2008年07月02日

3番目

雨でもふらない限り、毎朝ノノ、リンタロウをソラと小学校まで見送りにいきます。

大抵、近所の子供達と合流して、小学校まで走っていく事になるのだけど、
真っ先にソラが走って行きます。


僕は長男だからイマイチ3番目のソラのカンカクが分からないんだけど、
遠い昔のノノ、リンタロウの時と比べても、なんだか、異様に成長が早い。


2歳って、もうちょっと赤ちゃんぽかったよなぁ、、、


と思いながら、小学生と対等に走って行くソラを日々カンサツしています。。。。。
この調子でいったら、4年後小学生になる頃にはヒゲでも生えているかも知れません。

291.sora.jpg


そもそも、家でもあんまり赤ちゃんとして扱わなかったのがいけなかったか?
3人目だから、テキトーでいいやっ、ていうのがいけなかったのか?
ハゲだからいけないのか、、、、、?


だいだい、子供って、第一子が、親の一番いい所をもらって、二番目がその残り、
三番目は、残りかす、、、、っていう、僕の理論はソラに完全にくつがえされています。


年上の兄弟がいると、こんなものなのでしょうか?
生まれた時から、さんざん、みんなにいじくり回されてたから、、、、。


ソラを見ていると、昔読んだ「象の時間、ネズミの時間」に書かれていた
「島の法則」を思い出します。


例えば、象を天敵のいない孤立した島のような環境に住まわせると、
大きさがだんだん小さくなるそうです。
それは、自然環境の中で、象は、自分の体を大きくする事で、
敵を威嚇して、身を守っているから。

今度は、ネズミを同じように天敵のいない環境に住まわせると、逆にだんだん
大きくなるそうです。
それは、象とは逆に、自然環境の中では、体を小さくする事がすばしっこさという
防御につながるから。

要するに、象も、ネズミも、防御のために無理して体のサイズを保っていて、
天敵がいなくて、身を守る必要がなくなった時に
初めて、本来の自然の大きさにもどれる、という事らしいです。



だから、もしかしたら、ソラが大きいのは、
生まれた時から、ノノとリンタロウという天敵がいたから、
早く成長し、大きくなる事で、身を守ろうとしたのでは、、、、?

などど、島の法則をあてはめて、ちょっと本気で考えています。



さてさて、今度は保育園につくと、そこには


「そうそう、これこれっ。これだよ2歳くらいっていうのは、、、、。」


という感じの、まっとうな、いかにも天敵のいなさそうな2歳児の群れに合流。
なんか、大事に育てられてる感じ、、、、。
ソラだけなんか、サイズがちょっと違う、、、、。一人だけデカい。




しかし、島の法則が本当なら、
保育園にいる間、もしかしたらソラは、
本来の大きさにもどり、
体がちょっと小さくなっているのかも知れません。


今度、覗き見してみます。


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2008年07月11日

中間検査

今日は炎天下の中、自転車で一日中、現場巡り。

午後からは、吉原さんの家の配筋検査と、確認検査機関の中間検査でした。


300.yosiharatei.jpg


昨年の法改正後、申請業務が大幅に改正されて、とにかく大変です。

でも、「大変」という言葉やイメージが一人歩きしている部分もあって、
なんか、過剰に構えてしまっている部分もあります。

確かに、とても意味のないような、理不尽な変更や対応がかなりあるのですが、
その「大変さ」に気を取られすぎて、「原点」を見失いがちになる時もあります。


そんな意味で、今日の中間検査にきてくださった検査官の方は、
とても芯の通った魅力的な方でした。


どんな構造でつくろうと、どんな形をしていようと、

「いい建物をつくる」

という意味では、やるべき事は、全部同じです。

とにかく「基本に忠実に」

という事。

逆にいえば、きちんと当たり前の事を「基本に忠実に」やりさえすれば、
何の大変な事もない訳です。

ついつい、経験を重ねてくると、
「基本」がいつの間にか「あたりまえ」になって、
おろそかにしがちな自分がいます。


そんな自分を、初心に戻してもらえたような、
貴重な言葉をいただきました。


例えば、「現場をいつも奇麗ににする。」

たぶん、それだけでも、出来上がる建物は、きっと良くなるはずです。


そんな、全然難しくないあたり前の事を、
見直していきたいと改めて思いました。











posted by 西久保毅人 at 22:17| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

酒とテラスとオヤジの背中

先週末に、この春完成した和田さんの家と、須藤さんの家にお邪魔しました。

まずは、和田さんの家。

和田さんの家にいく目的と言えば、
お風呂とバーベキュー。

最初から泊まる予定で、西久保家家族5人と本間さんと押しかけました。

301.wada.jpg


植えた時は、少しだけだったヤマボウシも青々と育ち、
いろんなものが生活になじんで、とても贅沢な場所になっていました。


例えば、お風呂場が離れにあったりすると、

「雨の日はどうしよう??そりゃ、いいのは分かるけど、、、、、。」

とか、ついついマイナスの事ばかり浮かんでしまいます。
ちょうど、ついた時はけっこう雨が降っていたのですが、
ぜんぜんへっちゃらで、むしろそれが生活に奥行きを与えていました。
きっと、毎日使う生活の一部の空間だからより良かったのでしょう。

「だいたい、みんな平均40分ですね。」

と、ついつい長居してしまうお風呂の魅力も、それを引き立てます。

自分で設計しておいて言うのも変ですが、ホントに気持ちのいいお風呂でした。
長居というか、遊べるお風呂というか、
どこからが、デッキで、どこからがお風呂かすら、もうどうでもいいような
気分の空間です。

子供達も、野生にもどります。

303.wada.jpg

旗竿なので、敷地がものすごく大きな訳ではないのですが、
まわりの景色を取り込むような設計なので、

「この街が敷地なのだ。」

とホントに思えるような風景が実現しています。

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日曜日に遠くに行かなくても、家にいながらちょっとしたリゾート気分。
それは、子供達の表情を見ているとよーく分かります。

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さて、ついた日の夜、ちょっと雨がやんだ頃に、和田さんがいつものように
炭火をおこして、お肉を焼いてくれました。

その肉がウマいのはもちろんですが、台所が女の城なら、炉は、オヤジの城。
夜空を眺めながら、火を起こして黙って背中を向け、肉を焼くオヤジの背中。


こんなオヤジの背中を見て育つ子供達は、
絶対横道にそれたりしない気がします。


何となく、家って、家事動線とか、女性の都合で決まる事が多いのですが、
そういう意味では、この家は、オヤジの都合が骨になっています。



「そんな事言ったって、アンタほとんど家にいないじゃないっ。」



っていう、女性の言葉も、よーく分かるのですけど、
オヤジがかっこ良く見える家って、ホント素敵ですし、むしろ家にいない分、
家って、オヤジを感じるような方が絶対いいに違いない。

家に必要な3大要素とは、

「酒とテラスとオヤジの背中」

なのだ。


304.wada.jpg

と、そんな事を、いいお酒を頂きつつ、
幸せそうに火に向かう和田さんを見ながら、思ったのでした。



さて、そんな夢のような夜を過ごして、家に帰った我が家の子供達。
対局のような、ボロ屋のあまりの蒸し暑さに、

「なんで、ウチは和田さんちみたいじゃないんだー。」

と、大ブーイング。


それは、いろいろ、大人の事情があるんだよ、、、、、。






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2008年07月17日

初試合

先日、リンタロウの初めてのサッカーの試合がありました。


まぁ、試合と言ってもまだ1年生。
初めて2ヶ月。

ほとんどルールすら知らない子供達の試合です。


相手も同じようなもんだろう、、、、とタカをくくっていたのですが、、、、。

どんな練習をしているのでしょうか?
相手は、ちゃんと「サッカー」になっています。
パスをまわして、サイドに展開して、、、、、、

と、イモ洗いのようにボールに群がるリンタロウ達を鮮やかにかわして
攻め込んできました。


どっちかと言うと、試合の結果よりも、初めての真剣勝負をして、
コテンパンにやられた子供達が、はたしてどんな感情をもつのだろう、、、?
まぁ、都会っ子だしなぁ、、、

と思っていたら、
負けて一試合終わったところで、ヤツらは集まって作戦会議を始めたのです。


306.rinn.jpg

「おまえがさぁ、、思いっきり蹴ってさー、、、、」

て、作戦ていうより、蹴る強さの話かよ、、、、

と、聞いてておかしいんですけど、グラウンドにイッチョマエに絵を描きながら、
真剣に話しています、、、、。

そうしてると、見るに見かねた3年生が、

「とりあえずさぁ、、、、ディフェンスだけでも決めといたらぁ、、?」

と、大人のアドバイス。

まぁ、リンタロウ達は、ディフェンスって、言葉の意味、知りませんけど、、、、。



と、言う訳で、2試合目は、作戦会議のおかげで開始早々、1点をとったものの、
結果、、、、たぶん9対1くらいのボロ負けでした。


サッカー 対 たまけり って感じの、
明らかな場数の違う子供達のゲームだったんですが、
いつの日か、リンタロウ達も、サッカーになる日がくるのが楽しみになりました。


グランドでドロドロになる、アツい男になってくれるといいんだけどな。








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2008年07月21日

307.natu.jpg


ねぇ、おひるに食べたの、何ラーメン??



「とんこつラーメン」



・・・・・・トンカツラーメン?? トンカツ??



「・・・・とんこつ」


トンカツ??


「と・ん・こ・つっ!」


・・・・・ト・ン・カ・ツ???


「もぉーっ。 こっ。「 カ 」じゃなくて、「 こっ 」  分かった?」






・・・・・・・コンカツ?






こいつらには、どうも僕の佐賀ゲノムは入っていないようです,,,,。

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posted by 西久保毅人 at 22:25| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

ハタザオ20M

仕事柄、いろんな土地の相談をうけます。

だいたい不動産屋のチラシを見せてもらう事が多いんですが、
その図面が、結構テキトーな事が多い。比率が。

先日も、ハタザオ敷地ですが、どうでしょう?

というご相談があって、不動産屋の図面を見る限りでは、

ふーん、

て感じだったんですが、
きちんと描いてみて、ビックリ。

ハタザオ敷地の竿部分の長さ、なんと20m!

まずは、とりあえずA3の紙からはみ出しました、、、、。

309.jpg

で、今度は慎重に描いてみたら、だいたいこんな感じです。
ちなみに、先日完成した和田さんの家でも、計ってみたら約13M。
結構長いと思っていたんですが、それより長い。


まぁ、実際は、間口が狭いと、車をおくとアプローチが窮屈な感じに
どうしてもなってしまうんですが、
それにしても、20Mの旗竿は、驚異的。


別に買うと決まった訳でも、たぶん買わないだろうなぁ、、とも思いつつ、
ついつい、いろいろ想像しながらスケッチしてしまいます。

要するに、こんな事だってできるのですから、、、。


外観がよく見えなくて残念、、、、という以外は、
コジン的には僕は割とハタザオ敷地、好きですね。
前から好きだった、、、というよりも、これまで数件のハタザオの設計を
させていただいて、どれも整形地ではできない、奥行き感のある家ができた
からです。

密集した都市の中で、道路から10M以上も引きがとれるなんて、
それはそれで、かなりのゼイタクです。

西久保家は、子供が多く、車はないので、自分ちだったら、たぶん、
こんな感じで使うかなぁ、、、、?

ハラさんも、ウチはハタザオがいいよねっ、て言ってる事だし、、、、。

5.mitinohuukei.jpg

などど、買えもしないのに、自分の事まで想像、、、、、、。


だからかどうかは、分かりませんが、
ニコ設計室では、現在もハタザオ2件進行中です。


最後に下の写真は、うちの近所にある、
つい、いつも立ち止まって眺めてしまうハタザオ敷地の家。

なんて事ないんだけれど、住宅街の中で、緑の奥にひっそりとたたずむ
ちょっとエレガントな雰囲気です。
いつも開いているグリーンの両開きの木製雨戸が、とてもかわいらしい。

298.tikaku.jpg


、、、、、と長々と能書きをたれてしまいました。
でも、込み入った住宅地の中で、上手く計画されたハタザオ敷地が、
街並に奥行きを与えているのは、やっぱり事実だと思います。



おっと、「買えっ」て言ってる訳じゃないからねっっ。

ハタザオ20M、、、、、、。



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2008年07月27日

夏休み

おまえらどんだけ本好きだよ、、、、、、


とちょっと突っ込みたくなるような今朝の風景。
玄関前に座り込み、読書家を街にアピール。


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まぁ、珍しいから撮ったんですが、
なんか、夏休みっ、て感じで、いい風景。


寂しい街並にも貢献して、さすが建築家の子供達。

教育が行き届いてる、よくできたご両親まで街にアピール。



ちなみに、リンタロウは日本昔話、ノノはハリポタでした。




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2008年07月29日

とりあえずパピコ

子供達を連れ出すと、アイスアイスと、とにかくうるさい。


おまえら、アイス食べにきたのか、プールに来たのか、、、、。


で、いい具合にプールの入り口にはアイスの自販機があるので、
すぐさま自販機に群がります。

僕がケチなのかどうかは知らないけれど、子供の分際で、一人一個アイスは
ゼイタクだろう、、、、、
モンブランをがぶりとできるには、汗流して働いている現場の職人さん
クラスにならないと、、、、、、、

という訳で、自販機に群がる子供達を引っ張って、近所の駄菓子屋へ。


だからといって、選ばせる訳でもなく、

「おまえら、三人いるから、パピコね、パピコ。2コ入りだから、残りはパパ。」

と、パピコを二袋かって、4人で分けます。
パピコくらいしか、2コ入りないし、、、、。

まぁ、味はカルビス味か、コーヒー味か、そのくらい選ばせるフトコロの深さは、
もちろんあります。。。。


312.jpg

と、いつもそんな具合なのですが、先日たまたま、
プールの帰りがリンタロウと二人になりました。
いつもわさわさいるから、実は子供と二人ってシチュエーションは以外と少ないのです。
それはそれで、二人ともどうしてよいか分からず、微妙な空気、、、、。


で、とりあえず、場をつなぐためにも

「あの、、、アイス食う? やっぱり、、、。」

と、いつもの駄菓子屋。

「まぁ、今日はリンタロウだけだからパピコじゃなくてもいいよ。」

というと、いろいろ選んだあげく、

「じゃぁ、これ、、、、。」

と、スイカの切った形をしたアイスを手にしたリンタロウ。


「ボクねぇ、これねぇ、いつも食べたいと思ってたんだよね、、、、、。」


と、ぼそっと一言。

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まぁ、いつもパピコだからな、、、、
そうか、リンタロウは、いつもそのアイスを見つめていたのか、、、、、。


ふーん、、、、、、。


と、二人で妙に神妙になりながら、
たかだか120円くらいの話ではあるんですが、
その日は、満足そうにスイカのアイスを食べておりました。



まぁ、来週からまたパピコだけどね。。。。。
パピコの3つ入り、出ないかなぁ、、、。

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posted by 西久保毅人 at 00:29| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月31日

須藤さんの家

先日、春にお引き渡しをした、須藤さんの家に突然押しかけてきました。

227.sudoutei.jpg

ホント、アポなし突然ですみません、、、、、。

須藤さんは、僕と同い年で、子供も同じ3人。
どんな風に住んでいただいているのか、とても楽しみな家でした。

ホントに期待通り、奥さんの抜群のセンスで、なんだか街の雑貨屋さんのような
インテリア。
しかも、よぉく見ると結構手作りのものが多くて、単純に感動しました。

やっぱ、生まれ持ったセンスにはかないません。。。。。

うちも同じ3人子供がいるので、キレイに保つって事がどれだけ大変か分かるので、
ホントすごいです。
(ちなみに、うちは、最初から放棄ですが、、、、、、。)

316.sudou.jpg

さて、まぁ、そういう建物探訪的な見方はほんの一時で、
ほとんどの時間、奥さんの次から次から作ってくれる料理を肴に
須藤さんとさんざん飲んでるだけでしたけど、、、、、実は、、、。

御夫婦とも海の街出身なので、出てくるもの全部、僕のつぼでした。
子供達も一緒にイカをさばいたり、ちょっとウチのノノに見せてやりたい、、、。

子供達も育て方がいいのか、接待上手で、気をきかせて3人それぞれ
いろんな芸を見せてくれます。
そこで、全然考えもしていなかった家の使い方を見せられました。

須藤さんの家は、建坪10坪に満たない小さなおうちなのですが、
リビング階の床は、こんな感じで、だん、だん、だん、と3段の床で
構成しました。

225.sudoutei.jpg

いつも考えているのですが、小さな家程、ちょっとした座れるくらいの
レベル差がある方が、そのまま座れますし、小さな子供達との関係も視線が近づいたり、
まぁ、ぜったいジャンプしたくなりますし、ステージにもなりますし、、、、
と、椅子なんか一切置かないで多様な使い方ができるのだ、
と考えているのですが、同じ平面で、3段つくったのは、初めてでした。


「ちょっと電気消しますよぉ」

と須藤さん。

家の電気を全部消して、一番奥のスポットライトだけをつけると、
段差で光が蹴られるので、なんだか、明るい一番奥の床と、手前のスペースが、
舞台と、客席のような雰囲気になります。

ロフトが楽屋で、そこでリハーサルと衣装替えをした子供達が、
音楽にあわせて踊ってくれました。
いつもやってるんでしょうね。
ラジカセとかの小道具を隠したり、、、、と結構手慣れたもんです。


314SUDOU.jpg

これは、結構、予想外だったなぁ、、、。

どの家もそうですが、大抵、予想外の使い方を発見するのは子供達です。
その度に、僕も次の設計につながるヒントをたくさんもらいます。
子供にこびた仕掛けじゃなくて、シンプルなきっかけであればあるほど、
きっと起こる出来事は、多様でしょう。
キッチンでもなんでもそうですが、ゴテゴテにやりすぎない方が絶対楽しいのです。


同じ設計はないので、完成するまで、須藤さんも実は結構不安もあったん
ではないかなぁ、と思いますが、こうしてとっても幸せそうに住んでいた
だいている御様子が感じられるのが、僕の一番のエネルギー源ですね。。。。



315.sudou.jpg


さて、宴もたけなわ、
絶好調の子供達に、

「次はさぁ、、羞恥心やるから、パパたち、赤と、青やってっ。」

とあやうく羞恥心をやらされるところで帰ってきました、、、、、、、。

今回は僕一人だったので、次回はうちの3匹もぜひ連れて行きたいと思っています。


次回は羞恥心も覚えとくね、、、、、。








posted by 西久保毅人 at 01:14| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

森田さんの家上棟

午後からの降ったりやんだりの雷雨の中、
世田谷で進行中の森田さんの家が無事上棟しました。

318.moritatei.jpg

現在工事中の4物件の一番最後に着工したのに、一番早くの上棟です。
他の3つは、地下があったり、全部コンクリートだったりで、
屋根までできるには何ヶ月もかかるのですが、その点、在来木造はスッキリと
気持ちいいです。

木造の上棟の姿は、いつ見てもカッコいい。

ただ、残念なのは、都市部では、この構造をそのまま仕上げにするのが難しいという事。

まだ木造2階建てなら、天井の構造を現しにしたりと、やりようがあるのですが、
木造3階建てになってしまうと、一段と法律が厳しくて、
法的に構造体のすべてを耐火被覆しないといけないのです。。。。。

だから、せっかくの構造体を全部隠すしかないのです。


法律は法律で、分かるんだけど、何とかならないもんかなー、と
いつも思います。基本的には万が一の火災時の延焼を防いだりする、というのは
良い事だけど、インテリアはべつにいいじゃん、、、、、、というのが
僕の素直な気持ち。。。。

もちろん、外壁耐火構造といって、木造でも唯一やりようはあるんだけど、
お金がかかるので、だれもそんな事はやりません。。。。。


と、まぁ、だから木造の上棟の日、というのは、


「カーッコイーっ」て、気持ちと、

「全部、隠しちゃうの、モッタイナイなー、、、、。」

て気持ちが、両方あって、


なんとか、法律変わんないかなー、とか、

実は、まだ読み落としている条文があって、
実はよーく法令集を読んでみると、
ホントは、できるのを僕だけ知らなかったりして、、、とか、



いつまでたっても、なかなかあきらめのつかない
思春期のような気分になるのでした。。。。。




エラい人、法律変えて下さい。









posted by 西久保毅人 at 21:19| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月07日

1 : 1 > 3 : 1 ?

先日、一晩、久しぶりにソラと二人っきりになってしまいました。

「なに食う?」

というと、

「ぎょうざと焼くそばとかれーとまぐろ」

というので、


しょうがないので、二人で飲み屋に行って餃子と焼きそばを食べながら乾杯。


外食にしろ何にしろ、たいてい子供3人引き連れて行くので、
子供と1対1で向き合うのって新鮮な気分です。

そういえば、ノノとは、二人でいろいろ遊びに行ったなー、と
思い出しつつ、せっかくなのでソラをカンサツ。


子供たちの言葉も、3人わーわー言うと、僕も聞いているようで、
何となく適当に流してしまいがちなのですが、
ちゃんと聞くと、結構いいこと、言うもんなのです。子供って。


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「おいしかったねーって、おねいさんにいうーっ」

そんな言葉も、二人でいると、なんだか、じーんときてしまいます。



しかし、どうしても孫のような存在なので、親もかなり手を抜いてるためか、
変なコトは知ってるのに、以外と、2歳児らしい知識は欠落しているようなソラ。


久しぶりに本でも読んでやるかと、三匹のこぶたを読みながら、

「これは、何のおうち??」

と、ちょっと簡単すぎたかな、、、と思いつつ聞いてみると、

「、、、、、、、、しらない。」



そんなトコが多々あります。。。。。。



そんな訳で、次の日、遅めのひるごはん。

「なに食う?」

というと、

「ぎょうざと焼くそばとかれーとまぐろ」


というので、吉祥寺のいせやへ行って、
焼き鳥とまぐろとビールで乾杯しました。



写真は、吉原さんの家の現場の空。
吉原さんちは、空がとても広くて、いつも奇麗です。


同じ空なのにね、、、、。

posted by 西久保毅人 at 01:13| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月09日

10年に一度

去年の甲子園は、佐賀人にとって10年に一度のお祭りでした。


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今年もいよいよ明日、佐賀県代表、佐賀商業が出場します。


えっ、佐賀北は??というと、


今年は、三回戦であっさり負けてしまいました。
その辺が、やっぱり佐賀らしくていいです。

それよりも、フツウの高校生が全国優勝したのはいいけど、
そのプレッシャーを一年間受け続けるというのは、並々ならぬ重圧だった
だろうなぁ、と思います。

そもそも、まともに戦って佐賀が帝京とか、広陵に勝つなんて、
日本代表が、アルゼンチンやブラジルに勝つのより確率低いです。


それが、トーナメントの面白さではあるとはいえ、
佐賀の高校生にとっては、
小学校の先生が突然総理大臣になる以上の出来事だったでしょう。

ホントおつかれさまでした。



さて、そもそも、佐賀県代表校が、甲子園で勝つ、なんて事は、
僕の記憶では、だいたい、10年に一度くらいです。


しかし面白い事に、一回勝つと、そのまま優勝、という不思議な県民性。


ベスト8、とか準優勝、とか、そんな中途半端な記録は決して残さないのが、
我らが葉隠魂です。


さて、佐賀商。
だれも知らないと思いますが、
実は、今年の代表校、佐賀商は、1995年の甲子園優勝校なのです。



1995年 全国優勝

2007年 全国優勝



このデータからすると、
次回、佐賀が甲子園で勝つのは、12年後の2019年の予定。


うーーん。
運気を貯めるタイプなんでしょうか?
なんか、宝くじもよく当たるらしいですし、、、。


そんな事を考えると、何となく明日の結果は、、、、、、。



と、
メジャーになる事は、あり得ないし、求めない佐賀の人は、
去年がスゴすぎたので、このくらいのユルーい期待感で
明日の試合を楽しみにしています。


どっちかって言うと、勝ってほしいけど、



微妙だなぁ、、、、、。佐賀的には、、、、、。







.







posted by 西久保毅人 at 01:54| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月11日

グッドデザイン賞

春に完成した「和田さんの家」が、2008グッドデザイン賞にノミネートされました。


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グッドデザイン賞、っていうのは、文房具から、車、建築まで、幅広い分野の
デザインを対象とした、アジア最大規模のイベントです。(らしいです。)

みんなにナイショで、こっそり応募していたら、一次審査を通過し、もうナイショに
できなくなっちゃったので、和田さんと、施工の山縣さんのご協力のもと、
8/21〜23の3日間、東京ビッグサイトで最終審査と展示会に出展します。


東京ビッグサイト、、、、、行ったコトないけど、、、、、何処?



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独立して、早6年。
30件以上の住宅を設計させて頂き、その都度、豊かな生活、子供達の笑顔を
いつもイメージして設計してきました。
だから、僕は、完成したてよりも、生活が始まってからのほうが楽しみで、
住宅というのは、生活が始まって初めて完成するものだと強く思っています。

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それが僕の唯一のポリシーだから、
グッドデザイン、といわれても、それは、僕らの設計とご家族の生活の営みの
コラボレーションなのだと僕は思うのです。


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そんな事を考えて、どんな展示をしようかしら、、、、?と考えているのですが、
スッカラカンの完成写真ではなく、せっかくなので、そこで行われている生活が
伝わるような展示をしたいと思っています。


生活そのものが、グッドデザイン、と思えるような、、、、。


そして、もし評価されるとしたら、その営みそのものを評価してもらえたら
最高ですね。

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と、言う訳で、どうも僕の写真だけではイマイチなので、
急遽、最近独立した写真家、吉村昌也君に明日、撮影をお願いしました。


うーん、持つべきものは、友達ですね。

お楽しみに。

posted by 西久保毅人 at 23:30| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

無責任な関係

325.jpg

週末、隣町の高井戸小のサッカー部コーチチームと、我らが桃二小コーチチームで
サッカーの試合をしました。

コーチチームと言っても、ちゃんとしたコーチと、僕ら物好きヒマオヤジ、
そして大学生とかの桃二サッカー部OBの混合チームです。

年齢も20歳そこそこ、大学サッカー部バリバリから、
60目前、ずいぶん歯の少ないヨレヨレまで幅広い年齢層。
もちろん女性もいて、末はなでしこジャパンか??っていうような中学生から、
もはや何ジンか分からないようなおばちゃんまで。


共通してるのは、エネルギーを持て余している事くらいでしょうか、、、。


僕は東京育ちではないから、あんまり地域のつながりとかに縁がなかったんですが、
リンタロウの小学校でいろんな形でサッカーに関わりだして、
急にいろんな知り合いができています。


困るのは、街を歩いていて突然知らないおばちゃんから、

「こんにちはーリンちゃんのパパ。いつもどうもっ。うふっ。。。。」

とか、言われるコト。。。。。

なんか、自分は知らないけど、向こうは知ってる、、、、という状況が
少しづつ、おこり始めています。


うーーー、気持ちわるっっ。
こんなありさまでは、荻窪ではワルい事ができやしない、、、、、。


でも逆に僕も、街を歩いていて、すれ違う小学生が、サッカー部の子だったりすると、

「おー、練習? 早く帰れよーっ。」

なんて、きっと子供達も僕と同じ気持ちなのかな?と、思ったりもします。

「だれ、あのオヤジ、、、、、キモっ。」みたいな。



でも、これが地域ってコトなんだよなー、とずいぶん懐かしい気もします。


なんたって、佐賀なんか、ちょっと女の子と街で歩いていると、
翌日には親戚のおばちゃんにまでバレている、、、、というくらい、
プライベートなんてあったものではない街だったんだから、、、、。



さて、まぁそんな感じの、ただサッカーやって、一緒に汗かいてる、ってだけの
ユルーイつながりだから、まぁ、オヤジ達の発言も無責任。


ちょうど、試合の打ち上げの飲み会の席でも、
参加してくれてる昔小学生だったOBの大学生をつかまえては、

「おい、おまえら、ちゃんとヒニンしろよヒニンっ。」

と、性教育。


学校の先生だって、最近はうかつな事はしゃべれないらしいですね。
すぐ訴えられちゃうから、大学では先生向けに、
セクハラ対策の注意発言教本まで配られるらしいです。

だから、もしかしたら、今の子供達はビクビクした先生しか
知らないのかも知れません。


だから、なんの権力も、損得も関係ない、年齢も性別も関係なく、
ただ、「サッカー好き」というユルーい関係でつながる無責任な
大人達が、実は、街の子供達の事を一番真剣に考えてるんじゃないかなー、
と、歯に衣を着せぬコーチ達を見てると、思えてならないのです。


親でも、センセイでも、何でもないけど、身近にいる、うっとおしいオヤジ達。。。


せっかくだから、こんな素敵なオヤジ達の門下生に、うちの子供達も入れるように、
僕もサッカーに力を入れていこうと思う今日この頃です。


日に日に増える、知らないおばちゃん達の監視の目は、ちょっときついけれど、


なんか心地よい、この無責任な関係。

















posted by 西久保毅人 at 01:30| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

大工さんの道具箱

ほんと、なんてコトないんだけど、なんてことないコトが一番大事だなーと思います。

写真は、世田谷で工事中の、森田さんの家の現場にある仮設トイレですが、
大工さんによる手作りです。

現場の便所、といえば、大抵はプラスチック製の簡易トイレが大抵定番。
まぁ、それが当たり前なんだったらしょうがないけど、これが臭くて、暑い。

きっと、みんな職人さん達も、臭くて、暑い、と思いながら使ってるんだろうけど、
見た目も良くないし、臭いし、汚いし、いい事はありません。

でも、それしかないから、しょうがないや、、、、、どうせ現場だし、、、
っていうのが、正直なところでしょう。
僕も、「そんなもんさ。。。。」と、ほぼスルーしていた所なのですが、
この仮設トイレを使ってみて、結構感動しました。

326.jpg

まず、臭くない。
あの、いつもの、プラスチックの熱気の中のプーン、、、、ていう感じは一切なく、
かわりに心地よい木のにおい。
外形は、むしろ、プラスチックのヤツより小さく見えるのに、最小限の木材で
できてるから、中はとても広く感じます。

しかも、手作りのトップライト付き。

たぶん、簡単な作りだから気密性も良くないから、においや熱がこもらないんでしょう。


僕らは、たまにしか使わないからいいけど、
職人さん達は、毎日使う仮設トイレ。

それがこんなに快適になるだけで、職人さん達の気分も絶対ちがうはずだと思います。
すごく小さな事だけど、職人さん達の環境が良くなれば、
完成する建物が良くなるに違いありません。




この写真は、大工さんののこぎりさし。
これも、手作りです。

327.jpg

最初、何だろう?厚いベニヤにさしてるのかな?と思いきや、
薄いベニヤを何枚も積層させて、数本ののこぎりの刃を収納できるようになっています。
この他にも、結構、自前で作った道具を使ってる大工さん達。

何でも売ってますけど、自分の道具を自分で作ったり、自分の使いやすいように
加工したり、、、という何気ない工夫。

工事自体とは関係ない事ですが、
少しでも自分たちが気持ちいいように、使いやすいように、っていう
事を日々考えている職人さん達に作ってもらう建物は、きっと金額以上の
価値があるものだと思います。


今までもたくさんの現場を見てきましたが、
最後は現場に残らないものにまで、きちんと気をつかってくれる職人さん達。


でも、その形には残らない気遣いが、完成した時に、
目には見えないけれど、最後の空間に絶対残るのだ、って事を
この大工さん達は、身をもって知ってるんでしょうね。


こういうのが、ホントににじみでちゃうんです。建物って、、、、。



こういうのを本当のグッドデザイン、っていうんじゃないかな、、、、、。




posted by 西久保毅人 at 01:07| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

撤収

先週末に行われた2008グッドデザイン賞エキスポは、
僕の想像を大きく超えた大盛況でした。

かなりかるーい気持ちで応募したのですが、まさかあんなに人が来るイベント
とは、、、、、、全然知りませんでした、、、、。

330.jpg

まぁ、僕はといえば、いるあいだ中、部外者をよそおいつつ、
自分の展示パネルの後ろににひっそりと立ち、
僕のパネルの前に人がとまるたんびに、スーッと近づいて、
何をしゃべっているのかを聞き耳たてて聞いていました。

「わー、気持ちよさそーっ」

とか言われるとニヤけ、

素通りされたり、隣りのばっか見てると意味ありげに自分のパネルの前に
たたずんでみたり、、、、、。


と、ほぼ、100%変質者。


ていうのも、写真のレイアウトや印刷の発注、パネル化、展示と、
要するに全部自分たちでやる訳なので、作業としては結構大変だったのです。

だからやっぱり、お客さんの反応や、他社の展示が気になります。

事務所でレイアウトしている時は、

「写真、大きすぎたかなぁ、、、、」

とか、何度も何度もやり直したりしたのですが、
ああいう大きな舞台では、B1のパネルが、A4サイズに見えてしまうのが不思議です。

そんな意味で、やっぱり

「プレゼン慣れしてるなぁ、、、さすがだなぁ、、、。」

と思うような展示もたくさんあって、
大舞台慣れしていない僕にとっては、そんな意味でもとっても
勉強になりました。

やっぱり、展示するからには、自分のパネルの前で、立ち止まってもらいたい、
というのが親心ってもんです。

だから、たくさん並べられた時に、どういうものに
立ち止まりたくなるか?いかに自分の展示に立ち止まらせるか?
っていうのも、実は、いつもやってるケンチクの設計にも近いものがあります。


展示で頑張るって、ほぼ卒業設計以来でしたけど、
そんな意味で大変勉強になる経験でしたし、
今度チャンスがあったら、ああしよう、こうしよう、、、というイメージを
膨らませられる収穫のある機会でした。



、、、、、と、そんな訳なので、もちろん最終日の撤収も、自分でやります。

指定よりもちょっと遅れて会場についたのですが、
あの賑やかさがうそのように、もうすでにスッカラカン、、、、、。


「どこっ?、、、、、、、、ここは。」

というくらいのあっさりとした撤収モード。

329.jpg

まぁ、イベント会場ってやつはこんなものなのでしょうけど、
一瞬のために設置して、終わればさっさと空っぽにしてしまうって
いうのも、新鮮な経験。

僕らは、何十年もあり続けるケンチクを日々作っているのですが、
こんな風に、ほんの3日間のために作られて行く設計というのも
あるんだなぁ、、、、と、

当たり前ですが、自分が参加したばっかりにそんな事も思いつつ、
感傷にひたりつつ、一人撤収作業を行いました。



さてさて、最後に今回の展示で、僕的にナンバーワンは、
このトイレでした。

便器にお花が生けてあるなんて、、、、、、、

最高にかわいらしいデザインです。
なんと、目の付けどころのすてきな事でしょう。。。。。

328.jpg

この便器を使う事にするだけで、
トイレスペースの可能性も大きくイメージがかわります。

日本のメーカーも、奥様好みの機能ばっかり追求しないで、
ぜひとも、こんな発想をしてもらいたいものですね。


モノは、性能や機能で大事にされるっていうよりも、
大事にしたくなっちゃう愛くるしい存在だから、大事に、大切に扱われるのです。


これこそ、時間を超えるデザインの根っこ。





posted by 西久保毅人 at 00:37| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月29日

いつもよりちょっと遅れて、
けーこ先生のピアノレッスンにいくと、
ノノがでれーっとしたアホ面で、ニヤニヤしながらピアノを弾いています。

レッスン中にこんだけニヤニヤしてるって事は、今日は楽しいんでしょう。
なんか、のだめのアホ面を思い出す感じ、、、、。

ノノはホントに気分にムラがあるので、
ちょっとでもイライラしている時は、そのまんま、音に出ます。
そんな時は、聞いてて、音が怖い、、、、。

いいピアノだからなおさらです。

331.jpg


さて、けーこ先生に、

「じゃあ、少し時間あるから、連弾やろうかしら?」

って言われると
さて、お待ちかねの連弾の時間。僕の出番。

これも、毎回ある訳ではなくって、基本的にはノノのレッスンだから、
ノノのが長引くと、次の子が来るので、僕は弾けません、、、、。


そんな時は、試合に出れない補欠の気分、、、、。


まぁ、ノノの分しか月謝払ってないから当たり前と言えば、当たり前ですが、
誰がお金を払っているかというと僕なので、少しは権利がある訳で、、、。


連弾っていっても、僕が弾ける程度の、簡単な曲しか弾かないんですけど、
ちょうど練習中の曲は、「渚のアデレーヌ」。

僕とノノが弾くと、

「ここの最後のトコは、クレッシェンドがついてるでしょ。
 この短い三小節で、メゾピアノから、徐々に大きく最後は最大のフォルテシモ。

そして再び何事もなかったかのように、雨の降りはじめのような、
ささやくようなピアニッシモよ、、、

、、、パパ分かった??? 」


と、お手本を弾いてくれたのですが、

う、うかつにも、ウルっ、、ドキッ、と涙が出そうになりました、、、、、。

なんでしょう、このカンカク。。。

たかだか、三小節。

音楽はホントに不思議です。

僕は理系だったけど、イマイチ波長とか、波関係はよく分かりません。
光も、音も、波だ振動だって言われても、いまだに全然、ピンときてないです。

でも、ほんの短いピアノの音色で、全然そんなつもりじゃなかったのに、
涙が出そうなくらい、じーーん、とさせられる音楽の力。。。。。


やっぱ、スタインウェイのピアノだからかなぁ、、、、、、。
けーこ先生はとても情熱的な人だから、気持ちが乗り移るのかなぁ、、、。



と、興奮にひたりつつ、感動さめぬままに、ならった通りに、
メゾピアノからフォルテシモ、ピアニッシモの表現をひたすら練習です。
けーこ先生になりきりつつ。


いっくら大きな大きな音で弾いても怒られないから、
おもいっきり練習。。。。。
なかなか上手くは弾けませんけど、その気にだけはなるのが僕のとりえ。。


日々、家では、電子ピアノの音を大きくするとハラさんに、
うるさいっ、弱、弱、と怒鳴られ、

事務所では、冷房を強にして、気持ちよくあたっていると、
キクチさんにブチ切られ、、、、、、、、、


と、日々、きびしく抑圧された日常を送る僕にとっては、
週に一回のけーこ先生のピアノの日は、とっても、幸せな時間なのでした。


しかし、楽器は、弾く人によって、音が全然変わっちゃうんだから、
ホント、不思議だなぁ、、、、、。


やっぱ、波の勉強したほうがいいかなぁ、、、、。































posted by 西久保毅人 at 02:53| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

お酒

僕は、一人で飲みに行くのがキライだ。


332.urayasu.jpg

キライというと、

「ホントは、一人でも行けるけど、キライ。」

というのも入ると思うけれど、正確に言うと、

僕は、一人で飲みに行くコトができない。

もっと正確にいうと、

僕は、一人で飲みに行って楽しめたキオクがほとんどない。。。。。




20くらいの頃は、きっと大人になったら行きつけの店の一軒や二軒は
あって、一人で飲み歩いたり、今日はつけといてねー、、、、とか
そんな事もするんだろうなぁ、、、
と、酒飲みの先輩達を大勢見て、期待に胸を膨らませていたもんだけど、
35にもなって、いっこうにそんな日が訪れる気配すらない、、、、。


もちろんご存じの通り、お酒が嫌いなわけでは全然なくて、むしろ大好きな方。
ていうか、人より飲む方。
でも、それは一緒に飲む相手がいての話。

家では、一人で飲むのも大丈夫。
別にソラと二人だって、スゴく楽しい。
最近は、夜、ソラと二人でお酒飲んでる事が多いし、、、、。


ただ、ホント、一人で、飲み屋、っていうのが、全然ダメ、、、、。


もちろん、35年も生きている訳だから、度重なるチャレンジは、
幾度となくしてきた。してきたさ、もちろん、、、。
しかし、一度もいい思い出がないんだなぁ、、、、。


入るまではいいんだけど、
はっきりいって、何をしてたらいいのか、さっぱり分からない。

本を読むのも、なんかお店の人に失礼だし、そもそも、お酒飲みながら
本なんか読んだら目が回ってしまう。
ぼーっと、考え事をするようなタイプじゃないし、
かといって、隣りの人に話しかけるってのも、以外とタイミングが難しいし、
お店の人になれなれしく話しかけた所で、何を話していいのか、
話が合うかどうかもわからないし、、、、、、。
寂しい人だと思われるのもしゃくだし、、、、、。


そう、そうなんです。
何を隠そう、実は僕は結構な、人見知りなのです。。。。。

35なのに、、、。


これを言うと、まず僕のまわりで信用してくれる人は一人もいません。
ハラさんにも

「ケッ。」

と、鼻で笑われておしまい、、、、、。


しかし、事実は事実。



先日も、遅くなって、ご飯も食べてないし、疲れたし、
雨もザーザー降りだし、、、、とにっちもさっちも行かなくなって、
帰りがけに久しぶりに一人で飲み屋に入った訳なのですが、
楽しそうな酔っぱらいに囲まれて、なんか最初からアウェーな気分、、、、。

案の定、いつものように何してていいのか、分からなくなり、
そんな事を考えているとだんだん頭が痛くなってきて、、、、、

と、またもやいつもの展開、、、、、。

とりあえず、食べる分食べて、こそこそと店を出ました。


あーぁ、、、。行くんじゃなかった、、、、、。

またもや、敗北、、、、、、。



まぁ、店は違えど、僕が一人で飲みに行くと、ほぼこんな感じです。
お酒以外のお店はどこだって一人で行けるし、楽しめるんだけどなぁ、、、。



「、、、、、ここはパパの昔からの行きつけの店でね、、、、
 結構うまいもん、出してくれるんだよ。
 まぁ、パパは行きつけだから特別なんだけどさ、、、行きつけだから。
 一人で飲んだくれて寝ちゃった事もあったっけなぁ、、、行きつけだし。
 ママにもナイショなんだけど、お前達ももう大人だから、
 こういう店の1つや2つ、、、、。」


なんて、そんな、なじみの店のたくさんあるカッコいい未来の父親像を
描いている僕にとって、この欠点は早急になんとかしなくてはなりません。


しかし、どうしていいものやら、、、。
先の見えない、今日この頃です。




、、、、という訳で、皆さん僕をお酒にさそってあげて下さい。


これが言いたかっただけですけど。













































posted by 西久保毅人 at 02:07| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

テッポウユリ

自分の思い通りにならない存在と一緒にいるコト。


334.jpg

できるだけ、事務所にお花や植物を絶やさない事にしています。

そんなかわいいキャラでは全然ないんだけど、
なんとなく閑散とした街の閑散とした雑居ビルで仕事をしていると、
なんだか全てが乾いてしまいそうで、
大抵週に一回、お花屋さんを探索しています。


べ、別に、お花屋さんのおねいさんが目当てな訳では、少ししかない、、、。



なんだかんだいって、ケンチクはどうしても切った貼ったの世界。
昔は材料も、もすこし、植物的、というか、材料も一個一個、違ったり、
個性があったりしたんだろうけど、最近の建材はほとんど規格品。

湿式のコンクリートでさえ、配合から、温度から、柔らかさから
全てが数値で厳しく監理されるので、規格品みたいなもの。


要するに、数字、寸法の世界。


まぁ、図面て、そもそもそんなもんだから、
数字、寸法で僕らは日々、勝負しているのですが、


でも、そんな世界にどっぷり浸かってしまうと、
なんだか、全てを監理したくなったり、
全てがコントロールできるかのような錯覚に陥ったり、
数値化されない事にイライラしたり。。。。

しかしケンチクが相手にしているものは、
何てったって、自然環境や人間なんかの
ゼンゼン、思い通りにならない存在。。。。。。。

そんな時に、お花の中身をボーッと覗いてみる。
全然ケンチクと違う世界がそこには広がっている。
でもそれは、いつもケンチクのそばにある存在でもある。


命があるものは、自分勝手に生きている。
花だって、子供だって、ヨメさんだって、
全然コントロールできない。
思い通りにならないし、
理由なんて実はあんまりない事も多い。


でも、なぜか、思い通りにならない存在と一緒にいると、
とても豊かな気分になる。


僕はできれば家も、
そんな存在であってほしいと思う。


植物や子供や、ヨメさんのように、なかなか思い通りにならなくて
かなりムカつくんだけど、一緒にいると幸せな存在。

思いもよらない事をして、ハッとさせてくれるような存在。



そんな事ばっかり考えてるから、とりあえずケンチクに終わりはないし、
お花屋のおねいさんも、やっぱり思いどおりにはいかない。。。。。








posted by 西久保毅人 at 01:22| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

なんもいえねぇ、、、。

最近の雨続きで、なかなか工事が思うように進んでいなかったのですが、
ようやく白柳さんの家が、上棟し、たる木が全部かかりました。

335.jpg

スゴい迫力で、北島コースケ風にいうと、


なんもいえねぇ、、、、。超かっこいいっす、、、、。




大きなワンルームのようなスキップフロアなのですが、
屋根も段差のある二枚に分かれています。
そして、現しになる構造の垂木は、巾6pX高さ30pの無垢材を
約30センチピッチに入れていくという大変手間のかかる設計なのです。


しかも、平面も、ギザギザなので、たる木ももちろん、全部長さが違います、、。

336.jpg

とにかく大変手間のかかる仕事なのですが、
若い職人さんたちが頑張って、実現してくれています。




下の写真は、環八沿いで工事中の、BM荻窪という5階建てのコンクリートの
小さな賃貸マンションです。

ここでは、中央の階段室回りを、曲面の壁にしています。
よく、

「図面書くのは簡単だけどさー、、、、。」

と言われますが、曲面を作るには、まず、曲面の型枠というのがいる訳で、
コンクリートを流し込むためだけの型枠なのに、工場で特殊加工して
現場で組み立ててもらっています。

ただでさえ、狭い敷地で、工事環境は良くないのですが、
職人さんに妥協はなく、最後にはがしてしまうのがもったいないくらいの、
きれいな曲面の型枠に仕上がっています。

337.jpg


こういうのを作ってもらうと、

やっぱり、5年くらいは、型枠仕上げという事で、、、、、

と、いつも思うんですけど、やっぱ、ダメかなぁ、、、、。


338.jpg


お金をもらって、設計を頼んで頂くからには、
どの物件も、自分なりのベストな答えを探すのが仕事というもの。

もちろん、その答えは、それぞれですが、その場所、ご家族やオーナーの顔を
思い浮かべながら、「これだっ」と思える空間を思い描きます。


でも、それは、同時に実現してくれる職人さん達がいて、
初めて成立する事でもあります。

どんなに素晴らしいアイディアでも、だれも作ってくれなかったり、
べらぼうに高額なものであれば、決して実現できません。
それが、ケンチクが芸術と違う所です。


ぜったい、一人では出来ない。


それが、僕のケンチクが好きな所だし、醍醐味でもあります。
だから、ホント僕は、工務店や職人さん達に恵まれているなぁ、、、

としみじみ思うのです。


どんなに難しそうな事でも、なんとか実現しようと知恵をしぼってくれる。


そんな力強い味方がたくさんいるから、
僕らは、設計で、妥協のないベストな解答を追い求められるのです。


どんなに最高のパスでも、
そこに走り込んでくれるフォワードがいないと、ただのミスパスでしかない。

でも、どんなパスでも余裕で追いついて、シュートしてくれる選手がいれば、
攻撃のバリエーションやイメージは、無限に広がります。


そんなフォワードだから、ちょっとこっちが楽しようとすると、


「西久保さん、そんな簡単なパスじゃ、つまんないんだよねぇ、、、。

 ワクワクしないっつーかさぁ、、、、。」


なんて、言われちゃうかも知れませんから、僕らも日々、
より良いものを目指さないといけないのです。


まぁ、そんな訳で、あんまりパスが良すぎて、



そのままゴール、、、、



ていう事にだけはならない程度には気をつけて、
最高のパスコースを日々探していきたいと思う、今日この頃でありました。































posted by 西久保毅人 at 23:26| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月11日

オレンジの猫

「ねぇねぇ、お庭のデッキの下にオレンジの猫が住んでるよ。」


こないだ、リンタロウがそんな事を言っていました。

「また妄想か、、、、、。」

と、話半分で聞いていたんですが、
最近2回程、鍵を忘れて裏庭から出入りする時に、

ガサガサっ

と、猫がデッキの下に隠れました。

オレンジの、シマシマ、、、。

どうやら、ホントに住んでいるようです、、、、、。



デッキは2年程前に、まだ事務所が自宅の頃、エンドーくんと作りました。
二日くらいで簡単に作ったので、基礎も束石を置いているだけ。
最近は、あんまりほったらかしにしているので、デッキの下から草が生えて
顔を出しています。


もう、子供が三匹いるので、あらためて動物を飼う気はありませんが、
勝手に住む分には、大歓迎。

昔の家には、きちんと縁の下があって、
上に住む人間とは無関係に、家と地面のスキマにはいろんな生き物の
生活があったのでしょう。

でも、今はほとんどの家がベタギソになってしまって、
家と地面のスキマはありません。

エコとか、ネコとか、そういうのとはちょっと違うんですけど、
僕はできるだけ、「 じめん 」を残したい。

そう、いつも思います。
それは、理屈とか、データとか、理論的な事とはまったく関係ない
僕のカンカクの根っこのはなし。

どうにかならんもんかと、日々考えています。


だから、僕のここ数年のケンチクの理想は、
ほったてスタイル。

法規やら、何やらで、結構実現するのは現実的には難しいのですが、
いつかは作ってみたいですし、世の中の家、全部ほったてになればいい、
ってくらい夢見ています。。。。

虫のついている野菜がホントにおいしいように、
草が生えて、虫やネコがうろちょろする家の方が、たぶん人間にも
快適なのではないでしょうか?


そんな事をいつも考えているので、

「通路には、石をならべてさぁ、スキマから草が生えてきてさぁ、
 その石も、だんだん風化しちゃうような感じがいいよねぇ、、、。
 家の中まで草はえちゃったら、ヨメさんに怒られるけど、、、、。」


なんていう、本日の、設計中の中澤さんの家の打ち合わせは、
とても楽しかったな。。。。。。


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posted by 西久保毅人 at 00:50| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

職人のスガタ

先週末、吉原さんの家がようやく上棟し、吉原さんのはからいで
現場食事会をしました。

340.yosiharatei-.jpg

コンクリート造なので、これまで頑張って頂いた職人さん達と、
これから始まる木工事の大工さん達に来て頂きました。


それにしても、仕事している職人さんはかっこいなぁ、といつも思います。

やっぱり、まず、体が違うよな、、、。

高い所もひょいひょい登って、一瞬一瞬が、命がけ。

何より、実際にモノを扱っているし、そのモノの肌触り、重さもすべて
きっと体で感じているから、言葉の重みがまず違う。

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職人さんは、2代目も職人、って事が多いのですが、
その気持ちがよく分かります。

子供にとっても、きっとカッコいい父ちゃんなのでしょう。
子供は、カッコよさに敏感だから。


そういえば、リンタロウの卒園式の時の事。
一人一人子供達が、将来の夢を発表するのですが、

やっぱり、大工さんの子供は、

「ぼくは、おとうさんみたいな、だいくさんになりたいです。」

ていう、子供がいて、そのお父さんの誇らしげなコト。


さて、リンタロウの番になって、

「パパみたいな、けんちくかに、、、、、」
なんて言われたら、もう、泣いちゃうかもなぁ、、、、、、
とドキドキして待っていたら、

「ぼくは、しょうらい、漫画家に、なりたいです、、、、。」

などと、のうのうといいやがりました、、、、、。


まぁ、しょうがないなぁ、、、自営業とはいえ、
以外と子供には、何やってんだか、分かりにくい仕事です。
事務所に来ても、パソコンの前にいたり、絵を描いたり、模型作ってたり、、、
仕事してるっていうより、遊んでるようにしか、見えていないのが
現状かも知れません、、、、。



何と言うか、僕の親が銀行員で、いまいち何やっているか分からなかったって
事もあって、同級生の親は、漁師だったり、農家だったり、お店やってたり、、
っていうのに、結構、子供の時は憧れていました。

親が格好いい、って思える事は、子供にとって幸せな事なのです。

だから、仕事ではないけれど、ちょうど僕が中2の時、剣道部だったんですが、
陸上の大会に出るためにちょっとの間、陸上部の練習に参加した時の事。

コーチが、

「おー、西久保さんの息子かー。
 この中学の陸上部はお前のオヤジがつくったとばい。知っとったか??」


と聞いた時は、めちゃくちゃうれしかった、というか、誇らしかったのを、
今でも思えています。そんなタイプの父親とは、夢にも思っていなかったから。
それからというもの、走るのでは、学校では誰にも負けたくないと思って、
毎日意地のように走ってました。


そんな訳なので、ウチの事務所には、現場で働くオヤジ達の写真が
かなり一杯あります。
そのうち、働くオヤジ写真集でもつくってあげると、
喜ばれるかも知れないなぁ、、と最近事務所で話しています。


下の写真の、太めのはちまきは、
コンクリート打設中の、現場で働く母親のスガタ。

これに憧れられても、微妙に困るけれど、、、、。

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posted by 西久保毅人 at 14:34| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月19日

大きさについて

極力、よく分からないコトは書かないつもりなんですが、
特に、政治とか、ケーザイとか、、、、、。理系だし、、、。


大手証券会社の
リーマンブラザーズがつぶれました。
(書いちゃった、、、、、。)

負債総額64ちょう円、、、、。
意味分からん。

ただ、その金額がものすごーく、大きいコトは、分かる。

343.jpg

ホンの一日で、そんだけ大きなモノが、一瞬でなくなる。
100万円の束は、最近芸能人がテレビでおでこに貼ってますし、
何となく、感覚的に分かるのですが、その64兆円って、いったいどのくらいの
大きさなのか、想像もつかない、、、。

果たして、リーマンさん達は、その量を実感として分かっていたのかしら、、、。


たぶん、だれも見た事ないんじゃぁないかなぁ、、、、、と想像します。


ちょうど、サカキさんと話していた時の事。

「ショウケンガイシャ、っていうのはさ、要するにどの会社の株が上がるかとか、
 安全だとかを、見極めて、人に勧める仕事でしょ、、、。
 しかも、リーマンさんっていったら、その世界のプロ中のプロ。

 そんなカイシャが、自分のカイシャがつぶれるのを予想できないなんて、
 そんな話あるのかなぁ、、、、。

 ダフ屋じゃないんだから、、、、、、。」


コレって、実は結構、核心にふれるような話だなぁ、と思いました。

たぶん、ショウケンガイシャって、基本はこういうコトなんだと思います。
でも、小規模ではあたりまえの事が、きっとある規模を超えたら、
人間の力では、コントロールできなくなってしまう、
ってコトなんじゃないかな?

例えば、100万円の話であれば、手で持てるし、おでこにも貼れる。
つまり、誰でも、実感がもてる。

でも、64兆円なんて、扱う本人ですら、持った事も見た事もないもの。
ここまで大きいと、ホントにあったかどうかも分からないでしょう。

たぶん、人間が扱える大きさを超えた存在。


あっという間の倒産劇、
人間の力では、止められないような見えないパワー。
一瞬で、全てが、ゼロになってしまうような出来事。


僕は、核爆弾に似てるなぁ、と思いました。
原子力も人間が作ったもの。

でも、もし爆発してしまったら、誰もそれを止める事ができないでしょうし、
作った人、扱う人ですら、何もできないまま、死ぬしかありません。
どれだけの被害が出るのかも、たぶん誰も分からないし、
作ったカンカク、扱っているカンカクがあるかどうかも、アヤシいものです。


そして、9.11のテロを思い出しました。
あのビルの崩れ落ちる姿。

あの超高層ビルも、人間の能力を遥かに超えた存在です。
そりゃ、作る技術はあるのでしょう。
今でも次々と、世界中に作られ続けているのだから、、、、。

でも、そんな大きなビル


「どうやって、こわすの??」


ってコトは、以外と誰も話題にしない。

でも、巨大な建物も、巨大なお金も、核爆弾も、
きっと根っこは同じなんではないかな?


解体する風景が、描けないスケールのモノは、
ある日、一瞬で、すべてをゼロにしてしまう。


そういうコトかも知れないなぁ、と思います。


そんな規模に比べたら、僕が扱っている建物なんて、小さな小さな存在です。
それだって、なかなかすべてをコントロールできない。

10坪の住宅だって、恥ずかしながらその大きさに、
時々、おぼれてしまいます。。。。

実感をもてるかどうかを、いつもいつも意識するコト。
人間の大きさを忘れないコト。

人間て、誰もがこんなにも小さな大きさから始まるのだと、いうコト。。。。。

:



どんなモノでもまず、こわし方を考えてから作れってコト。。。。。

そして、ついつい大きくなってしまいがちな力の流れを、止める勇気を持つコト。


うーん、そのまんま、ケンチクにあてはまるなぁ、、、、、。



















posted by 西久保毅人 at 03:18| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

むかしむかし

むかーし、むかしのついさいきんの事じゃ。

ソラという、ちょっと大きめの2歳児がおったそうな。

保育園でも、みなより頭一つ、大きくて、ごはんもたくさん食べるかわりに
おしっこも、うんこも、人よりいっぱい出たそうな。

そんな子だから、ふつうのサイズのオムツだと、
お昼寝中のオネショも、たまにあふれてしまってよくシーツを濡らすから、
保育園の先生から、

「あのー、、、、ワルいんですけど、、、、、、

 お昼寝用だけでいいから、
 超ビッグのオムツを準備してもらえますか? 超ビックで、、、、、。」

といわれて、親も困っていたそうな。。。。


346.sora.jpg

さて、ある日の夜の事じゃ。

お母さんは、すっかりオムツがないのを忘れておったらしい。
しかしもう寝る時間。
近所のオムツを売ってるお店ももう閉まっている時間。

一人目だったら、自転車を飛ばして、
遠くのドンキまで行ったかも知れませんが、
残念ながらソラは、3番目。


メンドクさ、、、、、まぁ、いいか、、、。


と家にあるもので、なんとかオムツ代わりにしようと考えたそうな。

でも、お漏らしされても困る、、、、、

と、知恵をしぼったお母さんは、
まずソラを裸にして、

生理用ナプキンをはりつけ、
さらにタオルを2枚重ねにしてあて、
その上にズボンをはかせ、

そして、何を考えたか、その上から、水着を着せて寝かせたそうな。


よーし、コレでカンペキ。


我ながら、自分のアイディアと、水着を着せるというオチに、
相当満足したお母さんは、

ぐっすり眠りについたそうな。

348.sora.jpg

かたや、ソラ。
台風にそなえる沖縄の古い木造住宅のように、
厳重に防水処理された下半身に、

かなりの違和感と危機感を感じつつも、
やっぱ、夜は眠いので、そのうち忘れて、ぐっすり眠りについたそうな。



さて翌朝。

さわやかな朝の日差しを浴びて、
元気に目が覚めたお母さんは、台風の雨漏れがないか、
さっそくふとんを確認したところ、
なんとか、ふとんは無事だった事を確認。


「ほっ」


と、するのもつかの間、なんだか、ワルい予感のするにおいに
気がついたそうな、、、、。

その予感を確認するために、
そーーっと、はがしてみると、、、、、、



347.unnko.jpg


なんと、そこには、ぽかぽかのうんこが、あったそうな、、、、、、。



めでたしめでたし。


まぁ、ソラも、生命の危機を感じたんたろうな、、、、、。
































posted by 西久保毅人 at 17:34| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月26日

より道、、、。(前編)

さいきん、リンタロウの帰りが遅くって、問題になっています。

学童クラブが6時に終わって、子供の足でもまぁ、15分もあれば
家につくのですが、それが、大抵7時。

どこを、どう歩いてきたら、1時間もかかるのやら、、、、

と、思うのですが、どうやら近所の悪ガキ達と、
いろんな民家や路地に侵入し、いたずらしつつ、帰ってきているようです。

まぁ、1年生だから、心配は心配だし、物騒な事件も多いから、
注意はするのですが、アホだから、同じコトのくり返し、、、、、。


分かるんだけどねぇ、、、、。


まぁ、男だし、、、、ハゲだし、、、、こんなヤツを誘拐する人も
いないかと、タカをくくっている部分もあり、
僕も、まっすぐ家に帰るタイプではなかったので、
半分は、いいんじゃない、、、って思う、今日この頃、、、、、。


しかも、何を隠そう、かれこれ14年前、
僕の大学の卒業設計のタイトルが、

「より道」


だったのですね、、、、、。

だから、どっちかというと、僕は「より道」推進委員会会長、な訳です。

349.yorimiti.jpg

当時、何を考えていたかというと、、、、、、
学生時代、僕は、小学生相手に、小さな小さな塾で国語の先生をしていました。
たいてい、中学受験をひかえた子供達です。

終盤ともなると、毎晩9時過ぎまで、子供達は塾で勉強です。

今でも思うけど、中学受験て、はっきり言えば、

「おませ度試験」

なのです。

小6の精神年齢の幅って、めちゃくちゃ広くて、上は大人みたいな
理解力と精神年齢に成長したませガキ。
下は、まだ、小学2.3年生程度の理解力、コニュニケーション能力しか
ない、幼い6年生。

子供の成長って、どこで伸びるか、ものすごーーーーく、
幅があります。

たぶん、ジンセイの中で、小6って、精神年齢の一番開きのある学年なのでは
ないでしょうか?

そもそも、そんな発達段階のちがう子供達を、
同じ土俵で比較しようとしている試験なのだから、
スタートから、アドバンテージが違う訳です。

そんないろんな子供達と付き合っていました。
だから、上の子はいいけど、下の子達は、
はっきりいって、受験勉強の前に、身につけるべき事が、
まだまだたくさんあるから、勝負は、あと6年後でも
ぜんぜんいいんじゃないかなぁ、、、
と、いつも思っていました。


でも、ほとんどが、「みんなが受験するから」とか、
「親が受験しろっていうから。」とかの理由で、
ものすごく長い時間を、塾という場所で過ごしています。

子供には、選択権はありません。


子供の世界はとっても狭いのです。
親と、学校と、友達。

それが、彼らの世界の全てなのだなぁ、、、といつも思っていました。


僕も、成長、遅かったしなぁ、、、、、。

(長くなるから、後半へ続きます。)


posted by 西久保毅人 at 01:38| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

より道、、、。(後編)

かたや、よく、海外に貧乏旅行に出かけていました。
いろんな国で、たくさんの子供達と出会いました。

貧しいインドの子供達は、旅行者を見かけると、

「マネー、マネー、ガイド、オッケー? 10ルピー。」

「くつ、みがく、オッケー?カモン。スワレスワレ。」

と、行く先々で、寄ってきます。
僕が、日本で教えていた子供達とほぼ同じか、もっと幼い子供達が、
国が変わると、日々の暮らしのために、商売をしています。

追い払っても、ぜんぜんめげずに、次の旅行者へ。
なんとタフなんだろう、、、と思いましたし、
何より、彼らの、ギラギラして、人なつっこい
輝くような笑顔を忘れられませんでした。

僕が行った国なんて少しだけれど、
世界には、もっといろんな状況の子供達がいるんだろうなぁ、
いろんな「小6」がいるんだろうなぁ、と思いました。


だから、
単純に、僕が教えている日本の塾通いをしている子供達と、
世界中の、同じような年齢の子供達を、出会わせたい、
いろんな環境の「小6」がいて、いろんな価値観があって、
いろんな生活をしている子供達が、
同じ地球の上にはたくさんいるのだ、
という事を、なんとか、伝えられないものか、、、、、?


ていうのが、
僕が、卒業設計で、かかげたテーマでした。

350.jpg

「、、、、、おまえさぁ、、、
 
 それって、ケンチクと全然関係ないじゃん、、、、、、

 卒業する気、、、、あんの???  もう、1月だよ、、、。」


そんなコトを、いわれつつ、

まぁ、卒業できても、できなくても、それはそれでいいや。。。。。
ケンチク、あんまり興味ないし、、、、、。


という訳で、アカデミズムに真っ向勝負。


タイトルは、早々に決めました。

「より道」

大人にしかれた受験のレールを歩く子供達が、
ふっと、より道できる場所。

メイが、トトロと出会うシーンのように、
子供しか気がつかないような入り口がどうしても必要でした。


街を歩いても、建てたい場所がゼンゼンなかったから、
フツウに歩いていたら、ぜったいに見つからないような場所を選びました。

入り口は、ビルと、ビルのスキマ。
スキマからしか出入りできないような場所。
子供しか、入ろうなんて思わない場所。

そんなスキマをつないで、都市の裏動線のような、抜け道を作りました。

その秘密の抜け道は、秘密基地のような場所になっていて、
点在する小屋の中に入りると、そこには、世界中の子供達の手で作られた、
粘土や、絵やなどの作品が飾られています。

子供達は、気に入ったものはタダでもらえるのですが、
この場所には、一つだけ、ルールがあります。

それは、作品を手に入れるためには、
自分も、代わりのモノを何か作って、それと交換しないといけないのです。

そして、代わりに作ったモノは、その世界のどこかの、作品を作った子供に
送られる仕組み。

つまり、この秘密基地は、
世界中の子供達と、「物々交換」という原始的なコニュニケーションを
できる、物々交換所、なのです。

351.jpg

旅行代理店学部じゃないから、直接あわせるツアーを企画してもなぁ、、、
それこそ、ケンチクじゃないしなぁ、、、、等とあれこれ悩んだあげくの

「世界中の子供達をモノでつなぐ、物々交換所」

というアイディアでした。


別に,受験制度そのものを、否定するような気はなかったんですが、

ただ、同じ時間の、同じ地球の上には、
ゼンゼン違う世界があって、いろんな価値観があって、
いろんな子供達がいるってコト。

そんなコトを、塾通いを時にはサボって、
「より道」というめちゃくちゃ無駄な時間を、
過ごす場所をつくる事で、感じてもらえたら、、、
という提案でした。。。。。。

そんな事ばかりに思いをめぐらせていた22歳、佐賀県出身。
写真は、その模型写真です。
畳一畳分くらいの大きさ。
エネルギーだけは、あり余っていましたね、、、、。


、、、、、、と、
卒業設計を語らせると、ながーーーくなってしまうので、この辺で
やめますが、
そんな訳で、親も親だし、

多少、人様に迷惑をかけても、

リンタロウの「より道」は、ちょっと応援したい、

今日この頃でありました。



いつの日か、この「より道」を実現するために、
僕は、ケンチクをやっているのかも知れません。

おしまい。











posted by 西久保毅人 at 02:04| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月30日

リレー

さて、今週末は、我が家の大イベントである運動会です。

めでたく、ノノに加え、1年生になったリンタロウもリレーの選手に
選ばれ、我が家は早くも戦闘モード。

でも、なんというか、都会の子は、闘争心がないというか、
負けん気がないというか、、、、。


ノノはノノで、

「学年で一番早い、○○ちゃんと、○○ちゃんと走るから、ノノはたぶん3番だよ。」

とか、

リンタロウはリンタロウで、

「ボクは、一番インコースのスタートだから、いっつも横の子に抜かれちゃうんだー。」

との事。


ご存じのとおり、スラムダンク芸人の我が家の家訓は、


「あきらめたら、そこで試合終了ですよ、、、。」


であるので、やる前から、負けをイメージする、というのは、家訓的に絶対に
ありえません。

かといって、別に技術的な指導ができる訳でもないので、

「おまえら、勝負に絶対はないんだよ! 気持ちで負けたら絶対勝てないからなぁ。

 とにかく、根性だ、根性。自分が一番だと思って走りなさい。。。。

そう思って、結果的に負けるのはしょうがないけど、最初からあきらめたら、
そこで試合終了だって、スラムダンクに書いてあるだろ!

まず、読め、スラムダンク、、、、、、。

そして、日本一の小学生になりなさい、、、。」

と、根も歯もない、根性論。

もろ、スクールウォーズ世代。


まぁ、いうのは簡単だけど、はっきり言って,ノノも、リンタロウも、
すでに、ボクの小学生時代をはるかに超えているのも事実です。

ノノも、リンタロウも、ソラも、全員学年で、
ほぼトップクラスのデカさ。

353.jpg

きっと、コレはハラゲノムのおかげであって、どうやら彼らには
ボクのゲノムは一滴も、入っていないようです、、、、。
今のところ、、、、。


恥ずかしい話ですが、
ボクの小学生時代といったら、そりゃ、情けないものでした。
いまだにボクのトラウマでもあるのですが、とにかくスポーツ全般、
全てがダメダメな子供でした。

だから、性格も超内向的。。。。。。

都会ではアリかも知れませんが、佐賀の田舎では、ホント致命的です。

今でも忘れられないのですが、あれは小学校2年だったかな。。。
サッカーの授業で、田舎で、みんな活発だったから、当たり前のように
一番へたなボクは、ゴールキーパー。

そもそも、サッカーなんて知りません。

そんなボクの所にコロコロっと、ボールが来たのでとりあえず、拾いました。
キーパーだし、、、。

「おい、さっさと蹴れよーーーっ!」

という声におびえて、無心で蹴ったボールは、
なんと、自分の頭を超えて、自分の後ろのゴールへ。。。。。。

ゴーーール。


、、、、、、、オウンゴーーーール。。。。。。


何が起こったかも分からない、そもそも、何??ゴールって?

自転車の補助輪が取れるのも、学年で一番最後。

まぁ、コレはほんの一例。全般的にこんなダメーな子供でした。

5年生で、運命の吉村先生と出会うまでは。。。。



だから、ホントは、すごいなぁ、って思います。
うちの子供達。。。。。

なんで、そんなにいろんな事ができちゃうんだよ、

というコトが、ボクからすると正直時々、不安になるのです。



まぁ、それはさておき、
スクールウォーズ的、スラムダンク根性論が、どうやら子供達に
伝わったようで、最近のリレーの練習では、二人とも

「負けないって、思ったら今日は勝ったよ。」

との事。


本番が楽しみです。




352bataa.jpg

バッタも、子育てするのかな?









posted by 西久保毅人 at 22:48| 2008.7月〜9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする