
当時の僕が、とっても大切だと思っていた「魂らしきもの」ものは、
数年たったら、実は大したコトがないものだったというコトに、
逆に気づかされたコトが多かったですし、
むしろ逆に今までの自分では出来なかった発見や、気づきが次々とありました。


「魂らしきもの」を手放せば手放すほど、
どんどん思考が自由になって、新しい世界に出会える楽しさの方が増えてきたのです。

そしてそのたんびに、「やっぱり建築が好きだなぁ。」と心から思える自分に気がつきました。

言ってしまえば、今でもその延長線上に僕はいます。
だから正直に言えば、何が魂なのは、分かったものではありません。

分かっているのは、振り返ると少なくとも、
その時点の自分の中では、

「魂らしきものだった。」

っていうだけの話。


魂といえば、ちょうど20年前のフランスワールドカップ。

最後の最後で、代表に残れずに帰国したカズが、

「魂みたいなものは、フランスに置いてきました。」

と言った言葉が、僕は忘れられません。

魂を置いてきたはずのカズは、今では現役最年長。

はたして魂とは、一体何なのだろう?

と、今でも時々考えます。


さてさて、前置きはここまでにして
ポーランド戦の最後の10分間。


きっといろんな感想があるのでしょうけど、
率直に言えば、僕は、すごく感動しました。

歴史が変わる瞬間に立ち会わされている様な、そんな鳥肌の立つ様な感動。


この決断は、賛否があるどころか、きっと否の方が多いのも分かりきった上での決断だっただろうし、
結果が出なければ大多数が否になるコトが分かりきった上での決断でしょう。
大げさかも知れませんが、結果次第では、日本に帰れない、というくらいの覚悟の決断。


いろんな感想がこれから飛び交うんでしょうけど、
僕は、
もしかすると、日本人の国民性に一番欠落していた何かを、
世界中の人の目の前で、手に入れようとした瞬間の様に感じたのです。

大げさかもしれませんが。


はたして、この決断が、何につながっていくのか?

永久に語り継がれる日本サッカーの黒歴史になってしまうのか、
はたまたサクセスストーリーの美談になるのか?

そしてその「結果」みたいなモノを、このワールドカップで獲得できるのか?
または、数年後にしか「結果」はでないのか?



どんなに考えたところで、未来のコトはさっぱり分かりません。



でも、少なくとも僕は
今まで感じたコトのない感情に、
心がザワザワしました。



きっと、日本代表のサッカーが、「何か」を捨てた瞬間だったんだろうなぁ。



そして、捨てるコトと引き替えに、
今までの自分たちにない「何か」を、是が非でも手に入れようとした瞬間だったんだろうなぁ。


とにかくザワザワしっぱなしなのです。



今回、その先の、いろんな結果を見たり聞いたりする前に

「僕は感動したのだ!」

と、残しておきたいと思いました。




そして子供達には、一体何が残ったのでしょうか?



いつか、

そうだなぁ、、、、、
この感情は、しばらく寝かせておいた方がいい気がするので、
10年後くらいに、じっくり話してみたいなー。。。。


この、ザワザワした感動については。
posted by 西久保毅人 at 19:54| 2018.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする