2017年01月04日

あけました!

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飛びましょう!
posted by 西久保毅人 at 22:09| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月10日

風は南から。

なぜか、昨年末から九州から呼んでいただく事が続いて、
進行中の、福岡、佐賀に続き、
年末はなんと沖縄から声をかけていただきました。

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ニコを初めてちょうど丸15年。
今年で16年目に突入なんですけど、

なんでしょうね、この急激な南風は、、、、、。

九州で育ったからにはいつかは、、、、って心もどこかで
思ってたんですけど、上京して25年経ってようやくそんな機会をいただいています。
まとめて、、、、っていうのが面白いですよね〜。


そんな訳で今年は年始早々、佐賀、福岡へ行っていました!

行ってきました、っていうよりは、帰って来ました感の方が
圧倒的に強いので、無駄にフットワークが軽いんですけど、、、、、。

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さて、
今回最初は、佐賀と福岡のお打ち合わせだけで帰ってこようと思ってたんですけど、

「うーむ、、、、、

そういえば最近、鹿屋の窪田さんに会いに行けてないなぁ、、、
やっぱ、土地売れないのかなぁ、、、、、」

と思い立ち、もうえいや、と強行スケジュールで
鹿屋まで、、、、、。

鹿屋の窪田さんとは、雑木林に包まれた小さな分譲地の計画をしているのですが、
なかなか土地が売れなくて、停滞中、、、、なのです。

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意外と佐賀福岡の移動は、同時にパッと回れちゃうんですけど、
鹿屋は遠くてですね〜。。。

トウキョウから出発しても、約4時間。

でも、佐賀から出発しても、、、、、、

実は約4時間かかるんです。。。。。
九州新幹線で鹿児島中央まで行って、そこから車で約2時間。

でも行ってよかったなぁ、、、。
会って話さないと、何にも分かりませんからね、、、。

工務店の上谷田さんも、相変わらずデカく豪快だったなぁ、、、、。


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ほーんと急な訪問だったんですが、
いつもながらとても暖かく迎えていただいて
とても感激しました。

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計画する場所が日本のどこであろうと、
ケンチクを設計する、という仕事は変わりませんし、
一緒に作りたい世界は、ほとんど変わりません。

でも、ケンチクを取り巻く状況や環境は場所場所でぜんぜん違うんですよね〜。。。。。


というか、
トウキョウとその他の地域でぜんぜん違う、、、。

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まず土地の値段も何十倍も違いますし、車の必要な台数も違う。
近所、っていう概念も違うし、
大工さんの当たり前も違うし、断熱や、防水や、地震に対する考え方も
ぜんぜん違います。

いちばん意外だったのは、沖縄って、日本一、家を建築家に頼む人が
多い県なのだというコト。


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そういう意味で振り返ると、
実は、僕らが住んでいるトウキョウっていう場所が、
実はいちばん日本で特殊な環境なのかもなぁ、、、
って思わされます。

「トウキョウ」っていう一つの地域。


なんていうか、、、、
今年で44歳。
少しは役に立つ人間になっただろうか、、、?と、トウキョウでは思ってても、

ひとたび、トウキョウの外に出ると、
あぁ、まだまだ、何の役にも立たないんだなーって思い知らされるんです、、、。


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でも、
いろんな状況や場所は変わっても、
唯一変わらないのは、
僕なんかを見つけて、呼んでくれるご家族は、
ほーんとに素敵で、会った瞬間からどこか懐かしい方々ばかりだというコト。

世の中に対する考え方に対しても、
今の時代の当たり前と呼ばれる価値観に対しても、
それを選ばされるコトになんか不満で、

心のどこかで、

「そんなの違うよなぁ、、、。」

「そんなんじゃ、気持ちよくないよな、、、。」

っていう
すごく素敵な心の、体のアンテナを持ってらっしゃる方々ばかり!



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トウキョウででも同じですけど、
いつも僕らの方が、気づかされたり、背中を押されるコトの方が多くて、

そんな出会いこそが、ほんとに感動的だなーって思います。
だって、生まれ育った背景は、それぞれみーんな、違うのに、、、、、。


だからこそ、、、、

だからこそ、思うのは、

「もっと役に立つ人になりたい。」

っていうコト。

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近くに住んでても、
遠くに産まれ育っても、
言葉がなくても通じ合える人が世の中には、いっぱいいます。

それはきっとこれから先の未来も、絶対変わらないだろうなー、、、、
これまでの仕事を通して、
うまくは言えませんが、それだけは確信しています。

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これまでたくさん家づくりを通して、経験させていただいたコト、
勉強させていただいたコトを、もっと社会の役にたてたいなぁ、、、、。

もっと、ほんとの意味で、人の役に立てるようにならなくては、、、、。


2017年の最初、九州中を移動しながら、
そんなコトを思いました。

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きっとすぐにはできないでしょうけど、
次の15年。

これまでの15年間にみなさんに頂いたものを、
きちんと届けれらる自分になりたい。


風は南から。。。。


以上、新年の決意でございました〜!(笑)
posted by 西久保毅人 at 22:14| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

ふるいきおく

受験生リンタロが、枕元にスラムダンクを積みながら、

「やっぱさぁ、、、、

 あひるの空もいいけど、
 改めて読むとスラムダンクの方が名作だと思うなー。。。。」

と言う。

、、、、、、ん? 勉強は、、、、。

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最近の僕の頭の中は、かなりあひるの空に毒されているので、

そうかなぁ、、、、。

と思いつつ、ひさびさ改めてスラムダンクを一気に読み返し、
やっぱいいな、と思いにふけり、
一つ一つのセリフを噛み締めながら、朝っぱらから

「じーん、、、。」

ときている43歳、佐賀県出身、オス。。。。。



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さて。

今月末に完成予定のひとつながりの家。
先日、よーやく足場も取れて、全貌が見えてきました。

写真はちょーどこれから仕上げ工事に入るところです。

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あんまり長い、っていう感じがしなかったんですけど、
最初にお会いした時のメモを見ると、、、、、

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2014年の6月、、、、、。

約2年半前になりますね、、、。

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そうそう、そういえばその頃、
奥さんお腹が大きくて、3人目のお子さんが産まれる前だったなぁ、、、、、。
と、懐かしく思いつつ、

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その子も、今ではもうしっかり歩いてて、、、。

まぁ、、、、、、なんというコトでしょう。。。

最近では
ケンチクよりも人間の成長の方が圧倒的に早いみたいですね!、、、、、、(汗)

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と、そんな訳で
ようやく完成を迎えようとしているんですけど、


この「ひとつながりの家」

っていうキーワード。

実は、一番最初のご提案の時に、つけたこのおうちのイメージでした。

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敷地が大きなわりに、
まだまだ家族5人でおふとん3枚あれば十分寝れちゃうような
小さなご家族。

桜の綺麗な緑道に面してて、トウキョウなのにはっきりした敷地の
境界線のない、あいまいな敷地。

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大きな敷地に住む小さな家族。

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しっかりと守られながらも、緑道とひとつながりに。

部屋が分かれていながらも、家族はひとつながりに。


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今と未来も、ひとつながりに。

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いっそ、なんでもかんでもぐるぐると、ひとつながりに。

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当時、そんなコトをご要望やロケーションから感じてご提案をさせていただきました。

それからあれこれと長い時間の中で、
たくさん変わったような気がしていたんですが、
約2年ぶりくらいに最初の提案書を見返しているとですね、、、、、。

細かくはいろいろ
変わっているんですけど、その時に描いた大きな骨みたいなものは、
実はほとんど変わってないなぁ、、、、っていうのにちょっと感激。

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「あぁ、こういうおうちになるといいなーって思ったんだよなぁ、、、。」

っていうほぼ妄想に近いような想いが、
時を経て、ようやく僕たちの前に立ち現れてくるのです。

そういう意味ではケンチクって、時間がかかるから、
ある意味、数年後に自分のふるいきおくと出会うような、
そんな仕事です。


そんなふるいきおくに「はっ」とさせられながら、
目の前の今と未来を考えていきます。

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タイムカプセルっていうと大袈裟かも知れませんが、
目の前に、過去と、今と、未来が同時に現れてくるような、、、、
ケンチクってそんな仕事だなぁ、、、、って
つくづく思うのです。

時間がたたないと現れない。

でも、そんな過去からやってきた今との出会いが、
未来にむかう今の僕たちを
不思議と何度でも奮い立たせてくれるのです。


そう、、、、、あの時のミッチーのようにね。。。。(笑)



以上、スラムダンク読後感満載のニシクボでした。
あーできるの楽しみ〜!!!


posted by 西久保毅人 at 22:47| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月20日

カミヲユカニ

紙を床に??

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って思うでしょ。

思いいますよね、そりゃ。


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さて、そんな訳で、
今回は、
玄関ならつながる1階の床を全面的に、和紙張り仕上げにしています。

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施工は、我らがハタノさん。
写真は、和紙の上から、何層も柿渋を塗ってもらっているところです。

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ちょうど2年前、
京都のハタノさんのご自宅兼アトリエにお邪魔した時のコト。
一見、モルタルみたいに硬そうなのに、
足触りはふわふわしてて、左官のようでもあり、でも暖かく、、、、
なんだろう?この床は、、、?

って思いました。


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使用して、時間の経った味わいもとても良くて、
聞くと、和紙とのコト。

これは素晴らしい!

特に、土間っぽい雰囲気の仕上げにしたい時に、
普段はモルタルやタイルみたいなものしか選択肢がなかったんですが、
それはそれで、冬冷たい、、、、っていう欠点もあるので、
そういう時にいいなーって思ったのです。

そうじゃなくても、床も壁も、同じ和紙で包まれた空間は、
とても素敵な空気!。

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あと、和紙を床に貼るコトのもう一ついいのは、
素足でどんどん歩いて、使えば使うほどに味わいが増す、っていうところ。

和紙っていうと、高級で繊細な素材っていう意識が強すぎて
丁寧に扱わなきゃ、、、、、って思う人が多いと思うんですよね〜。

でも、ハタノさんの漉く和紙は、とても分厚いので、
むしろ、ジーンズみたいに履けば履くほど味が出るような紙です。

だから、本当は、床とか、テーブルとか、、、、、
ガシガシ使う場所に使いたいなぁ、、、、ってずっと思っていたので、
今回よーやく「カミヲユカニ」が実現できて、完成も楽しみだけど、10年後も楽しみです!



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さて、そんな訳で、明日は僕らニコニコ和紙ばり隊による、
壁のちぎり和紙ばりの日。

今回は、ハタノさんに漉いてもらった桜色の和紙をちぎって貼っていきます。

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いままでもたくさん貼ってきたので、少しは腕も上がったかなぁ、、、。

これまでの和紙ばりの様子1
これまでの和紙ばりの様子2
これまでの和紙ばりの様子3
これまでの和紙ばりの様子4
posted by 西久保毅人 at 19:52| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

そうそう、ひとまずお知らせ〜!!!

またまたいつものごとく
直前にご案内になってしまいそうなんですけど、
ひとまずお知らせしておきます!


来週の土曜日、1/28に、
東京の世田谷区で設計をさせていただきました「ひとつながりの家」の
オープンハウスをさせて頂く予定です。


春には桜並木になるのんびりとした緑道沿いのおうち。

きっと当日は、
緑道で子供達が駆け回ってるんだろうなぁ、、、、、。

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ちょっと面白い敷地なので、ぜひ見に来てくださいね!

できれば桜の頃にも、もう一回オープンハウスをさせていただきたいところ
なんですけど、、、、、、、ね〜。
posted by 西久保毅人 at 20:53| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

長期優良飲み屋住宅のすすめ

先日のコト。
ちょうど1年前に完成した「大山さんち」で新年会をしていただきました!
大山さんちは、出来る前から
「キッチンスタジアム」と「飲み会」が合言葉。

もう、いかに楽しい飲み会ができるかだけを徹底的に考えたお家なのですが、、、、。


そういえば、かれこれ10年前。

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本間さんに初めて、

「飲み屋みたいな家にしたい。」

って言われました。

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まだ数件の設計しかした事のない、若くてウブな僕は、

「うーん、それは楽しそうではあるけど、、、、どうしたらいいんだろうか、、?」

と迷いながらも、打ち合わせのたんび(代わり)に
これでもかっ、ていうくらい飲みに連れて行っていただきました。
今思えば、

「わかんない奴には、話すより現場だっ!」

ってコトだったんでしょう。。。
そんな風にお酒ばっかり飲みながら本間さんちができたのが、
10年前です。

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そんな本間さんの現場実践教育のおかげで

「あぁ、飲み屋みたいな家ってなんて楽しいんだろう!」

「くらしの中心に食があるって、なんて素晴らしいんだろう!」

っていうのを体感して以来、わかりやすく素直な僕は、
ほとんどの家で、大抵

「飲み屋みたいな家」

を提案させていただいてきました。

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「飲み屋みたいな家」

っていうのは、おおざっぱに言うと、
食が中心の家です。

しかも、お酒飲むわけだから、
長い時間、だらだらと食を楽しむ家です。

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長い時間、だらだらと過ごすわけだから、
作る人も一緒に楽しむコトがとっても重要。

だれがお客さんで、だれの家かも分からなくなるくらいの関係が心地いい。


もちろん、だれが設計者かも、、、、、。

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長い時間、だらだらと過ごすわけだから、
途中で、ピンポーン、
って、お客さんが増えるコトも当たり前。

その時に、おいでおいで、と
ちょっとつめれば、何人でも参加できるコト。

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そして、実は、広さは以外と必要ない、っていうコト。

それよりも、どこにでもちょこんと腰掛けられるコトが重要。

長い時間、だらだらと過ごすわけだから、
気ままに、場所も移動したいですしねっ。

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そして、何より親友達の子連れ飲み会!

保育園の仲間の何家族もが、
子供連れて集まっての友人家での飲み会に、
僕も何度救われたコトか。。。。

そう、飲み屋みたいな家は、子供達がころがっていても大丈夫なように。

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最近の学説では、
子供達も、
ピアノと英語と、飲み会への参加は、早ければ早いほどいいって言いますしね!

大学生でも分かりますもん。

あぁ、こいつは、幼い頃から、いい飲み会に参加してきたんだなぁ、、、って。。。

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さてさてそんな、今日の出来事。

新しい家づくりのご相談。

ご要望は、ずばり一言、


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「飲み屋みたいな家で、みんなで飲みたい。」

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以上、、、、(笑)

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なんと、簡潔な。。。
素晴らしいですね!!!継続は力なり。



でも。

大丈夫ですよ、それは、、、、。


要望になくっても、、、、、。


ニコの標準仕様ですからね。長期優良飲み屋住宅は。


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さらに
僕も、先日大山さんちでいよいよ
お燗番デビューしましたから、
絶妙なタイミングと温度で、お燗をつけられる男になれるよう、
さらなる高みを目指していく所存でございます!!!


目指せ、お燗づけの上手い建築家!!

「ニシクボさんのつける熱燗は、絶妙なのよねぇ、、、、。たまんないのよねぇ、、、。」

っていつか言われるように。。。

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あっ、週末、
オープンハウスでした。
posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

ひとつながり 人つながり

先週末、
世田谷区の緑道沿いに建つ、「ひとつながりの家」の
オープンハウスを行わせていただきました!

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毎度、毎度のコトですが、
写真を撮りすぎてしまい、、、、、、、。

後で選ぶ手間を考えると、絶対に少ない方がラクなのは
わかっているんですけどね。。。



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もうそろそろ、いい加減、
馬力だけで何でもやろうとするのは考えものだなぁ、、、、、と
思うんですが、なかなか人間、変われるものではありませんねー。。。。


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でも、写真にしろ、設計にしろ、、、、。

実はこういう、褒められたものではない姿勢、っていうのが、
実はニコの根っこであるんだろうなぁ、、、っていうのもやっぱり
うすうす感じてはいます。

なんていうか、、、。

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やるかやらないか、ならば、やった方がいいじゃん。

ラクで楽しくないのと、大変だけど楽しそうな選択肢があったら、
そりゃ、楽しそうな方に進むでしょ。

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例えて言えば、それはジンセイに置いて、
もし、目の前に、
かき分けて入れそうな生垣があったら、、、、、、。


あなたは、どうしますか???

っていうコトかも知れません。。。。。

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前置きが長くなりましたが、
そう、この「ひとつながりの家」は、
僕と同じ(たぶん、、、)
生垣かき分けタイプの
5人家族のためのおうちなのです!


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さて、、、、、

そもそもこの敷地。

どういう形状か、っていうと、
一般的には、旗竿敷地といわれる形状をしています。

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なので、道路と接している部分は、3mの通路のみ。
ただ、その先の北面は、もともと川だった場所を埋め立てられて、
今では桜並木の緑道になっていています。

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、、、、もし僕が、ここんちの子供だったら、、、、。

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ぜーったい、緑道から学校行くだろうし、
緑道から帰ってくるよね、、、、、きっと。


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まちがいない。

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そして、
おうちが出来ちゃう事で、
せーっかく、
通路から緑道まで気持ち良く抜けているのに
それがふさがっちゃうのも、、、、





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もったいない。


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そして、
こんな環境に、
しかも、3人のわんぱく兄弟がいるのなら、
お友達のたまり場になるのも、、、、、、。

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決まっている。

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じゃぁ、そんなどろんこの子供達が
家の中でも走り回るんだったら、、、、


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ぐるぐる回れた方がいいに違いないし、、、、、、

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床の素材だって、よごれを気にせずに、
むしろ、子供達の足の裏のあぶらが
つけばつく程に、
味わいの増す素材がいいに、、、、、、、

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違いない。

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、、、、、と、
そんな風にですね、、、、


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違いない、とか間違いない、とか。

めったに断言しない僕ではありますけど、
なぜか断言できてしまう自分がいます。

そりゃそうですよね、、、、。



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僕たちもむかし、
子供だったんですから、、、、、、。

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、、、、とそんな訳で、
設計趣旨は、以上になります、、、、、。(終わり)

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、、、と、したいところでもありますし、
実は、ほーんとにこれがこのおうちの全てではあるんです。


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そのくらいに、
暮らす、っていうコトは、動物的で、初源的なものだと思うんですけど、
そういう妄想に近いようなイメージが、


「ほんとうに何十年も続いて欲しい」


って思った時。
実は、もう少し工夫が必要になってきます。


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たとえば、
このおうちは、大まかには、1階がコンクリート造で、
2階が木造になっています。

でも、床にしても、壁にしても、
将来、壊せる壁、抜いちゃえる床、、、、、
そんな仕掛けをたくさん作りたかったので、
平面的にも、断面的にも、
コンクリートと、木造が編みこまれたような作り方にしているのです。

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おうちの大きさ、と
その時の家族の大きさ。

それは必ずしもイコールではありません。

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割と大きなおうちなんですが、
実は、まだ、6帖一間に、おふとん3枚しけば、
十分5人寝れちゃうような、、、、、、、
そんな小さな家族です。

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そういう時期の幸せは、
今しかないから、ぎりぎりまで堪能して欲しい。

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でも、順番に、

「一人で寝たい。」

とか言い出すよねー。

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でも、じゃあ、部屋があればいいって訳でもなくて、
3人いたら、
勉強は、別がいいけど、
寝るのは、一緒でいいとか、、、、、。

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逆に、寝るのは、別がいいけど、
勉強は、別がいいとか、、、、、。

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めんどくさいのは、
お兄ちゃんとは寝てもいいけど、
お姉ちゃんは、別がいいとか、、、、、。

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そんな風に、これからの20年位は、
一つの家の中で、いろんな欲求や、距離感が
生まれてくるでしょう。

、、、、子供は離れたいけど、
とーちゃんは、ホントは一緒に寝たいのになぁ、、、、、も含めて。。。。

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そんな時に、
ネコが光をたよりに気持ちがいい場所を選んでいくように、
家の中にいろんな居場所があって、
その都度、その都度、
距離感と関係を紡いでいけるように。

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家の中でも、街のような出会いがありますように。

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いつまでも、いろんな大きさがありますように、、、。

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そんなコトを思いました。

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そして、もっと先の未来は、子供との関係だけでもありません。

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もしかしたら、おばあちゃんが住むコトになるかも知れませんし、、、

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、、、、一時期は、子供達が巣立っちゃって、
ガラーンとしている時期もあるかもです。

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そういう時には、緑道沿いに、
レストランでも開きましょうね〜。

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街の子供達の寺小屋でもいいですね!

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そして、もっと先の未来。。。。。

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子供達が、孫を連れて帰ってきて、二世帯住宅の相談に、、、。

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息子:「あのさぁ、、、、とうちゃん。


    相談があるんだけど、、、、、。」


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息子:「子供達も、じいちゃんち好きだしさぁ、、、、、

 
   俺もやっぱり、できたらこの家で子供育てたいんだよねー。。。」

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息子:「でもさぁ、、、、困ったコトに、問題は、

   ヨメさんは、キッチンとか玄関は別がいいっていうんだよねー、、、、、。」

じじい:「嬉しいけど、、、、それは困る、、、、。
     なぜならこの家は、ひとつながりの家なんだから。」


息子:「そこでさ、、、、、。

    階段も二つあるし、、、、。
    表向きは、完全2世帯っぽくして、ヨメさんの機嫌を取りつつ、
    
    、、、、、コッソリ、
    子供達用とじいちゃん達のひみつ階段を作っちゃえば、、、、、」



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息子:「結局、この家、ひとつながり、

     のまんまじゃね??」


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、、、、そーんな妄想は広がるばかり。。。。


    数十年後の設計依頼。
    心からお待ちしております!!!!


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ひとつながり 人つながり。


結局は、人がつなげていく
ひとつながりの家。



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そんな時に、いくらでも変わっていけるように、、、、。

すがたを変えても、この場所で住み継いでいけるよう。

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さーて、お引越し後にうかがうのが楽しみです!


縁日、、、、、、何十人集まるでしょうねっ!!!!
posted by 西久保毅人 at 19:47| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

石の上にも43年

いつも急ですが、
高円寺にある、座・高円寺にて、
今週いっぱい、友人の芝居がやってます。

作、演出 中津留章仁 「たわけ者の血潮」

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前にも書きましたが、中津留は、大学の同級生。
ここ数年、演劇界では、ちょっとした存在らしい。



約20年前。
なぜだか、この年の僕の研究室は、「ケンチク以外」のコトに
一生懸命な仲間が多くて、まさに逆ゴールデンエイジ、っていう感じだったんですが、
中津留もその一人。


想いばかりが溢れつつ、結果まともに就職もせず、
要は、30過ぎてもなかなか食えない、、、、って意味での、逆ゴールデンエイジ。


忘れられないなぁ、、、、、。


ちょうど4年生になる頃、、、、、。
就職とか、進学のために学年の成績表が公表されたんですが、
僕も含めて、この逆ゴールデンな仲間達5、6人は、
成績表をめくってもめくっても、名前が出て来なくって、、、、、。

学年で180人中、
最後のページの150番から180番のページにみんなずらりといたのが、
おかしくて忘れられません。。。。。

そりゃそうだよなぁ、、、。
とりあえず、ただトウキョウに来たかっただけだったんだから。
そんな佐賀県代表 西久保。  大分県代表 中津留。



最近、「何者」っていう映画がありましたが、



まだ、何者にもなれそうにない、、、、。

予感のみじんすら、、、ない。

そんな時期でした。



30歳半ばまで、ほーんと小さな小さな劇場からしかお知らせが来なかった
中津留ですが、
ここ数年、本多劇場やら、紀伊国屋ホールやら、座・高円寺やら。。。。


有名な劇場ばかり。
すごいね、ほーんと!!!!



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今思えば、そんなすぐに「何者か」になれる訳ないよね。


そして、同じ自営業として、時々考えるのは、
何かに「なる、なれる」っていう言い方そのものが、実は違うかなぁ、、、って
思うのです。


今では、劇作家として期待されるような存在らしい中津留


でも、彼は劇作家になった、訳じゃなくって、
何ものでもない、ただの石の上に、
ただ43年間、「残った」だけなんじゃないだろうか?


トウキョウのど真ん中で、
大分県産の石の上に、ただただひたすらに
立ち続けようとしているだけなんじゃないだろうか?



そんな風に思うのです。



さてさて、そんな訳で、ニコの若者達は、
中津留からお知らせが来ると、
半ば強制的に、中津留の芝居を観に連れて行かれます。


年に数回の、ニコ唯一の文化の日。
、、、、、、あとは、飲み会しかないですから、、、、。


今回も楽しみです。
もし、興味のある方は、ぜひぜひご観覧ください。
むかし1000円だったチケットも、、、、、、今では4000円ですけどね〜(笑)

posted by 西久保毅人 at 19:46| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月14日

廃墟遊戯

先日、上棟式を迎えた小田原さんの家は、
商店街のど真ん中に立つお家です。

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最初に敷地のそばのご自宅に伺った時、
お子さんが近所の子供達と道路にチョークで落書きして遊んでいました。

街に住む、っていってもいろんな街との関わり方があると
思うんですが、そんな昭和な子供達をまだまだ受け入れてくれる
大らかな街。

それが実は第一印象でもありました。

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メインの駅からちょっと離れているっていうのもいいんでしょう。
その割に商店街は賑わっていて、チェーン店がほぼないっていうのも
素敵なところでした。

駅前の商店街は、どこもそうですが、たいていせかせかしていて、
駅を利用する大人のための飲食店が並びます。裏手にもお店が並んでいるので、
どこか子供たちを拒絶しているようなところがあります。
生活に密着してない感が強いのかな。

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でも、ここの商店街は、裏はすぐに住宅街なので、
商店街と生活が、程よく交わっっていて、子供達がいる風景が、
なんだか似合います。


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きっと飲み屋だって、家族でくるお客さんも多いんでしょう。
大人の脇で、子供達がゴロゴロしていても、
なんだか自然に家族ぐるみで受け入れてくれるような、
そんな雰囲気がある街。
古くから続いているお店が多いのも特徴です。

金物屋さん、文房具屋さん、時計屋さん、味噌屋さん。。。。。

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ただやっぱり、他の街の商店街同様、
古いお店は後を継ぐ人がいるかどうかが、やっぱり要。

店主の高齢化と共に、お店をたたむ決断を強いられるところも多そうで、
それはそれで、仕方ないところもあるんでしょうけど、
なんか、違和感を覚えるのは、そういう跡地には必ずと言っていいほど、
商店街とはなんのつながりもない、マンションやアパートが
突如として建つことです。


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いやいや、人が住むことはとても素敵なコトだと思うんですけど、
そして、
商店街に人が住むコトは、とても素敵なコトなんですけど、、、、。
1階まで全部道路に閉ざしたマンション、
っていうのは、いかがなものか、、、、って思うのです。

だって、商店街の1階は、
街に開いてなんぼ、だと思いますし、
特に商店街は、連なっている、というコトが何より大事なコトです。

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アホな不動産屋にそそのかされて、
まあいっか、ウチくらい、、、、、っていう感じなんでしょうけれど。。。。


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商店街って、全体として、どこか生き物みたいなものだと僕は思います。

僕は、あんまり街並みが崩れるとか、美しい街並みとかには、
正直、ぜんぜん興味がないんですけど、
生き物は、殺してはいけない、って思うのです。

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商店街って、連なっているコトが、唯一の生命線の生き物です。

たとえば、10件のお店が連なっているとして、
1件だけがシャッターが閉じたままだとします。

たかだか1/10なんですけど、商店街にとっては、その1/10が
1/3くらいに影響力が大きいんじゃないか、って僕は思うのです。

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そのくらいに、連なっているかどうかで、
活気も、魅力も、半減してしまう。

そういう意味で、
生きて連なっているようだ、という意味では、音楽にも似ているかも知れない。

音符が飛ぶだけならまだしも、
一音間違えるだけで、曲が台無しになってしまうような、、、。


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いやいや、極端にいえば、間違えたって、きっと大丈夫なのだ。

どういう音楽を奏でたい、楽しみたい、参加したいのだっていう気持ちさえ、音に乗っていれば。。。。

と僕は思う。


そういう意味では、
商店街に住む、っていうのは、
皆で音楽を楽しむコト、音楽隊に参加するコトに似てるのかも知れません。




さて。。。。。

とはいえ、僕は楽器を演奏するコトもできなければ、
歌もうまくは歌えない。

でも、音楽が好きな気持ちは、この街の音楽を盛り上げたい気持ちは、誰よりもあります。

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じゃあ、、、、、、、、、踊るか?







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たぶん、小田原さんちは、そんな家。

いや、最初は、手拍子だけだっていい。
とにかく、とにかくつなげていくのだ!



さてさてさてさて、、、、、。

なんの話からだったか、
酔っ払ってよく覚えていないけれど、

「、、、、そもそもさぁ、、、、

佐賀みたいな辺鄙な県の出身で、あんまり喋らないくせに酒だけ強いだろ。
西久保さんに頼んだ理由なんて、、、、、、


所詮、それだけですよ、そ、れ、だ、け。」


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ははは。
かたや、札幌の辺鄙な街代表の小田原さん。

こういうつながりこそが、ほんとに嬉しいなぁ、、、って思います!!!!



商店街に産まれる街のピロティーが、
この街の音楽と一つなりますように。。。。。

完成が楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月21日

いちたすいちは?

20代の頃、よく出入りしていた幼稚園に久しぶりに遊びに行った。
「よく出入りしていた幼稚園」がある大人も、あんまりいないかも知れないけれど。。。。

久しぶりにうかがって、当時、園長の佳子先生に受けた影響が、
間接的にニコの原点になってるなぁ、、、とつくづく思いつつ、ぼんやり過ごした。

最近ではドキュメンタリー映画として紹介されたりもしているちょっと有名な幼稚園だ。
予告編だけでもちょっと感動的。
http://www.kazeoegaku.com/message/

相変わらずとても素晴らしいなーと思うと同時に、20代の頃と違うのは、
こういう環境がもっともっと世の中に広がればいいのに、、、、って思う事だ。

佳子先生も言っていたけれど、幼稚園の数年だけでこんな環境が終わるのは、
もったいない。すがたかたちは違っても、つなげる事はできるんじゃないかと僕は思う。

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僕の最初の建築の現場は保育園だった。

体験として幼稚園しか知らなかった僕は、
実はちょっと保育園、っていう場所に最初偏見があったのだけど、
その保育園と出会って、考えが一変した。

設立当時、太陽の子保育園という名前だった現うらら保育園は、
実は、園長である鈴木玲子さんが、自分の子供のために作った保育園だった。
いまから40年前くらいだろうか。
まだいまほど保育環境も整っていなかった時代。
ただでさえ、保育園が少ない中、
少し障害のあった玲子さんのお子さんを預かってくれる保育園は一つもなかったそうだ。

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そこで、玲子さんは、自分の子供のために保育園を作った。
場所は自分の家。

それが太陽の子保育園のはじまりだ。


一般的には、保育園に自分の子供を預けてはいけないらしい。
だから、僕の子供たちを預かってくれた素敵な保母さんたちも、
いつも別の保育園に自分の子をお迎えに行っていたのを覚えている。

それは、なんかおかしいなぁ、、、って僕はいつも思うんだけど、
どうも世の中、それが普通らしい。

でも、太陽の子保育園はその普通が違った。
玲子さんが自分の子供のために作った保育園だから、
働く保母さんたちも、自分の子供は自分の園に預けるのが当たり前。
だから、保母さんたちも、代わる代わる出産して、
職場復帰の度に、自分の子供が自分の職場に入園してくるのだ。

「貧乏長屋の子だくさん」

それがこの保育園の明るいキャッチフレーズだった。
そのすがたは、とても自然だったから、
なんで世間ではダメなんだろう、、、、っていうのが僕には未だに不思議なのだ。


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20代の頃、
佳子先生と、仕事をさぼっては、いろんな保育環境を見学に行った。
幼稚園、保育園。
素晴らしい教育や環境がいろんな場所で、いろんなかたちであった。
どっちも素敵なんだけど、この二つは実はそんなに仲は良くないのだな、
という事も、その時に分かった。

幼稚園は、有名でお上品な幼稚園になればなる程に、基本理念は、
「子供はできるだけお母さんのそばに。」
である事が多い。そしてそういう理念の人が、そういう世界のトップにいる。

かたや、保育園は、働くお母さんの代わりをする場所だ。
まぁ、相容れないのは分からないでもないけれど、それは大人が相容れない、だけであって
子供達にとっては、素敵な場所であれば、どっちでも同じなのに、と僕は思っていた。

同じ子供の環境であるはずなのに、なんでそのちょっとした「あたりまえ」が
埋められないのだろうか?


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さて、今日の新聞でも、今年の保育園の待機児童が大きく取り上げられていた。
いま始まった事でもなく、僕の子供たちの時も、問題は同じだった。
僕の子どもたちは、親の驚愕的な収入の少なさのおかげで、
3人とも無事に保育園に行く事はできたけれども。。。。

かたや、最近では、近隣住民の反対によって、保育園の建設がストップするという事も
並行して起きている。

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「子供の声がうるさいから反対なんて、アホじゃないの。」
って僕は思うけど、問題はそれだけでもないらしい。
たいてい、公園が保育園の敷地候補に上がりがちだけど、
そうすると、今度は、小学生とかが遊ぶ場所である公園がなくなってしまう、という事も
問題というのだ。確かにうちの子達も、数少ない公園を今日は、ここ、明日はここ、と友達と
ハシゴして遊びまわっているらしい。ただでさえ少ないから、そういう場所がなくなると、
家で引きこもってゲームとかしかする事がなくなってしまう、という事で、
小学生の親からすると、公園に保育園は、都会ではそのまま遊び場の消滅につながる。
事情はわかるが反対、という事みたいだ。
なるほどね、、、、まあ少し分かる。

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じゃぁ、って思う。

保育園と、公園が合体したような場所を作ればいいじゃん。

保育園でもあり、誰でも遊びに来れる公園でもあるような、、、、そんな場所。

保育園にも、多少、近所の子達が混じる事も起こるだろう。
公園にも、保育園の子が脱走してくる事もあるだろう。
でも、混じる事で起こる楽しさや意外性の方が、きっと魅力的なのではないだろうか?


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うちは幼稚園ですから、、、とか保育園ですから、、、、とか公園とはね、、、
とかいう枠組みを外して、混ぜてみる事。
どっちかの声で決まるのではなくて、同時解決してみせようじゃないか、っていう
事をしてみたいと思う。
だって、どっちも大事なんだから。

方法はまだ分からないけれど、
同時に存在する、その素晴らしい世界だけは、僕には手に取るように見える。

ただそれだけに向かえばいい。


と、
そんな訳で、将来保育園になっても、幼稚園になっても、
公園になっても、助産院になっても、児童館になってもいいような小さなおうちを
僕はひたすら作り続けている。

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大は小を兼ねるというけれど、
小もたくさん点在すれば、きっと大に負けないのだ!


ただただ積み上げた経験と想いが、
時を超えた吉坂隆正の言葉と、すぅーっ とつながる。


血は争えない、というコトかもなぁ、、、。
posted by 西久保毅人 at 17:26| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

何者でもない時間

小学生が終わると、いろんなコトが3年刻みになってあっという間。


そんな訳で、先日リンタロもようやく高校受験がひと段落したと同時に
もう中学生も終りです。
こないだノノが高校受験してたと思うんですけどね、、、、、
そして来年は、ノノが大学受験。(行けば、、、、)

さて、そんな訳で、子供達がそういう時期だから、
自分のコトを思い返したりするんですが、
はっきりと自分が、「中学生である」とか「高校生である」っていう
時間の間に、「何者でもない時間」、っていうのがあった気がします。

正式には、どこかに属しているんだけど、
気分的な話。


それが、ちょうど今の、受験が終わった中3の3月頃の時期。
結果はまだですが、リンタロも試験が終わった瞬間に、
その「何者でもない時間」に入ったもよう。


ちょうどそんな夜、
めったにこんな話しないのに、
「パパはいつからケンチクだったのー?」
と聞かれました。

うーん、困るね、そういう質問。。。。


結果的に、こういう仕事をしていますが、
スポーツ選手になる、とか歌手になる、お医者さんになるっていう程に
子供の時から目指した訳ではありませんし、
子供の時から、広告の間取りが好きだった、っていうわかりやすい記憶もありません。
親戚に大工もいなければ、
親は銀行員だし、親戚も割と文系の仕事。
職人さんとか、どっちかというと怖かったし、、、、。
美術の授業なんかも、ぜんぜん好きではありませんでした。
好きではない、っていうか、
圧倒的に上手い友達が数人周りにいたからなー。

しかも、田舎特有の、文化部は敵、っていう考え方だったので
タチが悪い。
ケンチクに向かう周辺要素、ゼロでした。

でも、忘れられないひとつのポイントがあって、
ちょうど高校生の頃、
時間があるたんびに、卒業した中学の保健室に遊びにいってて、、、、。
なんで保健室かっていうと、中学の美術の時間とかは、ほとんどサボって保健室にいたので(笑)、
保健の園田先生に仲良くしてもらっててですね、、、。
なんかあるたんびに、保健室に報告に行ってたんですけど、、、、中学の。。。。

高校生のある時、
ふらりと帰り道に保健室に行った時のコト、
なんでそういう話になったのかは覚えてないんですけど、

「たけちゃんマンは、大学は建築に行ったらよかよ。」

って園田先生の何気ない一言。


そもそも大学に行くっていうイメージがあんまりなかったので、
どういう学部があるとか、そういうのもあんまり知らなかったんですが、
その時に、はじめて建築学科、っていう名前を聞いたような気がします。
入って何をするのかも、よく分からないままですけど、、、。


人に聞かれるたんびに、いろいろ答えてきて、
それぞれ本当ではあるんですけど、
さてさて何が始まりか?
っていうと、実はこれが始まり。


園田先生が何を思って言ったのかは、さっぱり分からないんですけど、
なんか、あの日の事は、覚えてるんですよね〜。


それからも、いろんな人に出会って、
そのたんびにフラフラしつつも、今があります。



さて、子供達はどうなるんだろうなぁ、、、、、。

そんなコトが最近はリアルになってきて、漠然とした楽しみでもあります。
どれだけ時間がかかっても
あと10年もしないうちに、子供達が社会に出てきます。

てコトは、職業はともかく
同じ社会という土俵に子供達と立つ、ってコトだよなぁ、、、、、。
きっと、意外とあっという間。

それまでにまだまだ勉強するコトたくさんあるなーっ、やばいやばい。。。


と、子供達の成長の春に、
ムダに焦る今日この頃でありました!


、、、、ていう、リンタロの合格発表の、前の日の夜なう(笑)。

いい保健室の先生に出会えればいいけど、、、、。
posted by 西久保毅人 at 22:11| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月06日

道具と背景

お引越しとともに運び込まれるたくさんの道具。


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役に立つものもあれば、役に立たないものもあるでしょう。

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もしかすると、
どっちかというと、役に立たないものの方が
多いかもしれない。

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そんな、その人の暮らしの道具たち。

その人らしいな、って思うものほど、
役に立たないものの方が多いような気がしますけど、
そういうモノほど、その人らしさが滲み出て、
僕はなんか惹かれます。

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きっと、
何かが染み込んでいるのでしょう。


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だから背景になるケンチクも、
何かが染み込みそうなものの方が、やっぱりしっくりきます。

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雨の日の地面のように。

                                @田口さんのおうち。
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月18日

すてきなひとよい

あまりの整理不足をなんとかしないと、、、、と思って、
最近、ここ数年の完成したおうちの写真を一気に見返しています。

こういうのは集中集中、またサボると数年経っちゃうからね、、、、。

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そんな訳で、数年ぶりに本気で選別をしているのですが、
なかなかスムーズには進みません。


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「そんなの、あんたがやらなくてもいいんじゃない??」

って、誰かに相談するたんびに言われるんですけどね〜。

ひとまずは、ある程度は、自分でやりたいのです。

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整理してると、やっぱり選択にせまられて、
うーん、、、、どれを残そうかな、、、と思うのですが、
考えても時間がかかるので、直感でぽいぽいぽいぽい、っと
仕分けしていくんですが、だんだんだんだん厳選していくと、、、、、。

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うーん、、、、。
僕が選ぶと
なぜだか、あんまりケンチクの雑誌に載っているような写真は
残らなくて、そのお家ごとの、暮らしの出来事のようなものが
映った写真が最後に残っていきます。

まぁ、、、、、、しかたない。

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あー、こういう事が起こって欲しかったんだよなー、っていう事
なのかも知れません。
そして、これから設計させていただくお家でも、
こんなコトが起きたらいいなー、と思いながら。

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さて、この作業の欠点は、、、、というと、酔う、というコト。

何に酔うのかというと、、、、。

これまで頼んでいただいたご家族に、、、、、、です。


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まぁ、なんとまぁ、素敵な人たちや子供達に出会ってきたんだろう、、、、。
今回、一気に改めて見返してみて、あたらめて感無量。

贅沢な悩みだなぁ、、、、。


すてきなひとよい。



酔えば酔うほど、時間がかかるんですけど、、、、、、。
写真は、前川さんちでした!


こんな感じ。
posted by 西久保毅人 at 20:26| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月31日

たまには蝶ネクタイ

「、、、、ニシクボさん。

実は、報告しなければいけないコトがありまして、、、、、。」


と、いつにも増して、神妙な顔のホソダくん、、、、。


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、、、、、、。

いやーーな、予感。

今度は何をしでかしたんでしょうか、、、、?

と思い当たりすぎて妄想は膨らむばかりだった去年末、、、、。


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「、、、、実はですね、、、、、、。」


「、、、、ゴクリ。。。。。」



AICA施工例コンテストっていうのがありまして。

 外壁材、AICAのジョリパッドを使ってたので、
 誰にも相談せずに、こっそり中道さんちを応募してたらですね、、、、、、。」

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「さ、さ、


 最優秀賞に選ばれてしまったみたいで、、、、、、。」



もーっ。

あまりに悪さした子供のように報告するもんだから、
何かと思って聞いてたんですけど、なんとまぁ、素晴らしい報告!!!!!

こんなコトってあるんですね〜。
ほーんとビックリっていうか、
こんなサプライズなら、いくらでも無断で大丈夫です。

おおいに無断で!!!

そんなホソダくんの大手柄によって、
昨年完成した「中道さんち」が大変大きな賞をいただくコトができました。

全国から300件以上の応募の中から選んでいただいた様で、
しかも、住宅から、お店から、ビルから様々の中から選んでいただいて、
ちょっと恐縮してしまうくらいの名誉ある賞。

そんな訳で、表彰式に行ってきました!


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AICAっていう会社は、普段あまり馴染みがないかも知れませんが、
総合建材メーカーさんで、いろんなビルから、お店から、住宅まで、
あらゆる仕上げ材料を販売されている会社です。

今回、僕たちは初めての応募でしたが、毎年、このコンテストは開催されています。


その中でも、ジョリパッドという塗り壁の材料を、実はニコでもこれまで
たーーくさんのお家で使わせていただいてきました。
半分以上は何かしら使っているんじゃないでしょうか?

そのくらい、僕たちにとっては、当たり前の様に使う建材なのですが、
今回の中道さんの家でも使用しています。


でも、同じ材料でも、色はさまざま。
いっつも悩みに悩んで
そのお家ごとに
いろんなお話をしながら決めていくんですけど、
中道さんちは、いろいろ話した結果、

「、、、、うーん、、、。

 茶色もいいねー。

でも、グレーも捨て難いですね、、、、。

でも、どっちでもない色がいいなぁ、、、、、。

茶色でもないし、グレーでもない。

でも、茶色でもあるし、グレーでもあるような、、、、、」


と、

そんな中道さんの相変わらずの、よく分からない要望だったので、


「もー。、、、、それって、チャレイってコトですよね??」



「そうそう、チャレイ!!!!


チャレイにしよう!!!!」



と、こんな、どーしようもないダジャレ大会で決まった色でした。

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そんなコトもありつつ、
見に来た人からは、

「、、、、この、何ともいえない色、何色ですか、、、、?

 しいていえば、カニ味噌みたいな、、、。カニ味噌色??」


という、とても美味しそうなよだれの出る様なネーミングを頂いたり、
何ともまぁ、いろんな意味で愛される中道さんちの外壁。


やっぱ、愛は写真でも伝わるもんですね〜。

きっと審査員の方々の視覚にも、味覚にも伝わったのでしょうね! カニ味噌風味が、、、、。


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と、


そんな訳で、
AICA施工例2016の、最終週賞に選ばれた中道さんち


ようやく今月号の商店建築にて公式発表していただきました。
これから、カタログとか広告とか、
いろんな媒体に使っていただくコトになりそうです!

羽ばたけチャレイ!!
きっとカニ味噌みたいだから、日本酒好きのお家にぴったりです!


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写真は、表彰式の時のものです。
審査委員長のインテリアデザインの大先生、橋本夕紀夫さんと。
橋本さんにも、とても嬉しい好評をいただきました!

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そして、一緒にジャンプしてるノリのいい女性は、
最近、いろんなところでご一緒させて頂く建築家、保坂猛さんの奥様の恵さんです。
僕は、保坂さんも好きだけど、奥様のファンなんですよね〜。

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橋本さんにしろ、保坂さんにしろ、
素敵な設計をされる人は、人柄もなんとも言えずみなさん素敵。

これは最近の気づきだなぁ、、、、。


そして、大切なコトであればある程、
ダジャレとオヤジギャクが、何より重要なのです!
posted by 西久保毅人 at 22:35| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月08日

春ですね!

よーやく桜満開!

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4月になり、ニコでもいろんな現場が急に始まりだしました。

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神奈川では、六浦の見晴らし最高の場所に
いよいよ加藤さんちが着工を迎え、

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東京の東の方では、
ニコ史上、一番薄〜い敷地に建つ廣石さんちも着工を迎え、

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この春は他にも、今か今かと、咲くのが我慢できない蕾のように
着工待ちプロジェクトが目白押し。。。。

まぁ、僕らの仕事の場合、開花が遅れるのは、
天気や気温のせいではありませんけどね、、、、。

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でも、急に咲きすぎるのもどうかと思う今日この頃。


さて、そんな春、
桜の開花を待って、来週末の4/15(土)、
中野区で計画しました「小田原さんの家」のオープンハウスを
無事、迎えられそうです。

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「マチのピロティーを作る!」

という想いを込めた、商店街に住まわれる小田原さん家族と街の物語。

よーやく足場も外れて、街ととてもよい距離感をもつ建築が産まれました。
週末が楽しみです!

内覧を御希望の方は、こちらまで。
posted by 西久保毅人 at 22:58| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

意味

明日の土曜日は、小田原さんの家のオープンハウスです。

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小田原さんちは、商店街のど真ん中に建つお家です。

この街が大好きになって、「この街に住みたい」と思われるように
なった小田原さんの家。

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時々、
まだ完成する前に、雑談をしていると、もちろん
「この家に住んだら、、、」っていう話もされるんですが、

「いつか私たちが住まなくなったら。」

という話が結構出てきました。

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「いつか私たちが住まなくなったら。」

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「それでも、ずっとこの街に建ってて欲しいよね。」

とか、

「誰かがレストランとかにしてくれてもいいよね。」

とか、

「1階は誰かに貸してもいいよね。」

とか。

「息子が飲み屋でも始めるかもね。」

とか。。。。。

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そんな何十年後かの未来の話。


そういえば、一番最初にお会いした時、

「僕たち古い建物や、廃墟が好きなんですよねー。
どうせ作るなら、自分ちも立派な廃墟になると嬉しい。」

とのコトでした。

そう、廃墟の話から始まった小田原さんの家。

こういう小田原さんの話に共通するな〜、と僕が感じたのは、
なんていうか、、、、、思い描く時間の幅です。


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目の前の5,6年のコト、っていうよりも、
もっと先の、未来の時間。

実は廃墟って、
ある意味、時間を超えてきた未来のケンチクの姿とも言えます。

建主もいなくなり、設計者もいなくなり、
そんな時間を超えてでもなお、残ったケンチクの姿。

その時、もはや住宅であったとか、お店であったとか、だれが作ったとかも
忘れ去られて、その時の法律や、社会背景も、ずいぶん変わっているでしょう。


ケンチクに限らず、人間が作った物はすべて、いつか意味を失う時がきます。

意味を失った時、
残る、残らないは、何によって決まるんだろうか?
これは、僕の永遠のテーマでもあります。


意味を失った時、
それでも人間を迎え入れたり、雨をしのがせたり、居心地が良かったり、生き物があつまってきたり。
作られた意味は分からないけれど、

「なんか、ここ気持ちいいね!楽しいね!」

と人間やいきものに語りかけるような、
この街に愛され続けられるような、
そんなケンチクになればいいな。


「なんかさ、、、、、。


 意味わかんないし、説明もうまくできないけど、、、、、


いいよね。」

っていうような、直覚で感じるケンチクの力。


同時に、

「こーんな分厚いコンクリートで、こんな小さな場所に
 よくこんな手の込んだケンチクを建てたもんだ。
 変態じゃないのー?」

ていうような、バカみたいな人のエネルギー。

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ケンチクは一言もしゃべらないけれど、
染み込んだ想いは、人の直覚にダイレクトに伝わるんじゃないかな。




ケンチクが意味を失った時、
残る、残らないは、何によって決まるんだろうか?



さてさて、土曜日楽しみです。!
posted by 西久保毅人 at 20:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月21日

記念写真

先週末の小田原さんちのオープンハウス。

超おさんぽ日和のいい天気だったからか、
中野の飲み屋街に誘われてか、、、、

100人以上のご来場がありました。

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ほーんと商店街のど真ん中なのでお天気のせいか人通りも多くて、
だれがお客さんかわからないくらい。
とても楽しく、賑やかな1日でした!


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さて、
ニコのオープンハウス。
皆さんのご厚意で、
これまで数えきれないくらいにさせてもらってきたのですが、
僕がいっつも一番嬉しいのは、
実は、これまでに設計させていただいたご家族に来ていただく事です。

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そういえば、ちょうど10年前、こんな文章を書きました。

これは田崎さんちのオープンハウスの時のコトなんですが、
ただただ嬉しくて、そして恥ずかしかったなー。

なんていうか、、、、
ピアノの発表会に、親が来るような、、、、、
そんな気恥ずかしいカンカクと、いつもより背筋がピッ、となるカンカクが
同時にあるような、、、、。

そんな不思議なカンカクでしたが、
正直、、、、。

生きてて、こーんなにも嬉しいコトがあるんだなー、、、、
ケンチクって、作って終わりじゃないんだな、、、、

というコトを、その時、改めて教えていただいたような気がしましたし、
言い様のないくらいの前に進むエネルギーを頂いたような気がしました。

今では恒例ですが
オープンハウス後に、お施主さんと打ち上げ、っていうのをしたのも、
この時が初めてだったなー。

とにかくとにかく、、、、
とにかく嬉しかった!!!

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ぶっちゃけ、ですね、、、。
もう家づくり終わってるんだから、
わざわざ行く必要性はない訳です。

それでも見に来て頂くっていうコト。
それでも、行きたいっ、行ってみよう、久しぶりに行こーかなー、って思って頂けるというコト。

それって、、、、、、。

とてもすごいコトだと僕は思うのです。


僕たちの仕事に対して、
それ以上の評価はないんじゃないかな、、、、と僕は思う。

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だから僕は、いつも今が一番、って思える仕事をし続けたいなーと思ってきました。
もうニコの仕事はつまらないから、行かなくていいや、って思われたくないですしねー。

むしろ、

「あー、頼むの早すぎたっ!むしろ今頼みたい。」

そんな風に思いつつも、家に帰ると、やっぱ自分ちが一番、って思っていただけたら
最高なんですが、それは贅沢の極みでしょうかね。。。


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、、、、と、僕のオープンハウスに対する想いはそんな感じなんですけど、
今回の小田原さんちのオープンハウスも、そんなご家族がたくさん来ていただいて
ほーんと嬉しかったです。
つい最近完成したお家から、10年前のお家まで。。。。

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話は変わりますが
ニコのオープンハウスでは、必ず来場者の方々のお写真を撮らせて頂くようにしています。

これは、正式にはその家を1日お預かりする訳なので、責任を持って来場者を把握したい、
という意味で始めたのですが、
面白いもので、最近では、こういう写真がたまってくると、
ちょっと記念写真的な意味合いも出てきました。

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毎回来てくれるご家族も多いので、
年数が経つと、子供たちの成長も自然と記録されていきます。
もちろん大人の成長も、、、、。

そんな意味のものだったので、
これまでは大抵、ご家族だけの写真だったんですが、
今回、実は僕も多めに写るようにしてみました。

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こないだお引き渡しをしたばかりのご家族、
ちょうど設計中のご家族、
もうずいぶん長くニコのおうちに住んでいただいているご家族。

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見返すとなんか、とてもいい記念写真!

もっと早く始めたらよかったなー!

という訳で、次回からは、もうお引き渡ししてニコのお家に住んでいただいている
ご家族との写真は、全部一緒に写るようにしようかなー、と
また新しい楽しみができちゃった今日この頃。

楽しみ楽しみ。
みなさん来てくださいね!


あ、もちろん拒否もできます。。。。

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そうそう、本題の小田原さんちについては、、、、、、。



明日から出張のため、
来週まとめまーす、ね。。。。。。(汗)
posted by 西久保毅人 at 19:49| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月26日

街のピロティー

僕は商店街が好きです。

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反面、デパートとかの密室の大きな商業空間が大嫌い。
すぐ外に出たくなっちゃいます、、、、。

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理由の一つは、僕が閉所密室恐怖症ぎみで、、
空気の流れないところは気持ち悪い、、、、、、というコトも
あるんですけど、


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それとは別に、こんな体験をしたコトがあります。

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僕の育った佐賀の街の中心には、もともと
割と賑やかで、長ーく続くアーケードの商店街がありました。

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でも実際僕が育った町は、
夜の9時には信号が点滅に変わり、
夜は明り一つなく田んぼしかない人口7000人くらいの町でした。
2017年の今だにそうです。

そんな町で生まれた僕にとっては、
時々親に連れらてそんな佐賀の街の商店街に行くのが、
とても特別で、ワクワクする体験でした。

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とにかく歩くだけでたくさんのお店が並んでいるコトに
気持ちが高ぶったのを覚えています。

いいなぁ、、、都会は、、、。
佐賀に住んでても、その中に都会と田舎があるのです。

さて高校生になり、ようやく街に出てると、
そんな商店街の近くに家があったり、家が商売をしている家の子と
仲良くなったりました。
商店街に住んでて、しかも家がお店なんて、、、、

なんと夢のようなコトだろう!

うらやましかったなー。

そんな青春時代。

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それが、ちょうどトウキョウに出てきてしばらく経った時、
その商店街が、よくある地方の再開発ビルの建設のため、なくなってしまったのです。

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もうすでにその頃は、建築や街の勉強をしていましたし、
そういう商店街があるコトが、自分の街の魅力だと思っていたので
なんと時代錯誤で馬鹿な計画なんだろう、、、、、って
思ったのですが、計画は進行し、古くから商売を営んでいた商店は
立ち退きを迫られ、あっという間に商店街がなくなってしまいました。

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でも実は、なくなった、、、、っていう表現は少し違います。

正確には、そのビルを作るために、つながっていた商店街が切り裂かれたのです。

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だから、商店街がなくなった、
というのは、正しくなくて、
実際は、中途半端に切り裂かれた商店街は、姿を残したまま、死んだのです。

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街は死ぬんだ。。。。


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その時に、
僕は街っていうのは、

ただの建物の集まりではなくて、
「生き物」なんじゃないだろうか?

血みたいなものが流れていて、
ひどく切り裂かれると死んでしまう生き物なんじゃないだろうか?


そんなコトを思うようになりました。


その証拠に、誰もいなくなった商店街は、
なんとも言えない死のにおいがしました。


僕にとっては、忘れられない体験です。

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じゃあ、そこに流れる「血」みたいなものって、
果たしていったいなんだろうか?

何を残したら、商店街は生き生きし続けるコトができ、
何を失ったら、街は死に向かうのだろう??

それから、仕事でいろんな商店街や街に出会うたびに
ぼんやりとそういうコトを考えるようになりました。

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世代交代、後継者不足、時代の変化。

特に最近では商店街であるコトが、
インターネットの普及でどんどん難しくなってきていますし、
コンビニは数年後には、店員がいなくなる方向に向かうらしい世の中です。


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時の流れの中で、元のままでいられない状況になるコトは
仕方がないコト。

でも、その時に
何を失わなければ、姿を変えても街は生き続けられるんだろうか?

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手段や理屈はどうでもいいんですけど、
その秘密さえ知れれば、、、、、、、。


そんなコトをいっつも考えています。


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さて、しつこいようですが僕は商店街が好きです。

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買い物をするにしても、食べ歩くにしても、お店と道を出たり入ったり。
お店の空気と外の空気を交互に感じられる町歩きの体験。
地面の上に場所を借りて、空の下、隣り合いながらそれぞれが主張する店々。

並んで自分の足で立っている感じでしょうか?
地面に根をはる植物にも似ています。


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反面僕はデパートやショッピングモールが大の苦手です。
状態は同じなのになぜだろうといつも思うのですけど、
一つ一つの店が直接街とつながっているのと、
そうでない事の間には、やっぱり決定的な差があります。



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デパートが酸素供給されている宇宙船のような環境だとすると、
商店街は、全体が一つの生き物のよう。



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じゃあ、一つ一つの商店は細胞でしょうか?

だからこその強さもあれば、弱さもあって、
活気が集まる事で、人を呼ぶエネルギーが増幅される事もあれば、
たった2、3件がシャッターを下ろす負のエネルギーが、
隣接しているお店に簡単に感染してしまうという事もあります。


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だから小さな一件一件が元気に軒を連ねている事がとても大事。
部分が全体に与える影響がとても大きいのです。


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そして子供を育てる環境としても、商店街はとても大切だと僕は思います。

通勤の共働きが当たり前で、核家族化した現代。
住宅地に昼間にほとんど人がいないという現状があります。


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小学校の帰り道、街に働く大人がいる事。

商店街の人たちは、子供達が接する初めての働く大人です。
そして、その街に決まった大人が毎日いる事は、
子供達が安心して過ごせる事も保証してくれます。



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そういう意味では、
歩いて移動するという手段しか持たない子供達にとって、
商店街は初めて接する生きている環境だとも言るでしょう。


だから、子供たちにとっても、
生き生きした商店街は、とても大切なのです。

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さて、、、、、。

これは商店街が好きすぎて、そこに住みたいと思ったご家族の物語。

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小田原さんちは、この街のカオスのような商店街の虜になったご夫婦です。


いよいよこの地に根をはるに当たって小田原さんちが選んだのは、
商店側のど真ん中の長細い敷地でした。



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昔ながらの商店が後継者不足などでたたむ店が増える中、
どうせこの街に住むなら
少しでも商店街の活気づくりに貢献したい、
と、そんな言葉を最初にいただきました。



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ちょうど奥様が絵を仕事にされているので、
そのアトリエが時にはギャラリーになったり、
お祭りの時はイベントスペースになったり、、、、。

時には街の子供たちにも開放して使いたい、とのコト。


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商店街も、飲み歩きも好きな僕にとっては、
とても楽しそうなご依頼でしたが、
考えてみて、なかなか一筋縄ではいかないなー、っていうのが正直なところでした。

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なぜなら

商店街が求める、商店街であるコト、と

家族が求める、家に暮らす、っていうコトは、

根本的に違うコトだからです。

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もし、お店の設計だったら、
できるだけ街に開きやすいような姿にすればいい。

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でも、暮らす、っていうのは、どちらかというと
その真逆のコトです。

多少は開くコトも大事だけど、商店街にとっては、人の暮らしが
開きすぎているコトは、あんまりいい雰囲気でもないでしょうし、
中で暮らす小田原さんだって、いくら商店街が好きがだからって、
生活が丸見えでも困るでしょう。

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かといって、街に背をむけたようなたたずまいも、
決して商店街にはいい影響は与えないでしょうし、
小田原さんの望むところでもないでしょう。

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要は、開くべき街に、守るべき暮らしを包む家を作るコトが、
そもそも矛盾しているです。

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開けばいい訳でもないし、
閉じればいい訳でもない。


そして、しっかりと距離をとる程、敷地も広くない。


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きっと塩梅の問題。

そこで、
商店街と暮らしの距離感を、
物理的な長さで確保するのではなく、

空間を何層にも重ね合わせた「層」として取ろうと考えました。


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「街のピロティー」とよんでいる、大きな門のようなしつらえは、
何の用途もありません。

でも、街のつづきの場所のようでもあり、
小田原さんにとっては、家に入る前の雨に濡れない場所でもあり、
中にいると、商店街と暮らしをぼんやりと繋げる緩衝帯のような場所でもあります。


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雨の日、商店街を通る人が、ちょっと雨宿りをするかもしれない。

お祭りの日、街の続きになって、小さなお店ができるかも知れない。

アトリエとつなげて、街の子供たちのイベントの場所になってもいい。

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そんなコトを考えると、

「なんの用途もない。」

っていうコトは、たくさんの用途がある、というコトの裏返しでもあります。

そして、そのたくさんの用途は、
いっつも、小田原さんの日常と街の連続の中にあり、
街と小田原さんの暮らしのあいだにあります。


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商店街や街の子供たちにとっては、
小田原さんちができるコトで、
いつも何かが起こりそうな奥行きや妄想が生まれますように。


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小田原さんにとっては、

「まさに、この商店街に住んでいるのだ」

っていうコトを日々感じながらも、
その暮らしが、程よく守られますように。

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商店街がいつまでも賑やかでであるコト。
商店街に家族が住むというコト。

矛盾するような両方のコトを、
ただ向き合わせて置くだけではなくて、
あいだに「街のピロティー」という、
どっちのものでもないようで、
どっちのものでもあるようなな空間を挟むコトで、
どちらにとっても、居心地のいい場所にしたい。



そんなコトを考えさせていただいた、、、、、超欲張りなお家です。


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、、、、、、僕、性格が欲張りで、しつこいので(笑)

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さて、
5年後、10年後、50年後、100年後、200年後。。。。。

廃墟が好きな小田原さんと話していると、
そんな先の未来の時間について想像してしまいます。

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もう僕たちはいないかも知れない未来の街。

その時に、この街に何が残って、どんな姿をしているのかなんて、
想像もできません。


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何を残したら、商店街は生き生きし続けるコトができ、
何を失ったら、死に向かうのだろう??


そんなコトの答えは未だに分かりませんが、
一つ確信しているのは、理屈や意味じゃなくて、
作り上げた愛情とか、情熱とか、、、、、みたいな
一番くさいものが染み込んだもの程、姿を変え、用途も変わりながら
残り続けるんじゃないかなぁ、、、、、っていうコト。

小田原さんの想いが、この街に染み込んで、
これからこの場所でどんなコトが起こるでしょうか?

だからですね、、、、。
一緒に作るコトも楽しかったですけど、
どっちかというと、これからの方が楽しみなのです!!!!

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さて、

僕は商店街が大好きです。


いいなぁ、、、、。商店街に住めるなんて!
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月01日

ひさしぶりっ

そうそう、先日、
久しぶりに四国へ行くコトができたので、
香川の竹安さんちにお邪魔してきました!


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現場通いをしてたのが、つい先日のコトのように
思ってたんですが、
完成してかれこれ5年。

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その間も、

「行きますねーっ」

っていいつつ、なかなか行けず、
このままでは
行く行く詐欺になりそうでしたが、
ようやく久しぶりに実現しました!

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おうちの方は、
相変わらず施主力満載で、とっても素敵に
住んでいただいていて、だんだん風景に馴染んでいる感じ。

そして大人は、数年会わなくっても、、、、たいして変わりませんね〜、お互い(笑)

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でも、反面、子供達の成長の早いコト。

「ゴーヤとよその子供は、育つのが早かけんですね〜。」

と、博多華丸大吉の漫才にもあるように、
ほーんとびっくり。

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ちょうど設計中にうまれたツムちゃんも、
もう5歳。

今では、ターザンのように、梁からぶら下がったロープに
登って遊んでました!

いいなぁ、、、、広い家は、、、。


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そしてまたピアノが上手いコト、上手いコト。。。

ほぼキオクに無いような、トウキョウからきたおっちゃんとも
仲良くしてくれて、
最後は、連弾までしてくれました!

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僕も、もうノノが辞めてから、かれこれ4、5年ピアノ弾いてないなぁ、、、
と思いつつ、感無量、、、。

また、トウキョウのおっちゃんともピアノ弾いてねっ!

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そして、お兄ちゃんのサク。

今では、すっかり父譲りの野球少年とのコトで、
それこそ、僕と会っても、

「だれ??」

って感じだったんでしょうけど、、、、。
恥ずかしがりながらも、とってもいい顔してくれて!

さすが野球部!

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いやぁ、、、いい顔!


またうどん食べに行きますね〜!!
posted by 西久保毅人 at 23:01| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

不思議な体験

今週の日曜日は、オープンハウスです。

そうそう、くすかめくのくの邸。


本当は「ISANA」の時みたいに、もう別の名前があるのだけれど、
なんか愛着があるし、
ずーっと「くすかめくのくの邸、くすかめくのくの邸」、って
思いながら設計してきたので、オープンハウスまでは、ひとまず
「くすかめくのくの邸」って言わせてください。

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、、、、ていうか、引越し後も「くすかめくのくの邸」には
変わりないんですけどね〜。。。。

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さて、先日、ちょっと不思議な体験ていうか、カンカクになりました。

あまりにも「くすかめくのくの邸」って思って設計も現場、打ち合わせも見ていたので、
このタテモノが共同住宅だなんて、すっかり忘れていたのですが、
それを、役所の完了検査を間近にして、ようやく思い出しました。。。。

てっきり、ただの3世帯住宅だと思っていたのです。
(そもそも3世帯住宅なんていうカテゴリーは法律にはない。(笑))

そりゃそうだよね、、、、
1軒のおうちの打ち合わせだって要望をまとめるのに一苦労するのに、
3軒も同時だなんて、3軒の住宅を同時に設計するようなモノ、、、、。

これを、マンションとかアパートと同じ「共同住宅」なんていう、
さらーーーーっとした、要望も住む人も決まっていないお気軽な言葉で呼んでなるものか!


だって、一回の打ち合わせで、毎回3軒分打ち合わせしてきたからねー。

3軒分、言うコトだって、選ぶものだって、そもそもツボが
全然違うんだからね〜。。。。。

だから、、、、、。

断固として、僕たちは「共同住宅」だなんて、さらっと気軽に呼びたくないのだ!!!

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さて、そういう(ホントの)心の叫びは置いといて、、、、、。

そう、心の叫びは、建築基準法はあんまり相手にしてくれません。

建築基準法には、「一戸建ての住宅」「長屋」「共同住宅」という3つのカテゴリーがあるんですが、
そのどのカテゴリーで設計をするかで、かかる法律も全然違ってきます。

中でも、いつもやってる「一戸建ての住宅」っていうのは、あくまで一家族のタテモノ、って
見なされるので、それ程法律は厳しくないのですが、

このタテモノは、3世帯が、別々の玄関を持っているため、建築基準法上は、「共同住宅」と
いうカテゴリーで建てなくてはいけないのです。

しかも、「共同住宅」は、特殊建築物、といって、不特定多数の人の使用を前提にした
法律下にあるから、言ってしまえば「おうち」っぽくない基準をクリアーしないといけない。

しかも、それは100世帯のマンションだって、3世帯のこのタテモノだって同等っていうんだからね、、、
それはないよー、って思うのです。
思いますよね??


だってですね、、、、、

そもそも、このタテモノが産まれるコトになったきっかけは、

「親世帯と二つの子世帯、この世知辛い世の中で、しかも土地の高いトウキョウで、
 別々にローン抱えて生きるよりも、分け合うところは分け合いながら、
 どうせなら一つ屋根の下、 一緒に住んじゃったほうが、、、、、、、、

 ぜーーーったい、ハッピーだよね??

っていう、家族の想いからはじまったのだから。




一つ屋根の下で、いまどき親戚3家族が住むなんて!

、、、なんか、田舎っぽいじゃないですか?
昔の家族っぽいじゃないですか?
おばあちゃんちにすぐ遊びに行けそうじゃないですか?
ちょっと飲みに行ってくるから、ばあちゃん子供たち見といてね〜、なんて気軽にできそうじゃないですか?
今日、ご飯作るの面倒だから、ねえちゃんちに押しかける〜??なんて週3くらい
できそうだし、そもそも保育園の送り向かえも、ローテーションでできそうじゃないですか?
インフルエンザが流行ったら、感染組と、無事組で別れて寝れそうじゃないですか?
正月とか、お盆とか、飛行機乗らなくていいじゃないですか?

そんな、、、、、、夢のような暮らし。

そりゃ、
佐賀とか、滋賀とか、高知とかの田舎で土地が広ければいまだにできるんでしょけど、
そんな夢のようなコトを、たった30坪程度の、トウキョウのど真ん中で実現しようとするなんて、、、、、。

なんて素晴らしい着想!

もう、設計を始める前から、そんな入居後の楽しい暮らしが
眼に浮かぶような、、、、、そんなプロジェクトでした。

いいなぁ、、、、、。羨ましい。


でもやっぱり法律は法律。
建築基準法は、羨ましがってくれませんので、法律上はバッチリ「共同住宅」でありながらも、
こってりこってり背脂MAXの3世帯の暮らしを詰め込みました。

そんな暮らしがこれから始まるのです。
正直、オープンハウスよりも、入居後が楽しみだなぁ、、、。



でも。

もう一つの不思議なカンカクになったのは、実は逆のコト。

こないだ現場で、ふと

「もし、この共同住宅に、まだ住む人が決まっていないとして、自分が家を探しているとして、、、。」

という目で、この共同住宅をぼけーっとカンサツしてみたのです。

その結果。

「うわぁ、、、、ぜひ住みたい。住んでみたい。こりゃ、絶対楽しい!」

って思えました。

そんな経緯や想いでつくりあげたタテモノだから、ひいき目もありますけどね、、、、
こんなモノが、「共同住宅」なんだったら、「共同住宅」も捨てたもんじゃないなぁ、、、、
いや、むしろホントの街みたいで、戸建よりもいいかも?
って思えたのです。


うーん、正直見直したよ、「共同住宅」くん。やればできるじゃん。。。。


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さてそうそう、先日の暑い日、2階にある楠亀家で、こんなシーンに出会いました。

麦わら帽子をちょこんと玄関の小上がりにおいて、
夏休みの午後みたい。
その先は、小さな畳の居間になります。

奥のひだまりには、おんぶ紐で、赤ちゃんおんぶしたお母さん。


そうそう。

設計も何もする前から、
こんな風景を作りたかったのだ!

たとえそれが、
マンションやら、共同住宅やら、、、と法律では呼ばれてしまおうとも。。。。

家と街のあいだに。




、、、、、とまぁオープンハウスの告知だし、さらっと書いて帰ろっ、
って思って書き始めたんですけど、やはり3軒分。

やっぱり長くなりました。書き足りませんけどね、、、、。(笑)


、、、、、そんな訳で、日曜日、楽しみです!
お問い合わせはこちらまで。
posted by 西久保毅人 at 22:08| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

集まって住む、ということ

先週末の「くすかめくのくの邸」のオープンハウス。

久しぶりに日曜日に開催させていただいたせいか、
いつもなかなかお会いできない方にもお会いするコトができて、
とても賑やかな1日でした!

「くすかめくのくの邸」は、
トウキョウでも、世田谷線というのんびりした電車の走る街に建つ3世帯住宅。
地下はテナントスペースになっています。

そういう意味では4世帯??でしょうか?

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さて、、、、、、。

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この建物には、「入ル。」っていう名前があります。


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「入ル。」って書いて、イル、って読む。



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ちょうど完成を迎える頃、

「この建物名称、何がいいでしょうかねー。
 ニコさん達も考えてくださーいっ。」

って頼まれたので、事務所のみんなであれやこれやとたくさん考えてみました。

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うーん、、、、、、立体的な路地みたいだから、ろじビル??

でも、ビルっていうのもなぁ、、、。


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ながーい階段があるから、だんだんハウス?


、、、、なんかチガウ。

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個性的なたくさんの人(動物たち)が住むんだから、動物園にちなんで、ZOO っていうのは??

猿好きだし、、、、。

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、、、、、うーん、でもやっぱ、
「くすかめくのくの邸」は「くすかめくのくの邸」だよねー。

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と、
いう具合に、皆で何十個も考えたんですけど、
しばらくして、

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「先日、家族会議で決まりました〜っ。入ルです、iru。

はいる、じゃないですよ、 イ ル 。」

って連絡がありました。

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いやぁ、、、、、やられたなぁ、、、、って気持ちと共に、
とっても、すぅーっと腑に落ちるネーミングだな、って思いました。

僕たちは思いつきもしませんでしたが、、、、。

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「入ル。 iru。」

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郵便屋さんに、

「ここ入ってねーっ」

ってさりげなく住所で伝えるような、そんな名前。


「ここ、入ったとこだよっ、わたしんち!」

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そして、
あくまでここは、

「私たちの場所」であって、

断固として、ビルとか、マンションとかいう、そんなモノじゃではないのだ!

っていう熱い想い。

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さらには、


『私たち、ずっとここに「いる」よっ。』

っていう、

一つ屋根の下、いろいろめんどくさいコトも
想像できるけど、
大木のように、ここに根をはって、いつまでもここにいようね、っていう
3世帯の決意表明でもあるのかなぁ、、、。



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そして、まだ小さな子供達へ。

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いつか巣立つ子供達へ。

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大人になったら、あなたたちは自由に羽ばたきなさいね。


私たちは、ここに「いる」から。


っていう、子供達へのメッセージなのかも知れないなぁ、、、、とか。。。

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もう、、、、ですね、、、


僕にとっては
そんな妄想が止まらなくなるような、、、そんな名前でした。

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ヤラレタ。。。。

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ヤラレタ。。。。

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ヤラレタ。。。。

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とにかくとにかく。

このプロジェクトに何とぴったりな名前だろう、

って思ったのです!

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でも。

やられたなぁ、、、、っていえば、
そういや、そもそもですね、、、、、

このプロジェクトの連絡をいただいた、
しょっぱなから
やられたよなぁ、、、、、と

そんなコトを思い出しました。

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なんてったって、
この大都会トウキョウで、
一つ屋根の下、3世帯寄り集まって、
一緒に暮らせる家を作りたい、っていうんだもの!!!

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うわー、それはいいなぁ、、、、っていう直感。

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でもですね、
それが田舎の広いシキチに建ててください、、、、、

だったら、簡単なんだと思うのですが、
土地の広さは、たったの32坪。


1世帯なら、30坪もあれば、贅沢なくらいの大きささんですけど、
3世帯。

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そこに、

じいちゃんばあちゃん家族(2人)

ねえちゃん家族(今のとこ、4人)

弟家族(今のとこ、3人)

の合計9人、3家族で住んじゃおう、って言うのだから。


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よくもまぁ、、、、、。

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なんと素敵な着想なんだろう!

って思いました。


そして、よくぞニコにいらっしゃいました、と。。。。

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きっとたぶん、
こういうコトって、誰でも一度は想像したコトはあると思うんですよね。

でも、

「トウキョウだし、、、土地狭いし、、、。」

という訳で、実家の建て替えならまだしも、
わざわざ土地を買ってまで実行に移してみよう、
っていう人は少ないんじゃないかなーと思います。

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でも、いざ調べてみると、

何より「大家族」っていうコトを、


法律も、
ローンの仕組みも、

想定すらしていない、というコトも、
よく分かりました。


それが今の世の中のしくみらしいのです。

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なんか、都合が悪いコトであるんでしょうかねー、、、?
むかつくー。


だから、そういう意味では家族のカタチや住まい方は、
実は、自分たちの意思だけで決まっているのではなく、
こういう法制度や、融資のしくみも大きく関わっているんだろうなぁ、、、、
って思ったのです。


少し時代錯誤な気もしますよねー。

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なんだかなぁ、、、、。

ただ一緒に住みたいだけなのにねぇ、、、。

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でも。

そんなコトを、ものともしない、楠亀隊長率いるプロジェクトチーム!!!

進むと決めたら、進むのだ、と
ただでさえ小さな僕たちの事務所に、
3家族で押しかけていらした日のコトは忘れられません。

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そして何よりも、
そんな3家族の気合の入ったプロジェクトの
設計に僕らを選んでくれたコトが、とても嬉しかったですし、

「、、、まぁ、ニシクボさんとこだったら、

 3家族で押しかけても、

 3家族でそれぞれ好き勝手なコト言っても、

 きっと大丈夫なんじゃなーい?」

って、思っていただいたコトが、何より嬉しかったです。

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そんな訳で、、、、。

まぁ、最初は、完成後のあまりに楽しそうな風景ばかりが
浮かぶあまり、
作り上げるのが、どれだけ大変か、、、、、なんていうコトは
すっかり頭にありませんでしたけどね(笑)。

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さて、そんなコトからはじまった、この「くすかめくのくの邸」。

前回も書きましたが、
今の建築基準法には、

「3世帯が一つ屋根の下に楽しそうに住むおうち」

なーんていう、気の利いたチャーミングなカテゴリーは残念ながらありません。


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あるのは、「一戸建ての住宅」か「共同住宅」かのどちらかです。

だから、このタテモノは、「共同住宅」の法律を満たすように設計しています。
そのため、どうしても「おうち」っぽくない基準もクリアーする必要が
あって、それは仕方ないのですが、
僕らにとっては法律がどうあれ、あくまで

「3世帯が一つ屋根の下に住むおうち」

を思い描いて設計をさせていただきました。

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そう、思い描く、というコト。

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いわば、妄想を膨らませるコト。

世の中のありとあらゆるコトは、これが一番大事なんじゃないかなぁ、、と
僕は思います。

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時々、おしゃれな職業だと勘違いされるコトも多いですが、
僕たちの仕事は、実は情報処理作業がほとんどを占めます。

敷地条件、要望、コスト、法律、構造、設備、お隣さん、職人さん、工程、天気、、、、。
実現に向かっては、たくさんの条件を同時に処理する必要があり、
大抵それらは、互いに矛盾してることばっかりです。


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でも、どんだけ矛盾に満ちていようと、

最初に思い描くコトさえできたら、大抵のコトは、
実現可能なんじゃないか?

と僕は思うんです。


思い描いた世界に届くのであれば、
多少のコトは、どうでもいいのだ!

っても思います。

何よりも、この世界は、矛盾に満ちているコトこそが、
素敵なんだから。

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そんな楠亀さんたちが、思い描いた世界。

先日、3世帯ともお引越しが完了したとのコト。


オープンハウスも楽しかったですけど、
これから始まる暮らしがとても楽しみです。


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強烈な施主力×3倍だからなぁ、、、、。

どんな物語が産まれるんでしょうねー?


たぶん、僕の想像なんて、やすやすと超えてくるんだろうなぁ、、、この家族は、、。

楽しみ、楽しみ!!!
posted by 西久保毅人 at 18:24| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月27日

もりもり

最近、完成して5年以上経ったおうちにうかがう機会が多いんですが、
その時、嬉しいのは、
植物が、びっくりするくらいに大きくなっているコト。

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写真は、ちょうど7年目の鷲巣さんち。

完成の時は、まだまだ小さかった木も見違えるくらいに
大きくなり、「これは、ホントにトネリコだっけ?」
って思うくらい。

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曲面の壁に沿ったお庭も、もりもり。

なんだか、雑多な感じがなお素晴らしい。

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「小学生が、お花を時々、こそっと食べてるんですよね〜、ははは。」


と鷲巣さん。

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この白い壁の内側におうちがあるので、
確かに
街とは、絶妙な距離感。
中にいると、ちょうどいい具合に
小学生のこそこそ話が聞こえてきます。


街との境界線が、あるようでない感じが、
やっぱりいいなぁ、、、、。

あるのにね。


あたかもないように感じられる優雅さ。


街に住んでいる、カンカク。


敷地が、無限に広がっていくような体感。

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そしてそうそう、
色味はぜんぜん違うけれど、
そういえば、鷲巣さんちは、飯島さんちの親分だなぁ、、、、と
久しぶりに行って、実感しました。

なるほどー。 

自分のコトなのに、
いろんなつながりを改めて感じます。
posted by 西久保毅人 at 19:46| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月30日

大もり〜!!!

ほーんと、この季節は、
緑が綺麗で、、、、、


って思って、もりもりもりもり書いた前回。


先日、近くに寄ったついでに
ぶらっと
モーリアさんのおうちを通りがかってみたんですけど、、、。


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すご〜〜〜〜い!!!!

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大もり!!!!

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旗ざお敷地の歩く部分だけ、最小限の細〜い道を
くねくねっと作らせてもらったんですけど、
そのせいで、道が緑に見えがかって、なんとも言えないなあ、、、。


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素晴らしき、施主力!!! そしてくねくね道!!!



脱帽ですね〜。
やっぱ、車を止めない旗ざお敷地の底力はハンパないなぁ、、、、。
posted by 西久保毅人 at 18:51| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

はじまりのおわりの終わりについて

僕は、プロのスポーツよりも、どっちかって言うと、
学生スポーツの方が好きです。

なんでかなぁ、、、。
それは確実なチームとしての終わりがあるから、かも知れません。

2度と揃うコトのないチームであるコト。
だからこそのドラマがあり、儚さがあり。


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チームが強かろうと、弱かろうと、
約2年ちょっとの期間、
子供によっては、ありとあらゆるものを犠牲にして進む、
または進むコトのできる、学生スポーツ。

でも、負けたら最後、次の日からは強制的に引退させれれるっていう。。。。

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そして、その気概や、努力や実力がどれだけであろうと、
その結果は、良くも悪くもそれとは比例しないのも、
学生スポーツでしょう。

しかも、若者たちは、
ほーんとに、2週間くらいで別人のように変身したりもします。

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実は、中学まで選手だったノノは、高校からは、
もう、、、、、。
コトもあろうか、「男子バスマネージャー」になるコトを選びました。

、、、、もーーーー。

親としては、意味わからん、、、、っていう選択。

そもそもさぁ、、、、、、。

マネージャーなんてやられたら、親としては応援しに行けねーじゃん。。。。。

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、、、、、っていうのが、まぁ親心。


と、そんな訳で、
結局、一回も見に行かずじまいで、

「あぁーあ。つーーまーーんなーーーーーい。」

っていう、感じだったのです。

でも、超、真面目な部活だったようで、
マネも、ほぼ、3年間、週末も休みなく、部活に出かけておりました。


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さて、いよいよノノも3年生になり、最後の大会が近づいてきた頃。


「あのさぁ、、パパ、写真撮りに来てよ。」。


とのコト。


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内心、

「なーんで、高校生にもなって、しかもマネージャーやってる父親が
 しかも、脇毛ボーボーの男子バスケの応援なんか、、、、。
 一人も知らないし、、、、。」

って思いつつも、駆け付けた最後の大会。

ほーんと、
正直いうと最初は、名前も顔も分からない、脇毛男子の試合、
あんまり面白くなかったんですよね〜。

ノノが言うほど、強くないし、、、、。


やっぱさ、学生の応援は、自分の子供がプレーしてなんぼでしょ、、、、。


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まぁ、そんな感じだったんですけど、
3回くらい見ると、赤の他人だった彼らが、なんだか可愛く思えてきてですね、、、、。
いやぁ、なんだかんだみんなまだ高校生で、
顔もまだ、子供みたいで、、、、。


でも、やっぱり、ぎゅって、集中した時に見せてくれる彼らのプレーは、
とてもキラキラしていました。

よーやく、少しだけ選手の見分けもついて、勝ち進めばいいな、って思い始めたつい先日。
終わりの日は、突然やってきました。

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最後の大会。
磐石で望めるチーム。そうでないチーム。

それは、いつもそうですが、努力や実力の差ではないんだよなぁ、、、、。

チームは2回戦まで危なげなく勝ち進み、
僕が見たって、このまま勝ち進んじゃうかもーって思えた3回戦。

少し前に、ノノに

「このチーム、上手い子いっぱいいるけど、ジャーマネから見て、
 この子がチームの要、っていう子は、何番???」

って聞いたんですが、

「5番、5番。かれが中心。いないとゲームにならない。」

と、そんなコトを聞いてたばかりだったんですけど、、、、。

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なんと、
そのエースの5番の子が、前日に怪我で出場できなくなるというトラブルからのスタートでした。

それでも、前半までは、ほぼ互角でわたり合えていたのですが、
後半早々、今度は、これもまた、大黒柱のセンターの子が、
接触プレーで、負傷退場、、、、、。

下がっている間に、ここぞとばかりに点差をつけられてしまいました。


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最終ピリオド、残り3分。20点以上の差。


これは、時間が決まっているスポーツの、残酷なところでもあるのだと
思うのですが、ある瞬間、まだゲームは終わっていなくても、
「負け」を受け入れないといけない瞬間が、時折訪れます。

そういえば、これまで子供達の最後の試合、っていうのに何度か立ち会ってきたんですが、
幸運にも、どの試合も、最後は接戦で負ける試合だったので、こういう気持ちになったのは
初めてだったなぁ、、、、。



残り3分。

いよいよ、足をひきずったエースの5番の子がコートに入りました。
監督としては、
その決断は、意図していようといまいとも、
まだ試合は終わっていないけれども、

「負けるんだぞ。高校生活、最後の3分だ。」

と、コートに伝えるサインであるコトは、僕から見ても分かりました。

「これが、高校生活、最後の3分だ。」


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それまでの試合では、一番、コートを駆け回り、
ゲームを組み立てていた選手です。

結果、僕のカメラにも、彼の写真がいっぱい残っていたのですが、
この試合では、一枚もありません。

コートに入っても、全力で走るコトも、飛ぶコトもできないのが、
もう明らかでした。

悔しかっただろうなぁ、、、、。

高校生活の最後。
舞台にも立てずに、こんな風に終わるなんて、
想像すらしてなかっただろうなぁ、、、。

そして、こんな状況、
受け止めるコトだって難しいに違いない。

でも、無残にも針の進むスポーツ。
受け止められようがいまいが、時間は過ぎていく。


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僕たちもそうだったように、
青春時代は、その一瞬が、
いつも最後だと、人生の最後かのように信じていた。

だから、一瞬一瞬が、人を成長させるのだろう。

リンタロ達を見てた時も思ったけど、
ちょっとしたきっかけで、彼らは一週間後には、別人のように変化していく。
あたかも、大人とは、別の世界で時間を過ごしているようだ。

ホントに精神と時の部屋が彼らにはあるんじゃないだろうか?


写真のコトは、いまだによく分からないけれど、
たかだか無名校の地区予選の3回戦なのに、
レンズを覗きながら、我を忘れてドキドキが止まらなくなる自分がいる。



本気で負けたらこれで終わりだ、と思って駆け回る
彼らはホントにキラキラしていて、
もっともっと見ていたい、っていう思いで、シャッターを押し続ける。


でも本当は、これからまた何度でも。


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何度でも始まるコトができるんだよ!!!!
と思いながら。
posted by 西久保毅人 at 18:42| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

壊して作るというコト

いよいよ工事の始まる池田さんの家。


先日、工事契約にご自宅にうかがったら、
おうちの壁に、新しいおうちの図面が壁中に貼ってありました。


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新鮮だったのは、最初の頃の図面と最新の図面を並べてあったので、
どう変化してきたかが、一目瞭然だったコト。

とはいえ、池田さんちは、あんまり変わらなかった方ですけどね、、、。

それでも、意外とこういう風に初期のものと最終系を並べて見るって、
案外しないので、それがとても新鮮でした!

なんていうか、
それまでのお打ち合わせの経緯が、ぱぁーっと浮かび上がってくるみたいな。。。。

そうそう、例えると、まぁ、、、、
記憶を失った状態で、デスノートを触ると記憶が戻るときみたいに、、、、、、です(笑)

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極端にいうと、そのくらいに、
設計期間中に僕の記憶は更新され続けているのですけど、
でも、
プランを受け取った側は、きっとそうではないんだろうなぁ、、、っても思いました。

そういう意味では、設計っていうのは、
プランが変わる度に、頭の中を組み立て直すような、
一度設定を壊して何度も作るような、
そんな作業なのかもなぁ、、、、、。

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それとは別に
感慨深かったのは、その図面たちが、
これから壊すおうちの壁に貼っていただいていたコト。

そうそう、池田さんちは建て替えなので、
何十年も住んできたおうちを壊して作ります。
だから、もう何日か後には、このおうちはなくなっちゃうんですけど、
あぁ、なんか、このおうちの「続き」のような家になるといなぁ、、、と
いつも思います。

それは、池田さんちに限らないコトで、いっつも思うコトなんですけど、
新しいおうちでも、今の暮らしが、連続していくといいな〜。

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そういう意味で、
相変わらず僕が、いわゆる建築家と呼ばれる人たちとなんか違うのは、
僕は、あんまり自分が描いたコトにはそんなに執着しないけれど、
目にしたその場の暮らしや、空気っていうか、、、、、
その中に入るコトになる人やものが、新しい場所でも、ちゃんと生き生きとしてくれたら
いいな、と思うトコなのだろうなぁ、、、、、と今更ながら思うのです。

うーん、
建築家以外の名前があればいいのにー。


さてさて、この空き地の写真は、
設計中の麻生さんち。

ここにも実は、こないだまで家が建っていて、
池田さんちみたいに、麻生さんたちが住んでたわけじゃないですけど、
新しいおうちを作るために、壊したばっかりの土地。


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新しいものを作るっていうのは、
何かを壊して成り立つコトでもある。

それは、形あるものである時もあるけれど、
形ないものであるコトも多い。


どっちであっても、

「壊したからにはっ!」

っていつも思う。


そして、かたちに出来ないものが、
生き物のように連続していきますように。。。
posted by 西久保毅人 at 20:48| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

ギリギリオダギリくん

最近、プログもなかなか更新せず、、、、、ですが、
春からのニコはいろんなインターンの人や就活の子が出入りして
いつもに増して賑やかです。


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その中でも、ひときわ動機が変わってるのが、オダギリくん。
彼はキャリアもある、立派な一級建築士なんですけど、

実は、オダギリ君が初めてニコに来たのは、3年くらい前の前川さんちのオープンハウスの
時のコト。

「オープンハウス参加してもいいですかー?」

と突然、愛知県から連絡をくれたのです。

「まぁ、、、、言っても、一回だけだろうな。。。」

って思ってたのですが、
それ以降、
結構な頻度で、オープンハウスに来てくれてました。

愛知県から。

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そしてこの春、ちょうど小田原さんちのオープンハウスの頃。

「、、、、実は、近々、愛知で独立を考えてるんですけど、
その前に、ニコさんでちょっと働きたいんですけど、、、、。」

とのコト。

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「変わった子だなぁ、、、。」

と思いつつ、面白そうなので、5月から来てもらっています。

せっかく遠くから来たので、、、、、というのもあり、
ニコは、頼めるっ、ってなったら、人使いが荒いので、
オープンハウスにも、飲み会にも、上棟式にも、雑誌の取材にも、点検にも、配筋検査にも、、、、。



ありとあらゆるコトに立ち合わせれているオダギリ君。
もうご存知の方も多いかと思いますが、
すごいなぁ、、、と思うのは、その馴染みっぷり。


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まぁ、思い起こせば、
一番最初の前川さんちでも、初対面のくせに、
飲み会まで参加して帰ったあたりから、どうも怪しかったのですが、
小田原さんちのオープンハウスの夜は、小田原さんちに泊まって帰り、
若井さんちの1年点検では、ふっと気づくと、奥さんとお友達のように盛り上がり、
最近では、牛島さんのお株を奪い、大抵の夜ご飯は、
オダギリシェフ。



そう、今では、オダギリ君に餌付けされつつある、、、、ニコ設計室です。


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さてさて、こんなにこき使われて、
彼のジンセイの役に立つのかは、、、、、、、、、
さっぱりわかりませんが、
人の縁、っていうのは面白いなぁ、、、、、って思いますね。


そして、ケンチクも同じだけど、
開くコト、受け入れるコト、さしだすコト。
縁がつながるコト。


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それはあたかも失うコトのようだけれど、
そのコトで広がったり、もらったり、つながったり、、、、、
そんなハッピーなコトの方が、圧倒的に多いのだなぁ、、、とつくづく思います。

ケンチクも、人の輪も、おんなじですね!


そんな訳で、愛知県に持って帰れるものがあれば、いくらでも自由に!

っていう、さらにまたこき使う、、、、、、、、体のいい言い訳です。(笑)
posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月03日

トリガー

人それぞれに、いろんなトリガーがあるのだと思うのですが、
僕の場合は、それは現場だなぁ、、、とつくづく思います。


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写真は、横浜の向こうに海を見渡す場所で工事中の
加藤さんのおうち。

「ロケーションがいいから、設計はまぁまぁでも、、、、、」

っていうくらいに、いい眺めの場所なんですけど、
上棟後、いろいろ壁が張られ始めた現場に行って

「うわーっ、木の彫刻みたーいっ!!!」

って、素直に感激しました!

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、、、、、、って、
その感想、新入社員じゃあるまいし、何回めの現場だよ、、、、って
自分でもおかしくなっちゃうんですけど、
もう、100回近く、こういう現場に立ち会ってきたはずなのに、
やっぱり、

「うわーっ、木の彫刻みたーいっ!!!」


って率直に思いました。


だってかっこいいからね!


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と同時に、

「このままでいいじゃん。

 窓もつけない方が、いいんじゃない??」

と、いつもの、このままでいいじゃん病が発病しつつ、

同時に、

「もっとこうしたい、ああしたい。」


っていう妄想が次々と溢れてきて止まりません。
40半ばの、いいおじさんですけど、、、、。


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そう。

やっぱり未だに、
現場が、僕にとっての「言葉やアイディアが溢れる」トリガーなのだなぁ、、、。

机の上で考えるコトなんて、
たかが知れてる。

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それは、裏を返すと、
僕が著しく想像力が欠落しているコトの表れだとも思うし、
現場の職人さんたちからすると、

「何をいまさら?? あんたたち、設計したんでしょ??」

って思われちゃいそうですけど、
そりゃそうだけど、感動するんだから、仕方ないじゃん、、、。

模型はモケイ。図面は、ズメン。現場はゲンバ。
昨日は、キノウ。今日は、キョウ。

て思いますし、、、、、、、。


まぁ、良く言えば、
いまだに、そんなトリガーがあるコトを
幸せにも思うのです。

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あーでもない、こーでもないと、
仕事であるコトを忘れて思えるコト。

作られていく現物を目の前にして、話し合えるコト。

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あんまり言うと、

「、、、ニシクボさん、もう現場来ないでください、、。」

って言われるので、最近は、控えめに
コソッ、って言うようにしてますが。。。。。


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、、、、、、と、そんな訳で、
おそらく明日の朝には、加藤さんから、

「ですよねー!

 僕も、窓ない方がいいって、ホントは思ってたんです。
 でもなかなか言い出せなくて、、、、。

 仕上げも、今くらいの現場感がいいなぁ、、、。。

 変更、、、、、まだ間に合いますかねぇ、、、、、。」



って連絡が来るはずだと思うんですけど、、、、。
posted by 西久保毅人 at 20:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月05日

不連続なのに、なんだか連続しているような、、、、。

最近のニコは、なんだかちょっと不思議なコトになっています。

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ちょうど2週間くらい前から、
フランス人のマリオンと、台湾人のニコちゃんが、
インターンに来始めて、なんだか急に国際的なニコ設計室。

今年も前半は、九州や関西から学生が来てたんですけど、
外国人が来るのは初めてです。

、、、、、まぁ、今では僕もあいさつは、「ボンジュール」ですけどね!


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とはいえ、最初はきっとお互いに緊張してたような気がしますが、
やっぱり、言葉よりも「食べもの」が世界を繋ぐのだなぁ、、、、。

一緒にいっぱいご飯を食べて、今ではすっかり皆と打ち解けた模様。
何よりマリオンは日本人以上に日本食党だし、ニコちゃんの中華は、超本格的ですしね。

そして、一緒に仕事をしてみると、二人とも、
実は、イマドキの日本人の学生なんかより、よっぽど根性も主張もあるなぁ、、、
と思います。

何より
文化背景が「違う」っていうコトが日々、楽しくて、面白い。


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でも、どんなに違っても、きっと
「食べもの」がそうであるように、

きっと「かたち」や「空間」や「気持ちよさ」も、言葉を越えていくもの。
生まれた場所の文化を越えて、ほんとに建築が一緒に作れたら、
それはそれは素晴らしいなぁ、、、、って思います。


そもそもがニコに来るなんて、
まぁ、よっぽどの変わりものなんでしょうしねー。。。。


と、そんなコトを思いつつ、
同時に、ちょっと不思議な縁を感じたりもしています。

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彼女たちは、知らなかったのですけど、
実は、僕の前職の象設計集団が、過去に唯一仕事をした国というのが、
台湾とフランスなのです。

アメリカでも、韓国でも、中国でも、イタリアでも、スペインでも、、、なく、
台湾とフランス。


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正直、昔のコトはどうでもいいコトと言えば、そうなんですけど、
なんだか、不思議な縁を感じずにはいられません。

意識してなくても、なんか、にじみ出ているんでしょうかね??

体臭みたいに、、、、。



、、、、、とそんな訳で、
ただでさえ狭い事務所にぎゅうぎゅう詰になりつつあるんですけど、
仲間がどんどん増えていくっていうのは、楽しいコト、、、、。

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まぁ、そもそもは春頃から下の階に大工の三太郎くんが時々、
寝泊まりし始めたあたりから、なんかの兆しはあったのかも知れません。

これも太田代さんちの現場で出会った縁だしなぁ、、、、、

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、、、、うーむ。
しかし、愛知県の縁だけは、思いつかない、、、、、。

スラムダンクの「愛知の星」くらいしか、、、、。

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と、思ってたら、
昨日今日は、
高知県と福岡から、来たいという希望者が、、、、、。

もう、こうなったら、せっかくだし何人までいれるか、チャレンジだな。。。。
炊飯器も、もう5合炊きじゃ足りなそう、、、、。


しかし、、、、、、、。

ほーんと、逆に
都会の若者には、人気ないなぁ、、、、、。



それも僕の佐賀県臭がにじみ出ているからでしょうか、、、、、ね。

posted by 西久保毅人 at 18:48| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月13日

徘徊老人

約束というのが、嫌いだ。


、、、、っていうと、元も子もないのですが、
仕事の約束はね、、、、、できるだけ守ろうと努力はするのですが、
その反動からか、
仕事が終わったが最後、
完成したおうちにうかがう時は、、、、、ほぼ突然です。

「、、、、、ほんとに、アポなしで来るんですね、、、、。」

と、
時々、迷惑そうな反応もいただくのですが、
あまり懲りずに、相変わらず、突然ピンポーン、としてしまいます。


仕事の帰り道での途中下車。
ぽかーんと開いた週末の午後、
子供の試合で、思いがけず近くに行った時。


まぁ、そんな感じなので、
会えないコトも多いんですが、
、、、、、そりゃそうですが、

ぽかーんと放り出されたように

「良かったなぁ、、、まだ建ってて。」

って思いながら、大事に住んでいただいている様子を想像する時間も
嫌いではありません。


まぁ、そんなコトするのは僕くらいだろう、って思われがちなんですが、
実は、ニコにも時々、
突然、そういうお客さんがいらっしゃいます。

、、、、、まぁ、人んちに突然押しかけるのと、設計事務所に行くのは、
根本的にちがう、、、、って言われそうですけど(汗)、、、、ね。

それは
前にお家を作らせていただいた方だったり、
工務店さんだったり、、、、と
いろいろですが、

突然、予期せぬタイミングで

「えっとー、、、、近くに寄ったんで、、、。」

って、事務所を覗いていただいた時は、
もう、なんというか、、、、、

僕はとっても嬉しいのです。


そうそう、しかもニコは、雑居ビルの5階ですから、
しかも階段で登った5階ですから、

「もう、、、誰もいなかったら、どうするつもりだったんだろう?」

っても、時々思うんですが、
だから、なおさら嬉しくなっちゃうのです。


なんていうか、、、、、
そういう事務所だと思っていただいて嬉しいなー、っていう一言に尽きますね。


長く仕事をしていると、

設計が気に入ってもらえたとか、
ご依頼があったとか、
現場がスムーズだとか、
見積があったとか、
取材をしてもらえたとか、
賞をいただいたとか、、、、、

嬉しいコトってたくさんあるんですけど、


「そうだ、今日は近いし、ヒマだし、ニコさん寄ってみよう!」


って思っていただける事務所なのだ、っていうのがですね、
何よりも嬉しいコトだなぁ、、、、って思うのです。

、、、、、、、僕は、ですけど。。。。


だから、最近、事務所も手狭になってきて、
スタッフのコトを考えると、もう少し広い事務所の方が
たくさんいれていいんだろうなぁ、、、っても思うんですけどね、、、、

そういうぶらっと寄ってくれる突然のお客さんが
いらっしゃる度に、

「うーん、やっぱりこの場所かなぁ、、、。」

と、駅から近いのだけが取り柄のこの場所からは、
なかなか動けない今日この頃なのでした。


きっと、僕みたいなタイプが、徘徊老人になるんだろうなぁ、、、、、。


あっ、

そうそう、


そろそろ始まるかもー??  ですよ!

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突然行ってもいい場所が。。。。

乞うご期待!
posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

全国への距離

そういえば、
全国全国っていうけれど、、、、、。

全国って一体どこなんだろう?
って、、、、、、最近ふと思いました。


ちょうど季節は、甲子園予選。
なんだかこの季節になるといまだにソワソワします。

地元佐賀では、友達が高校野球の顧問をやってたり、
友達の出身校が勝ち上がったり、、、。

やっぱり田舎でも甲子園への道は、遠いのだけど、
高校数が少ないし、極端な強豪校もあるわけじゃないから、
どこの高校も、なんとなく希望があるっていうか、もしかしたら全国、、、、って
結構、みんな、本気で思ってたりします。

そうそう、そういえば、
ちょうど10年前、
佐賀北高の甲子園決勝戦に、いてもたってもいられず、ノノと応援に行ったなぁ、、、。


そんな風だから、
距離的には、甲子園も、トウキョウも、佐賀からは遠いんですが、
「全国への距離感」っていう意味では、
実は、割と田舎の子供たちの方が、トウキョウの子供たちよりも
近く感じてたりするような気もするんだよなぁ、、、、。実は。


っていうのは、
僕がそんな田舎で育ったものだから、
トウキョウで子供を育てるコトになった時に、
一番イヤだな、、、って思ったのは、
その、「全国への距離感」みたいなものでした。


トウキョウに来る前は、
トウキョウこそ、「ザ、全国!」って
思っていたんですが、
なんていうか、トウキョウは、人も、学校も多すぎるし、スポーツでいうと
私立とかのプロみたいな極端な強豪校もたくさんがあるから、
中学にしろ、高校にしろ、トウキョウの子供達は、
入学した瞬間から、「全国なんて無理無理。」
って子供たちが思ってるような、想像すらしてないような、
そんな気がしたのです。
親も含めて。
そう、そもそも、親とか先生が想像してないんだよなぁ、、、。

田舎だと、ちゃんと勉強もしながら、スポーでも全国を、って
頑張る学校っていっぱいあるのに、なんか、トウキョウは早々に二択、っていう感じ。


いいじゃん、両方やれば。


って僕はいつも思うんですけどねー。


だから、ずっと僕が思ってたのは、
なんの分野にしても
トウキョウの子供達の方が、実は、日本で一番、全国が遠いのかも??
っていうコトでした。。。。。


さて。
そんな訳だったんですが、
でも今年はなんか嬉しくてですね。

ていうのは、
長男のリンタロが入学した高校が、スポーツも強くて、
なんとこの激戦の東京の甲子園予選を、ベスト8まで勝ち抜いたのです。

だから、久しぶりにソワソワ、、、、。

もしかしたらあと2つで清宮くんの早実と、、、、

もしかが、もしかして、もし、もしかもしたら、甲子園かも、、、、、。

そんなコトが、ただの夢じゃなく、
実感のある未来として、想像できたのです。

相手も高校生だし、ここまできたら、何が起こるか分からない。。。。

そんな、想像できる距離感。


結果は、乱打戦の末、紙一重で、準決勝には進めませんでしたが、
それでも圧倒的な差じゃなくて、応援してる生徒も含めて学校中が、
目の前に全国がある、っていうカンカクを持てたんじゃないかなー、
そんなここ数日でした。


、、、、、、
結局は、どんな県でも、一校しか甲子園には行けない訳で、
そういう意味では、どこで産まれたって狭き門は狭き門。


でもね、、、
最初から想像すらしないで、無理無理、っていうんじゃなくて、

「ああ、全国って、、、、、実はそう遠くもないんだな。」

っていうのを、想像できる未来として感じられたコト。


勝ち負けよりも、
そんなリアルな全国への距離感を、
野球部でもないリンタロ達も、応援しながら感じたんだろうなー、っていうのが、
僕はとても嬉しかったなーって思うのです。


一度でも想像できたら、
あとはきっと大丈夫。


行けたか、行けなかったかっていうよりも、
そんな距離感を、肌に感じながら大人になって欲しいなぁ、、、、、、。

と思う今日この頃でした。

posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

上京のおもてなし

ちょうど、先週末、
佐賀で設計をさせていただいている江頭さんが、
出張ついでにニコにいらっしゃいました!


飲みに。

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うーむ、、、、、

せっかく佐賀から来ていただくからには、
東京だって、お酒も食べ物もうまいのだっ、、、、、って
思って帰ってもらわないと行けませんので、
当日は、昼からパーティー準備。


あぁ、、、、、
こんな時に、一番頼りになる我らが大山料理長の東京不在が、
なんとも悔やまれるのでしたが、
僕たちだけでも、何とかもてなせるところを見せるチャンスでもあります!


「僕たちだけでも、やる時はやりますよっ、大山料理長!!!

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、、、、、、、と、そんな訳で、
作るのに皆夢中になりすぎて、ほぼ料理の写真がないのですが、
皆でたくさんの品数の料理を準備でき、
施主代表として、若井さん、桃ちゃん夫妻も駆けつけてくれ、
まずは第1日目、何とかトウキョウのおもてなしをする事ができました!



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「明日、早朝に、散歩がてら、
外観だけでもいくつか見たいんですけど、、、、、。」

とのコトでしたので、ホテルに近い数物件の地図をお渡ししていたのですが、
無事、
大山さんちと、


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若井さんちを早朝散歩で見て回られたようで、


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島岡さんちで合流。。。。

、、、、、、徹底的に、早起きには付き合わない方針の僕たちです。

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平日にもかかわらず、ご家族で迎えてくれた島岡さん。
どうもありがとうございます!

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7862.jpg

色にしても、素材にしても、、、、、。

やっぱり実際に感じないと分からない事が大いので、
こういう機会は、本当にありがたいと思います。

江頭さんも、

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「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


ってばっかり言ってたような気がします。
このあたりの語彙力の少なさも、佐賀県人ならでは。。。。。。

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帰りの飛行機が早かったので、
割と駆け足で島岡さんちを後にして、
次は小川さんちへ。

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途中で、小川さんから、

「、、、おひる、、、、、、


 ウチで食べます、、、、、、、よね???」


と連絡があったので、

「、、、、ええと、


  もちろんです。5人で。。。。」


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と、
なんの遠慮もない返事をしつつ、
お腹を空かせて小川さんち。


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そう、
やっぱり佐賀はとても田舎なので、
江頭さんの敷地は、とても大きいのです。
だから参考になるようにと、
今回は、ちょっと大きめの、田舎っぽいロケーションの
2件を案内させていただきました。

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、、、、、まぁ、ニコのお家は、
僕が田舎者のせいか、シキチが小さくても、大きくても
どのお家も、田舎っぽいのですが、、、、、、。


7865.jpg

それでも、やはりトウキョウの家。

九州は佐賀で家を作ろうとしている人のカンカクに
届くといいなぁ、、、って思っていたんですが、
島岡さんちにしても、小川さんちにしても、
とても楽しんでいただく事ができたようです。

感想はやっぱり、

「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」

「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


ばっかりでしたが、、、、、、。

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と、
そんな訳で、
小川さんには、美味しいお昼ゴハンをいただき、
目も、お腹も、一杯にして
佐賀に送り返すコトができたのでした!


「いやぁー、トウキョウも、よかとこばい!」


ときっと思って帰られたに違いありません。
みなさん、ありがとうございました〜!!!!!


佐賀でも、よか家ば、作りましょうね!江頭さん。
posted by 西久保毅人 at 18:48| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

マッキーで、きゅっとねっっ!!!

この夏、ニコは着工ラッシュ、上棟ラッシュ。

先月ですが、江東区で設計をさせていただいています「廣石さんの家」が
上棟しました!


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さて、僕たちは別に、小さなシキチや細いシキチを好きで選んでいる訳ではないのですが、
ときおり、
果し状のごとく、

「これでもかーっ!!!」

というような挑戦状のようなシキチと出会います。


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廣石さんちも、そんなシキチ。

、、、、、、っていうか、道より狭いですよね、、、、。

、、、、、、っていうか、お隣、車、はみ出してますよね、、、、。


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、、、、、っていうか、太字のマッキーで、きゅっと一筆ですよね、、、、、。


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と、
そんなシキチなのです。

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長細い、って言えば、
最近では、神戸の曽根さんちが、そうでしたが、
それ以上の細さ。

細さ、っていうか、、、、薄さ。

、、、、、、もう、、、。

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でも、
そういう時こそ、
楽しいすがたかたちが産まれる瞬間です。

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マングローブの植物たちが、
水陸両用を余儀なくされて、今にも歩きだしちゃいそうな
すがたを手に入れたように、
廣石さんちも、工夫しないコトには、気持ち良く住むコトも、
建てるコトもできないので、

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スロープがあったり、、、、、

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いびつな足が生えてたり、、、、

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そして、
構造研究者である廣石さんの大学で、試作を重ね、実験により実証した
木造フレームを採用したり、、、、、。


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設計中は、断片的だったいろんなアイディアや計算された要素と、
同時に、
、、、、、言葉では、なかなか廣石さんにもうまく説明できなかった、
いびつなカタチが、
上棟と同時に、生き物のように、生命感のある空間になって立ち現れました!

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いやぁ、、、なんとも言えず、いいですね!


まぁ、なんとも言えないところが、僕の欠点ですが、、、、。

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さて、
何と言っても、工事状況としては、
とても不都合な現場ではありますが、
施工の大和工務店さんの、男気溢れる協力により、
なんとか無事、上棟式。

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いやぁ、
細くても、20人くらいは飲み食いできるもんですね〜。。。。


地図で見ると、マッキーできゅっ、

でしかないシキチですが、
なんとも楽しく奥行きのあるおうちになりそうです!!!
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

太田代さんちの暮らし。

先週末、
ちょうどお引き渡しをして半年経った「太田代さんち」
皆で行ってきました!

しっかし今年は暑いですね〜っ。。。

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さて太田代さんちは、
千葉県の外房、九十九里を臨む高台に設計させていただいたおうち。

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もともと太田代さんちには、「こんぶ」っていう名前の犬がいてですね、
実は、最初にご相談頂いた時には、
ご夫婦ふたりとこんぶの、ふたりと一匹の家族構成でした。

まぁ、こんぶだから、
海のそばにたどり着く運命だったのだな、、、、、きっと。

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それがまぁ、、、、、、。

恒例の、ニコあるある、ですが、
設計中に3人家族になり、、、、、

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工事中に、4人家族になることになり、、、、。


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今では、4人と一匹のとても賑やかなお家になりました!

いいですね〜、庭でプール。


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さて、

そう考えると、太田代さんちの暮らしは、
住む場所にしても、人数にしても、
ここ数年で、劇的に変わったように思うんですけど、
不思議だなーって思うのは、

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たった半年しか経っていないのに
あたかも、もうずーっとこの場所に
4人と一匹で暮らしていたかのように、
家も暮らしも、
この街の風景の中に馴染んでいた事です。



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不思議だなぁ、、、、。





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そして、素敵だなぁ、、、、。


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もはや、
太田代さんち以外のなにものでもない、
っていう感じでした。

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そうそう、僕も独立して15年以上経つ訳ですが、
そうすると、もう完成して10年以上のおうちに
お邪魔することも最近は、よくあります。

意外と10年て、長いようで実はあっという間なんだよなぁ、、、


ゴーヤみたいに育つ子供達は、あっという間に
大きくなっていきますからね。。。。。

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逆に子供の変化とは裏腹に、
ケンチクは意外と変化しません。

あと、大人もねー。

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だからこそ、

って最近は、より強く思うのです。

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この街の中で、
街とつながって育った記憶が、
子供達の中に
深く深く残る家がいいな、と。

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街とつながって、暮らした家族の記憶が、
深く深く残る家がいいな、と。


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いつか、帰って来たくなる場所だといいなー、と。

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子供達の家。


それが、数十年後に実家になった未来。


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街に愛される家。
子供達の記憶に残る家は、

いつまでたっても賑やかな場所でしょう。

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いつか、街のじいちゃんばちゃんのたまり場になっても、
それはそれで素晴らしいなぁ、、って思います。

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そんな楽しい未来の妄想が、
止まらなくなるような、

どんな未来でも、
受け入れられちゃいそうな、、、、、そんな暮らし。
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月16日

すてきな家具屋さん

2週間ほど前になりますが、
5月にお引き渡しした、くすかめさんち
新しいテーブルとベンチが納品されるというコトで伺ってきました!

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じゃーん。


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この籐でできた座面が、
なんとも涼しげで夏っぽい!

さすがでしょ!!!!


さすがでしょ!!!!

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、、、、、、、、、と、

自分のコトのように言いたくなりますが、
実は、この籐のベンチとテーブルについては、
僕たちは、ノータッチ。

hyakka(ひゃっか)さんという、くすかめさんのお知り合いの家具屋さんによる、
デザイン監修くすかめさんによる、
特注家具です。

なので、今回僕らは、納品されるのを楽しみにしていただけという、、、、、
お気軽な立場。

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ホームページを見ても、
なんかひとつひとつ、愛情にあふれた家具ですねー。

さすがくすかめさん

そもそもニコに頼んでいただいたコト自体、
センスいいなぁ、、、、って思ってたんですが、
家具職人選びもさすがです!   ねっ。。。


、、、、、とお互いに自画自賛。
最後には、hyakka(ひゃっか)さん、くすかめさん、僕らと
皆でカメラ片手に完成写真を撮り合うという、
変な風景でした!(笑)

特に、hyakka(ひゃっか)の岡林さんは、
納品したばかりの家具を、いつまでもいつまでも、我が子のように撮影されていました。

あぁ、、分かる分かる、その気持ち、、、、、
と他人事とは思えない後ろ姿。

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しかし面白いなぁ、、、、って思ったのは、
普通、家具って、ソファーにしろ、テーブルにしろ、
部屋に置かれると、狭くなった感じがするモノです。

そりゃあ、大きなものだから、当たり前のコトなんですけど、
今回、くすかめさんちに新しいテーブルとベンチが置かれたのを見て、
みんな口を揃えて、

「、、、、なんか、、、、広くなったよね??」

っていうのが、感想でした。

こういうカンカクって不思議だなぁって思います。

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、、、、、この仕事をしていると、
時々、この不思議なカンカクに出くわす時があります。

この謎をうまく説明できるようになったら、
僕も、もう少し腕が上がると思うのですが、
残念ながら、まだこの謎は解明できていません。

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例えば、、、。


ここにコップがあります。
コップには水がいっぱいに入っています。


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このコップに大きな石をひとつ入れると、水が溢れました。

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さて、コップに残った水の量は、
石を入れる前と比べて、どうなったでしょうか?

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入居後の暮らしの中にお邪魔していると、
こういう「問い」そのものが、間違っているコトに気づかされます。

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いやぁ、、、しかし、

なんともなんとも、、、、、


いい家だ!!!!
posted by 西久保毅人 at 18:48| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

言葉のない手紙

柄ではないといえば、
柄ではないのですが、
とあるPCソフトの広告に登場させていただきました!

それは、Vectorworksっていう
僕たちが、PCで図面を書く時に愛用しているCADソフトです。

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こんな歴史ある専門誌であるというコトと、
実は、もう20年以上使っているソフトであるコト。

そのダブルの意味で、
ちょっと身にあまる光栄な機会でした。

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さて、Vectorworks。

実はこのソフトに出会ったのは、もう20年以上前。
大学生の頃です。

広告の文章にも書いたんですけど、
僕の世代、つまり1972〜1973年頃に生まれた僕たちというのは、
ちょうど大学2〜3年生頃に「パソコン」というのに遭遇します。

もちろん、同世代のホリエモンさんとか一部の超敏感な人たちは、
この数年前に「パソコン」の未来に気がついていたらしいのですが、
鈍感な普通の大学生にとっては、まだ「ワープロ」と「パソコン」の差すらも
いまいち分かっていなかったような時代。

だからこの時期というのは、建築業界にとっても、
CADで図面を書く、というコトと
鉛筆で図面を書く、というコトの、
まさにハザマの時代というコトができます。

そして、このハザマのおかげで、僕たちは、その時代の両方を体験するコトができました。
だから、大学では、徐々にCADを使い始めているのに、
設計事務所ではまだ手書きで図面を書くのが主流というような、そんな時代。

しかも、僕が就職した象設計集団は、とてもアナログな会社だったので、
シャーペンですらなく、スタッフの人の机には、
7H、6H、5H、、、、、、、、HB、B、2B
という具合に、それまで使ったコトもないような種類の鉛筆が並んでいて、
しかも、
見たコトもないくらいに、芯が削り出されていました。

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こんな感じ。
そしてこれを、「削芯機」という、また見たコトもないような
アナログな機械で研いで、カリカリと図面を描く。

ハザマの僕は、急速に歩み寄るCADの足音を聞きながらも、
そんな社会人デビューをしていました。(笑)

そんな時代を過ごしながらも、かたわらで少しづつ使い続けていた
ソフトがVectorworksでした。(当時は、miniCADという名前でしたが。)


実は、図面を描くCADソフトというのは、他に数種類あります。
でも、そんなアナログから抜けきらない僕にとっては、
たとえ、コンピューターで図面を書くコトになったとしても、
スケッチをするようなカンカクで描けるというコトがどうしても
重要です。

僕の仕事は、
「製図」ではなく、「設計」なのですから、、、、。

そして、「設計」したものを今度は「伝える」コト。
伝える相手は、時には、建主さん、時には職人さんと、
相手に合わせて伝えるべき情報も、表現も変える必要もあります。
そこまでが僕らの一貫した仕事です。


そんな伝えたいカンカクを、感覚的に表現できる道具。
それが僕にとってはこの、
Vectorworks
というソフトでした。


そうそう、若いある時、

「図面って、言葉のない手紙なんだなぁ、、、、。」

って、思ったコトがあります。


なんでわざわざ
7H、6H、5H、、、、、、、、HB、B、2B
までの鉛筆で描き分ける必要があったのだろう?

それは、きっと、
「情報」っていうよりも、
「想いや熱量」を伝えかかったからに他ならないのだろうなー、
って今では思うのです。

なーるほどね〜っ!!!

設計にはあまり自信はないけれど、
熱量溢れ、重めで、くどめのラブレターなら得意だぞ、、、、、(結果はともかく、、、。)
と気づいたそんな頃。(笑)


あれから20年。
未だに、年々進化し続けて、どんどん機能も増えて、
正直、その進化に僕らはついていけてないのが正直なところ。

でもきっとVectorworksは、
僕たちにとって、言葉のない手紙を描くために、
程よいユルさとアナログさを持ち続けながら、進化してくソフトなのでしょうね!


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と、昔を思い浮かべていたら、
思わず長々となってしまった番外編。。。。



今月号の「住宅特集」と「新建築」の表紙をめくったすぐのページに
掲載される予定です!!!!
使用した写真は、「島岡さんの家」でした〜!
posted by 西久保毅人 at 19:53| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月05日

知らぬ まにまに

ちょーど先月末の、
とても暑い日のコト。

昨年完成した若井さんちに、
同じく昨年完成した小熊さんち
遊びに行く、という風の噂がありました。


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そう、ちょっとしたニコあるあるなんですけどね、、、、。

僕たちが設計させていただいているご家族同士、
オープンハウスとかで良く会うものだから、
そのまま意気投合して、家づくりが終わっても
いいお付き合いをされているご家族もいらっしゃいます。

、、、、、もちろん僕らの知らないところで、、、、。

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そもそもは、もちろん他人同士。

でも、なんの因果か、
ニコに設計をご依頼いただいた縁で、
家が完成した後でも、こういうお付き合いをされているのを伺うと
とても嬉しくてたまりません。


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まぁ、酒の肴は、僕たちの悪口なんでしょうけどね〜。。。。


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でも、そういう「風の噂」を聞くと、
もう、なんてうか、
いてもたってもいられず、
駆けつけてしまうのも、僕たちの悪い癖。

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若井さん
「もーー。
 ニシクボさんたち、なんで来んの??
 呼んでないのにー。。。。」

小熊さん
「こわっ!
 こんなゲリラのように来るんですね、、、、。
 良かった。ニコさんの事務所から遠くに家を作って、、、。」


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と、好き放題に言われつつ、

「まぁ、、、それは、若井さんが風の噂を流すからです、、、。」

と反論しつつ、、、、。

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その日は、僕も「運良く」珍しく一日中忙しい日だったので、
ちょっとだけお邪魔しただけでしたが、
もうお引き渡しもすっかり終わった若井さんちで、
小熊さんご家族が飲んだくれてる、
っていうのが、とても新鮮で、うれしいなぁ、、、こういうの、、、、

って思いました。



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ほーんと、ご家族同士の不思議なご縁っていうのが、
ニコにはたくさんあります。

家づくりが終わった後も、
いろんな縁が、繋がっていくコト。
ニコの家づくりを通して、
いろんな縁が、繋がっていくコト。


そのうち、
一緒に会社作っちゃいました、とか、
お店始めちゃいました、
なんていうコトも、あったら楽しいなぁ、、、。


近い将来、
たまたまお子さん同士が職場で出会って、
実は、結婚するコトに、、、、、
なんていうコトも、
案外、なくもないかも知れません、、、。

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もう。。。。。


あとはご自由に。

よきにはかららってくださいね。


知らぬ まにまに。
posted by 西久保毅人 at 20:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月24日

入居後オープンハウスのご案内

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常日頃から、
家は、ぜっーーーーーったい入居後の方がいいよなぁ、、、、
と思っているんですが、
なにせ設計をさせては頂いても、家そのものは僕のものではありません、、、、(涙)

だから、雑誌とかでしか、なかなか入居後の住まい方というのは、
伝える事が出来ないんですが、
ここが、ニコの家のご家族のフトコロの深い所。

お引越し後の暮らしぶりや、新品ではない素材の風合い、
ご家族ならではの思いがけない使い方などなど。

完成時のオープンハウスでは感じられないニコの家のリアルな日常を感じてもらいたい、
という思いで建主様ご家族の協力のもと企画しました。

この度、
来月の10/14(土)に、
今年初めに完成しました「ひとつながりの家」の
入居後オープンハウスをさせていただく事になりました。



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御入居後の住まいのため、
予約制、人数限定となりますので、
お早めに申し込みくださいませー。
posted by 西久保毅人 at 20:22| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

いじけるところ

ちょうど工事中の加藤さんの家。

着々と出来てきて、
いいなぁ、、、って思うところはたくさんあるのですが、
何と言っても、このちっちゃなこもり部屋。

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1.5畳くらいしかないちっちゃなお部屋なんですけど、
この居心地の良さそうな事。

神聖な感じすらします。。。。

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そしてまた、その外側が、

「いじけるところ、、、、。」

もはや「室名」ですらない、セマ気持ちいいだけの場所です。

もちろん家づくりの主題は、もっとたくさんあるのですが、
こういう場所が、きっと一番愛される場所になるんだろうなぁ、、、。

子供達が、「実家といえば」って時に、
一番に思い出すような場所になるといいなと思います。


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さて、週末の入居後オープンハウスの「ひとつながりの家」。

どこのお家もそうですが、
やっぱりこのお家も、主題ではない一番小さな部屋が、僕のお気に位入り。

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はたして住んでる子ども達はどうなんでしょうかね??


土曜日に聞いてみよっ。

ご希望の方は、こちらまでお問い合わせ下さい。
もう少しだけ空きがあります。

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写真はこちらからもどうぞ。
Googlephotoで試し中。
posted by 西久保毅人 at 17:47| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

大きな木の下で

先日、埼玉県越谷市で計画中の池田さんのおうちが上棟しました!


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池田さんのおうちは、

1、2、3、4、、、、、と
いびつな7角形みたいなカタチをしていて、
それが、大きな木のような、傘のような内部空間を作っています。

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と、

文字で書くと3行なんですけど、
作るのはたーいへん!


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そんな訳で、
二日間に訳で上棟が行われました!
たいていは、1日で骨組みができちゃいます、、、。



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でも、そんなゆっくりとした上棟だったので、
なんだか、その作られていく過程がとても印象的でした。

まず、真ん中にやぐらみたいなものを作って、
そこにめがけて梁をかけていく。

四角いカタチの四隅が切り取られてできたようなカタチだから、
それぞれの角が、鈍角になっていて、
だから、見上げるとなんだか大きな円に包まれているよう。

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屋根がかかると、
大きな木の下にいるような、
傘の下にいるような、
そんな空間になりました。


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もちろん完成するのは、まだまだ先なんですけど、
とてもダイナミックでいい感じ。


骨組みが少しでも隠れちゃうのがもったいないから、
このままがいいなぁ、、、、とついつい思っちゃうのは相変わらずです。。。。。

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と、そんなコトを思いつつ、
先日、池田さんご家族に、盛大な上棟式をしていただきました!

大工さんも、

「先生よーっ。

 頼むからこういうカタチはカンベンしてくれよー。。。」

と言いつつも、「今日は飲むつもりで来たからさ、」とどこか満足気。

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いやぁ、、、大工さんは、やっぱり凄いなぁ、、、、、。



完成が楽しみです!


posted by 西久保毅人 at 20:49| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

そのまんま、があるという事   

先週末は
お知らせしていました「ひとつながりの家」の入居後オープンでした!

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当日はこの連日の雨予報の中、
時々小雨はあったものの、ほぼ雨は降らず!!!

しかも、
なんていうか、絶妙な薄曇りのしっとりとした日で、
雨に濡れた緑道の緑がとても綺麗だったし、
こういう日をのんびりと楽しめるようなおうちでもあるので、
まさに「このおうちの日」、っていうような1日でした。

っていうのが、僕の感想。

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まぁ、もちろん、ピーカンの日も楽しいですけどね。

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そして、
もちろん新築時のオープンハウスもいいんですけど、
生活が始まってしばらくしてのこのオープンハウス。

一番の魅力は、「そのまんまがある」というコトです。


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そのまんまの暮らしがあるというコト。

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だから、
まぁ、ある意味、
来場者の全員が、渡辺篤史さん状態。

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設計者である僕たちも、

「へーっ」

「なるほどー。」

「わかりました。」

って言いながら、1日を過ごさせていただきました!



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そうそう、
説明するのが、僕たちでもない、
っていうところも、
このオープンハウスの楽しいところなのです!


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だって、
設計の内容は説明できても、
ここで起こっている「暮らし」は説明できませんからね〜。

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そして、
その最高の説明として準備してくれたのは、
お子さんが書いてくれた、
このおうちの地図。

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名付けて、

「ひとつながりの地図。」


この日のために書いてくれたとのコトでした!


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これには、もう感動!!!

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この子ども達の描いてくれた地図を見て、

「そうなんだよなぁ、、、。」

って素直に思いました。

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僕たちは、設計者なので、
家を作るための図面は描きます。

建主さんに説明するための図面。

確認申請を出すための図面。

ローンを組むための図面。

職人さんに伝えるための図面。

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そういう第三者に説明するためだったり、
第三者と共有したり、許可をもらうために、
リビング、とか寝室、とか、玄関、とかの人間の行為を
まるめこんだような室名が存在します。

あった方が便利ですしね。。。。

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そう考えると、
もっと大きく言えば、

「住宅」とか「事務所」とか「図書館」っていう建築のカテゴリーすら、
ある意味、便宜上区分けされた名前に過ぎません。


「道路」とか「公園」とかだってそう。

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でも、そういう風に、
最初は便宜上、だったものが、
知らず知らずと、境界線をつくり、気がつくと僕たちはその名前に縛られてしまっている
ところもあります。

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この地図は、
子ども達の読み解きなのだな〜、と思いました。

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そこには、行為だけが言葉で書いてあって

「こういう風に使ってるんだよ。」

「こういう風に楽しむ場所だよ。」


と書いてあります。

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そして、ぐるぐるぐるぐると
歩き回っているような線が描いてあります。

おうちでは、いろんなコトをするけれど、
すべてはひとつながりなんだよ。

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僕らが図面に書いていた「玄関」とか「居間」とか、「台所」とか「テラス」とかは、
出来上がった空間の、どこを探してももう書いてなくって、
そのかわりに、「そのまんま」がありました。

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「そのまんま」は、つなぎ目はなくって、
そのかわりに、ぐにゃりとつながっているような気がしました。

「そのまんま」は、ひとつながりだけれど、
その時々で、公園にもなれば、舞台にも、飲み屋にもなり、うちにも外にも変幻自在。。。。


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、、、、と

「そのまんま」はとてもとても一回では書ききれませんねー。。。

そんな訳ですので、
終わった早々、申し訳ありませんが、
これから第二回、第三回、、、、、と
ひとつながりの家の
入居後オープンハウス、

引き続きよろしくお願いしまーす!!!!
posted by 西久保毅人 at 21:55| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月26日

11月4日は、島岡さんの家の放映日です!

9月半ばの、とってもいい天気の日。

「渡辺篤史の建もの探訪」の撮影が行われました!


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今回は、「島岡さんの家」です。

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僕の中では、ついこないだ完成したような気分ですけど、
もうかれこれ1年以上前。

その間にお子さんも産まれ、

産まれたかと思うと、もう歩くようになり、、、、


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自分の子どもだと、成長がゆっくりに感じるものですが、
ほーんと、
ゴーヤと、よその子どもは、育つのが早か〜、、、、ですね!


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でも、おうちの方は、
のんびりのんびり。
ようやく家と暮らしが馴染んできた、ちょうどいい頃の撮影でした!



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竹林の公園に面した島岡さんの家は、
いつうかがっても、東京とは思えないくらいに
リゾート感満載。
そんな雰囲気が、映像でも伝わると嬉しいなーと思います。


おまけ出演として、
僕とキクちゃんも、ちらりと映るかも〜??

カットされていなければ、、、、、ですけどね。

放映は、
11月4日(土)のあさ4時30分〜ですので、、、、、、、、録画の準備を!(笑)


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と、
そんな島岡さんの家では、
もう一つのプロジェクトが準備中。

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いよいよ、街のパン屋さんのオープンに向けて、
僕たちも協力させていただいています!!!

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そのうち、きっと楽しいお知らせができると思いますが、
設計させていただいたおうちが、育っていくのは、
嬉しいものですね〜!!!
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

施主力番長

今日は、島岡さんちの「建もの探訪」の放映日でした!

島岡さんご家族も、入居後もとてもセンス良く住んでいただいていて、
うかがう度にほーんと関心しちゃいます。

ニコは、正直、設計力というよりも、
施主力でもっているようなもの。。。

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さて、そんな素晴らしい施主力のご家族がニコの周りにはたくさんいらっしゃるんですけど、
その中でも、圧倒的施主力番長ともいうべきマシューズさん。

もう引っ越されて2年半ほどたつのですが、
先日、雑誌の取材で久しぶりに伺ってきました!

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いやぁ、、、、すごいですね、マシューズ家!

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家作りは、お引き渡しが一応完成なんですけど、
マシューズさんちは、終わりがないというか、、、、
行く度に、いろいろバージョンアップしているのが良くわかります。

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テラスのしつらえにしても、
なんていうか、
ほーんとうに、外で過ごすのが好きなんだなー、というのが伝わってきて、
やっぱり雨に濡れる場所だから、置く物や家具も、
濡れてダメにならない物、風が吹いても飛ばないような植木鉢、外に放ったらかしても
大丈夫なクッション、、、などなど、
トライアンドエラーを繰り返しながら、どんどんマシューズさんにとっての
完成系に近づいているような気がしました。


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しかも、特別に高級なものとかでないところが、
一番凄いところ。

しかも、外人だし、なんか絵になる感じも、、、、ずるい(笑)

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もちろんテラス以外にも、
創意工夫っていうか、
いろんなものに一手間かけながら、
楽しく生活されている姿には、いっつも勉強になりますねー。



ほーんとみんなそれぞれ凄いなぁ、、、、って、
いろんなおうちにうかがう度に思うのです。


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さて、もうすぐ年末。
マシューズさんちといえば、
12月からはじまるクリスマスに向けての飾りつけも、素敵です。


また何か理由をつけて、
ぜひうかがいたいところです!

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そうそう、
少しだけですが、ニコのホームページがバージョンアップしました!
まだ途中ですが、今までと違うまとめ方、伝え方を模索しているので、
見にくい、とか、こうしたら?とか、
ご意見、アドバイスあれば、ぜひ教えてくださーい。

「ワタシが作ろうか?」

っていうのも、もちろんアリです!(笑)
posted by 西久保毅人 at 22:22| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

ちがうけど、おなじです。

ちがうけど、おなじです。 




とても素敵な表現だから、書き留めとくー。

まぁ、言った本人は忘れているだろうけれど。。。。

posted by 西久保毅人 at 18:58| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

果てしなき施主力

先日、杉並区で設計をさせていただきました比嘉さんの家が、
いよいよ上棟しました!

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いろんな家づくりがあるのですが、
比嘉さんちは、ご実家の敷地内が敷地。

これだけ聞くと楽そう、、、、、なんですが、
実は、こういう新築の場合、土地をどう分筆するか?とか、
接道をどうするか?、、、、、とか、
設計をする前に決めないといけない事も多かったりします。

さらには、「道路」だと思って接道しているつもりだったミチが、
実は、「道路」じゃなかった!

なんていう、土地にまつわる出来事も多くて、
最初にお会いしてからは、3年越しの「上棟」でした!


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そんな時間の中で、
ついに、
比嘉さんも転職して、「職人」に、、、、、。

時は、施主を、職人にしてしまったようです。(笑)

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、、、、というのは、冗談ですが、
ニコには、ほーんと素人にしておくのはもったいないくらいの
「施主力」のあるご家族がたくさんいらっしゃいます。

それは、マシューズさんみたいな住まい方力だったり、
大山さんみたいな、料理だったり、といろいろなんですが、

ついに、施主力にも、新たなバリエーションの誕生です。

名ずけて、

「施工力」。

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比嘉さんは、基礎工事から、上棟まで、
もう、
家づくりに対する愛情が、あふれてしょうがない。

という訳で、
半分、職人さんに弟子入りされたように、
ありとあらゆる事に参加していただいています。




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だから、現場でお会いすると、
もはや、
建主さんとして話していいのやら、
職人さんとして話していいのやら、、、、


困ります、、、、。

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だーれが生徒で、先生か?

だーれが生徒で、先生か?


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でも、そんな比嘉さんの姿をみていると、
本当に勉強になります。

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将来、何か不具合が起こるにしても、
それが何が理由で起きるのか、自分の目で確認しておきたい。

自分の手で、確認しておきたい。

多少、時間がかかっても、自分でやってみたい。


なぜなら、自分が一生住む家なのだから。


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だーれが生徒で、先生か?

だーれが生徒で、先生か?


そんな事は、どうだってよくて、
ただただ物作りは楽しいのだ!


それが自分の家だったら、なおさら。




さて、そんな家づくり。


僕たちのいちまつの不安はといえば、、、、、、
果たしてこの「比嘉邸新築工事」に終わりがあるのかというコト。




やれやれ(笑)。
posted by 西久保毅人 at 13:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

りぃーるお りぃーるお、オープンハウス!!!

まだ11月なのに、
もう師走のように日々が過ぎていくような気がする今日この頃、、、、。


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秋の入居後オープンハウス第二弾のお知らせです!


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ちょうど先日、「渡辺篤の建もの探訪」でも放映していただいた
島岡さんのお家で開催させていただく事になりました。

なぜかこの秋、
島岡さんちがアツい!

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さて、
前回の10月の入居後オープンハウスは、
「ひとつながりの家」で開催させていただいたのですが、
やっぱり、入居後しばらくしてからのお家に伺わせていただくのは
なんとも感慨深いものがありますし、
やっぱ、家って、暮らしが始まってからの方が素敵だなぁ〜って
しみじみ思いました。

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どうしても新築のオープンハウスは、
ご来場の方も多くて、
僕たちもついついせかせかしてしまうので、
あっという間に時がすぐてしまうのですが、
この入居後オープンハウスは、数組限定の予約制。


そりゃそうですよね、、、、、ご入居後の住まいをお預かりするのですから。


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でも、おかげで僕たちものんびりと過ごす事ができ、、、、、、
と、
まぁ、
半分は、僕たちのためにお願いしているような気もします。

今回も、事前にご予約いただいた方のみの、入れ替え制のオープンハウス
になりますので、ご連絡はお早めに、、、、、。

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さて、、、、、、。


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島岡さんちといえば、
道路側の丸くて出っ張ってる「お店みたいなところ」が
チャームポイントでもあるのですが、、、、、、。

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そう、
いよいよ「お店みたいなところ」が、
お店になる時が近づいてきました!!!!


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店名は、

「Lile aux pains」

りぃーるおぱん、といいます。

フランス語で、「島のパン」という意味とのコト。

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フランス育ちの奥様の、
フランスの家庭で子供から大人までみんなが食べるパンの味を
味わってもらうお店を作りたい、という想いでいよいよオープンするお店です!


ニコも、
内装から、ロゴから、看板から、チラシから、試食から、、、、、、、
微力ながらニコでお手伝いをさせて頂いてきました!



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僕たちもがっつり食べ物のお店に関わるのは、初めてでしたが、
このタイミングで、フランス人のマリオンがニコにたどり着いたのも、きっと何かの縁。

そんな訳で、マリオンが初めて日本で関わるプロジェクトにもなったりと、
ほーんと、「縁」ってとても不思議で、とても素敵だなぁ、、、、って思う今日この頃。

だって、日本に来て日本の設計事務所に入って初めての仕事の相手が、
偶然フランス育ちの日本人、だなんて、すごい確率ですよね、、、、。

あ、書いてて思い出しちゃった、
超、余談なんですけど、、、、、

僕、日本人ですけど、
就職したはじめての現場での、はじめての飲み会の時。
同席されたその建物の構造設計をされていた方が、今でもニコのいろんな
構造をお願いしている筬島さん。
なんと、僕と同じ、佐賀県の出身の方でした。
しかも、話すと、僕と幼稚園、小学校から高校までまーったく同じという、、、、、。

そういえば、これも奇跡だったなぁ、、、、。
まさか、この大東京で、佐賀人の大先輩と会うなんて、、、、。

おかげで、建築が好きになって、今があるような気がします、、、、。



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、、、、、、という訳で、
話は脱線してばかりですが、
島岡さんの家の入居後オープンハウスに合わせて、
なんと、
「Lile aux pains りぃーるおぱん」のプレオープン営業を同時開催予定なのです!


ご来場の方は、焼きたてのパンもお楽しみに!


入居後オープンハウスは、予約制ですが、
「Lile aux pains りぃーるおぱん」は営業していますので、
皆様、ぶらりと是非是非来てくださいね〜!


きっと縁がつながってつながって、
来年の今頃は、、、、、、

僕もフランスの保育園を設計しているコトだろうなぁ、、、、、、。(祈)
posted by 西久保毅人 at 19:50| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月23日

九州初上棟!

「おら、こんな村、いやだ」

と佐賀から上京して、はや26年。。。。。

よーーーーーーやくでは、ありますが、
地元九州からの御相談もいただけるようになった今日この頃。

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いろんな進行中のおうちに先駆けて、
福岡の四元さんのおうちが、先日、めでたく上棟しました!


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何というかなぁ、、、、、。
感無量っていうか、、、。

ほんとに嬉しかったです。

まさか、九州で仕事ができるなんて、
想像もしてなかったからなぁ、、、、、、。

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そういう意味では、
初心に戻ったような気持ち、っていうか、
かれこれ、この年末で、独立して丸16年になるんですけど、
何も知らずに、初めてのおうちが、上棟した時のような、
ふわふわした気持ちになりました。

ここからまた始まるぞ、っていうような、、、。

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そういう意味では、
引き受ける側の僕よりも、
むしろ、こんな初めての機会をいただける四元さんたちの方が、
よっぽど勇気があるなぁ、、、と思いますし、

それは独立した一番最初、
ひとつも住宅を設計したことなかった僕に
「私たち、西久保さんに決めました!」
って決断してくれた酒井さんや星さんに対してと同じような、
感謝の気持ちです。

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僕は、必死でしたけど、
今思えば、
みなさん、ほんとに度胸がありますね〜。。。。

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さて、
知らない土地で仕事をする時、
それは、どんな工務店さんに頼むか、職人さんに頼むかっていうのも、
ひとつの鍵になります。

香川の竹安さんのおうちのセンコー産業さんも、
神戸の曽根さんのおうち住僖さんも。
長野の山本さんち谷川建設さんも、
あげるとキリがないですが、
そのたんびに、素晴らしい工務店さんに出会うことができて、
工務店さんには、ほんとに恵まれてるなぁ、、、、と
思うんですけど、


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そういう意味では、
今回の藤匠住宅さんも、ほーんと素晴らしい工務店さんと職人さん!!!
女性の現場監督の岩本さんが素晴らし過ぎます。
きめ細かい対応が半端ない。

福岡でおうちを建てる人には、絶対お勧めです。


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と、
そんな訳で、
こちらも九州で初の、
上棟式と、餅投げ。

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そうそう、関東で上棟式をするっていうと、
つい、座れるようなテーブルを職人さんがセッティングしてくれるんですが、
今回は、自然とべったり座卓形式でした。

なるほどなるほど。
座卓好きの僕のルーツを見ているようで、嬉しい!



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子供達も、地面にべったり。

そういう意味では、
自分の身に付いて離れない習慣っていうか、
自分のルーツをいちいち感じる現場でもあるのです。

食べ物もなんでも美味しいですしね〜。


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久しぶりに、餅投げもできたし!
まだまだ当たり前のように、
餅投げがあるっていうのも、嬉しいですね〜。


さて、週末は、島岡さんちの入居後オープンハウスと、パン屋さんのプレオープン。
こちらは、たくさんのお問い合わせを頂いて、もう枠が埋まりそうですので、
ご希望の方は、お早めに〜。

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posted by 西久保毅人 at 18:25| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

はたしてパンは、何時まで残ってるでしょうか、、、、ね??

さて、明日は、いよいよ
Lile aux pain(りぃーるおぱん)のプレオープン。

、、、、と島岡さんちの入居後オープンハウス。

天気も良さそうで、とても賑やかな一日になりそう。

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さて、
今までもお店の設計はいくつか関わらせて頂いたんですが、
今回は、お店の立ち上げ、というコトもあり、
島岡さんも、僕たちも、
右往左往しながらも、お店の設計から、お店の名前を決めるところから、
看板から、ロゴから、カードから、、、、と
かなり余計な御世話のように関わらせて頂く事ができました。


なので、あんまり他人事ではない感じです。。。。


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まぁ、僕たちがパンを焼く訳でも店頭に立つ訳でも
ないんですけどね〜。

だから、っていう訳ではないんですけど、
今回は、パン屋さんに来れる範囲の、今までのニコのお家に
住んでいただいているご家族に、一件、一件、
メールではありますが、ご案内をさせていただきました。

島岡さんちのパン屋さんが、賑やかにオープンしますように。


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そしたら、、、、。


時々お会いするご家族から、何年もお会いする機会のなかったご家族まで、

ほーんとに、たくさんの方々から、

「行きまーす!」

「おめでとうございまーす!」

「当日はいけないけど、吉祥寺行ったら、行きまーす!」

と、おうちの近況を添えて、たーくさんのお返事を頂きました。


ちょっと、こういう展開を想像していなかったので、
びっくりしたのと同時に、
なんていうか、、、、
めちゃくちゃ嬉しかったです。

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この16年間に、たくさんのお家を設計させ頂いて、
正直、一度にみなさんにお会いするのは、無理なくらいの数になってしまいました。

会いたいなぁ、、、行きたいなぁ、、、と思いつつも。
うーむ。
分身の術が使えたらなぁ、、、、、。

そして、同時に、
時々、みなさんの顔を思い浮かべるたびに、
どちらかというと、
迷惑をかけたコトの方が、よっぽど多いよなぁ、、、と恥ずかしくなる事ばかりですし、
正しいコトよりも、間違ったコトをしてしまった事の方が、
多いんじゃないだろうか?
果たしてこのままでいいんだろうか?

ってふと、思うコトも、正直あります。



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でも、今回、
島岡さんちのパン屋さんを宣伝したつもりが、
逆に、僕が勇気付けられるようなコトになってしまいました。

「西久保さんたちは、
 まぁ、ぶっちゃけて言えば、たーくさん間違っているけれど、、、、、ね、
 
 間違っていないよ。」

と、そんなコトを言っていただいたような気持ちになりました!


うーん、
なんていう、楽観的なプラス思考!

「間違ってるのに、間違ってない」と言われた気になるなんて、、、、
もう、プラス思考もいいトコですが、
みなさんにいただいたメッセージから、勝手にそんなコトを
想像してしまって、、、、、

よーし、来年、再来年も、、、、このまま進むぞ、って思ったのです。


いやぁ、、、
なんか、島岡さんちのパン屋さんのオープンに関わらせていただいたおかげで、
いい年末になりそうです。


明日は楽しみ!!!!

パンが、午後まで残ってるかどうかだけが、
一抹の不安ではありますが、、、、、、。


それでは、皆様、僕の話はさておき、
Lile aux pain(りぃーるおぱん)をよろしくお願いしますね!

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posted by 西久保毅人 at 21:26| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

りぃーるおぱん グランドオープンは、12月1日(金)ですよーーー。

先週末の入居後オープンハウスと、Lile aux pain(りぃーるおぱん)のプレオープン。

お天気も良くて、たーくさんのお客様にご来場いただいて、、、、、、

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なんと、なんと、
午前中で、ほぼ、パンは売り切れてしまいました、、、。


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なので、午後から、パンを楽しみに来ていただいた
方には、ちょっと残念な想いをさせていまったのですが、
それにしても、
飛ぶような売れ行きで、何よりでした!

、、、、といっても、僕は1円も儲かりませんが、、、、。

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そうそう、もちろん、僕が経営する訳でも、
パンを作る訳でも、全くないんですけど、
たくさんお手伝いをさせていただいたお店なので、
ワクワク、ドキドキの1日でした。

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いやぁ、、、しかし、
朝から、街にはパンの匂いがするのは、
なんともいいですね〜。

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僕が今回、何よりも、

「やったねーっ!!!!」

って嬉しかったのは。。。。。


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10時の、オープンと同時に来ていただいた、
記念すべき第一号のお客様が、
御近所の方だったコト!


しかも、、、、、
しかも、若い男の人、二人組だったコト!!!!

「ずっと、工事中から気になってて、
楽しみにしてたんですよ〜、」とのコトでした。


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なんか、パン屋さん、て言うと、
女の人に人気なのかなー、っていう偏見がありましたし、
何よりも、
見ず知らずのご近所の方が、オープンを待ちに待っていてくれた、
っていうコトとが、ダブルで嬉しかったのです!!!!


これは、幸先いいですね〜。

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さて、

その後はもう、
入居後オープンハウスの来場の方もふくめて
たくさんのお客さんが来てくれて、
あれよあれよという間に、
ショーケースから、次々にパンが消えてゆき、、、、、、

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初日から、大忙し。


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お昼頃に気がつくと、

もう、ショーケースは、すっからかん。

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えーーーー。

僕たち、

ほとんど食べられなかったんですけど、、、、、。(涙)


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オープンハウスと言いつつ、

今日は
パン食べ放題の日だと思ってたんですけど、、、、、、。(涙)


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、、、、、と、
午後から来ていただいた方には、
とても残念な想いをさせてしまいました。



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、、、、と、

そんな皆様に朗報!!!


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いよいよ、12月1日(金曜日)の明日から、
グランドオープンとの事!

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ぜひぜひ、
お出かけください!

僕も、お客さんとしてパン買いに行こうかなぁ、、、。売り切れる前に。

詳しくは、お店のインスタグラムをご覧くださいませ。
posted by 西久保毅人 at 20:22| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

働きもののニコの家 〜実は泊まれる の巻〜

もう、、、、、

ほーんと、イイジマさんは、突然。

たいてい、突然。。。。


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そして、たいてい事後報告。。。。

おや??


、、、、、ここまで書いてて、なんだか
ボクの事を書いているような気になってきましたが、、、、(笑)

今回は、
イイジマさんのコトです。


そんな訳で、今日も突然、一冊の本が送られてきました。

あまりに大きなAmazonのダンボールに

「お歳暮、イイジマ」

とだけ書いてあり、箱の大きさの割に、ずいぶん軽いので、

「まさか、新手のバクダン??」

と恐る恐る開封すると、中からは、手のひらサイズの小さな可愛い本。


「ん??

 読んで勉強しろっ」

ってコトかしら、、、、、。と思って開いてみると、、、、

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結構なページ数に渡って、
イイジマさんちの写真とインタビューが掲載されていました。

「ニッポンの新しい小屋暮らし 光文社」

、、、、、ううむ。
またもや、単独取材決行の事後報告(笑)。。。。


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、、、、、と、
そんな訳でですね、
ほーんと、イイジマさんには、頭が下がります。

どれだけ宣伝していただいているコトか、、、、、、、。勝手に(笑)。


それに加えて今回は、

「そろそろ飲みに来いよ!」

ていう、お誘いでしょうか?

「そんなトコに、グズグズしてると、置いてっちゃうよ、私たち、先進んじゃうよっ!」

っていう、、、、部下に対するハッパでしょうか?


大きな軽いダンボールに、小さな、小さな本。

なんだか、いろんなメッセージを
受け取ってしまった気がしました。

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さて、、、、、、。

この本にも書いてあったし、
もう出版されてるので、せっかくなので、皆さんにお知らせです。
お知らせするタイミングを逃していたので、、、、。


実は、ですね。

イイジマさんち、って、

「泊まれる」のです。

知ってました??


詳しくは、AirBnBのウエブページを見ていただきたいんですが、
数年前から、実は、イイジマさんは2拠点居住をされていましてですね、、、、、。

ウイークデーは、もちろん東京の、このイイジマさんちに。
週末は、外房の千葉県某所に。

と、いう生活をされています。

そうすると、週末は、東京の、この素敵なイイジマ邸が空く訳ですよね、、、、、。

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これがイイジマさんの凄いトコで、

「じゃあ、いない間は、誰かに貸して家に働かせよう!」

というコトになったのです。
、、、、、これも、モチロン、事後報告でしたが、、、、(笑)

カップルくらいが、ちょうどいいイイジマさんち。
もちろん、小さなお子さんがいたって楽しいイイジマさんち。
一人で東京のど真ん中で過ごすのも贅沢なイイジマさんち。

トウキョウのホテルって、小さな部屋でも、結構高いですよね〜。

どうせなら、優雅に一軒家をまるまる借りちゃえたら、どんなに優雅なものか、、、、。
そして、ちょっとした旅行でも、一泊だけでも、
白金の森の中で、朝目が覚めたら、、、、、、

きっと、イイジマさんと目指した、

「この街に住んでいる、というカンカク。」

「この街を手に入れたカンカク。」

を感じてもらえるんじゃないかなぁ、、、、、、、、。

と、そんな訳で、
毎週末は、国内からはもちろん、海外からも、たくさんの旅行者が、
イイジマさんちに宿泊されている模様です。

だから、一部では、ワールドワイドに人気のイイジマ邸。

今では、AirBnBの数ある物件の中でも、7期連続の「スーパーホスト」という最上位の
ステータスに格付けされているんだとか、、、、、。さすがだなぁ、、、イイジマさん。

スーパーホスト=イイジマ。似合うなぁ、、、、。

宿泊の口コミなどは、こちらをご覧ください。


それほどは高くないので、
都内近郊でも、ニコのおうちに泊まりたいな〜、って方。

最近は、九州や四国、関西のお問い合わせもあるので、
打ち合わせに行くついでに、イイジマさんちに泊まっちゃえ、っていう方。

などなど、ご検討されてはいかがでしょうか??


そういう意味では、
島岡さんちの「Lile aux pain(りぃーるおぱん)」にしても、
イイジマさんちにしても、中道さんちにしても。

働きもののニコの家が、ちょっとずつ誕生しつつあります。

我が子が自立していくような、
そんな気分です。

なんか、嬉しいな。

でも、、、、、、、置いていかないで下さいね〜!!!! イイジマさん!
posted by 西久保毅人 at 20:48| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月09日

続・家族の物語

先週末のとてもお天気のいい日、

春に完成した「入ル。」もとい、
くすかめくのくの邸の雑誌の取材に行ってきました!

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最新住宅事情の特集だったのですが、
3世帯住宅である「くすかめくのくの邸」は、多世帯住居の新しいカタチとして。

もう、「くすかめくのくの邸」ほど、
これからのニッポンの住まい方の未来を体現しているものは
他にないんじゃないでしょうか、、、、?
半年経って
ようやく「家」になったなぁ、、、と
思いながら、そんなコトを感じました。

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このお家ができたいきさつは、
ある意味、とってもシンプルな動機だなぁ、、、って何度聞いても思います。

「両親も年取ってきたし、姉弟それぞれに家庭を持った。
 親は親で、だんだん不自由も出てくるだろうし、
 子供達はは子供達で、共働きでの子育ては、意外と大変。。。。。
だからね、、、、


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あのさ、、、、。


 もう一回、一緒に住んじゃおうか?」

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たぶん、要約すると、それだけのコト。


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住宅の設計をしつつ、いつも僕の頭のどこかにある事。

子供を持った親として、いつも僕の頭のどこかにある事。


それは、

家族は、いつかバラバラになる、という事です。

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だからこそ、
一緒にいる時間が、親にとっては愛おしいものだし、
逆に子供にとっては、だんだん煩わしくなるものであるのだと思う。

子供たちは、必ず巣立たなければならないのだ!


そうでなくてはならない、と僕はどこかで思っています。

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そんな自己矛盾を抱えながら、
だからこそ、愛おしく住宅の設計をしているんですけど、、、
家族の物語には、
僕が想像している以上に、
まだまだ続きがあるのだなぁ、、、、

そんな事を、この「くすかめくのくの邸」プロジェクトを通して、
勉強させていただきました。


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「あのさ、、、、。


 

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もう一回、一緒に住んじゃおうか?」


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お婿さんも、お嫁さんも、孫たちもみーんな一緒に!!!

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そんな続きが、あるなんてね。。。



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なんと素晴らしい続・家族の物語でしょうねー!!!


どういう紙面になるかも楽しみですが、
とても雑誌の数ページで紹介しきれなそうなので、
一冊の本にしたい今日この頃です。。。。
posted by 西久保毅人 at 19:48| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

来週末は、今年最後のオープンハウスでーす。

年末ですね〜。
1日が、二時間くらいで過ぎますね、、、、。

さて、ひとまず告知だけさせて頂きます!

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12/23(土)に、遠くに海を臨む超絶景の場所で設計をさせていただきました

「加藤さんの家」

のオープンハウスをさせて頂くことになりました!



ここ数回、予約制の入居後オープンハウスでしたが、
今回は、予約は入りませんので、ぜひぜひいらして下さい。

ご案内をお送りするのは来週になると思いますが、
ご希望の方は、こちらまで。


これでようやく年が越せそうです!!!!(笑)


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2017年12月20日

スーパーマリオ ん?

さて、昨日はニコの忘年会!

僕が最近、あまりに、

「カニ食べたい、カニ食べたい、カニだけ食べたい。
 カニ以外は食べたくない。
 最近はカニの夢まで見る、、、、、。」

と言い続けたおかげで、
新橋にある「かに地獄」(笑)というお店に連れて行ってくれました!

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なんでも、言い続けたら、大抵は叶うのです!


さて、、、、。

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もう、ご存じの方も多いと思いますが、
ニコに今年、新しいスタッフが入りました。

マリオンです。

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ちょうど5月の終わり。
どー考えても、日本人ではない名前のマリオンから
ニコで働きたい、っていうメールをもらいました。

嬉しく、びっくりした反面、「うーむ、、、外国人かぁ、、、、。」

ていうのが、正直な感想でした。

というのは、お友達なら何ジンでもいいし、
逆にお客さんなら、いままでだって、マシューズさんちもそうだし、
ISANAもそうだったから、全然大丈夫ーっ、逆に面白そうだし、いろんな文化を知りたい、知りたい、て思えるんです。

でも、ニコのお客さんの大半は、やっぱり日本人。

その人達を、受け止める側の僕たちが、「日本人」じゃない、というのは、、、、、
果たして大丈夫だろうか、、、?

正直、そんな不安がありました。
ごめんね、マリオン。


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でも、そんな不安な時間なんて、、、、、、

実はあっという間でした!


それどころか、
マリオンがいてくれるおかげで、
実は、いままで当たり前だと思って口にしなかった事、
分かってるつもりで、スタッフ間で口にしなかった事、
そう、日本人同士だと、今風にいえば、「忖度」しちゃうようなコトを
いちいち、言葉にして、説明するというような習慣が、僕の中にも、
スタッフのみんなの中にも、この半年で芽生えたような気がしています。

マリオンも、一生懸命、理解しようとしてくれる。

だから、僕たちも、間違って教えたくないから、改めて学ぶ。調べる。というような。。。。

だから、ニコがもうすぐ丸16年を迎える今年、
「特別だったいろんなコト」が、「あたりまえのコト」になっちゃいがちな今、
彼女が来てくれたコトが、実はとても幸運なコトだったように思うんです。


、、、、、とまぁ、
そんな受け入れ側の僕たちの心境を知ってか知らずかは、分かりませんが、
いつもマイペースで、
スポンジのような吸収力のマリオン。

今となっては、下手な日本人よりも、根性があるなぁ、、、って感心してばかり。
そりゃそうだよね、海を越えて来たんだから。


もう今では、すっかりニコの一員です。


そんな意味で僕にとっては、
育った文化が違う同士が一緒に働くって、ほんとに素敵なコトだなぁ、、、
ってつくづく思った2017年でした。
次は、ナニジンが来てくれるかなぁ、、、、、。


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と、
そんな訳ですが、とはいえまだまだ社会人1年生。
至らないところも多いですが、
建築も、生活も、気持ち良さも、美味しいお酒も。
よく考えたらみーんな世界共通言語ですからねっ。

大事なのは「ナニジン」ではなくって、ハートですね、ハート。
おかげでニコの仕事も来年からは、EU圏が射程に入りました!!!


あ、、、、、、、。

そうそうマリオンは、
普段、大人しそうにネコ被っていますが、
お酒飲むと超毒舌。。。。

お箸上手ですね、とか日本語お上手ですねー、とか言われると
「イラッ」とするので、気をつけましょう。


まぁ、付き合ってみると
ただの酒癖の悪いフランス人ですが、、、、、、(笑)

皆様、どうかよろしくお願いしまーす!



さて、、、、、、。




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週末は加藤さんの家のオープンハウス。

ここまで書いたのに、当日はマリオンは、不在です。

なぜなら、フランス人だからクリスマスまでにはどうしても国に帰りたい、とのコト、、、。


うーむ。。。。。

国際化っていうのは、こういうコトなのだなぁ、、、、。
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2017年12月21日

我が家感

週末は、加藤さんちのオープンハウス。
お天気は良さそうです!


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さて、加藤さんといえば、
たーくさんのオープンハウスにいっつもご家族で
来ていただくんですが、
面白いなぁ、、、と思うのは、
どこのオープンハウスでも、靴を脱いだら最後、
家主とばかりに、「我が家感」が漂うところです。(笑)


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なので、見つけるといっつも、

「加藤さんっ!  まだ我が家感、、、、出過ぎてますよっ!!!」

と言うんですが、
よく考えると、この我が家感、

出したくても、誰でも出るものではありません。

いいなぁ、、、、「我が家感」。

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「我が家感」、といえば、加藤さんだけでなく、
ニコのウシジマさんの我が家感も、ご覧のとおり、、、、

まぁ、どこにお邪魔しても、ひどいもんです。(笑)

同化力、とでも言いましょうか、、、。

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「我が家感」

辞書で引くと、

1.我が家のようにくつろぐ様。
2.自分の家のように自然と振る舞う感じ。


出し方
・.靴下は脱いだ方が出しやすい。
・出にくい時は、ただいま、と言ってしまおう。


と書いてあります。

なるほど。。。。。

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さて、
そんなウシジマさんが担当した「加藤さんの家」

完成してみると、
こんなぴったりな組み合わせも滅多にないなぁ、、、と
ちょっと思い出して笑ってしまいました。

まぁ、僕の絶妙のマッチング、というところでしょうね!

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そうそう、マッチングと言えば、
実は、加藤さんの家は、
ザ・ハウスさんというプロデュース会社さんからご紹介いただいた
お仕事でもあります。
こちらも、矢野さんというコーディネーターさんが、
僕と加藤さんを引き合わせて下さったんですけど、
加藤さんは、どう思ったかは、明日飲みながらでもお話ししたいところですけど、
僕は、加藤さんご家族とお会いした時から、

「楽しいおうちになりそうだなー。」

って思いました。

こういう僕の勘も、大抵外れません。(笑)

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長い時間のかかる家づくり。

長い旅のようなものです。
感動あり、予期せぬトラブルあり、笑あり、涙あり。

でも、なんていうか、
お互いに最初に掴んだものが間違っていなかったら、
お互いに、想像もしてなかったような、素敵な世界にたどり着くんだよなぁ、、、

なーんていう当たり前のようなコトを、
養生の外れた、完成した空間を感じながら、改めて思い出してみたのでした。

そして何よりも、

「加藤さんぽい家になったなぁ、、、。」

とまじまじと思えたのが、うれしかったなー。

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さてさて、オープンハウス。

そんな最強の「我が家感が溢れちゃう」人達でできあがったおうちは、
ご来場のみなさんにも「我が家感」を感じてもらえるでしょうか??




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もちろん
「我が家」に帰ってきたようなつもりで内覧いただけたら、光栄でーす!


ご来場の挨拶は、「ただいまー、お風呂わいてる??」で。。。。
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2017年12月27日

軌跡

年末の先週、横浜で完成しました「加藤さんの家」のオープンハウスでした!

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お天気も良く、
クリスマス前の休日にもかかわらず、
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました〜。

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さて、、、、。

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最初にこの敷地に来た時、
あんまり眺めがいいので、

「海に向かうトンネルのような居場所のあるおうちになるといいなー。」

って思ったのを思い出します。

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それから、紆余曲折、
加藤さんにも気に入って頂きつつ、
その想いは、
いろんな案に変形していったのですが、
完成してみると、不思議と最初に描いたような骨格が、
しっかりとできたなー、って思いました。

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良かったですね〜、加藤さん!

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、、、、、というのは、
一番最初のご提案では、
一階の玄関は、本当にトンネル状のテラスみたいな場所でしたし、
何をかくそう、
この丸い筒の中には、螺旋階段が入っていたのです(笑)。

土間もこんなに丸くはなかったですし、、、、。

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こういうのは、
加藤さんちに限ったコトではありませんが、
設計というのは、なんていうか、、、、、

僕が自分ちを作る訳ではないので、
いろんな想いを重ね合わせるような、
そんな作業です。

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おおざっぱに言えば、
加藤さんご家族と、僕たちの想いの重ね合い。


一番最初の提案っていうのは、
僕たちからしたら、夜中に書いたラブレターのようなものなのです(笑)

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だから、それはどんな場合でも、
始まりはたいてい、少しはズレていて、
特に僕の場合はたいてい、

「ニシクボさん。

 気持ちは分かりますけどね、、、、オモイ。。。そしてクドイ。」

と公私ともに言われがちなので、
それをチューニングしていくような作業が
僕たちの設計のやり方かも知れません。。。。


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でも、
一言でチューニング、って言っても、
引くコトもあれば、足すコトもあったり、
変形するコトも、、、、、と
それは、まちまち。

どの選択がいいのか、、、?

というコトにも、正解はないような気がしています。

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そんな意味では、
加藤さんちは、最初のご提案から、完成するまでの、
やりとりや想いの「軌跡」のようなものが、
そのままカタチとしてのこっていくような、、、、、
そんな家づくりだったなぁ、、、。

と、
出来上がった家の中にいると、思いました。

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奥さんの実家に帰るとみんなでコタツで過ごすのが、とても居心地がいい、という話。

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やっぱ、畳でしょ、っていう話。


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そのくせ、イメージ写真は、
超モダンでかっこいい空間だったり、、、、。


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螺旋階段ではなくなったのに、

「でも、せっかくだから、丸は残したいんですよねぇ、、、、。」

っていう話。

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お子さんの要望に、

「、、、、いじけるところが欲しい。」

って書いてあって、

「確かにねぇ、、、」

って思ったコト。

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しゅっ、としてるだけじゃぁ、
子供達にとっては居心地悪いからねー。

隠れるところもなくっちゃ。。。。。

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手仕事で塗られる質感に、とても感激されたコトや、

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木目にまでこだわり、細かいところもあると思いきや、、、


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どう使うのか、よく分からない場所は、
まぁ、そのうち、、、、と
そのまま残っていたり、、、、、、(笑)


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、、、、と、
思い返すとキリがないですが、
そういう、
大らかなところと、細やかなところが同居して、
一つ一つのいろんなエピソードの軌跡が、
変に抽象的にならずに、そのまんま重ね合わされているような、、、、
そんな気がしたのです。


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「うーーん、これはもう、

まさに、加藤さんの家、だなぁ、、、。

そして、加藤さんとでなくっちゃ、産まれなかった家だよなぁ、、、。」

って言うような。。。。。



僕にとっては
それが、一番うれしかったコトですねっ!


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さてさて、、、、、


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いやぁ、、、しかし、
昼間も気持ちいいおうちなんですが、
日が沈むと、その絶景さが、際立ってきます!

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もうこれは、
ふつうの家の夜景じゃぁ、、、、、、ないですよね〜!

かなり普通のご家族のおうちなのに、、、、。

コタツ大好きなおうちなのに、、、、ね。

そういうところもまた、
加藤さんちっぽいんだろうなぁ、、、、。

しかも、この日は、
遠くに八景島の打ち上げ花火まで家から見るコトができました。


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ひとまずはお引き渡しですが、
4人家族の暮らしが始まってからの方が、
どっちかというと楽しみー!!


もっともっと、
生活の軌跡が刻まれていって、
より一層、

「加藤さんの家」

になっていきますように!!!!



これが、まさに「家なのだ!」っていうような。。。。
posted by 西久保毅人 at 20:48| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

新年もよろしくお願いしまーす!

旧年中は、大変お世話になりました!

とても楽しく、素敵な出会いの一年。

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新年も、よろしくお願いしまーす!!!!

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posted by 西久保毅人 at 18:18| 2017年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする