2016年01月01日

NEW YEAR 2016

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今年もよろしくお願いします!
posted by 西久保毅人 at 00:00| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

うれしいご訪問

ちょうど年始にニコがのろのろと仕事をし始めたある日。

ピンポーン。

どなたかと思いきや、
飯島さんが突然のご訪問!


僕も、とつぜん、ピンポーンてする方ですので、ピンポン返しですね、、、。


そうそう、いつも残念に思うのは、
設計中や工事中は、「打ち合わせ」っていう名目で
ニコに来て頂く機会は多いんですが、
やっぱ、お家が完成してしまうと、ぷつっ、とニコでお会いする機会が
なくなっちゃいます。

それがいつも残念で、、、、、。

しかも、ボロビルの、エレベータのない5階に事務所があるものだから、
そりゃぁ、なかなかぶらっと来たいとは思わないよなぁ、、、、。


僕たちはいつでもウエルカムなんですけどね、、、。


そんな感じでいつも思っていますので、
突然のピンポンは、ちょっと嬉しいのです。


相変わらずエネルギッシュな飯島さん。
おみやげの美味しい肉まんとともに、
とても素敵な近況報告をいただきました!


その内容はそのうちに、、、としても、
もう、、、、、
しばらく音沙汰ないなぁ、、、って思ってたら、
やすやすと僕たちの想像を越えていきますねー、、、飯島さん!


そんな訳ですので、
ちょっと登るの大変ですが、
家づくりが終わっても
ご遠慮なく5階まで登ってきて下さいねっ!

、、、、、別に肉まん食べたい訳ではないですよ、、、、。

別に。

肉まん食べたい訳ではないですよ、、、。別に、、、。
posted by 西久保毅人 at 12:19| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月22日

嬉しかったなぁ、、、。

いやぁ、、、ちょっと余韻が冷めないなぁ、、、

と未だにちょっと興奮気味なんですが、
先日は明治大学での設計の授業の最終講評会。

3年生後期の設計の授業は、スタジオ制といって、
9月から1月までの授業期間は、各先生ごとの班にわかれて別々に授業をするんですが、
昨日は今期の各班の代表作品を集めた合同発表会でした!


、、、とりあえず、模型だけは、どの班より多くてでかい、西久保班、、、。
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始まる前は、仕事もあるから少しだけめんどくさいなぁ、、、
と思いつつ始まるのですが、今年も気づくとあっという間に最終日。

課題はいつものアレです、アレ、、、。

今年は9人だった西久保班。
それぞれ街をカンサツして、自分の肌で感じた気づきや手掛かりを種に、
未来の街の物語を描こう。

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シキチも、設計条件も、ケンチクを作るべきか作らないべきか、足すべきか、引くべきかも、、、、
全て自分という定規で考え、提案しよう。

そしてひとまずここが建築学科である事すら忘れよう。

、、、と、まぁ、そんな課題。


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建築とはなんだろうか?

街とはなんだろうか?

社会人になってはや20年。
まぁ、分かりやすく言うと
せっかくだから、いまだに僕も解き明かせない謎を一緒に考よう、っていう課題です。

こーんな無茶振りな課題で申し訳ないなぁ、、、とは思いつつ、
今年も本当に、9人9様、素晴らしい提案をしてくれました。


ただ、、、ですね。
この授業は、先生ごとに学生に出す課題が違ってて、
こんなアホな課題に取り組んでるのは西久保班くらい。
実は他の先生の班は、もっとしっかりめの課題なんです。

例えば、築地市場跡地の再開発とか、オリンピック施設を作るとか、
ホテルを作るとか、福祉施設を作るとか、、、。
大学3年生らしい規模、内容の課題。

、、、、、そんなしっかりめの中、少し浮き気味のニシクボハン、、、、。

だからやっぱり学生たちも、

「、、、僕たちだけ、こんなことしてて、、いいの、、?」って

よほどの変わり者でない限り正直思っただろうし、

「西久保班て、、、、ちょっとアレだよね、、、アレ。」って言われたかも知れません。

そんな逆風の中、
ほーんと最後までよくやってくれたなぁ、、、。
僕は、どの班にも、内容で負けてるつもりはないけどね、、、、。

と、昨日は、そんな複雑な思いで臨んだ合同発表会でした。


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ほんとは、全員発表させたいけれど、
先週、泣く泣く選んだ僕の代表選手3人。

発表までの一週間、彼らはどんだけ悩んだんでしょうか?

各班、の優秀選手が順番に発表して、いよいよ西久保班。

ドキドキでしたが、始まってみたら
各班の代表選手たちの発表にまったく怖気づく事なく、
ほーんと授業中に見た事ないくらいに堂々と、
そして確信を胸に、
大勢の前でプレゼンテーションをしてくれました。


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なんとか伝えよう、なんとか自分の考えを伝えよう、、、、、、

そんな思いのこもった発表。


ほーんと素晴らしかったなぁ、、、、、。


授業中には見た事もないくらいの、そのあまりの真摯さと堂々さに、
自分の班の発表なのに、僕知ってる内容なのに、
聞きながら感動してしまいました。。。

なーーんてすごいんだろう、、、この子達、、、。


子供って、ある瞬間に、急激に伸びるもんだなぁ、、、
というのをほーんと毎年見せつけられるんですけど、
今年もホントすごかったです。

すごい子たちを担当させてもらってたんだな、、、、ってつくづく思いました。

もうほーんと、感動のあまり言葉が出なかったです、、、。


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録音しとけばよかったなぁ、、、も一回聞きたい。


そんな発表会でした。

さてさて、、、。

実はすべての発表が終わった後、最後に、
各班バラバラに取り組んだ授業ではあるけれど、
今年の3年生のナンバーワンの作品を決めて、
大学の保存作品にする、というのが今年から始まりました。



ちょうど、先週の授業終わり、

「、、、だからさ、西久保班で、ナンバーワンをとろう!」

って、話してたんですけど、
まぁ、そう言いつつも正直、他の班にも超優秀な学生はいっぱいいるし、
僕なんか足元にも及ばない素晴らしい先生たちばかりなんで、
こればっかは分かんないなぁ、、、って思ってたんですけど、、、、。


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すべての学生の前での公開投票の結果、、、、、


最後は、2名同票での決選の末、
なんと見事、西久保班の代表選手、小泉くんの作品が、
今年の3年生後期ののナンバーワンに選ばれたのですー!!!!!!!

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いやぁ、、、もう、ね、、、、、嬉しかったなぁ、、、、。

ほんと、もう、言葉がでない、っていうか、、、。

ほーーーーーーーーーーんとに嬉しかったです。


正直、自分が何かに選ばれる事よりも、何倍も嬉しかった!!!!



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小泉君が選ばれたコトで、
なんていうか、実際、半年間、
僕が出した妄想のような課題に必死で向きあってくれて、
発表前には、きっと何日も寝ないで大きな模型作って、
答えの出ない問題に頭を悩ませた西久保班の9人全員の時間に、
価値を与えていただいたんだなぁ、、、って思いました。



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スタートは、自分一人で感じた私的な気づきとカンサツでも、
それにとことんしがみ付いて逃げずに向き合えば、
必ず他者に共感してもらえる、ってコト。

個人の想いの先に「公共性」は必ずあって、
いや逆にホントはそこにしかなくて、
あいだに境界線は本当はないのだ、という実感を、
彼らが自分の手で手に入れてくれたような気がしました。

それこそが、僕が社会に出る手前の彼らに、
一番、伝えたかったコトだなぁ。。。。


こればっかりは、僕だけでは思わせてあげられないからね、、、。


、、、って、
そんな思いがこみ上げてきて、
堂々としている学生の反面、もう、あまりの嬉しさに大勢の前で、
ちょっと恥ずかしい西久保さんでしたが、、、、、。

ほーんとに、感動させてもらいました。。。


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、、、、まぁ、そんな訳で、
その後は恒例の打ち上げですよ、飲むしかないでしょ、、、


と、そんな訳で、
もーーね、今日は帰るものかと、終電超えても宴は続きましたとさ。。。。


ほーーーーーんと、素晴らしい時間を、どうもありがとう!


おしまい。
posted by 西久保毅人 at 17:20| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月27日

島岡さんの家上棟式

今年は1月からニコは着工ラッシュ、現場ラッシュ!

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若井さんちに続き、早くも今年2件目の上棟です。

そんな訳で先週末、
武蔵野市で工事中の島岡さんの家の上棟式をしていただきました。

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しかーし、、、。


もーう、先週の天気予報ときたら腹たつ、、、、。


寒いのも、、ですが、上棟式の予定が近づくにつれて、
その日がピンポイントで今年最高の寒波やらなにやらで、
どうやら雪が降るらしい、、、って
いう予報だったのです。。。。

もう、、、、。



ちょうど年の初めに
「、、、、当日、雨とか降りませんかねぇ、、。」

とご心配されてた島岡さんに

「まぁ、大丈夫ですよ〜。」

と言った手前、
雪なんて、、、
雪なんて、降らす訳にはいきません、、、、。

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しかし、、、。

先週ときたら週末にかけて寒さは最高潮。
今にも雪が降ってもおかしくない寒さではあったのですが、
無事に上棟し、なんとか雪も降らずに無事、上棟式をする事ができましたー!!!


、、、、、ほらね。

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さて島岡さんの家。

敷地のすぐ裏は、なんとちょーーど、公園の竹林!


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すぐ近くが繁華街とは思えない立地ですので、
気になる人目をなるべくカットして、公園の緑と中庭を楽しめるように
考えさせていただいきました。

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とはいえ、いつものコトですが、
やっぱ、上棟してみないと最終的な感じは分からないんですけど、
できてみて、登ってみて、
ほーんと気持ち良さそうな場所になりそうだなぁ、、、と思いました!

竹林って、冬でも葉っぱがワサワサしてて
いいもんだなぁ、、、、、。

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さてさて、上棟式。

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寒さに備えて、
島岡さんにおでんやホットワイン等も準備していただたおかげで、
それと、ニコの熱燗隊長の機敏な燗つけのおかげで、

寒い寒いって思ってたのは始まるまでで、
みんな並んで長いテーブルを囲んでしまうと、
寒いっていうよりも、上棟の喜びと、楽しさで、
気持ちはとても暖かな上棟式になりました。

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もちろん、お酒のおかげもありますが、、、。

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始まる前は、

「、、、とはいえ、寒いし、いつもより早めに切り上げるかなぁ、、、。」

「しかも、こんな寒い中の上棟式なんて、、、、、ってみんなに怒られないかなぁ、、。」

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などと小心者の僕は思っていたんですけど、
最終的には、島岡さんも工務店の社長さんも一緒に
延々と飲み続け、
飲み尽くしては買い足し、、、、と、
いつも以上にいろんなお話ができて、
気がつくとずいぶん長い時間が過ぎて、
とても感慨深い日になりました。


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上棟式そのものは、職人さん達へのねぎらいとお祝いの場でもあるんですけど、

島岡さん達にとって、

「、、、思ったより広いわね。」とか、

「、、、思ったより、高いね。」とか、

「ここから、こういう風に街が見えるんだね。」とか、、、、

そんな具合に
ようやく空間に実感をもってもらえる段階になった日とも言えますし、
関わる人が急に増えて行く日でもあります。


上棟の勢いとくらべると
これからはまた割とのんびりペースな工事の進行ではあるんですけど、
せっかくなので、いろいろ現場で共有しながら
より一層、島岡さんちらしい楽しい家にしたいな、と思っています。

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完成が楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 20:50| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

キッチン特集

先日、とある雑誌の「キッチン特集」の取材で、
前川さんちに行ってきました。

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何と言っても、家を作ると見せかけて、
実は自分たちが飲んだり食べたり、、、と居座りたい空間を
設計し続けている僕たちにとっては、

「キッチン特集なんていう、そんなすばらしい企画で
声をかけてくれるなんて、、、、、

分かってますねー!」

って感じでとても光栄です!

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というかですね、、、。

家って、、、、。

いろいろ満たすべきコトや要望もあるような気がしますが、
結局のところ、、、、、

「食堂」なんじゃないかと思うんですよね。。。。


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そう、家とは言わば、

寝室やお風呂やテラス付きの「食堂」。。。

しかも、僕たちも行ったからには、
かなりの長時間帰る気がないので、
内部にも外部にも、
いろーーんな、気持ちのいい場所が必要な「食堂」なのです。。。。。

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さて、そんな訳ですから、
飛んで火にいる夏の虫、とでもいうような、
取材という名の前川さんちの昼宴会。


「宴会特集」の取材、って言ってましたよね、、、、たしか、、、。


さて、
家での宴会とお店での宴会が唯一違うのは、
家では、作る人も食べる人も、子供も大人も、
ごちゃまぜに一緒に楽しみたい、
ってコトかも知れません。。。。

だって、一回座り込んだら、
僕たち、そもそも数時間は帰る気ないですし、
延々と食べたり、飲んだりしたいじゃないですか?

そうすると、やっぱ、
作りながら話したり、準備しながら飲んだり、子供の相手したり、、っていう状況が
どうしても必要な訳です。

おかわりもたくさんしますし、、、、。

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しかも、数時間居座るってコトは、途中で、
「やっぱ、僕も行っていい??」って途中参加の人もいるでしょうし、

急に「友達が家族で来るって今メール来たんだけど、、、。」とかあるじゃないですか?

そうすると、

「あーもう、、、、、、。

ニシクボさん達、まだいる気かしら、、、。(はやく帰ればいいのに、、、。)」

って、思いたくもなるのが人情ってもの。。。。

そういう時に、

「、、、、ま、でも、つめればいっか?」

って思えると気楽ですし、適当に家に座れる段差とかあれば、
まぁ、どこでも座れるし、ごろんとなれますし、、、、

、、、、ようは、僕たちも帰らずにすむわけですよねっ!!!


実はそんなところまで、緻密に計算されているのです、、、。

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そういう意味ではまぁ、目指すは立体的なお座敷っていうのが、
正直なところ。

少し手間のかかる料理でも、一緒に作るとなんか楽しいですし、
なんか参加したくなりますしね、、、。

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さて、でも唯一、
家が飲み屋の設計と違うのは、
たいてい、家には小さな子供達がいるってコトです。

家での宴会は、子供達がつきもの。
家では子供達の結びつきの集まりが多いから
参加する家族の数だけ、子供達もいます。

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そうすると、
台所にしても、テーブルにしても、、、、。
そういう大人基準につくられてるものは、
どうしても子供達には背が高すぎるなぁ、、っていつも思うのです。

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せっかくの楽しい宴会。
子供達にしっかりと目に焼き付けて欲しいなぁ、、、と思いますし、
できたら、将来、酒のつまみくらいぱっと作れる大人になって欲しい、
立派な酒飲みになって欲しい、
というのが、
いつの時代も、親が子にもつ共通の願いではないでしょうか?

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そういう意味で、食べる場所、作る場所を子供達の目線に近づけたい、
それがこういうキッチンを作り始めた一番のきっかけでもあります。

宴会じゃなくても
ごはんは365日、1日3回も食べるんだから、
やっぱ、食こそが、暮らしの中心。

そして、どんな話も食べたり飲んだりしながらするのが、
一番たのしいですからね。

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さて、そんな楽しい取材の中、
案の定、
強引に宴会に巻き込まれたカメラマンや取材の方々、、、。

ふと、あれ、この風景、なんか似てるなぁ、、、って思ったんです。

何とかっていうと、
この風景と、上棟式の風景が。


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まだ外だか中だか区別のない
木の骨組みの中、
何人でも座れるように、現場のベニヤでながーいテーブルを作る上棟式。

大勢の職人さんと僕たちとご家族、親戚、お友達みんなで囲む初めての大宴会。


結局、食べて飲むことばかりだなぁ、、、、設計してるフリして、、、。


と、あまりに僕たちのやってるコトが
一貫性があり過ぎて、
ちょっと自分に感心してしまいました、、、、。

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まぁ、そんな訳で、

とある雑誌の、「宴会特集」。

どんな紙面になるのか、楽しみです!

そして前川さん、たくさんご馳走様でしたー!
posted by 西久保毅人 at 20:55| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

ひとまわり。

完成した年をみると、2004年の小山台の家。

12年前かぁ、、、、。


小さかった紅葉も、なんだか、家より大きくなりそうな気配、、、。

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月日の経つのは早いですねー。ひとまわりですね。


西久保さん31歳の時ですね!!!

、、、、僕もきゃぴきゃぴして、お肌つるつるの、、、頃ですね。。。

さて、やっぱ12年も経つと痛むところは痛むので、
昨年からプチリフォームをさせていただいていたのが、最近出来上がりました。

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屋上のデッキを張り替えたり、
手すりを塗装し直したり、
犬が落ちないように網をつけたり、
モルタルのお風呂場の床にタイルを貼ったり、
風呂庭の板を部分的に張り替えたり、
洗面台の高さを変えたり、
玄関扉を外開きを内開きにしたり、、、、。

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ほとんどは、どっちかっていうと、
今の要望に合わせるような工事でした。

そのくらい、とても大事に大事に住んでいただていて、
ほんとに12年も経ったの、、、?っていうくらい
痛んだ部分も少なくて、いつ行っても印象が変わりません。


さて、そんな中、


「今回思い切って、インナーテラスを畳の部屋にしたいんですけどぉ、、、、。」

っていうのが、ちょっと新鮮なご要望でした。

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この四方囲まれたテラスっていうのが、外なのか中なのか、
よくわからないような場所で僕は好きだったんですが、
確かに、
ちょこっとした畳の小上がりになっても可愛いな、って思いました。


だから、最初の場所の雰囲気もできるだけ残しつつ、
カフェみたいな窓際カウンターをつけて、
なんだか畳テラスとでもいうような場所になったらいいな、と思いつつ。。。。

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色はガラッと変えて、朱色の和紙を貼りました。

2畳もないくらいの小さな小さな小上がりなんですが、
なんだかがらっと雰囲気も変わり、
障子もあって、
一人くらいごろりと泊まれるようなスペースです。

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なんか新鮮!

こうやって、
自分が過去に設計させてただいたおうちを、
時を経てまた自分で考えさせて頂けるのって、
なんだかとても嬉しいですし、不思議なカンカクでもあります。


そうそう、
そういえば、工事中のコトです。

工事は住みながら行ったので、
監督さんが毎日鍵の受け渡しをしてくれて、
僕はあんまり現場には行かなかったんですが、
僕らのいろいろな提案が、あんまりすんなりと、

「いいですねっ、じゃ、おまかせしますっ、」

っていう風に決まるのが不思議だなぁ、、って思ったそうで、直接聞いてみそうです。

そしたら、


「、、、、今はそうですけどねー、、、。

実は、この家を作った当時は、
もう私も若くて、西久保さんも若くて、
一個一個何決めるにしても、時にはお互い、喧嘩腰だったんですよ〜。

お互いゆずらないゆずらない、、、。

でもそんな風に作ったこの家が、いろんな色や場所が、とても気に入っているんですよ。

だからもう大丈夫なんです!」

、、、、っておっしゃってましたけど、

ホントですか、、、、? ホントに喧嘩腰だったんですか、、、、?ニシクボさん、、?

とのコト。。。。。

、、、まぁ、、、そう言われると、、、、、。

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確かに思い当たる節は、、、、いっぱいあるなぁ、、、、、(汗)

って思いますし、今思うとほーんと失礼なコトも
たくさん言ったような気がします、、。


、、、基本、僕がアホだったんですけどね。。。。
今、スタッフに12年前の自分がいたら、ひっぱたきたいな、、、って思います。


でも、ほーんとにこの家づくりで成長させていただいたコトが
たーくさんありますし、学んだコトばかりなんです。


そんな意味では、
このお家を設計させてもらってなかったら、今のニコはないな、、、、、。

って正直思いますし、おかげでその後のたくさんの
ご縁につながっていきました。

実はつい先日も、
ニコの家の中で、この家が一番好きです!って、お問い合わせをいただいた
ばっかりなんですよ。12年も前の家なのに、、、。
他にも素敵なおうちたくさんあるのに〜っ、、て思うんですけどね!


でもいつになっても、僕はとても嬉しいのです。

僕も大好きな家だから。

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だからですね、、、、。

何よりも何よりも、
ほーんと、大事に住んでいただいているコト、そのものが

もう、

ただ、ただ、ただ、ただ、

嬉しいかぎりなのでした!
posted by 西久保毅人 at 21:54| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月16日

綿毛

先日、毎年恒例になった、学生たちの教会通り商店街での発表会をしました!

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毎年のコトながら、
大学の授業とはまったく関係のない、課外授業なんですが、
大学は、もうとっくに春休みなんですが、、、、、、

中にはバイトまでサボって来てくれて、、、、、感謝です!


※当日の様子は、こちらの教会通り商店街のフェイスブックに掲載していただいています。

そして、今月いっぱい、会場のあおばケアセンターで、学生の作品を展示中です。
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さて、実は今年で4回目になるんですが、
なんでも続けるもんだなぁ、、、って思うのは、
僕も商店街のみなさんと、随分顔見知りになりましたし、
この発表会を毎年、楽しみにしてくれているようになりました。

そろそろ今年も、学生がうろちょろするんでしょ、、、、って言ってくれたり、
去年と比べて今年はまた違うねぇ、、、って言っていただけたり。。。。

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商店街を舞台に、学生たちそれぞれが、自分の中にある物語と商店街を重ね合わせて、
未来の街の物語を描こう、っていうのが、僕が学生に出している課題です。

もちろん授業だから、大学内でのプレゼンも大切なんですが、
それと同時に、現実の生きた街の人たちの前で、同じコトをプレゼンしてみる、というコト。

実は、大学のカリキュラムにはこういう授業はありません。

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でも、僕たちが将来設計する建物や街は、
専門家や大学の先生のためではなくて、
普通に街で暮らしている人たちに対して作るものであり、
伝えるもの。

近所のおじちゃんや、おばちゃんや、子供たちに、
「いいねっ!」って言ってもらえるかどうか?
自分の言葉で想いを伝えられるかどうか?


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もちろん学生たちは、そんな経験したコトないので、当日は
大学での発表会以上に僕も、ドキドキなんですけど、
今年もみんな、堂々と、商店街の方々の前で、自分の描く物語を
発表してくれました。

みなさん、とても喜んでくれましたし、
何より商店街の人たちはご年配の方々も多いので、
20歳そこそこの若者たちの目でとらえた街の未来を
とても新鮮に受け止めていただいたように思いました。

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大学と商店街での2つの発表会。

この2つを経験するコトで面白いのは、
ケンチクっていうのは、必ずしも大学での評価と社会での評価が
一致しない、っていうコト。

それを身をもって体験する、っていうのは、
ホントに大事なコトです。

大学ではあまり褒められなかった子が、商店街ではとても褒められたり、
大学では伝わらなかった言葉が、普通の人には、伝わったり、、、、。

そう、大学の建築学科なんかよりも、
これから出る社会の方がよっぽど広いのですから、、、。

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全部上手くできる子なんて、まだもちろんいないけれど、
どんな場面でもいいから、1回でも

「伝わったぁー!」

っていう経験をすると、急に世界が広がる瞬間っていうのが人生にはあります。

これまで掘っても掘っても暗闇だったのに、急に向こうに光が見えるようなカンカク。。。
そしたらもう、しめたものです。

、、、それがいつかは、ほんと人それぞれですけどね、、、、。

でも諦めずに、伝え続けて欲しいなぁ、、、って思うんです。

僕の班の子達は、
ほーんと、みんなそれぞれ、素敵な種を持ってるからね。。。。。

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さて、発表会が終わって、商店街の方から、
「みーんなそれぞれ違うけど、、、、、やっぱ、ニシクボさんの学生だねーっ。」
って言って頂きました。

別に僕が発表した訳ではないんですけど、
とても嬉しかったなぁ、、、。



さて、
今回の発表会を聴きながら、
彼らはどんな社会人になるんだろうか?と
それぞれの将来を想像してみました。

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ふと、
彼らは、タンポポの綿毛なのかもなぁ、、、って
思いました。

まだそれぞれ悶々としているけれど、
いつか、それぞれ想いもったまま飛び立って、
どこか違う場所で、根付く日がくるんでしょうね。


表現も、やるコトも、それぞれきっと違うんだろうけど、
こういう経験が、彼らの根っこの一本にになってくれたらいいな、、、、。

そして、またその先の未来で、素敵な綿毛を育ててくれたら嬉しいな。。。


そんなコトを想像すると、
なんだか、僕の人生まで広がっていくように思えて、
とても幸せな気持ちになります。


、、、、なんか、自分の歳の半分の子達と付き合ってると、
ついつい、親の感情ですね、、、、。
僕は、もう授業も終わったし、おともだちのつもりですけど、、、、、。



こーんな貴重な経験をさせていただいている教会通り商店街の皆様、
お忙しい中、大勢集まっていただき、
ありがとうございましたー!!!!
posted by 西久保毅人 at 20:49| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月19日

搬入

よくよく考えてみたら、
いい歳になったのに、
いまだに発売日を待ち構えて買っちゃうマンガがあるなんて、、、、

なんと幸せだろう、、、って思います!


って訳で、
先日、発売されたあひるの空43巻!

ええとですね、、、
こないだも書いた
おなじみのバスケマンガです。。。。。


ここ数巻は、表紙だけ見ると何のマンガかサッパリ分かりませんけど、、、、。

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しかし、、、、。
買って帰るのは注意が必要。

待ち構えているのは、僕だけではありません。。。。

うかつに買って帰ると、
家族全員が、取り合いの様にむさぼり読むのですが、
まぁ、買った者としては、一番に読みたいんですけど、


「パパさぁ、、、、

 いちばん読むの遅いんだからさぁ、、、。

ちょっと貸して、僕が先に読むから!!!」


って感じで、無防備に持って帰ったりでもしたら、
リンタロとかに取られちゃうので、

搬入は慎重に、夜中にコソーっと、、、、。


でも、今回はあんまりコソっとし過ぎて、
自分でも読むの忘れて寝ちゃったので、、、、

やばいやばいと早朝にソファーの下に隠しました。

で、、、、、
皆がいないスキに、
コソーっと2.3回堪能してですね、、、、

その後は、堂々と、
テーブルに置いとく訳です。

さぁ、読みたまえ!


って感じで、、、、

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そんな訳で、家に帰ると大騒ぎ。

まぁ、僕はすでに2.3回読んでる訳ですからね、
あせらず平静を装えるんですが、
たった一冊のマンガで、よくもまぁ、こんなに妄想が広がれるなぁ、、、
と思うくらい、彼らはもう、ページの隅から隅まで、
穴が空く様に読んでいます。。。。

と、
実は他にもそんな家族マンガが、いろいろあるんですけど、
中でも、あひるの空は、別格だな、、、、。

しかしホント、みんな読むスピードが速く、
速いくせに、ページ全部覚えてるっていうか、
記憶力もすごくてですね、、、、
何より、反応の速さが素晴らしいなー、って思うのです。


読書もスポーツだな、、、、。



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という訳で、
実は来週末、オープンハウスなのでした!


15年も同じ仕事してても、
オープンハウスが楽しみだなんて、、。

なんと幸せでしょう、、、。


でも、マンガと同じで
最終回は迎えたくないな、、。



魔神ブウでも出てきたらいいのに。。。
posted by 西久保毅人 at 19:30| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月25日

ミラクルは起きる

さて週末は大山さんちのオープンハウス。

久しぶりに2日間、開催させて頂くコトになりました。
きっといい天気です。


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さて、人間、あまりにも書きたいコトが多いと
何も書けなくなる、、、、、というコトに今、気がつきました、、、。

と、いうのは、
いつも完成が近づくと、あれやこれや思い出して、
お家のエーピソードやら、出会った時のコトやら、、、
筆が止まらなくなる程に書き連ねてしまうんですが、
今回、上手く書けない自分がいます。。。。

器用にうまく切り取れないのです。。。。

もう、、、、、、、
多過ぎ。

キーボードを叩く指におもりがついているみたいなのです。

困りました。。。。


さて、
ずっと前にこんなコトを書かせていただきました。
http://niko-arch.seesaa.net/article/217755509.html

そう、実は大山さんに初めてお問い合わせを頂いたのは、
2010年の5月のコト。
ほぼ、まるまる6年前になります。

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震災を経て、いよいよ着工に向けて、、、、という頃に突然ご家族を連れて
転勤というコトになり、

「そんな訳なので、、、、すみませんが、いったん停止というコトで、、、。」


というご報告を頂きました。

もちろんしかたないコトなんですけど、
家づくりは、想いを込めて計画的にするものであると同時に、
縁やタイミングや勢いといった目に見えない背中を押す力みたいな要素が
左右するものでもあるなぁ、、、、と常々仕事をしながら感じますので、
再開できない可能性みたいなものも、覚悟しておかないといけないな、、、
と、正直、思ったのです。

これは当時、そんな想い半分で書いた文章でした。


だからですね、、、
まず、最初に僕たちを見つけて下さったコトも嬉しかったですけど、
それ以上に、
数年後、ホントに再開させて頂いたコトの方が
より一層、嬉しかったなぁ。。。。


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そんな、6年越しの家づくり。
ニコもつぶれてなくて良かったです!

しかし御依頼当時、4年生だったお子さんが、
もうすぐ高校生なんですからね、、、、
いやぁ、、大人同士はお互い変わらないつもりだけど、
子供達の成長は速いなぁ、、、、、。

うちの子達も、まだみんな小学生だったからなぁ、、、、。
ソラは保育園児か、、、、。


と、そんな訳で、ちょっと油断して書き出すともう、
話が四方八方に飛び散っちゃってですね、、、、
ただでさえ、要約ヘタな僕の脳みそでは、もう、処理できないくらい
思い出しちゃうコトが多いのです、、、、。

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困ったなぁ、、、、。

でもそんな中、
大山さんちを思う時に、
今回、オープンハウスの案内に書いたこの文章は、
6年間、全く変わらなかった想いだなぁ、、、という気がしますし、
そしてこれからも僕がケンチクをつくり続けていく限り、
僕が夢見ている世界でもあります。

最後に載せておきます。



大山さんの家にむけて


角地に住まいを設計する、というのは、思いの外難しいものです。

まず家は、家族の暮らしを守る安心できる「うつわ」である必要があります。
家とは、何と言ってもパンツ一丁で、ぶらぶらする場所なのだから。。。

同時に、角地というのは、半分くらい街のものであるべきなんじゃないか、
という思いもあります。

見通し、目印、雨宿り。

街の角地が素敵な場所だったら嬉しいな。

そんな事を同時に考える時、僕はいつも大木や、大きなゾウの有りようを想像します。
大きな口を開けている水辺のカバやワニを想像します。

大きくて、分厚い皮膚を持つ彼らは、
もはやどこまでが自分の肉体なのか、分かっていないのかも知れません。
その事が幸いして、悠々と自分の命を紡ぎながら、
同時にいろんな生き物の居場所にもなっています。


大山さん一家にとっても、街の子供達にとっても、
そんな家であったらいいな。


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さて、オープンハウス、楽しみです!

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2016年03月03日

ゆらゆらプール

先週末、大山さんちのオープンハウスは、2日間とも好天に恵まれて、
たくさんのご来場を頂きました!

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ただ、天気がいいのは嬉しかったんですけど、
終わったやいやな、雨が降ってきたり、
翌日は、ばばばーっと、ヒョウまで降ってきたり、、、、、。

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ほんと、なんのこっちゃ、、、、、、です。。。。

そこまでガマンしてたんかい、、、、、と
お天道様にもほーんと感謝の2日間。

「おいおい、2日間もオープンハウスだなんて、、、、
こっちは大変なんだからさぁ、、、、、。」

って感じなのでしょうか、、、?

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でもおかげで屋内の壁や床が、たくさんの木もれ日を纏って、
まるで外にいるような、
ゆらゆらとプールの中にいるような、
そんな気持ちの2日間を過ごさせて頂きました。

またハタノさんにお願いした和紙に移り込む木もれ日がもう、
きれいできれいで、、、、、。

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さて、大山さんち。

片方は、結構な交通量のあるミチ、
片方は、わりかしのんびりとした住宅街のミチ、

そんな2つのミチに面した角地に建つ家です。


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広い方は、結構びゅんびゅん車が通るんですよね〜。
写真撮りながら、何度かひかれそうになりました、、、。

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そんな中、
ちょっと俯瞰して街を眺めてみると、
向こうに神社の森が見えたりして、、、、、、。

目の前の道路は多少うるさいけれど、
気持ちは神社の森まで伸びるといいなぁ。。。。

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街の人にとっては見通しのいい角地でありつつ、
家の中にいる時は、シキチの広さなんか忘れちゃって、

「おー、わが街っ!」

って思えるような場所になるといいな〜。


、、、ツリーハウスみたいに。



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、、、、と、
そんなコトを思いながら、いったん、6年前に設計をさせて頂いた
大山さんの家。

当時、大山さんのご要望や暮らしぶりをイメージしながら
考えていたノートを見ると、

「ちづづきの家」

って書いていました。

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「ちつづき」って、要は地面とつながっている暮らしのイメージです。

当時、のんびりした庭続きの居間の社宅に住まわれていたコトもあり、
子供達が田舎の子みたいに庭で遊んでいるのを垣間見たり、
まぁ、大山さんの暮らしぶりも、
どっちかというと、地面とつながった昔ながらの暮らしの方が
性に合ってるんだろうなぁ、、、って思うと、

なんか、いわゆる「2階リビング」ってのが、似合わないよなぁ、、、、
って思っていたのでしょうね。
地面と離れ過ぎて、、、。

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でも、敷地状況的に、まともには無理そうだなぁ、、、っていうのも
同時に感じていたので、
どうにか、のんびりと街や地面との「ちつづき感」を失わないで、
いられるような家にならないものかなぁ、、、
と、悶々としながら考えていました。

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そしてですね、、、、。

何より大山さんといったら、
御夫婦で大の料理好き。

、、、って、その表現もなんか上手く言い表せていないような気がしますね。

スキとか、そういうんじゃなくて、

「食べる」ってコトそのものが、
もう、わざわざスキっていうのも似合わないくらいに
大山さんの暮らしそのものであるような、、、、、。

そんなご家族でしたので、
途中から、

「ウチはキッチンスタジアムですよねっ!」

っていうのが、なんか、合言葉になっていきました。

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家のどこで宴会が始まっても、、、、。

時には、ママさんバレーの豪快な「がはは飲み会」と、
オヤジの「日本酒ちびちび宴会」が
日曜日に急遽、同時に始まっても。

両方にすばやく配膳できるような、
そんな設定。。。。。

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、、、ええと、
その設定に関しては、得意分野です、、、、。


僕らは座り込んで、飲んで食ってるだけで
一切動きたくない、、、、っていうニコ設定なんですけど、、、。

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、、、ていう、
そんな初期設定は、6年前からほぼ変わっていません、、。

むしろ、大山さんの腕が上がったのに対して、
ぼくらの胃袋が、もはやひとつではついていけないくらいです。

あぁ、、、ウシになりたい、、、。

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ただ、予期せぬコトは起こるもの。

そんな美味しそうな設定が、
何年間か止まってしまうなんて、、、、。

もうこっちは胃袋の準備万端だったのにー、、、。

5年前に突然訪れた、そんな中断期間は、
僕たちにとっても、当時は青天の霹靂のようなコトでした。

でも、
今から思えば結果的には、
家づくりにしては余分にかかったの時間すべてを
余すところなく
纏い込んだような家になったんじゃないかなぁ、、、っていうのが
僕の正直な感想です。

そうそう、まるで一匹のお魚を、余すところなく美味しくいただいちゃう
大山さんのつくるお料理みたいに、
かかった時間のすべてを
おいしく食べちゃったねっ、て感じでしょうか。。。

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そのあいだには、
大山さんも、ぼくらの想像以上に料理のバリエーションが増え、、、、


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当時小学生だった息子さんは、
今ではいい塩梅の燗酒をつけられる好青年になり、、、、。


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僕らは僕らで、共につくる仲間も増え、、、、



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肝心の設計の方は、、、、、

、、、、多少は、腕もあがり、、、、(?)


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かわりに

「えっ! おかわりないんですか?」

「では、カレーはあしたの朝ご飯におねがいしますね!」

と、次第に遠慮もなくなり、、、、


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そんなこんなで、
ようやく無事、6年越しで完成するコトができたのですが、


なんか、あまりに期間が長くて、
なんか変な感じなのです、、、、、。

終わったような、、、、続いているような、、、、、。

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中身については、
最終的な大きな雰囲気は
当初と変わっていないんですけど、
実は、プランは結構変わりました。


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もともとの案は、
そもそも玄関の場所も違ったし、
三角の裏庭もなければ、
お風呂の庭もありませんでした。

、、、そんだけ変わればぜんぜん違う家じゃん、って思うかも知れませんが、
雰囲気は、ほぼ変わってないのが不思議。

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そういう変化も、もとはといえば
予定外の出来事のたまもの。

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工事だって、僕らが思う様に進む訳もなく
たくさんの想定外の出来事がありました。

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でもですね、、、

その数々の「計算外」「想定外」「予想外」の出来事が、
最終的に、大山さんちを
僕たちが想像もしなかったような、
ふくよかで、味わい深い家にしてくれたコトは事実だよなぁ、、って思います。

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そして、
これは本当に逆説的な事なんですが、
たくさんの計算外の出来事をまとった結果、

「あぁ、そうそう、

実はぼくたち、6年前、大山さんに初めて会った時に

こんな家にしたかったんだよなぁ、、、。」

って、いう僕たちが図面には表現できずにもがいていた

「大山さんの家」

に近づく事ができた、っていうのが、なんだかとても不思議なのです。。。。



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計算外、想定外、予定外。

どれもこれも、できれば起こって欲しくないデキゴトのように
僕らは受け止めがちです。


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でも、よくよく考えると、
僕らが好きな、
いきいきしてる街や世界って、
そもそもそういうものだし、
だからこそ、思わぬ発見があったり、感動があったり、
誰かを好きになったり、再会を喜んだり、
なるほどなぁ、、、って思ったりする事ができるんだよなぁ、、、、。

って思うと、計算外も、まんざら捨てたもんではないな、
って、最近は思うのです。



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だから、むしろ、僕らがほんとに目指すべき仕事って、
たーくさんの計算外のデキゴトを、

「もう、、、あんた、またぁ?
 しかたないねぇ、、、、、。じゃぁ今回だけだからね。
 いいかげんにしなさいよ、、、、もう、、。」

って、ユーモアまじりのいやみをいいつつも、
しかもきっとまた、同じようなコトをしでかすに違いないと知りつつも、

まぁ、人間なんてそんなものよと、
笑顔で受け流してくれる
昭和の飲み屋のおかみさんみたいな、、、、

そんな
骨格を持ったケンチクや街の未来の姿を描く事なんじゃないだろうか、、、、?

そう思うのです。

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まぁ、なにはともあれ、
ひとまず完成の大山さんの家。


出会ってからの期間中、
終始一貫して、どんな時も、

「ま、本題はさておき、、、、そろそろいっちゃいますか?」

「、、、いやぁ、ウマいですねぇ、、、。たまらんですねぇ、、、。」

「また美味しいのできちゃったんですよぉ、、。」


と、
いつも明るく僕らの背中を押してくれた大山さん。
ほーんと、ありがとうございました!



生、すなわち、食なり。

世界は、大きな胃袋なのだ。





さてさて、、、、。



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だからですね、、、、。

ほーんとに
大山さんに教えて頂いたコトは、
期間も長かった分、

食べても食べても、
書いても書いても、

食べたりないんですけど、、、、
書き足りないんですけど、、、、

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ひとまずこの辺で、お箸を置こうかと思います。

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それでは今後ともよろしくお願いしますね〜、大山さん!
posted by 西久保毅人 at 21:14| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月08日

受けとめる素材

先日完成した大山さんの家。

お天気がいいと、ホントに木漏れ日がきれいです。

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そういえば、この畳イス、
実は、
大山さんちのオープンハウスの日に、
ニコの名誉営業部長、三輪さんちからウシが図々しくも
借りてきたもの。

このイスは、三輪さんちのために3年前に作ったものなんですけど、
大山さんちにもあまりにぴったりでビックリしました。

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こうゆうコト、したコトなかったんですが、
誰かの家のために考えたものが、他のおうちにもぴったりだなんて、
これは大発見!!!

考えたコトもなかったなぁ、、、。
もっと他にもあるかも知れません、、、、。

何ゴトも図々しくお願いしてみるもんですね。。。。

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さて木漏れ日って、
外で見る時は、そこまで感激しないんですが、
家の中に入ってきて、朝は朝で、昼は昼で、夕は夕でと
いろんな表情を見せてくれると、1日眺めてていても飽きません。

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ふと、またまたすごいコト、発見しちゃったんですが、、、、。


そういえば、木漏れ日って、樹木の影ですよね。

大山さんちは、それを受け止める床も木だし、
壁も天井も、家具も、ほとんど木。

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しかも、ハタノさんの和紙も、
見た目は紙だけど、元々は、植物。
楮を煮て、ほぐしては洗って、ほぐしては洗って、、、を繰り返して
土を混ぜたりしながら漉いてくれたものですから、
姿を変えた植物ですよね。

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そういえば、三輪さんちの畳も、
い草ですしね、、、、。

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そう考えたら、この空間にあるもの、
光を受け止める素材のほとんどが、
もと植物って、よく考えたらすごくないですか??


もともと、全部、地面から生えていたもの達。

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そりゃあ、木漏れ日も おどる訳だ。
posted by 西久保毅人 at 19:53| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月14日

とある実験

先日、江東区で設計をさせて頂いています、
とあるおうちの構造実験を
とある大学の実験室にて行なっていただきました!

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そういえば、きっと僕が大学生の時も
求めたらきっとこういう実験の場ってあったんだろうなぁ、、、って
思いつつも、、、、、

すべてサボって卒業した僕にとってはとても新鮮、、、、。(笑)
こんな場所僕の大学にあったっけ、、、、、?

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やっぱ、大学って、一度社会に出てから行く場所のような
気が、、、、、。

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でも、学問と違うのは、
ただの見ず知らずの誰かさんの、ごくごく一般的な、、、
ではなく、
現実に僕らが設計させて頂いているお家だっていうところが
きっと大事なんでしょうね。


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そして、そこにある柱や梁や構造用のベニヤや金物も、
いっつも現場にあるものばかり。

そして大きさも、実物の大きさ。

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そういう架空ものではないものだっていうコトが、
より僕たちのいつもの仕事のカンカクにつながっていきます。


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実験では、通常では想定しないような力も加えながら、
どういう風に変形していくのかを見ながら、

「こうなったら、そろそろ家の中にはいられませんね〜。」

っていう現実の話ができるのが、想像力のない僕にとっては、
とても実感できる経験でした。


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学生達も、社会に出る前に、こういう経験できていいなぁ、、、。

そして、ホントに誠実な実験って、

実は、スケジュールとか予定とかを気にしないくらいの
限りなく時間がある、っていう状況そのものが一番大事なんだろうなぁ、って思いました。

そういう意味で、
大学って、やっぱ、唯一無二の存在価値はありますね。。。


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まぁ、僕はというと実は、

「おー、なんか佃製作所みたーい!!!」

と、心の中では、別の意味でワクワクしていましたけど、、、。(笑)


建物の作り方についても、
いろいろと妄想のつきない実物実験でした。

さらには、
精神と時の部屋みたいなのもあれば、
数十年の時間の変化も実験できるのにね、、、、。



今後も楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 21:34| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

1/2

そういえば、
アスクルの段ボールで届いてはや10年。

先日、ソラの小学校で、1/2成人式っていうのがありました。

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ノノもリンタロも、同じ小学校だったので、
個人的には3回目の1/2成人式なんですが、
今回は、
そっかぁ、、、もう3人とも10歳すぎちゃったんだなぁ、、、っていうような、
多少、感慨深い会でした。

ノノなんか、今年でもう17歳だからなぁ、、、。



「よその子とゴーヤは、育つのが早か〜っ!」

と、博多華丸先生の格言にもありますけど、
自分の子も早かですよ、、、、。ほーんと。。。。。


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そんな中、相変わらずニコで設計させて頂いてるご家族はにぎやかで、
うれしいご出産報告や小さな子達がたくさん。

とても大変だとは思いますし、
楽しいコトばかりじゃなくて、イラッとするコトも
きっとたーくさん、あると思うんですけど、
人生の中でほーんの一瞬ですからね、、、、。

そんな時間がのんびりと過ごせて、
しみ込んでいくような家を作れたらなぁ、、、、、、。


そんなコトを改めて思っています。

ほーんと、

「自分の子も、育つのが早か〜っ!」


ですよぉ、、、、。



、、、、て書いてたら、、、
ふと思い出したんで、10年前のコト、書いときますね。

ソラが産まれたとき、
あまりの赤ちゃんの小ささに改めて感動して、
それをなんかの形で残せないものかなぁ、、、って考えてました。

赤ちゃんの小ささっていうよりも、
人間の最初の大きさ、っていう方が正しいかも知れませんが。

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それは、
いつまでも赤ちゃん用に使えるもの、っていうよりも、むしろ、

人間って、こんなに小さかったんだよ、っていう、
大きさの記憶が残せるような、、、、、そんな何か。

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そんなコトを考えてですね、、、、

産まれたての赤ちゃんの大きさのカゴをつくれないかなぁ、、、、って思って、
結構真面目にカゴを集めたり、試作品つくったりして実験してたんです。
集めては、ソラを入れてみたり、、、、。
やっぱ、普通のザルじゃぁ、痛いよなぁ、、、とか、、、。

イメージとしては、
ほんの数ヶ月は、赤ちゃんのカゴとして利用するけれども、
もう寝れなくなったら、その後は、
タオル入れになってもオムツ入れになってもいいし、
フルーツバスケットになってもいいし、
おもちゃ入れになっても、、、、、と、その後の用途は
なんでもいいんですけど、
いつまでも家の中にそのカゴがあって、
赤ちゃんの大きさの記憶を、そのカゴの大きさそのもので思い出せるような、、、、

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「おまえさぁ、、、今はデカくてエラそうだけど、
 あそこの野菜カゴに入ってたんだからなっ!」

って言えるような、、、、、。


そんな、
赤ちゃんの大きさそのものの記憶を家の中に残せるような、
そんなものがひとつくらい家の中にあったら素敵だなぁ、、、って思ってたのです。。。。

籐で作ってみたりしながらも、答えは出ぬまま、、、、。


結局は、
思いの外、ソラの成長が早く、あっという間に10キロ近くになってしまい、
未完のプロジェクトになっちゃったんですけどね、、、、、、(涙)


でもこれは、
今でも僕が唯一作ってみたい、未完のプロダクトです。
だれか一緒に作りませんかね、、、、。

ほんと、

「自分の子とゴーヤも、育つのが早か〜っ!」

ですよ!

おしまい。
posted by 西久保毅人 at 23:24| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月24日

「空気」

最初に現地にうかがった時、
なんか、あまりに周りの住宅と、纏っている空気が違ってビックリしました。

僕とほとんど同じ歳のおうちです。

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空気って、
もちろん過ごしてきた年月が醸し出す部分もあるんでしょうけど、
それ以上に長い間、大事に大事に愛されてきたんだろうなぁ、、、っていう
かけられた愛情が醸し出す部分も大きいんだろうなぁ、、、って思います。

それは、住まい手の愛情もさることながら、
ご近所さんや通りがかる子供達からの愛情もきっと含めてですけど、
そういう建物って、ちょっと言葉では表現できないくらいの
素敵な空気を纏うのでしょう。

そんなコトを思いました。
そういう意味で、ケンチクはほんと正直です。

同時に、作られた時の、設計者の気合いが、
いまだに醸し出している空気もきっとあるんでしょうね。

僕らが設計をさせて頂いているおうちも、
将来、こんな空気を纏ってくれたら最高だなぁ、、、、。

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とにかくとにかく、、、、、素敵なおうちなのです。


「、、、40年暮らしてきたけど、ここで手をいれて、100年もつようにしたい。」

っていう、そんなおうちのリノベーション。

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「このままがいいじゃん。」

と、
ついついいつもの癖、というか、
僕の持病である、「このままがいいじゃん病」が発動してしまいます。

とにかく
纏った空気はどうしても残したいなぁ、、、、って思います。

でも、老朽化した設備や、これからの生活を考えると、
がらっと変えた方がいいコトも実はたくさんあります。

そして、せっかくなら、さらに4.50年後に

「実は、またあと50年もたせたいんだよねぇ、、、、。」

って言われるおうちにしたいなぁ、、、っても思うのです。


さて、

手を加えつつも、空気を残すというコト。

、、、、「空気」って、どうやったら残せるんでしょうねー?


まずは、理科の勉強かなぁ、、、、、。


空気読めるかなぁ、、、、、。
posted by 西久保毅人 at 21:49| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月31日

新しいNOMIYAの設計

春ですね!

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先日から、ちょっとご縁があって、
美味しいお酒と食事と、、、そして時には音楽とが楽しめる
お店のご相談で、いろんなお店候補の内覧をさせて頂いています。

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もう、
さーんざん、
「飲み屋みたいな」家を何十件も作らせて頂いてきたのにね、、、、

実はこういうのって初めてなのです。
意外かも知れませんが,,,,。

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で、
飲食の場合、いろんなケースがあるんでしょうけど、
居抜きっていうのが、多いみたいで、
ようは、使える設備とかは使いながら、次の人が考える、っていう
物件が多いらしく、
だから、内覧する場所は、

「もと◯◯屋さん」

っていうところばっかりです。

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そういう意味で考えると、
なんかリレーみたい。
どこまで手を加えるかも、オーナーさん次第なんでしょうけど、
極端にいっちゃえば、そのまま使って、
内装は昭和のスナックだけど、和食屋さん、っていう、、、
そんな方法もあるっちゃあるんでしょう。

、、、、、時々、ありますよね、そんなお店。


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もう5坪くらいの小ちゃいのから、20坪くらいの広めのお店まで、
いろいろ見せてもらったんですけど、
居抜きだからこそ、その苦労がいい意味でとても生々しくて、
住宅の新築の設計だと絶対やらないような、ギリッギリの寸法だったり、
たぶん、図面で描いたら破綻しているような寸法でも、
実際は、とても使いやすく、いごこち良さそうだったり、、、、、
っていう発見も多くて、
とても勉強になるっていうか、、、、。


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そういう、お店をやる側の裏事情みたいなものも
感じる事ができてとても新鮮。


出店する街もまだ未定なのですが、
お店だから、街によって客層も、値段も、雰囲気も、、、
ぜんぜん違うみたいで、
そりゃそうだよなぁ、、って思いつつ、

そういうのもとても新鮮ですね。

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まぁ、僕たち、
仕事の方は、亀みたいにのんびりなので、
実際にお店の設計までできるかどうかは分かりませんけれど、

なんていうかな、、、、、

この、モノゴトが始まる一歩手前の段階、
におつきあいをさせて頂いているのが、
とても嬉しいなー、って思っています。

その方がいろいろ妄想も広がりますしね、、、、、。

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さて、そんな訳で
まぁ、これに限らず、
いつかはみんなで飲み食いするお店の設計は
そのうちしてみたいなぁ、、、っていつも思っているんですけど、
もし実現した時には、どうなるんだろうな、、、。

さんざん、「飲み屋みたいな」お家を作らせて頂いてきた訳ですから、

逆に、

きっと「お家みたいな」飲み屋になるんじゃいないかなーっては思うんですけど、、、(笑)

ね。。。

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さてさて、
そんなコトを知ってか知らずか、
現在発売中の新しいSUMAIの設計

飲み会特集
キッチン特集で、前川さんの家、めでたく表紙を飾りました!!!!!

しかも、外観でもインテリアでもなく、、、
ただの前川さんちの食卓が表紙に採用されるあたり、、、、、

ニコっぽくて、とても嬉しいな〜。


ありがとうございます!
頑張ったかいがありますねっ、前川さん。


そうでなくっちゃ。

posted by 西久保毅人 at 19:42| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月07日

あらら2年前。。。

まもなく、、、、、っていうか、
来週末に、オープンハウスっていううわさの、中道さんの家。

足場もとれて、外構工事が始まりました!

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そうそう、この路地みたいなミチは、
「中道」っていう名前の、中道さんちの「中道」です。



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別に中道さんちだから、
ダジャレで「中道」を作ろう、っていう訳じゃなくて、
美容室とか、エステスペースとか、貸し室とかあるから、
それをつなぐ道みたいなものがあった方がいいかなぁ、、、っていうのと、

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なんて、ちらっと言われてましたし、
そりゃそうだよなぁ、、、家で仕事するんだったら、
時には迷子にもなりたいよなぁ、、、って思ったり、、、、


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材木座って、散歩すると、ほーんと小さな楽しい小道がたくさんあって、
じゃあ、中道さんちにも、小道があってもいいよなぁ、、、って
思ったりして、

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そんなプランを作ったら、
あれっ、これって「中道」っぽくね!

って思って、

たしかに、「中道」っぽい場所に道がある方が、プランが上手くいくなぁ、、
って思ったりして、


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まぁ、、、、、、


そんな訳で、中道さんちには、「中道」は欠かせないものなのです。

だから、ホントにホントに、
シャレじゃなくって、
たぶん、中道さんが、鈴木さんでも、山田さんでも、
「中道」は出来たんだと、

私はこの場を借りて、強く言いたい!


強く言いたいのです。。。。。

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でも、最後の最後に、和紙を貼りに来てくれたハタノさんが
今回、京都から連れて来たもう1人の職人さんの名字が、まさか中道さんだなんて、
もう、、、、、

ミラクルとしか、言いようがない今日この頃。

、、、、別に髪切る場所だから和紙(カミ)を
貼りましょうよ、なんてまさか僕らが言うわけないですし、、、、ね。

そーんな、まもなく完成、中道さんの家。

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しかしまぁ、、、、
2年前の打ち合わせ時に書いたプランやスケッチ達が
ほぼ、今の最終形とほぼ変わらないって、、、、、。(汗)
posted by 西久保毅人 at 19:43| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月09日

なかみち こみち 草のみち

最近、メンテナンスで時々ISANAにうかがいます。

今年で完成して、ちょうど丸5年。


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できた頃より、いい感じだなぁ、、、というのが正直な感想。

なんていうか、、、、根付いた感っていうんでしょうかね。
あちらこちらから、小さな植物が顔をだして、だんだん街の道っぽく
なっていこうとしています。


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シキチと街の境界線が、だんだん薄れていくような感じでしょうか?

出来たばかりの頃は、ケンチクもシンチクと呼ばれますから、
シンチクは、汚れちゃいかんと地面もコンクリートで覆いがち。

でも、数年経って、もはやシンチクって呼ばれなくなった頃、
どれだけ地面を残したかっていうコトが、大きく差になるような気がするのです。

そういえば、前職の象設計集団で、特別養護老人ホームに携わったんですが、
その老人ホームの内装の仕上げは、
ほとんど土壁やきれいな色どりの左官仕上げが選ばれました。

「、、、、人間はさ、
若い時は、ピカピカした白々しい素材でも似合うけど、
歳とともに、そういう歳をとらないピカピカツルツルの素材の前にいると、
老人が弱々しく、みすぼらしく見えるだろ?

だから、白々しいツルピカ内装のシセツに入れられたお年寄りは、
急に病人みたいに見えるんだよ。

でも、ホンモノの土や質感のある色どりの前では
歳を重ねたお年寄りの顔も、いきいきして見えるんだよ。

そういう空間にいると、ホントに気持ちもいきいきしてくるんだよ。」


ある意味、ケンチクも同じかも知れません。


年月を重ねた時に、土と共にあるコト。


さて、来週末は、鎌倉で「中道さんの家」のオープンハウス。

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「中道さんの家」は、おうちと、美容室と、エステスペース、貸店舗が、
街の様に混ざりあった場所です。

シキチの中に「中道」と呼ばれるかわいい小道があるのですが、
いつかシンチクと呼ばれなくなった頃、
地面からたくさん草が顔をだして、
鎌倉でよく遭遇するような、楽しい小道のある場所になったらいいなー。



そんな思いを込めて、中道さんと作りあげた場所です。

ご来場ご希望の方は、お問い合わせ下さいね!
posted by 西久保毅人 at 21:36| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月15日

中道さんの家

さて、明日は鎌倉で「中道さんの家」のオープンハウス。

神奈川県は、久しぶりです。


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天気も良さそうだし、
鎌倉はとてもお散歩してて楽しい街なので、
たくさん来てくれたらいいなぁ、、、と思いつつ、
遠いかなぁ、、、とも思いつつ。

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そんな訳で、いつもプロジェクトについて説明をするのは
とても苦手なんですが、
昨日、珍しくふと説明文が書けたので、
来れない方のために載せときますね。


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中道さんご家族は、この地域でもともと美容室をされていました。
今回、より一層地域に溶け込んでいくよう、
自宅の建設にあわせて、美容室に加え、
エステスペース、レンタルしペースを併設される事になりました。

その事で、よりにぎやかに他者を巻き込むような場所を目指しています。

さて、鎌倉という地域は、まだまだ地主さん文化が根強くて、
借地のまま住まわれている方も多いそうです。
そのため敷地分割がきちんとされていないため、
所有者のあいまいな抜け道や小道が街全体に残っています。
それが、実はこの地域の素敵でゆるいコミュニティー形成につながっています。


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今回の計画にあたり、そんな街の事を考えると、
いわゆる店舗併用住宅というよりも、この地域の文化を継承していくような
街のようにゆるいまとまりを持つ建築群のような空間になるといいな、
と思いました。

おおざっぱにいうと1階がパブリックスペース、2.3階が住宅なのですが、
1階中央に「中道」という名の小道をつくり、2階までのアプローチや内部空間を含めて
立体的な路地空間のような設計とすることで、来訪者が敷地境界を気にせずに訪れやすい
空間にしています。

建物のボリューム感を小さく分節している事は、
少しでも近隣に威圧感のないように、という中道さんの周辺への配慮とともに、
併用住宅にありがちな、見るからに店舗と住宅が分節してしまうたたずまいを避ようという
意図があります。
そうする事で、
同時に、店舗部分が違和感なく2階に浸食していくかもしれない未来を想定しています。


まぁ、住宅部分が1階に下りてきても楽しそうですけど、、、、。

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そんな風に、街と、職場と、暮らしと、子供達と、、、、が混ざりあって、たくさんの人達と出会いが生まれ、いきいきとしたこの場所の未来を予見するかの様に、
個性ある複数の職人さん達の手による
レンガタイル、木、和紙、左官、塗装、植栽、スチール、古材、、、、、と、多くの素材で全体を仕上げています。


さて、
このような計画とすることで、
シンチクでありながらも、
歴史あるこの地域との、より強いつながりが生まれるコトも大切な想いではあるのですが、


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それより、なにより、一番は、

365日、自宅と職場が同じ敷地であり、
美容師という密室空間で毎日働く中道さんにとって、

その日常が、
街や、四季や、一日の天候の小さな変化と
連続した生活になり、
ちょっとした短い空き時間にも、すぅっと街にまぎれこんだかのように、
気分転換できると楽しいだろうなぁ、、、、と思うのです。






そんな訳で、完成後も、ますます楽しみな「中道さんの家」


明日も楽しみです。
posted by 西久保毅人 at 19:49| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月20日

おもいが溢れて、とまらないだろう?

さて、気づくと中3。

リンタロの部活も最後のシーズンになってしまいました。

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中2の最後の試合があまりにふがいなかったので、
あぁ、このままなのかなぁ、、、と思ってたんですけど、
なんでしょうね、、、この時期の、たった数ヶ月。


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前回と、目の色が違うっていうか、
別のチームのよう。。。。

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そもそも、そんな強い学校でも、チームでもないんですけど、
でも、地域全体を見渡しても、シロウトの僕には、それほどの差があるようには
見えません。

だから、きっとスイッチひとつでいくらでも逆転できるんじゃないかなぁ、、
って僕には見えるんですけど。。。

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きっかけさえあれば、
きっと一番になれる素材の子達の集まりのように見えるのです。


、、、、、、、、ええと、まぁ、僕はバスケマンガの知識しかありませんが、、、(笑)

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さてこのチームは、実は、入りだすとバカスカ決まる3ポイントシューターのいるチーム。
2年前のスーパー1年生がエースのチームです。

だから、ついついスリーに頼りがちなんですが、
そのせいで、彼が不調の時はチームの士気や、試合の流れそのものを左右してしまう、
っていう諸刃の剣でもあって、
それが、これまでこのチームの好不調のバロメーターになっていました。


やっぱ、3ポイントって、効果が絶大なだけに、
時にはチームに、真逆の影響も与えてしまうのです、、。
中学生だからなおさら。

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それが、先日の試合、
前半は完全に3ポイントを封印し、そのかわり
代わる代わるのスクリーンで、全員がゴールまで切り込むような、
そんな試合運びに切り替わっていました。

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スクリーンって、いわば犠牲のプレーです。
仲間の道をあけるために、敵をブロックするプレー。
ある意味、コンビプレーみたいなものでしょうか?

だから、そういうプレーが連鎖していくと、
なんていうか、チームに笑顔が増えていく。


そうそう、
山王戦の、ミッチーと、赤木のアレみたいな、、、、やつですよね。

「、、、2年間も待たせやがって、、、」的な。。。。byメガネ君



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そういうのが、自然とチームにリズムをつくって、
終盤、ようやくスリーが解禁。

体も温まり、いい具合に集中してきたころ。
たぶん、それでいつもより自分のリズムもできたんでしょうね。

いつもよりバカスカ決まり、終盤相手を突き放し、、、、、

って、そんな訳で、なんだか別のチームのように生まれ変わって
なんとか初戦突破!

こうかくと、とても強いチームっぽいんですけど、
まぁ、2、3回勝てば、、、、ねって感じなので、
来週も見に行けて、僕はうれしい限りです。


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さて、リンタロウ。

相変わらず、

「、、、ええと、、、、何のスポーツだっけ??」

っていう、いつまでたってもバスケ選手っぽくない
不器用でアホな動きは否めませんが、
とにかくとにかく、誰よりも楽しそうに走りまわっています。


きっと、脳内には、いろんなスーパープレーの妄想だけは、
溢れまくっているんだろうなぁ、、、、っていう、、、、。

正確さよりもイメージ優先。。。。


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まぁ、徹底的にシロウトのままで完成しない、っていう意味では、
僕の仕事のポリシーにも通じる訳ですし、
僕も、いまだにスーパープレーの妄想ばかりで
スタッフには愛想をつかされている今日この頃ではあるのですが、


まぁ、そういう意味では親子ってコトで、、、、、。


今週末も楽しみです!!!
posted by 西久保毅人 at 13:20| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月21日

ひとまずお礼と、、、。

先週末の中道さんの家のオープンハウス、
たくさんのご来場、ありがとうございました〜!


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そして、

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併設されている中道さんの美容室「JEWEL」が
明日、4/22(金)にリニューアルオープンです!





おめでとうございまーす!!!!!
posted by 西久保毅人 at 13:30| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月23日

中道さんの家のオープンハウスでしたよっ!

先週末、好天のお散歩日和の中、
鎌倉市で「中道さんの家」のオープンハウスを行なわせて頂きました!

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ほーんといいお天気の一日!

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遠方にも関わらず、たくさんの方にご来場いただき、
そして、今回は、中道さんのお店のオープンともあわせて
地域の方々や中道さんのお客様もたくさん来て頂きました!

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訪れる皆さん口々に、

「この場所、『中道』って地名にしたらいいんじゃじゃないのー?」

「『中道』っていうバス停にしたらいいんじゃないのー?」

とか。。。。。

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僕らが一切説明もしてないのに、
なんだか設計中に考えていたような感想を言って頂いて面白かったです!


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そして、何よりも中道さんをご存じの方々はみなさんが口を揃えて、


「いやぁ、、、、しかしまぁ、中道さんぽい場所になったねぇ、、、。」




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いろんな言葉を頂きましたが、
中道さんご家族を知る地域の人達に言って頂いたこの感想が、
僕たちにとって
いちばん嬉しい言葉でした!

やりましたねっ!中道さんっ。

って感じです。。。。


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前にも少し書きましたが、
中道さんちは、「中道さんち」っていっても、
家だけではなくて、同じ場所に中道さんの仕事場である美容室と、
今回新たに新設されるエステスペース、
それとひとつだけ貸部屋のあるおうちです。

一般的な言い方をすると、店舗併用住宅とかいうのでしょうね。


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ニコでもいろんなおうちの設計をさせて頂いていますが、
最近は、おうち+◯◯、、、っていう御依頼も増えていています。

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おうち+◯◯の◯◯部分はいろいろなんですけど、
◯◯がつくお家の一番の特徴は、
よその人が入ってくるのを前提にしているっていうコト。

これは、小さなコトようで、家にとっては、いろんな意味でとても大きなコトです。

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そもそも、家って、「巣」だから、
外敵や、雨風から家族を守り、安心して眠りにつく場所。
そして、こども達を産み、守る場所です。

そういう巣の機能だけでいうと
地球上のあらゆるいきものに共通していて、
ただそれだけの場所なんですが、
ただそれだけのコトなのに、
地球上にはいろんなすがたの家があります。

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でも、今と昔のおうちでずいぶん違うのは、
昔は、家のそばに仕事があったので、ある程度、社会が入り込む余地が
家にもあったのでしょうし、
何より、おじいちゃんおばあちゃん、親兄弟も一緒にいたりするから、
単世帯でない、っていう事だけでも、
家という場所には、いつも他人が入り込むような暮らしがあったんだと思います。

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それが、単世帯だけになり、
仕事も電車で街にいく様になり、、、、

という暮らしの変化にともなって、
「守る」っていう家の側面ばかりが強くなって、
「つながる」っていうコトがだんだん求められなくなってしまいました。

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まぁ、なんでもかんでも繋がればいいってもんではないですけど、、、、。

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こういう家族や社会の変化は、たぶん日本に限らずなコトだと思うんですけど、
日本の住宅街と他の国との決定的な違いを作っているのは、
「靴脱ぎ文化」のあるなしだと僕は考えています。

、、、、ええとここからはホントに僕の自論なんで、適当に読んでください、、、。

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もともと日本の住宅って、物理的な境界となる壁は弱いのですが、
靴を脱ぐっていう独自の習慣で、精神の中にウチ、ソトっていう
境界を創りだして暮らす文化を築いていたのでしょう。

ようは、モノとしての境界は薄くて弱いけれど、
精神的な境界との合わせ技で、程よく外と繋がった暮らしが実現されていたんだと思います。

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逆に、面白いなぁ、、、って思うのは、
靴をはいたままの国のお家の壁は、日本と比べると
物理的な境界とても厚いけれど、なんか街の連続の中に暮らしている感じがしますよね。

きっとこれも、
壁の厚さはあるけど、靴はいてるから、まぁ、、、っていう
合わせ技で、程よく外と繋がった暮らし。。。。


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そんな中、
ライフスタイルや家のカタチだけを輸入して、
結局靴を脱ぐ生活を捨てなかった僕らの国の住宅地はどうなったかというと、、、、

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壁も厚くなって、頑丈になったのはいいけれど、
さらに靴を履く場所は「ソト」、脱ぐ場所は「ウチ」、っていう境界は
あいかわらずそのままなので、
物理的な境界も、精神的な境界も、
どちらも強くなっちゃった、、、、、っていうのが、
今の日本の住宅街の現状なんじゃないかなぁ、、、って僕は思います。


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だから、住宅地は、どんどん閉鎖的になっていってしまう、、、。


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あっ、

ちなみに紹介が遅れましたが
僕は、この日本の靴脱ぎ文化と、畳のにおいを愛してやまない、
佐賀県出身のこってり日本人、、、、、、、、畳普及委員会杉並支部です!

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ニコの事務所も座卓ですし、、、、、(笑)

いつ事務所を畳にしようかと、ひそかに計画してるんですけど、、、、。


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と、
そんな具合に、
僕は、この靴脱ぎ暮らしの日本の文化はとても素敵だなぁ、、、って
思っているんですが、
だからこそ、

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今の時代に合った、
日本らしい街とつながった住宅や街の作り方を真剣に考えていきたいなぁ、、、
って思っているのです。

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はたして住宅って、誰のものだろう?

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そんなあたりまえのような問いを、
今さらながらいつも反芻してます。

そりゃぁ、お金を出して建てた建て主さんのものだ、ってコトくらい
僕だって知っています。


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だから、この中道さんの家は、
中道さんのモノであるのは、間違いないんだけど、
それと同じくらい、街や地域のモノであってほしいな、と
僕はいつも思うのです。


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もっと言えば、街や地域そのもの、

街や地域の断片であってほしい。

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そうあるコトが、
僕は絶対に、住む人にとっての一番優雅で、贅沢なくらしに
つながるに違いない、と僕は確信を持っているのです。

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靴脱いで、畳にゴロゴロしながら、
やんわりと街の気配を感じつつ、
街そのものを手に入れたような、そんなくらし。

、、、、ついでにお酒とつまみでもあれば、、、。

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さらには
街のこども達や道ゆく人も、
なんだか自分も参加できそうな
ワクワクをあげられるような、そんなたたずまい。


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急に雨が降りだした時には、
ちょっと軒先を貸してあげられるような、そんな風景。。。。


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さて、、、、、。

そういえば、最初に中道さん、

「自分ちで迷子になりたいんですよねぇ、、、。」

っておっしゃっていて、いろんな要望もあったんですが、
それがとても印象的でした。

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そりゃそうだよなぁ、、、。

僕らみたいに、いろんな現場に行ける訳でもなく、
現場行ってきまーすっ、ていいながら、適当に街をブラブラできる訳でもなく。。。。

美容師さんて、毎日同じ場所で
お客様を待つお仕事です。

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ある時に、「どうやって気分転換してるんですか?」

って聞いてみたんですが、

「、、、気分転換ていうよりも、
 次のお客様をカットする前には、必ずいったん外に出て、
 自分の手に残る、前のお客様のカンカクを消すようにしています。」

とのコト。


なるほど。。。。
プロとはこういうものか、、、と思ったのを覚えています。

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そういう意味では。
新しい中道さんちは「中道」を中心に

晴れの日は晴れの日で、
雨の日は雨の日で、

その時々に過ごせる場所がたくさんありますから、
存分に迷子になって頂けたら、、、、、と思っていますよ!
たくさんの場所がありますから、

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そうそう、

「迷子になりそう、、、、。」

っていうのも、
オープンハウスで多かったご感想でした、、、、、、(笑)


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さて、最後に。
実は中道さんち、ニコでは細田くんが担当だったんですが、
もう1人、ウラ担当がいて、その人はもとニコにいた大塚くんです。

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大塚くんは、今茅ヶ崎に住んでいるので、
おかげで材木座の現場監理がとてもスムースに運びました。

大塚くんもニコの仕事は久々だったから、最初はお互い遠慮気味では
ありましたが、終盤にはもうすっかり中道さんとも仲良くなって、
大塚くんのいいところも存分に発揮してくれた現場だったなぁ、、、。

こういう関係は、とても嬉しかったです。またよろしくー。

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そういえば
現場が終わった先日。
大塚くんから、来たメールにこんな文面がありました。

「、、、、いつも問題であふれていますが、現場はやはりいいですね。」

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そうなんですよね〜。

ほーんと、僕らの仕事は、いっつも問題であふれています。(笑)

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もう、僕は独立して15年程になりますが、
問題って、いつかはなくなるものなのでしょうか、、、?


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、、、っていうか、
どうも年々、問題、増えている気がするぞ、、、、。

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むしろ、最初の方が、そんなに問題なかったような、、、、。

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、、、て、大塚くんのメールが嬉しくもあり、
やればやる程、減るはずの問題が逆に増えていくというような、
この矛盾がおかしくもあり。。。。。

いつまでもプロになりきれない自分達にがっかりしつつも、

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ああ、いつも問題であふれているなんて、
なんとゼイタクなんだろう、、、、とほくそ笑みつつ、、、、。


そんな訳で中道さん、
これからもたくさん、問題増やしていきましょうねーっ!

たくさんのご来場、ありがとうございました。
これからが楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 20:20| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月29日

いみしん

先日、好天の中、海を臨む千葉県外房にて、
太田代さんの家の地鎮祭をめでたく執り行う事ができました!

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いやー、海が近いっていいですね!
この住宅地、ほとんどの家に、外シャワーがあります、、、、。
いいなぁ、、、、。

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太田代さんちは、道路と、小さな坂の小道の2面に面しているのんびりした
角地です。
中道さんちの「中道」にしろ、この小道にしろ、
なんか、どっちつかずの、中途半端な細い道は、なぜかワクワクしますね!

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そんな場所で、のんびりとご近所つきあいの楽しめるような、
近所の子供達の集まる場所になるといいですねー、
という思いをこめて、設計させて頂きました。


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工事も楽しみですが、
はやく完成するのも楽しみです、、、、。

ニコの外房合宿所、になるかも知れませんから、、、、、ねー。

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ほーんと、いい場所です。

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、、、、、、、。

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あれ、、、、、、。

ここ、千葉の外房なんですが、どこかで見たような御夫婦が、、、。

どうも、トウキョウのど真ん中に在住の、◯ジマさんのような
気がするんですけど、、、、、、、気のせいでしょうか、、、?

しかし、インドア派の◯ジマさんが、サーファーの街にいるなんて、
人違いかなぁ、、、、。


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しかし、よく似てます、、、、、。

まぁ、とにかく、、、、、、、。

◯ジマさん(のそっくりさん?)のまさかの参入で、
ますます縁深く、楽しい現場になりそうな、太田代さんの家。

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いやぁ、、、、、人生は面白いですね!
posted by 西久保毅人 at 22:46| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

むかしむかし、どこかのだれかが、、。

そうそう、連休前の4月の終わり、
とってもお天気で、暑いくらいの日。

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先日完成しました「中道さんの家」の一角で、
中道さんの美容室、JEWELがリニューアルオープンしました!

と言っても、
お店のオープンに関しては、もはや僕らのできるコトないんですけどね、
やっぱりドキドキします。。。。

なんか不具合ないだろうか、、、、お客さん、転ばないだろうか、、、、、
シャンプーしてて、水が噴き出したりしないだろうか、、、、、。

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、、、、、だからといってまぁ、特に
呼ばれた訳でもないんですけど、、、、、

オープンだし、、、、っていう訳で、
ぶらっと行ってきました。

そうそう、お仕事中は、行っても邪魔になるだけですし、
しかもオープン初日に行っても忙しいでしょうし、、、、、。

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、、、そんな訳で、

邪魔に、、、、、なりに(笑)



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、、、、と、そんな日から、はや2週間。

時々てんやわんやで、
楽しそうな日々のご報告をいただいていて、うれしい限りな今日この頃です。

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そんな中、
中道さんが時々書かれているブログに
とても嬉しいご感想を書いていただきました。

まぁ、中道さんと僕の共通点と言えば、
あんまりしゃべらないコトと、、、、
SNSには取り残され、いまだにブログのような、
いまではアナログと呼ばれてもおかしくないシステムが
なんだかちょうどいい、っていうコトでしょうかね?

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そして、最終的には直感を信じるタイプ、っていうようなところでしょうか。。。。


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だから、ものすごーく、しゃべったっていう記憶はあんまり
ないんだよなぁ、、、、。

設計と関係ないようなコトは、たくさんしゃべった気がしますけど、、、。

ダジャレみたいなコトばっかりですけど。

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そう、なんていうか、、、、、

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口に出して言うようなコトは、
ホントはそれほどたいしたコトじゃなくて、


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口に出すほどでもないようなコトが、
ホントはとても大事。


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出来上がるまでは、ぐじゃぐじゃたーくさん考えるんですけどね。

もう、女々しいっていうコトバは、
僕のためにあるんじゃないか?っていうくらい、、、。
(ニコのみんなが、そうそう、、、、って言うのが聞こえる、、、。)

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でも、出来上がって、

「わー、入った瞬間、木の匂いがするーっ」

とか、

「やっぱ、畳の匂いはいいねぇ、、、。」

とか聞いた瞬間、全てがどうでも良くなる自分がいます。

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「、、、ニシクボさんて、、、、超テキトーですよねっ!」



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実は、中道さんにいちばん言われたコトバかも知れません、、、、。


、、、、ははは、バレましたか、、、。

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そうなんですよねぇ、、、、。
(ニコのみんなが、そうそう、って言うのが聞こえる、、、。)





そうなんですよねぇ、、、、。







だから、ほーんと素敵なみんなに支えられて、僕は生きているのだなぁ、、、、
と、時々ミッチーのような気持ちになるのです。




「、、、、も、もうリングしか見えねぇ、、、、。」


おわり。
posted by 西久保毅人 at 21:05| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日

ニンジンのはなし


むかしむかし、お腹の調子が悪い時、


おなかを下してたらニンジン。

便秘でもニンジン。

と、症状がどっっちだとしても
まぁ、
ニンジンを丸ごと食べればよくなったそうです。


でもある時、えらい学者さんが、ニンジンの成分を分析して2つの薬に分けました。
、、、、いちいち、腹痛のたんびに、
ニンジン一本、まるごと葉っぱや皮まで食べるのが
めんどくさかったのでしょうかね、、、、。


下痢に効く薬と、
便秘に効く薬。


ようは、一本のニンジンから、下痢に効く成分と便秘に効く成分だけを
抽出して、あとの余った訳の分からない部分は捨ててしまったそうです。


おかげで、下痢の時は「はいこれね。」

便秘の時は、「はいこっちね。」

という具合に症状ごとに分けて処方する事が可能になりました。


成分を分けたおかげで、それぞれ小さな薬になり、
より効く薬の開発にもつながっていったのですが、
反面、

「体調が良くならない」

っていう人も徐々に出てくる様になったそうです。




ニンジン丸ごと食べてた頃は、みんな体調が回復していたのに
おかしいですね、、、。


実は、さだかではありませんが、
薬にする時に、何にも効かなそうで捨ててしまった部分。

そこに、「調整」っていう役割があったようなのです。

ニンジン丸ごと食べた人が、下痢ならばそれに効く様に、
便秘ならばそれに効く様に、

さらには下痢でも、
そのまま下してしまった方がその人の体質的にいい時と
すぐに止めた方がその人の体には合っている時、、、、等々。

それぞれの症状、その人の体質の具合によってもどの程度効かせるか、、、

ニンジンの中の、何に効くんだかよく分かんない成分が、
勝手にその人の体質や具合を判断して「調整」していたんじゃなかろうか?と。。。。



話は変わりますが、
僕たちも、よくケンチクや街を部位ごとや、役割別にその意味を説明させられがちです。
特にケンチクを「学問」や「研究」として扱う場合に多いんですけど。


でもケンチクや街も案外、

「ここは何のため、、、。ここは何に使うから必要、、、。」


って一生懸命役割を考えた部位よりも、
放っておかれたよく分かんない部分や場所の方が
でき上がったら愛されたり、使いやすかったりするのがふしぎ。

そんなコトを僕たちは日々、身をもって体験します。


そのたんびに、
ケンチクや街も、
きっとニンジンみたいなものなんだろうだなぁ、、、って
つくづく思うのです。



名前をつけて分解してみた時に、
どうにもこうにも、名前の付けられない部分、説明しにくい部分、、、、


「もーう、、、ちょー意味分かんないんですけどぉ、、、、。」


っていわれちゃうよな部分こそ、いちばん大事。。。。
それこそが、僕らの仕事なのだ、そうそう、もう一回ニンジンをつくるような、、、。


、、、、っていう具合にですね、、、、
まぁ、ようは
なんでもかんでも、ジブンに都合がいい様に解釈するコトが、
ホントは一番大事なのかも知れませんね、、、、。(笑)


、、、ていう訳で、
来週末は、オープンハウスなのです。。。。

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ご希望の方は、こちらまで。
posted by 西久保毅人 at 13:18| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月19日

おうちのおじさん

そうそう、連休に関西に行く用事があったので、
神戸の曽根さんちに寄ってきました!

新緑で、植物がモリモリ育って、とてもいい感じ!!!

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でき上がったのがついこの間、、、みたいな気がするんですが、
もう2年。

そういえば、最初にお会いした時におなかにいた赤ちゃんが、
もう走り回ってるなんて、、、、。

ほーんと、ゴーヤとよその子は、育つのが早か〜。。。。

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曽根さんちも子供3人なんですが、
小学生だった上の野球兄弟も、もう中学生。

それに比べて思いの外、オトナとケンチクは、歳をとらないものだなぁ、、、、、
って、最近よく思います。

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そういえば、こないだまた中三のリンタロウ

「バッシュ壊れたから、買って〜〜〜〜。」

って買いに行ったんですが、もう足のサイズ28センチくらいあって、
僕より大きい子供の靴を買うのって、、、、、、
毎回ですが、ちょっと正直、微妙な気分です。

ていうか、もう子供の靴って感じでもないし、
しかも背も僕よりずいぶん大きいから、
なんか、僕、、、、、カツアゲされてるように見えてるんでは、、、、、。

って、思うんですけど。。。(笑)

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そして、翌日、
小五のソラも、、、、、またデカいんですが、

「僕もバスケするから、バッシュ買って〜〜〜〜。」

っていうから、買いに連れて行ったんですけどね、、、
まぁ、いってもソラの場合、小学生だから、
子供だましの、安ーいヤツでも履かせとけばいいかなって、
軽い気持ちで連れて行ったんですけど、
計ってみると、、、、、、26センチ!

なんか、ソラの足、
秋田犬の子犬の足みたいなんだよなぁ、、、、。

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店員さんも、

「、、、、ええとですね、、、
 ミニバス用の安いヤツは、24.5センチまでしかないので、
 お子様の場合、
 オトナのシューズコーナーからお選び下さい、、、、。」

とのコト。。。。。。


て、訳で、
2日続けて、ごっついオトナのバッシュを買わされた訳で、、、、、(涙)


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もうー、、、、

てっきり子供の買い物って、ジブンより小ちゃくて
かわいいもの、って思ってたんですけど、
そんな訳で、子供の買い物が、もう、ちっともかわいくない今日このごろ、、、、。


みなさん、そんな日が来るの、
あっという間ですからね、、、、、、。

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そんな訳で、最近心傷気味なので、
遊んでくれたお礼に
今度神戸行った時は、
ちっちゃくて、かわいい靴を買ってあげるねー、いっちゃん。


それまで「おうちのおじさん」、覚えといてね!!!



、、、、、て訳で、
曽根さんちと、僕の愚痴でございました。


今週末はオープンハウスです!

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posted by 西久保毅人 at 14:59| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

ふわふわMTG

たくさんの現場を通していくつか確信しているコトがあるんですけど、
そのひとつは、

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「現場が気持ちいいと、間違いなく気持ちいいおうちになる!」

っていうコトです。

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、、、、で、
その気持ち良さって、いろいろなんですけど、
僕が一番大事だなぁ、、、って思うのは、

作られていくその、過程のすがたかたちも、なんだか愛おしくて、

「あの、、、、、

 もう、工事しばらくこのへんでやめておいて、
 5年くらいはこんな感じでお花見を楽しんでですね、、、

 続きは、2020年頃からしませんか、、、、、。」

って思えるような気持ち良さっていうか、心地よさの話です!


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ようするに、途中もなんだか、気持ちいいっていうコト。


工事途中のすがたかたちも、
それはそれで、何かに使えそうな、、、、、。


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それはある意味、とおい未来に、
遺跡になった時のすがたを、逆戻ししして僕たちは現場に見ているのかも知れません。


そんなコト、
考えてくれなんて、ぜんぜん「つぼノート」には書いてないんですけど、、、、


心の目で見ると、、、、、
なんか、いつも書いてあるような気がしますので、(笑)

無駄にそんなコトばかりを考えて設計させて頂いています!


だからか分かりませんが、
なぜか、ニコには、遺跡好き、古道具好きなご家族が
とても多いんですよね〜。



、、、、一応、毎回、泣く泣く完成させているつもりではあるんですけどね、、、。



でも、そんな妄想ができればできる程に、
完成したおうちに、何とも言えない未来への奥行きができます。


作っていく物語までも、織り重なっていくような。


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現場の打ちあわせだって、、、

こんなふわふわしたテーブルでしたら、
なんか、いいアイディアぽろぽろ出そうですしね、、、。


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細田くんだって、
心なしか、いつもより、デキル男風に見えます、、、、、よね??

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、、、、、よね??


posted by 西久保毅人 at 18:44| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月24日

むかしばなし

先週、明治大学の2年生の設計課題のゲスト講評に呼んで頂きました。

2年生の今の時期って、大学に入学して実質初めて設計をする時期。
しかも、最初の課題は、「住宅」です。

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そういえば、ずいぶん長いコト、
大学で教えたりする機会があったんですが、
意外かも知れませんが、住宅の課題を教えたり講評したりするのって、
実ははじめて。

僕、住宅以外の方が得意ですからね〜、、、実は!(笑)


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だから、ちょっと貴重な初めての体験でした。

向う電車のなかで、「、、、そいえば、、住宅課題、初めてだっ」って
気がついて、

そういえば、、、、ってふと
自分の2年生のこの時期の課題について思い出していました。

もう、
忘れもしないなぁ、、、、、もう23年程前、、、。

敷地や条件を与えられて、住宅を設計しなさい、って課題。

ほーーーーーーーーーんと、
手が動かない、ってこのコトだっていうくらいに、
僕は、なーーーーんにも、考えるコトができなかったんです。

毎週、毎週、1人ずつ、先生に見てもらうんですけど、
周りは、いろいろアイディアを考えたり、難しいコトを言ったりしながら、
先生と議論を交わしている様子。

なんだか、みんなセッケイらしい図面や模型を
それぞれ持って来て、先生に見てもらっている様子。

反面、何も持って行けない自分。
そもそも、みんなの話しているコトバの意味が分からない。
何から考えていいのかも分からない。

ヨーイドン

って言われたのに、一歩もスタートラインから足が出ないような、
そんな時期でした。

でも、日に日に締め切りは近づく訳で、、、、、。

とにかく、紙で与えられたシキチと呼ばれるものに、
どーしても、一筆も書くコトができなかったのです。。。。。。

でも、なんか描かないとさっそく単位を落としてしまいます。


んーーーーーー、


と、もう極限まで脳みそをフル稼働した結果、
どうしたら、このシキチというものにサワル事ができるだろう?
って思ったんですけど、

そう、そもそもシキチだからいけないんだ、きっと。
もし、この四角いシキチと呼ばれるものが、全部水面だったら、、、、、?


って、もう、神が下りてきたかのように閃いてですね、、、、(笑)

水面だったら、何か浮かべないと住めないしなぁ、、、、
って少しずつ浮かべるコトが出来はじめ、
なんとか、課題を提出できたっ、っていう、
僕にとっては、もう、手も足も出なかった課題だったんです。


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まぁ、結果は、いわずもがな、、、、。

世紀の大発見のようにドヤ顔で、
シキチ全面が水面になり、まんま船のような僕の処女作は、

「、、、でどっから入るの?」

「、、、、、駐車場は?」

「、、、基礎は??  まさか浮いてんの??」

と、
まわりの失笑と、先生の苦笑いの記憶しか
残らない遠い記憶。

でも、こんな歳になっても忘れるコトのできない「初めての住宅設計」の思い出でした。


そうそう、だから、僕みたいな「水面タイプ」いるかなぁ、、、、、
って楽しみだったんですけどね、、、、
まぁ、今の学生達は、そこまでアホ子はいなかったですね、、、、、さすがに。


ませてるなぁ、、、、今の大学生。


かといって、今、実際にシキチを水にしたいなんて
思いませんけどね、、、、、


そうでもしないと、何にも出来なかったなぁ、、、、。


余談ですが、
そんな訳で、その後しばらくの間、
課題内容に関わらず、
僕の「水シリーズ」が続いたのでした、、、、、、。


分かる分かる、って人、いるかなぁ、、、、?
いないだろなぁ、、、、。
posted by 西久保毅人 at 21:20| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

家と街のあいだに

先週末の「若井さんの家」のオープンハウス。

とっても天気が良く、たくさんのご来場をいただいた、、、、、、


らしいですねーっ。


ありがとうございます!

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、、、、っていうのはですね、
ちょーーーど、この日に、
前々から明治大学の建築学科65周年記念の式典があるのが決まっててですね、、、、、。
そこで若手の代表の1人としてなんかしゃべれと、、、、。

まぁ、そもそも43歳をつかまえて「若手」っていうのがどうかと思うんですけど、
最近はめったに「若手」って言われないもんだから、安請け合いしちゃってたら
日にちが重なってしまって、、、、。もーう、超残念。。。。行きたくなーい、、、(涙)


しかも、各世代

「建築するとは何か?」っていう同じテーマで
しゃべれ、ってコトだったんですけど、、、、。

そーんな抽象的なテーマってコトは、まぁ、
なんでもいいんだな、、、、、、、、ってコトで、
僕としては、さっさとオープンハウスに帰りたい気持ちを抑えつつ、、、、

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こんなスライドを用意して、

「家と街のあいだに」

って、いうテーマでニコの仕事についてお話してきました、、、、。


、、、、、、まぁ、聞いてるの、ほぼじいちゃん達でしたし、
僕の話しなんて、学問的でもなんでもないんですけど、、、、(笑)



そして戻った時には、もう終わってましたけどね、、、、。

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「家と街のあいだに」


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これはいっつも、おうちを設計させて頂く時に大事にしている言葉です。


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ご要望も、設計条件も、ご予算も、家族構成も、用途も。

僕たちの仕事は、どれもこれも同じ条件なんてひとっつも無いんですけど、
どんな条件であっても、「家と街のあいだ」のコトを考えるのいちばん大事。


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とくにこれは入居されてからの暮らしやすさに
いちばん関わってくるコトだと僕は思っています。


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そうそう、そんなコトをいっつも考えているんですけど、
そいいう意味で、
実は今回の「若井さんち」は、とってもシンプルな構成をしているんですけど、
なかなか今まで出来そうで実現できなかった
多目的のインナーテラスっていう場所を
このおうちの「家と街のあいだ」に御提案させていただきました。

そこが、テラスでもありつつ、
直接2階へ通じる生活導線にもなりつつ、
生活が窓一枚で街と接しないための「空間のカーテン」でもありつつ、、、
っていうのが、ミソです。


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これがちょうど玄関からインナーテラスにのぼるところ。

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これは、インナーテラスから子供部屋を見下ろしたところ。

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そう、こんな、窓枠だけのへんてこな場所。。。。。




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この絵がいちばん分かりやすいんですけど、
実は、若井さんちのシキチって、
道路から800センチくらい高くなっていたんですが、
でも、まぁ、車も置かないといけなかったので、
少し道路と平らにした場所と、もともと高い場所との段差を
そのまま利用する事を考えました。


低い場所にインナーテラスを。

高い場所に2階建てのお家を。

さらに家の奥にもインナーテラスを。

と、そんなシンプルな考えなんですけど、

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その土地の高さのずれを利用したコトで
自動的にスキップフロアみたいな断面になっていて、
家の中にも階段があるので、
立体的にぐるぐる回れるような家になっています。

、、、だから1階にちゃんとした玄関あるんですけど、
2階のインナーテラスからも「ただいまぁー、、、」と入る事ができるのです。


いいなぁ、、こんな家。

もらいたい、、、。

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もともと最初に若井さんの好きな場所や、おうちのイメージを
うかがった時に、
なにやら、どこかの国の、
外だか、中だか、分かんないような、、、、、、

そんな場所のイメージをたくさん見せて頂いて、

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「こんな場所が好きなんですよね〜。。。」


っていうお話をうかがっていました。


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とっても素敵な場所のイメージですし、
うーーん、
まぁ、好きなのは分かりますしね、、、、

言ってしまえば、僕もそういう場所、
大好きなんですけど、、、、、


でもまぁ、ここ、割と密集した住宅地ですからね〜、、、、、。


って思いつつ。。。。

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そういうのが、若井さんちのはじまりでしたから、
なんとか、若井さんのイメージされているような空間が、
実現できないかなぁ、、、、っていうのを、
街を見渡しながら考えさせていただいたきました。


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実はシキチの奥には、児童館のお庭や木々もあり、
道路側も、よく見たらずっと抜けている場所もあり、、、、、。

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そんな風に、
街を縫うような抜けた場所を利用して、
おうちの両面に、中だか外だか分からないような
インナーテラスがあると気持ちいいんじゃないかなぁ、、、、。

そしてそこからも、お子さんが「ただいまぁっ!」って帰って来たり、
若井さんも、仕事から帰って来たり。。。。

ママ友も、慣れたらここから遊びに来たり。

ぜったい、朝だって、1階の玄関使わずに
ここから学校行くよなぁ、、、、、

と、
それだけを一番に考えさせて頂いたんですが、
ほーんとでき上がったら、風がびゅんびゅん抜けて
気持ちよくてですね、、、、、、。

ほーんと中だか外だか分からないような家。


ニコのみんなも、ここから来ますけど、、、、、。

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あぁ、僕も住んで見たいなぁ、、、、。

1年くらい住んでからお引き渡しをするコトにできたらな、、、。

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これは、キッチンの横の家事室。

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木のような手すり。

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トイレの向こうに第二のインナーテラス。

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第二のインナーテラスからしか行けないゲストルーム。


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キッチンからの見返し。




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モルタルのキッチン。


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1階に降りると、、、、、


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また街とつながったような玄関。




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階段下の、、、、、

なんだかよく分からない場所、、、、、(笑)

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そうそう、
若井さんちって、

「なんだかよく分からない場所」

が多いんですよねー、、、、、なんていうか。


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っていうのは、
プラン描いてて、いっつも最後に「室名」を入れるんですけどね、、、、、

なんか、「室名」が似合わない、っていうか、書きたくないっていうか、、、


「うーん、、、まぁ、リビングとも言えるし、食堂とも言えるし、、、」

とか、

「廊下とも言えるし、たまり場とも言えるし、、、、。」


っていう具合に、
なんか、結局、あいまいなまま、、、、。


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、、、、そもそも、結局玄関、1階になるのか、2階になるのかすら、
引き渡した今ですら、あいまいですしね、、、、(笑)。

だから、若井さんとは、ほーんといろいろお話しましたし、
若井さんも人以上にしゃべるんですけど、
おもしろいコトに、しゃべった割に、いろんなコトがあいまいなままの
若井さんの家。。。。。。


ようは、、、、、、、

散々お打ち合わせしたのが、
ほぼ雑談だったって、、、、、、コトですね、、、、(笑)


ほんとにもう、、、。

そういうところも、若井さんちっぽいなぁ、、、って
できた今では思います。



、、、、、結構、打ち合わせしたはずなのにね、、、、。
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ほーんと、いろいろあいまいな、若井さんの家。。。。。


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でもまぁ、細かいコトは、
住みながら考えて頂くとしてですね、、、、、

トウキョウの住宅地ではありますけど、
家と街のあいだの場所が、ほどよく暮らしと街をつないで、

「あぁ、この街に住んでるんだなぁ、、、」

って、シキチの大きさなんてもうすっかり忘れて
暮らして頂けたら、とっても嬉しいですね!




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そんな意味で、
ご入居されて、どんな住まわれ方をするのか、、、、、とても楽しみです!

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どうもありがとうございましたー!


posted by 西久保毅人 at 20:55| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

前夜

まぁ、ね、、、。

まったく僕のコトじゃぁ、ないんですけど。。。。。


明日は、リンタロの中学の運動会。
リンタロも中3なんで、今年でいよいよ最後です。

運動会っていえば、ノノの保育園の運動会にはじまり、
この10数年間、毎年毎年、何度行っただろう、、、、、っていうくらいの
西久保家の年中行事なんですけど、
さすがに高校生になってまでは行かないだろうから、
そういう意味ではリンタロの運動会に行くのは最後かも知れないなぁ、、、、って思います。

まぁ、ソラが5年生だから、
まだまだ我が家から運動会がなくなるってコトはありませんけど、
それでもやっぱり感慨深いものではありますねー。

そして、だんだんなくなっちゃうんだなぁ、運動会、、、寂しい。。。。


ホントどうしよう?運動会なくなっちゃったら、、、、、?

本当になくなっちゃったら、
ニコのお施主さんの子供の運動会にでも参加させてもらおうかなぁ、、、、。

運動会なくなっちゃったら、僕、仕事しなさそうなんでね、、、、。



さて子供達、それぞれに性格も違うんですけど、
リンタロは、小さい時から体は大きいのに、
どこか勝負事に気が入らないっていうか、よく言えば優しいんでしょうけどね、、、、、

ニヤニヤしてて負けちゃうと、もーーーっ!って感じだったんですけど、
ここ2年くらいでずいぶん精神的にも変わってきたような気がします。
負けたら悔しい、っていうのが、全面に出てきたっていうか。。。。

周りの子達の成長を見てると、
そういう精神的な負けん気が、
小さな時からある子もいれば、後から湧いてくる子もいるし、
小さい頃はあったのに、なくなっちゃう子もいます。

そういうの、ほーんと不思議。。。。。
子供達は、どこでどう変わるか、分かりません。

なんていうか、、、、、
体と精神の成長のバランスが、子供達はほーんとバラバラなんだなぁ、、、、って
今更ながらに思うんです。

自分を思ってもそうだよなぁ、、、。
まぁ、僕なんて、いまだに体と精神のバランス、ぐちゃぐちゃですけどね、、、、。

部活もそうだけど、リンタロは、とにかく運動全般が楽しいみたいで、
そういうところは、子供らしくて、いいなって思います。
そういうのって、都会も田舎も変わらないんですね、、、、。

だから結局、明日の最後の運動会、開会の言葉から、
ラジオ体操の見本から、リレーから、1500mから、、、、、と、
どうやら明日は1日中、運動会に出演(笑)しているらしく、、、、、。
それでも足りずに、なかなか希望者の集まらない競技なんかは、
「あーもう腹たつ。。。。僕が全部出るのに、、、。」って言ってました。


いいね、気持ちだけは僕もそういうタイプだったなぁ、、。
いまだにですけど、、、、。(笑)


そのかわり、
まぁ、勉強の「べ」の字も、脳みそにはなさそうで、、、、、、。
その後の受験は超心配、、、、。運動会受験でもあればいいのに、、、。

しかもこの地域の中3って、
この時期に運動会も、修学旅行も、部活の最後の大会も、
全部集中してるから、
まぁ、それが終わらないコトには、その先はないんだろうなぁ、、、。

まぁ、そういうもんだよなぁ、、、、。


おまけに僕が中3の時は、
さらに夏休みから陸上部に入って秋の駅伝大会までがっつり部活やってたんですけど、
リンタロも秋に駅伝出るらしいから、
小さな時は違うタイプかと思ってたんですけど、
結果、なんか似たような中3だなぁ、、、っていうのが面白くも、嬉しくもある今日この頃。


まぁ、そのかわり、運動と読書(漫画)以外、
一切やらずに中3をむかえさせてしまったため、
この時期が終わって果たして果たして受験モードになれるのか?

はなはだ心配ではありますが、、、、。

まぁ、青春。


その時を必死でやるのが一番楽しいしなぁ、、、、。

そもそも
無計画で生きてきた僕には、一言も言えないわけではありますけどね、、、、。


まぁ、とにかく
将来親になった時にね、、、、

「俺が中3の時の運動会はなぁ、、、、、」

って子供にアホかって言われるほどに、
語っちゃうような、そんな運動会になればいいな、って思うのです。



まぁ、そんな「前夜」の父のたそがれでございました!(笑)



たのしみ!
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posted by 西久保毅人 at 23:35| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月04日

進化論

なぜか、運動会好きな、我が家。
っていうか、キホン、学校行事好きなんですよね〜。


クラスマッチで泣く家系です、、、(笑)


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さて、今回のリンタロの運動会。
中学最後っていう事もあったし、
コジン的にも宿命のライバル達との戦いもあったようだし、
実行委員長としても毎日声が出ないくらい練習、頑張っていたので
楽しみにはしていたんですけど、、、、

もう、なんていうか、、、、、


「運動会って、こんなに感動するもんだっけ???」


って、思うくらい、
ちょっとひとコトやふたコトでは、言えないくらいに、
感動的で、ドラマチックな運動会でした!

びっくり!!!


写真見返す度に、
いまだにうるっ、、、、ってきますし、
最後、
悔しさと、嬉しさと、感謝の気持ちがぐちゃぐちゃになって
あふれて、あふれて止まらない涙ながらに
ステージの上で閉会の言葉を話している時は、もう、
聞いてる僕たちも涙があふれてきました。

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朝からたくさんドラマがあったからなぁ、、、、。
久々、あんなに感動したなぁ、、、。

他の子達も勝っては泣き、
負けては泣き、、、、親達はそれにもらい泣き、、、、とそんな一日。


でも、そんなにも想いが溢れるって、素晴らしいなぁ、、、、って思いましたし、
そんな本気で競える仲間ができてよかったなぁ、、、って正直思いました。

そして、あぁ、もうそんな歳になったんだなぁ、、、、っていう、、、。


想いが溢れて止まらない、というコト。。。。


まぁ、僕もキホン溢れがちなんですけど、
でも、想いが溢れるコトと、結果は必ずしもイコールとは限りません。
想いが溢れれば溢れる程に、
結果がでなかった時には、その分、ガックリくるものです。

大事なのはその時にどうするか?


堂本監督も、

「負けたコトがある、というのがいつか財産になる。」

とおっしゃっていましたしね。。。。。

きっとリンタロには、その時に思い浮かべるお友達の顔がたくさんあったんだろなぁ、、。





「本気で走るって、、、、どういうコトか初めて分かった、、。」

今回のリンタロの名言です。

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めちゃくちゃ悔しい思いもして、めちゃくちゃ嬉しい思いもして、
個人の想いと、実行委員長としての想いのバランスを
なんとか取ろうとしたんだろなぁ、、、、。

それをやりきって溢れた涙だったんだと思います。

なんかですねぇ、、、、、



自分の格好わるい姿も皆にさらしながら、

「、、、3年生の姿はみなさんの目にどう映りましたか?」

と全校生徒に語りかけるリンタロ。


我が子ながらびっくりするくらいカッコ良かったのです!!!

、、、、もう親バカが過ぎますけど、、、、。

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言ってしまえば、たかが運動会。
でもその短いたった一日の中で、
リンタロはずいぶん成長したんだろうなぁ、、、って思います。


、、、、学校行事で成長する家系ですし、、、(笑)


でも、本当は僕たちの目に見えたのがたまたまその日だっただけで、
リンタロは、僕らの知らない間に、成長していたんでしょね、きっと。。。。


そりゃあもうすぐ15だもんなぁ、、、。

15と言えば、、、、、、15の夜だもんなぁ、、、、。


走り出しちゃうよなぁ、、、、。

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そして同時に思ったのは、

「やばっ、このままではそのうち、リンタロにマジで負ける、、、。」

ってコト。
それは半分実は、嬉しくもあるんですけどね、、、。
まぁ、負けませんけど、、、、。

うーん、
だから男の子は面白いんだろうなぁ、、、。


そんな時、ふと進化について考えました。

生き物はどうやって進化し続けて行くのだろう?

ダーウインの進化論もいまいちピンとこなかったんですが、
ようやくピンときたのです。

何も進化って、本当はそんな論にするほどたいしたコトではなくて、
子供が親を越えていく。

ただそれだけの繰り返しなんじゃないかと。

親のコトなんて意に介せぬくらいのスピートで成長していこうとしている
子供達を見てると、そんなコトを思うのです。


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まぁ、僕も、一応はジタバタしてみようと思うのですけどね、、、、。

そんな訳で、いろんな意味で、とても感慨深い一日でしたよ。


しかし、思い出してみると、ノノも同じ感じだったなぁ、、、、。



さて、後日談。
そんなリンタロに影響を多少うけたのか、
ソラもお友達と早朝ランニングを初めた模様、、、、。


学校行事好きの親にとっては、
まぁ、なんともなんとも、親孝行な子供達です(笑)!
posted by 西久保毅人 at 19:30| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

虫愛

ちょーど、今朝家を出ようとしたら、
ビックリ!!!


玄関のガラスに、結構大きめのでんでん虫がくっついていました。


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、、、、で、
なんでビックリしたかっていうと、
別にでんでん虫にびっくりした訳でも、その大きさにびっくりした訳でも
ないんです。


実は数日前、出かけ際に
このでんでん虫を玄関先の踏まれそうなトコで発見してたので、
葉っぱのところらへんに避難させといたんです。

すっかり忘れてたんですけど、
今日見てビックリ。


どう見ても、その時のでんでん虫。
これは、ウチに遊びに来たに違いありませんね、、、。


、、、、、なついた??

でんでん虫もなつくの??


と、

僕は、子供の時からの虫好き中年のため
結構これはこれで、かーなり興奮ぎみな出来事だったんですがね、、、。


もーーーう、ウチの家族の虫愛のないコト、ないコト、、、、。


これだけセミだ、なんだと虫に騒ぐ父を持ちつつも、
ほーんとウチの子供たちは、

「、、、、、別に。」

「、、、ほら、入ってくるから早く閉めて!」


と、無関心、、、、、。

なんだろ、この僕以外の家族の、虫愛のなさ。。。。



ほら、
絶対こっち見てるのに、、、、、、。

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ねぇ、、、、。


あーーーー、もうーーーー、、、、、共有したい、、、、。
posted by 西久保毅人 at 20:55| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月15日

じょうずに飛べば、いいけれど。

7月末の完成に向けて、現場も終盤の島岡さんの家。

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そういえば、

「さて、どういうお話の展開からこういうコトになったんでしたっけ、、、?」

って、
じじいは記憶があやふやですが、
内外の左官仕上げの壁に、葉っぱと鳥たちのレリーフを
埋め込む予定なのです。


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そうそう、ついつい、左官って聞くと、

じゃぁ、何埋めようか、、、、って、

どろ遊びカンカクになっちゃてですね、、、、。

これまでも、葉っぱやら、化石やら、タイルやら、、、、と、
いろいろ埋めてきたんですけど、、、。

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そんなわけで今回は、
手作りレリーフに挑戦しています。


作業風景は、ほとんどおかし作りですけどね、、、。リーフパイ?


こういうコトが実現するのも
ほーんと、協力的な職人さんたちのおかげなのです。感謝!

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そんなわけで梅雨入りですが、これから楽しみ楽しみ。。。。



さてさて、
じょうずに飛べば、いいけれど、、、。



、、、、あっ、、、、

隠れキャラのでんでん虫、島岡さんにナイショで、
こっそり作っておくの、、、、すっかり忘れてたーっ!!!(涙)


がーん。。。。
posted by 西久保毅人 at 19:48| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月20日

決断

設計の仕事、、、にかぎらず、
たぶんすべてのコトは、きっと決断の連続なんだろうなぁ、、、
って思います。

意識しているかどうかに関わらず、
たぶん、僕たちは毎日毎日たくさんの決断を
きっとしているんでしょうね。

朝寝坊しちゃった、、、、っていうのすらきっと、
無意識の決断。

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、、、、、て、
別に固いハナシじゃないんですけど、、、、。

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決断するっていうのは、
言い換えれば「正しさ」を選ぶ、っていうコトなんだろうなぁ、、って思うんですが、
正直、何が正しいかなんて、僕はさっぱりわかりません。

一応、仕事上は、プロってコトになってるから、
その都度その都度、一生懸命決断しているんですが、
それが正しいのかどうかは、、、、、。

でも、
正しさは分かんないけど、
出会って、体感して、
無駄な確信があることだけは、けっこうあってですね、、、、
その中の一つ。


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「畳で犬飼う人に、悪い人はいない。」(笑)



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、、、、、、すみません、これ言いたかっただけです。。。


「、、、、しかも二匹も同時に、だ、   矢沢、、、、。」



ちなみに
僕は愛犬家でもなんでもないんですけど、
ただ、いきものが好きなだけ。


こういうの見ると、
なんか、一緒に生きてる、っていう、
言葉にするまでもない
ただのあたりまえの決断なんだろうなぁ、、、って思います。
好きな場所に、ただ一緒にいるだけ、っていう、、、。


正しさはもはや、どうでもいいのだ、って思う瞬間。
posted by 西久保毅人 at 19:31| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月23日

「棟(むね)」 「上げ」

棟上げって言えば、
前に香川では、「棟上げのむねちゃん」っていう人がいたなぁ、、、って
ふと思い出しちゃうような、、、、そんなのどかな景色の中、

先週、千葉の外房にて工事中の太田代さんちが無事に上棟しました!

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こーんな、見たコトもないような、
ちょーかわいい屋根垂木と梁の仕口をコソっと作ってくれるような、
村上建築工房さんに工事をお願いしています。

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この仕口見ただけで、
あぁ、この家は安心安心、大丈夫だなぁ、、、、って思うんですよねー、、、、、

なんていうか、仕事に「愛」がある、っていうか、、、。


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そんな村上さんのお勧めもあり、
今回は、すべての木材を、地元で採れた杉材で作っいただいているんですが、
木の匂いにしても、木目にしても、
そういうのも、とても新鮮。


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そうそう、今では、太田代邸プロジェクトの影のフィクサーとなりつつある
港区在住、◯ジマ夫妻もですね、、、、、


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もちろん、日暮れとともに駆けつけてくれて、チェックチェック。
あとは、飲むだけですね、、、。

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そうそう、
今回、珍しく上棟式に神主さんを呼んでいただいたんです。
実は長いニコの歴史の中でも、神主さんを呼ぶ上棟式はこれで2回目。

しかも、地域によっても、風習が違うから、どんな上棟式になるんだろうなぁ、、、って
思っていたんですが、、、、、、

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なにやら、棟木からたらりと下げられた二本のさらし。。。。。

はて??

って思っていたんですが、

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「さぁ、お集まりの皆さんで、えいっ、えいっ、えいっ、と棟木を引き上げる気持ちで
 布を引っ張りましょう!」

とのコト。

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まさに風景は、大人の綱引きみたいな感じなのですけど、
大工さんたちも、えーっ、、、って照れながらも、
みんなで布を引っ張りました。

少し気恥ずかしくもありますが、なんかみんなでやるっていいなぁ、、、。

なかなかやらないですからね、大人になってこんな共同作業。


本来は、最後の一本の棟木を、
こうやってみんなでえいっ、えいっ、と引き上げてたのだそう。

なるほどー、まさに「棟」を「上げる」なんですね、上棟式って!



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さてさて、そんな興奮さめやらぬ中、
綱引きで、ちょっと距離の縮まった職人さんたちと
あとは、飲むだけ。

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今回も、太田代さんにたくさんのお料理を準備していただいて、
まだまだ日の長い明るい夕暮れの中、
とても盛大な上棟式を準備していただきました!

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さてさて、さすが陽気で若い荒海の職人さんたち。


「、、、、で、ニシクボさんたち、もちろんこのまま帰りませんよね、、、? 

 まさかね、、。」


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、、、、という訳で、
僕らは海の海賊たちに、なかば連れ去られ、
きっとそのうち、この海賊たちの大ボスになるであろうと僕が勝手に
妄想しているフィクサー◯ジマさんも一緒に
宴は第二ステージへ。。。。


いやー、楽しいな、海の職人さん。



ワンピースみたい。
posted by 西久保毅人 at 20:48| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月24日

バカ親妄想通信

はい、
バスケファンの皆さん。

2年周期くらいに訪れる熱血バカ親バスケブログへようこそ!

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先日発売された、あひるの空、最新刊は、もう30回くらい読み返されたでしょうか、、、、?

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さて、いよいよリンタロの中学バスケも最終シーズンに突入!
地区大会の真っ最中です。

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もう、ほーんと子供の成長は早いなぁ、、、、。
こないだ入学したかと思うと、もう最後の大会。

見るたんびに感動したり、不甲斐なかったり、、、、、中学生だから、
いろんな問題も抱えつつなんですが、
ようやく噛み合い始めたように見える今日この頃。
あぁ、もっともっとこのチームで見ていたいなぁ、、、って思うのになぁー。


、、、せめてもう2年くらい、なんとかならないもんでしょうか、、、?

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そんな訳で、
勝ち進んでも、負けても、最後の大会。

だからか、この数試合、
僕らバカ親集団は、
歳のせいもあり(ほとんど歳のせいで、、、、)、
みな涙腺がバカになってる感じがする今日この頃。


、、、他人の子の写真見返してても、うるっ、、、、とします。(笑)

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本当は、めちゃくちゃ強いんだよ、おまえらは、、、、。


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ほら、だってさぁ、、、こんなかっこいいじゃん。

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そんなコトを言いたくなるくらいに、
ほーんと普段の暮らしでは見たコトもないような顔や姿を、
瞬間瞬間のプレーの中の彼らは見せてくれます。


、、、、まぁ、そもそも僕は、マンガの知識しかありませんけどね、、、バスケ。

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去年、3年生が抜けた時、

「ほーんとこいつらでやっていけるのかね、、、、。」

って思ってたメンバーが皆たくましく、
体も心もここ数ヶ月で、
ほーんと、日々、日々、成長しているのが見ててわかります。

すごいなぁ、、、子供達って。。。。

今では、もうみーんなそれぞれ自分の持ち味があり、個性的で、、、、、。


、、、、て、何度も言いますけど、マンガの知識しかありませんけどね、、、バスケ(笑)。

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そんな反面、
写真だけ見てると強そうですけど、、、、、

残念ながら、
そもそもそんなに強いチームでも、優勝候補でもない訳で、
だから、この大会が始まるまで、
正直、あんまり勝ったコトはない。


これは、そんなチームの物語。

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なので、ほーんと先行きは分からないんですけどね、、、、

最後の大会、
なんとか今のところ、危なげなく2回戦まで勝ち抜いて、
次は、鬼門の3回戦!!!

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相手は、これまで公式戦で勝ったコトないんじゃないかなぁ、、、
っていう、優勝候補の一角のチームなんです、、、。

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でも、まぁ、過去は過去。

「、、、なーんか、前ほど、止められない、って思わないんだよねー。」

とリンタロ。

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そう、今は今。

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今のおまえらだったら、ぜーったい勝てると思うよ。

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なんたって、バカ親ですから、、、。



「過去と他人は変えられないけど、自分と未来は変えられる。」
、、、んだそうだよ。




勝て。
posted by 西久保毅人 at 20:50| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月29日

リアル

ちょうどリンタロが、ひとまず部活を引退して今日で3日目。

「他の3年生が部活に行くらしく、、、リンタロも慌ててバッシュ持って出て行ったよー。」

とのコト。

まぁ、そうそうすぐに子供達の日常が切り替わる訳もなく、、、、。

いたいだけ、体育館にきっと帰っていくんでしょうね〜、、、。

、、、、、受験生のはずですけど、、、、。

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そうそう、
ちょうど、最終戦を迎える前の週の試合の後に、
これまで撮りためた、彼らの写真を冊子にまとめて3年生全員にあげました。


大勝負を迎える彼らになにか一言だけ、言葉をあげたいなぁ、、、と思って、
最後に、

「想像できる事はすべて、リアルである。」

というピカソの言葉を添えました。

これは仕事の上でも、大学で学生に向き合う時にも、いつも僕の根っこにあるような言葉。
ケンチクも、バスケも、、、、。なんだって同じなのです。(笑)、、、たぶん、、、ね。
















さて、日曜日の3回戦。
中学バスケの公式戦は、第1から第4ピリオドという8分ごとに4節に分けて試合が行われます。
分かりやくすいうと第1、第2が前半、第3、第4が後半という感じ。

そういえば、スタムダンクは、前半、後半でしたね。
高校生になったら変わるのかなぁ、、、。


まぁ、ともかく運命の32分間が始まりました!


相手は優勝候補。
まずは、相手に、、、っていうよりも、
会場の大きさに飲まれたのでしょう。。。
前に前に、っていう気持ちが空回りして、
あっという間に、たったの3分で13対0。

、、、、、おいおい、、、、、、って感じの序盤ではあったのですが、
だんだん調子を取り戻してきました。

大丈夫、大丈夫、
こんな感じのスタートで勝つ試合、マンガで読んだコトあるし、、、、。


と、特には心配はしませんでしたが、
やっぱり相手は、大舞台慣れしている試合巧者です。


もう少しで、10点差になろうとすると、バタバタと確実に点を取られ、
なかなか追い詰めるコトができません。
そのたんびに流れに乗れず、点差は15点差から20点差を行ったり来たり、、、。

そんな訳で、一度もリードするどころか、
第1、第2、ピリオドともに、15点差以上をつけられて後半戦に突入。


まだ噛み合ってないなぁ、、、、というのが、
誰が見ても明らかだったし、何より大舞台で一番空回りしているリンタロを見ながら、
それでも
最終ピリオドの8分間を10点差以内で迎えられたらなんとかなる、ってずっと思っていました。

、、、、、これもマンガに書いてあったしね。。。。リョーちんも言ってましたよね?
山王戦の時。。。。


でも、やっぱり相手は強豪校。
考えるコトは相手だって同じでしょうし、
読んでるマンガも同じです。(たぶん、、、。)

試合を通して、ほーんとそつなく、ムラない試合展開で、
点差を詰めさせてもらえず、
結果的に、最終の第4ピリオドのスタートを、16点差という、
しがみつくには、ほーんとギリッギリの点差で迎えるコトになってしまったのです。。。。。

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がーん、、、。

ドキドキ。
しかも、この時点で、リンタロ、なーんと4ファール。。。。。
最後になるかもしれない試合なのに、、、。

後一つのファールで、退場になってしまう、、、、そう、あの陵南、魚住のパターンですね、、、。
黒子のバスケでいうと、決勝の日向の展開、、、、。


もーう、、、どうして、うちの子達は、もう、、、、。
そういえば、2年前のノノの最終戦も、同じ展開で退場になってたよなぁ、、、
と苦い記憶がよぎります、、、。もう。。。。


やってるリンタロだって、まさかこんな試合でそんな展開、、、。
もう、精神的にも、ぎりっぎりだったんでしょうけどね。。。。。

マンガで読んだコトがあるとはいえ、、、、。


でも、結局はやるか、やらないか。
縮こまって負けたくない。


リンタロの中で、
どっかで、ぴきーんと、何かがぶちぎれる瞬間があったのでしょうか?

残り時間 4分52秒。
スコア 58対42。
点差  16点。
まさに崖っぷち、、、、。


しかし、、、、、。

ここからの約5分間の彼らのプレーは、
今まで見たコトもないくらい、
思い出しただけでも、鳥肌の立つような5分間でした!!!!!

もう一回やれっていっても出来ないだろうなぁ、、、、っていうくらい。

終盤で足の止まりかけてた相手に対し、
怒涛のオフェンスとディフェンス。
もう、1ゴールだってあげられない状況の中、
これまで一切縮まらなかった点差が、あれよあれよと無くなっていきます。
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10点差きって、いけるっ!って思い、
8点差になって、勝てる!って思い、、、、、、。

なーーーんと、16点差もあったのに、
残り30秒で、ワンゴール差まで追い詰めたのです!!!

60対58。

この5分で許した得点はたったの2点だけ!

そしてバスケの試合においての30秒って、
動く時は、4、5点動くので、
もう、どっちが勝ってもおかしくない状況まできたのです!!!!

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すごーーーーい!!!!


ほーら、やっぱり強いじゃーん!!!!


リンタロも4ファールながら、ひくどころか、ようやく全開。

ちょっとすごかったなー、、、、リンタロ。
そしてもちろん、みんなも。

、、、、、まぁ、おせ〜よ、、、、って思いもありつつですけど、、、、(笑)

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さて、、、、、。


、、、、正直言って、
ここから先の短くて長い30秒間の試合展開は、
もう、あまりの興奮で、
たぶん、バカ親軍団、全員泣いてたから、ほぼ記憶がありません。。。。。
おかげで写真も、ひとっつもピントが合っていません、、、。


すみませんね、ちょーうど、いいとこなのに、、、、(汗)


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気がつくと、試合はもう終わっていて、
掲示板には、62対58。


ブザーの瞬間、
なんだかとても不思議な感情なんですが、
僕たちも、子供達も、しばらく涙が溢れていたけれど、
単純に試合に負けて悔しい涙じゃなかったんだよなぁ、、、、。

むしろ、、、、、、

最後の最後に、
な、な、なーーんていう試合を見せてくれたんだろう、、この子達は、、、!!!

っていう、感激っていうか、感謝っていうか。。。。

なんて、子供達の可能性は、無限なんだろう、、、、っていうコトを、
まざまざと見せつけられたような、、、、正直、そんな感情だったんです。
だからでしょうか。

試合後、
見たこともないくらいに、晴れ晴れとした顔をした彼らがいました。


ほーんと、おじさんには少し眩しいくらいの、キラキラした笑顔でした。


そういえば今年は、
もう、何度、この子達の悔し涙を見ただろう、、、、。



、、、、そしてなんとまぁ、、、、、アホなバカ親だろう、、、(笑)

僕が子供だったら、、、、、嫌だな。。。。

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さて、
ちょうどリンタロがひとまず部活を引退して今日で3日目。

「他の3年生が部活に行くらしく、、、リンタロも慌ててバッシュ持って出て行ったよー。」

とのコト。

まぁ、そうそうすぐに子供達の日常が切り替わる訳もなく、、、、。

いたいだけ、体育館にきっと帰っていくんでしょうね。


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「想像できた事は、すべてリアルである。」



僕は今でもそう思うよ。







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ほらね、、、

ちゃーーんと、手が届いただろっ??

リンタロっ。



その手にしたカンカクは、、、、、、、、たぶん一生もの。





(中学バスケ編、おしまい。)
posted by 西久保毅人 at 19:49| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月04日

融解

なーーんだか、
サマーウォーズに出てきそうな夏空の先週。

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小川さんの家の本の撮影がありました。



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秋頃に出版予定の、縁側のような場所のある家の本みたいです。
そういう特集なら、ニコのおうち、どれでもオススメなんですけどー。

小さなものから大きなものまで、、、、、
多数取り揃えておりますので!(笑)

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というか、そうじゃないおうちの方が珍しいかな、、、。

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そうなんですよねー、
書いてて思ったんですけど、
縁側。

縁のある、がわ。

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それは別に、いわゆるスイカの種を、ペッ、てするような、
すがたかたちをしてなくっても
いいよなぁ、、、って僕は思います。

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だって、縁のある、がわ、ですからね、、、、なんてったって。

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何と縁があるんだろう?


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街の人や子どもたち??


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風や雨や光や地面のにおい?


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虫??(笑)


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酒???



そうそう、なんだっていいんだよなぁ、、、、って思います。
自分が繋がりたいものとだったら。


たとえ、それが見たことのある、すがたかたちをしてなかったって大丈夫。

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でも、つながるものが多ければ多いほど、
身体感覚は、空間の大きさを超えていくのですよねー。




ほーんと不思議。



大きさって、いったいなんだろう、、、、、?


カンカクが、街に溶けていく。

、、、、、、暑いからかなぁ、、、。
posted by 西久保毅人 at 18:50| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月05日

だいじなところ

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だいじなところは、ホントはなんにもないところ。



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なんにもないところのために



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なんかがある。





.
posted by 西久保毅人 at 20:52| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月08日

トムソーヤのペンキ塗り

トムソーヤの冒険の中に、こんな話があります。

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長くて、とても一人ではできそうもない塀のペンキ塗りを命じられたトムソーヤ。

そこで妙案。

口笛を吹きながら、さも楽しそうにペンキ塗りを始めました。
あんまりにも楽しそうに塗っているものだから、
次々に子供達が集まってきて、

「僕にも塗らせてくれない??」

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「うーん、、、、

こんなに楽しい事、ただでやらせる訳にはいかないなぁ、、、、。」


どうしてもやりたい子供達は、
次々にビー玉やら、リンゴやら、、、をトムに持ってきて、
ペンキを塗らせてもらう事になりました。

気がつくと、一人ではとてもできそうになかったペンキ塗りが、
大勢で、あっという間に楽しく仕上がっていく、、、、、という話。

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ちょっと趣旨は違いますが、
社会人1年目の時、似たような経験をしました。

少し大きな現場に常駐していたんですが、
その左官工事を一手に担っていたのが、久住章さんという当時
日本一の左官職人さんでした。

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以前もちょっと書いた事があったんですが、
いっつもとても陽気な職人さんで、
一緒にいると、なんだか僕まですごい事ができそうな気持ちになるので、
久住さんが現場に来ると、ずーっと久住さんにくっついて回っていました。

もう、犬?、
っていうくらい、、、。

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ある時、その建物の一番大きなメインホールの大空間の土壁と土間の仕上げを
久住さんたちがしている時です。
ちょうど夕方の5時頃で、他の職人さんが帰ろうとしていた時間でした。

僕もいっつも、

うー、、、、手伝いたい、、、。

とヨダレを垂らしてみてたんですが、職人さんたちもそう思ったんでしょう。

「あのー、、、、手伝わせていただいてもいいですか?」

その一人を皮切りに、帰ろうとしていた職人さん達が自分も、自分も、、、、と気がつくと、
久住さんの周りでたくさんの職人さんたちが楽しそうに土壁を塗り始めていました。

もちろん初対面です。

「ええでええでーっ。

こういうのはな、大勢の方が、楽しいんや。

その方が、ハッピーで、ラッキーで、、、、ラッピーやー。。。そうやろ??」


なんだかよく分からないけど、目の前ですごいコトが起こってるぞ、、、、、、。


と、そんなコトを感じた社会人1年目。


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いつかそんなコトが、僕の現場でも起ったらなー、、、、なんて
当時は想像すらしませんでしたけど、
時々、僕らの現場でも、そんなコトが起きる時があります。
とても小さな小さな出来事なんですけどね。。。。


和紙のハタノワタルさんも、現場をそんな空気にしてくれる、僕の大事な仲間です。


まさか空気担当、、、と酒飲むためにわざわざ京都から呼ばれてるとは、
本人も知ってか知らずか、、、、、。

もちろん、仕事が大好きだからですよー、も、も、、、もちろん。。。。


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僕は自分ができない分、デキる人には超敏感、、、。

、、、、まぁ、ご存じの通り、
おかげさまで
僕は、徹底的に他人よがり担当ですが、、、、、、(笑)


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何をするかよりも、誰とするか?

僕の好きな言葉。


ほんとにそうだよなぁ、、、、、って思うし、
そこさえぶれなかったら、きっと間違いはないって僕は思う。
多少向かう先がずれたとしても。


あぁ、他人よがり万歳!!!!(笑)


、、、、、以上、プロのスーパー素人、西久保でした。


プロの。
posted by 西久保毅人 at 20:52| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月11日

もーっ!!! 単独行動が多過ぎます。。。。。

さて、「小さな家の大きな豊かなキッチン」、で有名な◯ジマさんち。


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最近、みょーに、ニコの行く先々に出没し、
もしや、、、ニコ乗っ取り計画が、水面下で進んでいるのでは、、、、?

と僕も気が気じゃない◯ジマさん。。。。。

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しかも、大抵、一緒に写真に写ると、
僕の、「上司感」が半端ない◯ジマさん、、、、。


もう、、、。


もうね、、、、、


そんなに暖かく見守り顏だと、
ますます僕が、手下に見えるじゃないですか、、、、。

もう、、、。

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、、、、とそんな◯ジマさんが、
またもや単独行動!

なーんと、先月発売された

ちまたで話題のパクチー料理研究家、エダジュンさんの、
『クセになる!パクチーレシピブック』(PARCO出版)

が、なんと、◯ジマさんちで撮り下ろされた、

って言うじゃないですか??

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もーーう、
単独行動が、、、、、、、過ぎますっ(笑)


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っていう訳なんですが、
ほんとは、自分の知らないところで、
設計させていただいたおうちが、予想もしない使われ方で、
しかも、こんな有名な本になるなんて、
びーーーーっくり!!!!!


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とっても嬉しいです。

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しかも、なんていうか、、、、、
とっても大きくて、広くて、豪華なお家なんだったら、
まだわかりますけどね、、、

◯ジマさんちなんて、ワンフロア、ほぼ5坪ですよ、5坪。


そんな、ニコ最小のお家が、
こんな大きく羽ばたいていくのが、余計に嬉しいのです!

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よっぽど、設計がいいんでしょうね、、、、(笑)

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、、、、、そうそう、実はこの本の発売日は、先月の6/1。

早めに聞いてたんですけどね、、、、、
この撮影風景の写真たちも、
ずいぶん前にもらってたんですけどね、、、。

告知しよう、告知しよう、、、と思いつつ、
僕も、先月はバスケやら、、、、、バスケやらで、忙しくて、、、、(汗)

、、、、、今になっちゃいました、、、。


なので、
も一回。



じゃーんっ!!!!

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でも、夏はこれからですしねっ。

パクチーも、これからですよねー。


、、、、ですよね??
posted by 西久保毅人 at 19:50| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月16日

施主力200%

ちょうど今日発売の、商店建築社「I'm home」2016 Septemberに
マシューズさんちを掲載していただきました!


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なんだかんだと、久しぶりに掲載していただいたんですが、
やっぱ、写真やレイアウトの綺麗さは、別格の雑誌だなぁ。。。
って改めて思いました。


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しかも、シンディーさんも、

「家づくりの時、いちばん好きな本でしたよっ。」


っておっしゃってたので、
とても嬉しかったです。

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もう、ほんと、
マシューズさんちは、ほぼ生活そのままのシーンなんですが、
なんでしょうね、、、、、この施主力!

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うかがうたびに、
ちゃちょこちょこ、モノが増えていたり、
変わっていたりとするんですが、
なーんか、絵になるんですよね〜。。。。


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なのでですね、、、、

雑誌をご覧になった方に注意なんですが、

ニシクボさんが、センスがある、って訳ではなく、

マシューズさんたちが、センス抜群なだけですからね、、、、。

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だから、くれぐれも、
こーんな素敵なおうちを作ってくれる設計事務所なんだー、っていう、
勘違いをしないように。。。。(笑)


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キホン、

ただの日本酒好きの、他人よがりの設計事務所ですから、、、、、。

ね。
posted by 西久保毅人 at 20:47| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月23日

どこまでが、どこまでで、、、。

そうそう、先週末、
故郷、佐賀、福岡に帰ってきました!


やっぱ、レンゲですね、、、、。

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、、、、別に、久しぶりに、
キャベツ食べ放題の佐賀の焼き鳥屋に行きたかった訳では
なかですよ、、、、。

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ついでですよ、もうーー、、、、。

つ・い・で。

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ちょっと前から、偶然、佐賀と、福岡から
同じタイミングでご相談をいただいて、ですね、、、、。

だから、仕事ですよ、もう、、、、。


し・ご・と。

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と、そんな訳で、
かれこれ上京して、25年。。。。

よーーうやく、というか、いよいよ、というか、
故郷に呼んでいただけるコトになったのです。


もう、、無条件で嬉しいなぁ、、、、。


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そんな訳でですね、、、、。

正直、まだ何にもしてないんですけどね、、、、。


佐賀の江頭さんにいたっては、
ただただ、嬉しくて、一緒に飲んで、ラーメン食べた記憶しか、
いまのところないんですけどね、、、、(笑)。

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、、、、、、頑張る所存でございます。


しかし、田舎の敷地って、
ほーんと、どこまでがシキチかわからなくて、とても新鮮ですね。

そうそう、こうでなくっちゃ。

トウキョウで、いつもやろうとしているコトが、
もう、すでにそうなってる、っていうか、、、、。


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いやいや、何をおっしゃる。

トウキョウも、
九州に負けていませんよっ!!!


そんな、どこまでが自分のシキチか、
分からなくなるような、完成間近の島岡さんの家。


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オープンハウスなのです!!!!!
posted by 西久保毅人 at 18:18| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月25日

風通しのいい家

ついこの間、
1年前にお引き渡しをした、埼玉の田口さんの家の1年点検に伺ってきました。

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ちょうど、小雨の日だったんですけど、
しっとりと雨に濡れて、逆にいい雰囲気。

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どちらかというと仕事柄、
子育て世代で、もはや、僕よりも年下ご夫婦のおうちの
設計が、なんだかんだと多いんですけど、
田口さんの家は、僕の親くらいのもう子育ての終わったご夫婦の終の住処。


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第二の人生、っていうのは違う気がするけれど、
奥様の野良着のアトリエがあったり、
土間が展示会の時のギャラリーになったり、カフェみたいに
お友達を呼んだり、、。


実は、はじめての新築なんですよ。田口さんにとって。

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そういう風に、
いままでしたかったけど、できなかったコトを
せっかくお家を建てるチャンスがあるなら
してみたい、っていうのが、60歳を過ぎて家を建てよう、
っていうご夫婦の動機だったとうかがっていたんですが、
先日無事、展示会もされたようで、
1年経って、田口さんの生活も、家に馴染んでいてうれしかったなぁ、、、。

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やっぱ、どのお家も、
1年以上経って、はじめてしっくりくるものなのです。


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家については、もちろんいいところも、思ったより使いにくかった
ところも、いろいろあるんですが、
やっぱり住まないと分からないところもたくさんあるので、
また時間をかけて、徐々に変化していくといいなぁ、、と思いました。

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何よりも、とても生き生きと若々しく、
僕は、終の住処として設計させていただいたつもりなんですけど、

「、、、でも、最後に一人になったら、今度はトウキョウに住もうかしら、、?」

とか、本気か冗談かわからないようなコトも、おっしゃってたり、、、、。

ほんと、いろいろ相談していただいてうれしい限り。

、、、、でも、ずっと住んで下さいね〜。。。。

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これからも、たくさんお友達がきたり、
ギャラリーになったり、、、、。

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子供達が帰ってきたり、、、



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いつかお孫さんにとっては、

「おばあちゃんち、楽しいから行きたーいっ。」


っていう、人気のおばあちゃんちになったり、、、。


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妄想は、ふくらむばかり。。。


兎にも角にも、
風通しのいい家の暮らしは、
いつまでたっても、忙しいのです!


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そうそう、週末は、超風通しのいい、「島岡さんち」のオープンハウスですよ!
posted by 西久保毅人 at 20:48| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月29日

ぽっかりタイム

さて今週末は、島岡さんの家のオープンハウス。

天候にもかなり一喜一憂しつつも、
無事、日曜日を迎えられそうです。

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ご存知の通り、
工事が順調、、、、って、
ニコでは滅多にないのですけど、、、、、

今回は、工務店の内田産業さんの頑張りに助けられ、
ほーんのちょこっとですけど、ゆとりのある現場。


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屋外でのものづくりなので、
いっつも現場は、どこかバタバタ、ピリピリしているもの。
僕たちと工務店さんの関係だって、
どこか、いつも「いざ勝負っ」っていう関係です。

「負けてなるものかっ」

そう、現場はある意味、戦いなのです。

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でも、終盤のほーんのつかの間、
現場に、「ぽっっかりタイム」が訪れます。

ちょうど今日はそんなぽっかりタイム。

監督さん、職人さんたちが、
なんだかとてもリラックスして、休憩されていました。

工事全体の長さからしたら、もう、ほーーーんの
つかの間なんですけど、
こういう時間、こういう風景。

僕はとてもいいなーーっ、って思います。


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もちろん、工事するのが仕事ではあるんですけど、
なんていうか、自分たちが作り上げた場所で、
のんびりと過ごしていただくコト。


なんていうか、
監督とか、大工とか、電気屋とか、設計者とか、、、、、
そういう仕切りがなくなる瞬間。


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そういう時間があるから、
また次回、お互いに堂々と「勝負」できるんだと思うのです。


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さてさて、、、、。

そんなぽっかりタイムを堪能して事務所に戻っていたら、、、、、。

「、、、なんか、今から象設計集団の富田玲子さんが見に行くって、電話ありましたよっ!!!」

と、キクちゃんからあわてて電話。

「、、、、、ん?」

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あの、、、、オープンハウス、日曜日なんですけどー。。。。。

そして、まだ、、、あの、、、、
大体出来てはいますけど、、、、
お見せするには、まだ若干、現場感があるんですけど、、、、。


って、思ったんですけどね、、、、(汗)
いらっしゃるってコトは、もういらっしゃるんでしょう。


もう、、、、この抜き打ち感、、、。突然感、、、、。


「どこかの、、、、誰かみたーい。(笑)」


と、思いつつも、現場に逆戻りして、
富田さんと、当時の象のパースの数々を描かれてきた嶋田和子さんをご案内しました。

うーん、もう緊張。。。。
しかし、43歳にして、抜き打ち検査を受けるとは、、、、、、。

っていうか、もうちょい、きちんとご案内するつもりだったのにー、って思いつつ、
しかし、これが勝負ってものだよなー、っても思いつつ。。。。




でも、日曜日は行けないからと、隙間の時間に気にかけていただいて、
ほーんと、嬉しかったです。

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22歳の時、
富田さんの作った建築と出会って、
こんな仕事をしたい、って初めて思えたたんだよなぁ、、、。

出会ってなかったら、きっと別の仕事してただろうな。。。。


、、、、と、そんな訳で、
会いたくて、久々に、飛んで行きました。(笑)

43歳、まだまだ飛んでいけるものですねっ!!!

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とまぁ、終わってしまえば
忙しい毎日の中、なんだか
感慨深く、
ぽっかりと不思議今日の1日。


さて、日曜日、楽しみです。
posted by 西久保毅人 at 21:51| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

島岡さんの家のオープンハウス

こんにちは、西久保です。

ついつい、オープンハウスやお引き渡しの後って、
ブログを放って置いてしまうんですよね〜。。。。


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なんていうか、
リンタロのバスケの最終戦の後のような気分っていうか、、、、

書いたら終わっちゃうじゃん、、、っていうような。。。。

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、、、、、、ただ膨大な写真をまとめるのが面倒くさい、
っていう言い方もありますけどね、、、、(笑)

そんな訳で、、、、。
日曜日は「島岡さんのおうち」のオープンハウスでした!

お天気は、、、、、?っていうと、それがもう、ほーんと不思議な1日。

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真夏の日差しが照りつけるかと思うと、
突然スコールのような雨が降り、
また晴れたかと思うと、ザザーっと雨が降り、、、、、。



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この日、1日で、何度晴れたり雨が降ったりしたんだろう、、、
っていうような、1日で、何日分ものお天気を楽しめたような1日。

雨のたんびに、竹林を通った涼しい風が家の中に流れ込んできて、
なんだか、教科書に載ってる環境実験をしているような、そんな気分もしましたが、
とにかく、いろんな移り変わりのすべてが、とっても気持ちいい1日でした。

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完成が近づくと、
お会いした最初からの資料をいつも見返すんですが、
島岡さんご夫婦とお会いしたのは、およそ2年くらい前。

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ご夫婦、って書きましたが、
最初は、そういえばご結婚前で、ご夫婦ですらなかったなぁ、、、、
なんて、苗字が違う頃の初々しいメールなんかもあって、、、、、

墓穴掘りましたね、、。
、、、、、そうですね、、、、よっぽど僕たちの仕事が遅いんですよね、、、。

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そういう意味では、家づくりもそうですが、
いろんな始まりや未来のお話が、島岡さんの家づくりにはありました。

だから、
シキチは割と大きいのに、
家族としては、まだまだちっちゃい。

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そうそう、今はまだちっちゃな家族のための、少し大きめのおうちです。

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そういう意味では、
最初にシキチを見させていただいた時も、似たようなコトを感じたなぁ、、、。

裏に竹林の公園があったりするコトは、とても魅力的なんですが、
大通りが近かったり、横が広い駐車場だったり、、、、と
ちょうど商業地域と、住宅地のつなぎ目にあるシキチですから、
なんていうか、街のスケール感が、大きいんですよね。

住宅地のスケールと比べると。


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だから、ともすると、とてもちっちゃな暮らしが、大きな周囲の視線にさらされてしまうような
そんな場所でした。


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かといって、閉じすぎたくもないなぁ、、、、、。

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ほどよく周囲の視線を気にせずに、
ダイナミックに竹林に出会うような、、、、
そんなおうちができないものか、、、、。

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そんなコトをうにうに考えさせていただいたので、

結果的に

「何角形??」

って、一言で言えないような、そんなお家になったのです。

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そうそう、よく島岡さんたち、口をそろえて、

「、、、、、私たち、

マシューズさんや、中道さんや、、、、ニコの他のお客さんと比べて
施主力なさそうなんですけど、、、、、大丈夫ですかね、、、、。。。」

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って、おっしゃってたんですけどね、、、。


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もー。

何をおっしゃる、レオナちゃん。


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僕らにとっては、
島岡さんたちも、かなり「ゆかいなご夫婦」ですよ。

そもそも、そうじゃなかったら、こんなおうちになりませんし、、、。

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そういう意味では、
ぼくらの計画性のあるんだか、ないんだか、、、、、っていう、

信ぴょう性のまったくない
よくわからない提案を、次々に面白がっていただけるだけでも、
それはそれは、すごい施主力だと僕らは思っています。


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ほーんと、そんな島岡さんたちに引っ張られて
できたような、、、、そんなおうち。

島岡さんのツボノートも、
僕たちのお気に入りのひとつです!

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でも、そういうコトと同時にですね、、、、、

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子供たちを連れて遊びに来てくれた山崎さんが


「、、、うーん、

このおうちを褒めれば褒めるほど、
じぶんちを自慢しているような気がして、なんだか変な感じなんですけどね、、、。」

って、おっしゃっていたのが、とても面白くて。

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他にも、今までのニコのおうちに住んでいただいているご家族も
たくさん来ていただいたんですが、
きっとみなさん、どこか同じように、
他人の家なんだけど、じぶんちのような、、、、、
そんな気分だったのかなぁ、、、、、っても思いました。

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もちろん、立地も、大きさも、要望も、家族構成も、、、、
条件は、ぜーんぶ違うんですけど、
きっと何かが繋がっているんでしょうね。

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そういうのが、嬉しくもありつつ、、、、

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僕、コジン的には、
ぜーんぶの家を違う風に設計しているつもりですし、、、

どんな球にもバットを合わせられるくらいに、

さらには、野球か、サッカーかバスケか、、、っていう
どんな競技にも対応できるくらいの、日々のトレーニングと、
芸風の広さがウリのつもりでいたんですけど、、、、、、。

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そんな意見を聞くと、

、、、、、、意外とジブン、芸風狭いかも、、、、、(涙)

と、そんなコトをですね、、、、

みなさんの感想から、感じる訳です、、、、。

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常に進化しつつける43歳のつもりなんですけどね〜。。。。

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さて、最初に書きましたが、
やっぱり完成やお引き渡しは、
僕たちにとっては、ひとつの節目です。

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でも、それは終わりじゃなくって、
いよいよ始まる、っていうコトでもあります。

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これから島岡さんご夫婦がお引越しをして、
そのうち家族も増えて、
親戚やお友達が遊びに来て。

、、、、僕らが呑んだくれて、、、。

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と、いろ〜んなコトがこれから始まります。

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そして、そのうち、
完成前から
近所で話題のパン屋さんも、オープンするでしょう。。。。。

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そうそう、
最近、特に思うのは、
新しいコトを始めるのは、とてもエネルギーがいるコトですが、
自分たちの力だけで始める、全部やる、、、
って思いすぎないほうがいいんじゃないか、
ってコト。

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いーんな人たちの力を少しづつ借りてみる。

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いろーんな人たちに相談してみる。

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そしたら、ワンピースみたいに、
少しつづ仲間が増えていって、
一人では難しいコトも、みんなでなら、可能なんじゃないかなーと。

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もちろん僕は大したコト、できませんけど、
ニコの周りにいる人たち、
力を持て余している人、
何かしたい人、
隠れてるけど、すご腕の人、
動かないけど、口は出す人、、、
たーくさんいますよ。

それだけが、他人よがりな僕の自慢。。。。

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ほーんと、ニコの周りには、

もったいないくらいに
素敵なご家族や仲間がたくさんいらっしゃいます。

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だから、いつか、
みーんなの力を少ーしづつ合わせて、
素敵なお店や、場所や、、、、とにかく楽しいコト、
よく分からないけど、ハッピーな未来、

実現しましょうねー、島岡さん。

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そう、
ラッキーで、ハッピーな、、、、

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ラッピーの始まりです!

まさに、島岡さんちの家づくりが、そうだったように、ですねっ!!!


島岡さん、どうもありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いしまーーす!!!!
posted by 西久保毅人 at 19:22| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

取材のような、、、、。

お盆休み前のお天気の日、
春にお引き渡しをしました「大山さんの家」の住宅雑誌の取材がありました。


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取材、、、、??


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住宅雑誌の取材、、、、??

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どーーーみても、飲む気マンマンですよね、、、、。

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、、、、、と、
そんな訳で、ニコで取材、っていうのは、
たいがい飲み会のコト。

取材の方も半分呆れながらも、

「、、、どうせ当日宴会でしょ?」

と最近は、楽しみにしていただくようになり(??)
ニコのおうちの掲載される雑誌の紙面は、
空間よりも、「食材」の写真の方が多くなりつつある今日この頃です!(笑)


はは、

でも、どう見ても、カメラマンさん、
空間撮る時より、生き生きしてるんですけどね〜。

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家ってなんだろう??

一つ一つお仕事を頂くたびに、
呪文のように反芻しているんですけど、

僕は、「家は、食堂」であって欲しいなーって思います。

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そして、家は、家族の「基地」であったらいいなーって思います。

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しっかりと守られた空間で、
でも、しっかりと街とつながっていて、

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たらふく食べて、飲んで、ひっそりと体を休めて。

朝になったら、しゅっぱーつ。

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大きすぎず、小さすぎず、
家族の大きさにフィットした空間。

繰り返す日常の中、
雨が降ったり、風が吹いたり、嵐が来たり。。。。
思いもよらない出来事もたくさんありますが、

でもそんな帰る場所があれば、大抵のコトは大丈夫だと思うんだよなぁ、、、、。




、、、、とそんなコトを感じて頂きたくて、
僕らの取材は、大抵、宴会。


意外と真面目な想いの、、、、、、、、、宴会なのです!!!(笑)


そして僕はというと、リンタロのバスケも終わっちゃったので、
今後は、シズル感たっぷりを目指して
フードカメラマン修行をしようかな〜、と
模索中。大山さん専属の。。。

しかし食べ物を美味しそうに撮るのは、ほーんと難しいですねー。


大山さん、たくさんご馳走様でした!
胃袋のスペアが欲しいです、、、、、。(笑)
posted by 西久保毅人 at 20:41| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月22日

デビュー??

さて、全国のホソダタカユキファンの皆様に朗報です!

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今月の新建築住宅特集9月号に、
春に完成しました「中道さんの家」を掲載していただいたのですが、

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メインカットの中庭の写真の中心に、
ニコの専属モデルで副業で設計もする細田くんが
堂々と誌面デビュー!!

この日のために新調したであろう、ホワートジーンズに花柄のシャツが、
より一層、中道さんの家の魅力を引き立てていますので、
ファンの方は、切り抜いて持ち歩き用と、保存用、
2冊購入されるのをお勧めしますよ〜!


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さて、、、、、、。

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という訳で、今月の住宅特集という専門誌の、「職住一致」特集
にて、中道さんの家を掲載していただきました。

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専門誌なので、僕が解説や設計趣旨を書く訳ですが、
下の文章は、
ページの都合上、このまんまの掲載には至らなかったもの。

でも、好きな文章。

せっかくなので、ここに載せておきます。


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街になる建築


「このなかでいちばんえらくなくて、ばかで、めちゃくちゃで、てんでなってなくって、
 あたまのつぶれたようなやつが、いちばんえらいのだ。」
                            宮沢賢治 どんぐりと山猫


鎌倉市材木座に計画した店舗併用住宅である。
この地で10年以上美容室を続けてきた中道さんが、自宅と美容室を併設すると同時に、
せっかくならエステや貸店舗も併設して、自分たちだけの場所ではなく、
街の人たちが気軽に立寄れる場所にしたい、というのが、このプロジェクトの概要だ。 


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時折、中道さん家族とこの街を散歩したのだが、
ふざけながらも出会う人それぞれに誠実で、
職を超えて家族ぐるみでこの街に根付くのだ、という決意みたいなものを、
僕はその姿からひしひしと感じた。
職住一致で街に根を張る、というのは、こういう事なんだなぁ、、、。

そう、中道さんは、この街と繋がろうとしているのだ。



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同時に、同じ場所でお客さんを待ち続ける美容師を生業とする場合の
職住一致はどうあるべきなんだろうか?とも考えていた。

「、、、手に残る残像を消すために、お客様の変わり目には必ず外に出るんです。」

と中道さん。場所からは逃れられないとしても、そんなちょこっとした時間の隙間に、

「ああ、この街に生きているのだ。」と感じられたら。

移ろう空や光。風や道や雨のにおい。
通り過ぎる子供達。

一歩踏み出すだけで、
街に迷い込んだように気持ちをリセットできるような場所になるといいなと思った。


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この建築は、周囲に残る里道のような路地を、敷地の中に引き込む事を中心に展開している。
1階中央に「中道」という名の小道をつくり、
2階までのアプローチや内部空間を含めて立体的な路地空間のように体験が街に染み込むように、
さらには佇まいも周囲の屋根並みと呼応するような小さな屋根の集合体としている。
見るからに店舗と住宅が分節してしまう佇まいを避けているのと同時に、
店舗と住居が、時間の経過の中、
空間単位で侵食し合えるような許容のある

「すがたかたち」

を目指した。



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そうそう実は、この原稿を書いている今も、この住宅は動き続けている。

「新たにこの場所に参加したいという仲間ができたので、
ガレージも店舗に改装しようかと思うんですけど、、、。」

、先日こんな連絡が入った。


ここはすでに生きている場所なのだ。


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「街のように」を目指した建築が、
周囲の屋根並みに滲むように「街」になろうとしている。



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敷地境界線を超えて、街とともに生きはじめている。



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以上、西久保毅人
posted by 西久保毅人 at 18:13| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月25日

初孫

はいこんばんは!


初孫、、、、といっても、日本酒じゃありませんよ。。。。
僕もお酒ばっかり飲んでる訳ではありません。


仕事柄、、、でしょうか?

ホントに世の中、少子化、、、、?

って思うくらい、僕らの周りには赤ちゃんや子供たちが、いつもたくさんいます。

だから大抵、打ち合わせやオープンハウスには
大勢の子供たちがいるので、ニコのスタッフは皆、若くして小さな子供の扱いに
強制的に慣れていくわけなんですが、、、、。



そういう職場環境の、最終形でしょうか?

こないだ、ウシが

「ニコでベビーシッター業やりましょうよ〜。」

っていう、もう、もはや設計事務所の新規事業とは思えないような、
事業提案、、、。

セッケイジムショなんだから、他にもほら、
少しは工事できるようになりたいとか、見積もりできるようになりたいとか、
メンテナンスをできるようにしたいとか、、、、。

「らしい」コトは、たくさんあるだろうにねぇ、、、。



と、
思いつつ、キクちゃんもノリノリで、、、、。(汗)
困ったものです。。。。


でも、確かにそれは一番僕ら「らしい」かもねー。


そんなコトができたら、、、、と思うと、たくさんの妄想が広がります。
「一人」を数時間、預かるところから始まって、
それがいつか、もしかしたら保育所や幼稚園や、寺小屋や、学校になるかも知れません。
そしたら給食室や、食堂も必要ですね。

そういう設計の仕事が来るのを待つよりも、
始めた方が案外、早いのかも知れませんしねっ。。。。

と、そんな訳で、
「どうしたら始められるだろうね、、、?」

「とりあえず、お施主さんの赤ちゃん預かるトコから始めるといいかもね!小川さんちとか、、。」

「まぁ、、、、、いざとなればニシクボさんいるから、大丈夫なんじゃん?」

っていう、超テキトーな企画会議の今日この頃。。。。


そんな訳ですので、
僕らのまわりには
子供はたくさんいるんですけどね、、、、、。

実は、、、、。

先日、待望の、ニコの初孫が誕生したのです!!!




じゃーーーんっ。

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もう、かれこれ10年以上前におうちを設計をさせていただ当時、
まだ高校生だったなっちゃんが、今ではお母さん!!!


先日、さっそく「初孫」を抱っこしに行ってきました。
いやぁ、、、時の経つのは早いですね〜。


そして僕もまさか43歳にして、おじいちゃんになるとは、、、、、。

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そして、
この調子でいくと、そのうちに、
ひいじいちゃんくらいには、なれそうだよなぁ、、、、


と、欲深い僕は、次は、ニコのひ孫の誕生が楽しみな、今日この頃でした!!!!


なっちゃん、ほーんとおめでとうねっ!!!!

若いおじいちゃんより。
posted by 西久保毅人 at 19:46| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月27日

中年のすべて  〜若者少々。

先日、台風前の夕方。

調布の小川さんちに、お呼ばれして行ってきました!

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なーんとその日は、調布の花火大会の日!

屋根に上ると、見事に花火が見えました。

皆でビール片手に屋根に登って、
しばし、花火鑑賞。

ごろんと寝転がれる屋根の勾配といい、、、、まぁ、なんという素晴らしい設計。。。


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「屋根に登る時、雨樋、踏まないように気をつけてねー!

 、、、、ほら、そこ足かけるトコじゃないから!! 

 雨樋だから! トイっ!!トイっ!!」

って気が気じゃない小川さん

ははは。

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〜〜 街灯 の明かりがまた
   ひとつ、ついて 帰りを急ぐよー。



   途切ーれた 夢の続きを
   とり戻し〜たく なーってー。 〜〜




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そーんな歌が流れてきそうな、
台風前夜。夕暮れ、花火、八王子。

小川さん、お誘いありがとうございました。
posted by 西久保毅人 at 19:06| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月07日

はじめまして、かんべえです。

前略、はじめましてかんべえです。

正式には、三輪かんべえ

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毎度おなじみの三輪家の長男でございます。

世間では、遅くにできた子供ほど可愛いと申しますが、
父の私に対する溺愛ぶりといったら、もう、、、、、。


、、、、、、、、ちょっとウザいくらいです。(笑)


、、、、もう、、愛ってなんでしょうね、、、。
そんなコトを考える今日この頃。、、、、、まぁ、私、生後3ヶ月なんですけどね、、、。

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はは。
うっかり愛について語るところでしたが、
そうそう、先日、父が自宅に友人を招いてビアパーティを開催しました。

姉たちに聞くところによると、
父はいたくこの家を気に入っているらしく、

桜が咲いたら飲み会だ、
梅の実がなったら、飲み会だ、
夏になったら飲み会だ、、、、

と、何かにつけて家に人を招きたがるらしいのです。

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まぁ、ようは、、、、、見せびらかしたいそうなのです。


おまけに今回は、わたくし、かんべいのコトも、
どうやら見せびらかしたいらしくてですね、、、、。

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見てください。もう、この父のドヤ顔、、、。

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と、そんな訳で、
大勢の見知らぬ方々が、週末の自宅に集まりました。


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子の心、親知らず、とは言ったもので、
まぁ、そういう親の元産まれたコトは仕方ないにしても、
私、どちらかというと人見知りな方でして、
あまりこういう場は好みません。

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ですので、こっそりと一人、
地下にあるベッドの上で、のんびりと昼寝をしていたのですけど、
やはり時折、かんべいはどこだ、かんべいはどこだ、、、、と
入れ替わり立ち代り、見知らぬ大人が降りてきては、私を撫で回しにきてですね、
うかうかと昼寝もできない1日。

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ですので、途中で寝るのもあきらめて、
人間観察してみるコトにしました。

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見ているとどうも、2種類の客がいるようで、
一方は父の仕事の仲間。もう一方は、ニコさんニコさん、と呼ばれているグループです。

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その中のウシちゃん、と呼ばれる女性に聞いたところ、
ニコさん達は、この家を設計してくれた人たちだそうで、
今日は、ニコさんの新しいお客さん達も家を見に呼んでいるのよ、
とのコトでした。

なるほどね、、、。
そ、そうと聞いたら、私も一肌脱がない訳にもいきません、、よね。

ふつふつと体の奥がうずいてきます、、、。

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、、、とこんな風に、つい気が大きくなってしまうところが、
やはり父譲りの血でしょうか?

こんな空間の使い方も意外と悪くないのよ、、
とついついマニアックなお気に入りの場所を公開、、、。

なんというコトでしょう!
ちょーどこの段差、
手が舐めやすいのです。。。素晴らしい設計!!

と、完全に血筋ですね、、、、。

後半はもう、私も気持ちよくなっちゃって、
次回までには、小唄の一つでも歌えるようにしとこうかしら、、、、。

そんなコトを嬉しそうな父の姿を見ながら思ってしまいました。


さてさて、すっかりご挨拶が長くなってしまいましたね。

ニコ設計室の杉並営業部長(自称)の父を微力ながら
サポートしていきたいと思いますので、
皆様、今後ともよろしくお願いします。


かんべえ。

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以上、
三輪かんべいによる恒例のビアフェスタとニコの縁日レポートでした!


完成後、かれこれ4年目なんですが、時間がたってもいつまでも
設計の最初のエピソードから、しっかりとプレゼンしてくれる三輪さん。

僕のダメダメ話から、ほーんと、何から何までよく覚えてるな〜って思いつつ、、、(汗)
耳がいたい痛い、、、と思いつつ、、、、。

ここまで気に入って住んでいただけると、
ほーんと嬉しいですね〜。
もう設計者冥利につきます。

さて次回はいつでしょうかね〜。

三輪さん、たくさんごちそうさまでしたー!!!
今後ともよろしくお願いしまーす。
posted by 西久保毅人 at 23:12| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月14日

キョリ感

週末、福岡佐賀に行ってきました。

最近、遠方のお問い合わせも多いのですが、
その中でも、九州って、トウキョウからはキョリは遠い訳ですが、
なーんか遠い感じがしないんですよね〜。

特に福岡は、空港が街中にある、っていうのが、とても
大きいんだと思いますし、何より佐賀に近いですし、
なんか、週末実家に「帰ってる。」っていう感じです。

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とはいえ、18歳からトウキョウで暮している僕にとっては、
高校時代に、ちょこっと遊びに行く程度の知識しかなくて、
高校生だから、飲みに行く訳でもなかったですので、
実は、ほぼ、未知の町でもありますけどね。

未知なんだけど、なんか懐かしいなぁ、、、っていう町です。

とても都会なんだけど、コンパクトで可愛い都市、って感じでしょうかね。

だけど、いっくら都会っていっても、
福岡の人は、きっと一軒家に住んでいる人の方が多いんだろうなぁ、、、、って
思ってたんですけどね、

「ニシクボさん、知ってます?
福岡市って、全国でも屈指のマンション普及率なんですよー、
だから、戸建ての仕事も割と少ないんです、、、。」

って、福岡の工務店さんから聞いた時は、ビックリしました!

そういう目で見ると、、、、、たしかにマンション多いなぁ、、、、。

大抵、セミの穴探して歩いてる僕は、こういう風に言われないと、
街を見上げないんですけど、見上げてみると確かに多かったですねー、マンション。



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と、そんな街の静かな川沿いの場所に、
のんびりと景色を楽しめるおうちを提案させていただきました。

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まだまだこれからも、いろいろ変わっていくとは思いますが、
楽しいおうちになるといいなー。

そして、佐賀の江頭さんちも、、、、、、。

そろそろ、考え始めないとそのうち、怒られるな、、、、、(汗)

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、、、って思ってトウキョウに戻ってきたら、
鹿児島の窪田さんからお手紙が来てました!

窪田さんちは、ちっちゃなお店を併設する予定なんですけど、

お手紙の中に、

「三 ◯ 食 堂」(ミオ食堂)の文字が!!!

えっ、いつお店の名前決まったんでしたっけ〜??
って思いつつ、
めちゃくちゃ可愛い名前じゃないですか〜!

って思いました。
もう、看板が目に浮かびます、、、。


三 ◯ 食 堂 、必ず実現しましょうね〜。


そうそう久しぶりに竹安さんちも行きたいし、
曽根さんちも行きたい。


みーんな数字の距離は遠いんだけど、
なんか、出会った時からキョリ感を感じないのが不思議。。。



キョリ感て、、、、、一体何なんでしょうね???
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

「地」をつくる、というコト

先週末、7月にお引き渡しをした島岡さんのおうち
伺ってきました。


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、、、、飲みに。

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まだ2ヶ月しか経ってないのに、
いろんな島岡さんのモノが並べられて、

もうすっかり

「島岡さんち」

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どのおうちもそうですけど、
島岡さんち
すっからかんのオープンハウスの時よりも、
圧倒的にいい感じです。

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こればっかりは、僕らがどう頑張ってもできないことだよなぁ、、、。
って、欲深い僕は思ってしまうんですけど、
そういう意味で、僕たちは、その人たちの暮らしの 「地」 を作る仕事なのだな、
と改めて思う瞬間でもあります。

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よく仕事をご一緒する和紙のハタノさんなんかも、
和紙職人とか、和紙作家とか、言われるけれど、
僕が一番すばらしいな、って思うのは、
彼も、うつわや、アートや生活の道具の置かれる「地」を
徹底的に作る職人だからなんです。


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だから、僕の仕事も、ハタノさんの仕事も、
引き渡しの瞬間、っていうのは、
仕事を終える瞬間ではあるけれど、
それが、僕たちが目指している世界の「ゴール」ではない。

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その先が見たい。

その欲求が、僕らの仕事の一番のガソリンでもあります。

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まだ目に見えない
そこに持ち込まれる家具や、お皿や、時計や、、、、数々の
そのご家族らしい道具たち。

そして、作られる食事や、差し込む光や、風やにおい。

はっぱの音。

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そして一番は、ご家族や子供達の笑顔や、しぐさや、家でくつろぐ格好や、、、。

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そんな全てが持ち込まれて初めて、僕らの仕事は、「家」になります。

持ち込まれ、そこで起こるであろう、ありとあらゆるモノやコトが、
この空間に似合うだろうか?

その人たちの普段着になるだろうか?

そして、より生き生きとした暮らしの「地」になっていけるだろうか?

時には、ハレの場になるだろうか?

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そんな全てが、
その人たちの暮らしに「似合うこと」


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それはもうね、、、。

想像するしかないんですけど、
一生懸命想像するしかないんですけど、

で、想像した結果、島岡さんにも、もう聞かずに決めちゃったコトも
たーーくさんあって、
そういうのって、確信を持った一か八かでもあるんですけど、、、、、。


ぜーんぶ気に入っていただいて、
とても嬉しかったです!

ほっ。

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とまぁ、そんな訳で、大変美味しいお酒の飲めた夜でした!


、、、、くつろぎすぎて、
久々に人の家で寝ちゃったニシクボでしたが、、、。(笑)



島岡さん、ご馳走様でした!
また行きまーす。
posted by 西久保毅人 at 20:50| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月24日

超、特集!

打ち合わせも、仕上げ段階に進む頃、、、、。

「、、、、で、どこを和紙張りにましょうか??」

と、僕らにゴリ押しされて、知らず知らずのうちに、
京都から職人さんがやってきて、
和紙張りの部屋になってた、、、、という被害者の方も多い今日この頃。。。。

こんな人や、
こんな人や、
こんな人や、
こんな人、、、。

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そう、
そのもうニコではおなじみの京都のハタノワタルさんが、
現在発売中の、婦人画報にて、
なーんと、12ページにワタリ、特集されています!!!


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紙面を見ると、ほーんとすごい特集記事で、

情熱大陸の曲が流れてきそうな、密着記事と、素敵な写真。

すごいなぁ、、、、、。


ちょうど、去年の春に、京都まで押しかけて行ったのが懐かしいです。

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しかも、タチの悪いセールスマンのように、
いつものように知ったかぶりして、
僕が中途半端にハタノさんの和紙のを説明するよりも、
よっぽど分かりやすい記事なので、
皆さんに手にとって見ていただきたいなぁ、、、、、

っていう、気持ち半分、、、、。


でも、あんまりにも有名になりすぎちゃうと、
忙しくなりすぎて、
もうニコのおうちに貼ってもらえなくなるかも知れないので、
教えたくないの、、、、、も正直半分、、、。



うーーーん、悩む、、、。

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という訳で、
本屋さんで立ち読みする際には、
開く前に、周りに見られていないか、
尾行は付いていないか、、、、、など、慎重に周囲を確認後、

こそーーっと、開いてくださいね!




こそーーーーっと。
posted by 西久保毅人 at 19:49| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月30日

元ニコ 今ニコ 未来ニコ

そうそう、実は、ニコって、事務所にいるだけがニコではなくて、
いろんな人にちょいちょいサポートしてもらっています。


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大塚君は、もとニコのスタッフ。
今は、茅ヶ崎に住んでるんですけど、
最近は、中道さんちをかわぎりに、

「神奈川の、茅ヶ崎らへんの仕事は、もう大塚君がいるから安心安心、、。」

っていうくらいにニコを支えてくれているし、

ちょうどこないだ、三重県に移住することが決まった小林さんだって、
もう、
ほぼほぼ、ニコのスタッフ。
小林さんも、もとニコなんですが、
ここ数年、いろんなプロジェクトで、ニコに関わってくれていました。
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まぁ、三重に引っ越したって、、、、、変わらないけどね、、、。


他にも、牛島さんの熊本の先輩、藤山くんにも助けてもらっているし、
最近は少ないにしても、やっぱりもとニコの遠藤くんにも、いろいろ助けてもらっています。

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そういう意味では、
実際に荻窪の事務所にいるか、いないかなんて、
もはやどうでも良くて、大塚くんにしても、小林さんにしても、
僕ら以上に、

「ニコってさぁ、、、」

を考えてくれてて、ほーんと時々話すとはっとするのです。
うれしいなぁ、、、って思います。


そして、それ以上にもちろん、
ニコのスタッフ。

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もはや、君たち、、、、。

勤めてる、、、、、なんて、
みじんも考えていないだろ、、、、、

っていうくらい、
みんな図々しく、

「もはや、ニコは我が会社、私のモノ。」

っていう感じで、キクちゃんにしろ、ウシにしろ、
ワガモノ顏で他人に話しているのを時々聞くと、
もう、なんていうか、ビックリすると同時に、
もう、うれしいなぁ、、、って思うのです。

榊さんだって、
「、、ふふ、ニコは、俺の手のひらの上で回っているのさ、、、、。」

って、きっと思っているはずだしね、、、、、。

そんな彼らの事務所内での関係が、また面白い。

それを成長というのかどうかはともかく、
個人個人の想いを実現する場所が、もはやニコなのだなぁ、、、って思う。

話を聞いてると、
もう僕はいなくても大丈夫って思うけど、、、、、、、。

残念ながらずっといるけどね。。。。

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そして、実は、
ニコに仕事を頼んでくれた方々。

実は、僕が、今、いちーーーばん、一緒に仕事をしたい人たちって、
これまでのニコのお客様たちだったりします。正直言って。。。

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こないだ久しぶりに取材に行った鴻巣さんの奥さんも、
「ああ、もう近いし、ニコで働いてよっ!」

って思うし、尾崎さんだって、小川さんだってそう。

あー、この人たちと、一緒に仕事したいっ。
ここで、尾崎さんの施主トーク欲しいもの、、、っていっつも思う。


三輪さんは、、、、、、、、、、、、、、。

ええと、気持ちは嬉しいですが、愛情が濃すぎ(笑)。多くても月1程度で、、、。


桃ちゃんだって、もうニコに毎日いて欲しい。
、、、、、、、あ、でもごめん、、、、、毎日は、、、、、。 くどい(笑)。


で、シンディさんは、模型ねっ。


大山さんちは、ニコの栄養補給を引き続きよろしくお願いします!!!

竹安さんちも、曽根さんちも、
ただ横でガハハと笑っててくれるだけで、打ち合わせが上手くいきそう!


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とまぁですね、、、、、。
あげるとキリがないくらい、、。




急にぶらっと来てくれる、くすかめさんや若井さんの奥様にも感謝!
初仕事の工務店さんにも感謝!


ぜーんぶつながっている。
そして、僕らは生かされているのだなぁ、、、、と思う瞬間。


posted by 西久保毅人 at 21:38| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

正体

ちょうど、いま設計中の家が全部完成すると、
ニコで設計させていただいたおうちが、100件を超えます。

100件も設計したら、全く同じ家があってもおかしくないのになぁ、、、と思いつつ、
振り返ると、ぜんぜん違うのに自分でも驚きます。
この調子だとしたら、1000件くらいしないと、同じ家ってできないんじゃないか、、、
っても思う今日この頃。。。。
でも、1000件作ったって、きっとそれでも同じモノはできないんだろうなぁ、、、。

なんでだろ?

って思うんですけど、
それは、この「ぜんぜん違う」、っていうのが、
別に僕たちの個性でもなんでもなくて、
それだけ、ぜんぜん違う「100組のご家族」と「100種類の敷地」
に出会ってきただけだからだろうなぁ、、、と
改めて思う訳う今日この頃です。


僕にとっては、ぜんぜん違う100件の仕事。
一つとして、同じだと感じたコトはありませんでしたし、
いまなお、そんな新鮮なカンカクです。
正確には、最初、同じかも?とか似てる?、って少し思うコトは
ありますが、
よくよくお会いしてお話すると、、、、やっぱりぜんぜん違うんだよなぁ、、、。
僕にとっては。
だから、しかたない。

でも僕にとって大事なのは、その量、っていうよりも、
そういう
一つ一つの出会いの中で生まれた発見、っていうのかな、、、、。

「ああ、こんなコト、そんな暮らし、あんな設定。

 僕たちだけだったら、しようとも思わなかったし、
 気づきもしなかったよ。」

っていうコトが尽きるコトなく、ただただ続いているだけで、
そんな発見の連続が、実はニコの仕事の中核をなしているのだと
思いますし、
そんな発見や気づきから生まれたすがたやかたちが、僕たちの仕事の正体です。


せっかくだからこの機会に
もっと本当に、正直なコトを言うと、
そんな出会いの中で、
「おおっ!これは絶対にいいに違いない!!」って最初から確信を持って作るものも中にはあるけれど、
完成するまで、

「、、、、うーん。僕はイマイチぴんときてない、、、。」

っていう状況で作るものも、実はいままで正直けっこうあって、
これを言っちゃうと、作り手としては、
とても無責任に思われるんだろうけど、でも不思議なコトに、そこに向き合って考え始めてみると
前者よりも後者の方が、できあがった後に、

「なるほどーっ!!!こーれは素晴らしい! 僕は考えもしなかったけど、、、、。

、、、、しかも、ここだけのハナシ、出来上がるまで、僕、結構反対だったんだけど、、、。(笑)」

ってなるコトが思いの外多いコトに、ある時に気がつきました。

うーん、、、。
逆に言えば、同じようなコト考えて、同じような教育を受けた設計者だけで
あれこれ考えたって、世界が狭くてつまんない、ってコトに、ある時に気がついたんです。
ケンチクの外側にある世界の方が、よっぽど感動的。

こういうのは、僕自身の能力のなさや、想像力のなさが、ある意味、
いい具合に幸いしたのだろうな、、、と思うんですけど、
だから、いまだに

「こんなコト、そんな考え方、生き方、価値感があるなんて、
あなたに出会うまでは、考えたコトも想像したコトも、一ミリもなかったよ。。。。正直。
でも、なんか、楽しそう、、、、それ。。。。」

って思いますし、同じくらい、

「えー、ないない。それ、、、、絶対ない。ここだけのハナシだけど、、、。」

っていうのも、おかげさまでいまだに結構あるんですよー。
面白いから言いませんけど、、、。(笑)


ぶっちゃけ、、、、、。

いいか悪いかなんていうのは、正直、たいした問題ではないのだ。

大切なのは、熱量と摩擦。


だからどちら側から始まるにしても、産まれてくるのが楽しみで、
その学びは感動でしかありません。

自分だけでは、とうてい実現も想像もできなかった未来と出会う訳ですから、、、。



で、真面目な話、
そういうのは具体的には、
平面図や断面図、っていう基本図に現れる時もあれば、図面には現れない質感の時もあります。
タイル、金物、段差、色、窓枠みたいな小さな部位の時もありますから、それこそ、物件ごとに、
どこに現れるかは千差万別です。

でも、それがどこに現れようと、そうやって立ち現れた空間には、
そのご家族としか作り上げられなかった発見や試みがたくさん詰まっていて、
それはいまだに尽きるコトがありません。

「次はどんな発見と出会えるだろうか?」

という果てしないワクワク感が、僕に限らず、ニコのスタッフ全員の仕事への尽きるコトのない
エネルギーの源なのだなぁ、、、とつくづく思ったりしますし、だからこそ、自分たちの仕事に愛情が湧くんでしょう。

この楽しさ、
職人さんまで含めると、本当に多くの人の手によって産まれざるをえない、
ケンチクの醍醐味なんでしょうね。きっと。
関わった人の数だけ、意見や個性があるわけですから、、、、。


話は変わりますが、僕は子供達に、

「勉強も、スポーツも、身に付けて、覚えて、やってみるのが先で、
その意味を理解するのはずっとずっと後だって、ぜんぜんいいんだよ。」

って言うコトがあります。
それは、行儀や、作法だって同じ。

これが教育として正しいかどうかは、よく分かりませんけど、
一つ言えるのは、その方が、きっと人生気楽で楽しい、っていうコト。


それは、僕自身がとても成長が遅くて、20歳過ぎるまで、
何一つ、意味を理解してやってなかったからかも知れません。
、、、、あれ、30歳過ぎるまでだったかな、、、。35くらいまでだったかも、、、(汗)

でも、もう40歳を過ぎて、子供たちも大きくなり、
さすがに自分がやってきたコト、身につけたコトの
意味を、少しづつ、理解し始められるようになってきました。
それでもまだまだ到底全部ではありません。そのほんの一部くらいは、、、。

そんなほーーーーーんの一部を、
これから少しづつ、時々、今までとは違う形でここに書き留めていきたいと思っています。

どういう書き方をするかも、まだ未定なんですが、
ニコの「正体」みたいなものになればな、、、、とだけは思っています。


あーあ。書いちゃった。
、、、とはいえ、まだまだまとめるつもりは、全然ありませんけどね〜。。。

ではお楽しみに。

初回は、「棺桶のための扉のはなし」です。

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posted by 西久保毅人 at 00:59| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月12日

「棺桶のための扉のはなし」


「あのー、、、ちょっと今更なんですけど、、、。」


本間さんちもいよいよ終盤、ほぼ設計がまとまってきた頃の話。

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「あのー、、、この家、死んだ時、棺桶出ますかねぇ、、、??」



そういえば、本間さんちがいわゆる1階リビングになった事も、実は

「、、、僕は高いところがどうも落ち着かなくて、死ぬ時は地面のそばがいいんです。
 だから2階リビングの良さも分かるんですけど、やっぱ1階で、、、。」

という事から決まったのですが、次は棺桶の話。
いまから11年くらい前の事です。



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外観を見ても分かるように、本間さんちは、一見、街に閉ざしたような姿をしています。
それは、北接道でもあり、密集している事もあり、中庭形式のプランでもあるし、
なんか、変な色気もあり、、、、で、
当初はあまり道路に開くような予定をしていなかったのです。今ではちょっとビックリですけど、、、。

そんな中での、本間さんの言葉。

「うーん、、、今の玄関の感じだと出ませんねぇ、、、、。」

と答えつつ、いつだか分からない棺桶のために、扉をつける必要が
あるのかなぁ、、、とも半分くらいは思っていました。

「、、うーん、棺桶を出すための窓をつけるとすると、
 およそ1.2m四方くらいの窓になりますねぇー。。。
 そうすると普段、結構人目が気になっちゃうかもだから、いっそ壁ががばっと開く
 感じにしましょうか?」

「じゃあ、せっかくだから普段も使えるように、網戸もつけてもらえますか?」


という具合に、ほーんとに設計の終盤の終盤に、開く事になったのが、
この扉なのです。

そう、これは小さな図面では、見過ごしてしまうような、
ほんの、たった一枚の扉の話。


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本間さんちの設計上の工夫は、他にもたくさんあるんですが、
でも、僕はこの扉を開けさせてもらった事が、
この家の快適さにとって、実は一番大きな事だったんじゃないかと
完成後、伺う度に、思うようになりました。

とにかくとにかく気持ちのいい扉なのです。

屋内は、
ちょっとほの暗い土間のダイニング。
扉を開けると、そこにふわーっと光が差し込み、道路から風が流れてきます。
風だけでなく、なんていうか、街の音や、気配のようなものと家の中が急につながるのです。

それは、ガラスの窓のつながりとは、少しちがった、ちょっと劇的な感じ。

あぁ、この街の中に住んでいるんだなぁ、、、と思える瞬間。


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さらには、街から見ると、
時々通りががると、この扉が半開きの時があります。
ああ、ご在宅なのだな〜、と感じるけれども、道路からは、中はそれほど見えない程度の
いい塩梅。

気持ちのいい日だから、風を通してお昼寝でもされてるのかもなぁ、、、と想像すると
こちらまで幸せな気持ちになりますし、
最近では、初孫のおもりで、この扉から赤ちゃんの声が聞こえる時もあり、
ピンポン押さずに、ここから「本間さーんっ」って言いたくなっちゃったり、、、。

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中にいると、とても守られているんだけれど、
同時に、圧倒的に街とつながっている。

そんな暮らしを、このたった一枚の扉が調整しているのです。

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前述したように、たぶん本間さんの言葉というか、要望がなければ
おそらく開く事のなかったこの扉。
正直当時の僕は、作るあげる事や、今を満たす、という事で頭がいっぱい。

もちろんそれも大事だけれど、現在に、ずっと先の未来を重ねてみると言う事。

当たり前ですよね、何十年も住む家だもの。。。
そんな本当は当たり前の事を、本間さんの家を通して教わりました。
もちろん気が付いたのは、後からですけど、、、、(笑)

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とてもとても未来のコトを考えたしつらえが、
とてもとても近い日常を豊かに、ふくよかにするコト。

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地面や街とつながっているコトの優雅さ。

できれば家で死を迎えたい、というコト。

そして、産まれる、というコト。


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そういうのって、忙しい日常の中では、
忘れがちなコトばかりです。

気持ち良さとか、快適さってはたしてなんだろう?

答えは分かりませんが、
家がどれだけの時間を射程にした物語を持っているか、というコトが、
実は目に見えない心地よさや、快適さ、
そして生きている安心感につながっていくんじゃないのかなぁ、、、、
というのを、この扉を思い出しては、いつも考えるのです。

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そして、その度に、

トウキョウだからとか、田舎だからとか、密集地だからとか、、、、、
ついつい環境を言い訳にモノゴトを決めちゃいがちだけど、

ホントは、何も諦めなくていいんだなー、っていうコトを、
10年以上経った本間さんちに行くたびに、つくづく思うのです。


とてもとても未来のコトを考えたしつらえが、
とてもとても近い日常を豊かに、ふくよかにする、というコト。

posted by 西久保毅人 at 17:11| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月25日

インナーテラスちゃん

いつの頃からか、「インナーテラス」っていう言葉が、
僕たちの図面の中に現れ始めました。


ケンチクの設計は、おおざっぱには内側を作る事だと思われがち。
でも、気持ちのいい内側を作るためには、
実は、気持ちのいい外側がないと、内側は気持ち良くならないのです。

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しかも僕は、閉所恐怖症ぎみなんで、
ついつい、内側の設計よりも、居心地のいい外側の設計にばっかり気がいってしまいがち、、、。

先日も、

「、、、ニシクボさん、、、この案、とても気持ちよさそうですけど、、、、、
  さすがに中が狭すぎます、、、。」

って、言われたような気が、、、、。(汗)

気のせいかな、、、、。

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まぁ、でもなんでも自分の都合のいいようにとらえて、
何度転んでもへこたれないところが僕のいいところなんですけど。。。。。

要は、半分外で半分中のような場所のコトで、
インナーテラスって言ったり、ピロティーって言ったり、言い方はいろいろなんですけど、
そんなどっちつかずの場所があると、暮らしはとても豊かになるなぁ、、、って思うのです。


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さて、ではなんで気持ちよさそうな場所なのに、なかなか実現しにくいかっていうと、
それは、そのどっちつかずさが原因でもあります。

ていうのは、そういう空間は屋根や壁がある訳だから、
あと一歩で「内側」なんですよね。。。。

ってコトは、窓さえつけたら「内側」になるのにもったいない、、、、っていう心理が
どうしても働いてしまうのです。法律的にも床面積に入っちゃいますからね、、、、。

どうしても「もったいない感」がでてしまう、、、、という切ないインナーテラスちゃんなのです。

あと一歩で「内側」
あと一歩で「外側」

書いてると、このあと一歩を残すコトが大事なのかなぁ、、、っても思います。


「あと一歩で感」、とでも言いましょうか、、、。

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と、そんな訳で、
へこたれない僕は、ここ数年、
機会がある度に手を替え品を替え「インナーテラスちゃん」をプレゼンの中に
仕込んできたんですけど、なかなか実現しない、、、、っていうのが実際のところ。
うーん、なかなか難しい、、、。

そういう意味で、
実は、初めて実現させていただいたのが、この写真の「奥原さんの家」だったんです。

残念ながら、オープンハウスをしなかったんですけど、
そういう意味で、ニコのインナーテラスって言えば、実はこの奥原さんちが実現したのが最初。


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完成したのはもう3年前になるんですが、
つい先日、ぶらっと寄らせていただきました。



奥原さんは、植物を育てるのをとても楽しみに家を建てられたんですが、
地面から生えた蔦がインナーテラスまで伸びてきて、とっても素敵なインナーテラスに
育っていました!
外観としても、この場所のおかげで、カーテン閉めなくても過ごせますし、
中にいても、雨の日も晴れの日も、のんびり窓を開けて風を通すコトができます。

少し閉じたようなこの場所のおかげで、
かえって街や外とつながったような暮らしが実現するってうのが不思議ですね〜。
いろいろ工夫しながら、楽しんで住んでいただいているご様子で、
あぁ、何よりこの場所、作ってよかったなぁ、、、、って思いました。


そう、
どんなアイディアでも、一つ目を作らせていただくっていうのが、
一番難しいのです。そしてこうやって経過を見せていただくコトも、、、、。


これが最近では、例えば今年できた若井さんちのインナーテラスに発展してつながっていくんですけど、
こういう風に連鎖して、実感を持って進んで行ける、っていうのがとてもありがたいなぁ、、、って思う
今日この頃でした。

奥原さん、どうもありがとうございました!
posted by 西久保毅人 at 17:51| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月26日

掲載中!

ちょっとお知らせが遅くなりましたが、
現在発売中の二つの雑誌にニコのおうちを載せていただいています!

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一つ目は、&homeに鴻巣さんち。

鴻巣さんちは、かれこれ4年前に完成したお家なんですが、
時間が経ってからも取材していただいてありがたい限り。。。。

ていうか、前回書いたように、おうちは時間が経ったほうが絶対いい感じになるので、
もう

「5年以上たたないと載せません。。」

っていう雑誌があってもいいのになぁ、、、って思うんですけどね〜。

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そうそう、そういえば、鴻巣さんちは、
実は設計の最初は、ご夫婦お二人で、
若いカップル、って感じだったんですが、
今ではわんぱく盛りのにぎやか4人家族!!
もうすっかり「肝っ玉お母さん」が板についていらっしゃいました。

、、、、打ち合わせ中、虫きらーい、って言ってたの、誰でしたっけ、、、?(笑)

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さていろんな家づくりがありますが、
実は、設計中に妊娠しました〜ってご報告がニコではとても多いんです。

まぁ、それだけ仕事が遅い、、、、、ってコトかも知れませんが、
家づくりを通して、「産みたーい。産んでもいいかも〜??」って
思っていただけてるといいなぁ、、、きっとそうだろうなぁ、、、、って、
自分に都合のいいように僕は考えてるんですけどね、、、、。

本間さんちのお葬式じゃないけど、
家が「ここで産みたい場所」であったら素晴らしいなぁ、、、っていうのが、
僕の思いでもあります。

そのうちニコのおうちで自宅出産する人がいたら素晴らしいなぁ、、、、、。
そう思ってもらえるような家になるといいなっていつも思っています。


そして、いつか助産院の設計、ぜひしてみたいです、、、。


さて、もう一つはLIVESに、大山さんちです。
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ええと、大山さんちは、、、、、家の取材を偽装した飲み会風景(笑)。

ほーんと、美味しいもの好きで、料理に対する探究心の半端ない大山さんち。
おかげで僕たちは、うかがうたんびに食べたコトもないようなご馳走に
ありつけるので、ニコの中では、大山さんちはもはや家っていうより、
食堂という位置付け、、、なのです。

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家作りでいうと、
鴻巣さんちと比べると、大山さんちはもう子供達も大きかったので、
ずいぶん設計の仕方も変わってきます。

、、、、っていうか、もう子供達は自分勝手にするだろうから、
親が楽しい家にしましょうね〜っていう感じ。

そういう意味では大人4人が
それぞれ学校や職場に出撃するための
英知とパワーを充填する基地っていう感じでしょうか?

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そんな訳で、子供達はさておき
飲み会シュミレーションばっかりさせていただいたおかげで、
ほーんとご飯の美味しいおうちになりました。

お兄ちゃんも、高校生にしてタイミングよくいい感じの熱燗をつけてくれるし、
僕ら酔っ払いをにこやかに軽くいなすテクニックもあるし、、、、。
もう5年もすれば一緒に飲めますしね、、、。


そんな楽しい飲み会の紙面になっています。
取材の時の様子は、こんな感じ。

、、、、、ただの飲み会です。


そんな訳で、
またどなたか、楽しい飲み会の取材をしていただける雑誌社さんがいらっしゃいましたら、
ぜひご連絡ください。

飲み会できたら
何のテーマの雑誌かは特に気にしません。
釣り雑誌、料理雑誌、スイーツ雑誌、日本酒雑誌、日曜大工雑誌、本の雑誌、お受験雑誌、、、、、

あっ、danchyuがいいかも???(笑)

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posted by 西久保毅人 at 20:46| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月02日

撮影中は、聞き耳をたてて。

いっつも直前に、

「ああっ、明日っ!」

っていう告知になるので、今回は、早めに、、、、、。


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先月のとある週末。

小川さんの家の「渡辺篤史の建もの探訪」の撮影がありました。

ちょうど完成して2年くらいで、家も小川さんらしさ満載になってきた頃です。


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植物もモリモリしてきて、
いろんな家具や暮らしの道具たちと家が、
いい具合に馴染み始めたような、そんなちょうどいい時期。

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お天気は、午前中はあいにくの雨だったんですけど、
スーパー晴れ男と言われる僕ですが、
実は、建もの探訪の撮影に限っては、じつは雨の日が多いんですよね〜、なぜか、、。

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そうそう、実は渡辺篤史さんに取材していただくの、
小川さんちでかれこれ11件目!!!!

になるんですけど、
一番最初の本間さんちの撮影も雨だったなぁ、、、、10年以上前だなぁ、、、
とか、、、、、、

撮影中、僕たちやるコトなくて、ちょー暇なんで、
そんな妄想をしていました。。。。。


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そうそう、普通の取材と違って、建もの探訪の撮影は、
終わるまで僕たちは

「終わるまで別室に待機してください!(怒)」

って言われるので、

姿も見せてはいけないんですけど、
それでも、やっぱ、、、、、、気になります。

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たぶん、撮影中のお話の全部がテレビになる訳じゃないので、

果たして渡辺さんがどんなコメントを言ってるんだろう?
小川さんたちは、どんな話をしてくれてるんだろう?

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気になって気になって、、、、、、ですね、、、。

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カメラに映らないように、、、、。

物音を立てないように、、、、、。

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キクちゃんとコソーーーーっと、
聞き耳を立てて、
怪しげなスパイのように隠れて話を聞いていました。(笑)

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もうですね、、、、
かれこれ10年以上のお付き合いなんですから、
そろそろ僕も家の中、うろちょろしてても良くないですか〜、、、??

って思うんですけど、、、、、。
はは、やっぱ、プロは厳しいですねっ。(笑)

そういう徹底ぶりが、
ほーんと、この番組の素晴らしいところなんですけどねっ。

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そんな訳で、
放映は、12/3((土)の予定!

今から楽しみです!!!!
posted by 西久保毅人 at 21:19| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

発露

先日、
完成して5年たった井上さんちに行ってきました!

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どのおうちもそうですが、
時間が経つと、実は建物の変化よりも、
植物の変化の方に驚かされます。

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できた時は、こんなでしたからね、、、。

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そんな訳で、今回は、ちょっとした庭木のメンテナンスを植木屋さんに頼んだのでしたが、
お家の方は変わらず、とても楽しそうに住まわれていました。。。。。

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、、、、って言っても、
井上さんちは、ほーんといつ行っても、楽しそう、が過ぎるくらいに
楽しそう!!!!
今はお子さんが嵐に夢中らしく、家の窓中に嵐情報が、
綺麗な色のペンで書いてありました!

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こういうのも絵心なんでしょうけど、
ここまでくるとアートだなぁ、、、、っても思いますし、
そういう子供たちの興味を、家族で楽しんでいらっしゃるのが、
とても井上さんちっぽいなぁ、、、、って思います。素敵!

しかもまだ小学生なのに、
嵐好きがこうじて嵐の出たドラマの原作本なら、
難しい小説でも読んじゃうようになった、とのコト!

あぁ、まさにこれぞ、知的好奇心の発露だよなぁ、、、って思いました。

すてきだなぁ、、、。

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偶然、井上さんに拾われて、
もうすっかり家族になった二匹の猫がいるのもそうですけど、

なんていうのかな、、、、
まったく予定調和じゃない出来事が、
そのまま家族のあたりまえになっていく、、、、。

そのままどんどん、展開していく、、、。


そう、家族ってそういうもんですよね。。。。

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植物も、子供も、猫も。


「生きてるものは、そのままが一番なのだ。」


とでもいうかのように。。。。


、、、、と完全な僕の妄想ではありますが、、、、。

井上さん、ごちそうさまでした〜。
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2016年11月17日

ハウスオープン 結婚式というケンチク

森の中のそのケンチクは、
窓もなければ、玄関もありませんでした。

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限りなく屋外のような場所で、
唯一、薄いテントの屋根の下。
暖かな明かりの中に置かれたテーブルとソファーが、
そのケンチクが家であることを無言で語っていました。

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「はるか昔、
 最初の人間が創ったケンチクとは、壁でも、窓でも、床でもない。

 一枚の屋根だ。」

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そんな設計者の意図を強調する演出かのように、
その日は小雨が降っていました。


11月の夕暮れ。
少し肌寒い気温も彼の演出でしょうか?

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暖の灯された屋根の下に
自然とみんなが集まってきます。

「そして団欒の中心には、いつも火があった。」

まるで人類の家の起源を体現したかのようなそのケンチクは、

どうしようもなく外なのだけど、
同時に、どうしようもなく家でした。


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そう、その日は細田家の、初のホームパーティ。

日暮れと同時に、音楽隊と阿波踊りの連が到着しました。



楽しげな音をたよりに、
あたたかな光をたよりに、
美味しそうなにおいをたよりに。


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その日、
一枚の屋根の下からは、たくさんのたよりが次々と発せられ、
たくさんの人々が集まってきました。


「ここが家であるコトの、たより」



それはどれひとつとして、かたちあるものではありませんでした。
一枚の屋根を除いては。


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ここが中だとか、外だとか、
家だとか、街だとか。
俺のモノだとか、君のものだとか。。。。

そんなコトは、そもそもどうだっていいのだ。


二人がいて、屋根がある。

そこに、暖かな火があり、仲間がいる。

踊りと音楽で表現された喜びは、一瞬で境界を溶かし、
延々と連なっていく。繋がっていく。

それがケンチクの始まりなのだ。。。。

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花嫁は歌い、

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舞い、

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仲間は唄い、

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花婿は叫ぶ(笑)

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ホソダくんらしい、素晴らしい渾身のケンチク。

そんな究極の家の、いやケンチクの始まりの姿を、
ホソダくんは体現してくれたような気がしました。


「、、、、そしてこれはケンチクの過去ではなく、未来のケンチクの姿なのだ!」

そうホソダくんは、叫んでいました。

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いやぁ、、、素晴らしかった!!!!

、、、、、これを超えるのはなかなか難しいなぁ、、、、。


おめでとう。


、、、、あっ、そうそう、たまきちゃん、
ホソダくん、チューしてたよ。。。。。
posted by 西久保毅人 at 15:31| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

ち・いさな

先日、明治大学の2年生の課題発表にゲストで呼んでいただきました。
集合住宅の課題です。

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呼んでいただく時に、

「発表の始まる前に、ちょこっとISANAのお話をお願いしたいんですけど〜。」

って頼まれていたのですが、
偶然、それとは全く関係なく、その日の午前中にISANA
メンテナンスのお打ち合わせに行くコトになりました。

不思議。

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ISANAは、基本的に単身者用の賃貸住宅なので、
いまでは完成時からは何巡目かの入居者さんが住んでいらっやるんですが、
何と言ってもやっぱり大家さんのバシストさんが住んでいるっていうのが、
やっぱり大切な事なんだなぁ、、、
とうかがうたんびに、改めて思います。


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、、、と、
そんな訳で、大学へ。



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「集まって住むという事」

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「敷地の中だけでなく、家と街のあいだを考える、という事」

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「ケンチクは持って歩く事はできないから、
 その置かれる街に目を、耳をすますコト。」

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何より自分自身が実感を持って

「ほんとに思っている」

コトにしっかりと向き合うコト。

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ついつい、設計って特別なコトのように思いがちで、
設計って、「勉強」だと思いがち。

もちろん勉強するコトは大事だけど、
流行りのケンチクや、先輩や先生の言うコトや、賢そうな、もっともらしい言葉に流されないで、
最後は自分が実感を持った言葉でしゃべれないと、誰にも伝わらないし、
何よりケンチクに命が芽生えません。

でも、逆にいえば、
そこさえできれば、誰にだって素敵な空間を作るコトはできる、と
僕は思っているんですけど、
そんな、一番簡単なコトを教えるのが、
学校教育では、実は一番むずかしいのだろうなぁ、、、、。



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さて、そんな中、
最初から、

「あれっ??」

って思う作品がありました。

それは、センスがあるとか、小綺麗とか、上手くまとまっっている、、、とか
そういうんじゃないんだけど、
一つ一つ、一箇所1箇所に目を向けながら、それでも上手く答えが出ない、でも出さなきゃ、、、
っていう自分の中の「迷いやもがき」がそのまま形になったような作品。

そういう魅力とは別に、コジン的に

「ん?? なんか心なしか、僕に似てるかも、、、。」

って思って気になってたんですけど、、、、。

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発表を聞いてビックリ!

その子は、
ISANAの考え方とかを、一生懸命勉強して参考にして設計してくれたんだそうでした。

でも、単なるマネとかそういうんじゃなくて、考え方をしっかりと自分のモノにして、
自分だったら、、、自分だったら、、、、っていう風に、
自分の実感に、しっかり置き換えて設計しているのが、ほーんとよく分かる作品!


こういう風に思ってもらえる経験、
正直生まれて初めてだったんですけど、なんか、ちょっとくすぐったいような気もしましたけど、
でも、こういう風に次の世代の若者の中に、僕たちの種が届いたんだんだなぁ、、、って思うと、
とても嬉しく思いました。

ちいさな、ちいさな、

ち・いさな。
posted by 西久保毅人 at 13:07| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月29日

神奈川建築コンクール

ようやく先日オープンになったのですが、
今年、鎌倉で設計をさせて頂きました「中道さんの家」が、
第60回神奈川建築コンクールでめでたく優秀賞をいただきました!

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、、、という訳で、
先日、みんなで表彰式へ!

会場は、横浜開港記念会館っていう、異国情緒漂うとてもクラシックな場所でした!
横浜ってそんなに行く機会ないんですけど、
なんか外国みたい。

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この賞は、設計者だけでなく、建主と施工者の3者で受賞した賞です。
なので、喜びもひとしお。

なんてったって、ケンチクは設計者だけでは作れませんからねー。。。。

そんな訳で、せっかくなので中道さんファミリーも来てくれて、
お子さんも一緒に表彰状を頂きました。

しかし、壇上で賞状を貰う、っていうのは
卒業式みたいで緊張するもんですね。

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またこの賞は、県が主催しているっていうのも、ちょっと変わっていて、
賞状には、鎌倉市とか、小田原市とか、川崎市とか、、、、たくさんの
市の印鑑がビッシリ。。。

神奈川県、すごいな、、、、、。

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、、、と、そんな訳で、
堅苦しい授賞式の後は、
せっかくだから、お登りさん気分で記念撮影大会。

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なんか、
どこで撮影しても、

「なんか、外国みたいな写真になりますねっ、ねっ、ねっ。」

っと半ば興奮気味なコテコテ日本人の僕たちでした(笑)


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さて、中道さんの家。

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中道さんの家は、住宅と、中道さんの経営する美容室、エステ、それと、
貸しスペースの合わさった街のようなお家です。

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説明しようと思えば、
このおうちを説明するための言葉もたくさんあるんですけど、
やっぱ、僕は中道さんちは、中道さんちだなぁ、、、って思います。

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ちょうど表彰式の後、
中道さんご家族と食事をしてる時のコト。

「、、、僕、あんまり設計に口出さなかったと思うんですけど、、、、
他の建主さんは、もっといろいろ注文があるんですか〜?  ニシクボさん。」

と中道さん。。。

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「、、、、、、、。えっ??それ、本気で言ってます??」



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「、、、逆に、中道さんほど、ああしたい、こうしたい、あれつけたい、これ使いたい、、、、あれ食べたい、

 っていう人、めーーったに、いないんじゃないかっていうくらいでしたよ〜、正直(笑)。

だから僕たちの中では、ほぼ中道色に染まってますけど、、、、、、中道さんち。」

と僕たちが返すと、
中道さんは、意外だったみたいで、超、苦笑いされていて、面白かったなぁ、、、。

その意外がむしろ意外ですけど、、、、、、もう。。。

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そういう、すっとんきょうなところも含めて、
ほーんと中道さんご家族は素敵です。


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ほーんと、中道さんたちと巡り会ったからできたんですよ、この家。

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そして、中道さんたちが住んでるから、素敵なんですよ、この家。


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ケンチクなんて、箱だけ作ったって、なんの意味もないんですから、、、。


、、、、、、、もしそんな仕事だったら、僕はいますぐこの仕事やめます。(笑)

そんな訳で、
ほーんと、頼んで頂いてありがとうございました、中道さん。
これからも、あれしたい、これしたい、、、、とよろしくお願いしまーす!!!

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2016年11月30日

ふたつのオープンハウス

気がつくと明日から12月ですね!

案の定、すっかり告知を忘れるところでした、、、。(汗)

12月はニコのふたつのオープンハウスがあります!

まずはテレビオープンハウス。

今週末、12/3(土曜日)あさ5:00〜
テレビ朝日、「渡辺篤史の建もの探訪」にて、
小川さんの家が放映されます!


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先日も書きましたが、ちょうど完成して2年くらい経って、
小川さんの施主力満載になってきたころ。
どんな映像になってるのか、今から楽しみです!



さて、次は、いつもの現地オープンハウス!


12/10(土)、千葉県の九十九里浜にほど近い場所で、
「太田代さんの家」のオープンハウスをさせていただきます!


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住んでる人たち、ほとんどがサーファーで、外シャワーが当たり前の街で
設計させていただいたおうち。
小さな子供達も、道端でスケボーして遊んでる姿が多くて、
あぁ、こうやってサーファーになっていくんだなぁ、、、と伺う度に思います。
育ちが違うって、こういうコトを言うんですね〜。


、、、、、あ、でも太田代さんも僕らもサーファーではありませんが、
代わりと言っちゃぁ、アレですけど、
サーファーの大工さんや職人さんに作っていただいたお家です。(笑)

村上建築工房という、南房総のとても素敵な工務店さんです。

ちょっと東京からは遠いですが、どうやら2020年の東京オリンピックのサーフイン会場に
なるらしい一宮海岸まで近い場所ですので、ぜひ小旅行がてら見に来てくださいね〜!!!
posted by 西久保毅人 at 15:41| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月08日

施主迷惑??

さて、今週末のオープンハウス予定の太田代さんの家。

ただいま、外構工事、真っ最中です!

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都心の工事は外構っていってもあんまりないんですけど、
やっぱ、敷地が広いと外部の工事もそれなりに時間がかかります。。。。

でも、そんな折、
職人さんたちが縁側でお弁当食べたり、休憩されたりしてるのを見ると、

あぁ、いい風景だなぁ、、、って思いますね。


こういう場所作りって、なかなか都会ではできませんから、、、。


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オープンハウスの案内にも書きましたが、
太田代さんちは、
のんびりとした遊歩道に面した角地に計画した、はなれのある家です。

太田代さんには、設計の最初に素敵な言葉をたくさん頂いたのですが、
その中でも、


「縁側っていいですよね〜、

縁(えん)のある、側(がわ)、っていう言葉が!」


というのが、なぜかずーっと忘れなれなかったなぁ、、、。


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「、、、家ではあるけれど、お休みの日曜日なんかは、
近所の子供達がふらっとうちの縁側に集まってきたりしてね、、。」


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えんのある、がわ。


案の定、
とっても時間がかかりましたが、
完成間近の現場にいると、
ほんと、そんな場所になったなぁ、、って思います。


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そして何より、工務店の村上建築工房さんも素晴らしかったなぁ、、、。

そして、その仲間の連れてきていただける職人さんも、
いちいち、一味あって、素敵な方ばかり。


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だから、もちろんニコっぽいおうちでもあるのかも知れませんが、
村上建築工房さんとその仲間たち、っぽい匂いのプンプンするおうちでもあります。

そして何よりも、これから
どんどん太田代さんちっぽくなっていくんだろうなぁ、、、。

楽しみ〜。

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そんな地域とつながった暮らしが実現するように、
ながーーーい、縁側テラスが街と生活をゆるく結んでくれるような、
そんな設計をさせていただきました。

家と街のあいだにある小さなはなれが、
プライバシーを守りつつ、
街と繋がるくらし。

、、、、っていうかですね、
このまま、学校とか、保育園になればいいのに、、、、、。

住居併用保育園って、、、、ダメでしょうか、、、?

、、、、と、

相変わらず、住宅を頼まれつつも、
一向に住宅を設計している気のない施主迷惑な西久保でありましたが、、、、。



、、、っていうかですね、、、
そもそも気持ちい場所は、何にだってなれるんですよー。

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ともかく今週末、楽しみですね!

、、、、、、、宴会が。
posted by 西久保毅人 at 20:48| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月09日

距離感

先週末、
ちょうど2年半前に完成した神戸の曽根さんち
雑誌取材していただきました!

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「うーん、苦節2年、、、いよいよ来ましたね!」

と曽根さん。

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先日、建物探訪で放映していただいた「小川さんち」もうそうでしたが、
別に、そういう取材が家づくりのゴールでもなんでもありません。

僕の正直な気持ちは、せっかくだから設計させていたいたすべてのおうちを
取材していただきたいなーって思うんですが、
こういうのも、ご縁のもの。

なんでも思うように行く訳でもありません。

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そもそも、設計はさせていただいても、
もう引き渡し済みだから、僕のものではありませんしね、、、、、。

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だから、こういう縁に恵まれると、
取材そのものも嬉しいんですが、

「やったっ!久しぶりにゆっくり遊びに行けるっ!」

っていう思いの方が、どっちかっていうと強いのです。

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そんな訳で、曽根さんち。

とてもいい家なので、大好きなご家族なのでチャンスがあれば
取材していただけたらいいな〜、
曽根さんたちも喜ぶだろうな、って思ってたんですが、
なんせ神戸。

雑誌社さんは、なんだかんだとトウキョウが多いので、
遠方は、なかなか実現しにくいのかなぁ、、、、と半ば諦めてたんですけど、
さすがLIVESさん!

トウキョウからはるばる来ていただきました!


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当日は、実は雨100%の予報だったんですが、
かろうじて天気も前半大丈夫だったので、撮影もバッチリ。

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とっても楽しんで、しかも曽根さんちらしく「がはは」と住んでいただいている
ご様子で、とても嬉しかったです!
建物の痛みもほとんどなくて一安心。
工務店さんも駆けつけてくれました!

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しかし、曽根さんち、
久しぶりなのに、なんか久しぶりな感じがしない、ってうのが
とても不思議。

なんか、実家に帰ってきたような、、、、とでも言いましょうか?

なんでだろ。。。。

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さてさて、話は変わり、

明日は、千葉で太田代さんちのオープンハウス。
太田代さんちも、ちょっと遠い現場でしたが、
距離の割に不思議と距離感を感じないっていうか、、、、、。

近い現場ほどは、頻繁には行けてないのに、
なんでしょう、このカンカク。。。。


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実はですね、
この年末から僕の地元、九州から声をかけていただくコトが
急に増えて、福岡へ、佐賀へと時々伺っています。

伺ってる、っていうか、帰ってるっていうか、、、。

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そうそう、太田代さんちだって、曽根さんちだって、
九州だって、、、、。

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なんだかどこかで「帰ってる」カンカクが不思議とするんですよね、、、。
うっかりしてると、曽根さんちにだって住み着いちゃうそう、、、、、。

なんだろ、このカンカク。

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とまぁ、そんな訳ですので、
明日の太田代さんちオープンハウス、
とても気持ちのいいお家なので、
うっかりそのまま住みついちゃわないように、、、、、

気をつけて行ってきまーす!



そして、LIVESさん、このノリで、ぜひ次回は、四国へ、、、、。(笑)
posted by 西久保毅人 at 20:48| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日

めだかのがっこう

先週末、好天の中、
千葉県の、ぼうそう半島の太平洋側、
いわゆる外房と呼ばれる海を臨む小さな街に
太田代さんのおうちが完成しました。

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トウキョウから、約2時間半、と遠かったんですが、
はるばるオープンハウスに来ていただき、
また、ご近所さん、近所の子供達も、代わる代わるきてくれて、
とっても賑やかな1日となりました。

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広々としたぽかぽかの縁側。素敵な笑顔。

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だーれがせいとで せんせいか


だーれがせいとで せんせいか


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そんなめだかのがっこうの歌詞のように、

だれがニコのお客さんで、だれが街の人か?


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いやいやむしろ、、、、、
だれがニコの人で、だれが太田代さんで、だれが職人さんで、だれがお客さんか?


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なんだか、そんな境界線すら忘れてしまうくらいに、
みんなでのんびりと完成を味わったオープンハウス。


なんだか、太田代さんの人柄が
そのまんまケンチクになったような、、、、、
そんな空気感のせいでしょうか?

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一匹の魚を、
身から、頭から、骨まで余すところなく
味わうように
余った丸太が玄関の引き手になり、

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屋根の上から、

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玄関から、

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縁側から、、、、、、

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なんだか、隅から隅までゆるやかに町や地域とつながっているような、
そんなおうちになりました!

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さて、そんな太田代さんの家。


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実は最初にお会いしてからは、3年くらいでしょうか?

最初はお2人だったので、かなりのんびりとスタートしたんですが、
設計中に3人家族になり、、、、、、

あやうく4人家族になる前にようやく完成。。。。。。

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ええとですね、、、、、ニコの家づくりの、、、、、あるあるです(笑)。

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なので、そんな家族の変化と共に出来上がった太田代さんの家。

こないだウシも書いてたんですが、
現場途中からは、ご夫婦で赤ちゃん連れて工事もされてたので、

もう、だれが建主でだれが職人さんか、途中であいまいになってきて、、、、。

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仕事終わったら現場に帰っていらっしゃるので、
もう、現場なのか、家なのかも、途中であいまいになってきて、、、、、、。

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そんな家づくりのエピソードを思い返しながら
完成した家の中で1日過ごすと、
やっぱり、いちばん最初の太田代さんの言葉を思い出すのです。


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「縁側がたくさんある家がいいなぁ、、、、、。

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お休みの日曜日には、近所の子供達が
縁側から集まってきたりして、、、、、。

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そうそう、、、、

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えんがわって、、、、、

その言葉も素敵ですよね〜、、、


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 だって縁(えん)のある、側(がわ)、っていうコトですもんねっ。。。」


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、、、、、、、。

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なるほどなぁ、、、、って、
その時思ったのです!!!


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僕、それまで、縁側たくさん作ってたんですけど、
縁側って、ちょこっとベンチみたいに出っ張っている、
その物のコトだと思ってたのです。。。。。

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でもそれを、太田代さんの言うような
「えん(縁)のある がわ(側)」って考えると、
イメージがぱーっと広がっていきました!



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そっか、、、、、。

「えん(縁)のある がわ(側)」だったら、
どんなすがたかたちをしててもいいんだなー。。。。


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いろんな縁をつむいでいくような関係性が作れたら、
もはや、実体がなくってももいいんだなー。。。。


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それはもう、そもそも
ケンチクじゃなくってもいいんだなー。。。。。



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家と空のあいだに。


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家と街のあいだに。


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家と道のあいだに。

この街の暮らしや風景の中に、
いろーんな、縁がうまれますように。。。。。

太田代さんの家と暮らしが染み込んでいきますように。。。。。

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この家の存在や、作られ方そのものが、
太田代さんの暮らしにとって、

「えん(縁)のある がわ(側)」

になったらいいな。

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太田代さんの家は、
そんなコトを妄想しながらできあがりました。


だから、設計上の工夫もいろいろあるにしても、
そんなコトは、もう些細なコトで、
それ以上に、工事に関わるいるんな人に思いをゆだねて出来上がったのも
この家の特徴かも知れません。

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そもそもはなれの内装なんて、
下地から、仕上げの施行まで、建主である太田代さんにゆだねてしまってできた家。


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和紙もみんなで貼ったし、、、、、。

ウシはウシで、
ああいう性格なので、「いけるっ」って思ったら最後、
フィニッシュは、
まるっと
村上建築工房の大工の村上さん、長谷川さんにゆだね、、、、


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壁は壁で、左官屋さんにゆだね、、、、

お庭はお庭で、お庭屋さんにゆだね、、、、、


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、、、、あっそうそう、
職人さんの現場宿舎は、某イイジマさんにゆだね、、、、、、、、(笑)


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って具合に、
結果的に、
とっても大切ないろーんなコトを、いろんな人にゆだねてできあがった家でもあります。


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そんな縁が、また別の縁をよんで、どんどんつながっていく。

そんな縁に身をゆだねているうちに、
そのケンチクに愛着を持ってくれる人が、どんどん増えていく。


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知らず知らずと、ぜんぶが想像をちょっとだけ超えていって
素敵な世界が出来上がっていく。

この家づくりそのものが、

「えん(縁)のあるがわ(側)」になっていく、、、。

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きっと太田代さんも、そういう風に僕らにゆだねてくれたんじゃないのかなぁ、、、。


そしてそれが、僕たちの目指しているケンチクなんじゃないかなー、って。

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だーれがせいとで せんせいか




だーれがせいとで せんせいか



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そんな訳で、
できた瞬間から、街に染み込むような太田代さんの家と暮らし。


太田代さん、ありがとうございました!
またお引っ越し後、お邪魔しますね〜。
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2016年12月22日

三つ子の出産。

12月ですねー、って
ついこないだ思ったら、もう今年もあと10日、、、、。

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来年完成に向けて、
都内で工事中の、「くすかめくのくの邸」が先日上棟しました!

先日の太田代さんちとはロケーションはうって変わって
地下一階、地上3階の3世帯のおうちです。


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ただ、世田谷線、っていうトウキョウでも珍しい路面電車が目の前を
走っていて、どこかのどかな風景の場所なので、少しほっとしますね。


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地下一階、地上3階っていうと、
周りもちょっとビルっぽい建物が多いのですが、
そんな条件でも、
3世帯のご家族が、味噌汁の冷めない距離でのんびりと、、、、

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「ちょっとおばあちゃんちからお醤油借りてきて〜。」

っていうような時には、
街に迷い込んだような、、、、、、、

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そんな、立体的な、長屋のようなおうちになればいいなぁ、、、、と
思って設計をさせていただいています。


ただ、、、、、、

要望も、各世帯、バラバラなので、ですね、、、、。

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生まれてきたら、楽しいのは分かっているのに、
3世帯、同時に産むのは、思いの外、大変。。。。

三つ子を妊娠してる、お母さんの気分でしょうかね〜。。。。

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、、、、ホソダくんのつわりが心配です。。。。。(笑)

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さて、そんな訳ですが、
先日、よーやく上棟を迎え、
上棟式をしていただきました!


冬の上棟式は、鍋ですねっ、鍋!

今回も、たくさんの職人さんに参加していただき、
皆で上棟を堪能しました。

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完成したら、子供達、きっと
楽しいだろうなぁ、、、。

イトコとおばあちゃん、おじいちゃんと、おじちゃんとおばちゃんと、お父さんとお母さんと、、、、、
一緒に住めるんですからね〜。
しかも、目の前には、路面電車が通ってるし、、、、。

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ちまたでは、
家族の形が変わったとか、少子化とか、
グローバル化とか、、、、、、、、

世間はいろいろ言ってあおるけどさ〜、、、、。


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街は街。

家族は家族。

家は家。

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子供達にとっては、、、、、

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今も昔も、
本当は、そのまんま、


なんですよね。
posted by 西久保毅人 at 17:44| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

新年もよろしくおねがいします!

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新年もよろしくおねがいしまーす!!!
posted by 西久保毅人 at 19:10| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする