2015年09月01日

愛で、テーション

8月最後の晴天なんじゃなかろうか、、、というような
久しぶりにセミの威勢のいい鳴き声が街に響いた先日、
めでたく大山さんちが上棟しました!

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うーん、やっぱ、時には
空にもゴネてみるもんですねっ!


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さて、
大山さんちは、以前こんなコトを書きました。

書いた日は、ほぼまる4年前になっているんですが、
実際に家づくりを御依頼頂いた時から数えてみると、、、、、

はじめて大山さんからいただいた
家づくりのご要望書の日付けは、2010年6月5日になっていますので、
5年前にさかのぼります。

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改めてそれを読み返してみて、

「おー、ぶれてないねー、大山さんち!!!!」

って思えてちょっと嬉しかったなぁ,,,,,。

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まぁ、もちろん、社会的にもいろんなコトのあった5年間でもあったり、
僕たちも、みんな5歳、歳を重ねた訳なんですけど、
時を越えても、向っていく方向が変わっていないというか、
まぁ、僕たちも、ちっとも成長していないっていうか、、、、。

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たとえば、
大山さんが作ってくれるお料理は、もちろん5年間で
レパートリーがきっと増えたんだろうなぁ、、、と思いますし、

「、、、製麺機買っちゃったから、今度は、麺ですよ、麺っ!!!」

って具合に、いつもその探究心には関心させられるんですけど、
そして僕らは、いつも食べるだけなんですけど、、、、

きっと、大山さんがどんなお料理を作っても、

「ふふ、あぁ、さすが大山さんらしいなー。」

っていう、お料理なのだと思うんですよね。


、とかいう具合に、
僕たちも、次は和紙だー、とか、ワークショップだー、とか、
それ縁日だー、家一軒、作っちゃうぞ、、、、とか、野望はつきないんですけど、
僕らは僕らで、向いたいところはきっと変わらないんだろうな、、、、って思います。


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とくにケンチク業界は、法律にしても、もの作りの環境にしても、
世情に振り回されがちで、
ちょっと大変なコトもあるんですけど、

道具や手段や条件や方法がどんなにかわっても、

「ふふふ、なるほど、なるほど、ニシクボさん達、そうきたか!

 しかし、いつまでたっても懲りないねぇ、、、、。」

って思ってもらえる自分達でいれたらといいな、といつも思うんです。




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さて、そんな物思いにふける上棟の日。

なんとか、夕方まで天気はぎりぎり持ちこたえ、
大勢の職人さん達にも参加して頂いて、盛大な上棟式を行いました!

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たくさんのお料理を大山さんに準備していただき

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飲んで飲まれて、あっという間。。。。。

ひとまずは、20人くらいの集まる飲み会は十分できるってコトは
分かりましたねー。

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組み上がった真新しい木組みの下で、
みなで輪になってテーブルを囲み、

食べちゃー、愛で、
飲んじゃー、愛で、

いやー、もう、、、、可愛い、愛すべき木組みですねー!

と、愛でても、愛でても、ニヤニヤが止まらない大山さん。

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さてさて、工事は折り返し地点。

完成したあかつきには、、、、
家が可愛すぎて、興奮して眠れないような家にしたいと思ってますよ!



posted by 西久保毅人 at 21:52| 2015.9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

アフターアフター。

あのー、、、、馬のひずめみたいな、、、本棚の家、、、、、

とか、


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あのー、、、ライブズに載ってた、、、、アレアレ、、、、

とか、

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あのー、、、なんか、モルタルで、くねくねしてるあの家、、、、

とか。。。。


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オープンハウスしなかった上に、
ホームページが一向に更新されないので
なんとなく、「アレアレ」感が強い渡辺さんの家。

すみません、、、。

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でも「アレアレ」感が強い割に、
ブログでちょいちょいご紹介をしてきたので、
ニコの数ある名作の中でも、隠れファンの多い渡辺さんの家なんですが、

「、、、で、中、どうなってるんですか?」

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と、よく聞かれるコトも多い渡辺さんの家。

でもうーん、
なかなか空間って、説明するの、難しいんですよねぇ、、、、って
思っていたんですよねー、ちょう----ど。

そもそも、セツメイって、僕苦手ですし、、、、。

そんな意味では、
渡辺さんちを語るのに、
おそらくこの人の右に出る人はいないでしょう、っていう
表現者に、先日来て頂く事ができたんです!!!

ラッキー!

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その名も、、、、、。


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渡辺さん、、、、です!!!!


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もうこれでですね、、、、、
僕も渡辺さんちを説明するっていう
肩の荷が下りたってもんですよ、もう。。。。

なんたって、渡辺さんちを渡辺さんが説明してくれるんですから、ね、、、、、。
これ以上はないですよ、きっと。

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、、、、と、そんな訳で、先日、渡辺篤史の建もの探訪のロケが
渡辺さんちでめでたく行なわれました!

実は、ニコとしても、渡辺篤史さんに見に来てもらうのが、
これがなんと10件目!!!という僕にとっても記念すべき回なのです。

まさかまさか、
記念すべき10件目に、
しかも、渡辺さんちに渡辺さんが来てくれるなんて、、、、。









なんということでしょう。。。。

(おしまい)
posted by 西久保毅人 at 22:55| 2015.9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月15日

げっくの見方

きほん、
僕は超ミーハーなんで、ドラマでもアニメでも何でも見るんですけど、
昨日は、月9の「恋仲」の最終回。

そうそう、そういえば、
大学で花のトウキョウに憧れたきっかけも、当時月9の東京ラブストーリーだったなぁ、、、。

人間、かわりません。。。


そんな、小田和正の歌声とともに上京して、はや20数年。。。

内容はまぁ、
よくある田舎の同級生の男の子2人が、
上京後、社会人になって花の大東京でヒロインの女の子を奪い合う、、、、的なアレです。
そう考えると、「東京ラブストーリー」だって、大筋はソレなんだから、20年以上経っても、
共感を呼びやすい永遠のテーマなのかも知れませんね。。。。上京物語。


しかし、、、、、。
とはいえ、、、、、。

今では見る方は、一方的に歳をとったおっさん42歳な訳で、
悲しいかな、
さすがに東京ラブストーリーにかじり付いていた時の、17歳の無垢なハートでは
見れない訳で、、、、。


さて、
なかなかリアルタイムで見れないので、
いつも録画してあるのをまとめてみるんですが、
今朝、たまたまリンタロウと
録画してある「恋仲」の最終回を見てた時のコト、、、



最終回。

あまりにベタベタの展開に、

「あのさ、、、、パパ的にはさぁ、、、

どーせ、フクシ君も、ツバサちゃんも、3人とも好きな訳だからさぁー、

 もはや、

「3人で付き合う」、

って結末になった方がまるく納まって良くね??って思うんだけど、、、。」


とボソ、、、、っと言ったところ、


「そうそう、ボクもそう思うんだよねーっ!!!」


と、意気揚々と、中二のリンタロウ。。。。



あー、よかった、
中二の恋愛観と意見が合って、、、、(笑)


まぁ、、、、

もちろんそんな結末には、なりはしませんでしたけど、
もしかしたら
そろそろ月9も、そんな斬新な結末が求められているのかも知れません、、、、ね。




さて、そんなボクの今季のお勧めは、

「表参道高校合唱部!」

やっぱ、音楽です。。。。

音楽の秋。
posted by 西久保毅人 at 15:59| 2015.9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

原風景

子供の頃、
この仕事を生業にするコトになるなんて
想像すらしていませんでしたし、
ケンチクゲンバなんて、一番遠い世界の出来事でした。

それでも、子供ながらに忘れられない体験っていうのがあって、
それは、餅投げでした。

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親戚の農家の家の建前があって、

「今日は建前だから、餅投げばい。」

と、なんだか大人がソワソワしていて、、、、。

?????

って感じでしたけど、、、。

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行ってみると、
出来たばかりの太い木組みの屋根の上に、
子供の頃、僕の苦手だった日に焼けた屈強の男の人達が屋根の上に登っていて、
屋根の上から、なにやら投げています。

中には慣れた人なのか、
傘を逆さまに持っているおばちゃんなんかもいたような気がするんですけど、
あまりに遠い記憶なので、はっきりは覚えていません。

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どうやら、お餅が降ってきているらしく、
餅にはたいして関心はないのですが、
そのお餅の入った小袋の中には、なんと小銭が入っているではないですか?

だから、正直言って、
僕の中に強烈に印象的に残っている理由は、

「屋根から餅が降ってきた!」

っていうからっていうよりも、むしろ、

「屋根から小銭が降ってきた! (餅付きで、、、。)」

しかも、なぜかもらっても今日は、親になぜか怒られない、、、。


日だったからかも、知れないなー、、、、、と
正直、今では思います。


その日の呼び方が、「モチナゲ」っていうだけで。

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さて、
そんな薄らぼんやりとした記憶しかない僕が
ケンチクの仕事をするようになり、いろんな体験をさせてもらうように
なったんですが、
ハマればハマる程に、当時の大人達の気持ちが分かるような気がします。

上棟の日、っていうのは、お祭りなんだな。

近所の人達に、「小さい頃、悪ガキだったうちの息子も、よーやく家を建てるようになりましたよ。」
っていうお披露目の日なんだな。

これからも、ご近所付き合いよろしくお願いしますね、っていう挨拶の日なんだな。

「よーやく、家を持てるようになったなぁ、、、俺も。」って、
しみじみと実感する日なんだな、、。


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自分ちの幸せを、これからお世話になるご近所の方々に
お裾分けする日なんだな。


「ウチの上棟の時はさぁ、、、」とか、
 家って言うのはよー、、、」とか、

まわりの経験者が、新米者の建て主に、語り継ぐ日なんだな、、、、。


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そして子供達にとっては、

「なんか、祭りでもないのに、
 屋根からピンクと白のおもしの入った小銭とお菓子が降ってきた!ラッキー!」

っていう記憶が、将来家を作るコトになるまで冷凍保存される日なのかも知れません。


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そんな訳で、
昨日、埼玉で設計をさせて頂いています「小熊さんの家」の上棟式と
餅投げが、盛大に行われました!

餅投げしたいしたい、、、と思いつつも、なかなか東京の住宅地では実現するのが
難しく、僕も香川の竹安さんち以来、2回目。

大工さん達も、

「20年以上ぶりですよ〜」

と、とても嬉しそうで、なつかしそうでした。

ほーんと、
家を作るっていう喜びをみーんなで共有できて、とても素敵な一日。

これ、ぜったいトウキョウでもやった方がいいよなぁ、、、って改めて思いました。


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いつか、街中の建設現場のあちこちで、
上棟の日、
屋根の上から、餅が降ってくるようになったらいいなー。


そして、建築のゲンバっていうのが、
街の子供達にとって、ワクワクするような場所になったらいいなっ、て思いました。
posted by 西久保毅人 at 20:57| 2015.9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

はじめての時のように

先週末、武蔵野市で設計をさせて頂いています「島岡さんの家」の
地鎮祭を無事、行なう事ができました。

いよいよ着工です。



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地鎮祭も、神主さんによって、執り行い方も、結構さまざまなんですけど、
今回、その神主さんが、なんか素敵で、とても印象に残りました。


実際、
僕たちは、仕事の数だけ立ち会う機会があるので、
それなりに流れも自然と把握しててですね、、、

自然と、設計者がまず「エイエイっ」ってするコトや、2礼2拍手1礼、とか、、、。
最初は緊張してたんですが、最近ではもう腹がすわったもの、、、。

理由は詳しくは分からないまでも、

「こうこう、するもんだ。」

みたいなのが、なんか、身にしみています。

でも、建てる方は、すべてがはじめて。

そう、はじめてなのです。。。

そういえば、一昨年の小川さんちの地鎮祭の時も、
事前にうっかり段取りを小川さんに説明するのを忘れてて、

突然僕がさっそうと前に出て砂山を

「エイエイっ!」

ってするもんだから、

「もー、、、、。ニシクボサン、
突然そんなコトをし始めるなんて、、、、、、。

そして、ワタシタチも、まさか人前でエイエイってするなんて、、、、。
聞いていないですし、、、、。

完全にウラギラレタ〜、、、、って思いましたよー、、、もう、まったく、、。

心の準備、まったくできてませんでしたから、、、。」


と、言われたんですけど、
(いまだに言われるんですけど、、、(笑))

きっと、みんなそうなんだと思うのです。

みんな、はじめて。
そして、たいていは、一生に1回。

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その、僕たち以上にきっと地鎮祭をしているはずの神主さん。
きっと、僕たち以上に、いろんなコトがあたり前の神主さん。

でも、式の始まる前に、
式の流れから、1つ1つの意味合いから、やり方まで、
島岡さん御夫婦に対して、ほーんと事細かに説明をしてくれたのです。

後ろで聞いてて、ほーんと丁寧で、分かりやすくて、
あぁ、これならきっとはじめての島岡さんたちも安心だろうな、と
思いましたし、こういうのは、ホントに見習わなくてはいけないな、
と思いました。

たぶん、子供達にも届くような、、、、そんな言葉と説明でした。

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どんな仕事であれ、
仕事っていうものの根本は、繰り返していくコトなのだと思います。

繰り返す中で勉強したり、発見したり、反省したり、、、、いろんなコトが
起きるんですけど、そうすると同時に「これがあたり前」っていうコトも
増えていきます。

でも、「ちょっと待てよ、、、。

   ホントに自分で意味分かってやってる??

   そんなものだから、
   みんなやってるから、
   あたり前って言われてるから、やってるだけなんじゃない??」

   
と、そんな風に、子供達が、

「なんで、なんで??」

って、大人に問いかけるような気持ちで、はじめて出会った時の気持ちで、
いろんな物事を見直してみたいなぁ、、、、、、、
と思った地鎮祭でした。




、、、、まぁ、あんまり僕に「はじめて」に戻られると、、、

島岡さん達も迷惑な話でしょうけど、、、、、、。

そんな気持ちで作り上げたいと思います。

とにかく、おめでとうございました!

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さて、そういえば、
明日から、また明治大学での3年生の授業が始まります。
5年目なんですけど、出逢う学生達にとっては、はじめての授業。


僕も気持ちを新たに、
はじめての時の気持ちで、彼らと向きあいたいな、と思っています。

ケンチクってなんだろう?
街ってなんだろう?
人間ってなんだろう?


そして、街が生きているって、、、、どういうコトなんだろう?、、、、ね。

と。。。。

まぁ、僕の授業を選ぶ学生も、迷惑な話しでしょうけど、、、、、

たのしみです。
posted by 西久保毅人 at 01:40| 2015.9月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする