2015年06月02日

まなび

さて、6月だから、
ブログに新しいカテゴリーを追加しようとしたら
ついにこんな表示が出ました、、、。

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「カテゴリーの追加は100件までです、、、。」

、、、いよいよなんか考えないといけないなぁ、、、、。
なんか、無限に増やせるしくみはないものでしょうか、、、?

しかし、100、だったり、10だったり、12だったり、っていう数字は、
良くも悪くも、なんかの節目を現すのでしょうし、
いつも変わらないでいるような商店街でも、
実は10年続くお店って、意外と少ないんだよ、、、、って、
前に飲み屋で聞いたコトもありますが、良くも悪くも、見直すきっかけ
を与えてくれてるんでしょう。

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ニコもおかげさまで、14年目に突入中なんですが、
1人で始めた僕からしたら、ほーんとあっと言う間ではあるんですが、
時間が確実に積み重ねてしまうモノやコトが確実にその年月の分、
あるんだと思います。
それはモノであっても、設計事務所という形態であっても、人間関係であっても、
たぶん、同じコトなんじゃないかなぁ、、、、、と
最近、感慨深く思います。

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もちろんきっと、物事を知らずに、
無意識にしてしまったとても良かったコトもあれば、
物事を知らないゆえに、同じくらいに反省すべきコトも同時にあって、
感謝と申し訳なさが、ホントに半分づつ、僕の中にはあります。

僕はどうも頭が悪いので、変わりはしないんでしょうけど、

「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」

っていう言葉を、やっぱそうだよなぁ、、、、って思う訳です。

まぁ、僕は、愚者側ですけど、、、、。

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まぁ、そんな愚者を絵に書いたような日本代表西久保ですが、
だからこそ、ケンチクを選んで良かったなぁ、、、とも最近思います。

それは、ケンチクが時を越えて、もっと在り続けようとしてくれるからです。
そして、住んでくれている方々が、もっともっと住み続けようとしてくれるからです。

意外とケンチクにとっての10年て、あっという間だなぁ、、、って思います。
そのくらい、できた時と変わっていないのです。

「ぶっちゃけ、10年くらい、なんてコトないよ、
 むしろ次の10年とか、20年とか、30年を考えてよ。」

そんな声がいろんなところから聞こえてくる気がするのです。

そして、法律も、経済も、世の風潮も、流行、技術も。
年々加速するスピードで移り変わり、流れていく中で、
どんな時代に作られていようとも、
根源的な気持ち良さや、いごこちの良さ、みたいなものは
やっぱ、変わらないんだなぁ、、、というのも、同じく身にしみて思います。

写真は、まる10年経った小山台の家。
先日、修繕の打ち合わせとちょっとしたリフォームのご相談に行ってきました。

10年たっても、全然変わりませんね〜っ、ていう部分も多くて嬉しいんですけど、
あちゃあ、、。10年経つと痛んじゃいますね〜っ、スミマセン、、、。
ていう部分ももちろんあって、そういうトコは次、どうしようかと考えます。
どちらにしても、10年前の決断が目の前にあるコトが、自分の目で見れるコトが
とても嬉しいのです。

小さかった紅葉も、もはやお家が見えなくなるくらいに大きくなって、
家を建ててから植えた木なのに、今見たら、巨木の前に家を建てたかのよう。

太宰治ではないですけど、反省の多い人生ではありますが、
時を越えて心から確信できるコトも、こうやって大事に住んで頂いている
おかげですし、ケンチクのおかげだなぁ、、って思います。

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当日は、同じく10年来のおつきあいの業者さんを連れて
いろんな打ち合わせをしたんですが、

「うわぁー、工事、超楽しみですー!」

って、10年後にも言ってもらえて、超嬉しかったです!

そして何より、こんな感じで10年前の決断を時々眼で見つつ、
10年後の今の設計において、新たな決断ができる事をとても幸せに思うのです。
posted by 西久保毅人 at 21:55| 2015.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月05日

祝!!!東京建築賞!

なんと、皆様におなじみ、三輪さんの家が、、、、、

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今年度の東京建築賞にて、

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みごと「優秀賞」を頂きました!!!!!

去年の「ISANA」に引続き、2年連続となりました!!!!!
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、、、と、そんな訳で、
先日、表彰式に出席してきたのですが、
設計者、工務店、そして建て主の3者に頂けるこの賞は、
ほーんと、この3者のどこがかけても実現しないという、家づくりの
素晴らしさを評価していただける賞なので、とてもとても嬉しかったです。


この賞は、家だったら完成してからある期間過ぎないと
応募できない賞ですし、写真だけではなく、2次審査は必ず現地審査があります。

という事は、ちゃーんと、その人の暮らしや街と、家がなじんでいるか?
ちぐはぐしてないか?
というコトも大切な訳なので、そういう部分は、もう、三輪さんはじめ
ご家族の方々、サマサマサマサマ、、、、、な訳なのです。


設計はさせて頂いても、根本的に僕のものではありませんからね、、、、、家は。

っていう、僕たちの仕事の原点っていうか、、、。

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そんな賞を3者で共有できて、とても嬉しい一日でした。

そして、賞は賞として、どのお家が受賞するかは縁でもあるのですが、
三輪さんちだけでなく、いろんな機会に訪れるたんびに
大切に楽しく住んで頂き、そのご家族になじんでいく様子を拝見させて頂き、
時にはお酒や料理までご馳走になり、
もう仕事じゃないから、座って酔っぱらってるだけで大目に見て下さり、、、。

いつも、とても、感謝感激です!

どのお家にも賞をもらいたいくらい。
正体は、限りなく、欲深いのです、、、、、僕は。。。。




さて、そんな訳で表彰式の余韻にひたるように、

「せっかくですし、ちょっと一杯、やって帰りますか?」

と、新宿の古い飲屋街へ、、、、。

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まぁ、それにしても、、、、、。
何よりもとにかく嬉しかったのは、
三輪さんがめちゃくちゃ悔しそうだったコト!


「ぶっちゃけさぁ、ウチが最優秀だったよね!ぜーったい。ねぇニシクボさん!

 もう、会場にいるやつ、
 みんなウチを見せに、連れて帰りたいたいくらいですよ。まったく。。。。。

 そしたら、ウチがもう、間違いなく最優秀だってなるにちがいないからねー。」

と、まだ明るい新宿のしょんべん横町で

「でーすーよーねーっ!!!」

と大騒ぎして帰りました。


「、、、でもまぁ、同じ事務所が2年連続で最優秀だと、まぁ、都合も悪いだろうし、
 そのへんはまぁ、大人の事情としては、まぁ、、、、しかたないけどさぁ、、、。
 納得いかないよなぁ、、、。」

とのコト。


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そろそろできて3年経つ三輪さんの家。

そんな時間を経てもなお、っていか、経たからこそかも知れませんが、
そんなにおうちを大好きでいてくれて、
そんなに悔しがってくれて、、、、。

それが、僕はどんな賞をもらうよりも、いーちばん嬉しかった事ですし、
ニコのおうちは、みんなそうだいいなー、といつも思います。


そんな訳で、そんな熱ーい三輪部長のはからいで、
夏頃、第2回目の入居後オープンハウスを予定させて頂いています。
入居後なので、人数は限定の予定ですが、お楽しみに!



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、、、、で、このニコらしくないスイーツの写真は一体????

つづきは、ウシのブログにて。。。。
posted by 西久保毅人 at 22:37| 2015.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月11日

中2の西久保くん

先週末、リンタロウの運動会がありました。

そうそう、中2になって、
いよいよ、足のサイズが負けたかと思ったら、いよいよ身長も抜かれてですね、、、。(涙)

なんか、嬉しいような、悔しいような、そんな父、42歳です。

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ノノの成長、リンタロウの成長、ソラの成長。
それぞれ3者3様ではあるんですが、いろんな意味でのここ1年のリンタロウの変化は
なんか著しい感じがして、
男になってきた感が、急に出て来たような気がしています。
実は男の子の変化の方が、劇的で分かりやすいのかなぁ、、、と最近思います。
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こんなミニゴリラだったのに、、、。
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そういえば、僕も中学の同じような頃、会う人会う人に「別人のようだね、、、。」
と言われた時期があったなぁ、、、、、。
オトコって、そういう生き物なのでしょうかね、、、、。

今の僕からは、誰も想像してくれませんが、小学生の頃は、どっちかというと
なよなよしていて、保健室の先生からは、

「もう、あなたは雪のような白い肌ね。。。。」

と良く言われ、オトコ的には、超コンプレックスだったんですけど、、、、。



さてそんな訳で、
いろいろ抜かれて悔しい年頃の僕ではありますが、
同時になんか、嬉しいな、って思うトコもあって。


僕は中学の時、なぜか長距離が好きで、
とにかく、アホみたいに、毎日毎日、走っていました。
今思うと、何だったんだろう、、、あの時期。
本業の部活の練習よりも、走る方が好きなくらい。

だから運動会とかになると、我先に真っ先に手をあげて、1500mに出ていました。
やっぱ、積極的に運動会で1500mとかわざわざ走りたいやつって、陸上部くらいなもんで、
あんまりいなかったですし、そういうのはきっと、今も昔も変わらないんだと思うのですが、
なんと、リンタロウも今年から、1500mの選手!

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だからここぞとばかりに、最近の負け感を取り返そうと

「、、、、まぁ、パパは中2ですでに、5分切ってた訳だけど、、、
 ちなみにリンタロはどの位なの?タイム??」

って、まぁ、多少自慢げに話してみたんですが、

「、、、うーん、僕はまだ切ってないけど、もうすぐだよ。」

と、たいしてすごくも思っていない模様、、、、、。ガーン。。。。。

と、まぁ、いつものコトながら、
イマイチ僕のすごさが子供達には伝わりにくいんですが、
もう、同じ競技で、僕の数少ない自慢だったタイムにすら、
子供が並ぼうとしているのにちょっとビックリでもありますし、
あぁ、でもそんな話ができるんだな、ってコトを嬉しくも思う今日このごろです。

女の子とは、こんな比べっこはできませんからね、、、、。

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そんな訳で、
とはいえ、しょせん中2。

はたして今のリンタロウが実際、どんなもんかなー、、、、
言う程、去年と変わってないかもなぁ、、、、
やっぱ、相変わらず、ヘタレなんじゃないかなぁ、、、
と、1年ぶりの運動会が楽しみだったんですが、、、。

ちょっとビックリ!
キビしめの親目線から見ても、
今年の運動会、なーんか、今までとまーったく違うようなリンタロウでした。

目に見える何か?っていうよりも、
なんか、勝負に挑む姿勢が、
これまでとぜーんぜん、違ってたような気がしたのです。

なんていうか、
人間、変わるもんだなぁ、、、、っていう感じ。

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部活にしろ、運動会にしろ。
今まではなんか、ちょっと身が入らない、っていうか、
途中であきらめる感が、見てても分かるような感じで
親としては、いつももどかしかったんですけど、
なんか、今年は楽しみつつも、最後まであきらめず走りきる感じが
とても伝わってきて。

とにかく、まぁ、あまりの変化に
今年は、親の方がついて行けない感じがしました。

そう思うと、ほーんと、親って、都合がいいものですねー。
ヘタレの時はヘタレの時で、もっとしっかりしてくれよ〜って思うのに、
変わったら変わったで、
「何もそこまで一度に変わらなくても、、、、人生長いし、、、。」
と思っちゃう自分もいたりします。

でも、なんか、
本格的に、自分を追い越していこうとしている中2の西久保くんを目の前で見て、
ほーんと、頼もしいなっ、子供ってすごいなっ、
って、思いましたし、
どーせ、もういろいろ抜かれてるんだから、この際、
せっかくだから、もっとどんどんどんどん、
追い越していって欲しいなぁ、、、、って最近は思うのです。

一緒に遊びに連れて廻る時期の楽しみも、それはそれで幸せですけど、
こういうリンタロウをみると、
子供って、いろんな成長の段階での楽しみがつきないなぁ、、、
ありがたいなぁ、、、と思いますね。


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さてさて、そんな訳で、帰って来たリンタロウ。

「今日のタイム、5分ジャストだったよ!
まぁ、今日は人数多くてスタートがゆっくりだったから、
普通に走ってたら4分台だったと思うけど、、、、、。」

とのコト。。。。。


気づいたら一日が終わり、気づいたら1歳増えてる僕からしたら、
日々、劇的な成長をしているらしい子供達。

ちょうど、日曜日にはバスケの試合があるから、
中2の西久保くん、
さてさて今度はどんなプレーを見せてくれるか、、、、、
今から楽しみです!
posted by 西久保毅人 at 22:54| 2015.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月18日

そのうち◯◯

少し前の晴天の日、
雑誌の取材がありまして、
昨年完成しました「小川さんの家」へうかがってきました。

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LIVESさんという雑誌の「アウトドア特集」とのコトだったんですが、
もう、まさに小川さんち、っていうテーマの撮影で、おまけにお天気もよく
楽しい一日でした。

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だんだん植物も育ってきて、
もともと生えてた木は、さらに大きくなって。

外も中も、「小川さんちらしいなぁ、、、。」

という感じでしたが、まだまだ半年。
これからも、どんどん、「ザ・小川さんち」になっていくのだろうなぁ、、、
ととても嬉しく思いました。

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そうそう、、、

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ガレージに設置予定だったボルダリングの壁も
出来上がり、
ますます、遊び場だらけの小川さんち。

そのうち、
お散歩の保育園の子達が、より道していくようなお家になるるといいですね!

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そういう意味で、少し未完成というか、余白を多く作った小川さんち
だからこそ、

お家ができあがった今ですら、会うたんびに

「そのうち◯◯しましょうねっ!」

っていうお話を知らず知らずとしています。
まぁ、今に始まったコトでもなく、
設計中から、現場の時から、、、、、ていうか、初めてお会いした時から
ずっと、そのうち◯◯ばかり話している気がしますけど、、、、、。

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そういうのって、実は、敷地の大きさとか、建物の大きさとは
実は関係なくって、
そういう「きもちの余白」があるっていうコトなんじゃないかなぁ、、、と
最近とてもよく思いますし、小川さんに限らず、
なぜだか分かりませんが、ニコのお客さんと設計のお話をしていると、
まだ工事も始まってすらいないのに、

「そのうち、◯◯になったらいいですねーっ。」

とか、

「でき上がったら、◯◯になっちゃいますねー。」

とか、、、、。

お打ち合わせでは、
そんな未来の◯◯話ばかりしているような気がします。

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まぁ、仕事としては、
決まったシキチに、
決まった家を作るのが仕事なんですけどね、、、。

、、、そのうち◯◯ばっかりだと、そもそも現場進みませんし、、、、。(汗)


でもだからこそ、

そのうち◯◯

をたくさん、話せたら話せた分だけ、
きっとケンチクは、そのものの大きさを越えていくんだろうなぁ、、、。

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大きさが、肉体や時空を超えていくのではないだろうか?



って、思うのです。真面目に、、、。

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、、、、、と、
そんな訳で、話しても話してもつきない、そのうち◯◯話ばかりの
楽しい取材でした!


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少しずつでも、何か実現するといいなぁ、、、。




雑誌の発売が楽しみです!



posted by 西久保毅人 at 23:17| 2015.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月23日

ケンチクの命

くわしくは知らないんですけど、
大学の医学部では、遺体解剖実習というのがあると聞きます。

そりゃあ、将来、お医者さんにならないといけない訳で、
あたり前といえばあたり前の授業ですよね。

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じゃあ、大学の建築学科に「古屋解体実習」というのがあるかというと、、、、。

僕の知る限り、大学にはおそらくないと思います。

だから僕たちみたいな職業の人は、建築学科を卒業して
設計の仕事に就く訳ですが、たいていの人は、社会に出て
初めてケンチクの現場を知る事になります。

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しかも、たいていは、その時点での法律に準じた新築の現場になる訳ですので、
その法律以前の建物の成り立ち、って、実は解体の現場でくらいしか、
触れる事はありません。
改修や、リノベーションの現場があれば別ですけど、、、、、。


さて、医学部と比べてもしかたないですけど、
僕の想像する限り人間の体って、たぶん、切ってみた中身は、
何百年前の人間と今の僕の体の中身は、そんなには違わないのではないかと
思うんですけど、それは人間の体が法律や流行や流通や、
その時の経済状況でできている訳ではないからでしょう。
(ええと、超、あたり前ですけど、、、、。)

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でも、それに比べて、建築って、たかだか数十年前のものでさえ、
中身はだいぶ違います。。。。。
そして、この世の中の面白いのは、
その何十年、時には何百年も前の建築物と、今年作られた建築物っていうのが
同時に存在する、という事なのです。。。。。。

そしてさらに面白いな、と思うのは、
作られたそれぞれの背景はいろいろでしょうけど、
建築物は、
圧倒的に新しいものが、圧倒的に古いものよりも長く残るとは限らない、
という事です。

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建築には、心臓や脳はありませんから、
心臓マッサージや脳死判定もありません。

じゃあ、どこまで建築の生と死の境目は、一体どこなのでしょうか?

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おそらく、建築の心臓や脳の役割をするのが、きっと人間なんでしょうね。
だから、人間がいらない、と思った瞬間に建築はなくなり、
もたない、と判を押した瞬間に、壊れることになります。

どんなに厳密な構造計算がされていようとも、、、、。

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今年、明治大学を卒業した僕の教え子2人が、
今、築40年くらいの小さな古屋に住みながら、自分達施工ででリノベーションを
始める事になりました。


春に相談された時に、
「こんなコト、二度とできないんだから、やっちゃえやっちゃえ。」

と背中を押した手前、監修、っていうか、課外授業っていうか、、、、、

「、、、で、、、、、僕も、仲間に入れてくれる??」

という訳で、かれらの妄想に少し参加させてもらっています。

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こんな古い建物にも、やっぱり作られた時の物語があるのですが、
状況的には、解体されて新築、っていう運命もあったのでしょう。

建てたおじいさんも、まさか時を越えて若者達に壁や床を引っぱがされるなんて
夢にも思っていなかったんでしょうけど、
補強して、新しい空間に生まれ変わらせようとしている若者達のおかげで、
命を吹き返す事ができそうです。

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建築には心臓や脳がないかわりに、
使おう、残そう、好きだ、と思ってくれる人がいる限り、いつまでも
延命させる事ができます。

法律も、経済も、社会情勢も、流通システムも。
年々加速して変化していきますので、その時点での正しさが、
必ずしも、10年後にも正しいとは言えない世の中です。

大学でも似たような意味合いの授業をしているんですが、
だからこそ、時を越えて献体のように預けて頂いた古屋を通して、
彼らは身にしみてたくさん学ぶ事ができたらいいな、と思いますし、
ニコのみんなも、新築と、こういうプロジェクトを同時に目にして
いけたら少しは、ホントの世界に近づくんじゃないかなぁ、、、って思うのです。


しかし
いいなぁ、、、うらやましいなぁ、、、、。

僕もどっぷり住みながらやりたい、、、、。

そして、昨今の空き家問題。
こんな風に、学生に「献体」して、
リノベーション実習で生まれ変わらせたらいいのに、、、。
posted by 西久保毅人 at 20:56| 2015.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする