2010年01月16日

早食い。

先日、遅めの夜ごはんに、
よく行く中華屋さんへいったら、

よくドラマに出てるあの人が、一人でごはんを食べてらっしゃいました。


ほら、鬼ばっかりいる世間を渡っている、中華屋のご主人。


時々、この店でお見かけするのですが、
今日はなんと、カウンターに僕と2人きり、、、、、。


、、、、とはいえ、
まぁ、キホン的に僕は人見知りなので、
話しかける訳でもなく、話しかけられる訳でもなく、
二席程、間を空けて、
淡々と、ごはんを食べて帰ってきただけなのですが。



僕がちょうど、餃子とかを食べ終わって、さぁ、どうしようかな?
と思っていると、

「タンメン。」

と、例の、その、となりのおっちゃん。

あぁ、いいねぇ、タンメン。
僕も食べたかったんだよね、、、。

頼むなら、一緒の方がお店の人も手間がはぶけて良いかと、
僕もすかかずタンメンを注文しました。



さて、話の本題はここからなのですが、
僕は、かなりの早食いです。

といっても、無理して食べてる訳でもなくって、
熱いものを、一番熱いうちに食べるのが一番おいしい、
と思って食べてると結果的に早くなるだけなのですが、
だから、人と食事する時は、相手がまだ半分も食べ終わらないうちに
食べ終わっちゃうコトがほとんど。

でも、そんな僕よりも圧倒的に食べるのが早かったのが、
僕の母親で、もう、とにかく早かった、というキオクがあります。

中学生とか、高校生の時、時々、母親と2人で
ラーメンとか、チャンポンとか、食べに行っていたのですが、
僕が半分も食べ終わらないうちに、
母親は、

「あぁ、おごちそうさま。」

と、食べ終わっていました。

ちょっと信じられないような早さだったなぁ、、、、、。
今思うと。

そんな訳で僕の早食いはきっと母親譲りで、
そんな生い立ちもあり、
食べることに関しては、あんまり、負けた、、、、という
経験はないのですが、、、、。



さて、タンメンの話。
同時に頼んじゃったもんだから、
当たり前ですが同時に出てきました。

まぁ、テレビに出てるからとはいえ、
相手は、もう初老のおじさん。

勝負を挑むまでもない、、、、

と、アツアツのタンメンを食べ始めました。

しばらくして

「さすがに、残しちゃうんじゃないのかな、、?」

と、チラリと横を盗み見ると、、、、、


なんと、たくぞうさん、あっという間に
スープも飲み干し、完食、です、、、。


ちょっと信じられないなぁ、、、、、。
いろいろ食ってたくせに。




完全にやられました、、、、。完敗です。
タンメンの前にも、餃子やら何やら食べてた感じだったのになぁ、、、。


まさか、こんなところで、敗北するとは、、、、。


オヤジとはいえ、
だてにドラマに出ている訳ではないようです、、、。


恐るべし、芸能人。

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ああ、そういえば、
本間さんちのロビンも、超早食いだったなぁ、、、、。

posted by 西久保毅人 at 01:13| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

ふつうのすまい

今日発売の「住まいの設計」に、5年前に完成した「小山台の家」
掲載されました。


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めでたく表紙!
しかも、新しい住まいの雑誌で、決して「新しくはない」おうちを、
こうやって掲載して頂けるのは、とてもうれしいです。

まぁ、正直にいうと、設計力、っていうよりも、
素敵に、大切に住んでいただいている事による施主力が
大きくて、完成時の10倍くらい素敵なすまい。

もはや誰が設計したとかは、どうでもいいっちゃ、どうでもいいですね。。。。


そういえば実は、
床面積も、実は今まで設計させて頂いたおうちの中でも、
相変わらず一番小さいのです。

緑は一番多いですが、、、。



さて、このおうちは、リビングの写真ばっかり取り上げられて、
どうせ、小さいからお風呂場なんかは、、、、と思われそうですが、
実は、この家で一番素敵な場所は、実はお風呂。

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小さいから階段の下に作ったバスルームですが、
全開口の窓をあけると、小さな坪庭があって、
見上げると、竹林の様。

実は開放感抜群のバスルームなのです。

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思えば、

「ふつうこんなコト、しないよね、、、、でも小さいから、まっ、いっか。」

というようなことばかりを、お話させて頂きながら、
できたようなおうちなのですが、

ふつう、ってそもそもないですし、
ジブンのふつうに向き合ったからこそ、
きっと愛着のあるすまいになるのだと、思います。


ついつい、僕も、ジブンの中の「ふつう」にしばられちゃう事も、
多いのですが、そういう時は、

「あの、、、、ソレ、私たちのフツウじゃ、ないんですけど、、、。」


と、引き戻していただけると幸いです、、、、。

posted by 西久保毅人 at 23:07| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

一期一会

先日、長くおつきあいをさせて頂いている工務店さんの
新年会に呼んで頂きました。
そこには、山田さんという腕のいい大工さんが
いらっしゃって、年はもう70を過ぎているのに、
いまだに若々しく現役バリバリ。

いつも勉強させて頂いていて、
長いおつきあいなのですが、
初めてお酒を飲んでお話をさせて頂きました。


そんなに言葉が多い訳ではないのですが、
その中で、

「全部の仕事が一回きりで、同じ仕事は二度とないんだからさ、
一軒、一軒が俺たちは勉強ですよ。」

とおっしゃったのが、とても心に残りました。

もう、70を過ぎた大工さんの言葉だから、、、というのもあるけれど、
逆に、そういう気持ちで仕事をしているからきっと、いつ会っても
若々しく現役でいられるのだろうなぁ、、、と、思いましたし、
僕も、そういう70歳になりたいなぁ、、と思いました。


僕も、たくさんのご家族にお会いして、たくさんのシキチを見て、
実現しない案も含めると数えきれない設計をさせて頂いてきましたが、
同じ案て、二度と描かないんだなぁ、、、。

たまーに、「あんときの案、今回いいかも?」とか、ずるい事を
考えて描いてみても、やっぱり、それはなぜか見せられないというか、
、、、イマイチなのです。

こういう不効率なやり方をしていると、
時々、自分が馬鹿なんじゃないか、と思う時もあるのですが、
山田さんの言葉に、ちょっと勇気をもらった気がしました。


やっぱ、すべて一期一会、ですね。





「だからさ、大工が何と言おうと、どうしてもこれがやりたいっていう
信念をもってなきゃ、ダメだよ、アンタ達はさ、、、。」



そういう山田さんに、今年、久しぶりに工事を頼める事になったので、
ちょっと楽しみです。


写真は飯村さんの家のシキチ。
これから着工です。

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posted by 西久保毅人 at 01:07| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月31日

写真

昨年末に完成した、「平部さんの家」の完成写真が届きました。
撮影は、金子美由紀さんという女性の写真家にお願いしました。

金子さんとは、昨年、「I`m home」という雑誌で中澤さんの家の取材で
初めて知り合いました。
その時の写真があんまり素敵だったので、ぜひコジン的にお願いしたくて
初めてラブコール。
快く引き受けてくれました。

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なんていうのかな、、、、。

空気とでも言えばよいのか、、、、。


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それとも、しっとりさ、とでも言えばいいのか、、、。



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、、、なんと言っても、素人の僕がいっても、
金子さんに失礼かもしれないですけど、、、、、。


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とにかく、大好きな感じです。

ピピッ、とくる、というか、、、、。

ああ、こういう風な目で見てくれたのか、、、、
という金子さんの気持ちが伝わって来る感じ。

それが嬉しいです。

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やっぱ、人に頼むんだから、その人、そのものが伝わらないとね。
モニターで見る写真からも、金子さんがにじみ出る感じです。


ケンチクの写真家さんって、世の中に一杯いらっしゃって、
中にはやっぱ、売れっ子の写真家さん達もいて、
有名なケンチクカさん達の写真て、実は売れっ子の写真家さん達が
撮影されている事が多いです。


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でも、なんか、
僕の作りたい世界というか、空気とは違うなぁ、、、
といつも思う訳で、ジブンでも、バカみたいに何百枚も
撮影するんですが、しょせん、シロウト。
やっぱ違うんだよなぁ、、、と思いつつも、
ナニが違うのかも分からず、いつも後悔ばかり、、、、。


そもそも、僕がズレてるのでしょうけど、、、、。


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だから、なんか、嬉しいのです。
金子さんと出会えて。
こんな素敵な写真を撮られるんだったら、
そのうち、きっと売れっ子写真家になっちゃうかも知れません。

その家を一番知ってるはずの、僕が何百枚シャッターを押しても、
どうしてもつかみ取れない空気を、金子さんの目を通して
そのまんま切り取ってくれたような、写真達でした。


ちなみに、撮影はフィルムで撮ってくれました。
そういうこだわりも、嬉しいですね。

ラブコールはしてみるもんです。


今年の僕のテーマは、ラブコールかな。


たくさんあるので、近々、ホームページにもアップします。
posted by 西久保毅人 at 00:55| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

出会い系

今日は甲府で工事中の、溝口さんの家のリフォームの現場へ。


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山梨では初めての仕事なのですが、乙黒さんという
素晴らしい工務店さんとの出会いで、大変順調に進んでいます。

設計事務所を長くやっていると、
工務店が良くなかったとか、関係がうまくいかなかったとか、
工務店さんの選定で苦労をしている仕事仲間も多いのですが、
僕は、その点、めちゃくちゃ恵まれているなぁ、、、、と、
つくづく思います。

逆にいうと、僕なんかがこうやって仕事をさせて頂いているのは、
はっきり言って、そんな工務店さん達のおかげ。
僕はコジン的には、対して能力がある訳ではないのですけど、
素敵な工務店にであう能力に関してはかなり自信を持っています。


人間、よくバランスがとれているもんです、、、、。
ありがたい。


さて、そんな風に、僕のお勧めの工務店さんを改めて思い浮かべてみると、
共通している事があって、それは、

ホームページがいまいち、パッとしない。
、、、、ていうか、まだない。

宣伝(営業)がヘタ。

という事なのです。
要するに、地味、、、、、。

まぁ、その辺は、しょうがないんですが、
昨今、ホームページなんて、簡単にかっこ良く作れちゃうし、
動いちゃったりしますし、、、、そういう方が第一印象は
いいですね。
でも、だからといって、そういう工務店が良いとも限りません。


ホント、面白いように、僕のお勧めの工務店さん達は、
その辺が、ヘタなのですが、逆に、この人達、なんでこんなに
熱意があって、優秀なんだろう、、、?日本中さがしても、
あんまりいないんじゃないだろうか?というような人達が
多いのです。

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不況の反面、
激安1000円ジーンズみたいなメーカーの家がバカスカできていたり、
そういうとこに限って、宣伝上手だったり、、、、。


大きな時代の流れはしょうがないにしても、
ホント、感動的で良心的な工務店さんや職人さんに
日々出会っていると、この人達にいい仕事をたくさんしてもらいたいなぁ、
と真剣に考えます。


残念ながら僕はそんなにたくさんの仕事を頼める訳ではないですし、
別に僕が設計をしなくったってゼンゼンいいんですが、
そういう素敵な工務店さん達を、皆に知ってもらう事ができないだろうか?
と、そんなことを考えています。


うーーん、なんかいいアイディアないかな?


出会い系サイトかな、、、、。



posted by 西久保毅人 at 01:04| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月05日

いのり

昨日は、品川で工事中の 坂田さんの家の、コンクリート打ちでした。

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ベニヤでできた型枠にコンクリートを流し込む訳なのですが、
そのまま仕上げになる時、要するに打ち放し仕上げの時は、
僕たちも緊張します。

何せ、型枠の中身を見れない訳なので、
どこまでコンクリートが入っているか?また入っていない場所はないか?
っていうコトが、基本的に目視できません。

そもそも、こういう施工自体がとっても不効率といえば、不効率なのですけど、
唯一確認できる方法は、叩いて確認するコト。

超、原始的です、、、、。

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叩くのには他の意味もあって、きちんとスキマなく、密実にコンクリートが
まわるようにする、という役割もあります。

まぁ、要するに、見えない敵に挑むような事なので、
半分、いのり、みたいな事ではあるのですけど、
その一手間をかけるかどうかが、仕上がりを左右すると、
僕は信じているので、必ず事務所のスタッフと参加します。


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初めての工務店さんだと、

「なんだこの設計事務所は、、、?」

みたいな目でも見られるんですが、ある意味、職人さん達と物作りを
共有したい、という思いもあってそういう姿勢で現場にいると、幸せな
こともたくさんあります。

昨日なんかは、

「、、、あの、、、自分、手が空いてるんで、叩くの手伝いましょうか?
、、、、どうやればいいですか?」

と、若い電気屋さん。

コンクリート打ちに立ち会うのも初めてみたいだったのですが、
そういう風に声をかけてくれました。

、、、、なんか、とても嬉しかったです。
素敵な電気屋さんになってもらいたいですね。

ようは、自分が設計屋とか、電気屋とか、大工とか、監督とか、、、
そういうのは、どうでも良くって、
職種の垣根を越えて、いいものを作ろう、っていう思いが集まる
コト。

まぁ、図面を描くのが僕らの主な仕事ではあるのですが、
それだけじゃぁ、伝わらない事もたくさんあるので、
きっとこういうコトの積み重ねで、いろんな人の
思いや愛着が詰まった家になればいいなぁ、と思うのです。

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完成が楽しみです。




posted by 西久保毅人 at 18:12| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

バケラッタ

先週末に、完成してちょうど2年たった西澤さんの家
雑誌LIVESさんに取材して頂きました。


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なんだかんだと、このおうちは、雑誌初掲載。

設計はもちろん、
とても素敵な住まい方をして頂いているので、いつの日か、、、、、と、
思っていましたので、念願が叶いました。

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完成時の写真と見比べると分かりますが、
靴箱の扉や、リビングに置かれている家具達はほとんど
西澤さんの手作り。小さな細工や、塗装や、金物の選定等、
いちいちセンスよくって、ちょっと感動的です。

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どの家もそうですが、
完成して、引っ越し後すぐは、やっぱり新しい家と、
持ち込まれた生活がちょっとぎくしゃくしてなじまないものです。


それが、一通りの季節を過ぎたある時、
すーっと、化けるように、なじむ瞬間があります。

家と生活の、化学反応というか、なんというか、、、、。


西澤さんの家も、何度かお邪魔させて頂いているうちに、
ある時、

「あっ、なんか、西澤さんちになってるっ!」

ていう事を感じた瞬間がありました。


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ちょうど、そういう時期の撮影だったので、
発売がとても楽しみです。

posted by 西久保毅人 at 23:48| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月20日

オープンハウスin 甲府

今週の日曜日に、甲府で進めておりました「溝口さんの家」の
オープンハウスをします。

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築27年の木造住宅のフルリフォームで。
山梨でははじめてのお仕事になります。

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新築とリフォーム。

どちらも魅力のある仕事なのですが、実はリフォームから逆に新しくモノを
考える時のヒントに気がつく事も、実は結構あるのです。


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例えば、新築工事の過程で、一番魅力的な瞬間は、
実は骨組みが組み上がった上棟の姿だったりします。
なので、その魅力や力強さを失わないような仕上がりになる事を
いつも心がけていて、そういのがニコ設計室のおうちが
構造を現し仕上げにする事が多い、一番の理由です。

完成時が一番、っていうより、時間とともに
味わいのでるすまいになるように。


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逆に、リフォームは、はがしていく事から始まります。
なので、はがせばはがす程、建物本来の姿に帰っていきます。

今回は、古い木造の耐震補強も同時にしつつ、
小さな子供達が自分達でジブンの場所を発見し、成長にあわせて
居場所を見つけていけるような、きっかけのたくさんある場所を
たくさんつくりました。

そういう意味では、
溝口さんのコドモ達への、キラーパスのようなクウカン。




なので、コドモ達がたくさん来てくれると、
きっと楽しいオープンハウスになりそうです。








posted by 西久保毅人 at 01:21| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

和田さんの家

先日2/25に発売された

MY HOME 100選 vol.6「ウチとソトが気持ちいい家」(扶桑社)

に、和田さんの家が掲載されています。

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そろそろ完成して2年経つのですが、
ホントにタイトル通り、ウチとソトが気持ちいい家です。


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そろそろ暖かくなってきたので、
和田さんちのテラスでお酒を飲みに行きたいなぁ、、、、。

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お風呂にも入りに行きたいなぁ、、、。

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、、、、とついつい妄想の始まってしまうような
楽しいおうちです。

本屋さんで見かけた際にはぜひご覧下さい。

posted by 西久保毅人 at 22:36| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月02日

イロノナマエ

品川の坂田さんの家。
完成にむけて、先日現場で色決めをしました。

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ニコでよく使う塗料にポーターズペイントというのがあるのですが、
この塗料、面白いのは、色の名前。
色にいろんな名前がついていて、それぞれ面白いのです。

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例えば、今回使用する色は、

ラビアンローズっていう色と、
ビッグスカイっていう色と、
ローマンホリデイっていう色。

ラビアンローズっていうのは、「バラ色の人生」って意味。
ピンク系っていうのは、決めてたんですが、ピンクのバリエーションの
中から選ぶ際の決めてはもちろん色見もあるけれど、
言葉の意味だったりします。

女の子の子供室なので、バラ色の人生って、いいじゃーん、っていう
奥様のひと言で、みな「なるほどー。」と即決。

寝室のビッグスカイは、そのまま「大空」。
ご主人の好きなブルーでもあり、そういえば「大空」っていう
ネーミングが坂田さんぽいなぁ、、、、、て事で大賛成。


最後にトイレ。
選んだ黄色のローマンホリデイは、「ローマの休日」っていう名前。


まぁ、
子供室は、「バラ色の人生」で、

寝室は、「大空」で、

トイレは、「ローマの休日」

なんて、いいよねっ。

という訳で、決定です。


もちろん今回の色も素敵な色なのですが、
それを決断する時に、色とは直接関係なさそうな色の名前で
決めるっていうのが、なんか、とっても楽しいです。

なんていうか、
名前があるだけで、急に色一つとっても、
一瞬にしてイメージが膨らむというか、、、。


「バラ色の人生」色の子供部屋、なんて、めちゃくちゃハッピーですよね。



ケンチク現場で使う色見本というのは、
マンセルという見本が一般的で、
N95とか、YR5/8とか、色を数値化して表現した見本を
使用します。

すると、ナニが起こるかっていうと、

「うーん、おれはYR5/8がいいなぁ、、」とか、、

「N系よりも、少しYに寄せるか、、、」

みたいに決める事になり、そうなると、僕なんかは、

「、、、なんでもいいじゃん、対して変わんないし、、、。」

と思っちゃうのです。
ホント、数字に弱いのです、、、、僕は。

それが、色に名前がついたとたんに、なんか色に物語が感じられるようになって、
急に愛着がわいてくるのが不思議です。

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そういえば
僕があんまり色を使うので、よく、

「ニコさんは色使いが上手ですよねっ。」

って、よく勘違いされる事が多いのですが、
ぶっちゃけ、ニコの色決めって、最終的にはこんなゆるーい感じで
決まっていて、僕はそれに乗っかって楽しんでるだけです。正直な話。

僕の提案、結構却下されますし、、、、。

、、、、一応提案しますが。

なので、言ってしまえば、僕がセンスいい訳でもなんでもなくて、
それぞれのご家族の決断力が素晴らしいだけですね。
僕はいろんな色に出会えるのが、心底楽しい、というそれだけなのです。
ホントに。

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さて、完成が近づいてきて、変わりに頑張ってくれた模型もそろそろボロボロ。
今回も、素敵な色に出会えそうでとても楽しみです。




子供室は、「バラ色の人生」で、

寝室は、「大空」で、

トイレは、「ローマの休日」かぁ、、、。

素晴らしい。
posted by 西久保毅人 at 02:10| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月10日

自分達の家

週末に、完成間近の「坂田さんの家」のセルフペイントをしました。

もう最近ではニコの家造りの最後の儀式のようなイベントですね。。。。

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坂田さんにも、

「とってもいい思い出になりました。」

と感想を頂いて何よりですが、

それより嬉しかったのは、

「また何年後かに、家族で塗り替えようと思います。」

という言葉。


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僕はケンチクの寿命って、
構造計算で決まるものではなく、
住む人、使う人の愛情、愛着で決まるものだと思っています。

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たとえば、こないだの溝口さんの家のリフォームだってそう。
築30年の住宅のリフォームだったのですが、日本の住宅の
平均寿命って、30年と言われています。

溝口さんの家は、御両親が昔にとてもこだわって作られたおうちだったので、
なんとか壊さないで、リフォームして住み続けたいという思いから始まりました。
たぶん、また数十年住んで頂けると思います。


でも、かたや、築30年前後の家は次々に壊されています。

重要なのは、壊れているのではなくて、壊されているというコト。


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僕はその差って、その家への愛着だと思うのです。

じゃあ、そんな愛着なんて、どうやったらもてるのか?

僕も、その答えはよく分かりません。


でも、何となく、オモウのは、

「はい、完成しましたよ。じゃあ、住んで下さいね。」

っていうのはダメなんじゃないかという事。

たった一日でも、完成間近の現場で過ごして、
職人さん達をかいま見ながら、現場でごはんを食べて、
親子でペンキ塗り。

もちろん、初めてなので失敗したり、はみ出したりする訳ですが、

「ああ、ケンチクって、誰でも参加できるんだな。」

という思いが持てたら最高です。

そういうのが、家族にとって

「自分達の家」

だと思える瞬間なんじゃないかな。。。。



、、、、、と、こんな無駄な事ばっかり考えて、やってる設計事務所ですので、
現在お問い合わせ頂いているお客様方には、なかなかお会いできなくてすみません。

ホントにごめんないさい。
無視してる訳ではないですよ、、、。


順番に対応致しますが、

「ねぇ私たちの事、忘れてんじゃないのー?」

と思われた時は、しつこくつついてやって下さい。お願いしまーす!


posted by 西久保毅人 at 00:18| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月18日

オープンハウス

今週末に、品川区で進めていました「坂田さんの家」の
オープンハウスをさせて頂きます。

今回は、久しぶりに二日間の開催です。

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シキチは30坪程の閑静な住宅地なのですが、
もともとは大きなお屋敷がたっていた場所で、それが3つに分割されて
切り売りされた道路側が坂田さんのシキチ。
不思議だなぁ、、、と思ったのは、
坂田さんのシキチ以外の2つは、旗竿敷地なのです。


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不動産屋さんもよくも、まぁ、こういう分割するなぁ、、、と思うのですが、
おかげで坂田さんの敷地は、二件分の5m程の隣地通路と接しています。
なので、ちょっとした角地のような条件ではありつつも、
隣地なので、道路のように自由に出入りできる訳でもなく、、、、と、
ちょっと、もどかしさもある、そんな敷地でした。

道路側も同じなのですが、南接道って、好条件のようで、
意外と難しいのです。
なんでかというと、本当は明るい方に、思いっきり開きたいって
思うのですが、開いた先が道路な訳です。。。。。
そうすると、何が起こるかというと、
南側にたくさん窓を付けたはいいけど、
結局、人目が気になって、ほぼカーテン閉めっぱなし、、、、。

そんな家が街中にたくさんあります。


要するに、ただ明るいだけの家は簡単にできちゃうのですが、
実際の生活がはじまってもなお、カーテンもつけずにオープンに暮らせる
家を作るには、ちょっと工夫が必要なのです。


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なので、手に入れた好条件を、最大限堪能できるように、
こんな断面のイメージからスタートしました。
南側に、ちょっとしたハナレのような平屋のカタマリが置いてあって、
それが、生活と、街とのちょうど良い距離感をつくる。
そのカタマリは、屋外階段の役目も兼ねていて、一階のテラスと、
屋根のテラスをほどよくつなげる。
登った先は、ちょうど、キリンのエサやりにちょうどいいくらいの高さで、
周辺の緑を堪能できる場所。。。。

などなど。


ぜひ、見に来て下さい。

お問い合わせは、西久保まで。


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キリンはですね、、、、

たまたま、上手に描けただけです、、、、。


posted by 西久保毅人 at 01:38| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

坂田さんの家オープンハウス

週末の「坂田さんの家」のオープンハウスは、
二日とも天気に恵まれて、今までで一番たくさんの方にご参加頂きました。

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途中、土地が変わったり、と紆余曲折あり、
振り返ると約2年がかりの家造り。

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でも、坂田さんご家族の大らかなお人柄や、ご要望をうかがって、
なんとなく作りたい場の雰囲気、というか空気は、最初から変わらなかったかな。

でも、それと、セッケイはまた別の話で、
最終形が決まるまでは、結構難産でした。

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たまたまの縁ですが奥様が実は僕と同じ、血統書付きの佐賀人で、


「このトウキョウの小さな土地で、
 一階リビングの地続きな感じができたら、
 めちゃくちゃゼイタクと思いません? ニシクボサン。」


って、ポロッとおっしゃった言葉。

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分かるなぁ、、、、佐賀んモンとして。。。。


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よしわかった。わかったけん、ちょっと待っとかんね、、、。

と、思いつつも、東南の角、という好条件に、
好条件慣れしてないボクとしては、
意外と難しいシキチだったのです、、、。実は。

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どっちかっていうと、いつもは街の中の

すみっこ、とか、
はじっこ、とか、
おく、とか、、、。


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それが、ボクの仕事の、メインステージ。


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だから、急に目立つ場所に放り出されると、

、、、、何していいやら、よく分かりません。。。。。


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なので、


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やっぱり、
すみっこ、とか、
はじっこ、とか、
おく、とか、、、


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そういう場所を、家の中にたくさん作る訳なのでした。。。。。



、、、、そうそう人間は変われるものではありません、、、、。


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さて春夏秋冬。

これから訪れる季節の中で、
どんな暮らしが始まるか、とっても楽しみです。


写真はまた、金子美由紀さんにお願いしました。
こちらも仕上がりが楽しみ。

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キリン、来たかな?


posted by 西久保毅人 at 12:34| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月27日

もろもろおしらせ

現在発売中のLIVES(第一プログレス)に、西澤さんの家が、

賢い子が育つ家造り(学研ムック)に、白石さんの家
それぞれ掲載されています。

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西澤さんの家は、2年経って、ちょうど生活がなじんだ良い時期に
撮影して頂きました。西澤さんの手作り家具には脱帽です。。。。


白石さんの家は、
まぁ、陰山メソッドはともかく、白石メソッドとも言うべく、
白石さんの家に対する考え方はさすがだなぁ、と思います。


「、、、子供にとって、いつまでも居心地のいい家である必要はない。
 大きくなって、もうあそこにはいられない、と感じるコトが
 家をでるエネルギーになる。
 子供が独立するための力をつけてやるのが、この家の役割。」


そうなんだなぁ。。。。
ロケットと同じで、どれだけの爆発力で家を飛び出すか。

それで、コドモ達の飛距離が変わると思います。

そのための、エネルギーを蓄えるさせてあげることが、
家や家族なのだと、僕も思います。

動物の巣と同じですね。

一見、突き放したようにも聞こえるけれど、
実際は白石さん程、子供達としっかり向き合っているチチオヤに
僕は会った事ありません。

ホント、ボクのあこがれです。



さて、その他に、ずいぶん遅くなりましたが、

上村さんの家と、

溝口さんの家のリフォーム

完成写真をアップしました。

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見てあげて
下さい。
posted by 西久保毅人 at 19:21| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月07日

うたうたい

ずいぶん久しぶりに、千綿偉功くんのライブに行って来ました。


千綿くんは、佐賀西高の同級生。
つまり、ボクと同じ37歳。


彼はトウキョウでうたを歌う、佐賀をこよなく愛する男。



18歳の同じ時に上京して、もうかれこれ19年。

同じトウキョウで、
まったく違う時間、まったく違うジンセイを送っきたのですが、
彼の音楽に対する情熱や、変わらないエネルギーには、
いつも、本当に圧倒され、感動します。

音楽でもスポーツでも、ケンチクでも、
才能っていう言葉がよく使われますが、
ボクはあんまりそれは信じてないんだな。

もし、才能っていう力があるとしたら、
それは、

とにかく続ける才能。
ずっと大好きでいる才能。

この2つなのだと思うのです。


彼の場合は、中学の頃からバンドやってたから、
かれこれ25年くらいでしょうか?

ボクなんかがフラフラと、ただトウキョウに憧れて上京したのと違って、
彼は音楽のために上京しています。紆余曲折、いろんな局面があったと
思いますが、とにかくどんな形でも唄い続ける、という事だけは、いつまでも
変わっていませんし、きっともう、声が出なくなるまで唄うんだろうなぁ、
と思います。


高校の時に彼の歌声を聴いた時、

「やっぱ、すごいヤツっているんだなぁ、、、、」

と思って、ホント、素敵な歌声の持ち主なんですけど、
その根っこは、とにかく歌う事が好きで、好きで、たまらないっていう、
そういうキモチなんだなぁ、、、。

、、、、て、ボクがどんなに説明しても全然チワタの良さは
伝わらないので、ぜひ機会があれば、生で彼の歌声を聴いてみて下さい。
生でね、生で。ホント、すごいから、、、。




37歳、お互いに よかオヤジ。
舞台は違うばってん、負けんばい!


と、久しぶりによい刺激を受けて来ました。


押忍!


、、、、、ライブ前に書いときゃ良かったな、、、、。
posted by 西久保毅人 at 03:24| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月09日

五十嵐さんの家オープンハウス

もう明後日ですが、土曜日に、台東区で計画しておりました
「五十嵐さんの家」のオープンハウスをします。


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最初に五十嵐さんのシキチになるご実家にうかがったのは、、、、、
と思い返すとほぼ、2年前。
五十嵐さんの育った家で、そこではお父様が皮漉の工場を営まれていました。

昭和の狭小住宅というか、とても小さくて、階段も急だったりするんですが、
小さいなりの工夫をこらした住まい方をされていて、ここで子供達と生活を
されていたかと思うと、ちょっと感動的だったのを覚えています。

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その家は、昔の作りのため、お隣と実はくっ付いていたりして、敷地境界も
あいまいだったので、解体してシキチの大きさを確認するところからの計画でした。


さて、そこにお父様の工場とご自宅はそのままに、新たに子世帯である
五十嵐さんご家族が帰ってくる、という2世帯住宅の計画。

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自分がおばあちゃんと住んでいたからというのが、とても大きいのですが、
僕は二世帯住宅は、子供にとってはとても素敵な家だと思います。

東京は核家族が多くて、その原因として敷地が狭いというのがあるのですが、
この敷地は、43u。
建てられるのは、10坪程です。

ぜんぜん、広くはない。
面積だけ聞くと、むしろ、核家族でもどうか?という大きさです。

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だから、僕にお話をいただく前には、
もしかすると、いろんな選択があったのだとと思うのですが、
なんていうか、

ここに、みんなで住んじゃおう!

っていう、五十嵐さんご家族の決断が、まず、素晴らしいなぁ、と思いましたし、
そのお手伝いをさせて頂けるのを、とても光栄に思いました。

御両親の生活。
お父様の仕事場。
子世帯の生活。


広さなんかは、ぜんぜん重要じゃなくって、
それが一緒にある事そのものが、素晴らしいと感じられるような家。

そんな家にしたいなぁ、と思いました。

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それと同時に、やっぱり考えたいと思ったのは、
10年後、20年後、、、、50年後の生活の変化。

大きなお金をかけて作っても、とくに全部コンクリートだと、
なかなか生活の変化に対応できません。

要素が多ければ多い程、将来の生活パタンーンも多様な訳なので、
必要な時に、構造体をいじめずに増改築できる、という事が大切です。

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そして、そういう未来を見据えた計画をしておく事で、これから先何十年も、
それこそまた、孫の代まで住み継げる「家」になるんじゃないか。

そんな事を建物の構造的にも考えさせて頂いた住宅です。

ぜひ見にきて頂けたらと思います。

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余談ですが、
2世帯住宅の設計、とても楽しかったのです。

きっと、自分がおばあちゃんと田舎で育ったからかな、と思いますし、
そういう意味では、育った環境って思いの外、オトナになってにじみ出るものかも?
と最近、思うのでした。

そのうち、3世帯住宅とか4世帯住宅とか、、、、10世帯住宅とか、、、。
ぜひやってみたいと思いました。





posted by 西久保毅人 at 00:41| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月14日

プロセス

先週末の五十嵐さんの家のオープンハウス、
天気にも恵まれて、たくさんの方に来て頂きました。
ありがとうございます。

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現在設計中、工事中のご家族の皆さんとは、素材や空間を共有でき、

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ご相談中のご家族の方々とは、実物の空間の中で、
まだ見ぬ自分ちを、一緒に妄想し、、、、。

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そんな形で進んでいくので、
ニコの家は一見、全部違うようで、実は全部つながっています。


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だから、いろんな方々に来て頂いたのですが、
もうずいぶん前に完成したニコの家のご家族の皆様にも、
見に来て頂けたのが、何と言っても嬉しいです。

実は五十嵐さんの家だって、
そんなご家族の家をご覧になって頼んで頂いた訳ですから、
そういうご家族を、五十嵐さんに紹介できるのもまた嬉しいですし、

僕自身が進歩しているのかどうかは、、、、、、、

まぁ、とりあえず置いておいて、
そういう繋がりの中に自分がいるコトが、本当に感激なのです。


おかげさまで、まだつぶれてませんよ、、、、、という意味も込めて。


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さて、今回、五十嵐さんの家には、
軽いコンクリート造にするために、壁にはたくさんの開口部を計画しました。

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それを利用して小さな木製の飾り棚を、建物中に作ったのですが、
そこに、五十嵐さんの家の出来るまでのプロセスを撮影した白黒写真を
展示してみました。
やり始めると大変で、何十枚にもなってしまいましたが、、、、、。

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建物は、出来てしまうと奇麗な最終形しか残りませんが、
そのプロセスではたくさんの人が関わり、出会いがあり、
たった一軒の家でも、
もう見る事のできない名シーンが実はたくさんあります。

そんな写真をたくさん飾りました。


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そんな時間やプロセスと引き換えに、タテモノが完成するのですが、
完成というこの瞬間も実は、
これから始まる五十嵐さんの生活の中での一つのプロセス。


二世帯だから、きっと今まで以上に楽しい出来事が起こると思いますので、
お引っ越し後が楽しみです。


posted by 西久保毅人 at 02:17| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月20日

角地年間

今日は、調布で工事中の鷲巣さんの家の上棟でした。
角地にクネっとした、カモメのような曲線を描く壁のある家です。

いつもそうですが、模型でつくった形が、実際に出来上がっていく
様子は感動的。
とくに今回は、曲面の壁をつくるので大変だったのですが、職人さん達も
楽しんで仕事をしてくれているようで何よりでした。

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今シーズン、ていうか別に選んで仕事をしている訳ではないので、
本当にたまたまなのですが、今年は角地のお仕事がとても多いです。

先日完成した「坂田さんの家」「五十嵐さんの家」も角地だし、
今日の鷲巣さんの家も角地。

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週末に上棟予定の天川さんの家も角地。

他にもいくつかの進行中のおうちは角地が多い2010年です。

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前にもいろいろ書きましたが、
角地って、明るさ等のよい面もたくさんあるのですが、
反面、街に対しての無防備さもあわせもった場所です。

オープンにしすぎると、結局カーテンなしでは暮らせなくなっちゃうし、
かといって、内に閉じ過ぎると、それはそれで、せっかくの角地に
建てる魅力がなくなってしまいます。

だから、そのさじ加減がとても重要で、以外と難しいシキチだなぁ、、、
と思う反面、
でも、だからこそ、いろんな街と生活の対峙の仕方のバリエーションも
生まれてきて、結局、全部、違うすがた、かたちに行き着いているので、
どれも完成が楽しみです。

「家を建てる事で、街を手に入れちゃえっ。」

というのが、僕の設計のテーマの一つでもあるので。。。。

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しかし今までも、例えば、

千葉方面総武線沿線シリーズ、とか、
自転車でゴー世田谷月間、とか、
旗竿敷地年間とか、、、。


なぜか、年ごとに仕事にかたよりがあるニコ設計室。

たまたまの出会いなのですが、
不思議な縁を感じる今日この頃です。



ただ、角地の電柱と、標識はなんとかならないもんかなぁ、、、、。


posted by 西久保毅人 at 01:36| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月23日

完成パーティー

ちょっと最近の天気からするとウソのような快晴の日曜日。

2月にお引き渡しをしました甲府の
溝口さんの家の完成パーティーに呼んで頂きました。

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天気もよくて、テラスにテーブルを出してのランチ。
とっても気持ちよかったです。

いいなぁ、、甲府。

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ちょっとしたアイディアだったのですが、このベンチも作って良かった。

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実は長い壁がグラグラしないための補強も兼ねているのですが、
これからの季節、大活躍しそうです。

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家の中も、なんていうか、
木の上に住んでいるみたいで、
小屋裏のスペースにひょいひょいとコドモ達は登って遊んでいます。

ネコ達のスペースとして考えていたので、
人間がそんなに積極的に使う予定ではなかったのですが、
とても居心地のいい場所になっていました。

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まぁ、約一名、びびりのソラはいましたが、、。


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2階建ての1階も、ふんだんに楽しく使っていただいているようで、

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いい感じに、コドモ達の「巣」になっていました。

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なんていうか、こういう場所は、本当にコドモ達の方が慣れるのが
早くて、1.2mくらいの段差は、2.3歳のお子さんでもひょいひょいと
上り下りします。

白石さんちに遊びにいっても思うんですが、
こういう家で育つコドモ達は、自然と運動神経が発達してそうな、、、、、。


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コドモ達が、傷つけようが、汚そうが、全部を受け止めてくれそうな
タフな材料と質感。

ざっくりざっくり。

いい感じ。


溝口さんの家

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posted by 西久保毅人 at 20:36| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月30日

ちょっと田舎の工務店とヤンキー理論

昨日、またまたピンポイントでの晴天の祝日、
調布の鷲巣さんの家の上棟式を行いました。

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今回工事をお願いしているのは、内田産業さんという
川越の工務店さん。初めてお願いしているのですが、
各職人さん、監督さんともにとても丁寧で、いい感じです。

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川越という街には、あんまり縁がなかったのですが、
小江戸というか、古い町並みを大切な観光資源にしている街で、
おつきあいをしていると、あぁ、そういう街に根付いている工務店さんなんだなぁ、
というのを感じさせてくれます。

上棟式にあわせて作ってくれた、ちょうちん。
こんなの初めてです、、、、、。

もちろん川越製。すばらしいなぁ。
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もちろん、無事完成させる事が一番大切なのですが、家造りの小さなイベントを
楽しんでいくという姿勢は素敵ですし、集まっている職人さん達も、
何となく独特の、「川越ノリ?」とでもいうような素敵な職人さんたちばかりです。

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乗っかり上手な鷲巣さんは、わざわざ川越の地ビールを準備してくれて、
素敵なお弁当と、いい上棟式でした。

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まぁ、僕が田舎者だからだと思うんですが、なんとなく、ちょっと都心を離れた
街の工務店さんが、どうやら僕は相性がいいなぁ、と常々思いますし、
若いいい職人さんも多い気がします。
なんていうか、、、、、。


で、ここからは、超、僕の個人的な妄想でもあり、かなり確信しているコト
なんですが、
ずばり、

「ちゃんと、ヤンキー兄ちゃんがいる街は、いい職人が育つ!」

という、ヤンキー理論です。


ある時期グレる、っていうのは、やっぱり必要な事で、
それは、裏を返せば、溢れんばかりのこだわりや、エネルギーの表現として、
ヤンキー兄ちゃんがある訳です。
そして、ヤンキー兄ちゃんは、とても義理堅く、熱く、男気があり、、、
と職人さんの資質そのままですね。

それが、ある時、やりがいのある仕事と出会った時に、きっと、
そのエネルギーが仕事にむくんじゃないのかな?
だから、しっかりグレられる環境で育つ事って、とても大切だと思うのです。

エネルギーの矛先は違えど、エネルギーは、量の問題だから。


トウキョウはどうも、街で、ヤンキー兄ちゃんを見かけませんし、
いても、ちょっと肩身が狭そうです。
若い時に、溢れるエネルギーの発散方法がイマイチなさそう、、、。
だから、トウキョウはなかなかいい職人さんが育ちにくいのかなぁ、、、


等と、僕なりにいろんな工務店さんとお付き合いしながら、
妄想している訳なのです、、、、。












で、
posted by 西久保毅人 at 01:33| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月22日

上村さんの家

今日発売の、住まいの設計に、上村さんの家を掲載して頂きました。

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外壁にあわせて、インテリアも全部コゲチャ。
それだけ聞くと暗そうですが、とてもシックな雰囲気で、
明るい木部との対比がとてもいい感じです。


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このおうちは、三角おもしろ吹き抜け、三角テラス等、シキチの形から生まれた
三角形が設計のポイントになっています。

そして、、、、、
本当は、この家のウラの主役である、緑化ポストもそういう訳で三角形。

、、、三角形というよりも、逆三角錐の形で地面に突き刺さっています。

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僕ら的には、かなり快心の出来ばえなんで、表紙でも良かったんですけど、、、、。

しかし、しょせん脇役。。。

あんまり大々的には雑誌には載せてもらえず、、、。まぁ、そりゃそうですが。


新しいポストの設計とか、、、そういう雑誌があればいいんですけどね。。。
なんで、ここに載せときます。。。。

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それとは別に、

発売中のLIVESに、代沢の家がちょこっとだけ、、、。


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マイホームプラスvol.20には、中澤さんの家が、ちょびっとだけ、、、。


それぞれ再掲載して頂きました。


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感謝感謝です。。。。

posted by 西久保毅人 at 00:31| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

雨の日に現場へ行くのは、あんまり気がすすまないものですが、
雨の日の方が実はいろんな事を想像しますし、
模型ではイメージできなかった
思いがけないシーンや体験ができて、僕は好きです。


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たくさんのおうちを作ってきて、
かなり確信しているのは、


雨の日の現場が気持ちいい家は、
完成してからも、ゼッタイに気持ちいい、

そして、雨の日の現場が楽しい家は、
完成してからも楽しい。


という事。

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ホント当たり前の事なのだけど、日本はとても雨が多い。
そして建物の基本は、雨風を防ぐ事。

でも、僕は、防ぐっていう、コトバはあんまり好きではありません。
防ぐ、って、言った瞬間に、相手が敵になっちゃうから、、、。
敵にした瞬間に、たぶん楽しい出来事は産まれない。

防犯、防水、防御、防衛戦。。。。。
そもそも、コトバが前向きじゃないですよね、、、、。
ディフェンスからは、得点は産まれないのです。


もちろん、大雨や台風は敵だけれど、
ちょっとした雨や風は、仲間にしてあげてもいい。
仲間だったら、楽しめる。

そのくらいな構えの家が気持ちのいい家だと思います。


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緑や植物を植えるのもある意味そうで、
コンクリートびっしりの庭では、雨がはねてまわりを汚すだけで、
何にも産まれませんが、植物は濡れて美しくなり、育ってくれますし、
あまった雨はきちんと地面にしみ込みます。。。。


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そういえば、家造りのご相談を受けている御夫婦のお話はもっと進んで楽しかったです。

、、、、雨って、嫌いな訳じゃない。
むしろ好きで、、例えば、テントに寝てる時に感じる雨音とか、
風の音とか、、、。
そういうような微妙な自然との距離感を、
家造りでも、楽しめるようにしたい、というようなお話でした。

チャレンジしがいのあるテーマです。

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さて、そんな訳で、これまでたくさんのおうちを作らせてもらってきて、
思わぬところから雨がもったりと、、、、ご迷惑をかけた事ももちろんある訳なので、
雨の怖さも身にしみています。

だからこそ、
ただ防ぐ、ではなく、もう一歩進んで、どうやったら雨を快適に楽しめるか?

と考えることで、

防ぐためのすがたかたちが、別の楽しみにつながって、
雨の日は、雨の日で、楽しみ方のある家を作りたいなぁ、、、、ていうのが、


最近の僕の裏テーマなのでした。


攻撃は、最大の防御なり。

posted by 西久保毅人 at 01:40| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

キソ的な話

タテモノを作る時は、かならずキソ、というのがあって、
その上に木造やら、コンクリートやらの本体がのっかります。

いつの頃からかなぁ、、、、。

僕はキソが気になってしょうがないのです、、、。


よく、キソがしっかりしていれば大丈夫。
キソが一番大事、と言われます。

それは、当たり前の事。

構造的にしっかりする事は当然なんですが、
僕はそれと同時に、

どういう形状のキソを作るか??

という事が、とても気になるのです。。。。。


そうです、実は、あたかも建物の設計をしているふりをしながら、
僕は、キソを設計してきたのです。これまでの数十件、、、、。


キソのかたち。
それは、すなわち、タテモノのかたちであると同時に、

「どういう風に土を残すか?」

を考えることです。

要するに、言ってしまえば、キソを作る事は、
地面にふたをする行為なのですから、、、、。

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これはトウキョウ特有なのかなぁ、、、、。

新興住宅地などの建て売りの並ぶ街に出くわす度に、
ホント、がっかりします、、、、、。

小さなシキチに、隅々までベターっと流し込まれたコンクリートを見ると、
もう、キモチわるくてしょうがないのです。
タダでさえ、トウキョウは土が少ないのに、
これでもかと言わんばかりにコンクリートで固めて、味もそっけも、
ありゃしない。

おまけに、雨のしみ込まない地面を量産している訳で、
結局そういうのが集中豪雨時に、
都市が洪水になる原因の一つだとも言われています。

、、、こういう書き方をすると、

「おっ、社会派? エコか?」

みたいに聞こえちゃうけど、正直、頭で考えてる訳ではゼンゼンなくて、

ただただ、家が建つたんびに、
土がどんどん消えていく状況が、イヤでイヤでしょうがないのです。


草も生えないような街。
だって、そんな場所で、子供を育てたくないじゃん、、、。

ていう、もう超、コジン的なカンカク。。。。

今書いてて思いついたんですが、
少子化と、街の土の残り方って、絶対関係ありそうな気がします。。。
政治家に教えてあげたいなぁ、、、、。


佐賀の田舎者だからかも知れないけれど、
そんな訳で、僕の設計の根っこは、いつもそこから始まりますし、
時々、いびつなカタチのプランが出来上がるのは、
実はそういう理由からなのです、、、。


だから、工事が着工して、キソが出来上がる時が一番楽しみ。
出来上がると隠れてしまうキソのかたちが、実はその建物の意思を
一番表現しているからです。

キソが良ければ、もう勝ったようなもの。
数年後、素敵な家になるのは間違いなしなのです。

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さて、写真は、杉並区で着工しました坪井さんの家のキソ。

実は川のそばで、区のハザードマップによると、
万が一の大雨の際には、浸水の可能性のある地域。
なので、ちょっとした高床住居として設計しています。

まぁ、浸水の可能性も一つの理由ではあるのですが、

最初に坪井さんにお会いした時に、あれこれ話す中で、

「地面は地球のもんだと思うんですよ、、、。」

と何気なくおっしゃった言葉に、
案の定、またいつものように無駄に引っかかり、
それにどうしても答えたくて
こういう いびつな四つ足の象みたいなキソとなりました。

、、、僕、引っかかるとしつこいです。

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地球に、高さ1m程のいびつな石をちょこんと置いて、
その上に木造の家が乗っかります。

もう、ほとんど日本では消えてしまった縁の下がしっかりあって、
コドモ達は、上の歯が抜けたら縁の下へ、、、。

まわりが浸水したら、舟のように。


「近所の子達も、きっともぐりに来るよねっ。。。。」

と、そんなコトを話しながら計画した家です。


完成がたのしみ。
もう、いい家になるのは決まったようなもんですけどね、、、。



、、、ケンチクを作る事は、どんな風にキソをつくるか考えること。

キソを考えることは、土の残し方を考えること。


まぁ、キソ的な話ですが。。。。



posted by 西久保毅人 at 00:48| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

このままがいいじゃん病

いろんな現場が進んでいるのですが、
工事を見に行くと必ずかかる病。


「このままが いいじゃん病、、、。」


宗次さんちでは、
たとえば、コンクリートの上に、まだはがしていない木の型枠が
乗ってると、

「このまま はずさなくてもいいじゃん。。。そのまま仕上げに
したら、コンクリートの保護にもなるし、、、、。ね、、、、。」

そんな訳で、10年くらいしてからはがせばいいんじゃないかなぁ、、、。

とか。

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階段も、踏み板付けなくても、このままの方が、なんていうか、
象の鼻みたいでかわいいし、、、、、とか、



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鷲巣さんちでは、
もう、あまりにも、下地にするにはもったいないくらいの、
こんな木擦り下地を作ってもらっちゃうと、


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「、、、あの、下地があまりにキレイなので、
できれば、2.3年はこのままを楽しんで住んで頂いてですね、、、、、、。


仕上げは、そのうち、、、っていうのでどうでしょう?、、、。」


とか、


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天川さんちでは、
コンクリートがあまりにキレイに打ち上がると、

「もう、、、、すみませんが、窓すら付けたくありません、、、、。」


ダメですか、、、、。

とか。

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よし、じゃぁ、まぁ、100歩ゆずったとして、

僕のわがままだけでは、通用しないようなら、
この下地に機能を与えたら、どうだろう、、、?

そうそう、仕上げるよりも、この方が便利よねって思えるような、
もっともらしいいい訳はないかしら、、、、?

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例えば、ほら、このままだと、ある意味、ちょっとした棚みたいな感じで使えますし、
ほら、新聞とか、雑誌とか、させたりですね、、、、。

くぎも打ち放題。


で、飽きたら仕上げちゃえばいい訳ですし、、、、、。とか。

という訳で、進行中の現場へ行くたんびに、僕の頭の中は正直こんな感じです。


でも、よくよく思うと、こんなに隠したくないと思うくらいの、
下地工事をしてくれる職人さん達だから、こう思うわけで、
逆なら、

「いっときも早く隠したい。」

と思うんだろうなぁ。


そういう意味では、設計者としては、職人さんに恵まれてるなぁ、、、
と思います。


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くだらない妄想のようですが、
要は、現場で感動するから、こういうキモチになる訳で、
その


「あぁ、どうしたら、この感動を完成まで引っ張っていけるか?」


と、一度常識や経験を全部捨て去って、
モノや設計の始めの気持ちにむきあう事が、
現場で僕が大切にしてる事です。


以前は、たくさん経験すれば、いつの日か直るかな、、?
と思っていたんですが、
むしろ、作れば作る程、


「このままがいいじゃん病」


直る見込みなく、
悪化する一方です。。。。

posted by 西久保毅人 at 02:54| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

表札

家造りも、工事が終盤になると、
郵便受けやら、表札やらをデザインします。

別に買えばいいじゃん、、、て言われればそれまでですが、
なんか大事な気がしてて、

少しでもその家らしく、
頼んで頂いたご家族らしく、

あれこれと考えます。

前にも書いた通り
あんまりヒノメを見る事はめったにないですが、
訪れる人が、最初に触れるもの、出会うものだからでしょうか?


そう考えると、
セッケイのプロセスにおいては、
なんとなくお寿司のガリのように、家造りをシメるもの。


でも、出来上がると逆に、最初に出会うもの。


そう考えると、気が気じゃなくて、
また、サイズが、ケンチクと違って、原寸で考えられるものなので、
無駄にエネルギーを費やすものでもありますね。。。。。

半分くらいは実現しませんけど、、、、、、。




で、


じゃぁ、そういうお前んちの表札はどうなんだよ、、、、、

って、訳ですが、、、、、、、。


スミマセン。これです。。。。。

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ずーっと、表札、付ける習慣がなかったんですが、
さすがにまったくないと、子供達の友達も多少不便そうなので、
ちょっと前に、木材のサンプルを持ち帰り、

さぁ、たまには父親らしく作ろうか?

と気合いを入れていたら、ちょうどその日が、
まんまと小学校で彫刻刀が配られた日と重なってしまい、、、、、、。

ノノとリンタロウの実験台となりました、、、、。

家族が多いので、皆一文字ずつ。


思いの外、しっくりきたのでそのまま採用。

「そのご家族らしく、、、。」

まぁ、西久保家なんて、こんなもんです。


いないと思いますが、
受注生産品。
興味がある方は、ノノ達にどうぞ御発注下さいませ。



posted by 西久保毅人 at 02:50| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月23日

ぎゃふん

先週末に、ちょうど完成して1年を過ぎた千葉の中澤さんの家
撮影にお邪魔しました。
渡辺篤史の建もの探訪です。(放映日はまだ未定。)

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かれこれ、これで5回目。
最初の本間さんちの時は、朝9:30放映だった気がしますが、
その間に、何度か放映日も変わり、
今では東京だと、金曜朝5:00放映。。。。。

しかし、引っ越ししつつも、続くというのは、
やっぱり他にない番組だからでしょうね。
きっと、渡辺さんが生きてる限り、続くのではないでしょうか?

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他にないっていうのは、撮影に立ち会うとよく分かります。
結構、住宅を扱うテレビは多いですが、はやりに便乗してコーナー的にやってるのは、
長くは続きませんし、だから力の入れようも、それなり、で、情報として消費されてる
感じがします。

でも、この番組は、なんていうか、テレビっていうよりも、
モノ作りのような丁寧さを感じますので、何年か前に撮影して頂いたものを見ても、
古くならないというか、とても丁寧に記録されています。


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なので、僕にとってもそうですが、ご家族にとっても、いつまでも古びない
家族の記録として、とても貴重な映像として残るのではないかと思うのです。


、、、別に宣伝部ではないですが、これまで取材して頂いた率直な感想。


そして、なんとなく、コジン的には、家を作り続けていく中で、
いい仕事をし続けて、ご家族に喜んでもらえないと、
そもそも取材もしてもらえないですし、

いい仕事だとしても、
「西久保サン、また同じような家で芸がないね、、、。」

って思われてもしゃくに障るので、

年に一回は、渡辺さんに見てもらい、ギャフンと言わせる!


というのも、自分に対するちょっとしたハードルにしています。


、、、ぎゃふんと言ったかどうかは分かりませんが、、、、。

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さて、
中澤さんちは1年経って、玄関の下草もたくさん生えて、植物も少し大きくなって、
子供達も走り回り、とても楽しんで生活して頂いていて、
そんな良い時期の撮影で、放映が楽しみです。

また、素敵な記録となりそうです。

posted by 西久保毅人 at 02:14| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月03日

光風荘

さて、先日、新しいシキチを見に行った時の帰り道。

「光風荘」

と描かれた素敵な看板を見つけました。


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もう、それはなんの特徴もない、どこの街にでもある普通のアパートの
看板だったんですけれど、なんていうか、もう、一目惚れ。


そもそも、「光風荘」っていう名前がなんとも素敵です。
そして、どこかに落ちてたような材木にペンキで描かれたなにげなさ。

なにより一番素敵だなぁ、と思ったのは、その上にぺらっと乗せられた
とたん一枚の屋根です。

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要するに、木だけだとそのうち腐っちゃうから、保護するために
乗せされているのですが、そのぺらーっと置かれたような、屋根のような
感じが、何ともいえず、絶妙でした。


こんなシャレたしつらえ、きっと品のある、かわいいおばあちゃんが、
大家さんに違いないと思いました。


なんてコトない様ですが、
木とトタンを、ベタッとくっつけず、浮かせているところなんか、
実はとても理にかなっています。風も抜けますし、、、。

しかも、よく見ると、ブロックからも浮いていて、
なんと高床式じゃぁないですか!


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これは、ゼッタイにケンチクに応用ができるはず!

例えばこんな感じで、おうちの上に、さらにふわりと屋根を乗っけてあげます。
もちろん、この看板みたいに、風が通るように間をあけて。

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そうすると、
おうちと、屋根の間に、第三の空間が産まれて、そこがテラスになるのはもちろん、
直接熱が当たらないので、遮熱効果もありますし、風も抜けるので、
下のお部屋は、とても居心地がよいでしょう。

こういうコトは、ついつい、断熱材の性能でクリアしようとしがちですが、
屋根をこういう具合に二重にすれば簡単に解決できそうです。

うーん、なるほど。

と、その見た目以上にとても勉強になる看板でした。


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さて、写真は、もうすぐ工事がはじまる7世帯の長屋住居です。

小さなおうちが寄り集まったような、緑あふれる場所になるように
設計をさせて頂いています。

そういえば、そのうち、この場所にも名前を付けないといけません。

「光風荘」

みたいな、すてきな名前をぜひ考えてみたいと思っています。


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2010年07月13日

宗次さんの家の上棟式

昨日は、文京区本郷で工事を進めています「宗次さんの家」の上棟式でした。


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敷地からは、東京ドームのコンサートの声や、後楽園遊園地の絶叫が聞こえるような
トウキョウのど真ん中でありながら、古ーい木造のアパートや下宿、路地や老舗旅館といった、
こってりした昭和の雰囲気の色濃く残る不思議な街です。

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そういう街の風情に惚れ込んで、この場所に住む事を決められたという事でしたので、
そんな街の雰囲気が、家の中にまで入り込んでくるような、路地のような家を家を
提案させて頂きました。



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コンクリートと鉄骨と、木造とのそれぞれの特徴を生かした混構造なので、
着工から上棟まで時間がかかりましたが、ようやく上棟し、これから内装工事に入ります。


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いつもそうですが、上棟した時の骨組みが、一番大事。
今回も、風の抜ける、とてもいい骨格となりました。


あぁ、、、、また、「このままがいいじゃん病」、、、、、。


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上棟式には、監督の山縣さん、職人さん、構造設計の名和さんら、たくさん駆けつけて頂き、
宗次さんにたくさんの食べ物を準備して頂きました。

上棟式で、みなでお酒を飲み、食べ、ひととき、お互いの垣根なく過ごす。

最近なくなりつつある風習ですが、
実は、ニコでは、年々増えています。

さすが、時代と逆行するニコ設計室です。。。。。


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でも、こういうコトって、僕は一番大切なことだと思っています。

どういう意図でこういう造るのが「めんどくさい」セッケイにしているのか、
どんなご家族のために仕事をしているのか、

そういうことを職人さん、宗次さん交えて、お酒を片手に話し、


「、、、、て、訳なんで、すみませんが今回もどーか、お願いっ!」


と、まぁ、僕らにとっては、職人さんに頼み倒す場でもあるのですが、、、、。


秋の完成が楽しみです!



、、、、そういえば、久々、ケンチクの話しでした。




posted by 西久保毅人 at 23:15| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月16日

ベール

杉並区で工事中の天川さんの家が、ようやく足場がとれ、姿を現しました。
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よくベールを脱ぐ、という言葉が使われますが、まさにそんな感じ。
出来る前から、スケッチやら模型やらで、さんざん検討してきましたが、
やっぱり実物が現れてみないと最終的なところは分かりません。。。

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想像以上に、良いできで、感動です。
しかも、場所がら人通りも多く、ホイクエンのお散歩コースでもあり、
工事中からいろんな街の人が毎日通り過ぎる場所でしたので、

「おっ、グッジョブだね!」と声をかけてくれるおじさんがいたり、

「かっこいいねーっ。」と、ママチャリで通りすぎるおばちゃんがいたり、、、、。

「あらー、リンちゃんのパパ??」と、移動された保育園の保母さんのお散歩と出くわしたり、

「あれ?、ここニコさんの現場ですか?」と、よく行く花屋の兄ちゃんが配達中によってくれたり、、、。

そういう声がうれしい反面、丁度いいプレッシャーでもありました。


住宅なので個人のものではありますが、
同時に街行く人にも楽しいキモチになってもらえたら最高です。

月末の完成まで、あと一息。

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さてさて、もう、かれこれ40件以上のおうちを作らせてもらって今さらですが、
天川さんの家の現場から、ニコ看板、というのを現場に設置しはじめました。

天川さんちは、オレンジ。

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で、せっかくなので、現場ごとに違う色の看板を作りまして、
今ではあちこちの現場に設置しています。


もし、街で見かけた折りには、、、、

落書きは勘弁して下さい、、、、、。



posted by 西久保毅人 at 02:36| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月20日

杉並ワンピース

今日は、灼熱の中、杉並区で工事中の、坪井さんの家のコンクリート打ち。


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いつもの事ながら、コンクリートを見てると、
故郷、佐賀の有明海の干潟を思い出します。。。。。。

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あまりの暑さに気分は海のかなたへ。。。。。。


行きたいなぁ、、、、海。


、、、、、、、、、、、、、、

そういう訳で、さて世は現代。
坪井邸はまさに、大航海時代へと突入しようとしておりました!


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ほら、小さい頃のルフィーがいるかと思ったら、、、、。

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いつの間にか、海賊船坪井号に、あいつらの姿が、、、、。

うわぁ、マンガみたい、、、。





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ほ、ホンモノだーっ!
やっぱり助けに来てくれたんだね。









しかし、

奥のほうのあの人は???



近隣の方かな、、、、。






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ウソップがご希望、とのコトでした、、、、、。




杉並ワンピース、第一話 「ウソップ参上の巻」 完。


あー、暑い暑い。


posted by 西久保毅人 at 23:15| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

天川さんの家オープンハウス

今週末は、杉並区で工事をしていました天川さんの家のオープンハウスです。

先日、行政の完了検査も無事合格し、後は残工事を残すのみ。

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とても暑い日の検査だったんですが、検査員さんも、

「この暑い日に、風通しのいい家ですねー。」

と、法令チェックなのですが、風通しの良さにしきりに感心して帰られました。


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角地年間であるニコ設計室では、今年4件目の角地の家の完成です。
「角地」とひと言でいっても、やっぱりそれぞれビミョウに環境も違い、
ご要望も違い、住まわれるご家族も違う訳で、
出来上がる家のすがたもおのずと全部違います。

でも、共通して考えているのは、

「守りながら つながっている すがた かたち」

守りながらっていうのは、それは住宅だからもちろん家族やプライバシーのコト。

つながっているっていうのは、それは周辺環境のコト。

この2つを、同時に成立させるっていうのが、いつも難しいのです。。。。。

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つながっているっていうのを捨てちゃえば、実はとても簡単な問題。
守るだけなら、ぐるりと囲っちゃえばいいんですから。

でも、僕にとっては、同時に「つながっている」と感じられる事が、家や生活にとって
一番大切なんじゃないかなぁ、と思うのです。


これは実は、僕の「子育て理論」にもつながっており、僕にとって大切なテーマなのですが
、それを書き出すときりがないので今回はやめときます。。。。



正直いうと、これは、僕が多少閉所恐怖症ぎみだという事も、大いに関係してるんだと思います。
かといって、露出狂ではありませんが、佐賀の県民性、とでも言いましょうか、、、、。

でもでも、20坪でも、40坪でも、60坪でも。
シキチの中だけで考えると所詮その数字で終わっちゃいますが、

周辺の景色や空や、となりの庭や道や、、、、、。

こっそりと街を手に入れてしまうように、そんな周辺環境との
ゆるやかなつながりを感じられれば、体感として、敷地面積なんか
どうでもいいと思えるような、カンカクを獲得できるんじゃないか?
と、いつも考えるのです。

よくばりなんですね、きっと、、、、、、県民性的に。

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そんな訳で、
今回の天川さんの家も、そんなコトをあれこれ考えさせて頂きました。

特に、「子供達のためのアート教室」という小さなパブリックな用途と
「住宅」というプライベートな用途が同居している天川さんの家。


そんな楽しいお題をいただいたからこそ、生まれた角地の家になったと
思っています。


週末の完成が楽しみです!!

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posted by 西久保毅人 at 01:26| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月03日

満員御礼

先週末、天川さんの家のオープンハウスをさせて頂きました。

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いつになく、いやにたくさんの人とお話したなぁ、、、と思って
集計してみたところ、、。

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子供達も含めると、約150人の方のご来場でした。
ニコ設計室のオープンハウス史上、最多です。

もう、感激。

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今、まさに設計をさせて頂いているご家族。
工事中のご家族。


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土地を探していらっしゃるご家族。

うーん、ニコにしようか、どうしようかなぁ、、、、というご家族。


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そして、今まで設計させていただいたご家族。

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あとはニコがいつも御世話になっている仲間達や、プレスの方々。

スタッフ一同、
なんだか、とてもエネルギーを頂いた一日でした。


、、、、西久保家のお隣の大家さんも来てくれました。。。。。

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一番、感激したのは、春に完成した坂田さんがいらしてくれて、
自然と、今、土地を探されているご家族に、
土地探しやら、家造りの事についてやら、
先輩施主として、アドバイスをして頂いた事です。


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天川さんに頂いた一日だけのオープンハウスという機会で、
建物の完成を皆で感じながら、そんな事が起こるなんて、夢にも思わなかったです。


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そうなんだなぁ、、僕は設計をさせて頂く事はできても、
例えば、土地探しのコツとか、家造りで良かった事や失敗した事とか、
そういう、本当の意味で、みんなが知りたい事って、
実は、伝えられないのですね。

エラそうにしてても、自分で土地を探した事も、家を作ってもらった事も
住宅ローンをくんで苦労した事もないんだから。

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だから、わざわざ休日を利用して来て頂いた場で、
僕がひっくり返っても伝えきれない事を伝えて頂いたりして、とても感激しました。

そう考えると、ホントにたくさんの味方がいますね。

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天川さんの家も、スタートは、本間さんの家でした。

実際の空間に触れて頂いて、スタートしたのですが、
シキチも、条件も、規模も全然違う訳なので、
もちろん同じになる訳もなく、


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最初に作った案は、今とはゼンゼン違う案。
思い返すと面白いくらい、違うカタチでした。

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それから、たくさんお話する中でたどり着いたプランなのですが、
なんだか妙に街にも、天川さんにも似合う家になりました。

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だから特にすごーく意識したという訳でもないんですが、

「うちに似てるところも、違うところもあって、面白いですねー。」

と、本間さんも来てくれて、ご感想を頂けたのも、

あーなるほど、、、、。

と、とても嬉しかったです。

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あとは、初めての試みとしては、
オープンハウスの際に、完成写真の撮影をお願いしました。

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たくさん人がいる中で、
これは、カメラマンの金子美由紀さん、大変だったと思うんですが、
その時々で、訪れるご家族や、子供達にモデルになってもらったりして、
とても楽しい完成写真になったんでは?と思います。

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そもそも、人のいない、ケンチク写真ぽいのって、なんか好きじゃないんですね。
ニコっぽくない、っていうか、、、、、、

だから、学生の時、ケンチク雑誌がキライで、そんなんだったら、
設計向いてないかな、、、、僕。  と真面目に悩んでいたのです。


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そんな撮影でしたので、最後は、天川さんご家族にも来て頂いて、
ご家族入の記念撮影。

そういう事もできて、思い出深いオープンハウスとなりました。

、、、、、ホント、金子さんは大変だったと思いますが、、、、、。



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さてさて、完成したからといって終わりではなく、
実は生活は、ここからがスタートです。

思わぬご不便をかける事も、いろんな発見がある事も、これからたくさんあるでしょう。
春夏秋冬、これから始まる生活の様子を天川さんから伺うのがとても楽しみです。

そして、アート教室もあり、ちょっとパブリックな場所でもありますので、
ご家族にも、街の人にも愛される家になってくれると嬉しいです。


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posted by 西久保毅人 at 01:44| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月22日

オープンハウスの予告です。

今週末の8/29(日)に、
調布市で工事を進めていました「鷲巣さんの家」のオープンハウスをします。


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ちょっととんがってる、かわいこちゃん。


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鷲巣、なのに、カモメのようなプラン。


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でも、プラン考えてる時は、
鷲がカモメだったなんて、知らなかったんです。ホントに。。。。。。



正式にはまたお知らせをしますが、お申し込み制としていますので、
内覧をご希望の方は、ご案内をお送りします。
西久保まで御連絡下さい。

西久保メール:nishikubo@niko-arch.com




posted by 西久保毅人 at 12:15| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

鷲巣さんの家オープンハウス

先日の日曜日は、「鷲巣さんの家」のオープンハウス。


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暑い中、たくさんの方にご来場頂きありがとうございました。


鷲巣さんの家。
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ちょっととんがってますが、佐賀のヤンキーではありません、、、。


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まぁ、いろんなコトを真面目に考えた訳ですが、「考えた」っていうコトが正しいかどうかは、今となっては
遠い昔。

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ちょうど、一年程前のコトです。
鷲巣さんから連絡をいただいたのは。


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鷲巣、というナマエから、どうやら「鳥類」だ、というコトくらい、
僕にだって分かりました。


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そして、一緒に一枚の絵が送られて来ました。


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そこには、たくさんのイメージや言葉が記されていました。


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「むむ。これは、シロートの仕業ではないな、、、、。」

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自分では描けないとはいえ、そういうところは分かるのです。
分かったからとはいえ、真面目に見るタイプではないのですけど、、、。


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ようするに、ナニが送られてこようと、ジブンに都合がいいように見るだけです。


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実際、絵よりも、まわりにちりばめられたたくさんの言葉が気になりました。


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夢←→現実   空←→家

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社会←→家   世界←→自分

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光合成  ハンモック  あばたもえくぼ

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シンプルオフロ  シンプルトイレ  などなど。

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実は、いくつかの案を御提案したのですが、この案は、笑い飛ばされちゃうかな、、、、と
半分くらい思っていました。もちろん僕は大真面目でしたけど。

そして、選ばれなかったら、誰かにこのプランを提案する事は二度とないだろうな、とも思いながら。

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割と即答でした。

「、、、よし、僕はもう決まった。つんつんしてるのも含めて、このとんがりで!」


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その後だったのです。

鷲が、ホントはカモメだって教えてくれたのは。


いや、鷲がカモメでもある、という方がが正しいかも知れません。


、、、、まぁ、どっちみち鳥類に違いはない訳ですけど、
絵とコトバを自在にあやつる鳥のエネルギーに、僕らもたくさん影響をうけました。

あやつる?

イヤ違うな。

あふれる。  こぼれ出る。 

そんな表現が似合うカモメの作品。

もしかしたら、産み落とされた卵なのかも知れません。

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さてさて、そんな訳で、オープンハウスには、たくさんのカモメの作品が飾られました。
コドモ達もたくさん来て、とてもにぎやかな一日でした。



この場所からまた、新しいカモメの作品がうまれていくでしょう。

どうやら、屋上で書道が行なわれる、といううわさも聞きました。


家と、家族と、鷲と、カモメと。


全部の未来がとても楽しみです。


posted by 西久保毅人 at 02:27| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月03日

サボり気味のコト、、、。

僕の一番のサボり気味のコトと言えば、、、、。


ホームページの更新。(写真はあがって来てるのに、、、、、。すみません。)

取材への対応。(たくさん掲載、取材のご依頼を頂いているのに全部には対応できず、、、、。すみません。)



、、、、とまぁ、
要するに、営業活動ですね、、、、。



どうにかならないもんかと思いつつ、
身一つしかない訳で、、、、。


しかしそんな中でも、いくつか掲載して頂きましたのでご紹介しますね。


これは、キッチン、というか食の場の特集です。
「わが家のしあわせキッチン」なんて、素敵なタイトル。
とても可愛い大きさの本で、素敵な本に掲載して頂いて光栄です。
中澤さんの家です。

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それと、発売中のライブズには、上村さんの家が掲載されています。
上村さんちは、完成と同時に赤ちゃんが誕生。
幸せそうな写真が掲載されています。
部屋の壁が濃いこげ茶色。
それが、とても良い雰囲気です。

ライブズでは、9月発売の次号で、
「子供と暮らす家づくり」というコーナーにて、ニコのいろんな実例紹介をまじえつつ、
子供と暮らす家の考え方をコラム形式で取材していただいています。
これは始めての事ですが、発売が楽しみです!

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本間さんちは、、、、、もうかれこれ5年前の完成ですね。
何年たっても掲載して頂いて、ニコの住宅で、いまだに一番ファンの多いおうちの一つです。

そしてそして、いまだに、ほぼ毎物件オープンハウスに足を運んでくれる本間さん。

「西久保サン、最近、さぼってんじゃないのー?」

と思われないように、、、、、。

僕を暖かく、監視してくれています。。。。。。。。。。これが一番ありがたいです。

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さて、そして、いよいよ今月9/10(金)は、
中澤さんの家が、テレビ朝日、「渡辺篤史の建もの探訪」AM5:00〜5:25で放映されます。


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中澤さんの家はたくさんの雑誌に掲載していただきましたが、映像は始めて。
ちょうど、一年たって緑の多い素敵な時期の撮影でしたので放映が楽しみです。

めちゃくちゃ朝早いので、予約録画で見ましょう!

、、、、ていうとテレビの人はムカつくのかなぁ、、、、?








posted by 西久保毅人 at 00:07| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月09日

ふっと猿

今日は、ニコの住宅ではおなじみの、
ポーターズペイントさんのサッカーチームにお誘い頂いて、
夕方からフットサル。

日中は大雨でしたが、夕方からなんとか霧雨に。

まぁ、それでも雨は雨ですが、気持ちいいひと時でした。
ひと時は霧雨で、あんまり人の顔が見えない感じでしたが、、、、。


そんな訳で、写真も撮れる訳もなく、
試合後、再現。



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鳥取代表ホソダくんの、エアトラップ。


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ベネズエラ代表フジモトくんのエアスライディングタックル。







、、、、、どうも絵的にキタナいので、



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荻窪代表ソラの、エアドロップキック。



いつもコドモとやってるので、時にはオトナ相手もいいものです。。。。。



今週金曜日9/10は、テレビ朝日、渡辺篤史の建もの探訪にて、「中澤さんの家」の放映日。
ぜひ、見て下さい。
AM5:00〜5:25 とめちゃくちゃ早いですが、、、、。




posted by 西久保毅人 at 00:23| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月14日

撮影日和

週末に、春に完成した「坂田さんの家」の雑誌の撮影に行ってきました。

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最初は葉っぱもなかった中庭の木も、日当りがいいのでぐんぐん伸びていて、
階段が半分くらい隠れていい感じ。

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周辺の緑とリンクして、リビングから見上げると、ちょっとした森のようで、
トウキョウの住宅地にいるコトを忘れてしまいます。

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取材のテーマは、、、、、、、


佐賀人の建築家による、佐賀人のためのトウキョウのすまい特集。。。。。。。


でしたたっけ??


、、、、、と思うくらい、まぁ、坂田さんちに行くと、半分以上、佐賀話。
取材するライターさんも、あきれ気味です、、、、。

まぁ、かれこれ18年以上トウキョウにいても、
これだけこってりと、トウキョウ人になりきれていない人達も珍しいと思いますね、、、、。

お互いに。。。。


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お子さんによると、

「パパは、日本人だけど、ママは佐賀人なんだよ。」

との事。



そうなんだな、、、、きっと人種が違うんだな、、、、、僕ら。


、、、、まぁ、何はともあれ、夏の最後の、撮影日和。
10月の発売が楽しみです。


、、、、今後は、設計する前に、

「こってり佐賀コースにしますか? それとも、あっさりトウキョウコースにしますか?」

って、聞くコトにしようかな、、、。



、、、、、まぁ答えられても、こってり佐賀コースしか、メニューにありませんけどね。



大盛りはあるにしても。



posted by 西久保毅人 at 01:55| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月17日

いろいろ掲載していただきまして。

現在発売中の、Goodリフォーム11月号に、2年前に完成した「阪本さんの家」が掲載されています。

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とても上手に住んでいただいていて、本当はいろんな雑誌に掲載していただきたいんですが、
なかなかリフォームを扱う雑誌は少なくて、雑誌は始めてですね。

去年、辰巳琢郎のテレビで取材していただいた以来です。

本当は、取材があると、阪本さんと、


「おっ、じゃあ、打ち合わせがてら、一杯?」

「、、、まぁ、取材だったら、いたしかたないですね、、、。」


と、取材の下打ち合わせを口実に飲みに行けるので、
たくさん取材していただけると、僕と阪本さんは幸せなんですが、、、、。




それと、
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昨日発売のライブスに、こんな感じのインタビューを2ページ、実例を交えて
インタビューしていただいたのが掲載されました。

こういう形で取材していただくのは始めてだったのですが、
お話を頂いた時は、「待ってました!」って感じでした。

まぁ、ムダに3人コドモがいる訳ではありませんので。。。。。


いろんなおうちを設計させて頂く中で、改めて気づいたり、勉強をさせていただいたり。。。。

どっちかって言うと、僕の中から出て来たものは、正直、実はほとんどなくて、
いろんなご家族との出会いの繰り返しの中での、発見、発見、大発見!の連続が、
いろんな すがたかたち の家につながっています。

まぁ、分かりやすく言うと、人のふんどしで相撲をとる、、、、、とでも言いましょうか、、、?
人の数だけ、ふんどし、ありますから。


そんな中で気づいた事を、まとめる機会ってなかなかないので、
とてもありがたいお話でした。
ライブスの佐藤さん、どうもありがとうございました。


また機会があれば、こってり系でよろしければ、僕は何十ページでも構いませんが、、、。




あと、先日完成した

天川さんの家

鷲巣さんの家

の完成写真をHPにアップしてみました。

それと、

平部さんの家の外観写真を新しく撮影してもらったので、追加しました。


女性写真家 金子さんの雰囲気のある素敵な写真と、僕のウマヘタ写真の組み合わせ。

金子さんは迷惑かも知れませんが、あわせてご覧下さい。

posted by 西久保毅人 at 00:49| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月30日

泉水さんの家

そういえば、先週末、
かれこれ4年前に完成した「泉水さんの家」の雑誌の取材がありました。


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泉水さんの家は、これまでも何度か取材させていただいたのですが、
4年の月日の間に、当時、まだ小さかったお子さんも、なんだか少年になり、
新しい赤ちゃんも産まれ、、、、、。

家の味わいとともに、暮らしぶりも味わいが増していました。

そうじゃない場合もありますが、
ニコに訪れるご家族の多くは、小さなお子様のいらっしゃるご家族が大半です。

うちの子達が、デカくなるように、
設計させていただいたおうちのコドモ達も、大きくなっていきます。


高校生が社会人になったり、
赤ちゃんが小学生になったり、
受験勉強をするようになったり、、、。

まだ結婚はないなぁ、、、、なっちゃんが一番かな?
、、、と親戚の親父のような気分。。。。


家そのものは変わりませんが、
その中で育つコドモ達は、確実に大きくなっていきますね。


そういう変化を時々訪れて、感じられるのはとても幸せな事で、
どっちかって言うと、セッケイそのものよりも、
実は、その方が、僕が楽しみにしている事でもあります。


正直、時々、訪れたいために、設計しているようなもの。
そしてその時が、僕にとっては一番の勉強の時間。

どう使われて、どう古くなり、どこが壊れて、どこが使いにくいか、、、、、。



まぁ、当の本人のコドモ達にとっては、どーでもいいコトなので、
完成当時、あまりに小さいと、

「、、、、覚えてる? ボクの事?」


「、、、、誰?あんた。。。。ひとの家にずうずうしく上がりこんで、、、、。ナニ様?」


「えぇとですね、、、、、にしくぼさま。。。。。」


「、、、、ふーん。。。。。。。 で? 」


、と、そんな感じの冷たい視線を浴びるコトも、ままありますが、、、。



さて、泉水さんち。
とっても小さなおうちなのですが、よくこんなに上手に住めるなぁ、、、
と、感心しちゃうくらい楽しく住みこなして頂いていました。



住みこなす。

着こなす。


どちらも好きな言葉。

服がかっこいいとか、顔がキレイとか、そういうんじゃなくて、


似合ってるってこと。
ピッタリだということ。



posted by 西久保毅人 at 23:44| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月14日

現場

先日、来春完成予定の、下窪/バシストさんの家のコンクリート打設でした。
7世帯の長屋形式のおうち。
1階がコンクリートで、2.3階は木造。

当日は、天気もよくって、打設日和。

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前日に、

「ワカモノ達が、みんなで打設行っていいですか?っていうから、、、、行けば、、、って言っといたよ。」

とハラさん。

「もう、忙しいのにムカつくけど、、、、。」


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そんな訳で、皆で、ニコで恒例の叩きに行って来ました。
現場で制作された型枠の中に、コンクリートを流し込む作業。
それをトンカントンカンと木づちで叩く訳ですが、
型枠の中は、見えない訳でだから、キレイに打ち上がりますように、っていう
ある意味ムダな抵抗っていうか、祈りのような作業です。

まぁ、ドロドロになるし、上からはコンクリート降ってくるし、、、、、

まっとうな人によると、

「現場なんてね、、、いかに当日までに準備するかが全てな訳で、もう当日は答えは出てるんだよ。
 だから、当日、現場でジタバタしてもしょうがないんだな、、、はっきり言って。」


、、、、ごもっともです、、、。


コンクリート打設って、やり直しができない作業。
もう、その日の、ありのままが、何十年も残っちゃう。
そう考えると、
なんていうか、、、、やっぱりジタバタ、、、、、、しない訳にはいかないんですね。


しかし、どんなに叩いても、それと、奇麗な打ち上がりは必ずしも比例しません。。。。

だって、見えないんだもん。

そして、目立つ場所に限って、キレイに仕上がらずに、裏の方の、ゼッタイ人目につかない場所に限って、
最高の打ち上がりになる、っていうのも、まぁ、お約束です。。。。。


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労力と、効果。

現代社会で、これほど非効率なものはないかもしれませんね。

なかなか報われないけれど、でも、やっぱり自分が叩いた壁の型枠が外れる瞬間て、ドキドキします。

恋のようなものでしょうか?


キレイに仕上がっていれば、

「、、、まぁ、僕が叩けば、軽くこんなもんですよ。。」

そう思ったらいい。

そういう、一つ一つの小さな感動を、自分に都合のいいように解釈して、
できる自分になっていく。

僕なんかは、ホント典型的なくらい、現場で全てを教えてもらったタイプだし、
現場で、たくさんの自信や確信をもらいました。もちろんたくさんの失敗も。
そして、いまだに新しい発見がたくさんあります。

そして、いまだにジタバタ、ジタバタ。

こんな感じだから、ニコのスタッフは、汚れる機会がたくさんあるのですが、
こりずに、汚れにいくワカモノ達。


まだ見ぬ世界への突破口は、たぶん現場にある。

いまだに僕はそう思っています。


ジタバタジタバタ。

しないより、した方がいいに、ゼッタイに決まっている。

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2010年10月18日

トチュウの感じ

台東区本郷で工事中の「宗次さんの家」
完成に向けて大詰めです。


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前にもちょっと紹介しましたが、古ーい街の路地が家の中まで続いて来たような
内露地のある家。
イメージ通りに仕上がって来ています。

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ちょうど、ここから、一気に仕上がっていく直前、という現場にいると、
いろんなもののトチュウ感、がまた面白くってですね、、、。

例えば、ホントは、全部茶色くなるはずの壁が、塗装をする順番の違いで、
パッチワークのようになっていたり。。。。。

それは、自分ではゼッタイにこういう選択はしないだろうな、、っていう状態なんですが、
だからこそ、その状態が新鮮で、時々は、なるほどねぇ、、、こういう塗り分け方も意外とあるなぁ。。。。

これは考えても見なかった。。。。。

という発見につながります。


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あとは、ホント難しいのは、仕上げの程度のさじ加減。

料理に例えると、例えばゆで加減、火の通し加減みたいなものかなぁ、、、。

手をかけ過ぎればいいってもんじゃなくて、

むしろ、どこで止めるか?

というコトが、料理もケンチクも、きっと味を左右すると僕は思います。

職人さん達は、何も言わないと、ついつい手をかけ続けちゃいますし、
ちゃんと茹でてしまう方が、

「、、、、あの、半生ですけど、、、、。」

っていう、クレームはもちろん無くなります。

でも、そこで失われる歯ごたえや、素材の魅力は、二度と戻らないものばかり、、、、。

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それは、宗次さんが手に入れる価値を、決断するようなコトです。
価値観て、人それぞれ違うんで。。。。

そんなコトを考えつつ、
これまで、たくさん話した宗次さんとの対話や顔を思い浮かべながら、
それを定規に、火の通し加減の決断をしていきます。


うーん、、、たしか、僕とおんなじ、
どっちかって言うと、丸かじり、生キャベツ大好き派でしたよね??


などと、結局はジブンに都合のいいように、考えつつではありますけど、、、。

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一見地味に見えますが、
今回は、いつもに増して、たくさんの色と、たくさんの素材を使わせていただきました。


今のところ、10/30(土)に、オープンハウス予定。

完成が楽しみです。
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2010年10月27日

オープンハウスのお知らせ

今週末は、文京区本郷で進めていました「宗次さんの家」のオープンハウスです。


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前にも書きましたが、
トウキョウのど真ん中でありながら、昭和の古い町並みや路地、老舗旅館や坂道のある街。
こってりした昭和な感じの街です。

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同時に、東京ドームの声援や、遊園地のジェットコースターの叫び声の聞こえる不思議な距離感。

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そんな高台の街がシキチです。

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この街の雰囲気が好きで、この場所を選ばれた、と聞き、周辺をうろうろしてみると、
なるほどなぁ、、、、と思うシーンがたくさん。

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とにかく、街をうろうろするのが楽しい街です。


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敷地そのものは分譲地ではありますが、そういう街の連続として、家の中に内露地と名付けた空間を
内包した家。

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ちょっとした事なのですが、70平米程度の土地が、
その空間により、なんだか街に住んでいるような、広々した気分の家となりました。

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今回は、構造はコンクリートなのですが、それに木造の床や、鉄骨で街にはねだした 「はなれ」を組み合わせる
事で、異素材の組み合わせの楽しめる空間となりました。

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他にも、タイル、古材の扉、そしてたくさんのイロドリをいろんな場所に使い、
小さな空間に奥行きをもたせる事を考えました。

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最初に宗次さんが好きだとおっしゃったジョージナカシマの山荘。
まぁ、さすがに僕には、それは重荷、、、、、。

と思いつつも、できあがったら、いろんな素材の質感を生かした楽しい家になったとさ。


お楽しみにー。



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2010年11月01日

雨の家

先週の土曜日は、大雨の中、
宗次さんの家のオープンハウスでした。

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まぁ、、、、降る降る。

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しかも、夕方からは、台風接近で風も強く、、、、。


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「もう、昼からは、宴会にしちゃいましょうか、、、? 午後はさすがに人、来ないでしょうから。」


って、宗次さんとも話していたんですが、、、、。


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結局は、ほとんど途切れる事なく、たくさんのご来場。
ホント、ありがとうございました。


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宗次さんに設計を頼んでいただくきっかけになった、坂本さんちの坂本家もご来場頂き、
宗次さんにもご紹介できて、
そういうのが、なんか、一番嬉しいのです。


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なんか、今までの一つ一つ、頂いたお仕事のつながりの中に、今があるようなコトが。


もちろん、もうニコのオープンハウスのマスコットガール、坂田さんちのちーちゃんもご来場。
何才まで来てくれるかなぁ、、、、。



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さて、何度も書いていますが、昭和のふるーい街並や、旅館、坂道の残る、本郷という街。
そんな街が好きで、始まった宗次さんの家造り。


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いろーんな感想を頂きましたが、

「この街にとても合ってますよね。。。」


っていう感想が一番嬉しかったかな。

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そして、いつもオープンハウスの時、雨降らないといいなぁ、、、と思っちゃうんですけど、
もちろん、晴れた方がいいんですけど、
宗次さんちについては、むしろ雨で良かったかなぁ、、、、とも、
少しだけ思うのです。

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「雨の日が似合う、素敵なおうちですね。」


っていう、今まで一番聞きたかった感想を聞く事ができましたので、、、。


ホント、雨の中、ありがとうございましたー。

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2010年11月05日

ジャンタルマンタル

北インドのジャイプールという街に、ジャンタルマンタルっていう場所があって、
ケンチクにはあんまり興味ない僕にとっては、とっても魅力的で、なんか忘れられない場所です。

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広場のあちこちに、あちこちを向いて並べられた階段や日時計。

階段て、どこかに登るためのものなのに、なんで途中で終わってるの??
しかも、こんなたくさん、、、。

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もう、14.5年前ですが、訪れた時にはそんな事しか考えなかったけれど、
実は、この場所、18世紀の天体観測所なんですね。

だから、この階段達、2階に登るものではなく、
星を見るための階段なのです。


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でも、説明されないと、なんだかよく分からないけれど、
よく分からないだけに、たくさんの想像が膨らむ場所。

子供達にとってはかっこうの遊び場でしょうし、みんながなんかワクワクする場所。

途中で終わっている階段て、それだけでなんか楽しいですよね。
その続きが、みんなにゆだねられてるようで。。。

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ケンチクを考える最初の時、
そして特に現場に行く時、
いっつもこの場所を思い出します。


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まぁ、出来上がってしまえば、見えなくなっちゃったり、
どうでもいいことなんだろうなぁ、とは思うんですけどね、、、。

なんていうのかな、、、、完結していないけれど、何かに向かっている姿というか、、、。


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さてさて、写真は、そんなジャンタルマンタルをまたふと思い出しちゃった
工事中の下窪/バシストさんの家の現場。

7世帯入る長屋住居です。

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もうすぐこの場所にも、素敵な名前がつく予定。


ジャンタルマンタルとは姿も、かたちも、目的も、全然違うんですが、
街の人、住む人、この場所に関わる人みんなが、
たくさんの妄想がつきないような、そんな場所になるといいなーと思いつつ、
思っていた以上だなぁ、、、、とニヤニヤもしつつ、
ムダに現場に長居する、今日この頃でした、、、、。

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2010年11月08日

夜空

週末、高床の、坪井さんの家のセルフペイントでした。


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今回は階段室とトイレをペイントしたのですが、
何とも言葉にしにくいくらい、深みのあるブルーで、
シロウト施工の味も加わり、素敵なテクスチャーに仕上がりました。


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光が当たると、なんか夜空みたい。。。。


またまた、初めての色を坪井さんに選んでもらったのですが、
とてもいい感じです。


「ニコさんて、色たくさん使いますけど、どうやって選んでるんですか?」


って、ホントよく、聞かれるんですけど、、、、、。


ええとですね、、、、実はほとんど、僕ら選んでませんねん、、、。


ていうのが、正解ですね。


、、、、すみません、こんな、根も葉もないような答えで、、、。


まぁ、多少、お勧め程度は毎回しますし、提案も多少はしますけどね、、、。
でも、きっと、
自分達だけで選んで決めてたら、こんな毎回、違う色に出会うコトはないでしょうね。。。。



ケンチクのカタチも同じ。

坪井さんに出会ってなかったら、こんな すがたかたち には、
ぜーったいならなかった自信があります、、、、。

はっきり言いますが、、、、。

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そんな訳で、坪井さんちも、いよいよ佳境。

11/20(土)にオープンハウスをさせていただく予定です。
ぜひ、ぜひ、お子様連れて、床下にもぐってやってください。


そんな訳で、今回は晴れ、希望かなぁ、、、、。

まぁ、オープンハウスに浸水するっていうのも、高床ならではではありますけれど、、、。


.
posted by 西久保毅人 at 22:57| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月15日

オープンハウスのお知らせ

今週土曜日11/20は、
杉並区で進めていました
坪井さんの家のオープンハウスです。


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ここでも何度か書かせていただきましたが、
敷地は善福寺川にほど近く、区のハザードマップによると、万が一の大雨の時には、
浸水の可能性のある地域。

そのため、ちょっとした高床式の住居としています。



高床と言えば、縁の下。


「シキチは地球のものだと思うんですよ、、。」



という坪井さんの言葉に、案の定、いつものように無駄にひっかかり、
地面にいびつな四つ足で立っているような、地面の残し方をしています。


子供の歯が抜けたら、縁の下へ。

浸水したら、舟のように。


そんな事を同時に考えさせていただいたすまいです。


そんな訳で、最初のスケッチは、1階平面図でもなければ、2階平面図でもない、

縁の下平面図。


風も、水も、床下を四方に抜けるという、
割と理にかなった縁の下なのです。。。。。。一応。



そういう訳で、
もちろん、オープンハウスは快晴の方がいいんですが、
もう降るなら大雨で、舟が出るくらいがいいかなぁ、、、。


そうなら、杉並ワンピースの第二話が書けそうですが、、、。



内覧をご希望の方は、お問い合わせ下さい。
posted by 西久保毅人 at 21:47| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月24日

縁の下のあるすまい

土曜日、坪井さんの家のオープンハウスでした。

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ちょっと期待した大雨ではなく、、、、、

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秋晴れの気持ちのいい一日。
集計してみたら、100人以上の方に来ていただきました。

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まぁ、その中でコドモ比率の多い事、多い事、、、、。

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なので、とっても坪井さんちらしい、オープンハウスとなりました。

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もちろん、家 を設計させてもらう訳で、
一応、そういう仕事をうけたまわって、僕はごはんを食べている訳なので、
いろんなご要望、住まい方、等々、、、、たくさんのお打ち合わせをして完成する家。


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あっ、また金子さんに撮影してもらいました。
ひじょーに、とりづらいというオープンハウスの日をあえて選んで。


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収納をどうするとか、おふとんはどうひくとか、、

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はたして、本棚に、アキラは並ぶかどうかとか、、、、。


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でも、そんな打ちあわせをしつつも、ずーっと、頭のどこかに引っかかり続けるコトバ。


「地面は、地球のもんだと思うんですよね、、、、、。」


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とにかく、そのコトバに向かって、全部判断したい。

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そう、とにかく、とにかく、めんどくさい性格なのです、、、僕は。


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でも、そんな、生活とも、セッケイとも、建ぺい率とも、斜線制限とも、
なーんの関係もないイメージや言葉にバカみたいにしがみつく事。


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それが、ケンチクなのだ、、、、と僕は思っています。


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そうそう、ちいちゃんも、またまたご来場。
そろそろ、ちーちゃんには、ニコの名刺を持ってもらおうかな、、、。

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そんな訳で、建ち並ぶ住宅街の中では、ちょっと変わった、高床の縁の下のある家。


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でも、坪井さんにとっては、
きっと、あたりまえで、普通の家のかたち。


僕らが設計をしたっていうよりも、

坪井さんのおかげで、出会えた 家のかたち。



こういうのを、セケンでは、


「他人のふんどしで、すもうをとる。」



と、言う訳です、、、、ね。


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これからも、たくさんの 色とりどりのふんどし と出会えますように。。。。。


.
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2010年11月30日

いさな

ちょっと遅くなりましたが、11月の半ばに、下窪/バシストさんの家の上棟式がありました。


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遠く鹿児島から、お父様が上京され、お友達、構造設計の鈴木啓さんたち、ニコのみんなと、
いつになく、盛大な、上棟式。

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しかも、鹿児島からは、おいしいイモ焼酎。
下窪さんからは、豚汁、そして、本格的インドカレーと、
寒空にぴったりな、あたたかメニュー。。。。


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上棟式で、あんなに焼酎飲んだの、始めでですね、、、、。
ちゃっかりうちの3匹も参加させていただきました。

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この計画は、7世帯の長屋住居の計画で、オーナー住居と、賃貸という構成です。
最初、下窪さんから頂いた家のイメージに書いてあった「森の中のちいさな家」。

もちろん、森の中でも、林でもなく、トウキョウですし、
作る必要のあるボリュームを考えると、ゼンゼン小さくはないんですけど、
何とか、その言葉があらわすような場所が作れないかなぁ、、、、。

そんなコトを、あれやこれやと、考えさせていただいた場所です。


そして、いよいよこの場所の名前も決まりました。

ISANA

<ISANA いさな>
「シバの神様」を表す言葉。
「北の方角と東の方角を連結させるところ」の意。北は豊かさ
 wealthと幸福happinessを、東は知識knowledgeと平和peaceを
 現す方角。この2方角のつながる方角が北東。北東はシバ神
 がいるとされる神聖な方角。



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おもしろいなぁ、、、不思議ですよね、、、って、思うのは、
日本ではいわゆる鬼門とされている方角が、
実は、インドでは神聖な方角だというコト。

僕たちがあたり前、と思いこんでいる事がそうでなかったり、また逆だったり、、、。
価値は、見方、立場、文化によって、ぜんぜん違うんですね。。。。


そういうのは、ホント、僕たちのセッケイにも似ています。
日本ではホント、南向き神話というのに、みーんな、縛られています。
南に向いてるから、高くて価値があって、そうでないと、まぁしょうがないね、、、みたいな。


でも、実際に、設計をしていると、土地の魅力も、ホントの豊かな気持ちも、居心地も、
方位や思い込んでいるあたりまえには、ぜーんぜん、関係なくって、
むしろ、その呪縛から自由になれた方が、
より、多くのものを手に入れられるような、そんな気が、いっつもします。


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そんなコトよりも、街とのつながり、街への気づかい、息づかい。
人とのつながりや、ご縁、
小さく見える空や、雨や土のにおい。

そんな中に、今、自分達がいる、と思える方が、ゼッタイに豊かですし、
そんなコトを、自分達だけでなく、
街にも還元するような場所になるといいなぁ、、、という、下窪さん達の思いに
乗っからせて頂き、進めさせていただいています。


またまた、他人のふんどし、、、、、。

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さてさて、そういう訳で、この場所をよぶための、ある意味、地名みたいな名前は、
ISANA に決まったんですが、
実は、7つの住戸には、それぞれまた違った名前がつく予定。


7つの、小さな小さなおうちの名前。

楽しみです。




posted by 西久保毅人 at 23:33| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月04日

敗北、、、。

先週末、10月に完成した宗次さんの家の、雑誌の撮影がありました。

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オープンハウスは、台風だったんで、
天気が良くて良かったです、、、。

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さて、完成の時は、間に合わなくて、ついていなかったものが、2つ。
それが、赤いはなれの部屋への出入り口の、古材の建具。

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ほーんの、一枚の建具ですが、
ざらざらしたガラスの建具が入って、ようやく完成。

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本当に、たかだかほーんの、扉一枚なんですけど、
それが入る事で、がらっと引き締まるというか、、、、

すごいですね、古材の力。

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異素材ミックスの家、というテーマの特集に選んで頂いたのですが、
まぁ、なんとテーマにピッタリなコト。

コンクリート、鉄、木、タイル、たくさんの色。

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新しいもの、古いもの。

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かちっとしたもの、いびつなもの。


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強いもの、弱く、はかなく、もろいもの。

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プロの技、素人のあがき。。。。。。

もう、まぜまぜ、ですね。。。。いつものことですけど。

でも、こういう風に、いろんなものが同時に存在する、、、、

同時に「ある」というコトが、なんとなく、僕らが目指す姿というか、
いちばん、居心地いいって、思える世界なのだなぁ、、、、

と、つくづく思いました。


あー、あー、、、、


シンプルモダン特集 「スタイリッシュはこれで決まり!」

、、、なんて、絶対来ないだろうなぁ、、。ま逆だなぁ、、、。

ま逆に向かって、全力疾走中ですね、、、。




さて、そんな異物の2つ目は、ようやく完成した郵便ポスト。
階段に使用したあまったタイルを貼りました。

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.


しかし、しかし、

これだけ頑張ったのに、実は、敗北感、、、。


それは、何にかって言うとですね、、、。








階段に、ぽつんと何気なく、宗次さんが置いていらっしゃる、木の表札に、、、です。


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ふつう、こういう置き方しないよなぁ、、、。
思いつかないよなぁ、、、、さすがに。

もう、センスですね、、、、見た時、脱帽でした。




あー、あ。

負けた負けた、、、。


posted by 西久保毅人 at 02:38| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月06日

カラフル

2つの雑誌で、再掲載していただいた本が届きました。

一つは、I'm home no.49 JANUARY 2011

の中の、スキップフロアの事例として、

吉原さんの家
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同じ本で、スタディールームの事例として、

中澤さんの家
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それと、


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扶桑社の「建築家と建てる1000万円台ハウス」に、

小山台の家
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、、、、とまぁ、
くくって頂いているタイトルはともかく、

それぞれ、
青、ピンク、キミドリ。


派手ですね、、、。

派手、ですかね、、、。?

内面は、非常に地味な方なんですけれど、、、。

しかし、年々、色を使わせて頂く機会も増えて、今年はホント、たーくさんの
奇麗な壁ができました。

でも、きっと、外壁がキミドリとか、ピンクとか、シマシマとか、、、、。


そういうコトはたぶんやらないだろうなぁ、、、。
そういうコトをしたい訳ではないんです。


たとえば、家が、お洋服や、カバンだとすると、
僕は、裏地のデザインって、すごく気になるのです。

シックな革ジャンの裏地が鮮やかなグリーンだったり、黒いカバンの内側が真っ赤だったり。
例えば、ジーンズの可愛いステッチだったり、ポケットの内側がピンクだったり。

たぶん、家の内側って、そんな裏地のような場所。
お部屋は、ポケットみたいなもの。


そういうウラの場所だったり、どうでもいいようなところに、
気遣いがあると、なんだか、幸福なキモチになります。


でも、そういう場所は、ある意味、何もしなくても、怒られないし、
色は、そのものの価値や機能とは関係ない要素だったりもします。


だから、もしかしたら、色決め、って、しなくてもいい作業なのかも知れせんねー。


でも、だからこそ僕らは、


「何でもいいんだったら、せっかくだからなんかしようよ。

 だって、その方が、、、、、、、、、、、楽しいじゃん。」


キホン、そんな感じなのでありました。



色は、ホント、面白いです。

ケンチクの材料の中で、ナニ選んでも値段のたいして変わらないものって、
色ぐらいじゃぁ、ないでしょうかね、、、?
posted by 西久保毅人 at 21:24| 2010年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする