2017年08月03日

上京のおもてなし

ちょうど、先週末、
佐賀で設計をさせていただいている江頭さんが、
出張ついでにニコにいらっしゃいました!


飲みに。

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うーむ、、、、、

せっかく佐賀から来ていただくからには、
東京だって、お酒も食べ物もうまいのだっ、、、、、って
思って帰ってもらわないと行けませんので、
当日は、昼からパーティー準備。


あぁ、、、、、
こんな時に、一番頼りになる我らが大山料理長の東京不在が、
なんとも悔やまれるのでしたが、
僕たちだけでも、何とかもてなせるところを見せるチャンスでもあります!


「僕たちだけでも、やる時はやりますよっ、大山料理長!!!

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、、、、、、、と、そんな訳で、
作るのに皆夢中になりすぎて、ほぼ料理の写真がないのですが、
皆でたくさんの品数の料理を準備でき、
施主代表として、若井さん、桃ちゃん夫妻も駆けつけてくれ、
まずは第1日目、何とかトウキョウのおもてなしをする事ができました!



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「明日、早朝に、散歩がてら、
外観だけでもいくつか見たいんですけど、、、、、。」

とのコトでしたので、ホテルに近い数物件の地図をお渡ししていたのですが、
無事、
大山さんちと、


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若井さんちを早朝散歩で見て回られたようで、


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島岡さんちで合流。。。。

、、、、、、徹底的に、早起きには付き合わない方針の僕たちです。

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平日にもかかわらず、ご家族で迎えてくれた島岡さん。
どうもありがとうございます!

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色にしても、素材にしても、、、、、。

やっぱり実際に感じないと分からない事が大いので、
こういう機会は、本当にありがたいと思います。

江頭さんも、

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「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


ってばっかり言ってたような気がします。
このあたりの語彙力の少なさも、佐賀県人ならでは。。。。。。

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帰りの飛行機が早かったので、
割と駆け足で島岡さんちを後にして、
次は小川さんちへ。

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途中で、小川さんから、

「、、、おひる、、、、、、


 ウチで食べます、、、、、、、よね???」


と連絡があったので、

「、、、、ええと、


  もちろんです。5人で。。。。」


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と、
なんの遠慮もない返事をしつつ、
お腹を空かせて小川さんち。


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そう、
やっぱり佐賀はとても田舎なので、
江頭さんの敷地は、とても大きいのです。
だから参考になるようにと、
今回は、ちょっと大きめの、田舎っぽいロケーションの
2件を案内させていただきました。

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、、、、、まぁ、ニコのお家は、
僕が田舎者のせいか、シキチが小さくても、大きくても
どのお家も、田舎っぽいのですが、、、、、、。


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それでも、やはりトウキョウの家。

九州は佐賀で家を作ろうとしている人のカンカクに
届くといいなぁ、、、って思っていたんですが、
島岡さんちにしても、小川さんちにしても、
とても楽しんでいただく事ができたようです。

感想はやっぱり、

「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」

「うわぁー、よかですね、よかですねー!。」


ばっかりでしたが、、、、、、。

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と、
そんな訳で、
小川さんには、美味しいお昼ゴハンをいただき、
目も、お腹も、一杯にして
佐賀に送り返すコトができたのでした!


「いやぁー、トウキョウも、よかとこばい!」


ときっと思って帰られたに違いありません。
みなさん、ありがとうございました〜!!!!!


佐賀でも、よか家ば、作りましょうね!江頭さん。
posted by 西久保毅人 at 18:48| 2017.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

マッキーで、きゅっとねっっ!!!

この夏、ニコは着工ラッシュ、上棟ラッシュ。

先月ですが、江東区で設計をさせていただいています「廣石さんの家」が
上棟しました!


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さて、僕たちは別に、小さなシキチや細いシキチを好きで選んでいる訳ではないのですが、
ときおり、
果し状のごとく、

「これでもかーっ!!!」

というような挑戦状のようなシキチと出会います。


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廣石さんちも、そんなシキチ。

、、、、、、っていうか、道より狭いですよね、、、、。

、、、、、、っていうか、お隣、車、はみ出してますよね、、、、。


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、、、、、っていうか、太字のマッキーで、きゅっと一筆ですよね、、、、、。


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と、
そんなシキチなのです。

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長細い、って言えば、
最近では、神戸の曽根さんちが、そうでしたが、
それ以上の細さ。

細さ、っていうか、、、、薄さ。

、、、、、、もう、、、。

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でも、
そういう時こそ、
楽しいすがたかたちが産まれる瞬間です。

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マングローブの植物たちが、
水陸両用を余儀なくされて、今にも歩きだしちゃいそうな
すがたを手に入れたように、
廣石さんちも、工夫しないコトには、気持ち良く住むコトも、
建てるコトもできないので、

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スロープがあったり、、、、、

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いびつな足が生えてたり、、、、

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そして、
構造研究者である廣石さんの大学で、試作を重ね、実験により実証した
木造フレームを採用したり、、、、、。


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設計中は、断片的だったいろんなアイディアや計算された要素と、
同時に、
、、、、、言葉では、なかなか廣石さんにもうまく説明できなかった、
いびつなカタチが、
上棟と同時に、生き物のように、生命感のある空間になって立ち現れました!

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いやぁ、、、なんとも言えず、いいですね!


まぁ、なんとも言えないところが、僕の欠点ですが、、、、。

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さて、
何と言っても、工事状況としては、
とても不都合な現場ではありますが、
施工の大和工務店さんの、男気溢れる協力により、
なんとか無事、上棟式。

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いやぁ、
細くても、20人くらいは飲み食いできるもんですね〜。。。。


地図で見ると、マッキーできゅっ、

でしかないシキチですが、
なんとも楽しく奥行きのあるおうちになりそうです!!!
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2017.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

太田代さんちの暮らし。

先週末、
ちょうどお引き渡しをして半年経った「太田代さんち」
皆で行ってきました!

しっかし今年は暑いですね〜っ。。。

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さて太田代さんちは、
千葉県の外房、九十九里を臨む高台に設計させていただいたおうち。

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もともと太田代さんちには、「こんぶ」っていう名前の犬がいてですね、
実は、最初にご相談頂いた時には、
ご夫婦ふたりとこんぶの、ふたりと一匹の家族構成でした。

まぁ、こんぶだから、
海のそばにたどり着く運命だったのだな、、、、、きっと。

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それがまぁ、、、、、、。

恒例の、ニコあるある、ですが、
設計中に3人家族になり、、、、、

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工事中に、4人家族になることになり、、、、。


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今では、4人と一匹のとても賑やかなお家になりました!

いいですね〜、庭でプール。


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さて、

そう考えると、太田代さんちの暮らしは、
住む場所にしても、人数にしても、
ここ数年で、劇的に変わったように思うんですけど、
不思議だなーって思うのは、

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たった半年しか経っていないのに
あたかも、もうずーっとこの場所に
4人と一匹で暮らしていたかのように、
家も暮らしも、
この街の風景の中に馴染んでいた事です。



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不思議だなぁ、、、、。





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そして、素敵だなぁ、、、、。


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もはや、
太田代さんち以外のなにものでもない、
っていう感じでした。

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そうそう、僕も独立して15年以上経つ訳ですが、
そうすると、もう完成して10年以上のおうちに
お邪魔することも最近は、よくあります。

意外と10年て、長いようで実はあっという間なんだよなぁ、、、


ゴーヤみたいに育つ子供達は、あっという間に
大きくなっていきますからね。。。。。

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逆に子供の変化とは裏腹に、
ケンチクは意外と変化しません。

あと、大人もねー。

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だからこそ、

って最近は、より強く思うのです。

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この街の中で、
街とつながって育った記憶が、
子供達の中に
深く深く残る家がいいな、と。

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街とつながって、暮らした家族の記憶が、
深く深く残る家がいいな、と。


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いつか、帰って来たくなる場所だといいなー、と。

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子供達の家。


それが、数十年後に実家になった未来。


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街に愛される家。
子供達の記憶に残る家は、

いつまでたっても賑やかな場所でしょう。

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いつか、街のじいちゃんばちゃんのたまり場になっても、
それはそれで素晴らしいなぁ、、って思います。

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そんな楽しい未来の妄想が、
止まらなくなるような、

どんな未来でも、
受け入れられちゃいそうな、、、、、そんな暮らし。
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2017.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月16日

すてきな家具屋さん

2週間ほど前になりますが、
5月にお引き渡しした、くすかめさんち
新しいテーブルとベンチが納品されるというコトで伺ってきました!

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じゃーん。


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この籐でできた座面が、
なんとも涼しげで夏っぽい!

さすがでしょ!!!!


さすがでしょ!!!!

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、、、、、、、、、と、

自分のコトのように言いたくなりますが、
実は、この籐のベンチとテーブルについては、
僕たちは、ノータッチ。

hyakka(ひゃっか)さんという、くすかめさんのお知り合いの家具屋さんによる、
デザイン監修くすかめさんによる、
特注家具です。

なので、今回僕らは、納品されるのを楽しみにしていただけという、、、、、
お気軽な立場。

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ホームページを見ても、
なんかひとつひとつ、愛情にあふれた家具ですねー。

さすがくすかめさん

そもそもニコに頼んでいただいたコト自体、
センスいいなぁ、、、、って思ってたんですが、
家具職人選びもさすがです!   ねっ。。。


、、、、、とお互いに自画自賛。
最後には、hyakka(ひゃっか)さん、くすかめさん、僕らと
皆でカメラ片手に完成写真を撮り合うという、
変な風景でした!(笑)

特に、hyakka(ひゃっか)の岡林さんは、
納品したばかりの家具を、いつまでもいつまでも、我が子のように撮影されていました。

あぁ、、分かる分かる、その気持ち、、、、、
と他人事とは思えない後ろ姿。

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しかし面白いなぁ、、、、って思ったのは、
普通、家具って、ソファーにしろ、テーブルにしろ、
部屋に置かれると、狭くなった感じがするモノです。

そりゃあ、大きなものだから、当たり前のコトなんですけど、
今回、くすかめさんちに新しいテーブルとベンチが置かれたのを見て、
みんな口を揃えて、

「、、、、なんか、、、、広くなったよね??」

っていうのが、感想でした。

こういうカンカクって不思議だなぁって思います。

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、、、、、この仕事をしていると、
時々、この不思議なカンカクに出くわす時があります。

この謎をうまく説明できるようになったら、
僕も、もう少し腕が上がると思うのですが、
残念ながら、まだこの謎は解明できていません。

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例えば、、、。


ここにコップがあります。
コップには水がいっぱいに入っています。


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このコップに大きな石をひとつ入れると、水が溢れました。

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さて、コップに残った水の量は、
石を入れる前と比べて、どうなったでしょうか?

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入居後の暮らしの中にお邪魔していると、
こういう「問い」そのものが、間違っているコトに気づかされます。

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いやぁ、、、しかし、

なんともなんとも、、、、、


いい家だ!!!!
posted by 西久保毅人 at 18:48| 2017.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

言葉のない手紙

柄ではないといえば、
柄ではないのですが、
とあるPCソフトの広告に登場させていただきました!

それは、Vectorworksっていう
僕たちが、PCで図面を書く時に愛用しているCADソフトです。

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こんな歴史ある専門誌であるというコトと、
実は、もう20年以上使っているソフトであるコト。

そのダブルの意味で、
ちょっと身にあまる光栄な機会でした。

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さて、Vectorworks。

実はこのソフトに出会ったのは、もう20年以上前。
大学生の頃です。

広告の文章にも書いたんですけど、
僕の世代、つまり1972〜1973年頃に生まれた僕たちというのは、
ちょうど大学2〜3年生頃に「パソコン」というのに遭遇します。

もちろん、同世代のホリエモンさんとか一部の超敏感な人たちは、
この数年前に「パソコン」の未来に気がついていたらしいのですが、
鈍感な普通の大学生にとっては、まだ「ワープロ」と「パソコン」の差すらも
いまいち分かっていなかったような時代。

だからこの時期というのは、建築業界にとっても、
CADで図面を書く、というコトと
鉛筆で図面を書く、というコトの、
まさにハザマの時代というコトができます。

そして、このハザマのおかげで、僕たちは、その時代の両方を体験するコトができました。
だから、大学では、徐々にCADを使い始めているのに、
設計事務所ではまだ手書きで図面を書くのが主流というような、そんな時代。

しかも、僕が就職した象設計集団は、とてもアナログな会社だったので、
シャーペンですらなく、スタッフの人の机には、
7H、6H、5H、、、、、、、、HB、B、2B
という具合に、それまで使ったコトもないような種類の鉛筆が並んでいて、
しかも、
見たコトもないくらいに、芯が削り出されていました。

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こんな感じ。
そしてこれを、「削芯機」という、また見たコトもないような
アナログな機械で研いで、カリカリと図面を描く。

ハザマの僕は、急速に歩み寄るCADの足音を聞きながらも、
そんな社会人デビューをしていました。(笑)

そんな時代を過ごしながらも、かたわらで少しづつ使い続けていた
ソフトがVectorworksでした。(当時は、miniCADという名前でしたが。)


実は、図面を描くCADソフトというのは、他に数種類あります。
でも、そんなアナログから抜けきらない僕にとっては、
たとえ、コンピューターで図面を書くコトになったとしても、
スケッチをするようなカンカクで描けるというコトがどうしても
重要です。

僕の仕事は、
「製図」ではなく、「設計」なのですから、、、、。

そして、「設計」したものを今度は「伝える」コト。
伝える相手は、時には、建主さん、時には職人さんと、
相手に合わせて伝えるべき情報も、表現も変える必要もあります。
そこまでが僕らの一貫した仕事です。


そんな伝えたいカンカクを、感覚的に表現できる道具。
それが僕にとってはこの、
Vectorworks
というソフトでした。


そうそう、若いある時、

「図面って、言葉のない手紙なんだなぁ、、、、。」

って、思ったコトがあります。


なんでわざわざ
7H、6H、5H、、、、、、、、HB、B、2B
までの鉛筆で描き分ける必要があったのだろう?

それは、きっと、
「情報」っていうよりも、
「想いや熱量」を伝えかかったからに他ならないのだろうなー、
って今では思うのです。

なーるほどね〜っ!!!

設計にはあまり自信はないけれど、
熱量溢れ、重めで、くどめのラブレターなら得意だぞ、、、、、(結果はともかく、、、。)
と気づいたそんな頃。(笑)


あれから20年。
未だに、年々進化し続けて、どんどん機能も増えて、
正直、その進化に僕らはついていけてないのが正直なところ。

でもきっとVectorworksは、
僕たちにとって、言葉のない手紙を描くために、
程よいユルさとアナログさを持ち続けながら、進化してくソフトなのでしょうね!


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と、昔を思い浮かべていたら、
思わず長々となってしまった番外編。。。。



今月号の「住宅特集」と「新建築」の表紙をめくったすぐのページに
掲載される予定です!!!!
使用した写真は、「島岡さんの家」でした〜!
posted by 西久保毅人 at 19:53| 2017.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする