2015年08月07日

ねずみの親子

九州への出張から帰ったら、家の2階のエアコンが壊れた、、、とのコト。

この猛暑の中、
そんな訳で、いつもは2階の畳のところでみんな寝ているんですが、
とてもいられず、1階のせまい居間にごろごろ転がって寝ています、、、。

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この写真は、ちょうど10年くらい前。
こんな感じだったらまぁ、見るにたえるっていうか、
絵的にもギリギリ可愛いんですが、、、、、。

さすがに、この写真から10年後の今、
デカい高一女子ノノと、
僕よりデカい中二男子リンタロと、
学年一デカいオヤジ風4年生ソラが
ところ狭しと転がってると、、、、、、


正直、絵的に微妙、、、、、って感じです。(笑)

まぁ、そもそも2階で寝てたとしても、部屋とかないんで
絵づらはまぁ、、、、、同じではあるんですけどね、、、、。

そんな状況なので、
ノノは「ウザっ、キモっ、アツっ」と不機嫌極まりないんですが、
リンタロウ達は、


「なんかさ、、、、合宿とか旅行っぽくね??」


と、まんざらでもなさそう。


商売で住宅を設計していてなんですが、
そもそも、どこでも寝れちゃうし、どこでも住めちゃうしね、、、、
っていうのが、僕の根っこにはあります。
キホン、屋根さえあればいいですし、
そこに読みたい本とたくさんマンガが転がってたらオッケー。


それよりか、
子供達も大きくなって、もはやこんなねずみの親子みたいな時間は
ほーんと、一瞬なんだな、、、って最近つくづく思います。




じゃあ、家ってなんだろう、、、?



そんなコトを、
ゴロゴロしている巨大化ネズミ達を見ながら思う、今日この頃な訳なのですが、、、。
posted by 西久保毅人 at 22:54| 2015.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月11日

我が牛舎

少し前のお天気の日、
秋に発売される本の撮影に、マシューズさんの家にいってきました。

なんだか、「手触りのいい住宅」っていうようなタイトルの本とのコト。

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マシューズさんちは、相変わらず施主力満載で、
とても暮らしを楽しんでらっしゃっていますので、
どこを触っても、「手触りのいい」おうちです。

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「手触りのいい」

、、、、、、
またこれも、マシューズさん達にとっては、少しイメージのしにくい
日本語。




「、、どういう意味ですか??」

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そうですねぇ、、、、
手で触って、コンフォータブルな、、、、、って意味でしょうかねぇ、、。

ザラザラとか、しっとりとか、すべすべ、とか、、、。

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だらだら、とか、ごろごろ、とか、ぬくぬく、とか、、、、

したくなるような。

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でも、僕はいつも、手触りも大事だけど、

目ざわりも、とても大事だと思ってるんですよ、、、ホントは。

、、、、、目ざわりって日本語は、ホントは良くない意味で使われるんですけどね、
あいつは目ざわりなヤツだ、とか。。。

でも、僕が言ってるのは、目で、サワル、って意味で、
実際に、人間て、目で、素材を触ってるんですよ、ホントは。

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ほら、「なめるように見る」とか言うでしょ。

実際、僕たちは、目でなめてる訳ですよ、、、、、、、きれいなオンナの人とか、、、。

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だから、手と、目と、口は、連動してる訳で、
手触りだけ良ければ良いってモンではホントはないんです。

だから手触りを気にするのと同じくらいに、目で触るコトも、とても大事。

目触り感。

見た目、っていうと、軽く扱われがちですけど。。。。。

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そして、鼻もそう。鼻ざわり、、、って日本語ないですけど、
やっぱ、僕らは鼻でも触ってて、足の裏でも触ってて、、、、、。

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耳でだって、触ってるんですよ。
セミの音、葉っぱの音、、、、。

それが、ぜーーーんぶ合わさって、僕たちは、
気持ちいいな、とか、夏だな、とか、
感じる訳で、そういうのが、「いごこち」になるんでしょうねっ。

いい、ここち。

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ほら、見てみて下さい。
あそこのウシさん。

あたかも、自分の牛舎に帰って来たかのように
人んちの布団にごろりと寝っころがって、
ふんぞり返ったが最後、微動だにしないでしょう??

手にはもうすでに、テレビのリモコンを掴んでますね。。。。



あれはですね、、、、
大型のほ乳類に、時おり見られる行動で、
動物学的には、「居座りの構え」っていうんですけど、

まぁ、要するに
動物なりにね、、、、、

いごこちがいいんですよ、きっと。。。。

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たぶん。。。。。
posted by 西久保毅人 at 23:56| 2015.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月20日

大成功!!!

ちょっと前にお伝えしたっきりになりましたが、

ザ・ハウスさんと共に準備した「建築家の家づくり工作教室」という企画。



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初の企画の講師に選んでいただいたのはいいものの、

小学生を相手に、何ができるんだろう、、?

と、ドキドキの企画だったのですが、
昨日、世田谷区にある、もの作り学校の教室にていよいよ本番を迎えました!

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「なんか、子供達に、家づくり、ものづくりの楽しさを伝えるイベントをしたいですねー!」

というような、雑談から始まった企画ではありますが、
だれもやった事はないので、

はたしてうまくいくのか?
どうしたら子供達も親も楽しめるか?

というのを、リハーサルをしてみたり、シュミレーションしたり、材料を工夫したり、、、、、

と、そんなドキドキで迎えた本番当日。。。。

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ザ・ハウスさんも、たくさん準備してくれて、僕らは僕らで
いろんな材料をひろって、持ち寄って、ドキドキのスタートでした!

前回、中島さんちの子供達とのリハーサルで思ったのは、
子供達って、大人が思う以上に、、、、、


やるぞ!!!!



ってコト。


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子供達の、やりたい、つくりたい、っていう欲望は、
実は大人の想像以上のものです。
ただ、経験がないだけ。。。。

だから、そのエネルギーに、少しだけ大人が手をそえてあげるコト。
本気の大人が、そばにいるコト。

それだけで、子供達の創作意欲は、どんどん加速して行きます。

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なので、僕もやったコトはないけれど、20人の子供達を受け止めるには、、、、



、、、、、こっちも人数で勝負だ!!!!

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ってコトで、ニコもほぼ総出、プラス、大塚くんやら、明治の教え子達数人に
協力してもらい、大の大人が、がっつり子供に付き合うワークショップにしました。

実際は、それぞれ、お母さんやお父さんが自分の子供達とペアになって
おのおのの思い描く「私の家」を作ってもらったんですが、
子供達以上に、お母さん、お父さんが、がっつり本気になってくれて、
負けじと僕らニコ隊もそれぞれ子供達と本気で勝負して、、、、、、。

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、、、、と、そんな訳で、
始まる前の不安はあっという間に吹き飛んでしまい、
終盤は、子供達の「つくりたいつくりたい」パワーに
大人が圧倒されるような、時間になりました。

実際の、工作の時間ていっても、賞味2〜3時間。

そんな短い時間に、1つも同じもののなく個性的で、まさに十人十色の作品が
完成して、もう圧巻!

ほーんと、それぞれ想像以上の出来映えでした。

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1年生から4年生までの子供達が、
最後は作品を前に並べて、
一人一人、家づくりにかけた想いをしっかり発表してくれました。


いやー、すごいな、子供達。。。。。

って思うと同時に、
毎年教えてる建築学科の大学生達と、
そんなにレベル変わらないかも、、、、、(笑)
とも、思いつつ、、、。



「こうだったらいいな。」

っていう想いには、経験も、年齢も関係ないんだなぁ、、、、、きっと。


そんな訳で、初の子供達とのワークショップはみんなのおかげで大成功!!!!!

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またやりたいな。
posted by 西久保毅人 at 21:52| 2015.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月25日

「屋根の下にいる感じ」

日曜日に、ニコの企画室 室長ウシジマプロヂュースによる

ニコの縁日(えんにち)〜点検のついでに、、、。vol.01

を、三輪さんちで行ないました!

詳しい報告は、室長にお任せするとして、ですね、、、、。

3年経った三輪さんちについて、
偶然、今日、
雑誌に少し文章を書く機会をいただだいたので書いてみました。

なんか、
三輪さんちのコトなんですが、
いつも考えてるコトだなぁ、、、、っていう文章になったので、
せっかくなので載せておきます。


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「屋根の下にいる感じ」


「屋根の下にいる感じ」、は理屈なくとても大らかだ。

ああ、この下にずっといたいなー、って思う。

それは、屋根の下感、というものが、
同時にその上に広がるの空の気配を感じさせてくれるからかも知れない、と思う。

しかし平屋という選択肢のまずない都市住宅において、
2階リビングならその「屋根の下感」は実現できるが、
1階リビングの場合、そこがむずかしい。
そこで三輪さんの家では、都市住宅の1階リビングという選択をした場合にも、
そこがあたかも屋根の直下であるような、、、、そんな空間を作りだしたいと思った。

あたかも、公園の東屋にいるかのような。。。。。

この住宅は吹き抜けも何もない。
斜線制限と容積率を一杯にとると、一種低層地域地域のため斜線をかわしても
部分的に2.7mの天井を確保するので目一杯だった。
そこでギリギリの2.7mの天井を確保して、緑地への開口部は2mに抑え、
天井から少し浮かした形状の、傘のような放射状の化粧たる木を設けた。

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寸法上は、あたかも開放感や空間の大きさを阻害するかような化粧たる木は、
ゆるやかに緑地に向って傾斜して天井面との間に「虚」の懐を創りだし、
おさえた開口部の先の緑地への連続感をうみだしている。

「屋根の下にいる感じ」のもう1つの特徴が、


守られ、包まれている感じ、


だとするならば、
僕は外部に対して、

「私たちは守られているから繋がりたいのだ」、

というような、
そんな人間の根本の欲求に触れたいと思った。


(おわり)
posted by 西久保毅人 at 21:55| 2015.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月26日

上棟前夜

さて、明日は大山さんちの上棟の日です!
天気予報は微妙ですが、きっと天気がいいでしょう。

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着工するまでは長い時間のような気がしますが、
工事が始まると時間の過ぎるのはあっという間。

ようは、設計が遅くて工事が速いだけの話しです。。。。

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でも、やっぱり思うなぁ、、、、、。


時間よ、止まれっ。。。

でも、やっぱ、早く見てみたい、、、、気もします。

しかし、待てよ、、、、。
祝、基礎だけ完成飲み会してないぞ、、、。

1階のコンクリートだけできたから、とりあえず現場で飲み会もしてないぞ。。。


そしてなによりも、1階ができたところで、

「さて、、、、、この上にこれからお家をつくる訳なんですけど、
 はたしてどんなお家がいいでしょうかねぇ、、、、大山さん。

とりあえず、これまでのコトは、いったん忘れまして、、、、。」

っていう打ち合わせもしてないぞ、、、、。


、、、と、上棟前夜の今晩は、
僕の脳内に居住している、どこかのだれかが騒いでいます。。。。

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さて、明日は大山さんちの上棟の日です!
天気予報は微妙ですが、きっと天気がいいでしょう。



さて、明日は大山さんちの上棟の日です!
天気予報は微妙ですが、きっと天気がいいでしょう。
posted by 西久保毅人 at 22:56| 2015.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする