2019年10月02日

経年美化

家づくりのつぼノートにも、たくさん登場した、「尾崎さんの家」。

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2011年に完成だから、かれこれ8年目になり、
先日、メンテナンスのご相談にうかがってきました!


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植物も大きくなって、いろんな素材が、風合いを増して、
まさに、

「経年美化」

って感じで嬉しいなーって、思うんですが、
また10年後、っていうのを考えると、
このくらいのタイミングで、早めのお手入れをしといた方が
いい部分もあります。



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そういうのって、お肌や体
のメンテナンスに似ているコトかもなー、って

尾崎さんと話しながら、ふと思いました。


、、、、まぁ、
自分の肌や体のコトは、なんのメンテナンスもしない僕が言っても、、、、
説得力ありませんけどね。(笑)。




それにしても、ほーんと、
素敵に住まわれているなぁ、、、、、と
感心しきり。

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そういえば、

「施主力」

とか、

「街に開く。守りつつ、つながる。」


とか、

「上棟式は、盛大に。」


とか、


「家は、食堂!」


とか、


「何ごとも、まず胃袋をつかめば勝ち!」


とか(笑)。

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今のニコ設計室で、もはや当たり前になっている数々の言葉や価値観、
僕が、本に、エラそーに書いてる、大体のコトって、
実は、
ほとんどが、尾崎さんに
教えていただいた事、というか、
叩き込まれたコト(笑)、、、、、



なんですよねー、実は。





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そういう意味でも、

やっぱり尾崎さんちは、いいおうち。


尾崎節も、相変わらずで、とても嬉しくなり、

やっぱり、久しぶりに、胃袋を掴まれて帰ってきました(笑)。




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さてさて、メンテナンスして、
次の10年も、また楽しみです!!!


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posted by 西久保毅人 at 01:31| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

延長戦!は、内密に、、、、。

さて、先週末に、「月のとびら」で開催した

<美味しい新井薬師VOL2>〜旬のあんみつと珈琲を楽しむ会
↑↑↑↑↑
<このインスタグタムに、写真アップしています。>



は、大好評で無事終了したんですが、、、、。
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その時に、

「うつわ空」さんていう、うつわ屋さんの1日だけの展示会も、ありました。


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そのうつわが、とっても、素敵で、、、ですね。

また、主催している加藤さんも、とっても素敵な方でですね、、、。



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また、この「うつわ空」さんの展示が、
もー、月のとびらにぴったりすぎてですね、、、、、。

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そんな訳で、、、、。


加藤さんに、無理を覚悟でお願いして、
一週間、会期を延長していただいたのです!!!!!

なんでも、ダメ元でもお願いしてみるもんです。(笑)。


そんな訳で、改めまして、


10月6日(日曜日)まで、

12:00〜18:00ごろまで。

「うつわ空」

展示販売会。毎日開催中です!


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僕も、10/5(土曜)、10/6(日曜)は、
いる予定ですので、
家づくりのご相談や、雑談、漫談、、、、をご希望の方は。
ぜひいらしてくださいね〜。


ご見学も可能です。



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それにしても、

ほーんと素敵な、展示です。

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「月のとびら」は、
うつわ屋さんをするために、設計したのではなかろうか、、、?

と思うくらいに、
うつわの似合うお家です。

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もう、ずっとうつわ屋さんでもいいくらい。

もちろん、佐賀県は、陶芸の街なので、
佐賀の作家さんのうつわもたくさんあります。


うーん、

小田原さんに、勝手に、うつわ屋さんにしてたら、
怒られるかなぁ、、、、。


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家に帰ってきたら、一階が、
人気のうつわ屋さんになってたら、怒られるかなぁ、、、、。



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でも、

「どうぞどうぞ、遠慮なく、好きに使ってくれていいからね!

 俺は、しばらくトウキョウには帰ってこねえから。」


って、、、、、、

言いましたよね??
小田原さん、、、、。酔った勢いで(笑)。

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言いましたよね??
小田原さん、、、、。



ホントに、好き放題に使ってますけど、、、。

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みなさま、くれぐれも小田原さんには、内密に、、、、、。
posted by 西久保毅人 at 20:10| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月09日

魔法のコトバ



そういえば、もうかれこれちょーど10年目の今頃、
子供とピアノの連弾をしていて、その頃に、発表会で弾いた曲が、
アイネクライネナハトムジク、という曲でした。

僕は、特別、音楽に詳しい訳ではありませんが、だからこそ
なんだか思い出に残る曲と、このタイトルでもあります。


最近、伊坂幸太郎さんのアイネクライネナハトムジークを読みました。
伊坂幸太郎さんの本は、ずいぶん前にハマって、結構読み漁ったのですが、
結構久しぶりに手に取りました。
理由は、まぁ、書いた通りの理由で、タイトルが気になったから。

音楽の話かな??とも思ってんですが、
全く音楽の話でもなかったのと、今まで読んだ伊坂幸太郎さんの小説と、なんか違う感じ〜、
っていうのと、二つの意外な感じがあって、とても面白く読み終わると、
あとがきに、この「意外な感じ」の理由が書いてありました。


別に、伊坂幸太郎さんの小説が大好きな人は、絶対知ってることだし、
ミュージシャンの斉藤和義さんが好きな人も、絶対知ってることで、
僕みたいに、どっちも、中途半端にしか知らない人は、
知らないような事なので、書いても問題ないと思うのですが、
実は。この小説、
斉藤和義さんが、伊坂幸太郎さんに、ラブソングの作詞を依頼した事から
できた小説なのだそうなんです。


斉藤和義さんの大ファンである伊坂さんは、
大好きな斎藤さんからの仕事のオファーは、とても嬉しかったのだそう。
でも、ラブストーリーを書く作風ではないし、そもそも小説はかけるけど、作詞は無理無理、って
思ったとの事。

でも、大ファンである斎藤さんからの依頼は、絶対引き受けたいから、
代わりに小説を書いて送ったのが、この小説の生まれるきっかけなんだそうです。

なるほどー。なんか全編を流れる空気の謎が溶けたような気がしました。

しかも、僕はてっきり、長編小説だと思って読み終わったら、
書かれた時期も違う、6編の短編小説が一冊になった本だったのです。

はは(汗)。

まぁ、僕にありがちですが。

さて、そんな訳で、読み終わったらさっそく、この小説からうまれた斉藤和義さんの

「ベリーベリーストロング 〜アイネクライネ」

を聞いてみました!
もちろん聞いたことあったんですが、
改めて聞くと、またこれも良くてですね!
小説読んだ後だから、なおさら歌詞がすーっと入ってきて、
聞きながら、小説で読んだ映像が浮かぶようでした。


でも、よく考えてみると、小説に、テーマソングがあるなんて、
とても贅沢じゃないですか?

いいなー、こんな関係性。


伊坂さんの小説も、なんか、今までの雰囲気と違って良かったです!
そして、自分にとって新しいものが産まれる時って、案外こういう時だよなぁーっても
思いました。

むちゃぶりな依頼に、なんとか頑張って答えた時、というか、、、。


例えば、僕も、「ニコさんて、こういう作風ですよね〜っ、住宅得意ですよね〜。」って
頼まれるのももちろん嬉しいんですが、それだけでは、突破できない部分もあります。


そういう意味では、
以前、若井さんの家では、ニコニコしながら、

「えっと、、、ニコさんぽくない家をお願いしますね!」



って頼まれて、「うーむ、、、じゃあなんで、僕に頼むんだろう??」
と、かなり謎な依頼だったんですが、
そうやって出来上がった家は、なんだか新しい自分の一面になったようで、
でも、やっぱりどうしても自分らしい部分もやっぱりあったり、、、と、とても
不思議な経験と、発見をさせてもらいましたし、

安藤さんの家では、

「えーとですね、、、我が家はダサいのがいいんです。ダサい家をお願いします!」

なんていう、忘れられない依頼を面と向かって、真面目に頼まれた事もありました(笑)。

でも、おかげで、

「ダサい、ってなんだろう??」って考えた事もない事を、考えたし、
「この家、ダサくないから、作り直してください。」なんて言われたら大変だから、
一生懸命、ダサい家を考えましたが、それも、やっぱり自分ぽかったり、、、、(笑)。


どちらも、新しい自分と出会う仕事になったのです。


でもそういう意味では、
まだ、僕は、大好きなミュージシャンから、作詞を依頼された事もなければ、
小説を依頼された事もなく、
小学校の設計を依頼された事もありません。


もったいないなー。


案外、面白い事が起きると思うんですけどねー。絶対(笑)。


あ、そうそうアイネクライネ、といえば、米津玄師さんの曲もありますねー、、、、、と
妄想が止まらなくなりそうなので、この辺でやめときますが、
なんだか不思議な言葉ですねー、アイネクライネ ナハトムジク。

、、、、、どんな意味なんでしょうかね??




魔法のコトバ??
posted by 西久保毅人 at 21:32| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

結局は「愛着」というレポート

先日、ザ・ハウスの建築家のみなさんと、新潟市にある「夢ハウス」さんという、
会社の工場やショールームなど見学&勉強会に参加してきました!


せっかくなので、新潟にいる小田原家とも、、、、飲みたかったですしね〜(笑)。


、、、、と、結構、ふしだらな動機が2/3で、参加した見学会。

だったのですが、、、、。

事前に会社案内で少し予習して参加したんですが、
とても素晴らしい住宅メーカーさん(こういう呼び方で呼びたくないくらい)で、
圧倒されて帰ってきました。
木や、材料、工法にこだわっているだけの工務店さんなら、全国にたくさんあるんでしょうけど、
「作ること」「伝えること」そして「楽しむこと」
を、こんなに徹底して実現している会社は、
そうそうないんじゃないかなぁ、、、と思いましたし、

何よりも、いろいろ徹底して追求しつつも、
最終的には、

「愛着」

っていう、数字やデータでは、表現できないコトを、一番大切にされているというのが、
とっても、共感を覚えました。


なんだか、僕が「家づくりのつぼノート」でたくさん書いた事を、
僕とは、違うカタチとスケールで実現されている会社のような気がして、
感銘と同時に、正直かなり「嫉妬」心も、、、。

ほーんと、素敵な会社でした!
いつか、一緒に仕事ができたらいいなー、とぼんやり思いつつも、
スゴ過ぎて、僕のできること、思いつきませんが、、、(笑)。今のところ。



簡単なレポートにまとめましたので、興味のある方は、ぜひ、読んでみてください。

PDFにしています。


夢ハウスレポートブログ用.pdf
posted by 西久保毅人 at 20:00| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月19日

頑張れ〜!!! 大城隊長!!!



ニコ設計室には、ステキなロマンを持ったお施主さんがたくさんいらっしゃいます。

その一人、エジプト考古学者の大城道則さんから、HELPのメッセージが!!!!



昨年から崩れピラミッドで有名なエジプトのメイドゥムの調査を進めており、
この夏に地中レーダー探査で大きな発見がありました。
しかし本格的な調査を始めようしていた矢先、資金が不足してしまい、
Readyforによるクラウドファンディングの挑戦を決意しました。

他大学によるエジプト・プロジェクトの場合とは異なり、寄付型のためなかなか難しい戦いとなりそうです。

学生の活躍するフィールドが欲しいのです。よろしくお願いいたします。

─────────
《詳細はこちら》URL:https://readyfor.jp/projects/Meidum-Pyramid
公開日:10月18日  
終了日:12月20日
目標金額:250万円
─────────




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僕みたいに、実際に小さな小さな住宅を設計するコトも、
結局は、どこかで「人間の営みってなんだろう??」
っていうコトへの日々の挑戦です。

「家づくりのつぼノート」は、ある意味、
そんなコトを作る立場からまとめた本でもあるんですが、


スケール感は、全く違えども、
大城さんは、逆に、過去をさかのぼるコトで、

「人間ってなんだろうね??」

というコトへチャレンジされている方です。


作り続けることと、さかのぼり続けること。

違うようで、同じ。


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ぜひぜひ、興味のある方は、
大城さんのチャレンジを応援してくださいねー!!!!!!
posted by 西久保毅人 at 23:14| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月25日

お引越し大作戦

ちょっと前のことになりますが、

僕のふるさと佐賀県で、こんなプロジェクトを提案させていただきました。



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佐賀県の、廃校になる事が決まった保育園園舎をリノベーションして、

子供から大人までの障害を持った方々を支援する地域の作業所にする、というプロジェクトでした。


大きな楠の木のある既存の保育園も、山の中にありとても素敵な環境の平屋で、

その活動母体の福祉の会社も、人が大好きな、とても素敵な会社。


「もう〜、ぜひぜひっ!!!」


と、提案をさせていただいたのです。




ていうか、この楠の木、デカすぎませんか、、、(笑)。



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結局、この僕たちのチームの提案は残念ながら採用されず、実現には至らなかったんですが、

その時に、僕たちが、提案したのは、


「引越し」


というテーマでした。

提案に当たって、彼らの事業所や、作業所に来る方々の暮らしに触れさせていただいたのですが、

一言で、「障害」と言っても、その多くの方は、「どこが障害なの??」と分からないくらいに

僕たちと同じだなぁ、、、という印象を強く受けました。


むしろ僕たちよりも、優しくて、純粋なのです。


でも、彼らは、それぞれに「特性」があって、

ある「トリガー」によって、落ち着かなくなったり、集中できなくなったりしてしまう、

ただ、それだけでした。


ここまで書いても、正直、


「僕と一緒じゃん。」


って今でも思うんですが、、、、、。


そんな彼らの話を聞いていて気づいたのは、

実は、一番時間がかかるコトは、

「環境に慣れるコト」

なんじゃないかな、と思ったのです。



要するに、

「ここが、自分の、いつもの場所だ。」

と思うコト。



施設が、市街地から、山に移るコトは、

管理者の視点から見ると、「広くて素敵な環境にうつる事」

に過ぎないかもしれませんが、

彼らにとっては、

「知らない、今までと違う場所」

に行く事。


家から通う道も、

窓から見える風景も、

机の隣にいつもある壁も。

全部、「慣れた」ものとガラリと変わってしまいます。



だから、このプロジェクトで一番大切なのは、

デザインとか、建物の設計が優れているかどうか、とかよりも、


「彼らの引越しを、しっかりと時間をかけて計画してあげるコト」


なんじゃないだろうか?



そんなコトを考えて、提案書を作りました。





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提案にあたり、「環境と物語」という学問をロンドンで学んだ

長澤雪絵さんに声をかけ、一緒に取り組んだプロジェクトです。

彼女の提案で、このような「ストーリーブック」という形式の

提案としたんです。


あー、今でも残念〜。

実現したかったねー、雪絵さん。


でも、ほーんと素敵なプロジェクトチームができたし、

ほーんと、素晴らしい仕事をされている会社でした!


時間が経って、改めて見直してみると、


「あー、もっとこうしておけば、、、、。」


っていうまだまだ不完全燃焼な部分もあったり、自分の提案や説明の甘さにも気がつくんですが、

これがスタートラインなので、せっかくなので、載せておきます!



ぜひ、違う形ででも、再トライしたいプロジェクトでした!!!!






、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


そうそう、

先日お知らせした、ニコのお施主さんでもある大城隊長の

「崩れピラミッド」の発掘調査へのクラウドファウンディング。


お知らせしてから、あっという間にたくさんの援助が集待っています!!!!

ありがとうございます!



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あと一息!



でも、僕も、こういうのは初めてですが、

応援するって、、、、、

なんだか、自分のコトのように嬉しいもんですねー。


引き続き、よろしくお願いします!
posted by 西久保毅人 at 01:56| 2019.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする