2019年02月05日

2月17(日)に、入居後オープンハウスです!

こんにちはー!

西久保です。

新年の入居後オープンハウス第1弾は、
ちょうどご入居後1年の「新さんの家」にお願いする事になりました!



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ご入居後のご案内にも関わらず、こころよく受け入れていただき、
新さんには、感謝感激!


年末に、雑誌の取材でうかがった際には、
色とりどりの植栽がもりもり育っていて、
新さんの暮らしぶりもとても素敵でしたので、

ぜひっ!

とお願いさせていただいたのです。


新さんの家の完成時の様子はコチラ。


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いやぁ、家って、ほーんと育つものなんだなぁ、、、と
ご入居後のおうちにうかがうたんびに感じます。


信じてないでしょ??


ほーんとに、家って、お引き渡し後、
お引越しされて、生活が始まると、ご家族の命が宿り、
土の地面からも地球の命を吸い上げながら、
すこーしづつ育っていくのです。





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そんな訳ですので、
本当は、入居後しばらくしてから、
ぜひ、いろんな方にご案内したいおうちが
たーくさんあるんですが、
家は、プラベートなものですので、そういう訳にもいきません。


ですので、入居後オープンハウスは、
人数も限定した、ご予約制とさせていただいています。


ご希望の方は、ぜひ、お早めにお申し込みをお願いしますね〜!!!!


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posted by 西久保毅人 at 14:50| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月07日

ハトが落ちた日

昨年末に、ブログのお休みのお知らせをしましたところ、
思った以上にたくさんの方にご心配をおかけしてしまったみたいで、
大変失礼しました。


同時に、
こんな僕のダラダラ書きを楽しみにしてくれていたなんて!
って思って、ちょっと感激してしまいました。
ありがとうございます!!!!


そうそう実は、
いま本を作っています。

もう、何年も前からお話をいただいていたんですが、
ほら、僕がこういうダラダラタイプなので、何年も進まず、、、。

どうしても、目の前の頂いている仕事や現場が気になってしまいがちなので、
自分の過去をまとめるなんて、正直、あんまり興味がなくて。。。

こういうブログはいいんですよ。

なぜなら、「今」の新鮮な感動や気づきですから。

でも、「これまで」ってなるとねぇ、、、。
まだ、過去を振り返る歳でもないですし、
やっぱ、目の前の仕事が一番面白いのです。

だって、「事件はゲンバで起こって」いますし、

桜木花道だって、

「オヤジの栄光時代はいつだよ??  俺は今なんだよっ!!!!」


って、言ってたでしょ??


そうなんです、大事なのは、「今」なんですよー、まったくもう。。。。


、、、、て、
そんな訳で、過去をまとめるのは後回し。
ほーんと後回し、後回し、後回し、、、にしてきた本作り。


という訳だったんですが、
いよいよお尻に火がついた昨年末。
しかしさすがになんか一つは辞めないと、今までの繰り返し、本できないなぁ、、、という訳で、
ブログのお休みを決意したのでした。



「読ませる本にしたい。」

というコトでしたのでたくさん文章も書いて、

「ニシクボさんの写真でいきたい。」

というコトでしたので、これまでの15年以上撮りためたアホみたいに大量の写真を見返して、

「せっかくだからスケッチも、、、、。」

という感じ(汗)。


という訳で、たくさんの想い(怨念??)の詰まった本です。
でも、ようやく一段落かなー。

本については、また時々お知らせしまーす!




さて、話はかわりますが先日、
お昼に事務所の近くの行きつけのおでん屋さんの前を通ったら、
おでん屋のおっちゃんが、お店から高くそびえるトタンの煙突を
脚立に登ってベリベリはがしていました。

「どうも、ハトが落ちてきたらしいんだよねぇ、、、。」

とのコト。

「ハト??」

と、しばらく作業をながめていました。

ようやくトタンが剥がれそうになったので、

「きっとバタバタバターって飛び出るから、ちょっと離れてて!!!」

とのコトでしたので、離れて見てたんですが、、、、
なかなか出てきません。


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おかしいなぁ、、、ってコトで、
中を覗いてみるとですね、、、、
ハトが気持ち良さそーに、えんとつの中に座っていました。。。。

ちょうど夕方から雪の予報で、とても寒い日の昼下がり。

おでん屋さんの暖かい湯気がこもって案外、居心地良かったんでしょうね〜。




と、そんな訳で、案外早く、ブログも再開(笑)。


2/17(日)は、新さんの家の、入居後オープンハウスでーす!!!!



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予約制なので、お申し込みはお早めに!!!
定員になり次第、終了します。



posted by 西久保毅人 at 16:41| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月09日

新さんの家について01

この週末は、東京はさむそうですねー。



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来週末の2/17(日)は、
杉並区で1年前にお引き渡ししました「新さんの家」の入居後のオープンハウスを
させていただきます。


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さて、新さんの家について。

敷地周辺は、東京のわりに、ちょっと田舎っぽいというか、
道路なのに、平気で桜の大木がはえていたり、細かい路地がたくさんあったり、、、と
お散歩するには、最高の街です。


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敷地は、20坪くらいなんですが、
そんな素敵な街のつづきのような、、、、

「あぁ、この街にすんでいるんだなぁ。」

と感じられるようなおうちになるといいな、と思って設計をさせていただきました。


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そんな訳で、新さんの家では、
家と道の間に、
座れるくらいの穴の空いた、低い塀を作りました。


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この低くて、閉じすぎない塀のおかげで、
小さいながらも、お庭ができ、
プライベシーを守りながらも、のんびりと街を楽しみ、
敷地の境界線を感じずに暮らせるといいなぁ、、、と
思ったのです。



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さてさて、完成から1年くらいが過ぎ、
お庭の木や、道路ぎわの植物たちも、どんどん、モリモリっとなってきました。




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和紙や、たくさんの彩の前に置かれた生活の道具が、
とても素敵な暮らし。



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まだ若干、ご案内可能ですので、
ぜひぜひ、
見に来ていただけたら、と思いますよ。


なんたって、

「写真には映らない美しさがあるから。」ねー。





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ご予約はこちらまで、お願いしまーす!!!!


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posted by 西久保毅人 at 18:28| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月20日

家になる時

先週末は、新さんの家の入居後のオープンハウスだったのですが、
小春日和のとってもよいお天気で、
たくさんの方に見に来ていただきました!


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遠くは、宮崎県から!

九州出張は、まだまだ続きそう(笑)。


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さて学生の頃から思っていたのは、

家って、作るものじゃなくって、「なる」ものなんじゃないのかなぁ、、っていうコト。


と、
そんなところで早々につまずいているものだから、
図面なんて、そもそも書ける訳もなく、、、、。



「なるもんでしょ?」

って言ったところで、相手にされず。


そんな奴が、そもそも建築学科に行くなよー、って話な訳なんですけどね。。。。



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だからですね、、、、

この、入居後オープンハウスっていうのを
させていただくっていうのは、
僕にとっては、実は、一番、サイコーーーーに嬉しいコトなのですよ。実は!





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なぜなら、、、、


家になってるから!!!!


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、、、とそんな訳で、
こんな、僕にとって夢のような機会をいただけた新さんご家族には、
もう、
感謝感激です。

ほーんと、ありがとうございました!


、、、、またお願いしまーす。お願いしまーす。お願いしまーす。お願いしまーす。



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だからですね、、、、

宮崎から届いた、蓋のない焼酎もいただいたコトですし、、、、


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朝から気になってた、豚の足もあるコトですし、、、、。


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まぁ、あとは飲むだけですね〜。


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飲むだけです。


新さん、ありがとうございましたー!!!!!
posted by 西久保毅人 at 19:41| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月06日

古城めぐり

ボンジュール!



日本のみなさん、お元気ですか?


先週末は、パリから足を伸ばして、郊外の古城巡り。




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やはり、歴史ある建築物は、迫力ありますねー。
思い切って来て良かった!

ふだん、ニッッポンの小さな家の設計ばっかりしているので、
こういう1000年以上前の建造物の中に身を置くと、
考えさせられる事ばかりです。。。。。

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、、、、、
っていう気分になるくらいの出来栄えの、
世田谷区某所で完成間近の渡邊さんちの地下室です。

敷地は、20坪しかないんですけどねー。

それにしても、
現場にたたずんで、思わず笑ってしまったのは、
初めての経験でした!

現場にいらっしゃった渡邊さん本人も、思わずワハハと笑われてたので、
あまりに出来栄えがいいと、
人間は、笑ってしまうのかも知れません!


しかし写真で見ても、その場にいても、
古城を改築したワイナリーにしか見えませんが、
はたして、その用途は、、、、、??

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次は
逆にフランスから、お城の設計依頼が来ちゃうかも知れません、、、、。


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楽しみ〜。

そんな訳で、
3/16(土)に、オープンハウスの予定です。
posted by 西久保毅人 at 22:21| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月09日

3/16は、オープンハウスです!

急に春らしくなってきましたね〜。


ひとまず告知のみさせていただいますが、
3/16(土曜日)に、
世田谷区で設計をさせていただきました「渡邊さんの家」の
オープンハウスをさせていただくコトになりました!


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敷地面積は、20坪くらいなんですが、
地下1階、地上3階建てのコンクリート造のおうちです。


みどころたくさんなのですが、
何と言っても渡邊さんちは、
先日も書きましたが、「お城のような地下室」です。


あまりにすごい空間なので、
工事中の職人さんたちも、

「地下に行く時は、参拝料がいるんだよ!」

と口々におっしゃるほど、、、、(笑)。


たしかに、、、、そんな空間です。


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そんな訳で、
内覧(参拝?)をご希望の方は、
ぜひぜひ、お問い合わせくださいね〜!!


こちらまで。

いつものメールでのご案内は、水曜日頃になる予定です。


それではー。

posted by 西久保毅人 at 16:11| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月19日

3月30(土)、31(日)は、佐賀県でオープンハウスでーす!!!!

春ですね〜!


ひとまず遠方なので告知だけ先にしておきます。


3月30(土)、31(日)に、

いよいよ、僕の祖国、九州は、佐賀県で、「江頭さんの家」のオープンハウスを
させていただく事になりましたー!




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いやぁ、、、、。


いやぁ、、、、、。


感慨深いです。

そんな訳で、また時間は未定ですが、
遠方ですので、告知だけ先にしておきますね〜!


ご希望の方は、ぜひ、お問い合わせくださいませ!!!!
posted by 西久保毅人 at 20:13| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月23日

時間、決まりました〜!

佐賀のオープンハウスの時間が決まりましたので、
載せときますね!


いよいよ、S.A.G.A佐賀です!

九州は佐賀県北部の のんびりとした街にて、
設計をさせていただきました「江頭さんの家」が
完成しました。

平屋と言ったら、、、、やっぱり大きな屋根ですよね!

南側に大きく伸びた屋根は、
ゆったりとした縁側を作り、地面近くまで伸びて、
あちこちから屋根の上に登れるようにしました。

家の内側も、外側も、余す事なく子供達の遊び場になりますように。


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ご希望の方は、ぜひ、お問い合わせくださいませ!!!!
posted by 西久保毅人 at 02:20| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月27日

「ダンジョン感」が強すぎて、、、。

と、

ポケベルが鳴らなくて、、、のようなタイトルをつけてしまった渡邊さんの家。

先日のオープンハウスには、たくさんの方に見に来ていただきました。


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しかし、まぁ、この地下の「ダンジョン感」が強すぎてですね〜、、、、
地上の住居部分が(まぁ、地下も住居部分ですが)、

フツウ

に見えてしまいます。

まぁ、それも意図したところではあるんですけどねぇ、、、。




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という訳で、ではどうぞ!
敷地わずか20坪の敷地の中につくった13坪のダンジョンへ!


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まずは、右へ進んでみましょう。
なんだか、奥に光が見えます。

「何かありそう。たいていこういう時は、宝箱、、、、のはず!」


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手元にある、レバーをよいしょ、、、、。


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残念、

「、、、何もなかった、、、。」

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先に進んで、丸い塔の周りをぐるりと、、、

「奥に人影がみえる。」

後で、街の様子を聞いてみましょう。
目的は、

勇者の剣、エクスカリバーと、冒険の書、「ツボノート」

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進んでみましょう。モンスターに気をつけながら、、、、。


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タラップ発見!
隠し部屋へのルートかっ!!!!!


気持ちは高ぶります。


「登る?」  ▶︎はい

        いいえ


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ティリリリーン!!!!


「モンスターが現れた!!!!!」

フランスの女戦士の亡霊のようだ。


   たたかう

   ▶︎にげる




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とりあえず、高いところに逃げました、、、、ほっ。



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少し人の気配がします。


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街の人が、遊んでるから、ここなら安心。

はなしかける  ▶︎はい
       
         いいえ


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「お前は勇者の血をひくものだな。

 暖炉の上を見てみるといい。」

とのコト。


時間がない、急げ!!!!















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おっ、

あったー!!!!!


やっと見つけました。
勇者の剣、エクスカリバーと、冒険の書、「ツボノート」

きっとこの中に、
「勇者ワタナベ邸」の図面とその謎が書いてある違いありません。。。。。。

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、、、、、、、とまぁ、そんな悪ノリが止まらなくなってしまう
渡邊さんちの地下室。

40平米くらいしかないんですが、ドライエリアもあって、
地下らしくなく本当に快適な空間になりました。

ご主人の第二のリビングと書庫の様な使われ方をするようですが、
何も言われないと、地下ワイナリーの様でもあり、
隠れ家レストランもできちゃうそうな、ほーんと素晴らしい地下室になりました。

地下の可能性が広がりますね〜。


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当初から、「ダンジョンみたいにしたい。」という
ご要望でしたので、

「ほんとにいいんですね??ほんとにしちゃいますよ??」

という具合に、悪ノリに悪ノリを重ねてできたダンジョン空間。

しかし、使える面積は40平米しかないため、あえて階段室をど真ん中に置いて、
くるくると回りこめる様な空間を提案しました。

しかも、普通の天井高さだと「感じ」がでなさそうなので、地下を2段に分けて掘るコトで、
だんだん深く深く降りていく、、、、というような、冒険心をくすぐる空間にしています。

それが結構、効いていて、本当にどこかの国のお城にいるみたい。

いやぁ、
まぁ、大人がちょっと本気を出すと、すごいものができるんだよ、子供達!!!!



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渡邊さんも、笑いが止まらないご様子。
なによりです!


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さて、逆に地上へ。

1階から地下へ降りる階段の壁と、2階へ登る階段の壁も、
仕上げを変えているので、地下への怪しさ感が増していますね!


地下への階段は、本当に真っ暗!
普段はろうそく持って降りましょうねー。

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さて、現実に戻って、、、、、、、。


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地下のクセがすご過ぎて、
同じ建物だとは、思えないかも知れませんが、
外観は、格子だけで覆われたシンプルな佇まいです。


渡邊さんちの敷地は、20坪で、案外密集した住宅地にあります。
唯一、はす向かいに、のんびりとした神社があるのですが、
やはり、道路側は、人目が気になる場所でした。

おまけに、道路は少し坂道。


そこで、
各部屋ごとに、絶妙に外からの視線をカットするような高さ設定をした
サボテンみたいなアンバランスな姿をした格子で外観を作り、
その内側に、家の窓があるような、そんな環境を作れば、
安心して窓を開けたり、街を感じながらのんびり生活ができるんじゃないかなぁ、、、っていうのが
最初に考えたコトでした。




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地下から続く階段室が、家の上下を繋いでいます。

これも、地下と同様ですが、

「狭い家のど真ん中に階段があると、余計にせまくなっちゃうんじゃないのー?」

と思いがちですが、
体感は、案外逆のコトが多いのです。

特に、地下や2階のように、ひとつながりの空間の中央に、
やさしい形をした空間が置かれると、
くるくると回遊する動線が生まれます。

さらに、まわりこんだ奥が見えないコトで、
実は、余計に空間に奥行き感が出るんです。

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だから、地下も、1階も、2階も、
階段室のまわりに、いろんな暮らしをレイアウトさせていただきました。

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洗面所には、
地下から逃げてきたスライムが、、、、、。(笑)。


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基本的な構造は、地下から3階まで、コンクリート造です。

でも、小さな空間で、身の回り全てがコンクリートだと、
どうも、寒々しいというか、
強すぎるし、将来の融通が効かない気がするので、
少しでも木造との混構造にしたいなと思っていますので、
渡邊さんちもその応用編。


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渡邊さんちでは、
階段や、上下階の床の一部を木構造としています。


そのほうが、
ほら、なんか、
すべてコンクリートに覆われたストイック過ぎる空間にならずに、
コンクリート造だけど、ちょっと気が抜けた感じがしませんか??
(特に、ほら、、、、地下が、アレですし、、、。)

頑丈さも、必要だけど、ほどほどに、良い塩梅で。

そのほうが、普段着の暮らしにはしっくりくるのです。


今回は、構造設計は、なわけんジムから独立したmonoの森永くんにお願いしました!

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特に、渡邊さんちは、まだ3人家族で、お子さんは生まれたばかり。
別々になんかする、っていうよりも、
気配を感じたり、目が届いたり、声が聞こえたり、、、、、っていう
そんな家族の暮らしを大切にしたいこれからの10年。


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なので、そんなに部屋はいらないため、
2、3階の一部の床は、こんな風にすのこ状にしています。


下にいると、上からの光を感じたりして、
高さ制限のある中でも、天井の伸びやかさを感じるコトができたり、
上下の声が聞こえたり、、、、。


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3階にいても、日当たりのいいインナーテラスの様な
気軽な半外部空間みたいに感じながら過ごすコトができるんじゃないでしょうか?


埋めたり、塞いだりは、
あとからいくらでもできますからね!


それよりも、小さな3人暮らし。

3階建てにしないといけないのは、敷地条件的には仕方ないとしても、
ぶつ切りの空間よりも、
しばらくは、まだまだ繋がって生活できたほうが、
なにかと楽しいんじゃないかなぁ、と僕は思うのです。



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そういう意味では、3階は、まだまだ余白の空間。
テラスには、植栽スペースもあるので、しばらくは多目的な場所です。


とまぁ、

設計の工夫、っぽいコトをいくら書いてもですね、、、、、、

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渡邊さんちに関しては、
もう地下が、圧倒的すぎて、、、、、。



と、そんなコトを、オープンハウス後に、
渡邊さんご家族とみんなで飲み会をしながら、
飲んだくれて帰ってきました!




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ほーんとに、
楽しい設計をさせていただき、ありがとうございました!


あとは、そのうちフランスから、お城の設計依頼が届くのを待つのみです!!!!!

プリンセス・マリオン、
これをフランス語に訳して、王様によろしく伝えておいてねぇ!


そうそう、
今週末は、いよいよ佐賀で、オープンハウス!
ぜひぜひ、いらしてくださいね。
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ご希望の方は、ぜひ、お問い合わせくださいませ!!!!
posted by 西久保毅人 at 03:25| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月28日

今週、土日、3/30、31は、佐賀でオープンハウスです!楽しみー。

さて、いよいよ今週末は、

佐賀で、江頭さんの家のオープンハウスです!


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のーんびりした風景の中に建つ、


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のーんびりした平屋のおうちです。


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いろんな方より、お問い合わせいただき、
お会いするのが、とても楽しみです。


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では張り切って、行ってきまーす!!!


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ご希望の方は、こちらまでお問い合わせください!
案内をお送りします。

posted by 西久保毅人 at 19:50| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月03日

同時

さてさて新年度!
佐賀から帰ってきて、よーやくトーキョーモードに頭を切り替え!
、、、若干、遅いところが、僕らしい(笑)。


それにしても、3/30、31の佐賀の江頭さんちのオープンハウスは、
二日間とも晴天で、たくさんの方にご来場いただきました!
なつかしい再会あり、新しい出会いあり、ご近所、近県の方から東京まで、
本当にありがとうございました!


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ほんとに、一時は、動物園のサル山のような子供達。

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さて、そんな訳で、書きたいコトがたくさんあるんですが、
江頭さんちを今書き出すと、長編小説くらいになってしまうので、
とりあえず、ちょっと寝かせて、今回は、
3月末のいろいろや、4月からの告知をまとめて、、、。




3月後半は、ドタバタで告知すらしてなかったんですが、
実は、3/23に、「辰巳琢郎の家物語」にて、
ほぼ10年前に放映された、我らが「阪本さんの家」が、
なぜか、10年ぶりに再放送されたのです!


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内容は、そのまんま。

いやぁ、懐かしい。。。。



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というか、

僕も、阪本さんも、若い(笑)。

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そういえば、阪本さんのお母さんが、佐賀のご出身!
しかも、阪本さんと僕は偶然ですが同じ年で、誕生日も1日違い。

そんなご縁で頼んでいただきました!(笑)

建築家選びなんて、そんなもので正直、十分なのです。

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おおざっぱに言えば、
マンションの上下2部屋をくり抜いて、
そこに、薄い黒皮の鉄板のみで製作した巨大な本棚や螺旋階段や、ブリッジ中心にしたリノベーション。

鉄部分の製作は、すべて阪本製作所の阪本さんです。

10年前のプロジェクトですが、案外、時代を先取り感がありますよね〜阪本さん(笑)。




さて、次も、3月末に発売された雑誌、「HOUSING」の5月号に、

ひとつながりの家
を掲載して頂いています!

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結構、ページ数も多くって、

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3人の子供達が、のびのびと家を、住みたおしてくれている様子満載の紙面!

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僕も、先日、うかがってきたんですが、
床に貼ってもらったハタノワタルさんの和紙が、子供達の走り回る足の油で、
超〜いい感じの色になっていました。


さて、ここからは4月以降の掲載など。


そうそう、実は、この3/30、31の江頭さんの家のオープンハウスの間、
二つの撮影が東京と神奈川で秘密裏に行われていまして、、、、、。


一つ目は、雑誌「HOUSING」さんの取材で、
「子供の能力を育てる間取り」という特集!

そりゃあもう、加藤さんちでしょう!というコトで、
取材にご協力頂いたんですが、この撮影は、マリオンが立ち会ってくれました。

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加藤さんの、どんないじけっぷりが炸裂しているのか、、、、?



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紙面が楽しみです(笑)。


それと、もう一つは、
渡邊篤史の建もの探訪」の撮影!!!


これは、桜の満開を狙っての撮影だったため、細田くんが立ち会ってくれました!

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いつもは、撮影から放映まで、2ヶ月間があくのですが、
今回は、桜ということもあり、なんともう3週間後の4/20(土)の放映に
してくれるんだそうです。


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桜並木の緑道に沿ったお家なので、
ぜひぜひ、ご覧ください。


うーーーむ、しかし、佐賀では放映しないみたい、、、。(涙)。

録画したやつ、送りますね!



さて、
そんな訳で、3月末は、いろんな素敵なコトが同時に起こりました。

桜と同じように
なんでもタイミングや旬みたいなものがあって、
そういうのは、とても大切です。

そして喜んでくれ、待っていただいているご家族もいらっしゃいます。


そんな時、今回みたいにスタッフそれぞれが、別々の場所で
同時に、それぞれの現場に向き合う、っていうのは、実はこれまであんまりなかったコトだよなぁ、、、。


そんな風に考えると、
今回しみじみと、「強くなったなぁ、、ニコ設計室!」と
感じたこの年度末だったのです。


そういう意味では、新年よりも、なんだか楽しみの多いニコのこの新年度!


安西監督の言葉を借りれば、

「、、、、それも、2人も同時にだ、矢沢、、。」

というような感じでしょうかね?



僕のクドさは、残念ながら変わりませんが、
そんな訳で、
令和時代は、僕たちのためにあり、という新時代にしていきたいなぁ、と
珍しく、佐賀でのオープンハウスの酔い冷めやらぬニシクボでありましたとさ。。。







実は、もう少しお知らせがあるんですが、、、、続きは次回に。。。。
posted by 西久保毅人 at 20:34| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月11日

Lemonの匂いとせんせいスイッチ

そうそう、この4月から、
2年ぶりに、大学で教えるコトになりました!

毎週火曜日、週一回です。

大学は工学院大学建築学部。

2年前までやっていた明治大学は、母校ってコトもあり、
教えに行く、っていうよりも、なんか母校に後輩を指導しにいくぜっ、っていう感じが
強かったなぁー、って今思えば思いますねー。

懐かしさもあって。

でも、今回は初めて足を踏み入れる大学のため、
いろいろと緊張感がありました。

周りも初めてお会いする先生達ばっかりですしね。
校風も、何もかも初めてで、それが、かえって新鮮でした!

やっぱり、人生、よその風に当たるものです。


しかもですね、、、、、
何が一番新鮮って言えば、
今までは、なぜかずーっと、3年生を教えていたんですよね。

たった1年の違いなんですけど、結構、違います。
3年生っていえば、後半になるともうすぐ進路や就職を考える時期だったりしましたし、
何より、ハタチ超えてるから、お酒も一緒に飲めます(笑)。

でも、2年生じゃぁねぇ、、、、今の時代、さすがに無理ですねー、残念。

だから、この1学年の境界線って、思いのほか、デカイんです!



それと、
もうひとつ、個人的に感慨深いのはですね〜、、、、

実は、僕の長女ノノも現在、大学2年生!(建築学科じゃありませんし、別の大学ですけど、、、)


だから、自分の娘と同級生の子達を教えるわけなんですよ!!!!!

それが、ちょっと衝撃でもあり、いよいよか、、、、という感じもあり、
複雑なお年頃の46才、、、、の春な訳です。



それと、
これは、意外かも知れませんが、
僕、今まで、大学で住宅設計を教えたコト、ないんです。

そもそも、僕、住宅にあんまり興味ありませんし、
せっかくなら、街とか商店街とか、学校とか、保育園とか、飲み屋街について考えたいって思ってたので、

自分で授業内容を考えて良い時は、
これまでずーーーーっと、そういう授業をしてきたんです。


しかし、今度の大学では、2年生の最初の授業は、なんと、「住宅」!!!!!
まぁ、どこの大学でも最初はそうなんですけどね、、、。


住宅か〜!


しかも、2年生か〜!

そんないろいろ初めてづくし。


2年生。。。。。。


そんな複雑な想いで行ったんですが、
みんな真面目そうだし、キラキラした目を見てたら、
だんだん、僕の中の「せんせいスイッチ」が、
久しぶりに入っちゃったのを感じました。

「そっかぁ、、この子達にとって、これが、初めての設計になるんだよなぁ、、、。」



、、、、、まぁ、しかし、ジンセイ、そう甘くはないよ。


以下は、僕の大学2年生の最初の住宅の課題の実話です。



僕にとっての初めての忘れられない住宅の課題。

胸に残り 離れない 苦いLemonの匂いのする思い出。。。。。


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こんな風に、始め、敷地を与えられたんですよね。
で、住宅を設計しろ、と。


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今考えると、何で??って思うんですが、
当時の僕は、もう、何から手をつけていいのか?何から考えていいのか?
さっぱり分かりませんでした。

でも、周りの子達は、どんどん進んでいくんですよね〜、不思議と。。。。

僕は、ほーんと、こういう時、
フリーズしちゃう学生でした。

時間ばかりが過ぎて、一向に進まず。

「わからないところが、わからない。」

まさに、そんな感じでしょうか?




でも、ある時、神が降りてきたんです!!!!!

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「地面だと考えるからどう置いていいのか分からないんだ。

 ぜんぶ、池だと思えば、何か、浮かべたくなるんじゃないか??」と。(笑)


19才の西久保毅人に、初めて舞い降りた神のお告げ。


いやぁ、やっぱり、僕は凡人じゃなさそうだ!


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そこで、迷うコトなく、僕の頭には、船が浮かびました!


「船だ!」


一番、曲っちゃいけない角を曲ってしまったコトに、
2年生の僕は、気づきもしないばかりか、
イメージは、どんどん膨らみます。


イメージが膨らみすぎて、
道から離れて浮かべちゃったので、家に入れないコトに気がついたのは、
ずいぶん、経ってから、、、、。


9308.jpg



でも、
神が舞い降りた僕には、あっという間に、解決策もサクサク浮かびます!

「橋をかければいいんだ!」


もはや、他人の意見も耳に入ってこない無双状態(笑)。


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そんなナチュラルハイな僕は、
大きく脱線してしまっているコトに、
気づきもせず、
徹夜もなんのその、
気づくと、大きな船のような模型を完成させていたのです!


、、、、、本当に、迷いもせず、とはまさにこのコト。



「ぜったいに、いちばん褒められるに違いない!!!」



そんな確信を胸に、
提出日、ニコニコしながら、
「船」を提出に行ったのです。






9309.jpg



なんていうか、、、、、

まわりの人の、くすくすっ、
っていう、笑い声が、未だに忘れられませんし、
隣では、


「この住宅のコンセプトはですね、、、都市のメタファーとして、、、、、」

と、サラリーマンのプレゼンのようにさらさら説明してる子もいたりして、


「コンセプトって???メタファーって???」



と、さっそくザ・トウキョウに、砕け散った19才の春でした。



夢ならば どれほど よかったでしょう?


胸に残り 離れない 苦いLemonの匂い。



いやぁ、何の脚色もない実話なだけに、忘れられない思い出なんですよねぇ、、、。
余談ですが、その次の課題も、その次も、こりずに似たような展開だったんですよね、、、まったく。

ほーんとに、心から、何していいのか、分からなかったんです。本当に。
これがトラウマになり、
「住宅なんて、二度とやりたくない。」
と、ここから数年にわたり、単なる被害妄想と、苦手意識がめばえた訳です。。。


そんな僕が、20年以上たって、
大学で住宅設計を教える立場になったり、
もうすぐ家づくりの本を出版しようとしてるんですからね〜。
ジンセイは謎です、、、、。


さてさて、
こんなバカな学生、イマドキいるかなぁ、、、、。

いたらうれしいなぁ、、、。


というか、学生って、こうあるべきじゃないんでしょうか?(笑)


楽しみです!!!!
posted by 西久保毅人 at 19:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月15日

Bird プロジェクト?

という訳で、

今週末、4/20(土)に、

ちょうど丸2年経った「小田原さんの家」のオープンハウスをします。



つまり、ちょーど、おうちに味わいが出てきた頃の、
3年目のオープンハウス、なのです!!!

9311.jpg


、、、、で、


Bird プロジェクト って??

まぁ、、、いわば鳥 計画。。。。。(笑)。


僕も、よく分かんないんですよねー。



深いコトは、ひとまず置いといてですね、、、、

ぜひ、
小田原さんちの3年目のオープンハウスに、
足をお運びくださいませ!


9310.jpg


中野駅から少し離れた商店街に建つ小田原さんち。

土曜日はとても賑やかですし、
飲み屋も、案外、早い時間から開いてたりしますので、

途中、ちょっと寄ったつもりが、
気づいたら夜!!

結局、オープンハウスに辿り着けませんでした、、、、、、っていう日も、
きっと、また素晴らしい日ですからね!


お問い合わせは、こちらまで。
posted by 西久保毅人 at 20:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

気がつくと、今週末は、なんと2件同時オープンハウスなのです!!!

なぜか、珍しく告知が多くてですね、、、、


うーむ、、、、
早く佐賀の江頭さんのオープンハウスの記事が書きたいのに〜。。。。

すみません、江頭さん。

もう、少々、お待ちを、、、、。


という、もはや江頭さんち焦らしプレーみたいですが(笑)。


さて、今週末、4/20(土曜日)ですが、
なんと、気がつくと、
ふたつのオープンハウスが、同時開催じゃぁないですか?

こんなコトは、きっと二度とないような気がします。
でも、不思議なコトに、この二つは、同じ日なのに、なんと、
両方とも楽しめちゃう、マジックがあるんですよー。


一つ目は、先日、書きました
Bird プロジェクト 3年目のオープンハウス「小田原さんの家」です。

431.jpg


しかも、
ニコには、ほーんと、素敵な仲間がいてくれて!


去年の「縁日(えんにち)」の時みたいに、

また、吉祥寺のリールオパンさん(ニコで設計)が、
たくさんのパンを焼いて、
出店してくれるコトが、急遽、決まったんです!!!!


ちょうど、小田原さんちのある薬師あいろーど商店街には、
パン屋さんが、ないので、前回もとても街の人に喜んでいただきました。

そのうち、
正式2号店ができるのでは????

吉祥寺では、とても人気のパン屋さんに成長したリールオパン!
ですから、
パンを目当ての方は、
早めのご来場をお勧めします!

※リールオパンは、11:00頃からの予定です。





さて、二つ目のオープンハウスも、見れちゃうトリックとは、、、、??



それは、、、、、

二つ目のオープンハウスは、テレビでのオープンハウスだからです!

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なんと、4/20(土)に、
テレビ朝日 「渡辺篤史の建もの探訪」にて、
これまた2年前に、完成して、
現在、とてもいい感じに、味わいのでているひとつながりの家(古屋さんの家)が、
放映予定なのです。



古屋さんの家は、桜並木の美しい緑道沿いに建つお家です。

なので、今回、特別に、桜の綺麗な時期を、ねらって、ねらって、完全にねらい撃ち、
山本リンダシステムで
撮影をしていただきました!


ニコの今年の花見は、タイミングをあやまって桜咲いてなかったので(涙)、、、、、、
大違いですね〜。


やっぱり、プロの仕事は、違います。
そして、ご協力いただいた古屋さんご家族のみなさんには
頭が下がりっぱなしですねー。


そんな意味で、4/20(土)は、
早起きをして、
建もの探訪見て、

また一眠りして、

お腹を空かせて、オープンハウスにご家族で出かける、

っていうのが、理想のお勧めコースですよ。



ほんとに、偶然ですが、
どちらも、まるまる2年経ったニコのおうち。

ぜんぜんロケーションも、敷地の広さも、すがたかたちも、ぜんぜん違う、2件のおうち。

でも、どこかで繋がっているような2件のおうち。



この世は不思議なコトばかりです。

posted by 西久保毅人 at 21:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

余計なコトは、やめられない。

先日、4/19発売の「住宅建築」6月号に、
昨年完成した「新さんの家」を掲載していただいたんですが、

なんと、まさかまさかの表紙掲載!!!!


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表紙写真は、和紙のハタノさんに貼っていただいた桜色のモザイク貼りの和紙なのですが、
嬉しい!の一言ににつきます!


住宅建築、に掲載してもらえるなんて、何年ぶりだろ、、、、というくらいに久しぶりです。

専門誌が他の雑誌と一番違うのは、記事も全部、僕が書くというコト。
だから、世の中では、それを「発表」というのでしょうね。

だから、緊張感もありますが、とても光栄なチャンスです。

だから、久しぶりっていうのもあり、
ただでさえ、文章を書きすぎる傾向にある僕は、
勢い余って、頼まれてもいないコトまで書いてしまいまったのです。

嬉しくて、というものあり、久しぶり過ぎて、というのもあり。

でも初稿は、いづれにしても、書き直すものですし、
僕の場合、大抵、

「あの、、、書いていただいた意気込みは分かりますが、
 字数、800字程度の枠なので、5000字書かれてもですね、、、、。」

と編集の方に言われるのが、まぁ、僕の人生のほとんどのパターン。。。



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ところが、今回、また
「書きすぎて、怒られるかなぁ、、、。」と思っていたら、、、、。

なんと、
全部、載せていただけるコトになったんですよー。

編集の担当の方に、感謝感激!
きっと、字数多すぎて呆れられたコトでしょうけど。。。


で、その書いた余計なコトっていうのは、
今回、「住宅を知覚する」という特集とのコトだったので、
掲載していただく新さんの家の説明とは別に、
僕は、絶対、三木成夫さんについて書きたい、と思ったんです。

三木さんの生命記憶について。



20代の頃、仕事サボっては、入り浸っていた幼稚園の園長先生に

「ニシクボくん、これ読んだらいいわよ。」と

勧められた三木さんの本。(実話ですよ。)

そんなやる気のない勤め人時代の僕が、
三木さんの思考に出会って、心から「腑に落ちる」という感覚になったんです。

それは、その後の僕の建築を考える時の思考の根っこになり、今に至ります。

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しかし、
建築とは全然関係ない分野の研究者だった方なので、
建築の専門誌には無理かも、、、?と一か八かだったんですが、
まるまる掲載していただくコトになり、本当に光栄でした。


建築系の人も、全く関係ない人も、他の著書も含めて、ふれると世界が広がる本です。(と僕は思います。)


三木成夫さんとは、何者??という説明は僕はしませんので、
興味がある方は、ぜひ、三木ワールドを読んでみてくださいね!


さて今回は、和紙職人のハタノさんにも、文章を寄せていただきました。


そんなコトもあってですね、、、、


と、もう一つの嬉しいコトは、また次の機会に。


いやぁ、しかし、余計なコト、っていうのは、
し続けるもんですねー。


最後に、今週末4/28(土)は、横浜近郊で、2世帯住宅のオープンハウス予定です。
ご案内を送るのは、ギリギリになりそうですが、
興味のある方は、ご連絡くださいね。
posted by 西久保毅人 at 20:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月23日

今週の土曜日4/27は、横浜で、齋藤さんの家のオープンハウスです。

年号が変わるせいでしょうか?

なにか、この4月は、年末のような気分です。


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そんな意味では、「平成」最後に完成する横浜の齋藤さんの家。


連休前のお忙しい時期だとは、思いますが、
平成最後の2世帯住宅です。


1階にある、部屋と呼ぶべきか、土間と呼ぶべきか、

中と呼ぶべきか、ソト、と呼ぶべきか、

未だにわからない場所が、
齋藤さんのくらしとご両親のくらしと、街の営みの間の「軟骨」のような
空間に育ってくれたらなぁ、、、、という願いを込めて。


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なんこつ、って書いたら、焼き鳥食べたくなっちゃいました、、、(笑)。

内覧をご希望の方は、ぜひ、お問い合わせ下さい。



、、、、、すみませーん江頭さん、もうちょいお待ちを!
posted by 西久保毅人 at 19:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

平成最後は、令和の予告

さて、いよいよなんの準備もしないまま、平成が終わりそう、、、。


今日、ふと思ったんですけど、

平成 と 令和 を並べて書いてみて、

最初の文字と、最後の文字を残すと、

平和 になります。

こう思うと、なんだか、令和 っていう
耳慣れない新しい元号が、急に素敵に思えてきた46歳。

さて、お休み中、しばらく書かないので、
平成最後に、令和の予告です。


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という訳で、
5/17に、講演会をさせていただくコトになりました〜!!!!


ほーら、新さん!新さんちは、僕の自信満々の、超いい設計って言ったでしょ??

何度言っても、信じないんだから、、、。(笑)。

「どーせ、ニシクボさん、酒でも飲みながら、
 震える手でテキトーに設計したんでしょ?」って思われてますからね、、もう。


、、、、、と、そんな訳で、設計させていただいた新さんのおかげで、
こんな舞台を準備していただくコトになったのです。


しかも、僕のLOVEハタノさんとのダブル講演です!

なんか、僕の初めてのこんな大舞台が、ハタノさんと二人なんて、もう夢のよう。
ハタノさんと並びたい人なんて、世界中にごまんといるでしょうに、、、。すみませんね、ボクで、、、(汗)。


まぁ、
釣り合うかどうかはともかくとして、
せっかくなので、「建築」とは一切関係ない「ケンチク」の話をさせていただこうかと
考えています。

しかしなぁ、、、
なんだかんだと
ハタノさんとは、お酒飲みながらしかまともに話したコトないからなぁ、、、、。

そして、僕も少しお酒が入らないと、緊張してうまく話せないしなぁ、、、、。

できるコトなら、

「じゃぁ、かんぱーい!」

と、ビール片手に話始めたいものですよねぇ、、、ハタノさん。。。
楽しい飲み会なら、自信あるんですけど、、、。


と、そんな僕の悩み相談を、山崎さんにチラッとしたところ、


「じゃ、始まる前に、焼き鳥屋で一杯飲みますか?」


とのコト!

やはり持つべきものは、佐賀人のお施主さんです(笑)。



正直、僕の話を聞きたくて満員になる可能性は低いですが(涙)、
ハタノさんの話を聞きたくて、早めに満員になる可能性は、かなり高いかもです。

ご希望の方は、下記に詳細を貼っておきますので、ご予約下さいませ。

あ、新さんは、絶対来てくださいね〜。絶対ですよ、ぜったい!


ではではそれでは、

さらば平成、ようこそ令和!!!!!



以下、ご案内です。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、





いつも『住宅建築』をご愛読いただきありがとうございます。
6月号の発売を記念し、講演会を開催いたします。
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2019年5月17日(金)18時半〜20時半 @新宿
6月号発売記念講演会
「手ざわり、目ざわり、足ざわり――弱くて強い素材、強くて弱い建築で目指す僕らの未来」
ハタノワタル(和紙職人)× 西久保毅人(ニコ設計室)
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6月号の特集は“住宅を知覚する”。
知覚とは、視覚、触覚といった身体的な感覚から、
たとえば「美しい」「明るくて気持ちが良い」と感じて体験化されることを言います。
住宅も、窓から見える緑や光、色、風、手足で触れる素材など、
さまざまな要素が人の知覚に影響します。
5作品とアアルトの言葉と建築から、住宅における「知覚」を掘り下げています。

講演会では、
和紙職人のハタノワタルさん、
ニコ設計室の西久保毅人さんをお迎えします。
特集で紹介した「新さんの家」をはじめ、
ハタノさんの和紙やさまざまな素材を用いて
子どもも大人もワクワクするような
魅力的な住まいをつくられています。

和紙によって、どんな空間が生まれるのか?
お二人の目指す、「手ざわり、目ざわり、足ざわり」の豊かな建築とは?

和紙の魅力、和紙を通して生まれる建築の魅力についてお話しいただきます。
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◇講師プロフィール
ハタノワタル
1971年 兵庫県淡路島に生まれる。1995年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。
1997年 黒谷和紙研修生として和紙を学び、手漉き和紙の職人となる。
表現者として個展などを多数開催するほか、和紙を用いた小物や什器から壁材、
床材、空間デザインなど幅広く活動する。

西久保毅人(にしくぼ・たけと)
1973年 佐賀県に生まれる。1995年 明治大学理工学部建築学科卒業。
1997年 同大学院修了。小林正美教授に師事。
1997年 象設計集団、アトリエハルを経て、2001年 ニコ設計室設立。
2011〜2016年 明治大学兼任講師。2019年〜 工学院大学非常勤講師。
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◇日時:2019年5月17日(金)18:30〜20:30 (18:00開場)
◇場所:日建学院新宿校(東京都新宿区西新宿7-2-4 新宿喜楓ビル2F)
◇定員:50名(要申込み、受付先着順)
◇会費:『住宅建築』定期購読者 500円
    一般 1,500円
    学生 500円
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◇お申込み方法:
下記のいずれかの方法でお申し込みください。
1.専用フォーム
※学生の方はフォームをご利用ください(学生以外の方もお申込みいただけます)
https://luchta.jp/jklecture201906

2.メール又はFAX
1〜6を記載しお申込みください。
1.氏名(ふりがな) 2.職業 3.所属 
4.電話番号 5.メールアドレスまたはFAX番号
6.お申込み区分(定期購読 or 一般)
(※GW中にお申込みいただいた場合は、
受付完了のご連絡がGW明けとなりますのでご了承ください。)

FAX⇒03-3635-0045  メール⇒tegaki@gol.com (『住宅建築』編集部宛)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
皆さまのご参加をお待ちしております。
posted by 西久保毅人 at 22:09| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月07日

なんにもないは、なんでもある、、、、。そしていよいよ江頭さんち??

佐賀の人は、たいてい、

「佐賀は、何にもなかけんねー。」

といい、逆に東京に対して、

「トウキョウは、何でもあってよかねー。」

と言います。


九州近県の人にも、

「佐賀??何にもないとこよね?」

って言われるので、佐賀は、よっぽど何にもない印象なんでしょうねー(笑)。

きっと、何にもなさそうな県ランキングでもあれば、
おそらく優勝候補の筆頭の県です。


さて、
ちょうど、僕が高校2年生の時に、平成という時代になりました。
突然の休日に、ポーカーン、として過ごしつつ、
やっぱり当時の僕も、

「佐賀は、何にもない。トウキョウはなんでもありそう。

 だから、とにかく、トウキョウに行くのだ!」

と思っていたし、そういう意味では、
大学なんかに行くコトよりもむしろ、
「トウキョウ」という場所に行くコトの方が、
僕の中では、大きな想いでした。

そんなコトに、理由もクソもありません。
テーマソングは、いつも長渕剛とラブストーリーは突然に、でしたから、、、(笑)。


とにかく「平成」という時代の始まりは、僕にとっては
「なんでもありそうなトウキョウにいく」っていう、
訳のわからない妄想に取り憑かれた時代の幕開けだったのです。

心から、「佐賀はなんにもない。」って思っていたんだよなぁ、、、、。


そういう意味では、今振り返ると、とても分かりやすくて、

何にもない県ナンバーワンの県から、
何でもありそうな県ナンバーワンの県へ、

っていうのが、まさに僕の平成史だったなぁー、とこの30年を思います。

さて、そんな決意でトウキョウに出てきて、まもなく30年。

たしかに、佐賀に無いものが、たくさんあったような気はします。
たくさんあり過ぎで、何があるのか、よく分からないくらい。

でも、「たくさんある状態」っていうのは、
案外、慣れるもので、慣れてしまうと、

「うーん、、、ホントに何でもあるのかな??」

っていう想いも膨らんできました。


何でもある、ような代わりに、その何でも、っていうものは、
とても移ろいやすくて、
例えば、初めて駅を降りた時に、

「今日は、なんの祭りの日??」

って思って興奮した渋谷の街も、駅を降りると
もう、最近は、あまりに変わりすぎて、別の街みたいな感じです。
でも、ちょっと歩くと、相変わらず変わらない路地や、建物もちゃんとある。



逆に佐賀に帰ると、

「(笑)、まだそのまんま??」

っていうくらいに、
あきれるくらいに、変わらない景色や街がそのまんまあって、
ちょっとその、変わらなさ加減に、感動しちゃうくらいなんですが、
逆に、変わり果ててしまったエリアもあります。
トウキョウにとっては、「ただの一手」のようなつもりの開発が、
田舎では、「一刀両断の一手」になり、血の巡りを完全に変えてしまうコトもあるのです。



嬉しいコトに、
ここ最近、九州の仕事をようやく頼んでいただけるようになって、
ここ数年は、この30年間に一度もなかったくらいの頻度で
佐賀に帰っているんですが、帰れば帰るほどに、30年前の想いと、
まったく逆の気持ちに、ふつふつとなっていく気がします。

「佐賀には、素敵なものが、なんでもあるぞ!」


というような。


「なんでこんなに素敵なものが、たくさん溢れているのだ!」


というような。


でも、逆に、「トウキョウが嫌いになったのか?トウキョウには、何にもないと思うようになったのか?」

というと、そうでもないんですよねー。


やっぱ、トウキョウには、トウキョウという街でしか、産まれも、成立もしなかったであろう、
素敵な街や関係や距離感や、飲み屋や、飲み屋、、、がたくさんあって、
やっぱりトウキョウも、いればいるほど、好きなんですよねー。
僕の子供達も、完全なトウキョウっ子、ですしね。

そして、ケンチクを学ぶフィールドとしては、僕にとっては、トウキョウで良かったな、と
思うし、トウキョウじゃなかったら、僕は役に立たなかっただろう、とも思うんです。
トウキョウで設計するコトは、やっぱり楽しい。
密集地、ごちゃごちゃしてる街、小さな家、大好き(笑)。


だからこそですが、
トウキョウで必要とされているコトと、
九州や佐賀で必要とされているコトが、
なんだか、少し違う。

というのも、体感として感じるようにもなりました。

おそらく、問題の主軸が、少しだけ違うのです。


でも最近は、
江頭さんの家のおかげで、佐賀の旧友たちとのミラクルな再会がいくつかあり、
僕が、この30年かけて、トウキョウで学んだコト、経験したコト、身につけたコトが、
故郷の役に、少しくらいは立つかもしれない。
というワクワクした感情も、最近は持つようになってきました。


そもそも、「なんでもある」からだとか、「なんにもない」からだとか、、、、
そんな考え自体が、間違っていたんでしょうね、きっと。


何かがあるとか、何かがないとか、
そういうコトは、ただの一つの見方のであって、
ワクワクするとか、ドキドキするとか、好きだとか、美しいだとか、という
ふつふつと湧き上がる感情には、何にも関係ないのです。


トウキョウにだって、佐賀以上に素敵な田舎みたいな街があり、人たちがいるし、
佐賀にだって、トウキョウ以上に、トウキョウ、みたいな場所があり、人たちもいる。


佐賀とか、トウキョウとかは、もう関係なくって、
ようは、同じ想いかどうかなのだ!
想いさえ、通じてれば、何とでもなるのだ!

最近は、そんな気持ちなんです。


そんな風に考えると、
この平成という30年間の時代は、僕にとっては、

佐賀から出なくてはいけなかった時代。

トウキョウという街に、徹底的に挑戦し、教えていただいた時代。

だったんだなぁ、、、と改めて思いました。



どちらが欠けても、後でも、先でも、きっとダメだったんだろうなぁー。


そして、どっちも好きだなぁ、と改めて思うのです。



まぁ、そんな訳で、
こんな風に書くと、

「ん??ニシクボさん、いよいよ佐賀に帰る宣言??」

と誤解されそうですよねー、、、、

僕の生活も、仕事も、トウキョウが中心であるコトには、
今後も変わらないんですけど、
次の令和の時代は、
佐賀での仕事はもちろん、これまで出会った愛すべき人や街が、
関係や立場や距離を飛び越えて、


「つなげる、ひろげる、むすぶ」


コトのできる自分になれるように、志を新たにしたいと思いました!


、、、、、ていう、

令和のご挨拶でした(笑)。ニュー西久保に乞うご期待!!!

まぁ、たいして変わり映えは、しないでしょうけど、、、、、。



さて、、、、、


、、、、かーらーのー、佐賀の江頭さんちのオープンハウスブログにしたかったんですけど、
あまりに挨拶が長すぎたため、
今回も、江頭さんちのご報告は、残念ながら延期、というコトで、、、、、(笑)。



佐賀、なんでんかんでん、あるやんね。


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写真は、江頭さんの家でした。
posted by 西久保毅人 at 19:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月10日

輪島塗で楽しむ、美味しい新井薬師〜お味噌汁と、和菓子と、珈琲と

今週末5/12(日)に、こんな素敵なイベントが開催されます。


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輪島塗で楽しむ、美味しい新井薬師〜お味噌汁と、和菓子と、珈琲と〜


内容:新井薬師の美味しいものを取り入れたお味噌汁と小さなおかずたち 
   つなぐ、が選ぶ和菓子と珈琲 

場所:中野区新井1−31−5(薬師あいロード商店街内)


時間:11時〜16時半


1階【輪島塗の展示及び、珈琲の提供】
   通りを歩いているお客様にもふらっと入ってもらえるスペースとします。
   輪島市よりお借りした輪島塗の展示しつつ、ご希望の方には、お好きな器を選んでいただいいての珈琲セットを振舞います。
   ●珈琲セット内容(400円)
   ⑴その場でドリップする珈琲
   ⑵あいロードのお菓子(薬師但馬の甘いお豆さん)
   珈琲提供「つなぐ、コーヒーのセレクトショップ」の田邊さん。
   http://tsunagu-coffee.com/

2階【予約をいただいた方(現在予約数:大人15名+2歳のお子様1名)のお食事スペース】
  予約のお客様に1階で受付(リストバンドお渡し)をし、輪島塗の展示を楽しんでもらった後、
  好きなお椀を1つ選んでもらって、2階でお食事を楽しんでもらいます。
  来場タイミングは11時〜16時半のうちいつ来てもらっても帰ってもらっても良い自由な感じにしようと思っています。
   ●食事内容(お一人2,000円 ※未就学のお子様無料)
   ⑴初夏の豚汁(坂本商店のお味噌、佐藤精肉店のお肉を使用)
   ⑵小さなおかず3〜4品程度(中野通りにある自然食品ビーンズや、佐藤精肉店のお肉などを使用。できる限りあいロードで揃える予定    です)メニュー案:人参しりしり、卵焼き、しいたけの肉詰め、初夏の野菜スティック(味噌をつけて食べる)
   ⑶冨士見野のおいなりさん(輪島の海塩とレモンの皮をトッピング)
   ⑷デザート:珈琲(田邊さんドリップ)と和菓子(冨士野のかのこ餅)
   
   珈琲&デザートタイムにはお客様に1階に行ってもらい、再び輪島塗のカップを選んでいただきます。

   ●演出
    母の日なので、あいロードの花屋さんでカーネーションを仕入れて、2階に飾ります。
    予約のお客様の中には、お母さん、妊婦の友人もくるので、帰りにお渡しします。

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実はですね、
この4月から、約3年間、ニコで設計をさせていただいた小田原さんの家を、
僕たちでお預かりする事になったのです。


そんな訳で、先日4/20に、Bird プロジェクト というイベントをしたところ、

この場所で、

「あれやりたい」

「これやりたい」

っていう、たくさんのご意見をいただく事ができました。



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この商店街のみなさん、

実はこの「小田原さんの家」に興味津々だったみたいです。

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そんな訳で、

その場で、たくさんの素敵な人と出会ったんですが、

今回のイベントを企画された松尾さんも、そのうちの一人。

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特に、小田原さんちは、

1階は、
街に開いたギャラリーやイベントができますし、

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2階は、使いやすいキッチンと、備え付けのテーブルがあるので、
美味しいもの好き、料理好き、な人たちのためのイベントにピッタリなんですよ。

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うーむ、これから、いろいろ楽しいイベントができそうです!


そんな第一回は、
まずは、プレオープンイベントとして、

1階も、2階もフルに使った、とても美味しそうなイベントを
松尾さんつなぐ珈琲の田邊さんに企画頂きました。

、、、という訳で、
今回は、いつもと違い、僕たちは、ノータッチ戦法。

だからこそ、実は当日、とても楽しみなんです。


僕も、終日、現地にいる予定ですので、
(きっとヒマそうにブラブラしているでしょう、、、(笑)、

もし興味がある方や、のぞいてみたい方、
何かイベントしてみたーい、という方など
ぜひぜひ、のぞきに来てみてくださいね!


あ、もちろん、ニコに設計頼みたい人も(笑)。


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詳細、お問い合わせは、こちらまで。
posted by 西久保毅人 at 19:42| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月12日

空中の楽園

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大好きだからこそ、


ケンチクの話は、いったん置いておいて




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それでもにょきにょきっと、アスファルトを突き破ってさえ、


生えてくるような建築の世界を目指しましょう!



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そんなメッセージのような。
今日は、村上建築工房の見学会でした!

また、現場やりましょうねー、村上さん。
島根くん、いい仕事!






、、、、、あっ、また江頭さんちがアップできず、、、、(笑)。
posted by 西久保毅人 at 01:08| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月15日

2019年05月22日

船で航海にでる時、


華やかなテープカットや、鼓笛隊の演奏やらが鳴り響き、
あたかも、出発する人だけが主役のような描かれ方をするけれど、
見送る人や、帰りを待ってくれる人がいるから、
そもそも出発できる。


飛行機だって、
パイロットが主役のように描かれがちだけど、
航空管制官が、地上で見ていてくれるから、
安心して大空に羽ばたける。



絵画だって、
しっかりとしたキャンバスがあるから、思いっきり絵の具を叩きつけられる。




要は、
硬い地面があるから、思いっきりジャンプできるのだ。



時には、あたりまえに気がついたコトを、
忘れないように文字にしてみようと思う。


忘れないように。



僕も歳だからねぇ(笑)。




「えーーっ、30代かと思ったぁ。うっそぉ、みえなーいっ。」

って時々、言われない訳でもないコトもなくも、ない訳でもなくもないけども、、、、、。
posted by 西久保毅人 at 23:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月23日

江頭さんの家、第1話 猿山のできるまで

さて、お待たせしました!


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誰よりも、江頭さん、お待たせしました!!!!(笑)。

「佐賀で一番よか家大賞」候補の、
江頭さんの家です。

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るうちゃん、ごめんねー、お待たせしました。

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さて、
ここまでの写真を見ての通り、
江頭さんの家は、猿山のように、屋根を存分に楽しめる家です。


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オープンハウスは、二日間とも晴天で、
北は東京から、南は宮崎県から、と近県からもたくさんご来場いただき、
ありがとうございました。

お子さんの近所の友達も、待ちに待ったとばかりにたくさん
遊びに来てくれたんですが、
幼稚園時から、小学生から、大人まで、
家の中にいるよりも、屋根の上にいる方が長かったかも??
というくらいに、屋根の上が、大人気!


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怪我ひとつぜず、
思い思いに、走り回る子供達。


ほんとに猿山のようでした(笑)。


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さて、なんでこんなコトが実現できたかというと、
屋根の勾配が緩かったり、
屋根の素材を、滑りにくい素材にしているコトも理由のひとつですが、
何よりも、

「屋根を一部だけ、地面にできるだけ近づけた」


ことがポイントだと思うのです。





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だから、なんか
屋根の上なのに、怖くない。


そして、低い屋根の下は、自転車置き場にちょうどいい高さです。


正直、たったそれだけの工夫なのですが、
ほんの一部だけの屋根を、極端に低くするコトで、
正面から見た時に、

「あれ?この家、なんか、よく見る家と、なんか、、、違う。なんだろ??」


っていうカンカクを覚えると同時に、

「家なのに、、、、なんか親しみやすい。」

というような、フレンドリー&ウエルカムな、家に人格があるような、
そんな佇まいになっているのです。



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、、、まぁ、
想像していた以上に、
フレンドリーな猿山。


もう、縦横無尽な猿たちに、大人はお手上げです(笑)。


裏テーマとしては、
残った庭に、フットサルコートでも作った時には、
屋根の上が、スタジアムの観覧席になるといいなー、って思ったのが、
この屋根の始まりなんですけどね、実は。


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だから、江頭さん、
あまった場所に、
頑張って、サッカー場作ってください!


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さて、屋根の話で終わりそうなので、今日は冷静に。

家の中に入りましょう!


そんな訳で、

「サッカーこそ我が人生」

の江頭さん。

もちろん、玄関あけたら、ロッカールーム、な訳です。

家族全員分のロッカーを玄関に作りました。

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玄関には、鮮やかな壁に、手洗いがあります。


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玄関で靴をぬぐと、こんな風景。

江頭さんの家は、ほぼ平屋の家なのですが、
平面図は、十文字型になっています。

中央に、多目的なパントリーを作っていて、その周りをぐるぐるぐるぐると、
回遊できるようなプランです。



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大雑把には、
左に曲がると、庭に連続したみんなの場所やお客さんを招くパブリックな場所。
右に曲がると、お風呂やクローゼットや寝室などのプライベートな場所に、
それぞれ性質分けをしているので、
来客時ににも、気楽な計画にしています。



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まぁ、とりあえず、左へ曲がってみましょうか?


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ここは天井の高いひとつの大きな空間なのですが、
土間続きの食堂のような空間と、
一段上がった板の間に分かれています。


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そんなダイナミックな大空間とは対照的に、
奥には、なにやら動物の巣のように、
ぽこぽこと穴の空いた壁面が見えますねー。

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おや、
上には、僕の佐賀の大先輩、

構造設計のオサジマさんが、、、、。

なんだか、東京で会う時よりも、楽しそうで、
子供みたいな笑顔です。

よっぽどこの中は、楽しいのでしょか?



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そう、この白い壁の中は、
子供たちだけのスペースになっているんです。

「まだまだ子供部屋はいらないし、分けなくっても大丈夫。

 でも、将来は、分けてたくなるかもなぁ、、、、。」



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そんな絶妙に楽しい時期を、そのまんま楽しめるように、
子供部屋は、ちょっと未完成。


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その代わりに、床が、だんだん、だんだん、と
スキップ状になっていて、
ハシゴや台を利用すれば、どんどん上まで登って行けちゃうのです。


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ほーんと、
こういうよく分からない怪しげな場所は、子供達は
たまりませんよね。

そんな訳で
もうすでに、悪の巣窟の香りが、、、、、。

子供達の隠れ家ですね。

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でも、ちゃんとリビングにはちょこちょこ繋がっているので、
完全に閉じこもれる訳でもなく、、、、。

頭隠して尻隠さず、、、な子供室です。

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さて、
無事、一番上まで登れたら、
屋根側に、キャットウォークになる予定の橋があります。


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この日の時点では、
まだスカスカだったんですが、
こないだ行ったら、ちゃんと歩きやすく板が貼ってありました。

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でも、子供達は、このまんまでも、ひょいひょい歩いて行くんですけど、、、、、

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そう、この家のもうひとつの特徴は、
最初に説明したように、
屋根の家に外からでも登れますが、
こうやって、家の中のキャットウォークからでも、登れちゃうコトです。

だから、平屋なんですが、
立体的に屋根を通じて、家をくるくると立体的にも、回遊可能なのです。



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そんな訳で、
ますます猿たちには、好都合な、江頭さんの家(笑)。

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オープンハウス当日は、
江頭さんの弟さんが、テントを貼ってくれました。

家に、テントに、猿山に、、、、、。
いいなぁ、、、、。羨ましい。

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さて、また中に戻って、
今度は、プライベートエリアの右に曲がってみましょう。

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きれいなオレンジの壁に導かれるこのエリアは、
お風呂や洗面、クローゼットがまとまっていて、
物干しテラスもあるため、家事が一箇所で済みますし、


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どろだらけのサッカー小僧も、
練習後に、まっすぐお風呂に直行できて、
着替えてリビングへ、ととても便利です。

スポーツ少年は、臭いですからねー(笑)。


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いまのところみんなの寝室は、
とても深いブルーの塗装で仕上げています。

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裏庭の光も、なんだかきれい。

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ここは、中央のパントリー。
通り抜けもできるので、
2重にも、くるくる動線になっています。


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さて、そんな感じで、
リビングに戻ってきました。

なんだか、家の中も、
猿山状態ですね(笑)。

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家の中が騒がしい時は、
屋根の上に、逃げちゃった方が、気楽だよねー。


小学生男子は、
うるさいからねっ!


、、、と、こんな風に、
家の中にも、屋根の上にも、
たくさんの「逃げ場」があります。





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家族みんな

「家」にいるのに、

こんなにも、ひとつながりなのに、


それぞれ気分で、好きな場所で、気ままに過ごせる。


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江頭さんの大らかな家族への愛情や、

どんな人でも迎え入れてくれる人柄や、

見ず知らずだった東京にいる僕に、設計を頼んでくれる思い切りの良さや、


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魂のこもった仕事への情熱や、


超ー、分厚いツボノートや、古いものへの愛情や、


まぁ、とにかく飲みましょうよ、っていう
ほぼ、設計の話はせずに、佐賀に帰るたんびに、深夜までお酒飲んでばっかりだった打ち合わせ?や、


飲みすぎて帰って、うっかり家の鍵持っていない事に夜中に気がついて、
家に入れず、「車の中で朝まで寝ちゃって風邪ひきましたよー」、っていう日や、


そんな僕たちを、
呆れながらも、時がくるまで、見て見ぬフリして放っておいてくれた
奥様の佐賀の女の人らしい気前の良さや、、、、、


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そんな、あげたらきりがないような、
家づくりとも、設計とも、
一切、まったく、完全に
関係のないエピソードの数々。


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でも、それが設計なのだ、と僕は思うのです。


これが、まさに建築なのだ、と僕は思うのです。



まぁ、出来上がったのは、ゆかいな猿山でしたけどねー(笑)。


そんな訳で、
今日は
このくらいにしておきましょうかねぇ、、、、江頭さん。



まだ、何もかもが、
ようやく始まったばっかりなんですから。



(江頭さんの家、第1話 猿山のできるまで。 おしまい。)
posted by 西久保毅人 at 05:50| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月13日

うんのいいはなし

うーん、、、、


気がつくと、2週間くらい書いてないなぁ、、、、。

そろそろ「斎藤さんちのオープンハウス」を書きたいところ、
事務所もどったら、いよいよ書きたいなぁ、、、、、


と思いながら、今日は、珍しく、メガ銀行と言われるところへ、
新しい通帳を作りに行きました。


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そういえば、僕は小さな自営業だから、どうもメガ銀行、っていうのに
気が引けて、あまり近づかないようにしてたんですが、今回はちょっと心機一転!

そういえば、通帳を作るのも、何年ぶりだろう、、、?

そういう僕の時間が停滞している間に、やはり社会はいろいろ変わっているようで、
オレオレ詐欺とか、いろいろ犯罪も多様化しているからか、
法人通帳だからか、メガ銀行だからか、分かりませんが、時間もかかるし、書類もずいぶん増えたような気がします。


印鑑も、サインも、次から次から、たくさんしないといけないし、、、。


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もう、、、、、。

あー、早く帰りたい、


と思っているうちに、おなかが痛くなりました。

「あー、おなかいた、、、。」

時間がかかったものの、無事通帳をゲットしたので、
もう、足早に外に出て。



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「事務所に帰る前に、トイレに寄って行こう!」


こんな時、
僕は、どこの街でも、パチンコ屋さんを探すようにしています。

パチンコ屋さんのトイレって、
案外混んでないし、
以外と綺麗で広いんです。

逆に、デパート系は、なんか、混んでるコトが多くて、
1階から7階まで階段で全部のトイレを見ても、全部閉まってたりするんですよねー。

そういう意味では、
パチンコに夢中な人の多いパチンコ屋さんのトイレは、
案外、綺麗で、空いてて、いいのです。


ある意味、ギャンブル心理学。




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「ふー。。。。。」




さて、
用も済んだコトだし、
さっそうと、いつもより爽やか気味に、
事務所にもどるかなー、


と、ペーパーホルダーを開けてみたところ、

なんか、嫌な予感、、、。


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なんと、空っぽだったのです。


2段とも、、、。(汗)


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まーーーーじーーーーーでーーーーーー。


いやいや、どこかに、あるはず、、、、。


と、周りを見渡しても、収納らしきものもなく。



ちょっと、久しぶりのピンチです。



うーむ。。。。。。



まぁ、しかし、
ここで焦らず冷静なのが、大人の46歳です。


なんてったって、僕は、紙に図面を描く仕事!

そんな訳で僕のカバンには、いつもたくさんの図面やら、図面やら、図面やら、、、、が
入っているので、いざとなったら、紙はいくらでもある訳です。

まぁ、さっき作った通帳だって紙!(笑)。

「でもなぁ、、、、、

 コピー用紙だと、パリパリで使いにくそうだしなぁ、、、。
まだ、通帳の紙の方が、柔らか気味かなぁ、、、。」

と、覚悟を決めつつ、カバンを開けてみたら、、、、。




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「おっ。」


なんか、メガ銀行の袋が入っています。



そういえば、
逃げ出すように、メガ銀行を出てきたけれど、
帰りになんか、もらったような、、、、。


四角かったような、、、、、。



でも、最近は、こういうの、卓上カレンダーっていうのが、おきまりのパターン。


卓上カレンダーで、拭くのもなぁ、、、、。

と、思いつつ、中を見てみると、、、、、。


















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なーーーーーんと、



まさかの、
ボックスティッシュくんじゃありませんか???




もう、、、、、、。

この感動を、どう伝えたら良いのか、、、、。


こんなミラクルがあるのでしょうか??


生きるって、、、、、素晴らしいですね!

人生って、捨てたもんじゃぁ、ないですね!



メガ銀行さん、ありがとうございます!!!!!
なんか、書類多さに、ちょっと悪態気味ですみませんでした。

でも、やっぱ、大きな銀行さんは、「人生の荒波の中で何が必要か?」を分かってらっしゃるんですね!

いやぁ、、、、もう、、、、。


また、通帳を作る時があったら、ぜひ、
再訪したいと思いました!


、、、、、、ていう、話ですが、、、、。



みなさまも、運に恵まれますように!!!(笑)。


「うん」のいい話のついでに告知するのも、アレですが、、、

来週末は、超気持ちのいい八ヶ岳の別荘地にて、

「八ヶ岳のセカンドハウス」のオープンハウスなのです!

ぜひ、休日に、八ヶ岳の澄んだ空気を吸いに、お出かけくださいませ〜。



Instagramには、写真や動画も載せていますので、ぜひ、ご覧ください。



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posted by 西久保毅人 at 00:26| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

明日は、八ヶ岳のセカンドハウスのオープンハウスなりー。

さて、明日は、
山梨県北杜市で設計をさせていただきました、八ヶ岳のセカンドハウスのオープンハウス。



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セカンドハウスっていえばさー、、、、


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ふかーーーい軒と、

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その下にあるテラスでしょっ。


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ですよねー!!!!!


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そして、このセカンドハウス、
実は、犬も、猫も、両方遊びにきちゃう予定なんです。

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「、、、、、しかも同時にだ。矢沢、、、。」


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そんな訳で、
ひろーい庭には、
ドッグランを予定していて、
犬を連れてきたゲストも、敷地内で自由に犬を放てる予定なんですが、

キャットラン、、、、っていうのは、
あんまり聞かないですよねー。

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でも、犬だけそういうのを作るのは、えこひいきなので、、、、、、


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こういう穴から、猫たちは、
家のなど窓辺を、くるくると回遊できるようにしています。


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猫目線。


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と、楽しく、新しいコトをたくさん考えさせていただいた「セカンド」ハウス。


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でも、もう一つの、僕にとっての超〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜嬉しい
「セカンド」の意味はですねっ、



同じ方からの2件目のご依頼というコトなんです!!!!!!

あれから、かれこれ15年。

15年前も楽しかったなぁ、、、、、。
そして今回も、楽しかったなー。

住宅の設計やってて、2件目なんて、もうこんな嬉しいコトはありません。


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2件目も、
しかも、15年も経ってからまた頼みたくなるなんて、
よっぽど良い設計のおうちだったんでしょうねー。きっと。。。。

15年前っていえば、僕30歳ですよ、30歳!(笑)。
、、、、、、まーったく思い出せない自分の30歳、、、、、。細かったのは確か、、、。



でも、
僕の中でも、名作中の名作だから、
果たして、超えられるか?自分、、、、。


成長してるか?自分、、、、(汗)。


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さて、そんな訳で、、、、、、。



まぁ、とにかく明日が楽しみですー(笑)!!!!
ご来場されると、どのおうちの「セカンドハウス」か、分かるかも知れません、、、、。ね。

posted by 西久保毅人 at 22:38| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月24日

どっちつかずは、リゾート気分

今週の日曜日、6/30は、
完成してまる3年になる、
「若井さんの家」の御入居後のオープンハウスを
させていただきます。


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とはいえ、ご入居後のため、完全予約制。

すでに予定の枠は埋まりつつありますが、
もしかすると、ご案内可能な時間帯もあるかも知れませんので、
この機会にぜひ、ご検討ください。



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さて、若井さんち。


「うーん、、リゾートみたいな空間が好きなんですよね〜。」


というお話から設計が始まって、つぼノートも、そんな
南国の気持ち良さそうな写真ばっかり(笑)。


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「でもですよ、、、、、

 あの、

 ここ、トウキョウの、案外密集地ですけどね、、、、、、、、。」


と思いつつ、


「リゾートは、リゾート地で楽しんでくださいよ、、、、。」


と思いつつ。



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でも、ほら、
僕、
案外、オトナなので、

そんな若井さんの好きな「リゾート的な空間」について、真面目に考えちゃうんですよねー。





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ほら、僕、
案外、真面目なんで、、、、。




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で、
僕が出した答えっていうのは、、、、、


「どっちつかず」って、「リゾート気分なんじゃん。」


「リゾート気分」って、「どっちつかずの空間なんじゃん。」


ってコトでした!



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「ここ、ソト?」

「ここ、ナカ?」


「屋根あるけど、窓ついてなしし、、、ソト?ナカ?   どっち??」



そんなどっちつかずの空間が、若井さんのいう、

「リゾート空間」なんではないだろうか、、、?


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どっちつかずは、リゾート気分!!!!


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はたして、どうなんでしょうねぇ、、、、(笑)

posted by 西久保毅人 at 23:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月26日

メール、HPの不具合のお知らせ


6/25から、ニコ設計室へのメールが届かない、HPが見られない、

という不具合が起こっています。


ご迷惑をおかけしていますが、
現在、復旧対応中ですので、
しばらくお待ちくださいませ。


復旧するまでは、
お手数ですが、
ニコ設計室へのお問い合わせや、進行中のお仕事のメールなどはすべて

nishikubotaketo?me.com

の?を@に変えて、送っていただけると、助かります。

よろしくお願いします。


2019.06.26
ニコ設計室 西久保@早く復旧して〜。。。。
posted by 西久保毅人 at 00:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メール、HPともに復活しましたー!

大変、お騒がせしました(汗)。



メール、HPともに復活しましたー!


いやぁ、
まーーったく分からない分野なだけに、ホッとしました。



「このまんまだと、ニコの存在、跡形もなく消滅しちゃいますね〜。。。」

と、キクちゃん。




でも、この程度でホントに消滅しちゃうものなのかどうか、、、、、。
その程度のコトしか、やってこなかったのかどうか、、、、。


それはそれで、そのうち、試してみたいところです。



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写真は、先日の、八ヶ岳のセカンドハウスのオープンハウスなり。




ほっ。
posted by 西久保毅人 at 17:18| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月04日

迫力

「緑の家。」という書籍に、
島岡さんの家を掲載していただだきました!!!


中身を見ると、
なんだか恐縮してしまうような憧れの建築家の方々の
住宅がたくさん載っていて、びっくり。


そんな訳で、とても見応えのある本です(笑)。



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実は、去年の、まだ暖かいくらいの季節に
取材、撮影していただいたので、
まだか、まだか、、、と思っているうちに、
出るのをすっかり忘れちゃっていました、、、。



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でも、そのぶん、
中を見ると、とても丁寧に撮影されたり、取材されたり、
掲載されている図面にしても、見やすい手書きの図面になっていたり、、。

なんか、とても丁寧さが伝わってくる本です。


建築もそうだけど、
作る時は、どうしても急かされるし、
特に日本は、早くて安いコトが偉いように言われがちなんですけど、
出来上がってしまうと、そんなコトはすっかり忘れられちゃって、
残るのは、案外、

「雑さ」か「丁寧さ」か、

だけだったりするのかも??

って最近は思いますし、
実は、それだけが、何十年も残り続けてしまう。

それが僕たちの仕事です。


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さて、そんな訳で
言葉選びも、とても丁寧で、
紙面の中に、ちょっとハッとした言葉を書いていただきました。


それは、


「 景観の迫力に釣り合う、

  素材、色、躍動する空間 」


っていう言葉です。



ほーーっ、

って思っちゃいました。


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まぁ、改めていうまでもなく、
僕は、色や素材をたくさん使います。

それも、放っておくと、
現場での見本を見ては、


「えっとー、、、、、

 もーちょい濃いめの濃いめのマシマシでお願いします。


 そして、黒をちょい足しして少しくすんだ感じで、、、、。」

と、ラーメンの注文でもしているかのようなやり取りをします。



自分でも、なんでそういう調整をしていくのか、
いまいちうまく説明ができないコトが多いんですが、
なんだか、この言葉にうまく言い表していただいたような気がしました。


それは別に景観だけじゃなくって、

例えば、

街の営みの迫力、だったり。

生活の生々しい迫力だったり、

命の迫力だったり、

人間の欲深さの迫力だったり、

天気の迫力だったり、

時間の迫力だったり、、、、、、、、


という、

自分の力では、どうにもこうにも、ならないモノたちの迫力と
できれば並んでいたい、っていうコトなのかも知れません。


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と、

そんな訳で、
来週末の7/13(土曜日)は、
いよいよ待望の、
完成して、4年目になるマシューズさんちの入居後オープンハウスを
させていただくコトになりました!



生活の迫力、って意味では、
もう、圧倒的に素晴らしいマシューズさんの家。


マシューズさんには、ほーんとたくさんの素敵なコトを教えていただきました!


果たして、4年経っても、
家が、マシューズ家の迫力に負けていないといいけれど、、、、、。



とても楽しみです!
ホームページよりお問い合わせくださいませー。

posted by 西久保毅人 at 23:42| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月08日

この度、本を出していただくコトになりました!!!!



、、、、という訳で、


8/2に、いよいよ僕の初めての著書「家づくりのつぼノート」が発売になります。
発行はエクスナレッジ出版です。






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ふざけてる訳ではないですよ〜、、、、、。ほんとです。ほんとうに本が出るんです。



そんな訳で、HPの方に、少し真面目なご挨拶を書かせていただいたので、
こちらは、メイキング風に(笑)。


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独立以来、ずーっとお世話になっている
フリー編集者の松井春子さんに、

「西久保さんの本が作りたいんですけど、、、。」

とお話いただいたのは、もう何年前だろう、、、、?



「いいっすねー、大変、光栄で身にあまる機会。ぜひ頑張りまーす!!!」

と返事をしたまでは良かったんです。。。。。


そして、

「できれば全部、西久保さんの絵や写真で作りたいんですけど、、、、。」

っていうお話だったので、それにも、


「いいっすねー、大変、光栄で身にあまる機会。ぜひ頑張りまーす!!!」

と返事をしたまでは良かったんです。。。。


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でも、それって、要は、

「全部、やれ。」


ってコトですよね、、、??




もう、本、できちゃったからいいんですけど、
今思えば、こんなオファー、よくやろうと思った僕も、僕だけど、
頼んだ松井さんも松井さん、、、、、ですよね?


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でも、そんな無茶振りと、
まーーーったく原稿の進まない僕に呆れつつも、
毎回、打ち合わせのたんびに、

「もう、あなたの本なんて、作らないからね〜!!!」


「、、、僕も、もう結構です!!!」


と、子供のような喧嘩を繰り返しつつも、
ほーんと、辛抱強く、お付き合い頂いたなぁ、、、って思います。


ほーんと、心から感謝しているんですけどね(笑)。




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そんな訳でしたので、最終段階、

いよいよ

「じゃあそろそろあとがきを、1600字くらいで書いてくださいね。」


って言われた時、
僕は、もう編集者、松井春子について、1600字書こうと思って、

書いて送ったんですが、却下されてしましました。


せっかくなので、ここに載せちゃいますねー!

世にでるコトのない、まぼろしのあとがきです(笑)。


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あとがき(松井さんにボツにされた文章です。)

この本の編集者である松井晴子さんについて書く。松井さんがいなかったらこの本はできなかったのだから。

「晴子」という名前は漫画スラムダンクのヒロインのようだが、そんな可憐な女の子ではない。頑固なおばちゃんである。松井さんに最初に会った記憶があるのは、もう20年以上前、僕が勤めていた象設計集団の葛飾区の現場事務所でだったと記憶している。当時、話を交わした記憶もなく、松井さんも僕の事を覚えてもいないだろう。僕は僕で、なんだか威勢のいい怖そうなおばちゃんだなー、という第一印象でもあったため、自ら近づく事はなかった。
独立してしばらく経った頃、松井さんと雑誌の取材で再会する事になった。取材は仕事だから当然だとしても、それからというもの、僕が設計した家が完成するたんびに、毎回のように足を運んでくれた。その間に僕も、松井さんが数々の本を世に送り出し、時には自ら筆をとる多才な編集者である事、想像よりは怖くない事、を知った。そんな風に10年以上の月日が流れたある時、「西久保さんの本を作りたいと思うのよ。」という話をいただいた。「あなたの文章と写真とスケッチで絵本のような家づくりの本を作ってみたいと思っているの。」との事。「プロの写真家もライターも使わなくていいから、何より安上がりでしょ。」とも(笑)。
この思いつきが、安上がりでも何でもなく、松井さん史上、一番大変な本作りになるとは、その時は想像もされていなかっただろうと思う。もちろん僕もだ。なぜならば、出版社も、発売日も、内容も、締め切りも決まっていない本作りだったからだ。
とにかく僕の原稿が進まない。約束の予定は守らない。守らないくせに文句はいう。「とにかく目の前の設計の仕事が優先なのです。過去の事をそんなにまとめたいなら、松井晴子著、で書けばいい。僕は今が大切なんです。」と本当に、マンガようなセリフを僕は、何度、「晴子」にぶつけた事だろう。その度に、「じゃあ私も降りた。やめましょう。」と松井さん。はたから見てると子供の喧嘩の様だったろう。でもしばらくすると「どうなってるの?」と連絡をくれた。僕もしつこい方だが、松井さんのしつこさが圧倒的に上回った。相性は最悪だったかも知れないと今でも思う。
でも気がつくと、僕は、自分に染み込んだほとんどすべての経験を「出産」していた。そして、「晴子」は決して口にする事はないだろうけど、こんなメッセージが今なら分かる。


「あなたの中にある言葉や経験は、これまで依頼してくれた御家族からの預かりものなのよ。あなたのものなんて一つもありゃしない。だからさっさと全部出して次の人へ伝えなさい。それが編集者としての私の仕事なの」と。

そうなのだ、松井さんは、僕の産婆さんだったのだ。(ババアの意味の婆、ではありませんよ。そういう日本語!)
松井さん、本当に、本当にありがとうございました。そして懲りずに第二子、第三子もよろしくお願いしまーす!次は安産予定です(笑)。


(以上、ボツになった原文のまま。)

9450.jpg


さて、そんな訳で、
超、難産でしたが、数週間後には、とても可愛い子が生まれてこようとしています。

さらに作家の角田光代さんには、
家宝になるような文章を巻頭に寄稿していただき、帯にまで掲載させていただきました。
角田さんの言葉を載せた山吹色の帯のおかげで、本が格段とパワーアップ!
なんだか、スーパーサイヤ人になった気分です!!!


さて、角田さんの、この謎の言葉の意味は、
解き明かされるのでしょうか??



ぜひたくさんの方に、読んでいただきたい本です。

もう、Amazonでも、楽天でも、予約販売が開始されていますので、よろしくお願いします。


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posted by 西久保毅人 at 22:03| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月18日

おじさんの、SNS革命!!!(令和だし、、、。)

ニコのおじさん、

ちょっと前から、Instagram、っていうのを
使い始めました(笑)。

あと、LINE,、ていうのも。



SNSっていうのが、もうなんだか恐ろしくて、
ついぞ、2ヶ月くらい前まで、LINEすら、
どんなに勧められても、頑なに拒んでいたのですが、、、、。



でも、令和を期に(?)、
っていう訳でもないんですが、
さすがにこのままでは、あまりにも時代に対応できないのでは??

しかも、新しいものをひたすら拒んでいると、60歳くらいになった時に、
化石のようにカチンコチンになってしまうのでは、、、??

しかも、自営業だし、、、。


という想いもあり、
心機一転、
最近流行りの、Instagramというのと、LINEというのが、
僕のスマホの画面に仲間入りしたのです!  令和ですしね、、、46歳、おじさんの決断。


で、恐る恐る始めたSNS元年!!!!


まぁ、使ってみると、「へーっ」とか「ほーっ」っていう発見もあり、
そっか、
こういう訳で、みんなLINEを勧めてたのね、とか、

「はっ??今さら??」

って、みんなに言われるような発見や便利さがあるものですねー!

、、、とはいえ、恐ろしいため最初に、いろんな設定を「拒否」「拒否」「拒否」、、、、とした結果、
2ヶ月たった今でも、まだ僕のお友達、10人くらいなんですけどね。。。。

、、、、、お友達になってくれる人、募集中です(笑)。僕で良ければ、、、。




さて、そんな訳で、Instagramにも、いろいろ記事を書くようになったんですが、
そうすると、人間、どうしても24時間しかない訳で、
何かを始めると、やっぱり何かが、おろそかになります。


まぁ、でもブログは、やっぱりブログのフォーマットの良さがあるし、
Instagramにも、きっとそのフォーマットの良さがありそうな気がします。


そんな訳で、ちょっと実験的に、Instagramで書いたコトも、このブログにも掲載できるように
してみようかなー、と思って、こんなコトをしてみました。

どうだろ、、、、、見にくいのかなぁ、、、?  
見やすいのかなぁ、、、??



どなたか、そういうアドバイスがございましたら、
ご意見、募集中です。


下の写真を「ポチっ」とすると、それぞれ記事が見れます!

今回は、ここ1ヶ月くらいのあいだのをまとめて。。。。


2019.07.19 
<ちょうど、完成して1年が経った廣石さんの家😊>


ちょうど、
完成して1年が経った廣石さんの家😊


まるで、地図にマッキーで、キュっ、と
描いたような、長細〜〜〜い敷地でした‼️

しかも江戸時代は、川だったそうで、
海抜は、ゼロメートル地域。

だから、マングローブの植物みたいに、
地面に根をはやし、洪水になっても
へっちゃらなお家を考えました。

特殊な環境で生きようとして
たどり着いた「すがたかたち」は、
生き物も、建築も、

ふふっ、

と、とてもユーモラスです。😊

そんな、水陸両用の家。
足元は、もう植物に包まれています‼️





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#nikodesignstudio#niko#nikoarch#nishikubotaketo#architect
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2019.07.16 
<講師をしている大学の設計課題の発表会メモ😊>



講師をしている大学の設計課題の
発表会メモ😊

みーんな、おんなじ敷地で、同じ課題なのに、
うまれるカタチは、全然違います。

カタチを磨き上げられれた人もいれば、
迷走したまま、不完全燃焼の人も。

差は、能力っていうよりも、
しっぽをつかんで離さない
しぶとさのように思いました。

なんでもいいから、気になるしっぽを
見つけたら、ぎゅっと、つかんでみるコト。
思いのほか、振り回されたり、
思ったよりヌルヌルしてたり、硬かったり。

でも、しばらく辛抱して手を離さない事。
そしたら案外、
自分でも思いもよらない場所に、
連れて行ってくれる事もあるのです。😊😊

まだまだ始まったばかり。

「馬には乗ってみよ、
人には添うてみよ、
見つけたしっぽは掴んでみよ!」

です‼️


#大学#建築学科#課題#非常勤講師#しっぽ#馬には乗ってみよ#人には添うてみよ#しっぽは掴んでみよ#ニコ設計室#ニコ #西久保毅人#佐賀出身#公園の中の保育園#建築家#色とりどり#家づくりのつぼノート
#nikodesignstudio#niko#nikoarch#nishikubotaketo#architect




2019.07.15
<今回のゲストは、中国でデザインを学んでいる大学生が、4人で1週間滞在してくれました😊>

「月のとびら」

今回のゲストは、中国でデザインを
学んでいる大学生が、4人で
1週間滞在してくれました😊

なんと滞在中に、関西まで遠出したそうです。
そんな旅の拠点にも、中野という立地が
ピッタリだったとのコト。
ほんのひと時ですが、こんな風にゲストと
会って直接、日本やこの建築についての
感想が聞けるのは、何よりの財産だなぁ。

日本を、そしてこの家を好きになってくれて
ありがとう😊また会おうね〜。再见‼️


そして、語学の大切さを、
つくづく感じる今日この頃です😓。

、、、、、、、、、、、、、、、、
世界中の渡り鳥たちが
ひととき羽を休め、
また飛び立って行くような
地球のとまり木のような場所に
育ちますように😊

そしてこの商店街に
貢献できますように。


Birdプロジェクト一同
、、、、、、、、、、、、、、、、
Airbnbサイトから、
「中野区新井」「まるまる貸切」
で検索してみてくださいね〜😊

↓↓↓このURLだとダイレクトです。
https://abnb.me/aGUlfVZl4X

一棟貸しなので宿泊しながら、展示会やイベントしながら、キッチンパーティも可能なんです。
最大で4.5人宿泊可能。

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2019.07.15
<ついに、故郷佐賀県で設計させていただいた、江頭さんの家が念願の雑誌デビュー‼️‼️>
つ、ついに、、、、、

ついに、故郷佐賀県で
設計させていただいた、
江頭さんの家が
念願の雑誌デビュー‼️‼️


Livesさん 、
はるばる佐賀県まで取材に来ていただき、
ありがとうございました〜😊😊
@lives_magazine 

記念に動画をたくさんのせまーす!

もはや、
屋根の上のスタジアム‼️


ドローンで撮影していただいた
巻頭の見開きページの写真、
圧巻です。



#lives_magazine#遊ぶ家#開く家#佐賀県#SAGA #ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#家づくりのつぼノート#Birdプロジェクト#サッカー#サッカー少年
#airbnb #建築家#ドローン#動画#撮影#屋根#オレンジ#グリーン
#nikodesignstudio#japan
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#子供達#children




2019.07.11
<久しぶりの「森をよけたすまい」>
久しぶりの「森をよけたすまい」
@港区白金台

なんと世界の経済誌「Forbes Japan」さんに
取材をしていただきました〜😊😊 もう完成して7年目なんですが、
むしろ、ようやく完成形に向かっている
感じです。


実はこのおうちが、僕たちが4月から
始めたBirdプロジェクトの原点なんです。

だからもちろん、Airbnbで宿泊予約可能です。

そして、
もちろん、この本にもこのお家の物語も
書いていますよ〜😊


#森をよけたすまい#airbnb#白金台#タイニーハウス#birdプロジェクト #ForbesJapan#Forbes#フォーブス
#家づくりのつぼノート#エクスナレッジ
#角田光代#8月発売#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#建築家#色とりどり#野良猫の家#お手頃価格#出版#写真#文章#スケッチ
#nikodesignstudio#japanhouse #住宅#nishikubotaketo
#架构#架構







2019.07.08
<いよいよ、いよいよ発売になります‼️>
8/2に、
いよいよ、
いよいよ発売になります‼️

はじめての著書
「家づくりのつぼノート  西久保毅人」
〜エクスナレッジ出版より。

ようやくAmazon、楽天などでも
予約可能となりました。


独立してから、、、っていうよりも
父親になってからの20年間に
出会ったたくさんの方々に
教えて頂いた事を、全て詰め込んだような
本になりました。


この本で挑戦した108という数字は、
人間の煩悩の数。
すべて僕が撮りためたたくさんの写真と
文章による構成です。

巻頭には、小説家の角田光代さんに
宝物のような文章を寄稿頂きました😊

しかも案外、購入しやすい価格設定なので、
ぜひ、たくさんの人に読んで頂けたら
光栄です‼️


この本が、皆さんの109個目のつぼを
刺激しますように😊😊


#家づくりのつぼノート#エクスナレッジ
#角田光代#8月発売#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#建築家#色とりどり#野良猫の家#お手頃価格#出版#写真#文章#スケッチ
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2019.07.07
<「グミパーティ」に月のとびらをご利用頂いています。>

なんと、7/7、七夕の今日は、

日本グミ協会さんによる

「グミパーティ」に月のとびらを
ご利用頂いています。

略してグミパ、らしいです😊グミパ😊


街に突然、駄菓子屋さんが現れたみたいで 
すごい盛り上がってます‼️


なんでも、
やってみるもんだなぁ、、、。


Airbnbサイトから、
「中野区新井」「まるまる貸切」
で検索してみてくださいね〜😊

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一棟貸しなので宿泊しながら、展示会やイベントしながら、キッチンパーティも可能なんです。
最大で4.5人宿泊可能。

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2019.07.06
<僕たちBirdプロジェクトが運営を始めた民泊&イベントスペース「月のとびら」>

僕たちBirdプロジェクトが
運営を始めた
民泊&イベントスペース
「月のとびら」

Airbnbサイトから、
記念すべき初の宿泊予約をしてくれた
中国からのゲストの兄妹です‼️
とてもチャーミングな2人でした〜😊😊

いきなり9泊の滞在だったんですが、
彼らの滞在後の部屋を見て、超〜感動‼️

掃除が、隅々まで行き届いて、
最後にお花や植物まで飾ってくれてたんです!
なんと素晴らしい。
じわりと泣けてきました。

彼らは、これから日本語を学んで、
デザインの大学に行きたいとの事。

せっかくの出会い😊
応援してるよー‼️‼️

泊まってくれてありがとうね!😊
谢谢你留下来!

また会おうね!
再见!

これからも、たくさんの出会いが
ありますように!
 

という訳で、
いよいよBirdプロジェクトのはじまりはじまり〜。

Airbnbサイトから、
「中野区新井」「まるまる貸切」
で検索してみてくださいね〜😊

↓↓↓このURLだとダイレクトです。
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一棟貸しなので宿泊しながら、展示会やイベントしながら、キッチンでパーティも可能なんです。
最大で4.5人宿泊可能。

#祝初ゲスト#Birdプロジェクト#月のとびら#民泊#イベント#Airbnb#中野区新井#5人まで#サブカルの聖地#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#もうすぐ本もでます!#建築家#色とりどり
#nikodesignstudio#japanesearchitecture#japanhouse #住宅#nishikubotaketo#colors#architecture#house#architect#architexture#архитектура #架构#架構#tsukitobi




2019.07.03
<わぉ‼️ 最強タッグ!!!>


わぉ‼️


最強タッグ!!!


というか、時代を超えたトリオかも😊😊😊




#字のないはがき#角田光代#西加奈子#向田邦子#絵本#最強タッグ#トリオ?#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#もうすぐ本もでます!#Birdプロジェクト#建築家#色とりどり
#nikodesignstudio#japanesearchitecture#japanhouse #住宅#nishikubotaketo#colors#architecture#house#architect#japanesehouse#architexture#children#архитектура#arquitetura #架构#架構





2019.06.28
<せっかくなんで、2つとも建てます‼️‼️>

『えっとぉ、、、
  ちょ〜迷っちゃってー、、、。
  どーーしても1つに  決めらんなくてー、、、💦💦




ま、
そんな訳で、、。

せっかくなんで、2つとも建てます‼️‼️』



と、いう答えも、アリなんですよ〜!🐜🐜


もー、日本のみなさん、
遠慮がちなので、
念のためね、

ネ・ン・ノ・タ・メ。

並んで建ってもかわいい様に
設計済みですから。😊



#プレゼン#丸い家#ツリーハウス#2つとも#決められない時
#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#もうすぐ本もでます!#Birdプロジェクト#建築家#色とりどり
#nikodesignstudio#japanesearchitecture#japanhouse #住宅#nishikubotaketo#colors#architecture#house#architect#japanesehouse#architexture#children#архитектура#arquitetura #架构#架構#architettura#arquitectura




2019.06.23
<のんびりと楽しいオープンハウスでした‼️>
のんびりと
楽しいオープンハウスでした‼️

@八ヶ岳のオープンハウス




#八ヶ岳 #甲斐大泉 #セカンドハウス#ドッグラン#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#もうすぐ本もでます!#Birdプロジェクト#airbnb #建築家#色とりどり#黄色#赤#グレー#ピンク#シルバー#オレンジ#黄緑#空色#大柄クロス#薪ストーブ#ボルドーレッド#猫#nikodesignstudio#japanesearchitecture#japanhouse #住宅#nishikubotaketo#colors#architecture




2019.06.21
<発売中のHOUSENG。>

発売中のHOUSENG。

いっぱい写真が載ってて
ビックリー‼️
嬉しい😊

生き物の共同生活は、
ちゃーんと死角もないとね。
暗い場所もないとね。
息が詰まっちゃうからね〜。

でも、声は聞こえたり、
足音は聞こえたり。。。


大切なのは、
「頭隠して尻隠さず」であること。

もちろん、子も、親も。


#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#もうすぐ本もでます!#Birdプロジェクト#airbnb #建築家#物語#いろとりどり#nikodesignstudio#japanhouse
#nishikubotaketo#colors#architecture#house#architect# #ハウジングbySUUMO #HOUSING #ハウジング #月刊HOUSING  #土間玄関 設けた玄関 #好奇心を刺激する #子育て #家づくり #注文住宅 #マイホーム #myhome #housing  #子育ての知恵がある家 #子どもの未来思考を育む間取り




2019.06.18
<こういう、超大柄の壁紙も個人的には大好きなんですよね〜。>

こういう、超大柄の壁紙も
個人的には大好きなんですよね〜。
ここまできたら、
もはや壁紙をこえて、
絵というか、素材というか、、。

でも僕が選んだものじゃなくて、
いつか使いたい、と思って
設計前からお持ちだった壁紙です。

いま見ると、
なんだか、最近始めたBirdプロジェクトを
四元さんに予言されたかのような、、、
ステキな鳥の柄 。

@福岡の四元さんの家 

そんな訳で、基本的には施主力任せの
ノーガード戦法😊


#鳥#壁紙#大柄#福岡
#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#もうすぐ本もでます!#Birdプロジェクト#airbnb #建築家#物語#いろとりどり#nikodesignstudio#japanhouse
#nishikubotaketo#colors#architecture#house#architect #japanesehouse#architexture#children#архитектура#arquitetura #架构#架構#architettura#arquitectura 




2019.06.14
<もうすぐ10年目の宗次さんの家。>
もうすぐ10年目の宗次さんの家。

いろんな家の設計につながっていく
僕の着想の原点がつまったの家のひとつです😊

何よりも感動的なのは、
奥様の口から、まるで昨日の事の
ように飛び出す10年前の設計中の数々の
エピソード。

ああ、
こんなにも、建築は、
物語と共にあるんだなぁ、、、、。

それがとても嬉しくて。
一生懸命考えて良かったなー、と
つくづく思いました。


たとえば、テーブルが、ほんの少しだけ
ナナメになっているコトについても。


さてさてそんな訳で、
「そろそろ次の物語に進みましょうかね?」


と、宗次さんと、
そんな10年後の悪だくみ。😊


#悪だくみ#10年後#混構造#ニコ設計室 #西久保毅人#佐賀出身#もうすぐ本もでます!#Birdプロジェクト#airbnb #建築家#物語#いろとりどり#nikodesignstudio#japanhouse
#nishikubotaketo#colors#architecture#house#architect#japanesehouse#architexture#children#архитектура#arquitetura #架构#架構#architettura#arquitectura




posted by 西久保毅人 at 22:02| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月29日

幸福な1日。

先週の土曜日は、

この夏、中央線界隈で、人気爆発中の

妊婦アイドルデュオ、ウッシーズのプレミアデビューコンサートに行ってきました〜!!!!


デビュー曲は、「熊本からボンジュール!」


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はは。

っていうのは、冗談というか、僕の強い希望的妄想で、、、、


実は、先日の土曜日、
結婚パーティーを行いました。

長年働いてくれていた牛島さんと、僕が、明治大学で講師時代に受け持った秋山くんが、結婚する事になったのです。



9495.jpg


そんな訳で、じゃあ場所はもちろん、
この4月から、3年間、お預かりする事になった小田原さんの家。
しばらくは「月のとびら」という名前で、Airbnbやイベントの運用をしていくコトになりまして。。。



この場所なら、大丈夫!
きっとなんだって、できちゃいますし、
人が入りきらなければ、商店街にはみ出しちゃえばいいんです。(笑)


9459.jpg

あれれ、牛島さんのお腹がポッコリ。
あれれ、島岡さんのお腹もポッコリ。
あれれ、西久保さんのお腹も、、、、ポッコリ(笑)。それは食べ過ぎ、、、、。


まぁ、理由はともかく
なぜか、ニコの周りは、放っておくとお腹がポコポコしがちです。


島岡さんは、リールオパンの産休中にもかかわらず、
パンを焼いてくれました。


9465.jpg



もう、しっっちゃかめっちゃかの大宴会!

牛島がお世話になった
たくさんのご家族が集まってきてくれました。
設計中に、ポッコリしたお腹から出てきた子供たちも、
もうそれぞれ大きくなって、お祝いに来てくれました。


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もう、超手作りなパーティですので、
朝から、みんなで準備準備!


家主は、前夜祭の酒がまだ抜けず、午前中はスヤスヤと我関せず、と
お休み中ですが(笑)、


9463.jpg


そんな家主の寝てる間に
新郎の秋山くんの母、あき母まで巻き込んで、

準備、準備。


9460.jpg


そして、もう、
この日の、ザ・MVPは、我らが大山夫妻!

当日のメインであるパテドカンパーニュを、当日のために仕込んでくれただけでなく、
一日中、フル稼働していただきました(汗)。


もう、、、、、。
大山さんいなかったら、正直、パンクしていました。
ありがとうございます。


一見、釣りの仕掛けを作っているかのような(笑)、手先から
次々と繰り出されるフィンガーフードは、もう感動!


9461.jpg


テーブルが、どんどん素敵になっていく魔法のようでした!

こんな技を見せちゃったら、、、、、、。


きっと、また頼んじゃいますよ〜!!!!!!



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二人を祝福するゲストは、
1日中、尽きるコトなく、次から次へ、、、、

9492.jpg

もうあっという間に、

街へ、外へと、溢れていきましたが、


どこまでが家とか、どこまでが商店街とか、


どこまでが、ウチとか。どこまでがソトとか、、、、。


そんなの、正直どうでもいいですよね!!!!


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9464.jpg


そうそう!!!!

15年前の設計中は、女子高生だった本間さんちのなっちゃんは、
今ではもう二人のお母さん。

そんな訳で、本間さん達は、
めでたく、おじいちゃんとおばあちゃんになり、
孫を連れて駆けつけれくれました。

ニコにとっても、初孫です(笑)。





9494.jpg

遠く香川県の竹安家からは、うどんや、(やったー!!!!)
香川の伝統の「おいり」という嫁入りには
欠かせないお菓子、そして超、竹安家っぽいメッセージカードが届き、





9490.jpg
大阪からは、あき母と、あき弟が届き、、、、


9488.jpg
熊本からは、
も〜う、、、口の悪いウシ父と(笑)、、、、、、スマートなウシ兄が届きました!


この父親にして、このウシあり!!、って感じでとっても素敵なお父さんでしたよ!
(ええと、もちろん初対面です(笑))。


今度は、ぜひ九州で飲みましょうね〜!!!!






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9489.jpg

しかしまぁ、
なんという風景、、、。

ただの、田舎の、親戚のおやじの集まりのようです(笑)。

ええと、
いちおう、おしゃれな

「結婚パーティー」的な、イメージでしたが、、、。


9468.jpg




まるで映画「サマーウォーズ」に出てくる
田舎の旧家のお盆の光栄みたいでした!!!!



トウキョウのど真ん中でも、
こんな夢みたいなコトが、できるんだなぁ、、、、。感動!!!!


9470.jpg




9469.jpg



9467.jpg

こんな風景を見ていると
独立してからのこの18年間は、
実は、いろんなものをお預かりしてきた時間だったのかなぁ、、、、とふと思いました。

まずは大きなお金を預かる事が、家の設計のスタートだし、
未来の生活を預かる事が、家づくりです。




9479.jpg


工事中は、現場もお預かりし、オープンハウスでもお預かりし。

考えてみればスタッフも預かりものだし、大学で教える事だって、若者をを預かる事です。




9472.jpg

自分の子供達だって、ある意味そうかもしれません。
預かったものは、どんどん増えていきました。




9471.jpg



断捨離とか、ぜったいできないタイプ(笑)。


でもそれは、必ずしもモノである必要はないんです。

価値観でも、男の生き様でも、笑いのツボでも、
誰にも共有されない想い出でも、実は長渕剛好き(笑)、でもなんでもいいんですけど、、、、。

ニコ設計室に設計を頼もうなんて考えてくれるご家族は、
案外そういうタイプが多いのかも知れませんね〜。


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だから、みんなどこかで繋がっている気がするのかも知れませんね。

それぞれ、みーんな違うのに。





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そんな事をしているうちに、最終的には、この4月から3年間、
小田原さんのおうちをお預かりする事にまでなりました。

もー、どんだけ〜(笑)。



どんだけ預かれば気が済むの、、、、って感じですが、
たぶん、どれが欠けても、今日の日は、迎えられなかったんだろうな。


正直、
時々、預かり過ぎちゃったかなぁ、、、と思う時もあったけれど。

やっぱり預かって良かった!!!。





9477.jpg
あ、こんなコトを話してるうちに、、、、。

向こうから、一番うるさいコンビが、歩いてきた〜!(笑)。


もう、、、、、、。
いつも、場を賑やかに、華やかにしてくれて有難うございます!


ほーんとアイラブユーですよ、小熊さん、若井さん!!!




9474.jpg



、、、、と、そんな訳で、


土曜日は、小田原さんにいただいた奇跡の様な機会のおかげで、
僕が18年間、ただひたすらに預かってきたものの集大成の様な日だった気がするんです。。。。



ん????


いやいや集大成はかっこ良すぎだ。
集大成は、僕には似合わない。まだまだ先は長い。



9476.jpg


むしろ、僕が預かってきたものの、

「寄せ鍋」もしくは「全部のせ特製ラーメン」のような1日でしたよ(笑)!



小田原さんちは、どんだけ載せても、煮ても、焼いても、ぜったい壊れないし、ビクともしませんから。

9480.jpg



うーん、幸福な1日!


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ほーんと、ご来場のみなさん、
有難うございました〜!!!!


あとは、写真をお楽しみくださいませ。

9478.jpg


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あ、本が出るのをお忘れなく!!!!

9450.jpg

もうアマゾンでも購入できます!
posted by 西久保毅人 at 20:52| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月04日

感謝。

いよいよ、「家づくりのつぼノート」が、
いろんな本屋さんの店頭に、並びはじめました!



と同時に、いろんな方々からも、反響があって嬉しい限りです


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<↑これは、飯島さんの家の飯島さんより。>


飯島さんからは、

「もー、Amazon、配達遅いから、本屋に買いに行っちゃいましたよ〜!」

と嬉しい写真。


他にも、いろんな人が、

「あったよ、あったよ!」

と、いろんな本屋に並ぶ写真を、送ってくれました。
ありがとうございまーす!

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僕は、昨日、

「本屋さんはまだだろうなぁ、、しかも、僕の本だし、、、、、。

まぁ、あっても隅っこの方に、、、。」

と思いながら、ふらっと本屋さんを通ってみたら、いきなり目に入ってきました!
あまりの驚きに、一回素通りして、我が目を疑ってしまいました。
こんな目立つ場所に、、、。
しかも、いろんな普通の本と一緒の場所に!



本作りの最初、どんな本にしたいかなぁ、、、、と思った時に、
真っ先に、

「普通の本と一緒に並べてもらえる本にしたい。専門書コーナーではなくて、、、。」


と真っ先に思いました。




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<↑これは、本間さんの家の本間さんより。>


だって、専門書コーナーって、限られた人しかいかないし、
そもそも、僕、あんまり専門書コーナーいかないし、、、(笑)。


それに、僕が若い大学生の頃は、ほーんと、建築の難しい本や議論が苦手で、
何が書いてあるのか、さっぱり理解できなかったんです、、、。

でも、みんなは、そういう本を読んでは、難しい議論をしていて、

「、、、あぁ、来るトコ、学部、完全に間違った。言葉も分かんないし、ケンチクぜんぜん向いてない、、、、。」

と、建築アレルギーになってたんです。。。。


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<↑これは、もとニコの篠原さんより。>



だから、若い頃の、僕みたいなバカなやつが、
建築を諦めずにすむように。


そして、子供から、大人まで、

「ケンチクって、なんか、面白そう!!私でもできそう!!」

っていうケンチクの楽しさや魅力が、誰にでも伝わる本にしたいと思って作りました。


そうそう、今日、海外生活が長くて日本語の本が苦手、という
15際になった、坂田さんちのちいちゃんと偶然再開でき、本を渡したんです。

そしたら、しばらくこの本を、
すごーく熱心に一ページ、一ページ、めくって見てくれてたんです。

日本語の本、苦手なのに、、、。

「だって、写真が楽しいもん。」

とのコト!

なんか、こういうのを、目の前で聞けるのも、
本を作ってよかったなぁー、、って心から思いました(笑)。



新さんちに、行ったら、
さっそくたくさんの付箋をつけて、読んで頂いてたので、笑っちゃいました(笑)。


はは、もう家づくり終わったでしょう、、、、新さん(笑)。

せっかくだから、じゃあ、今度、テストしますね!

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インスタには、
出版社エクスナレッジの元編集者だった廣瀬さんからも、メッセージが。


在職時、とーってもお世話になった方!

数年前、

「西久保さんの本を作りたいと思っているんですけど、、。」

と、廣瀬さんが電話してくれたから、この本作りが本格的に始まったんです!
社内の企画会議で、この本を実現するために、たくさん奔走してくれました。

廣瀬さん、在職中に実現できずに、すみません。
でも、今も気にかけてくれていたなんて、感激です!



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<↑これは、飯島さんの家の飯島さんより2。>


犬にも、評判はまずまずの様子(笑)。


本ができるというコト。
もー、初めてだらけで、、、、、超大変でしたけど、


ケンチクができるコトとは、また違った感動があるのを、実感しています。


たくさんの人のおかげで実現する、っていうのは、
ケンチクと同じだなぁ、、、。

でも、自転車でカバンに入れて持っていったり、人にあげたり、
付箋を貼ってみたり、線を引いてみたり。
一つのものなのに、たくさんの人が違う場所で違う使い方、体験ができる、っていうのは、

ケンチクと違うかもなぁ、、、。




やっぱ僕、本、好きだな〜。。。。。


さて実は8/29(木曜日)に、
二子玉川の蔦屋家電にて、出版記念のトークイベントを企画していただいています。
恥ずかしいので、あんまり言いたくないんですけど、、、。
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でもそうそう、↑↑このポートレート。
せっかくなので、小川さんの家の小川(深野)未季さんに、急遽、お願いして撮影していただいたんです!
いやぁ、本物のプロの仕事を見せつけられちゃいました。もっと早く頼んどけばよかったー。
今後、生涯、お願いします(笑)。


さらには建築業界では、いまや知らない人はいないアーキテクチャーフォトの、後藤さんにも、
今回ご尽力いただき、本の紹介記事を作っていただいています。

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ほーーーーんと、素早いプロの仕事をありがとうございました!
後藤さん、びっくりするくらいに波長の合う方でした。これからもよろしくお願いします!



そんな訳で、もう、、、、、
ほんとに、いろんな人に生かされているなぁ、、、、、と思う今日この頃(涙)。

感謝感激です!
posted by 西久保毅人 at 00:02| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月22日

やっぱ、このままが、、、、(笑)

ちょっと前の夏らしい日、

練馬区で進行中の清水さんの家が無事上棟し、
恒例の、盛大な上棟式をしていただきました!



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そういえば、こないだ、作家の角田光代さん(文)と西加奈子さん(絵)の共作のによる
「字のないはがき」という素敵な絵本の出版トークイベントに行ってきたんですけど、

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その中で、角田さんが自身の仕事について、

「手元にある限り、いつまでも、いつまでも直したくなるんです。

 だから、締め切りの日に必ず原稿を渡すようにしています。」

っておっしゃってたんです。


それを聞いて、


「なーんだ、おんなじ、おんなじー。」


と、ほっ、としました。(笑)。



そういう意味では、
工事が始まる、っていうのが、一つの僕たちの締め切りではあるんですけど、
建築には、

「現場」

っていう、もーーーーー誘惑の多い第二ステージがあってですね、、、、、。


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しかも、半年くらいかけて、
だんだん出来上がっていくものだから、
ついつい、またいろいろ妄想が始まっちゃうんですよね〜、、、。


なにせ、仕事熱心ですから(笑)。




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もう、妄想の第二ステージです(笑)。


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そして、そんな妄想を、共有するのも、
家づくりの楽しみの一つでもあります。

清水さんも、そんな僕たちの真剣な妄想に、一緒に付き合ってくれて、

「うーむ。。。。確かにねぇ、、、。」


などと、現場で、妄想大会。



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上棟式は、ある意味、
そんな妄想を、大工さんや監督さん、職人さんとも、共有してしまうとても
いい機会です。

お酒を飲める人は、お酒を酌み交わしつつ、
飲めない人も、ノンアルと食事をつまみつつ。


「、、、、と、そんな訳で、

 3年くらいは、未完成な状態で住んでいただいてですね、、、、、。


 飽きたら、続きを作るっていうのは、、、、いかがでしょうか??」




こんな風に現場が始まると、締め切りから解き放たれた様に、
またとめどない妄想が始まって住まうんですよねー。
何歳になったら、一体こういうの、終わるんでしょうか?

大人になったら??


でも、あきらめたら試合終了だし、、、、、、、。




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どんなに妄想をしようが、結局できるのはたったひとつの家。

どんなに悩もうが、選べるのは、たったひとつの選択肢。

だから想像は、やっぱりできるだけしようと思ってます。できるコトであれ、できないコトであれ。



なぜなら、

「そういえば、工事中も、一緒にたくさん妄想したよね〜。

あの時、ニシクボさんの口車に、あやうく乗るとこだったよ!まったく、、、、。」

っていう記憶が、
きっと、家に染み付いた「愛着」っていう、
なんだか得体のしれないものになっていくんじゃないのかな、
って僕は思うからです。




ああ、なんて前向きなニシクボさん(笑)。



まぁ、工事中から家は、居酒屋ですから!



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そうそう、来週、出版記念トークイベントが、二子玉川の蔦屋家電さんであります。
ぜひぜひ、こんな前向きな雑談を聞きにいらしてくださいね〜(笑)。
posted by 西久保毅人 at 19:47| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月27日

街に開いた建築相談会をしまーす!8/31(土)、9/1(日)

突然ですが、
今週末の8/31(土)、9/1(日)に、

「街に開いた建築相談会」

を開催しまーす!


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場所はもちろん、中野の「月のとびら」です。


最近、「月のとびら」が、Airbnb(エアビー)で、いろんな国々のゲストの方に思わぬ人気でして、
嬉しい反面、
なかなか僕たちが自分でこういうイベントに使える日なかったので、
ようやく実現なう、です(笑)。




一応、チラシには、

「こういう相談をしたい人がいるんじゃないかなぁ、、。」

と、思いつく内容を書いてはみたんですが、
ぜんぜんココに書いてない内容でも大丈夫ですよ。

思いもよらないケンチクにまつわるご相談も、
けっこう楽しみにしていますので、お気軽に足をお運びください。

特にご予約はいらないんですが、事前にご連絡を頂いておくと、優先させていただきます。
中野区の、薬師あいロード商店街にある、月のとびらにて、
実際の住空間をご覧になりつつ、各種ご相談をうけたまわる二日間です。


当日は、僕が滞在している予定ですので、

「本買ったので、サインだけでも、、、、、。」

っていう方も、もちろん大歓迎ですよー。キリン書きまーす(笑)。


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こんなキリンでよければ、いくらでも、、、。
キリンに怒られそうですけどね(笑)。


あ、そうそう、
今週木曜日の、二子玉川蔦屋家電さんでのトークイベントも、
ぜひぜひ、来てくださいねー!!!!!

終了後、ご希望の方には全員にもちろん、キリン付きサイン、描かせていただきます!!!!

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そんな、自慢するほどのキリンではありませんけれど、
いまのところ、これしか芸がなくって、、、、。



ぜひ、あわせてよろしくお願いします。
posted by 西久保毅人 at 21:52| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月06日

路上のいぶき

先週末は、超ゲリラ的に、月のとびらで「建築相談会」っていうのをやってみました。


メールで個別に案内をした訳でもなく、ホームページやブログとかでのちょっとした
告知だけで、あとは行き当たりばったり。


はたして誰か来てくれるんでしょうか??


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先日のトークイベントもそうですが、
あんまり大々的なお知らせをしないと、

「だれも来てくれないかも、、、??」

と、
それはそれで不安な気持ちもありますが、
その代わり、来てくれると超〜嬉しい気持ちになります!


「建築相談会」って言ったって、
そんな大げさな相談会をしたい訳でもなく、できる訳でもなく。




「どーせ、ニシクボさん、暇そうにいるんだろうな(笑)。」


って感じで、
そんな状況を予想して、冷やかしにきてくれると、ほんとに嬉しいものです。




そんな訳で、
案外、いつもよりみなさんとゆっくりお話できた二日間だったように思いました。


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僕の事務所は、ボロいビルの5階にあるので、
実際はあんまり突然の来客っていうのは、ありません。


、、、、、それでも、5階まで、突然

「会いに来ちゃいました、、、。」

っていうご訪問も時々あって、、、、それも、いつもとっても嬉しいんですけどねー!!!



「月のとびら」は、中野区の商店街の路面なので、
それよりは、入って来やすい雰囲気はあるのでしょう。

でも、

最初、「建築相談会」っていうチラシを路上に出してただけだと、
ほとんど、飛び込みのお客さんは来てくれませんでした(涙)。


「うーむ、やっぱり建築相談会っていう言葉は、なんだか敷居が高くなっちゃうんだろうなぁ、、。」

と思い、
看板も、2転、3転、その場でいろいろ画用紙に書き換えてみました。

こういうのができるのも、路上のいいところ。



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それから、

「うーむ、、、道端で何かやってると、入りやすいのかも〜??」

と思い立ち、
道端で、ちぎり絵を始めてみました。
、、、、、、案外、暇でしたので、、、。

途中、近所の子供にも手伝ってもらいながら。


そんな、いろいろ手を変え品を変え、、、ってやってたら、
土日で、結構たくさんの素敵な方々と出会えたんです。



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いちおう、職業、「建築家、設計事務所」っていうコトになっていますが、
建築っていうのは、地面の上にある訳で、
こんな風に、路上の息吹を感じるコトで、
また勉強になるコトも多そうだなぁ、、、、、


ちょっと癖になりそうなので、
これから平日も、座り込んでみてようかなぁ、、、、と模索中。



ニコ、中野出張所、開設かなぁ(笑)。


そんな訳ですので、
もし、道端で看板みかけたら、ぜひぜひ、
お立ち寄りくださいませ〜。


案外、暇で寂しそうにしていますので(笑)。

posted by 西久保毅人 at 17:28| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月10日

ソワソワ感と屋根、花火

先週末、
かれこれ完成から5年目の小川さんの家の入居後オープンハウスを
させていただきました!


この日は、夕方から街の大きな花火大会が予定されている日で、
そういう訳か、いつもは静かな住宅街が、なんだかソワソワしている感じがしました。

お祭りもそうですが、
街がソワソワしている感じを、感じるのって、不思議ですよね〜。


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そうそう、この入居後オープンハウスっていうのは、もうかれこれ13回目で、
小川さんちにお願いするのも、これで2回目かなぁ。。。。

もちろん新築のオープンハウスもいいんですが、
数年経つと、なんていうか、なんとも言えない「馴染んだ感」が
出ててきます。

生活と、家の馴染んだ感。

それと、街と家の馴染んだ感。


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特に、植物の力が何といっても素晴らしくって、

「あれ??こんなに家、小さかったっけ??」

って思うくらいに、もともと敷地に生えてたキンモクセイや、紅葉が大きく育っていました。

実は、完成時はほとんど苗木程度だったミモザアカシヤも、結構な大木に
育っていて嬉しかったんですけど、
この週末の台風で、倒れちゃったのだそう、、、、。これは残念ですが、
何と言っても、その後の、小川さんの対応が素晴らしくて、

「半日かけて枝葉を落として、薪にしました。」

とのコト。


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こういうところも、
暮らしと、この家での暮らしが、ぴったりと馴染んでいるというコトなんだと
思って、
残念なコトでもなんか、小川さんらしくて嬉しくなっちゃいました。



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さて、基本的には入居後のオープンハウスについては、
予約制で、ご相談中のご家族にかぎったイベントにしているんですけど、
それでもお問い合わせしてくれたり、
メールのやり取りだけでも、

「あっ、なんだか素敵な人に違いない。」

って感じた人は、ご案内するようにしています。

そういうのって、なんか、うまく説明できないんですけど感じるところがあって不思議なんですよねー。

今回も、

「もう家、建てちゃったんで、ニコさんのお客には、なれないんですけどぉ、、、、。」


というご連絡をいただいたご夫婦がいらっしゃったのでご案内したんですが、
遠方から素敵なバイクで現れたお二人は、ほーんと、とても素敵なご夫婦でした!


もー、、、こんな方が設計頼んでくれたら、素敵なおうちになるの、間違いないのに〜、、、、って思うのですが、
そういうのは、縁とタイミングですからね。


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こないだ書いた、「月のとびら」のイベントもそうですけど、
最近は、設計を頼んでくれたり、本を買ってくれたり、というのも、もちろん大切ですけど、
素敵な方とであえる方が嬉しいなー、って思うのです。


、、、、、も、もちろん、設計、頼んでいただかないとご飯食べられませんので、
ぜひ、おうちに帰ったら

「ニコさんに頼んだ方が、ぜったいいいよ、ぜーったい。」

と、近所に言いふらしていただきたいのですけど(笑)。





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さて、そんな意味では、
今回、ご案内した後藤連平さん、という方も、
なんか、そういう方。

後藤さんは、「アーキテクチャーフォト」っていう建築のウエブメディアを運営されている方なんです。
とても着眼点の面白い方なので、ウエブ上では、ずいぶん前からストーカーのように知っていたんですが、
本を出すコトになった時、思い切って
宣伝広告記事を依頼してみようと思ったんですよね。


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後藤さんの著書も読んでいたので、きっと忙しくて「無理無理」って言われちゃうかなーと思って
ダメ元で連絡してみたんですが、、、、。


ここから先は、実は後藤さんが、noteっていう記事にも書いていただいたんですが、
なんだか、みょーーーーに、スムーズでですね(笑)!

なんていうか、やり取りが気持ちいいっていうか、、、、、

気持ちのいいラリーのようなやり取りで、あっという間に素敵な広告記事が出来上がっていったんです。

ウマが合うっていうと、失礼かも知れませんが、
会ったコトも、話したコトもない人と、
たったの3、4日間の間に、
こんなにも自分にとって大切な事が、予想以上の出来栄えで完成した、っていう
ちょっと不思議なやりとりの体験をさせていただいたんです。

でも、
実は、顔も、声も知らなかったので、ぜひお会いしたいし、せっかくならご案内したいと
思って今回、ようやくお会いするコトができました。

やったっ!


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という訳でしたが、
お会いしてる時は、なんか雑談ぽいお話ばっかりしちゃって、
申し訳なかったかもなぁ、、、、って思ってたんですが、
noteに書いていただいた記事を読むと、

こんなコト、考えてくれてたんだー、と

嬉しくなったと同時に、
あんまり自分のコトをこういう風に客観的に考察される機会がないので、
読ませていただいて、びっくりしました。


そして、なんだか湧き上がるようにあらためて自分のしているコトを
考えてみる機会にもなったのです。
どうもありがとうございます!!!!



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なので、
ここからは、後藤さんへの返歌的になっちゃうかもしれませんが、
後藤さんは、僕がやっているコトを、

「設計」

という言葉で書いてくれています。


「なるほどー。」

と、きっと他人のコトを書かれている記事ならば、すぅっと納得しているところ
なんだと思うんですが、

「設計」

って言われると、「設計??」っていう気持ちにもなりました(笑)。


そんなコトを、ちょっと一生懸命考えてみたんですが、
じゃあ、「設計」ってなんだろう?と自分に当てはめて考えると、
どうも、僕にとっての設計って、


「自分のコトのように考える事」


なのかも知れないなーって思ったんです。


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だから、きっと答えは、出会う人の数だけあるのですが、
そこに、

「自分が身を置いたら?」

「自分が住むとしたら?」

「自分が飲み会に呼ばれるとしたら?」

「そして、急に人の家でお腹痛くなってしまったら、、、?」

と考えてしまうのです。


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たとえば、スケッチの図面にしてもそう。

実は、僕は図面があんまり好きじゃないのです(笑)。

好きじゃない、っていうよりも、図面の読み取り能力が欠如している、といった方が
正しいんですけど。


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だから、若い頃から、立派な巨匠的な人の図面を前に、

「いやぁ、、、すごいねぇー」とか「緊張感あるディディールだねぇー」とか。

「うわー、この収まり、シビれるー」とかいう会話で盛り上がっている専門家の方々の輪に
一切、入っていけず、、、、。(涙)

だから、
自分が、興味を持てる表現にして初めて、

「ああぁ、この計画で間違いなかった!」

と思えるんですよね。


だから、人の為のようで、実は自分のため。


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オープンハウスなどで送る地図も、
つい最近まで
実は、「言葉地図」にしていたんですが、


それも、実は僕が、


「地図が読めない男だから。」


なのです。(笑)。


そう、僕、ほーんと図面は読めないわ、地図は読めないわ、、、、、で、
建築やってる人間としては、かなり大事な才能が欠落しているんですよね。


そんな僕にとって、

「次のエネオスの看板が見えたら、右に曲がりましょう。」

「突き当たったら、正面に赤い屋根が見えます。その横の細い砂利道を進むと、、、、」

とか、言葉で書いてある地図ってとても心地よくて、、、、。



そんな訳で言葉地図っていうのを作っていたんです。



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と、
こういう自分の欠点から生まれたものを、書き出すとキリがありません。


でも世間一般ではこれがスタンダード、今の時代は、コレコレっ、

っていうモノや表現を、


「いやいや、自分だったら、迷うでしょ。」

「いやいや、自分だったら、見る気しないでしょ。」

「いやいや、自分だったら、イヤでしょ。」


っていう風に、

「自分のコトのように考える事」

は、案外、サボらずにしてきたかも?、、、、って思っています。

だって、そこサボると、自分の「不快」に繋がるから、手を替え品を替え、必死です。(笑)



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だから、ニコの家が、自分で言うのもアレですが、
とても風が抜けたり、視線が抜けたりするのは、

「僕が、閉所恐怖症気味で、密室嫌い」

だからでもあるんですよね(笑)。







そういう意味では、、、、、

「お施主さんが、お施主さん候補の方に住み心地を説明している」

のは、設定でもなんでもなく、

「ニシクボさんが、説明してくれないし、説明、ハッキリ言って下手だから」(怒)。


という、きっとこれも僕の欠点を、みなさんが補ってくれているのに
他なりません。(笑)。



、、、、おかげで、ニコの家に住んでるご家族のみなさんは、
設計を頼んだおまけ特典として
ダメ人間の僕のサポートスキルで、説明がかなり上手になられます。


きっとご自身の会社でも、評価が上がっていらっしゃる事でしょう!!!




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、、、、という訳で、
後藤さんが、「設計」という言葉で表現してくれた事って、
実は、僕の「欠点を補完する為」
の、出来事なんだなぁ、って、今回、改めて思ったんです。



そういう意味では、「設計」って、



「自分のどうしようもない欠点と向き合う事」


なのかも知れませんね!(笑)


だからきっと、人の数だけ、自分らしい設計ってあるんでしょうね!



、、、と、後藤さんの記事を読んで、
あらためて、「設計」というコトについて考えてみました(笑)。



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さてさて、そんな訳で、入居後オープンハウスも無事終わり、
あとは、お酒と花火を残すのみ。



、、、、まぁ、改めて言う事でもありませんが、
僕はたいした説明もしてないので、疲れていませんけどねー(笑)。


小川さん、お疲れ様でした!!!!


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やっぱ、屋根の上って、
いいよなぁ、、、、。


そして、花火の写真は難しい。。。。人を写そうとすると、爆発事故か火事にしか見えませんね、、、、(涙)。


花火ですよ、HANABI。
posted by 西久保毅人 at 19:53| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月12日

お店やさん



なぜか、子供の時から、お店やさんに憧れていました。
お店やさんっていうよりも、、、、大雑把には、自営業だったのかなぁ、、。


職種のイメージなんかは全くなかったし、
子供の頃、超内向的な自分がお店やさんになれるとは思ってもいなかったんですけどね。


でも、素敵だなー、いいなー、
ここの家の子供だったらなー、って思う家は、大抵、お店やさんか自営業っぽい家でした。


そもそも僕が生まれ育った場所は、
お店屋さん、っていうよりも、
農業か、漁業か、海苔の養殖か、、、、くらいしか職業のない町だったし、
まぁ、そういう意味では、ほぼ自営業の町だったと言えなくもないので、
そういう意味では、「お店やさん」って、
僕にとっては、「街」への憧れだったのかも知れないなーと今では思います。



だから時々、母親のおばあちゃんの家のある「街」に連れて行ってもらうのが、
子供の時はとても楽しみでした。



おばあちゃんの家は、今思い出すと、とても変わっていて、、、、、。

駄菓子屋と下宿を両方やっていたのです。


住みながら、駄菓子屋と下宿なんて、、、。
案外、今の時代を先取りしていたのかも?(笑)。

最近、いろんな雑誌でも多いじゃないですか?
自宅兼、お店兼、〇〇兼、、、、、っていう、
自宅を、街や外部の人に開いたような住まい方。。。。


もちろん、僕のおばあちゃんちは、そんなおしゃれで今風の「シェアする」みたいな
考えなんてなくって、きっと成り行きでそういう暮らしになったんだとは思いますけどね(笑)。


小さい頃、よく泊まりに行ったり、
母親が働く間に、預けられたりしていたこのおばあちゃん家。
このお家の暮らしが、どこか僕の原風景にあります。


正直、つい最近まで、あんまり意識していなかったんですけど、
こう、思い出して図面にしてみると、なんか、、、、

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僕がよく設計でご提案するような街とつながった暮らしに似ていますね〜。(笑)。


居間は駄菓子屋さんに繋がっていて、ここにいると
憧れの、「お店の子供」みたいな気分になれました。


、、、とは言え、その憧れは所詮、子供。
普段、ポテトチップ一袋につき、一枚しかもらえないはずの
オマケのベースボールカードが、
裏には、束になって置いてある訳で、、、、、、、、。

全部開けて、超〜怒られたコトも(汗)。


それと、今でもなんだか忘れられないのは、
下宿の方には、お風呂がなかったんですよね。

だから、
毎晩、夜になると、

「こんばんはー」

と、知らない家族が、玄関をガラガラ〜っと開けて、お風呂に入りに来るんです。

なんか、家に隣の人がお風呂に入りに来るって、

「どーいうこと〜〜??」


と、謎ではあったんですけど、
なんか、その、「謎」な感じもふくめて、子供時代の忘れられない記憶です。


ほとんどおぼろげな記憶しかないんですけど、
きっと下宿していた親子は、スナックのママさんだったのかなぁ、、、、。
なんだか、妙にお化粧が濃くて、
ある朝、お菓子の空き箱に、大量の文鳥の赤ちゃんを入れて餌をやってるのを
見せてくれたのを覚えています。(笑)

もしくは文鳥のブリーダー??



と、まぁ、
自分ちでは出会わない不思議な大人と、おばあちゃん家にいると、
いろいろ出会うんですが、
なんだかその、開けっぴろげで、超〜ごちゃまぜなまんまで共存している感じが、
とても心地よくてですね、、、、、。


なんていうか、
そんな

「暮らしと仕事が共にある感じ」

に触れるたんびに、いいなぁ、、、と思い、
そういう世界に憧れていたような気がします。




さて、
時々書きますが、
中野の小田原さんちをお預かりして、もうすぐ半年。


現在は、「月のとびら」という名前で運営していて、
Airbnbで海外のゲストと出会ったり、いろんなイベントをしてみたり、、、と
試行錯誤していて、
それはそれで面白いんですが、


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ようは、旅行者の宿、ってコトは、
ゲストは朝観光に出て行って、
夜になったら、帰ってくる訳なんですよねっ。当たり前ですが。


そうすると、
肝心の、お昼間が、やっぱり不在な訳で、、、、、、なんか物足りない、、、。



「お店やさん」としては、、、。



と、
そんな訳で、
最近、日中は、
ニコのサテライトオフィスとして、
ちょこちょこ仕事もするように考えているんです。



、、、、と、そんな訳で、
明日も、やります!



「ニコの出張営業!」


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中で、何やらやっていますが、
来ていただければ、ご相談を承ったり、
建物見学をご案内するコトもできますし、
本を買ったり、

「サインだけ貰いに来ちゃいました、、、。」

も、大歓迎(笑)。


さて、明日は、どんな出会いがあるでしょうかね??

ないでしょうかね、、、?(笑)。


ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。


























posted by 西久保毅人 at 18:27| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月16日

他己紹介


ええと、、、、


自分のコトじゃないんですけどぉー!


ちょうど今、本屋さんで発売中の、LIVES(ライブズ)VOL107に、

以前ニコで働いてくれてた、小林由紀子さんが、独立して設計した住宅が大きく掲載されています。
彼女の自邸とのコト!



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なんだか、嬉しくなっちゃって、紹介しようかな〜、と思ったんですが、
僕も、あんまり詳しくないし、
まだ僕も、
「伊勢湾の海の幸、伊勢海老食べ放題!!
食べ過ぎて伊勢海老の夢を見るかも?覚悟しとけよ入居後オープンハウス」
に呼ばれてないので、
詳しくはわかんないんですけどね(笑)。


でも、どうやら、、、、、

◆築150年以上の住宅を、解体したり、補強したり、移動したり、、、して、
長い時間かけてリノベーションしたらしい。


えっ??そういうのできるの??
→→→ええと、僕、ぜんぜん詳しくないので、小林さんに直接お問い合わせください。

◆どうやら、北海道出身なのに、
三重県で独立したらしい。


なんで??
→→→ええと、僕、ぜんぜん詳しくないので、小林さんに直接お問い合わせください。


◆コバリ建築設計っていう名前らしい。

コバリ?? どういう意味??

「コバヤシ、三重県でバリバリやってます!」

ってコトかなぁ、、。きっとそうだよね??
→ええと、僕、ぜんぜん詳しくないので、小林さんに直接お問い合わせください。


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、、、という訳で、
僕、ぜんぜん詳しくないので、いろいろ知りたい人は、
小林さんに、直接お問い合わせくださいませ(笑)。


きっと、バリバリ答えてくれると思います!


でも、ニコで働いてくれた人が、
こうやって全国で、いろんな分野で活躍してくれると嬉しいものですねー。
しかも、僕自身も、自分の仕事の転機になった雑誌LIVES(ライブズ)さんで見かけるなんて!!!
感慨深いものですね〜、こういうの。


そんな訳で、
三重県あたりで、どこの住宅展示場見ても、メーカーに行っても
いまいちピンとこない方は、
ぜひ、小林由紀子さんに相談するといいと思いますよー。


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あ、そうそう、
宿泊もできるそうですよ!ここ。


いいなぁ、、、宿泊付き設計事務所かー。



裏山。
posted by 西久保毅人 at 15:54| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月18日

な、なんと Forbes Japan(フォーブスジャパン)さんに!!!!

かれこれ
完成して、5年たった飯島さんの家。


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なんと、この度、
世界の経済誌Forbes Japan(フォーブスジャパン)さんに
特集記事を書いていただきました!!!


わお。

しかも、2本同時に、です!


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1本目は、飯島さんちの家づくりの物語について。







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そして、
2本目は、飯島さんのライフスタイルをヒントに生まれた「Birdプロジェクト」について。


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ありがとう、シャノン!!!
そして、取材と記事を書いていただいた、石井さん、ありがとうございました〜!!!


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飯島さん、素敵な記事にしていただいて良かったですね〜!!!!



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しかも、、、、、。

きっと、ニシクボさんが、世の中で一番縁がない、とみなさんに思われているに違いない
「経済誌」。

「、、、、これは、きっと、、、、何かのまちがいですよね??」

って、思われているはず!(笑)


そうなんですよー。


だから、
僕が知らないコトは、飯島さんや周りの人に教えてもらって、助けてもらっているだけなんですけどね。(汗)



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さて
Birdプロジェクトは、
この4月から始めたそんな新しいプロジェクトチームです。


「僕は建築家だから、とか、私は施主だから、とか、ワタシ設計知らないし、銀行員だし、、とか。」

っていう関係ではなく、

現在の職業とか、立場を取っ払って、
ただみんな、「家や建築や街をこよなく愛する」、ただそれだけが参加資格のチームです。


そんな風に
お互いに出会った時の肩書きを、いったん棚上げしてみると、
ほーんとに、僕の周りには、素敵で、各種得意技や、いろとりどりの心意気を
持った方々がたくさんいらっしゃいます。

ほーんと、
ニコの家に住んでいただいている方々を思い浮かべるだけで、
なんだってできそうな気持ちになりますし、

そういう意味では、僕も「設計ができる」という得意技を持った一人に過ぎません。


特に(旧)建築家と(旧)施主って、
そもそもが、
なんといっても「家づくり」という超〜めんどくさいプロジェクトを
ともに成し遂げたチームですからねっ!

そういう意味では、気心は、誰よりも知れているのです。







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例えば今回は、
そんな、単なる「お施主さん」だった
飯島さんが、独自に始めた「点」が、


単なる「お施主さん」だった小田原さんの急な転勤を聞き、

小田原さんち、3年間不在になるらしいってよ!!!どうする??どうする??」

とチームで受け止める事で、「線」になりました。



まだまだ始まったばかりで、前途多難ですが、
建築家とお施主さんは、
せっかく出会って、素敵なプロジェクトを成し遂げたんだから、
設計して完成したら、ハイ終わり、っていう関係では絶対、もったいないと思うんですよね〜、
っていうのが、正直な僕の気持ちです。


でも、そのためには、
僕自身、
もっと役に立てる人間にならねば、、、、って思う今日この頃。


そんな修行を、飯島さんや小田原さんにさせていただいているような気持ちです。
感謝!!!


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写真は、5年経った最近の飯島さんの家。



いやぁ、、、、、もりもりで素晴らしい!!!


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posted by 西久保毅人 at 18:34| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月25日

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佐賀で設計させていただいた「江頭さんの家」が、
九州建築賞の2次審査に選ばれたので、
先日、
北九州の西日本工業大学まで、発表に行ってきました!


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九州中から集まるたくさんの建築家の方々の中で、
何を伝えたらいいんだろう??


そんな事をしばらく考えていたのですが、
まぁ、どんなに考えたところで、僕の脳みそは、
あんまり難しいコトは、考えられません。


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そんな訳で、
江頭さんの家で、描いた世界を、
こんな絵にして発表してみるコトにみました。


描いてみたら、

「ああ、これは、もちろん江頭さんの家だけれど、
 江頭さんの家だけに限らず、
 僕が、いっつも考えている建築の理想のすがただなーっ」

って思って、案外、気に入っています。(笑)。

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住宅に限らず、建築物って、
もちろん、中の家族や生活を守るために作るものです。

だから、それは当たり前なんですが、
同時に、建築って、
どうしても、大きな外皮を持ってしまいます。

その外皮は、時に、威張って見えたり、
思いの外、巨大に見えたり、暴力的に見えたり、してしまいます。


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そして、その建築物の周りにも、
たくさんの家族の生活があったり、道があったりして、
道行く子供達もいます。


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だから、その住宅や建築が、
どんなに小さかろうと、大きかろうとに関係なく、
地域や、大地や子供達と
つながるものであったらいいなーと思うのです。


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描いてみて、

「ああ、この絵は、江頭さんの人間性、そのものだなぁ!」


と思いました。


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そして、ニコのお施主さんたちは、
すがたかたちは違えども、
みんなこの絵のようなご家族ばかりだなー、

って改めて思って、
なんだか嬉しくなったんです。




、、、、、と、そんな訳で、
そんなコトを、
九州で、自信満々に発表してきた訳です。(笑)。


はは(笑)。


もはや、なんの賞かは、
すっかり頭から抜けてしまっていましたが、、、、。



うーん、それが僕の悪い癖かなぁ。。。


自分では、超〜いい癖だと思っているんですけども(笑)。
posted by 西久保毅人 at 00:52| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月27日

今週末の月のとびら情報でーす。

今週末の「月のとびら」イベントの告知です。






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イベントっていうか、
土曜日は、「ニコの出張営業中」です。

月のとびらの見学や、家づくりのご相談を希望される方、

もしくは、
中野あたりで、ぶらぶらして、

「ちょっと今日、暇だよ〜!!!

 あ、ニシクボさんにでも会いに行ってやるか、どーせヒマだろうから、、。

タイミングよければ、ビールでも、、、、。」


っていう方(笑)。大歓迎です。

だーれもこなかったら、寂しく仕事しています(笑)。けどね。。。。



それと、日曜日は、

第2回目になる、

「美味しい新井薬師 2019秋」

というイベントです。



これは、僕たちが運営するのではなく、

「 つなぐ 」っていうコーヒー屋さん、田邊さんと、

食生活アドバイザー 松尾優花さんによるコラボ企画第二弾。


今回は、「うつわ空」さんの和食器の展示もあり、超〜盛りだくさんの日です。
この日も、僕たちもいますので、ぜひお気軽にどうぞー!


以下、告知内容。
【美味しい新井薬師】
〜旬のフルーツあんみつと、かちわりアイス珈琲と、うつわたち〜

涼しくなってきた今日この頃。

素敵なうつわであんみつと珈琲を楽しむ会を新井薬師にて開催します。

商店街の味が詰まった甘味会です。
コースでもふらっと立ち寄りでもお愉しみいただけます。

そして今回はうつわ空さんによる器のセレクト販売も同時開催と盛りだくさんです!

日時:2019.9.29(日) 11:00〜16:00

出入りは自由です。

場所:イベントスペース 月のとびら
東京都中野区新井1-31-5(薬師あいロード商店街内)

▽あんみつコース【完全予約制】
バルミューダで焼き上げるトーストとジャム
お好きな作家さんの器に自由に盛り付けを体験できる旬のフルーツあんみつ
松尾さん担当 @yuukamatsu

かちわりアイス珈琲
氷は商店街の山田氷室さんのかちわり氷
つなぐ担当 @tsunagucoffee

フルーツジャムや珈琲豆のお土産付き

おひとりさま 2,900円
小学生未満のおこさま 500円

【同時開催】
うつわ空の加藤さんによる
現代陶芸作家のうつわのセレクト展示販売
@utsuwa_qu
https://www.utsuwa-qu.com/

お待ちしております。



ではでは、よろしくお願いしまーす!!!!


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posted by 西久保毅人 at 19:40| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月30日

2019年10月02日

経年美化

家づくりのつぼノートにも、たくさん登場した、「尾崎さんの家」。

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2011年に完成だから、かれこれ8年目になり、
先日、メンテナンスのご相談にうかがってきました!


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植物も大きくなって、いろんな素材が、風合いを増して、
まさに、

「経年美化」

って感じで嬉しいなーって、思うんですが、
また10年後、っていうのを考えると、
このくらいのタイミングで、早めのお手入れをしといた方が
いい部分もあります。



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そういうのって、お肌や体
のメンテナンスに似ているコトかもなー、って

尾崎さんと話しながら、ふと思いました。


、、、、まぁ、
自分の肌や体のコトは、なんのメンテナンスもしない僕が言っても、、、、
説得力ありませんけどね。(笑)。




それにしても、ほーんと、
素敵に住まわれているなぁ、、、、、と
感心しきり。

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そういえば、

「施主力」

とか、

「街に開く。守りつつ、つながる。」


とか、

「上棟式は、盛大に。」


とか、


「家は、食堂!」


とか、


「何ごとも、まず胃袋をつかめば勝ち!」


とか(笑)。

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今のニコ設計室で、もはや当たり前になっている数々の言葉や価値観、
僕が、本に、エラそーに書いてる、大体のコトって、
実は、
ほとんどが、尾崎さんに
教えていただいた事、というか、
叩き込まれたコト(笑)、、、、、



なんですよねー、実は。





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そういう意味でも、

やっぱり尾崎さんちは、いいおうち。


尾崎節も、相変わらずで、とても嬉しくなり、

やっぱり、久しぶりに、胃袋を掴まれて帰ってきました(笑)。




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さてさて、メンテナンスして、
次の10年も、また楽しみです!!!


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posted by 西久保毅人 at 01:31| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

延長戦!は、内密に、、、、。

さて、先週末に、「月のとびら」で開催した

<美味しい新井薬師VOL2>〜旬のあんみつと珈琲を楽しむ会
↑↑↑↑↑
<このインスタグタムに、写真アップしています。>



は、大好評で無事終了したんですが、、、、。
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その時に、

「うつわ空」さんていう、うつわ屋さんの1日だけの展示会も、ありました。


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そのうつわが、とっても、素敵で、、、ですね。

また、主催している加藤さんも、とっても素敵な方でですね、、、。



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また、この「うつわ空」さんの展示が、
もー、月のとびらにぴったりすぎてですね、、、、、。

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そんな訳で、、、、。


加藤さんに、無理を覚悟でお願いして、
一週間、会期を延長していただいたのです!!!!!

なんでも、ダメ元でもお願いしてみるもんです。(笑)。


そんな訳で、改めまして、


10月6日(日曜日)まで、

12:00〜18:00ごろまで。

「うつわ空」

展示販売会。毎日開催中です!


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僕も、10/5(土曜)、10/6(日曜)は、
いる予定ですので、
家づくりのご相談や、雑談、漫談、、、、をご希望の方は。
ぜひいらしてくださいね〜。


ご見学も可能です。



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それにしても、

ほーんと素敵な、展示です。

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「月のとびら」は、
うつわ屋さんをするために、設計したのではなかろうか、、、?

と思うくらいに、
うつわの似合うお家です。

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もう、ずっとうつわ屋さんでもいいくらい。

もちろん、佐賀県は、陶芸の街なので、
佐賀の作家さんのうつわもたくさんあります。


うーん、

小田原さんに、勝手に、うつわ屋さんにしてたら、
怒られるかなぁ、、、、。


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家に帰ってきたら、一階が、
人気のうつわ屋さんになってたら、怒られるかなぁ、、、、。



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でも、

「どうぞどうぞ、遠慮なく、好きに使ってくれていいからね!

 俺は、しばらくトウキョウには帰ってこねえから。」


って、、、、、、

言いましたよね??
小田原さん、、、、。酔った勢いで(笑)。

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言いましたよね??
小田原さん、、、、。



ホントに、好き放題に使ってますけど、、、。

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みなさま、くれぐれも小田原さんには、内密に、、、、、。
posted by 西久保毅人 at 20:10| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月09日

魔法のコトバ



そういえば、もうかれこれちょーど10年目の今頃、
子供とピアノの連弾をしていて、その頃に、発表会で弾いた曲が、
アイネクライネナハトムジク、という曲でした。

僕は、特別、音楽に詳しい訳ではありませんが、だからこそ
なんだか思い出に残る曲と、このタイトルでもあります。


最近、伊坂幸太郎さんのアイネクライネナハトムジークを読みました。
伊坂幸太郎さんの本は、ずいぶん前にハマって、結構読み漁ったのですが、
結構久しぶりに手に取りました。
理由は、まぁ、書いた通りの理由で、タイトルが気になったから。

音楽の話かな??とも思ってんですが、
全く音楽の話でもなかったのと、今まで読んだ伊坂幸太郎さんの小説と、なんか違う感じ〜、
っていうのと、二つの意外な感じがあって、とても面白く読み終わると、
あとがきに、この「意外な感じ」の理由が書いてありました。


別に、伊坂幸太郎さんの小説が大好きな人は、絶対知ってることだし、
ミュージシャンの斉藤和義さんが好きな人も、絶対知ってることで、
僕みたいに、どっちも、中途半端にしか知らない人は、
知らないような事なので、書いても問題ないと思うのですが、
実は。この小説、
斉藤和義さんが、伊坂幸太郎さんに、ラブソングの作詞を依頼した事から
できた小説なのだそうなんです。


斉藤和義さんの大ファンである伊坂さんは、
大好きな斎藤さんからの仕事のオファーは、とても嬉しかったのだそう。
でも、ラブストーリーを書く作風ではないし、そもそも小説はかけるけど、作詞は無理無理、って
思ったとの事。

でも、大ファンである斎藤さんからの依頼は、絶対引き受けたいから、
代わりに小説を書いて送ったのが、この小説の生まれるきっかけなんだそうです。

なるほどー。なんか全編を流れる空気の謎が溶けたような気がしました。

しかも、僕はてっきり、長編小説だと思って読み終わったら、
書かれた時期も違う、6編の短編小説が一冊になった本だったのです。

はは(汗)。

まぁ、僕にありがちですが。

さて、そんな訳で、読み終わったらさっそく、この小説からうまれた斉藤和義さんの

「ベリーベリーストロング 〜アイネクライネ」

を聞いてみました!
もちろん聞いたことあったんですが、
改めて聞くと、またこれも良くてですね!
小説読んだ後だから、なおさら歌詞がすーっと入ってきて、
聞きながら、小説で読んだ映像が浮かぶようでした。


でも、よく考えてみると、小説に、テーマソングがあるなんて、
とても贅沢じゃないですか?

いいなー、こんな関係性。


伊坂さんの小説も、なんか、今までの雰囲気と違って良かったです!
そして、自分にとって新しいものが産まれる時って、案外こういう時だよなぁーっても
思いました。

むちゃぶりな依頼に、なんとか頑張って答えた時、というか、、、。


例えば、僕も、「ニコさんて、こういう作風ですよね〜っ、住宅得意ですよね〜。」って
頼まれるのももちろん嬉しいんですが、それだけでは、突破できない部分もあります。


そういう意味では、
以前、若井さんの家では、ニコニコしながら、

「えっと、、、ニコさんぽくない家をお願いしますね!」



って頼まれて、「うーむ、、、じゃあなんで、僕に頼むんだろう??」
と、かなり謎な依頼だったんですが、
そうやって出来上がった家は、なんだか新しい自分の一面になったようで、
でも、やっぱりどうしても自分らしい部分もやっぱりあったり、、、と、とても
不思議な経験と、発見をさせてもらいましたし、

安藤さんの家では、

「えーとですね、、、我が家はダサいのがいいんです。ダサい家をお願いします!」

なんていう、忘れられない依頼を面と向かって、真面目に頼まれた事もありました(笑)。

でも、おかげで、

「ダサい、ってなんだろう??」って考えた事もない事を、考えたし、
「この家、ダサくないから、作り直してください。」なんて言われたら大変だから、
一生懸命、ダサい家を考えましたが、それも、やっぱり自分ぽかったり、、、、(笑)。


どちらも、新しい自分と出会う仕事になったのです。


でもそういう意味では、
まだ、僕は、大好きなミュージシャンから、作詞を依頼された事もなければ、
小説を依頼された事もなく、
小学校の設計を依頼された事もありません。


もったいないなー。


案外、面白い事が起きると思うんですけどねー。絶対(笑)。


あ、そうそうアイネクライネ、といえば、米津玄師さんの曲もありますねー、、、、、と
妄想が止まらなくなりそうなので、この辺でやめときますが、
なんだか不思議な言葉ですねー、アイネクライネ ナハトムジク。

、、、、、どんな意味なんでしょうかね??




魔法のコトバ??
posted by 西久保毅人 at 21:32| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

結局は「愛着」というレポート

先日、ザ・ハウスの建築家のみなさんと、新潟市にある「夢ハウス」さんという、
会社の工場やショールームなど見学&勉強会に参加してきました!


せっかくなので、新潟にいる小田原家とも、、、、飲みたかったですしね〜(笑)。


、、、、と、結構、ふしだらな動機が2/3で、参加した見学会。

だったのですが、、、、。

事前に会社案内で少し予習して参加したんですが、
とても素晴らしい住宅メーカーさん(こういう呼び方で呼びたくないくらい)で、
圧倒されて帰ってきました。
木や、材料、工法にこだわっているだけの工務店さんなら、全国にたくさんあるんでしょうけど、
「作ること」「伝えること」そして「楽しむこと」
を、こんなに徹底して実現している会社は、
そうそうないんじゃないかなぁ、、、と思いましたし、

何よりも、いろいろ徹底して追求しつつも、
最終的には、

「愛着」

っていう、数字やデータでは、表現できないコトを、一番大切にされているというのが、
とっても、共感を覚えました。


なんだか、僕が「家づくりのつぼノート」でたくさん書いた事を、
僕とは、違うカタチとスケールで実現されている会社のような気がして、
感銘と同時に、正直かなり「嫉妬」心も、、、。

ほーんと、素敵な会社でした!
いつか、一緒に仕事ができたらいいなー、とぼんやり思いつつも、
スゴ過ぎて、僕のできること、思いつきませんが、、、(笑)。今のところ。



簡単なレポートにまとめましたので、興味のある方は、ぜひ、読んでみてください。

PDFにしています。


夢ハウスレポートブログ用.pdf
posted by 西久保毅人 at 20:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月19日

頑張れ〜!!! 大城隊長!!!



ニコ設計室には、ステキなロマンを持ったお施主さんがたくさんいらっしゃいます。

その一人、エジプト考古学者の大城道則さんから、HELPのメッセージが!!!!



昨年から崩れピラミッドで有名なエジプトのメイドゥムの調査を進めており、
この夏に地中レーダー探査で大きな発見がありました。
しかし本格的な調査を始めようしていた矢先、資金が不足してしまい、
Readyforによるクラウドファンディングの挑戦を決意しました。

他大学によるエジプト・プロジェクトの場合とは異なり、寄付型のためなかなか難しい戦いとなりそうです。

学生の活躍するフィールドが欲しいのです。よろしくお願いいたします。

─────────
《詳細はこちら》URL:https://readyfor.jp/projects/Meidum-Pyramid
公開日:10月18日  
終了日:12月20日
目標金額:250万円
─────────




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僕みたいに、実際に小さな小さな住宅を設計するコトも、
結局は、どこかで「人間の営みってなんだろう??」
っていうコトへの日々の挑戦です。

「家づくりのつぼノート」は、ある意味、
そんなコトを作る立場からまとめた本でもあるんですが、


スケール感は、全く違えども、
大城さんは、逆に、過去をさかのぼるコトで、

「人間ってなんだろうね??」

というコトへチャレンジされている方です。


作り続けることと、さかのぼり続けること。

違うようで、同じ。


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ぜひぜひ、興味のある方は、
大城さんのチャレンジを応援してくださいねー!!!!!!
posted by 西久保毅人 at 23:14| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月25日

お引越し大作戦

ちょっと前のことになりますが、

僕のふるさと佐賀県で、こんなプロジェクトを提案させていただきました。



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佐賀県の、廃校になる事が決まった保育園園舎をリノベーションして、

子供から大人までの障害を持った方々を支援する地域の作業所にする、というプロジェクトでした。


大きな楠の木のある既存の保育園も、山の中にありとても素敵な環境の平屋で、

その活動母体の福祉の会社も、人が大好きな、とても素敵な会社。


「もう〜、ぜひぜひっ!!!」


と、提案をさせていただいたのです。




ていうか、この楠の木、デカすぎませんか、、、(笑)。



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結局、この僕たちのチームの提案は残念ながら採用されず、実現には至らなかったんですが、

その時に、僕たちが、提案したのは、


「引越し」


というテーマでした。

提案に当たって、彼らの事業所や、作業所に来る方々の暮らしに触れさせていただいたのですが、

一言で、「障害」と言っても、その多くの方は、「どこが障害なの??」と分からないくらいに

僕たちと同じだなぁ、、、という印象を強く受けました。


むしろ僕たちよりも、優しくて、純粋なのです。


でも、彼らは、それぞれに「特性」があって、

ある「トリガー」によって、落ち着かなくなったり、集中できなくなったりしてしまう、

ただ、それだけでした。


ここまで書いても、正直、


「僕と一緒じゃん。」


って今でも思うんですが、、、、、。


そんな彼らの話を聞いていて気づいたのは、

実は、一番時間がかかるコトは、

「環境に慣れるコト」

なんじゃないかな、と思ったのです。



要するに、

「ここが、自分の、いつもの場所だ。」

と思うコト。



施設が、市街地から、山に移るコトは、

管理者の視点から見ると、「広くて素敵な環境にうつる事」

に過ぎないかもしれませんが、

彼らにとっては、

「知らない、今までと違う場所」

に行く事。


家から通う道も、

窓から見える風景も、

机の隣にいつもある壁も。

全部、「慣れた」ものとガラリと変わってしまいます。



だから、このプロジェクトで一番大切なのは、

デザインとか、建物の設計が優れているかどうか、とかよりも、


「彼らの引越しを、しっかりと時間をかけて計画してあげるコト」


なんじゃないだろうか?



そんなコトを考えて、提案書を作りました。





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提案にあたり、「環境と物語」という学問をロンドンで学んだ

長澤雪絵さんに声をかけ、一緒に取り組んだプロジェクトです。

彼女の提案で、このような「ストーリーブック」という形式の

提案としたんです。


あー、今でも残念〜。

実現したかったねー、雪絵さん。


でも、ほーんと素敵なプロジェクトチームができたし、

ほーんと、素晴らしい仕事をされている会社でした!


時間が経って、改めて見直してみると、


「あー、もっとこうしておけば、、、、。」


っていうまだまだ不完全燃焼な部分もあったり、自分の提案や説明の甘さにも気がつくんですが、

これがスタートラインなので、せっかくなので、載せておきます!



ぜひ、違う形ででも、再トライしたいプロジェクトでした!!!!






、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


そうそう、

先日お知らせした、ニコのお施主さんでもある大城隊長の

「崩れピラミッド」の発掘調査へのクラウドファウンディング。


お知らせしてから、あっという間にたくさんの援助が集待っています!!!!

ありがとうございます!



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あと一息!



でも、僕も、こういうのは初めてですが、

応援するって、、、、、

なんだか、自分のコトのように嬉しいもんですねー。


引き続き、よろしくお願いします!
posted by 西久保毅人 at 01:56| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月06日

集まって住むって、楽しいなぁ

むかーし、読んだ本に、

「集まって住むって、楽しいな」

っていうタイトルの本が、ありました。

それは、集合住宅の本だったのですが、
集合住宅に限らず、一軒家だって結局は、道路に沿って、小さな土地が並んでいる
訳だがら、街もある意味、集合住宅なんだと思うんですよね。

そんな訳で僕は、
アパートを設計する時でも、マンションでも、一軒家でも。
集まっているコトの優雅さを、どうしたら感じられるんだろうなぁ、、、、と妄想をめぐらせます。



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さて、この計画は、古いアパートの建て替え計画です。
築40年以上の古い木造のアパートは、植物が好きだったお父さんにより、

「グリーンハウス」

という名前がつけられていました。

老朽化で建て替えることになったんですが、せっかくだからその、「グリーンハウス」っていう
名前は引き継いで、住む人も、街の人も、たくさん緑を感じられるアパートにしましょう、という
事で設計を進めています。



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「あぁ、まさに、ここはグリーンハウスだね。

 グリーンハウス、って名前を聞く前から、
 きっとグリーンハウスなんだろうなぁ、、、って薄々思ってたよ。

 僕が、名前を付けるとしても、きっとグリーンハウス、って付けるだろうよ。」



と、街行く人にも感じてもらえるように。



一番角の一階のお部屋は、せっかくだから街に愛される貸しスペースとして
の運用を視野に入れて、検討中です。

最近は、「月のとびら」の運用をさせていただいている事もあり、
事業計画も考えながら、このようなご相談もいただくようになりました。


住宅だって、アパートだって、お店だって、街だって。

結局は、

「集まって住むって、楽しいなぁ。」

っていう想いを一つにできれば、なんだって叶うのです。



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さてさて、
11/16(土)は、新さんの家の、入居後オープンハウス。



新さんの家も、まさに、

「街に住むって、なんと楽しいんだろう!」

というカンカクを、69u(20坪)の敷地の中で、実現させていただいたとても可愛いお家です。


入居後のため、少人数の予約制なのですが、ご希望が多く残り枠が少なくなりました。
ご希望の方は、お早めに、ホームページよりぜひ、お問い合わせくださいませ。




posted by 西久保毅人 at 23:17| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

恐竜博士

年末に向けて、上棟が続いている今日この頃。

少し涼しくなってきたので、この季節からの上棟式は、
鍋物、汁もの、そしてお酒は熱燗、お湯割の季節です(笑)。


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さてさて、前回となんだか続きますが、
今回、上棟した木元さんちも、家を作るにあたって、

「植物園のようなサンルームが欲しい!」


っておっしゃるくらいに、植物愛に満ちたご家族。

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なので、家の一階部分が、少しいびつに引っ込んでいるのも、
できるだけ土の地面を残すためです。
もちろん、家として必要な大きさはご家族によって違うんですけど、
そのまんま地面に根を下ろしてしまうと、都市住宅では、木を植えるスペースが
なかなか残りません。

なので、ここは、毎回手を変え品を変え、、、、。




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もともとの敷地も、なんだか、へんてこな形をしていたのもあり、
最終的には、
「くの字」に曲がったような平面のおうちになりました。

土の地面をできるだけ残しながら、街と敷地にうまく馴染むような形になったのですが、
模型を作ってみると、なんだか、
巨大な生き物が、地球に舞い降りたよう、、、。




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そういえば僕は、
なんていうか、シンメトリー恐怖症なところがあるんですよねー。
なんで?って言われても、うまく答えられないんですけれど、、。

なんか、シンメトリーな形態って、
スキがなさ過ぎるからかなぁ、、、。

案外、プランニングの基本は、シンメトリーな形状をしている時もあるんですが、
敷地や街や、ご家族の暮らしを想像しているうちに、
どんどんシンメトリーが崩れていきます。


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さてそんな骨組みのおうちに入ると、
なんだか、恐竜のお腹の中にいるみたい。

くびれた大空間だからか、余計に生き物みたいです。


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上棟式は、総勢20人以上で盛大に行いました。
基礎屋さんから、大工さん、屋根屋さん、ガラス屋さん、、、、と
5メートル以上もあるベニヤのテーブルからもはみ出たちゃうくらい。

今の時代、
日本中を探しても、こんな盛大に、
現場で飲んで食べてという上棟式をしている現場なんてないよー、って聞きますし、
それが今の時代なのかも知れません。



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ぜったいやった方がいいのにねー。


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さてさて、そんな、現場で飲んだくれる親や僕たちをよそに、
お子さんは、大工さんやケンチクカになりたい、とでも言うのかと思いきや、

「恐竜博士になりたい!」


とのコト。


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あはは、大丈夫!



恐竜博士も、大工さんも、ケンチクカも
だいたい同じような職業だから(笑)。


完成が楽しみです。
posted by 西久保毅人 at 22:52| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

麻生さんのお家の1年点検


先日、
ちょーど1年たった麻生さんちの1年点検に伺ってきました!


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麻生さんちは、住宅街の旗竿敷地と呼ばれる形の敷地です。
案外、嫌われがちな敷地の形なんですが、
車がいらない生活だったら、こんな贅沢な敷地はありません。



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なんてったって、自分ちに、道があるわけですからね。

そんな訳で、その道を、さらに楽しめるように、
最近は、このくねくねアプローチをお勧めしています。

くねくねさせれば、道の長さも、
きっと、1.125倍くらいには、、、、、、長くなります。

いやいや
そんな物理的なコトよりも、
その両脇にたくさんの植物が植えられますし、体感的には、きっと
数十倍もの奥行きが感じられるように、なっちゃうのです。


不思議なコトに。

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何より、子ども達が、楽しいですよねー。

お勧めです。

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まだ、小さな子ども達との暮らしを楽しまれている
麻生さんご家族。

離れているようで、ひとつながりの家の中で、
日々、子ども達との距離感も、変わっていってるそうです。


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放っておいても、どうせそのうち巣立っていきますから、
それまでは、

「あー、めんどくさー」

っていうくらいの距離感のお家が、
きっと楽しいと思いますよー。


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そうそう、今週末は、新さんの家の入居後オープンハウスです。
あっという間に、予約が埋まっちゃって、早めの時間の残り一組しかご案内ができません。



ご希望の場合は、お早めにお申し込みくださいませ。

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posted by 西久保毅人 at 22:37| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月18日

大学2年生とバスケットボール



今年から工学院大学で2年生の設計の授業をしています。

今までは、3年生以上しか教えたコトなかったんですが、ようやく最近2年生っていう
生き物に慣れてきた気がします。
大学2年生って言ったら、現役なら20歳を迎える時なんですよねー。


と、そんな事をボケーっと考えていたら、ふと大学生活って、実はバスケットボールに似てるっ!
って、思ったんです。

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なんでバスケットボールかっていうと、、、、。
バスケットボールというスポーツは、ちょっと変わっていて、一試合が、4つのピリオドに分かれ
て構成されています。スラムダンクの中では、まだ前半後半だったので、いつ変わったのかは分か
りませんけど、世界的には、そうみたいです。八村くんのやつも。
スポーツに限らず、4つに分かれている事って、世の中案外なくて不思議。
だから大学って4年間だよなー、って思うと、ふとこの第2ピリオドと大学2年生っていう
時期が重なって思えたんですよね。なんで4年間なのかは分かりませんけど、4つに分かれている
という事のポイントを案外見落としがちというか、無意識に過ごしがちなんですよねー。

だって、中学も、高校も3年間だし、小説の大作だって、上、中、下、だし、、、という感じで、
3分割の盛り上がりや過ごし方には、日本人は、案外慣れているんですよね。
だから、4分割になった時、ついつい第2ピリオドや、2年生という時期に、緊張感を保って過ごす
のが、実は一番難しいのかも知れないなー、って思うんです。

だからなんか、適当に流れで過ごしがち。
でもね、僕のバスケ理論(笑)からすると、実は、この2ピリっていうのが、
一番大事なんだなーとある時、気づいたんです。


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実は、僕の子供達は、みんなミニバスから高校バスケまで、
徹底的にバスケット漬けでしたので、
この10年くらい、バスケの試合をたくさん見にいく事になりました。

漫画ではないバスケットボールの世界での、僕の子供達のチームは、
いっつも、いいところで負けてばっかりだったんですが、
試合内容は?、、、、と思い返すと、「勝ってたよなー」、っていう試合もたくさんあったんですよね。
だから、負けると余計に「あん、、もう、、。」ってなるんです。

そこである時から、試合のスコア表を見るようになりました。
すると、やっぱり全体的には、勝っているのに、第2ピリオドだけ、超ダメダメな展開になってる
場合が、結構多くて。
「2ピリが引き分けとか、最悪ちょっと負けてるくらいなら、勝ってるじゃん、完全に〜」
っていう試合が思いのほか多い事に気がつきました。
別に2ピリで勝ってる必要もないケースが多いんですよね、本当に。
プラマイゼロでいいのに、なぜに、こんなにも、2ピリで緊張感が保てない、、、、。


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でもねー、分かるんですよ、なんとなく。
だってさ、1ピリは、試合の始まる緊張感でみんな迎えますし、
3ピリは、ここで踏ん張らないと最終ピリオドで挽回できない、って思えます。
4ピリは、最後の8分だから、もうやるっきゃない、って思えるんですよね。

でも、そういう意味で2ピリは、、、、、。なんかほかと比べるとモチベーションをあげる
動機付けがしにくいんだと思うんですよね、分かるっちゃ、分かる。そうだよね。


これって、ほーんと大学2年生にも言える事なんですよねー。
1年生の時は、なんか、新しいキャンパスライフの始まりのウキウキ感。
3年生は、そろそろ4年生が、就活とか始めるのを垣間見て、少しは、自分の未来を意識し始める学年。
短大の彼女がいた人は、急に社会人になった彼女を社会人の男に取らたり、、、
を経験する時期(笑、あ、僕の実話)
4年生は、もうノンストップで、就活やら、受験やら、論文やら、卒業制作などやる事いっぱい。

という訳で、やっぱ、2年生って、宙ぶらりん。
大学にも慣れたし、あんまり新しい事ないし、何していいの?っていう時期。
でもね、だからこそ、あっという間に、過ぎちゃうんです。2ピリみたいに。

でもね、これはほーんとバスケと同じなんだけど、
どういう状況で、3ピリを迎えるか?っていうので、その後の試合展開はずいぶん変わっちゃいます。

だからできる事なら、試合の後半戦、本当の勝負が始まる3ピリに向かうための一歩前の
学年なのだ、と意識してるかどうかが、案外重要なんだと僕は思うのです。

とはいえ、大学生は、休みが多いから、実質2年生も、残りあと2ヶ月間くらい。
って思うでしょ?
僕が、言ってるのは、授業ではなくて、単純に2年生である、という期間の話。
だから、まだ来年の3月末までだと考えたら、案外時間あります。


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とにかく、2ピリのうちに、
自分の脳みそを一旦べろっと外に出しちゃうような表現にトライしよう。
それを見せて、たくさん恥をかいておこう。
こじんまりまとめずに、紙からはみ出しちゃおう。
どっちか迷うくらいなら、どっちも作っちゃえ。
完成度やまとまりなんかは、気にしない。
他人の意見も、今はとりあえず気にしない。
一般的には、、、、とか忘れちゃおう。

そして、春には旅に出よう。

ぜーんぶ、二十歳のしるしとして。


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明日から、2年生としての最後の課題が始まります。
せっかくなら、こんなコトを伝えられたらなー、って思うのです。



、、、、、、、、、、お前が言うな、お前がっ!と、
大学2年生の時の僕がにらんでますけどねぇ、、、(笑)。まぁまぁ。
posted by 西久保毅人 at 18:41| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月20日

2世帯住宅の暮らし

そうそう、先日の、

超〜〜〜秋晴れの素晴らしい日和の日、
今年の初めに完成した、横浜の齊藤さんのおうちにお邪魔してきました!


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とても眺めのいい崖地に建っているので、
余計にポカポカと青空の眩しい日。
これは冬の日中も、お天気の日は、暖かいだろうなぁ、、、。


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齊藤さんちは、新築を機に、地方に住まわれていたお母様との同居を
され始めたおうちです。

2世帯で住むコトは、とても幸せな事ですが、
老後に突然、住み慣れた家を離れるというのは、きっとそれはそれで
環境の変化が大きくて慣れるまで大変なのだと思います。
しかも、のんびりとした田舎の家からだとなおさらかも知れません。



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そんな訳で、
引っ越してきても、のんびりとした縁側があったり、
軒下があったりして、
敷地全体が、なんだか街みたいな、うろちょろして楽しい計画の
おうちにさせていただきました。


自分ちなのに、歩き回ったり、のんびり過ごしたりするのが、
楽しくなるような、そんな場所。

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久しぶりに一緒に暮らす親子も、
同居してるっちゃ、してるんだけど、
同じ家に住んでるっていうより、
家の中で毎日顔見る、感じっていうよりも、



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なんだか近所に住んでて、街角でばったり毎日出会う親子の日常のような、、、、。


そんな距離感で、時を超えた親子が一緒に住めたら最高ですねー。
羨ましいなぁ、、、、齊藤さん。

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あー、二世帯住宅、もっとたくさん設計したくなっちゃいました。

もちろん、3世帯でも、4世帯でも、5世帯でも、
何世帯でもオッケーですけどね(笑)。

posted by 西久保毅人 at 20:49| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月25日

入居後のピクニック

なんだか、ここ最近は、
東京は雨続きでいやですねぇ、、、。


さて、先日の新さんの家の入居後オープンハウスは、
ここ数日が嘘のような気持ちのいい秋晴れの1日でした。

まさに、ピクニック日和。

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入居後のオープンハウスは、事前予約制としているんですが、
今回も、たくさんのご来場をいただき、
みなさんをのんびりとご案内することができました!


さて、入居後オープンハウス、って言うのは、
名前の通り、お引き渡しが終わった後の、ご家族がご入居後に
させていただいているオープンハウスです。

みなさん、気になるのは、

「その時、そのおうちのご家族のみなさんは、どうしてるの??」

ということみたいです。


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これは、いろいろ。
ずっとご自宅にいて、
新しく僕たちが設計させていただく方々に、
丁寧に、僕たち以上の説明をしていただくご家族もいれば、
まだ、ニコに決めかねているご家族には、
僕たちのいいところも、悪いところも、全部あけすけにプレゼンしてくれる
ご家族もいらっしゃいます(汗)。


おうちも入居後だし、
いずれにしても、包み隠さずいろいろバレちゃう、っていうのが、
特徴かもしれませんねー。





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さて、新さん。

この日は、ほーんと秋晴れのいいお天気だったので、

「じゃ、わたしたち、ちょっと公園に行ってきますねー。」

と、出かけたっきり、、、。


途中、帰ってきたかと思いきや、

「ええと、ちょっとピクニックの道具を、、、、、。」


と、またお出かけ。


どうやら、近所の公園で、偶然出くわした保育園のお友達家族と、
天気がいいから、急遽、ピクニックになったのだそうでした(笑)。



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そんな訳で、
夕方には、たくさんの子供達が一緒にやってきました。


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こんな、ご家族の日常にお邪魔させていただく。

これも、入居後のオープンハウスならではですね。


新さん、どうもありがとうございました!

いつでもご不在を預かりますので、
ぜひ、またよろしくお願いしまーす!!!
posted by 西久保毅人 at 21:56| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月11日

ISANAの赤い傘

いやぁ、
あっという間に、年末ですねー。

先日、久しぶりに、2011年に完成した集合住宅、ISANAにうかがってきました。


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ISANAは、オーナーの住戸のほかに7世帯ある小さな村のような共同住宅です。
もう、完成して、8年くらい経っているので、
入居者の人も、何代目かになっているんですが、変わらず素敵な人に住んでいただいているとの事でした。

もう知らない人も多いと思いますが、
ISANAのオーナーのバシストさんはインドがご出身。

インドでは、家を建てる時に、自分の家は、小さく作って、貸すスペースを同時に作っておくそうです。
最初、家族がまだ小さい時は、そのスペースを貸して共同住宅として住んでおいて、
子供達が大きくなったら、家を広げてそこに子供達が住む。
子供達が、結婚して、家族が大きくなったら、また広げてそこに子供達夫婦が住む。
でも、いつの日か、家族が少なくなったら、また他人に貸して最初に戻る。


そんな永遠のループがこの場所で起こるような「大きくて、小さい家」を目指しました。


あれから、もうすぐ10年。
子供達も大きくなったし、
本当にISANAが、一つの家になる日も案外遠くないかも知れません。


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さてさて、実は、ISANAの不思議な事を発見しました。
実は、このお部屋の前には、行くたんびに赤い傘が置いてあるんですよねー。

聞いてみたら、

「住んでる人は、変わってますよー」

とのコト。

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この赤い傘が、
グリーンの壁と茶色の壁にとても似合うんですが、
そういうのが、歴代住む人に、伝染していくのかなー??


なんか、ちょっと嬉しくもあり、
不思議な気がしました。



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また行くのが楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 00:32| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

瑞鷹(ずいよう)の新酒を飲んで盛り上ろう!の巻

今年6月から、3年間限定で運営をしている中野の月のとびら、略して「月とび」。


民泊と、イベントスペースとして運営し始めてはや半年がたったのですが、
おかげで今年は、いろんな楽しい出会いがありました。

その出会いや出来事が、住宅の設計の仕事にいい影響を与えたり、
マンションや、賃貸事業をお考えの方には、より現実的な提案ができたり、、、。

そうそう、ホームページもできつつあります。

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いろんな方が、ふらっと立ち寄ってくれて、
そんな出会いから、
今年は、たくさんの街とつながったイベントが実現できたんですが、
そんな「ふらっと」立ち寄ってくれた方の一人、畑本さんの持ち込み企画が、
今年最後の、月とびイベントになります!

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瑞鷹(ずいよう)支援東京有志会主催の、

「瑞鷹の新酒を飲んで盛り上ろう」会です!!!!


畑本さんは、熊本県のご出身なのですが、
このイベントは、
地震で被災した酒蔵さんの支援として、始められたイベントだそうです。

その記念すべき第15回目を、今週末に月とびで開催して頂くことになりました!



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以下、主催の畑本さんより。



↓Facebookのお知らせより、抜粋

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元気ですか―! 畑本ですw

お待たせしました!第15回【瑞鷹支援東京有志会】を開催します。今回初の中野開催!場所はこちら!

http://bird-project.com/

いつもみなさんのご協力ご参加により、この支援会も続けていくことができてます!本当にありがとうございます!

熊本地震から3年が経ちました。

第1回〜第11回のトータルで約70万円、今年は第12回が6.5万円、第13回(お花見)が2.5万円、第14回が6.5万円の支援金ができております。

皆さんのご協力に深く感謝致します!

今回も熊本の名物をツマミに瑞鷹さんのお酒を飲みながら、ワイワイ楽しみたいと思います。

支援会以外では関東ではなかなか飲めない崇薫や菜々、また新作の銅(あかがね)や新酒『秋熟』等をご用意します。

おつまみもできるだけ熊本名物や熊本産を。

会費から1,000円以上/人を瑞鷹さんへの支援金として寄付します。

今回、瑞鷹の菜々(さいさい)の酒米『菜の花米』の生産者である、岡さんも熊本からお越し頂けることになりました!菜の花米のいろいろな話しも楽しみです!



期日:2019年12月14日(土)12:00〜17:30

会場:中野区新井

会費:5000円

定員:40名くらい



しかし、熊本って言えば、あんまり日本酒の印象ないから、
どんなお酒か楽しみです!


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でも、まぁ、大雑把に言えば、飲み会ですね!(笑)。

まぁ、大雑把に言えば、年末だし、忘年会、みたいなもんですね!(笑)。


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そんな訳で、
僕は、開始から、もちろん主催者側ではなく、
「参加者」として、せっかくの年末の美味しい日本酒を飲んでいる予定なので、


「ニシクボさんとたまには昼から飲んでやってももいいかなー」


って思われた方は、是非是非、

ぜひ、ご参加くださいませ!
今週の土曜日です。


もちろん当日、飛び入りオッケーだそうですよ!


おうちの内覧やご相談をご希望の方も、もちろんお気軽にどうぞ!!!!
ただ、飲みながら、、、、、になりますけどね(笑)


ではー。
posted by 西久保毅人 at 21:16| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月18日

池田さんの家にお邪魔してきました〜!!!

先日、
去年の春に完成した、越谷の「池田さんの家」にお邪魔してきました!


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池田さんのおうちは、ほぼ真四角の敷地で、敷地の広さは100平米(30坪)です。
街並みも、割とごくごく普通の住宅地なのですが、
敷地の両側に道路があるという、普通そうで、普通じゃない敷地でした。


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僕には、明るいし、風も抜けそうだし、、、、ラッキー、って思う
ポイントなんですが、
マイナスに考えちゃうと、どっちも道路に面しているなんて、生活が落ち着かなさそう、、、、って
思える一面も、確かにあります。
しかも、整然と普通の住宅が並ぶ街なので、窓も大抵、同じように、同じ向きに空いているので、
確かに、向き合っちゃうと、落ち着かなさそうです。

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そこで、
まず、敷地の4すみに、三角の庭を取るような、家の平面のイメージを考えました。
そうすると、自然に、窓が、周囲の家と向き合わなくってすみますし、
何より、4すみに、お庭が取れますね!


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そして、
道の反対側にも道があるから、
せっかくなので、玄関から、向こうの道まで、光や風が抜けていくような、、、、
そんな全体のイメージを持って設計をさせていただだきました。


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だから、
家の中に入っても、まだまだ街の続きみたいです。

ちょうど、池田さんちは、大人が3人住む家なので、
そういう意味では、一軒家だけど、「シェアハウス」みたいな、、、、、

そんな暮らしを楽しむこともできます。


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しかし、それにしてもですよ、、、、。

まぁ、最初から存じ上げていましたが、
なんという施主力!

なんていうか、
何気な〜く置かれているもの、生活の道具、、、、が、
とても素敵なんですよねー。
モノは、たくさんあるんですが、なんかステキというか、、、、、。


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こういうの、なんて表現したらいいんでしょうか?

しいていうと、
モノが置かれている、って言うよりも、
たくさんのモノ達が、家の中にひっそりと、それぞれ居場所を見つけて「住んでる。」

っていうような、感じでしょうか?


小さな声が聞こえてきそうな、そんな幸せな気持ちになるようなお部屋です。


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そして、1階にある、お風呂。

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このお風呂は、実は池田さんの日常のお話を聞いて、
それなら、、、、と考えさせていただきました。

1.ウイークデイは、忙しいので、ほとんど湯船には浸からない。シャワーのみ。

2.でも、たまの休みにはゆっくりバスタイムを楽しみたい。

3.シャワーしか浴びないウイークデイに、シャワーでバスタブが、濡れたり、汚れたりするのは、
 なんかイヤ。

という様なお話だったので、

「じゃあ、バスタブと、シャワーを完全に分けちゃいましょう!」


というアイディアで、誕生したのが、このバスルームなんです。
30坪くらいのごく普通の大きさの住宅でも、
こんなリゾートみたいなお風呂が作れちゃうんだなぁ、、、、っていうのは、
設計者としても、大発見だったんです。


ご入居後、もう1年半なんですが、
バスルーム、って言うよりも、
バスタブのある部屋、って感じで、とても気持ちの良さそうなお部屋になっていました。

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さてさて、2階へ。

踊り場が、少しベンチっぽい階段。


「おっ、家づくりのつぼノート」を置いていただいていますねー!
ありがとうございます(笑)。


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この階段を登っていくと、
屋上まで出られるんですが、2階はこのプランのように、
食堂のような、大きなキッチンを中心として、
くるくると、回遊できるような計画になっています。

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2階に、キッチン、パントリー、洗濯室、お母さんのお部屋がワンルームの中に
レイアウトされているので、いろんな家事が、このフロアーで完結できる計画です。


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そして、池田さんご家族の最大のご要望、


「家の中が小さくなっても、ゆったり家族で過ごせる広めのテラスが欲しい!!!」


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という事でしたので、
雨の日も、気持ちよく過ごせるような、大きなインナーテラスを、
いつも暮らしの連続として使えるように、
計画しました。


そうそう、今年は大きな台風が来たりしたので、池田さんちのこのテラス、
どんな状況だったんだろう??と思っていたんですが、
実は、このインナーテラスが、強い風から家を守る役割をしてくれた様で、

「案外、台風、気にならなかったんですよねー。」


という事でした。


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なるほどねー、、、。

確かに、このテラスの壁が、ダブススキンみたいな構成になっているので、
家の窓を守ってくれていたんでしょうね!

通常、僕たちは、なんだかかんだと「気持ち良さ」とか「快適さ」について、
いつも一生懸命考えているんですが、
そういう事に向き合って、工夫した事が、
災害や、防災という意味でも、役に立つといいなー、と最近特に思います。

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なんだかんだと、
池田さんと昼からビールを飲みながら、
お父さんの焼いてくれた餃子を食べて帰ってきただけなんですけど、
とてもステキに住んでいただいていて、とても嬉しく、美味しかった、年末でした(笑)。


また、ギョウザ食べにうかがいまーす!!!!


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posted by 西久保毅人 at 23:21| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月28日

会うこと

そろそろ2019年も終わりそうですね〜。
今年は、例年に増して、いろんなコトを経験させていただいた1年でした。

まずは、なんといっても、本の出版。

「家づくりのつぼノート」
は、本当に僕の「まとめられない性格」のせいで、
とても、とても、とても長い時間がかかってしまったのですが、
最近では、打ち合わせに、本を持参されて、

「ええと、、ここに書いてある感じで、、。」

なんていうコトも起こるようになりました。

その度に、

「あぁ、もっと見やすい構成にすればよかった、、松井さんたちの言うこと聞いてれば、、、(汗)」

っても思うんですけどね、、、。



さて、今年から、3年間、小田原さんにお預かりしている月のとびら
6月頃から、海外のゲストの方の旅の宿として運営をしたり、時々イベントをしたり、
ニコの出張営業をしたり、、、と模索しながらお預かりしています。

始める前は、時々、週末くらい泊まってもらえるのかな〜??
と思っていたんですが、いろんな国のご家族に、「家」のように利用していただいています。


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韓国、中国、香港、というアジア圏から、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、そして時々日本。
まだたったの半年ですが、
こんな風に、いろんな国のいろんなご家族に泊まっていただき、
たくさんのレビューという形での感想をいただきました。

ゲストの家族には、ほんの少しでも会うようにしてきたので、
みなさんの顔が浮かんで、なお嬉しいです。

レビューの一部です。
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そんな訳で、「家づくりのつぼノート」も、いろんな国々へ。
日本語は読めなくても、たくさんの写真が満載なので、
海外の方にも楽しんでいただけているようです。

来年も楽しみです。

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さてこの半年で、
改めて気がついたコトが、あります。


それは、僕は、結局は「人に会うこと」が、とても好きなんだなー、という事。


今の時代、AIに仕事が奪われちゃう〜、とか、
距離が離れていても、出社しなくても、メールと電話会議で仕事できちゃうからね、とか、

そんな事が言われていますし、
そんな仕事環境の方も増えていると見聞きします。

もちろん設計の仕事だって、会わずに作り上げる事も可能でしょうし、
民泊だってそうです。

世の中は、どんどん「会わずに解決しちゃう」方向に向かっているようです。


でも、まぁ、世の中の事は、さておき、
僕は、どんなに時代遅れであっても、「会うこと」で産まれる仕事をしていきたいのだなぁ、、、
と、自分自身、改めて気がついた1年でもあったのです。


だから僕は、
ご家族や依頼主と会えない設計の仕事なら、したくはないけれど、
でも、顔を合わせて話せる設計の仕事ならば、どんな条件が悪かろうと、トライしたいと思う。

BIRDプロジェクトにしたって、泊まったり、イベントをしたりする人と直接会えるのであれば、
これからもやっていきたいと思うけれども、会わないのであれば、やる必要はないと思う。




「会うこと」

その中で、僕はたくさんの事を学ばせてもらって、今があります。
会えば、いろんな事を感じることができるのです。

会えばさ、なんとかなるんじゃないかなぁ、、、って思いませんか??

そんな意味で、「会うこと」が、
僕にとってのキーワードだという事に、今年、改めて気がついた1年でした。



だから、来年は、もっともっと、いろんな方に会いたい。
懐かしい方にも、会いたい。
忙しそうだから、、、とか、こんな相談していいのかしら、、、、なんて、
気にしないで下さいねー。
年上だとか、年下だとか、天パだとか、人見知りだとか、、、そんな事も気にしない気にしない。



そして、会えるのであれば、
どんな仕事だって、やってみたいな、と思う、この年末の決意でもあります。

会う事で産まれる世界が、また来年も増えるといいなぁ。


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来年が、過去最高に、出会いにあふれていますように。


それは、僕にとってだけでなく、
みなさんにとっても。


良いお年を。
posted by 西久保毅人 at 02:39| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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