2021年07月17日

建もの探訪がゴルフに負けちゃったので、、、。



西久保です。
昨晩、ノリノリでブログを書いたのに、
なんと、全英オープンゴルフの試合が延長放送になったため、
「齊藤さんちのリノベーション」の放映は、急遽中止になったようです。


録画予約をされた方、
おそらく何にも映ってなかったでしょう、、、、すみません。


そんな訳で、早速来週7/24(土曜)に放映になりました、との事です。


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7/24(土曜)かー!
今度は、オリンピックの緊急激論番組とかがないといいけど。。。。


でも、僕もこういう事態は初めてだったんですが、
楽しみを持ち越す感じは悪くないなぁ、、、と密かに思いました。


ではではー。
posted by 西久保毅人 at 17:33| 2021.7月の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月16日

境界の溶けた世界

もう、明日っていうか、今日っていうか、
7/17(土曜日)の渡辺篤史の建もの探訪に「齊藤さんの家のリノベーション」が放映予定です。

建もの探訪でリノベーション、って珍しいかも知れませんね。

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さて、斎藤さんちはちょうどお引っ越しされて5年目になります。
前は、設計させていただいたおうちが完成したら、

「すぐ見せたい、すぐ見せたい!」

って思っていたんですが、僕も歳をとり(笑)、設計させていただいたおうちも年を重ねていくのを
見ていると、

「いやいや、家はすぐ写真撮ったり、取材してもらったりするよりも何年か後の方が圧倒的にいい」

と思うようになりました。
ほんとにそうですよ!

植物もいい具合に成長し、家の素材も新築の頃に生々しかった無垢の木などが飴色に変色し、
ある時、ご家族の生活や、持ち込まれた大切な家具などと同調始める瞬間が訪れるんです。

齊藤さんちもまさにそんなタイミングでの撮影でした。

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そして何よりも僕の仕事はとっくに終わっている訳ですから、
うかがうのも気楽ですしね(笑)。
ただただ、家を感じにいくだけなのです。
うーん、贅沢!



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さて、齊藤さんちは毎回うかがう度にちょっとした家具や棚が増えていたりします。
どのおうちもそうですが、みなさん決まったご予算での家づくりですから、
最初の段階で全てが叶うような家づくりなんて一つもありません。
そのため、何かしら希望していたものが叶わないケースがほとんどです。

齊藤さんちも同様だったのですが、齊藤さんたちがすごいのは少しづつ自分の気に入った家具や棚を作られている事です。
小さなものから始まった齊藤さんの日曜大工ですが、そのうちかなり火がついて今ではかなりの腕前!

僕も今では、

「これ、買ったものですか?作ったもの、、、?まさかね、、?」

と思わず聞いてしまいたくなるくらいです。
だからこれらの写真を見ても、どこがプロの大工さんの工事でどこが齊藤さんの仕事か、、、おそらく
見分けがつかないと思うんですよね〜。

別にそんなに大きなお家じゃないのでそんなに作るところある??って僕も思うんですが、
ほんとに「作りながら住むのを楽しまれている」というのがぴったりの齊藤さん家。

「もうやりたい事が終わらないんです〜!」

は奥様の口癖です(笑)。

だから、経年変化に加えて行くたびにどんどん素敵になっていく齊藤さんの家。

齊藤さんのおかげで、僕たちの仕事も5割増くらいに「盛って」見えるのでこれ以上の嬉しいことはありませんよね!
やはりニコは相変わらず施主力さまさま。
設計者の欄に、もはやサイトウデザインって入れた方が良いかも、、、、知れません。

そしてそういう意味では、家ってどこかが「欠けている」状態でお引き渡しをした方が、
家づくりの「終わり」がなくなっていいのかも?って思うのです。

「欠けている」ってマイナスな状態ではなくて、
これからもどうとでもなれる、という未来に溢れた状態なのかも知れないなーと
他の家づくりを通しても感じることでもあります。


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さてさて、
家の設計とは関係ありませんが、齊藤さんちには最初から猫がいます。
猫のいる家って最近増えてきたんですが、そういう家って窓を閉めっぱなしが多い気がします。
齊藤さんちが素敵なのは、在宅の時は猫がいても割と外とつながる窓を開けっぱなしで過ごされている事です。

それは家の猫のため、っていうのともちょっと違って、
「近所の野良猫たちがちょこちょこ遊びにくるから、開けて入れてあげているんですよー、」との事でした。

僕がいる間にも、常連風の野良猫がスーッと入ってきてました。
入ってくるとちょこっと餌を食べたり、遊んだりしつつ、いつの間にかいなくなります。

そしたらまた別の野良猫が、、、、。

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齊藤さんも慣れたもので、
家の猫と近所の猫たちを全く分け隔てなく扱われています。
それぞれの野良猫用の餌のお皿もありますし(笑)。

動物と人間の関係って、こんな感じでいいのになぁ、、、、。

微笑ましく野良猫がご飯を食べている姿を見ている齊藤さんを見ていると、
ほーんと素敵な方だなーって思いました。


どれが家猫で、どれが野良猫か?

誰が建築家で誰が施主か?

どこまでがプロが作ったもので、どこが齊藤さんが作ったものか?

そんな境界なんて、ほんとはどうでもいい事ですし、
その境界が溶けてしまった姿こそが、僕が大好きな世界です。


そんな齊藤さんご夫婦には、
どこまでが家で、どこまでが街かが分からなくなっちゃうようなこの家がぴったりだなーって
思って、ほんとに嬉しくなりましたよ。


ではあと数時間後、放映が楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 22:14| 2021.7月の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月08日

楽しみ、いろいろ

工事中の現場は、しばらく囲いがあってベールに包まれているんですが、
現在、8月、9月にそれぞれ完成に向けて現場が進行中!



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まずは、8月の完成に向けて追い込み中の小池さんの家。
あーでもないこーでもないと検討した結果、

「もう、絶妙〜にそっぽ向いてるね!」

でお馴染みの外観になりました(笑)。
密集地の中での家の中からの視線や、街の中での佇まいをあれこれ考えていると
どうしても斜めに視線の抜けていくような外観にたどり着くのですが、斜めって言っても
面している部屋が違うんだから二つあれば、それぞれ役割が違うでしょ、
と僕は思うのですが、、、、。


ちゃんと完成して現れるのが楽しみです。
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さて、小池さんのおうちは、
階数で言うと3階建てなんですが、
いろんな高さに床や、テラスがあるとても立体的な空間です。


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そしてなんと、1階にある洋風に言えばリビングと呼ばれるような居間は、
全面夢の畳敷!!!!
畳好き芸人としては、毎回提案しては却下され、提案しては却下され、
それでも一部でも、こそっと提案し続けお情けで採用していただてきたのですが、
やり続けた甲斐があるってもんです!

これもまた楽しみ!

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移動していると今までのおうちのいろんなシーンを連想するような、、、、
それでいて初めてチャレンジするような試みもたくさんある小池さんの家。


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そして、ニコには珍しく
今年4月から二人の新人さんが入社しました。
これも実は、ニコ史上初の出来事です。

細根美月さんと岩下沙紀さんと言うのですが、すでに現在いろんな現場に行って活躍中。

関係者にも恵まれ
施主である優しい小池さんご夫婦や、話を聞いてくれる現場監督さん、大工さんにも
恵まれて、初めての現場で奮闘してくれています。


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そうそう、建築の設計の仕事は絶対的に現場でものを見る事が欠かせません。
図面に描いてる線が、何を示しているのか?
何気なく引いた線が、出来上がるとどうなるのか?
選んだ見本の色がどんな発色をするのか?
それがいいと思ったのか、ダメだと思ったのか?
こればかりは、体験と想像を繋げていく作業が重要です。

そういえば僕は実は社会人一年目は、幸運な事に大きな現場に一年間住み込みで働かせてもらいました。
その当時は、ありがたいともなんとも感じなかったんですが、
その1年間のおかげでようやく建築の第一歩を踏み出せたと思っています。
その1年がなかったら、建築の仕事を続けられなかったかも?というくらいの財産です。



しかしさすがに住宅の現場で一年間現場に住み込みで働かせる訳には、、、、、、、(汗)、
いかないのですが、フレッシュな目でたくさん見て、たくさん感じで、
成長してくださいねー。

まぁ、希望すれば現場に住み込みでもいいけどね、、、、いい季節だし。


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しかしほんとにまだ3ヶ月とは思えないくらいに頼りがいのある二人!
これからがとても楽しみです。


でも正直言うと、、、、、ここに全面敷かれる畳が、僕は一番楽しみです(笑)。


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楽しみー。
posted by 西久保毅人 at 23:47| 2021.7月の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月07日

世界一小さな家が教えてくれる世界の動向

もうかれこれ8年目の飯島さんの家。

この記事は、2年前くらいに取材していただいたフォーブスジャパンの記事なんですが、
なぜか不思議とたまーに、人気記事の上位に浮上してきます。



「ま、また2位に浮上してますよ!!!ニシクボさん!!!」

と、記事を書いてくれたフォーブスジャパンの石井節子さんから慌ててお知らせがありました。
これまでも数回、謎の急浮上があったのですが、
こういう記事って、今の時代、どんどん古い記事は消えていくのでとても珍しい現象との事でした。


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コロナ禍っていつまで、どうなったら終わりなのか?
そういえば杉並区では40歳〜59歳はワクチン一番最後なので
まだまだ僕には順番は回ってこない模様。

でも、知り合いのドイツ在中の方は、昨日久しぶりに日本に帰国されたとのことだし、
今、月とびの民泊予約もぼちぼち回復しそうな雰囲気です。

日本は地球の中ではちっぽけなので、世界の動向が本当はどうなっているのかよく分かりませんが、
こういう記事があらためて注目されてるってことは、
ずいぶん旅行とか行きたいなーと思う人が回復しているのかも??


などとこの世界一ちっぽけな住宅の記事が、世界の動向を教えてくれるような気がしました(笑)。

えらいえらい!


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嬉しいことですね〜!
飯島さん!!!


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海外はまだ不安でも、日本でちょっとリフレッシュしたい方には、
ぜひおすすめですよ〜!!

ご予約はこちらより



posted by 西久保毅人 at 15:59| 2021.7月の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月16日

紫陽花祭り

先週末から、月のとびらにて、紫陽花のリースの展示販売が始まりました。
主催してくれているのは、gtoyの優子さんと厳太郎さんご夫婦です!


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ちょうど去年のクリスマスの時期にクリスマスリースのワークショップをしてくれてから
とても親しくさせていただいています。
月のとびらの植栽を相談したり、突然大きな観葉植物を持ってきてくれたり、植木の面倒をみてくれたりと
植物愛に溢れるお二人。
ちょうどコロナ禍で、月とびの1階空いてるので何かしてくれないかなーと妄想していたんですが、
この6月の梅雨の時期に合わせて、紫陽花のリースを作りながら販売するというイベントを6月の週末にしてくれることに
なったのです。

日程については、こちらかニコのホームページをご覧ください。


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それとは別に、去年からこの時期になると、ヤマボウシの木がモリモリとお花が咲いてですね、、、、。

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僕も毎週滞在しててヒマだし、本当に咲きすぎるくらいに咲くので、ただ散るだけにしてはもったいなくて、
せっかく商店街なのでヤマボウシのお花を切っては、鍋にさし、切っては鍋にさし、、、
と道ゆく人にあげることにしました。
それが、実は1年を通してどのイベントよりも一番好評で(笑)、
飛ぶようになくなるんです!
しかも、なんだか街のおばあちゃんに大人気。

「去年も配ってたからそろそろかな〜、と思って」というおばあちゃんもいれば、
「先週ももらって飾ってたんだけど、またもらいにきちゃった!」というおばあちゃん。
「ちょうどこれから病院にお見舞いに行くから、一ついいかしら、、、。」というおばあちゃん。


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ただ無駄に咲いているだけなのですが、喜ばれるって嬉しいなぁー、と
設計した建築を喜ばれるよりもなんだか嬉しい今日この頃。
このままお花配り屋さんになろうかな、、、、。


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と、そんな事をして毎週遊んでいたのですが、
6月からは、gtoyさんが自分ちで育てたローズマリーとラベンダーも毎週持ってきてくれる事になり、
二人のアイディアで6月の週末は、ヤマボウシとラベンダーとローズマリーを花束にしてご来場の方には
プレゼントすることになりました。

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これが、gtoyの優子さんと厳太郎さん。

「優しくない優子と厳しくない厳太郎です。」

というのが、彼らのキャッチフレーズみたいです(笑)が、本当に素敵な二人なんですよー。


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と、そんな訳で、
ジメジメした6月ですが、その季節に似合うような紫陽花の素敵なイベントを6月の週末は毎週開催しています。
お時間あれば、ぜひいらしてくださいね!


そしてこの季節のお花配りはとても楽しいので、
来年以降もぜひ紫陽花祭りと合わせてやりましょうねー、小田原さん!

また今週末も楽しみです。

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posted by 西久保毅人 at 23:17| 2021.6月の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月10日

あきらめるために描く


たまたま気づいたので忘れないうちに。


ちょうど設計中の住宅にて。
多分、次のお打ち合わせで基本設計が決まるかなーという段階で、
二つのプランで迷っている。
迷っているって言ったって、僕の家ではないので僕には決定権はないのだけれど。

一つは、御施主さんの今までいただいた言葉やつぼノートのイメージにとても似合うよなぁーって思えるプラン。
でも、ちょっと収納とか、その他の要望を叶えることができなさそうでもある。
もう一つは、キュートさはちょっと欠けるものの、御施主さんの求めてる暮らしにとてもかなうし、機能的なプラン
冷静に見比べると、明らかに後者の方が住宅として優秀なのは歴然としている。
でも正直、僕はどっちも魅力的で好きなプランだ。

どっちがいいとか、悪いとかっていう話でもなくて、
どちらも御施主さんのイメージを具現化したものだから、どちらもとても御施主さんに似合うプランだ。
でも、見比べちゃうとおそらく前者は選ばれないだろうなぁ、、、、っていう確信もある。

本当に設計というのは、ひとつしか選べないというところが切ないよなぁ、、、ともう独立して20年も経つのに思う。
そして、明らかに頭では後者が良いとわかっているにに、どうしても前者の空間の魅力も捨てられない自分もいる。
もう20年以上もやっているのに自分でも呆れる。

図面はどちらもCADで書いていたのだが、ちょっと気分を変えて手書きで書き直してみた。
もちろん、どっちも。
それはそれで時間も2倍かかるし、余計な作業でもある。

さて両方書き上げてみて、あぁやっぱり今回は後者を勧めるべきだよなぁ、、、と思う。
これは諦めるために描く、という作業だったのかも知れない。

結果は分からないし、時間は2倍かかるけど、
この無駄な作業があるからどちらかを諦められる。先に進める。


そんな事ばかりしている。
でも実はまだ、どちらも諦められていないのだ(笑)。

posted by 西久保毅人 at 23:14| 2021.5月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする