2019年05月07日

なんにもないは、なんでもある、、、、。そしていよいよ江頭さんち??

佐賀の人は、たいてい、

「佐賀は、何にもなかけんねー。」

といい、逆に東京に対して、

「トウキョウは、何でもあってよかねー。」

と言います。


九州近県の人にも、

「佐賀??何にもないとこよね?」

って言われるので、佐賀は、よっぽど何にもない印象なんでしょうねー(笑)。

きっと、何にもなさそうな県ランキングでもあれば、
おそらく優勝候補の筆頭の県です。


さて、
ちょうど、僕が高校2年生の時に、平成という時代になりました。
突然の休日に、ポーカーン、として過ごしつつ、
やっぱり当時の僕も、

「佐賀は、何にもない。トウキョウはなんでもありそう。

 だから、とにかく、トウキョウに行くのだ!」

と思っていたし、そういう意味では、
大学なんかに行くコトよりもむしろ、
「トウキョウ」という場所に行くコトの方が、
僕の中では、大きな想いでした。

そんなコトに、理由もクソもありません。
テーマソングは、いつも長渕剛とラブストーリーは突然に、でしたから、、、(笑)。


とにかく「平成」という時代の始まりは、僕にとっては
「なんでもありそうなトウキョウにいく」っていう、
訳のわからない妄想に取り憑かれた時代の幕開けだったのです。

心から、「佐賀はなんにもない。」って思っていたんだよなぁ、、、、。


そういう意味では、今振り返ると、とても分かりやすくて、

何にもない県ナンバーワンの県から、
何でもありそうな県ナンバーワンの県へ、

っていうのが、まさに僕の平成史だったなぁー、とこの30年を思います。

さて、そんな決意でトウキョウに出てきて、まもなく30年。

たしかに、佐賀に無いものが、たくさんあったような気はします。
たくさんあり過ぎで、何があるのか、よく分からないくらい。

でも、「たくさんある状態」っていうのは、
案外、慣れるもので、慣れてしまうと、

「うーん、、、ホントに何でもあるのかな??」

っていう想いも膨らんできました。


何でもある、ような代わりに、その何でも、っていうものは、
とても移ろいやすくて、
例えば、初めて駅を降りた時に、

「今日は、なんの祭りの日??」

って思って興奮した渋谷の街も、駅を降りると
もう、最近は、あまりに変わりすぎて、別の街みたいな感じです。
でも、ちょっと歩くと、相変わらず変わらない路地や、建物もちゃんとある。



逆に佐賀に帰ると、

「(笑)、まだそのまんま??」

っていうくらいに、
あきれるくらいに、変わらない景色や街がそのまんまあって、
ちょっとその、変わらなさ加減に、感動しちゃうくらいなんですが、
逆に、変わり果ててしまったエリアもあります。
トウキョウにとっては、「ただの一手」のようなつもりの開発が、
田舎では、「一刀両断の一手」になり、血の巡りを完全に変えてしまうコトもあるのです。



嬉しいコトに、
ここ最近、九州の仕事をようやく頼んでいただけるようになって、
ここ数年は、この30年間に一度もなかったくらいの頻度で
佐賀に帰っているんですが、帰れば帰るほどに、30年前の想いと、
まったく逆の気持ちに、ふつふつとなっていく気がします。

「佐賀には、素敵なものが、なんでもあるぞ!」


というような。


「なんでこんなに素敵なものが、たくさん溢れているのだ!」


というような。


でも、逆に、「トウキョウが嫌いになったのか?トウキョウには、何にもないと思うようになったのか?」

というと、そうでもないんですよねー。


やっぱ、トウキョウには、トウキョウという街でしか、産まれも、成立もしなかったであろう、
素敵な街や関係や距離感や、飲み屋や、飲み屋、、、がたくさんあって、
やっぱりトウキョウも、いればいるほど、好きなんですよねー。
僕の子供達も、完全なトウキョウっ子、ですしね。

そして、ケンチクを学ぶフィールドとしては、僕にとっては、トウキョウで良かったな、と
思うし、トウキョウじゃなかったら、僕は役に立たなかっただろう、とも思うんです。
トウキョウで設計するコトは、やっぱり楽しい。
密集地、ごちゃごちゃしてる街、小さな家、大好き(笑)。


だからこそですが、
トウキョウで必要とされているコトと、
九州や佐賀で必要とされているコトが、
なんだか、少し違う。

というのも、体感として感じるようにもなりました。

おそらく、問題の主軸が、少しだけ違うのです。


でも最近は、
江頭さんの家のおかげで、佐賀の旧友たちとのミラクルな再会がいくつかあり、
僕が、この30年かけて、トウキョウで学んだコト、経験したコト、身につけたコトが、
故郷の役に、少しくらいは立つかもしれない。
というワクワクした感情も、最近は持つようになってきました。


そもそも、「なんでもある」からだとか、「なんにもない」からだとか、、、、
そんな考え自体が、間違っていたんでしょうね、きっと。


何かがあるとか、何かがないとか、
そういうコトは、ただの一つの見方のであって、
ワクワクするとか、ドキドキするとか、好きだとか、美しいだとか、という
ふつふつと湧き上がる感情には、何にも関係ないのです。


トウキョウにだって、佐賀以上に素敵な田舎みたいな街があり、人たちがいるし、
佐賀にだって、トウキョウ以上に、トウキョウ、みたいな場所があり、人たちもいる。


佐賀とか、トウキョウとかは、もう関係なくって、
ようは、同じ想いかどうかなのだ!
想いさえ、通じてれば、何とでもなるのだ!

最近は、そんな気持ちなんです。


そんな風に考えると、
この平成という30年間の時代は、僕にとっては、

佐賀から出なくてはいけなかった時代。

トウキョウという街に、徹底的に挑戦し、教えていただいた時代。

だったんだなぁ、、、と改めて思いました。



どちらが欠けても、後でも、先でも、きっとダメだったんだろうなぁー。


そして、どっちも好きだなぁ、と改めて思うのです。



まぁ、そんな訳で、
こんな風に書くと、

「ん??ニシクボさん、いよいよ佐賀に帰る宣言??」

と誤解されそうですよねー、、、、

僕の生活も、仕事も、トウキョウが中心であるコトには、
今後も変わらないんですけど、
次の令和の時代は、
佐賀での仕事はもちろん、これまで出会った愛すべき人や街が、
関係や立場や距離を飛び越えて、


「つなげる、ひろげる、むすぶ」


コトのできる自分になれるように、志を新たにしたいと思いました!


、、、、、ていう、

令和のご挨拶でした(笑)。ニュー西久保に乞うご期待!!!

まぁ、たいして変わり映えは、しないでしょうけど、、、、、。



さて、、、、、


、、、、かーらーのー、佐賀の江頭さんちのオープンハウスブログにしたかったんですけど、
あまりに挨拶が長すぎたため、
今回も、江頭さんちのご報告は、残念ながら延期、というコトで、、、、、(笑)。



佐賀、なんでんかんでん、あるやんね。


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写真は、江頭さんの家でした。
posted by 西久保毅人 at 19:00| 2019.5月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

平成最後は、令和の予告

さて、いよいよなんの準備もしないまま、平成が終わりそう、、、。


今日、ふと思ったんですけど、

平成 と 令和 を並べて書いてみて、

最初の文字と、最後の文字を残すと、

平和 になります。

こう思うと、なんだか、令和 っていう
耳慣れない新しい元号が、急に素敵に思えてきた46歳。

さて、お休み中、しばらく書かないので、
平成最後に、令和の予告です。


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という訳で、
5/17に、講演会をさせていただくコトになりました〜!!!!


ほーら、新さん!新さんちは、僕の自信満々の、超いい設計って言ったでしょ??

何度言っても、信じないんだから、、、。(笑)。

「どーせ、ニシクボさん、酒でも飲みながら、
 震える手でテキトーに設計したんでしょ?」って思われてますからね、、もう。


、、、、、と、そんな訳で、設計させていただいた新さんのおかげで、
こんな舞台を準備していただくコトになったのです。


しかも、僕のLOVEハタノさんとのダブル講演です!

なんか、僕の初めてのこんな大舞台が、ハタノさんと二人なんて、もう夢のよう。
ハタノさんと並びたい人なんて、世界中にごまんといるでしょうに、、、。すみませんね、ボクで、、、(汗)。


まぁ、
釣り合うかどうかはともかくとして、
せっかくなので、「建築」とは一切関係ない「ケンチク」の話をさせていただこうかと
考えています。

しかしなぁ、、、
なんだかんだと
ハタノさんとは、お酒飲みながらしかまともに話したコトないからなぁ、、、、。

そして、僕も少しお酒が入らないと、緊張してうまく話せないしなぁ、、、、。

できるコトなら、

「じゃぁ、かんぱーい!」

と、ビール片手に話始めたいものですよねぇ、、、ハタノさん。。。
楽しい飲み会なら、自信あるんですけど、、、。


と、そんな僕の悩み相談を、山崎さんにチラッとしたところ、


「じゃ、始まる前に、焼き鳥屋で一杯飲みますか?」


とのコト!

やはり持つべきものは、佐賀人のお施主さんです(笑)。



正直、僕の話を聞きたくて満員になる可能性は低いですが(涙)、
ハタノさんの話を聞きたくて、早めに満員になる可能性は、かなり高いかもです。

ご希望の方は、下記に詳細を貼っておきますので、ご予約下さいませ。

あ、新さんは、絶対来てくださいね〜。絶対ですよ、ぜったい!


ではではそれでは、

さらば平成、ようこそ令和!!!!!



以下、ご案内です。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、





いつも『住宅建築』をご愛読いただきありがとうございます。
6月号の発売を記念し、講演会を開催いたします。
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2019年5月17日(金)18時半〜20時半 @新宿
6月号発売記念講演会
「手ざわり、目ざわり、足ざわり――弱くて強い素材、強くて弱い建築で目指す僕らの未来」
ハタノワタル(和紙職人)× 西久保毅人(ニコ設計室)
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6月号の特集は“住宅を知覚する”。
知覚とは、視覚、触覚といった身体的な感覚から、
たとえば「美しい」「明るくて気持ちが良い」と感じて体験化されることを言います。
住宅も、窓から見える緑や光、色、風、手足で触れる素材など、
さまざまな要素が人の知覚に影響します。
5作品とアアルトの言葉と建築から、住宅における「知覚」を掘り下げています。

講演会では、
和紙職人のハタノワタルさん、
ニコ設計室の西久保毅人さんをお迎えします。
特集で紹介した「新さんの家」をはじめ、
ハタノさんの和紙やさまざまな素材を用いて
子どもも大人もワクワクするような
魅力的な住まいをつくられています。

和紙によって、どんな空間が生まれるのか?
お二人の目指す、「手ざわり、目ざわり、足ざわり」の豊かな建築とは?

和紙の魅力、和紙を通して生まれる建築の魅力についてお話しいただきます。
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◇講師プロフィール
ハタノワタル
1971年 兵庫県淡路島に生まれる。1995年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。
1997年 黒谷和紙研修生として和紙を学び、手漉き和紙の職人となる。
表現者として個展などを多数開催するほか、和紙を用いた小物や什器から壁材、
床材、空間デザインなど幅広く活動する。

西久保毅人(にしくぼ・たけと)
1973年 佐賀県に生まれる。1995年 明治大学理工学部建築学科卒業。
1997年 同大学院修了。小林正美教授に師事。
1997年 象設計集団、アトリエハルを経て、2001年 ニコ設計室設立。
2011〜2016年 明治大学兼任講師。2019年〜 工学院大学非常勤講師。
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◇日時:2019年5月17日(金)18:30〜20:30 (18:00開場)
◇場所:日建学院新宿校(東京都新宿区西新宿7-2-4 新宿喜楓ビル2F)
◇定員:50名(要申込み、受付先着順)
◇会費:『住宅建築』定期購読者 500円
    一般 1,500円
    学生 500円
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◇お申込み方法:
下記のいずれかの方法でお申し込みください。
1.専用フォーム
※学生の方はフォームをご利用ください(学生以外の方もお申込みいただけます)
https://luchta.jp/jklecture201906

2.メール又はFAX
1〜6を記載しお申込みください。
1.氏名(ふりがな) 2.職業 3.所属 
4.電話番号 5.メールアドレスまたはFAX番号
6.お申込み区分(定期購読 or 一般)
(※GW中にお申込みいただいた場合は、
受付完了のご連絡がGW明けとなりますのでご了承ください。)

FAX⇒03-3635-0045  メール⇒tegaki@gol.com (『住宅建築』編集部宛)
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皆さまのご参加をお待ちしております。
posted by 西久保毅人 at 22:09| 2019.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月23日

今週の土曜日4/27は、横浜で、齋藤さんの家のオープンハウスです。

年号が変わるせいでしょうか?

なにか、この4月は、年末のような気分です。


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そんな意味では、「平成」最後に完成する横浜の齋藤さんの家。


連休前のお忙しい時期だとは、思いますが、
平成最後の2世帯住宅です。


1階にある、部屋と呼ぶべきか、土間と呼ぶべきか、

中と呼ぶべきか、ソト、と呼ぶべきか、

未だにわからない場所が、
齋藤さんのくらしとご両親のくらしと、街の営みの間の「軟骨」のような
空間に育ってくれたらなぁ、、、、という願いを込めて。


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なんこつ、って書いたら、焼き鳥食べたくなっちゃいました、、、(笑)。

内覧をご希望の方は、ぜひ、お問い合わせ下さい。



、、、、、すみませーん江頭さん、もうちょいお待ちを!
posted by 西久保毅人 at 19:00| 2019.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

余計なコトは、やめられない。

先日、4/19発売の「住宅建築」6月号に、
昨年完成した「新さんの家」を掲載していただいたんですが、

なんと、まさかまさかの表紙掲載!!!!


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表紙写真は、和紙のハタノさんに貼っていただいた桜色のモザイク貼りの和紙なのですが、
嬉しい!の一言ににつきます!


住宅建築、に掲載してもらえるなんて、何年ぶりだろ、、、、というくらいに久しぶりです。

専門誌が他の雑誌と一番違うのは、記事も全部、僕が書くというコト。
だから、世の中では、それを「発表」というのでしょうね。

だから、緊張感もありますが、とても光栄なチャンスです。

だから、久しぶりっていうのもあり、
ただでさえ、文章を書きすぎる傾向にある僕は、
勢い余って、頼まれてもいないコトまで書いてしまいまったのです。

嬉しくて、というものあり、久しぶり過ぎて、というのもあり。

でも初稿は、いづれにしても、書き直すものですし、
僕の場合、大抵、

「あの、、、書いていただいた意気込みは分かりますが、
 字数、800字程度の枠なので、5000字書かれてもですね、、、、。」

と編集の方に言われるのが、まぁ、僕の人生のほとんどのパターン。。。



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ところが、今回、また
「書きすぎて、怒られるかなぁ、、、。」と思っていたら、、、、。

なんと、
全部、載せていただけるコトになったんですよー。

編集の担当の方に、感謝感激!
きっと、字数多すぎて呆れられたコトでしょうけど。。。


で、その書いた余計なコトっていうのは、
今回、「住宅を知覚する」という特集とのコトだったので、
掲載していただく新さんの家の説明とは別に、
僕は、絶対、三木成夫さんについて書きたい、と思ったんです。

三木さんの生命記憶について。



20代の頃、仕事サボっては、入り浸っていた幼稚園の園長先生に

「ニシクボくん、これ読んだらいいわよ。」と

勧められた三木さんの本。(実話ですよ。)

そんなやる気のない勤め人時代の僕が、
三木さんの思考に出会って、心から「腑に落ちる」という感覚になったんです。

それは、その後の僕の建築を考える時の思考の根っこになり、今に至ります。

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しかし、
建築とは全然関係ない分野の研究者だった方なので、
建築の専門誌には無理かも、、、?と一か八かだったんですが、
まるまる掲載していただくコトになり、本当に光栄でした。


建築系の人も、全く関係ない人も、他の著書も含めて、ふれると世界が広がる本です。(と僕は思います。)


三木成夫さんとは、何者??という説明は僕はしませんので、
興味がある方は、ぜひ、三木ワールドを読んでみてくださいね!


さて今回は、和紙職人のハタノさんにも、文章を寄せていただきました。


そんなコトもあってですね、、、、


と、もう一つの嬉しいコトは、また次の機会に。


いやぁ、しかし、余計なコト、っていうのは、
し続けるもんですねー。


最後に、今週末4/28(土)は、横浜近郊で、2世帯住宅のオープンハウス予定です。
ご案内を送るのは、ギリギリになりそうですが、
興味のある方は、ご連絡くださいね。
posted by 西久保毅人 at 20:00| 2019.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

気がつくと、今週末は、なんと2件同時オープンハウスなのです!!!

なぜか、珍しく告知が多くてですね、、、、


うーむ、、、、
早く佐賀の江頭さんのオープンハウスの記事が書きたいのに〜。。。。

すみません、江頭さん。

もう、少々、お待ちを、、、、。


という、もはや江頭さんち焦らしプレーみたいですが(笑)。


さて、今週末、4/20(土曜日)ですが、
なんと、気がつくと、
ふたつのオープンハウスが、同時開催じゃぁないですか?

こんなコトは、きっと二度とないような気がします。
でも、不思議なコトに、この二つは、同じ日なのに、なんと、
両方とも楽しめちゃう、マジックがあるんですよー。


一つ目は、先日、書きました
Bird プロジェクト 3年目のオープンハウス「小田原さんの家」です。

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しかも、
ニコには、ほーんと、素敵な仲間がいてくれて!


去年の「縁日(えんにち)」の時みたいに、

また、吉祥寺のリールオパンさん(ニコで設計)が、
たくさんのパンを焼いて、
出店してくれるコトが、急遽、決まったんです!!!!


ちょうど、小田原さんちのある薬師あいろーど商店街には、
パン屋さんが、ないので、前回もとても街の人に喜んでいただきました。

そのうち、
正式2号店ができるのでは????

吉祥寺では、とても人気のパン屋さんに成長したリールオパン!
ですから、
パンを目当ての方は、
早めのご来場をお勧めします!

※リールオパンは、11:00頃からの予定です。





さて、二つ目のオープンハウスも、見れちゃうトリックとは、、、、??



それは、、、、、

二つ目のオープンハウスは、テレビでのオープンハウスだからです!

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なんと、4/20(土)に、
テレビ朝日 「渡辺篤史の建もの探訪」にて、
これまた2年前に、完成して、
現在、とてもいい感じに、味わいのでているひとつながりの家(古屋さんの家)が、
放映予定なのです。



古屋さんの家は、桜並木の美しい緑道沿いに建つお家です。

なので、今回、特別に、桜の綺麗な時期を、ねらって、ねらって、完全にねらい撃ち、
山本リンダシステムで
撮影をしていただきました!


ニコの今年の花見は、タイミングをあやまって桜咲いてなかったので(涙)、、、、、、
大違いですね〜。


やっぱり、プロの仕事は、違います。
そして、ご協力いただいた古屋さんご家族のみなさんには
頭が下がりっぱなしですねー。


そんな意味で、4/20(土)は、
早起きをして、
建もの探訪見て、

また一眠りして、

お腹を空かせて、オープンハウスにご家族で出かける、

っていうのが、理想のお勧めコースですよ。



ほんとに、偶然ですが、
どちらも、まるまる2年経ったニコのおうち。

ぜんぜんロケーションも、敷地の広さも、すがたかたちも、ぜんぜん違う、2件のおうち。

でも、どこかで繋がっているような2件のおうち。



この世は不思議なコトばかりです。

posted by 西久保毅人 at 21:00| 2019.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月15日

Bird プロジェクト?

という訳で、

今週末、4/20(土)に、

ちょうど丸2年経った「小田原さんの家」のオープンハウスをします。



つまり、ちょーど、おうちに味わいが出てきた頃の、
3年目のオープンハウス、なのです!!!

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、、、、で、


Bird プロジェクト って??

まぁ、、、いわば鳥 計画。。。。。(笑)。


僕も、よく分かんないんですよねー。



深いコトは、ひとまず置いといてですね、、、、

ぜひ、
小田原さんちの3年目のオープンハウスに、
足をお運びくださいませ!


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中野駅から少し離れた商店街に建つ小田原さんち。

土曜日はとても賑やかですし、
飲み屋も、案外、早い時間から開いてたりしますので、

途中、ちょっと寄ったつもりが、
気づいたら夜!!

結局、オープンハウスに辿り着けませんでした、、、、、、っていう日も、
きっと、また素晴らしい日ですからね!


お問い合わせは、こちらまで。
posted by 西久保毅人 at 20:00| 2019.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月11日

Lemonの匂いとせんせいスイッチ

そうそう、この4月から、
2年ぶりに、大学で教えるコトになりました!

毎週火曜日、週一回です。

大学は工学院大学建築学部。

2年前までやっていた明治大学は、母校ってコトもあり、
教えに行く、っていうよりも、なんか母校に後輩を指導しにいくぜっ、っていう感じが
強かったなぁー、って今思えば思いますねー。

懐かしさもあって。

でも、今回は初めて足を踏み入れる大学のため、
いろいろと緊張感がありました。

周りも初めてお会いする先生達ばっかりですしね。
校風も、何もかも初めてで、それが、かえって新鮮でした!

やっぱり、人生、よその風に当たるものです。


しかもですね、、、、、
何が一番新鮮って言えば、
今までは、なぜかずーっと、3年生を教えていたんですよね。

たった1年の違いなんですけど、結構、違います。
3年生っていえば、後半になるともうすぐ進路や就職を考える時期だったりしましたし、
何より、ハタチ超えてるから、お酒も一緒に飲めます(笑)。

でも、2年生じゃぁねぇ、、、、今の時代、さすがに無理ですねー、残念。

だから、この1学年の境界線って、思いのほか、デカイんです!



それと、
もうひとつ、個人的に感慨深いのはですね〜、、、、

実は、僕の長女ノノも現在、大学2年生!(建築学科じゃありませんし、別の大学ですけど、、、)


だから、自分の娘と同級生の子達を教えるわけなんですよ!!!!!

それが、ちょっと衝撃でもあり、いよいよか、、、、という感じもあり、
複雑なお年頃の46才、、、、の春な訳です。



それと、
これは、意外かも知れませんが、
僕、今まで、大学で住宅設計を教えたコト、ないんです。

そもそも、僕、住宅にあんまり興味ありませんし、
せっかくなら、街とか商店街とか、学校とか、保育園とか、飲み屋街について考えたいって思ってたので、

自分で授業内容を考えて良い時は、
これまでずーーーーっと、そういう授業をしてきたんです。


しかし、今度の大学では、2年生の最初の授業は、なんと、「住宅」!!!!!
まぁ、どこの大学でも最初はそうなんですけどね、、、。


住宅か〜!


しかも、2年生か〜!

そんないろいろ初めてづくし。


2年生。。。。。。


そんな複雑な想いで行ったんですが、
みんな真面目そうだし、キラキラした目を見てたら、
だんだん、僕の中の「せんせいスイッチ」が、
久しぶりに入っちゃったのを感じました。

「そっかぁ、、この子達にとって、これが、初めての設計になるんだよなぁ、、、。」



、、、、、まぁ、しかし、ジンセイ、そう甘くはないよ。


以下は、僕の大学2年生の最初の住宅の課題の実話です。



僕にとっての初めての忘れられない住宅の課題。

胸に残り 離れない 苦いLemonの匂いのする思い出。。。。。


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こんな風に、始め、敷地を与えられたんですよね。
で、住宅を設計しろ、と。


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今考えると、何で??って思うんですが、
当時の僕は、もう、何から手をつけていいのか?何から考えていいのか?
さっぱり分かりませんでした。

でも、周りの子達は、どんどん進んでいくんですよね〜、不思議と。。。。

僕は、ほーんと、こういう時、
フリーズしちゃう学生でした。

時間ばかりが過ぎて、一向に進まず。

「わからないところが、わからない。」

まさに、そんな感じでしょうか?




でも、ある時、神が降りてきたんです!!!!!

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「地面だと考えるからどう置いていいのか分からないんだ。

 ぜんぶ、池だと思えば、何か、浮かべたくなるんじゃないか??」と。(笑)


19才の西久保毅人に、初めて舞い降りた神のお告げ。


いやぁ、やっぱり、僕は凡人じゃなさそうだ!


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そこで、迷うコトなく、僕の頭には、船が浮かびました!


「船だ!」


一番、曲っちゃいけない角を曲ってしまったコトに、
2年生の僕は、気づきもしないばかりか、
イメージは、どんどん膨らみます。


イメージが膨らみすぎて、
道から離れて浮かべちゃったので、家に入れないコトに気がついたのは、
ずいぶん、経ってから、、、、。


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でも、
神が舞い降りた僕には、あっという間に、解決策もサクサク浮かびます!

