2022年12月15日

12/18(日)はオープンハウスです!

年末ですねー!

ホームページやインスタでは告知していますが、
今週末12/18(日)は杉並区で計画させていただいた「鬼丸さんの家」のオープンハウスを
開催させていただきます!



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と、そんな訳で完成間近の先週、
鬼丸さんご家族と恒例の和紙貼りをしました。
もう最近は、完成前の儀式化していますね(笑)

和紙はもちろん京都のハタノワタルさんに送っていただいたもの。
今回は、キミドリ色となりました。




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そういえば、今年はニコの若者たち、たくさん和紙を貼らされる年でした。
福岡の道山さんの家では、和紙貼りコースター作りワークショップもしましたし。
そんな事を思い出させるかのような、このホソネさんとタカヤくんの姿!!!

始まるやいなや、
まるで鬼滅の刃の炭治郎と禰津子の決めポーズみたいなスキのない完成された作業姿です(笑)
もう完璧ですね!

今回、おこさんが二人参加予定だったので、

「どうせ子供たち騒いで何もしないから僕らで最初にある程度貼っとこうね作戦」で行きましょう!
という想定だったんですが、、、、。

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始まるとめっちゃ働く子供たち!

「まぁ和紙貼りは、素振り3年、ノリ付け3年っていうから今日は君たち素振りね!」

って言ってたんですが、
あっという間に素振りをクリアし、ノリ付けもとても丁寧!


ひとつひとつの作業をあっという間に習得して、
後半は結構子供たちが貼って仕上げました!


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目つきが真剣!

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おかげでお昼ご飯も、ピクニックみたいにゆっくり食べられ、
だいたい4時間くらいで和紙貼り作業は終了〜!

お天気もよくて、気持ちのいい1日になりました!

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もちろん、大事な仕上げは、ニコの炭治郎と禰津子がきめ細かく仕上げてくれましたけどね!

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と、家の内容については一切書きませんでしたが、
この部屋は、奥様が絵本を描くためのアトリエになる部屋です。

旗竿敷地で、周囲は建物に囲まれているですが、
中庭を作り、その周りに内外、いろんな場所のあるおうちです。


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そしてなんと、12/25(日)にも、世田谷の商店街ででオープンハウスをするといううわさがありますので、
こちらもよろしくお願いします!
posted by 西久保毅人 at 02:05| 2022年12月の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月31日

各務さんの家のオープンハウスと年の暮れ

もう大晦日。

あと数時間で2022年もおしまいです。

実は各務さんの家のオープンハウスは1月にも開催させていただくことになってたので、

「年末だし、クリスマスだし、、、、どーするー??」

と事務所内でもいろいろ話したのですが、
せっかく素敵な商店街で設計させていただいたし、出来栄えも素晴らしいし、
せっかくならやろうよ、年内。たとえ簡単にでも、、、、。


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っていう進行で、
実は年内は地味ーにやる予定だったんですよね、本当は。

でも、だんだん日にちが近づいてきて、鬼丸さんの家のオープンハウスも終わる頃には、
なんだかもぞもぞしてきて、、、(笑)

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ちょうど前日のクリスマスイブの月のとびらの打ち上げの時、

「あのー、、、。明日、各務さんちのオープンハウスなんですよねー。

 1階に何にもないと寂しいから、リースを二つくらい借りられたら、、、。」

くらいにgtoyさんにお話したら、

「ん???明日??

 行っていいならいっぱい持っていくけど?何時??

 せっかくならしめ縄ワークショップもやろうよ!!!」

と、とんとん拍子で決まった前夜(笑)

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とはいえ、お忙しいだろうし、、、、って思っていたのですが。

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当日。

ヤンキーの車のようにクラクションを鳴らすgtoyさんが到着すると、
あれよあれよと運び込まれるリースやお正月飾り!

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もうすっかりgtoyさんに、縁側ジャックされてしまったのです(笑)

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各務さんの家は、
世田谷区の松陰神社商店街の角地に設計させていただいたお家ですが、
1階に将来、ご夫婦でオープン予定の店舗スペースのある住宅です。

「将来、のんびりした商店街に繋がりながら、夫婦でお店をやりたい」というご要望で土地を探されていて
ようやくであった松陰神社商店街。

そんな夢を叶えられるようにいろいろ考えさせていただいたのですが、
やっぱり何かしら運営してみないと本当のところは分かりません。

そんな中、
とつぜんオープンハウスと同時に始まった家開きを、gtoyさんが実現してくれたのです!

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街のえんがわという愛称がぴったりの広くていびつな縁側。
そこにgtoyさんのいろんな商品が並ぶだけでもう、なんかお店がはじまったみたい。
街ゆく人たちも、次から次から立ち止まってくれました。


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もうはじまったら最後、
1日中、人の途絶えることのない街のえんがわ。

このスペースだけ、人に貸すっていう手もありますねー、っていうくらいに
ちょっとした店頭販売にバッチリの大活躍な1日で、各務さんご夫婦もとても嬉しそう!
なんの商売でもうまくいきそうですので、
あとは早めの脱サラを、、、、、(笑)

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もうオープンハウスなのか、商店街のイベントなのかよくわからないような1日でしたので、
僕もいつものオープンハウスよりも少し引いた目で、1日を観察させていただきました。

実はgtoyさんは、去年から中野の月のとびらの1階でリース屋さんを毎週土曜日にオープンしていただいているんですが、
出会った頃は、まだまだコロナ禍真っ最中。
お互いに手探りしつつも、なんとか月のとびらが街に貢献できるように考えてきました。

何にもやらない方がいいっていう選択肢もある状況の中、「何かやろう!何でもいいから」を選んで。


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同時に、今年はニコの新人である細根さん、岩下さん、高谷くん達が担当した物件も次々に完成したのですが、
彼ら3人もコロナ禍入社組です。

そんな時期に、ニコ設計室で働きたいと決断してくれた事もとても嬉しかったですし、
大変な時期の入社にもかかわらず、たくさんの仕事やイベントを一緒に経験してきました。

できる事を、その時できる最大のかたちで。




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ここ数年、大変な時期が続いてきましたし、その中でリモートでなるべく人と会わない暮らし、
にシフトしていった会社も多いと聞きます。

でも僕らはその曲がり角でいつも、

「でも、できるだけ人に会いたいよね!どうしたら会えるだろうね?」

の方を選んで進んできましたし、そんな社会がまた再び訪れる事を信じてきました。
それは僕達だけでなくて、設計を頼んでいただいたみなさん全員と、です。


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そんな想いが叶わない事も多かったこの二年間ではありましたが、
この年末のオープンハウスで、僕達が信じて進んできたことが花ひらいたような、そんな気がしたのです。


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ほとんど何の打ち合わせもせずに実現したこの1日。

でもこの二年間にみんなで積み上げた事ががなかったら、絶対に起こらなかったでろう1日。

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2022年は、
いろんな意味でニコ設計室にとって実りの多い忘れられない1年になった気がします。

不安な時期を共に過ごしてくれたスタッフや、
ニコ設計室を信じてお付き合いいただいた皆様に心から感謝の気持ちでいっぱいです。



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2023年も楽しみ!


そうそう1月に第2回目の「各務さんの家」のオープンハウスも予定していますので
お楽しみに。


では良いお年をお迎えくださいませ!







posted by 西久保毅人 at 22:14| 2022年12月の気付き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする