ちょうど去年のこと。
中野で毎週やっている月とびリモートにはるばる長野からお客さんが来てくれました。
その人は長野でTUGU設計室という設計事務所をされている荻原さんという方した。
ニコ設計室の家づくりに興味を持っていただいていていろいろお話をしたのですが、
帰り際、
ニコ設計室の家づくりに興味を持っていただいていていろいろお話をしたのですが、
帰り際、
「あのー、今古い民家を購入して自宅兼アトリエにリノベーションを考えてるんですけど
基本設計みたいな事をお願いできますか?」
との事。

実はいままでも結構いろんな同業者さんのおうちの設計をご依頼いただく事があり、
それ自体は初めてじゃなかったんですけど、
ご自身もバリバリ設計されている方からのご相談は初めてのような気がしました。
いろいろお話したり、荻原さんの設計された空間を見てみると
どれも優しい雰囲気の事例ばかりでしたので
「自分でやればいいと思いますよ〜!」
それ自体は初めてじゃなかったんですけど、
ご自身もバリバリ設計されている方からのご相談は初めてのような気がしました。
いろいろお話したり、荻原さんの設計された空間を見てみると
どれも優しい雰囲気の事例ばかりでしたので
「自分でやればいいと思いますよ〜!」
と言いつつも、そうじゃないものを求めていていただいたんだなぁ、、、、という事も
感じました。なんとなく分かるんですよね、そういう気持ち。
だし、僕の方も荻原さんから学びたい気持ちもありましたので、
「じゃあ、一緒に考えましょう!」
という事になりました。
だし、僕の方も荻原さんから学びたい気持ちもありましたので、
「じゃあ、一緒に考えましょう!」
という事になりました。

当時はコロナ禍の渦中でしたので(まだ終わってませんが)、
時期を見てようやく最近、現状の古民家を拝見。
そして先日、僕たちからご提案をし、それを元に荻原さんもカキカキし、、、、っていう
打ち合わせをしました。
それが最初の写真ですが、こういうの、めっちゃ新鮮です!
時期を見てようやく最近、現状の古民家を拝見。
そして先日、僕たちからご提案をし、それを元に荻原さんもカキカキし、、、、っていう
打ち合わせをしました。
それが最初の写真ですが、こういうの、めっちゃ新鮮です!
お互いプロ同士ではありますが、荻原さんは自分が住む側の立場。
僕たちは、荻原さんのイメージと古民家の良さを合わせてご提案する立場、と
若干立ち位置が違います。
僕たちは、荻原さんのイメージと古民家の良さを合わせてご提案する立場、と
若干立ち位置が違います。
だから、並べてみるとそれぞれに大事にしている思いがあり、
自分でも一生懸命考えるからこその、
自分でも一生懸命考えるからこその、
「なるほどねーっ!」
もあります。

まだまだ先は長いですが、
いつもの「ガッツリ設計受けました!」っていうのとは
いつもの「ガッツリ設計受けました!」っていうのとは
ちょっと違う、引いた役回りの中で、
その中で、最終的にどう生きる提案ができるか?っていうのは、
僕たちにとっても、ちょっとしたチャレンジでもあります。
最後には、
「あぁ、ニコさんに頼んでよかったです〜!!!」
って思ってもらえるように。
そして僕たちも新しい仕事の仕方を次に繋げられるように
楽しんで頑張りたいと思っています。

ところでこの民家、

僕より10歳以上年上の築60年くらいのものです。昭和39年ですから。

写真の通り基礎なんかも、石においてあるだけの昔ながらの構造で、
家の中の床を開けたらそのまんま地面でした!
家の中の床を開けたらそのまんま地面でした!
最近、リノベーションも情報が溢れ過ぎていて耐震補強とか求められるスペックが高くなり過ぎているため、
どう考えますか?と尋ねたところ、
どう考えますか?と尋ねたところ、
「まぁ、自分ちだし、そのあたりはあんまり過剰にせずに古い民家らしさを活かしたいですね〜。
いままで建っている訳だし、、、。」
との事。
そういう事が楽しめるっていいですね!
そんな訳で、石に建物を置いただけ構造はそのままに(笑)。

そして周りにふたつの小さな小屋があるのですが、
そこは外キッチンにして、母家と小さな二つの小屋を利用したリノベーションになる予定です。
そこは外キッチンにして、母家と小さな二つの小屋を利用したリノベーションになる予定です。
のんびり進んでいく予定ですが
完成が楽しみです!