「橋をかければいいんだ!」


もはや、他人の意見も耳に入ってこない無双状態(笑)。


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そんなナチュラルハイな僕は、
大きく脱線してしまっているコトに、
気づきもせず、
徹夜もなんのその、
気づくと、大きな船のような模型を完成させていたのです!


、、、、、本当に、迷いもせず、とはまさにこのコト。



「ぜったいに、いちばん褒められるに違いない!!!」



そんな確信を胸に、
提出日、ニコニコしながら、
「船」を提出に行ったのです。






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なんていうか、、、、、

まわりの人の、くすくすっ、
っていう、笑い声が、未だに忘れられませんし、
隣では、


「この住宅のコンセプトはですね、、、都市のメタファーとして、、、、、」

と、サラリーマンのプレゼンのようにさらさら説明してる子もいたりして、


「コンセプトって???メタファーって???」



と、さっそくザ・トウキョウに、砕け散った19才の春でした。



夢ならば どれほど よかったでしょう?


胸に残り 離れない 苦いLemonの匂い。



いやぁ、何の脚色もない実話なだけに、忘れられない思い出なんですよねぇ、、、。
余談ですが、その次の課題も、その次も、こりずに似たような展開だったんですよね、、、まったく。

ほーんとに、心から、何していいのか、分からなかったんです。本当に。
これがトラウマになり、
「住宅なんて、二度とやりたくない。」
と、ここから数年にわたり、単なる被害妄想と、苦手意識がめばえた訳です。。。


そんな僕が、20年以上たって、
大学で住宅設計を教える立場になったり、
もうすぐ家づくりの本を出版しようとしてるんですからね〜。
ジンセイは謎です、、、、。


さてさて、
こんなバカな学生、イマドキいるかなぁ、、、、。

いたらうれしいなぁ、、、。


というか、学生って、こうあるべきじゃないんでしょうか?(笑)


楽しみです!!!!
posted by 西久保毅人 at 19:00| 2019.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月03日

同時

さてさて新年度!
佐賀から帰ってきて、よーやくトーキョーモードに頭を切り替え!
、、、若干、遅いところが、僕らしい(笑)。


それにしても、3/30、31の佐賀の江頭さんちのオープンハウスは、
二日間とも晴天で、たくさんの方にご来場いただきました!
なつかしい再会あり、新しい出会いあり、ご近所、近県の方から東京まで、
本当にありがとうございました!


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ほんとに、一時は、動物園のサル山のような子供達。

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さて、そんな訳で、書きたいコトがたくさんあるんですが、
江頭さんちを今書き出すと、長編小説くらいになってしまうので、
とりあえず、ちょっと寝かせて、今回は、
3月末のいろいろや、4月からの告知をまとめて、、、。




3月後半は、ドタバタで告知すらしてなかったんですが、
実は、3/23に、「辰巳琢郎の家物語」にて、
ほぼ10年前に放映された、我らが「阪本さんの家」が、
なぜか、10年ぶりに再放送されたのです!


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内容は、そのまんま。

いやぁ、懐かしい。。。。



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というか、

僕も、阪本さんも、若い(笑)。

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そういえば、阪本さんのお母さんが、佐賀のご出身!
しかも、阪本さんと僕は偶然ですが同じ年で、誕生日も1日違い。

そんなご縁で頼んでいただきました!(笑)

建築家選びなんて、そんなもので正直、十分なのです。

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おおざっぱに言えば、
マンションの上下2部屋をくり抜いて、
そこに、薄い黒皮の鉄板のみで製作した巨大な本棚や螺旋階段や、ブリッジ中心にしたリノベーション。

鉄部分の製作は、すべて阪本製作所の阪本さんです。

10年前のプロジェクトですが、案外、時代を先取り感がありますよね〜阪本さん(笑)。




さて、次も、3月末に発売された雑誌、「HOUSING」の5月号に、

ひとつながりの家
を掲載して頂いています!

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結構、ページ数も多くって、

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3人の子供達が、のびのびと家を、住みたおしてくれている様子満載の紙面!

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僕も、先日、うかがってきたんですが、
床に貼ってもらったハタノワタルさんの和紙が、子供達の走り回る足の油で、
超〜いい感じの色になっていました。


さて、ここからは4月以降の掲載など。


そうそう、実は、この3/30、31の江頭さんの家のオープンハウスの間、
二つの撮影が東京と神奈川で秘密裏に行われていまして、、、、、。


一つ目は、雑誌「HOUSING」さんの取材で、
「子供の能力を育てる間取り」という特集!

そりゃあもう、加藤さんちでしょう!というコトで、
取材にご協力頂いたんですが、この撮影は、マリオンが立ち会ってくれました。

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加藤さんの、どんないじけっぷりが炸裂しているのか、、、、?



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紙面が楽しみです(笑)。


それと、もう一つは、
渡邊篤史の建もの探訪」の撮影!!!


これは、桜の満開を狙っての撮影だったため、細田くんが立ち会ってくれました!

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いつもは、撮影から放映まで、2ヶ月間があくのですが、
今回は、桜ということもあり、なんともう3週間後の4/20(土)の放映に
してくれるんだそうです。


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桜並木の緑道に沿ったお家なので、
ぜひぜひ、ご覧ください。


うーーーむ、しかし、佐賀では放映しないみたい、、、。(涙)。

録画したやつ、送りますね!



さて、
そんな訳で、3月末は、いろんな素敵なコトが同時に起こりました。

桜と同じように
なんでもタイミングや旬みたいなものがあって、
そういうのは、とても大切です。

そして喜んでくれ、待っていただいているご家族もいらっしゃいます。


そんな時、今回みたいにスタッフそれぞれが、別々の場所で
同時に、それぞれの現場に向き合う、っていうのは、実はこれまであんまりなかったコトだよなぁ、、、。


そんな風に考えると、
今回しみじみと、「強くなったなぁ、、ニコ設計室!」と
感じたこの年度末だったのです。


そういう意味では、新年よりも、なんだか楽しみの多いニコのこの新年度!


安西監督の言葉を借りれば、

「、、、、それも、2人も同時にだ、矢沢、、。」

というような感じでしょうかね?



僕のクドさは、残念ながら変わりませんが、
そんな訳で、
令和時代は、僕たちのためにあり、という新時代にしていきたいなぁ、と
珍しく、佐賀でのオープンハウスの酔い冷めやらぬニシクボでありましたとさ。。。







実は、もう少しお知らせがあるんですが、、、、続きは次回に。。。。
posted by 西久保毅人 at 20:34| 2019.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月28日

今週、土日、3/30、31は、佐賀でオープンハウスです!楽しみー。

さて、いよいよ今週末は、

佐賀で、江頭さんの家のオープンハウスです!


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のーんびりした風景の中に建つ、


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のーんびりした平屋のおうちです。


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いろんな方より、お問い合わせいただき、
お会いするのが、とても楽しみです。


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では張り切って、行ってきまーす!!!


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ご希望の方は、こちらまでお問い合わせください!
案内をお送りします。

posted by 西久保毅人 at 19:50| 2019.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月27日

「ダンジョン感」が強すぎて、、、。

と、

ポケベルが鳴らなくて、、、のようなタイトルをつけてしまった渡邊さんの家。

先日のオープンハウスには、たくさんの方に見に来ていただきました。


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しかし、まぁ、この地下の「ダンジョン感」が強すぎてですね〜、、、、
地上の住居部分が(まぁ、地下も住居部分ですが)、

フツウ

に見えてしまいます。

まぁ、それも意図したところではあるんですけどねぇ、、、。




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という訳で、ではどうぞ!
敷地わずか20坪の敷地の中につくった13坪のダンジョンへ!


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まずは、右へ進んでみましょう。
なんだか、奥に光が見えます。

「何かありそう。たいていこういう時は、宝箱、、、、のはず!」


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手元にある、レバーをよいしょ、、、、。


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残念、

「、、、何もなかった、、、。」

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先に進んで、丸い塔の周りをぐるりと、、、

「奥に人影がみえる。」

後で、街の様子を聞いてみましょう。
目的は、

勇者の剣、エクスカリバーと、冒険の書、「ツボノート」

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進んでみましょう。モンスターに気をつけながら、、、、。


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タラップ発見!
隠し部屋へのルートかっ!!!!!


気持ちは高ぶります。


「登る?」  ▶︎はい

        いいえ


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ティリリリーン!!!!


「モンスターが現れた!!!!!」

フランスの女戦士の亡霊のようだ。


   たたかう

   ▶︎にげる




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とりあえず、高いところに逃げました、、、、ほっ。



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少し人の気配がします。


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街の人が、遊んでるから、ここなら安心。

はなしかける  ▶︎はい
       
         いいえ


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「お前は勇者の血をひくものだな。

 暖炉の上を見てみるといい。」

とのコト。


時間がない、急げ!!!!















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おっ、

あったー!!!!!


やっと見つけました。
勇者の剣、エクスカリバーと、冒険の書、「ツボノート」

きっとこの中に、
「勇者ワタナベ邸」の図面とその謎が書いてある違いありません。。。。。。

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、、、、、、、とまぁ、そんな悪ノリが止まらなくなってしまう
渡邊さんちの地下室。

40平米くらいしかないんですが、ドライエリアもあって、
地下らしくなく本当に快適な空間になりました。

ご主人の第二のリビングと書庫の様な使われ方をするようですが、
何も言われないと、地下ワイナリーの様でもあり、
隠れ家レストランもできちゃうそうな、ほーんと素晴らしい地下室になりました。

地下の可能性が広がりますね〜。


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当初から、「ダンジョンみたいにしたい。」という
ご要望でしたので、

「ほんとにいいんですね??ほんとにしちゃいますよ??」

という具合に、悪ノリに悪ノリを重ねてできたダンジョン空間。

しかし、使える面積は40平米しかないため、あえて階段室をど真ん中に置いて、
くるくると回りこめる様な空間を提案しました。

しかも、普通の天井高さだと「感じ」がでなさそうなので、地下を2段に分けて掘るコトで、
だんだん深く深く降りていく、、、、というような、冒険心をくすぐる空間にしています。

それが結構、効いていて、本当にどこかの国のお城にいるみたい。

いやぁ、
まぁ、大人がちょっと本気を出すと、すごいものができるんだよ、子供達!!!!



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渡邊さんも、笑いが止まらないご様子。
なによりです!


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さて、逆に地上へ。

1階から地下へ降りる階段の壁と、2階へ登る階段の壁も、
仕上げを変えているので、地下への怪しさ感が増していますね!


地下への階段は、本当に真っ暗!
普段はろうそく持って降りましょうねー。

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さて、現実に戻って、、、、、、、。


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地下のクセがすご過ぎて、
同じ建物だとは、思えないかも知れませんが、
外観は、格子だけで覆われたシンプルな佇まいです。


渡邊さんちの敷地は、20坪で、案外密集した住宅地にあります。
唯一、はす向かいに、のんびりとした神社があるのですが、
やはり、道路側は、人目が気になる場所でした。

おまけに、道路は少し坂道。


そこで、
各部屋ごとに、絶妙に外からの視線をカットするような高さ設定をした
サボテンみたいなアンバランスな姿をした格子で外観を作り、
その内側に、家の窓があるような、そんな環境を作れば、
安心して窓を開けたり、街を感じながらのんびり生活ができるんじゃないかなぁ、、、っていうのが
最初に考えたコトでした。




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地下から続く階段室が、家の上下を繋いでいます。

これも、地下と同様ですが、

「狭い家のど真ん中に階段があると、余計にせまくなっちゃうんじゃないのー?」

と思いがちですが、
体感は、案外逆のコトが多いのです。

特に、地下や2階のように、ひとつながりの空間の中央に、
やさしい形をした空間が置かれると、
くるくると回遊する動線が生まれます。

さらに、まわりこんだ奥が見えないコトで、
実は、余計に空間に奥行き感が出るんです。

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だから、地下も、1階も、2階も、
階段室のまわりに、いろんな暮らしをレイアウトさせていただきました。

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洗面所には、
地下から逃げてきたスライムが、、、、、。(笑)。


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基本的な構造は、地下から3階まで、コンクリート造です。

でも、小さな空間で、身の回り全てがコンクリートだと、
どうも、寒々しいというか、
強すぎるし、将来の融通が効かない気がするので、
少しでも木造との混構造にしたいなと思っていますので、
渡邊さんちもその応用編。


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渡邊さんちでは、
階段や、上下階の床の一部を木構造としています。


そのほうが、
ほら、なんか、
すべてコンクリートに覆われたストイック過ぎる空間にならずに、
コンクリート造だけど、ちょっと気が抜けた感じがしませんか??
(特に、ほら、、、、地下が、アレですし、、、。)

頑丈さも、必要だけど、ほどほどに、良い塩梅で。

そのほうが、普段着の暮らしにはしっくりくるのです。


今回は、構造設計は、なわけんジムから独立したmonoの森永くんにお願いしました!

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特に、渡邊さんちは、まだ3人家族で、お子さんは生まれたばかり。
別々になんかする、っていうよりも、
気配を感じたり、目が届いたり、声が聞こえたり、、、、、っていう
そんな家族の暮らしを大切にしたいこれからの10年。


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なので、そんなに部屋はいらないため、
2、3階の一部の床は、こんな風にすのこ状にしています。


下にいると、上からの光を感じたりして、
高さ制限のある中でも、天井の伸びやかさを感じるコトができたり、
上下の声が聞こえたり、、、、。


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3階にいても、日当たりのいいインナーテラスの様な
気軽な半外部空間みたいに感じながら過ごすコトができるんじゃないでしょうか?


埋めたり、塞いだりは、
あとからいくらでもできますからね!


それよりも、小さな3人暮らし。

3階建てにしないといけないのは、敷地条件的には仕方ないとしても、
ぶつ切りの空間よりも、
しばらくは、まだまだ繋がって生活できたほうが、
なにかと楽しいんじゃないかなぁ、と僕は思うのです。



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そういう意味では、3階は、まだまだ余白の空間。
テラスには、植栽スペースもあるので、しばらくは多目的な場所です。


とまぁ、

設計の工夫、っぽいコトをいくら書いてもですね、、、、、、

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渡邊さんちに関しては、
もう地下が、圧倒的すぎて、、、、、。



と、そんなコトを、オープンハウス後に、
渡邊さんご家族とみんなで飲み会をしながら、
飲んだくれて帰ってきました!




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ほーんとに、
楽しい設計をさせていただき、ありがとうございました!


あとは、そのうちフランスから、お城の設計依頼が届くのを待つのみです!!!!!

プリンセス・マリオン、
これをフランス語に訳して、王様によろしく伝えておいてねぇ!


そうそう、
今週末は、いよいよ佐賀で、オープンハウス!
ぜひぜひ、いらしてくださいね。
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ご希望の方は、ぜひ、お問い合わせくださいませ!!!!
posted by 西久保毅人 at 03:25| 2019.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする