2015年03月03日

富士さん

ながーく工務店さんとお付き合いしていると、
この職人さんが出てきたら、
ああ、そろそろ現場も終盤わりだなぁ、、、、ってしみじみ感じる方がいます。


野球でいったら、9回裏に出てくる抑えのピッチャーでしょうか?

5184.jpg

お天気のいい日、
現場に行ったら、いつも工事の最後のお引き渡し前に
建ものを隅々まで綺麗にしてくれるクリーニング屋さんの御夫婦が
いらっしゃいました。
ぽかぽかお天気の中、お昼ごはん。

もうかれこれ10年以上のおつきあいなんですが、
こういう職種の方とは、会うのはたいてい現場の最後の2日間くらい。
大工さん達は現場に行くといっつもいてくれますが、
クリーニング屋さんはそうではありません。

そんなピンポイントのおつきあいなのに、もう10年かーって思うと
感慨深いものがあり、なんか嬉しいです。


さて、そんな訳で、
お風呂に富士山書いてきました。

みなで、あーでもない、いや、こっちが富士山ぽい、
いや、静岡から見た富士山はこうだ、、、、、といいながら、
いろんな線を重ねましたが、たしかに最後の線がフジサンぽいですね。

5186.jpg

そのうちに、僕たちも、

「そうか、、、、今日はもう富士山を描く日かい?

じゃあ、そろそろこの現場も終盤だねぇ、、、。」

って職人さんたち言われるようになるかも知れません。(笑)

posted by 西久保毅人 at 22:35| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月09日

せっかくだから設計

週末に、お引き渡しをしてから、かれこれ、、、、、、
もうすぐ2年になる「安藤さんの家」の雑誌の取材にうかがってきました。

2年か〜。
まだ1年くらいのつもりだったんですけど、歳のせいか、
月日の経つスピード感が加速している感じです、、、、、。


5187.jpg

さて、そんな久しぶりの安藤さんち。
ウルトラマンと、オグリキャップと、角松敏男が同じ棚に飾られてる、、、、、
っていうのが、まさに安藤さんぽいなぁ、、、、っていう安藤さんち。

たぶん、この棚が、安藤さんちのすべてを物語っているような気がします。

そして、地下には、等身大のマイケルや、マリリンモンローがいる訳なんですが、、、、。

5195.jpg

なんていうのかな。

5198.jpg

誰でも生きている時間の分だけ、
好きなもの、好きだったもの、影響をうけたもの、
今では言えないけど、あの頃ハマってたなぁ、、、っていうもの。
いろんな中で大人になっていきます。

そんな中で、多少洗練されたり、進んだり、戻ってみたりするんだと思うんですが、
安藤さんちは、なんていうか、
安藤さん達が、大人になるまでに通過してきたものが、そのまんま置いてある、
っていうか、そのまんま、ずーっと好き、っていうか、
とにかく、そのまんま、がそのままあります。

5199.jpg

かといって、捨てられなくて、物にあふれてるっていう訳ではないのが不思議なところで、
奥さんなんて、聞くと子供の1学期の教科書まで捨てちゃうくらいにズバズバ断捨離なのに、
家は、ご家族の歴史に溢れているっていう、、、、。

なんでしょうね、、、とても不思議。

5188.jpg


5189.jpg

うーん、
なんか、説明すればするほど、離れていっちゃうような気がするんですが、
とにかく、、、、
ユーモアに溢れた、とっても素敵なご家族なのです。


5190.jpg

だから、一応、取材なので、どういう要望を伝えたんですか?とか、
どうしてここに窓があるんですか?とか、どうしてこの色なんですか?とか。

そういう質問をたくさんされるんですけど、
どうも、そういう質問が似合わない安藤さんち。
とても申し訳ないのですが、、、、、、。


だから、聞かれるたんびに、

「うーん、せっかくだから。。。」

とか、

「うーん、せっかくですし、、、。」

っていう答えばっかりの安藤さんち。

だから、安藤さんちの設計はまぁ、一言で言うと、

「せっかくだから設計」っていう設計手法なんですよね、、。

という結論に達しまして、それで皆様には納得して頂きました。。。。

5191.jpg

「せっかくだから設計」

その場でパッと口に出たんですけど、
考えてみると、ニコの設計、実はぜーんぶ、せっかくだから設計だなぁ、、、
と思いますし、このひと言で、すべてのおうちが説明できちゃうっていう
とても的を得た言葉だなぁ、、、って思いました。

仕事してても、かなりの頻度で、

「せっかくだからさ、、、。」

って言ってるような、、、、みんな。


5192.jpg

と、
そんな訳でですね、
せっかくだから、安藤さんには地下の作業場で素振りをしていただいたり、
せっかくだから、ギターで福山雅治を熱唱してもらったり、

5194.jpg


せっかくだから、お子さんにはタップダンスを踊ってもらったり、、、、

と、もう、せっかくだからのフルコースの取材で
とても楽しい一日でした!!!!

どういう紙面になるのかは謎ですが、
とても楽しみです。

5193.jpg

ひとつ残念なのは、、、、、
「雑誌の取材」であったコト。。。。。

せっかくなので、掲載号には付録の映像特典DVDを付けてくれないかなぁ、、、、。


せっかくだから。

posted by 西久保毅人 at 22:56| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月13日

妄想博物館

ちょっと前になりますが、ことしで4年目の明治大学での授業が終わりました。

5200.jpg

3年生後期の授業は、スタジオ制になっていて、
各先生が、自分で自分のスタジオの課題を決めていい事になっています。

なので始める時は、毎年課題を変えちゃおうかなぁ、、、って思ってたんですが、
結局、思いの外、学生達が苦しみながらも面白がってくれるので、こまかな
ところは変えつつも、結局4年間、僕が好きな2つの商店街をテーマにした課題を続けました。

5201.jpg

西久保スタジオの
大きなテーマは、

「さしだすデザインの発見」

っていう、課題だけ聞いても、何の事やら分からないような課題。
、、、課題を出してる当の本人の僕も答えは知りません。。。。

5202.jpg

2つの古い商店街を舞台にした課題、ってコトは決まっています。

そして、自分で一人一人、商店街を歩いてカンサツして、話しを聞いて、
そのカンサツを元に、商店街が、今後も生き生きし続けられるような
何かを提案しよう、ってコトは決まっています。

5203.jpg

ただ、どこに、何をつくればいいのか?

は、決まっていません。

5204.jpg

新しい建ものを作れば良いのか?

それとも、リノベーションがいいのかも、決まっていません。

5213.jpg

しかも、「ケンチク」を作る必要があるのか?

も、決まっていません。

5205.jpg

先生に、敷地を与えられて、そこに住宅なり、美術館なり、学校なりを作りなさい、
っていうのが、一般的な多くの大学の設計の授業ですので、

「作る場所と、作るもの」

から考えるっていうのは、一見自由なようで、本当はとても難しい課題なのです。
まぁ、教える方は、決まってた方が楽なんですが、、、、。

でも、こういう課題を通して面白いのは、
はたして、自分は建築学科っていう場所にたまたまいるけれども、
本当は、ケンチクや街の
何に興味があるのかが発見できるコトだなぁ、、、、って思いますし、
逆に僕も、

「へー、そんな街やケンチクの見方や考え方があるんだぁ、、、、、。」

って、毎年、はっとさせられるコトがたーくさんありました。

5206.jpg

その分、っていうか、そういう課題を出す以上、
学生の話しだけは徹底的に聞く、って決めて始めたので、
もう、授業っていうよりも、個別な人生相談みたいな
授業になってしまいまして、毎週、毎週、バカみたいに大学に夜遅くまで
いるハメになっちゃいましたが、、、、。(笑)

5207.jpg

こんな課題なのでもう、毎年、毎年、最終発表まで、それぞれ提案がまとまらず、
ヒヤヒヤなんですけど、
いやー、学生パワーってすごいなぁ、、、、、って思うのは、
最終発表までに何日も徹夜して、
最終的には、自分の世界をしっかりと作り上げてくれるのです。

なんていうか、気合いっていうか、プライドっていうか、学生の意地っていうか、、。

まぁ、こうやって、最後にちゃんとまとめあげてくれるから、
僕も、こういうムチャぶり的な課題をやめないんですけどねー、、、、。

5208.jpg

そんな訳で、もう、学生達が描く未来の商店街の風景は、
一人一人、ぜーんぜん違って、まさに妄想博物館。

毎年あまりに面白くて、
正直、大学の中だけにとどめておくには、あまりにもったいないので、
3年前から、僕の班では課外授業として、
実際にその商店街の方々に集まっていただき、
公開プレゼンをさせて頂いています。


、、、、実際は、この時期は、もう彼らは春休みでして、
大学の課題としては、もう成績も付けちゃってるからもはや授業でも
なんでもないんですけどね、、、、、、
ちゃーんとみんな集まってくれて、僕もうれしいですけど、
商店街の方々も、毎年、お忙しい中、ほーんと歯に衣を着せぬ意見を
言っていただいて、実は、大学なんかよりも、ためになる機会だったりするんです。

5209.jpg

でも、3年もしていると、商店街の方々も、
「いやー、今年はこういう傾向にあるねー。」
とか、
「これは、今でもやりたいねー。」
とかいう、いろんな意見を頂けるようになってきましたし、
商店街、というものの生の声をしっかりと聞かせていただけるので、
学生達も、とてもうれしそうだし、、、、

何より、発表する表情が、大学でする時と、まったく違うんです。
こっちの方がいきいきしているっていうか、、、。

5210.jpg

一生懸命考えたからこそ、しみる言葉。

そして、伝わる言葉。

5212.jpg

彼らも、4月からはいよいよ、4年生。

5211.jpg

それぞれどんなテーマの卒業設計をするんだろう?

1年後の、彼らのさらなる妄想博物館が楽しみです!

posted by 西久保毅人 at 21:54| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月14日

ハル

春です。

街のあちこちで、白やピンクの梅の花が咲いていて、
そろそろ温かくなる春の兆しを感じます。

5217.jpg

さて、ハルはハルでも、
最近は、貼る、に興味があります。

これまでセルフペイント等、だれでも出来ちゃうようなコトは、
せっかくだから少しでもみんなでやりましょう、と家づくりの中で
ご家族と一緒にペンキ塗りをたくさんしてきました。
家づくりの中で、たとえ一日であっても、自分達でフィニッシュする部分が
あると、やっぱり格段に愛着がわきますし、
その方がかえって楽しく、素敵な仕上げになります。

いろんな手の跡があるコトがやっぱり空間作りは大事だなぁ、、、って思いますし、
僕はなんでもコントラストが大事だな、って思うんですけど、
それは、
新しさと古さのコントラスト、
上手さと下手さのコントラスト、
高さや広さのコントラスト、
色合いのコントラスト、
明るさと暗さのコントラスト、
シロウトとクロウトのコントラスト、
男と女のコントラスト、
かしこさと、おバカのコントラスト、
大人と子供のコントラスト、、、、
など、、、、
あげるときりがない程様々なんですが、
とにかくまぁ、、いろいろあるのががいい。

ふと、これを世界に置き換えてみると、
やっぱ、同じ年齢の人ばっかりの集まりって、なんか窮屈だし、
時にはいいけれど、やっぱ不自然。
そういう街って、なんか気持ち悪い。

おじいちゃんがいて、僕たちがいて、若者がいて、子供達がいて、赤ちゃんがいて。
めんどくさいけれど、やっぱ、いろいろ混ざってるのがいいな、僕は。

混ざってると、もめ事もあるけどちゃんと、しかたないねー、おじいちゃんだし、、ってなれる。
そして何より、どんどん繋がっていくっていうか、続いていく感じがありますよね。

混ざってないと、良い時はいいけど、きっと爆発しちゃうんだろうな、きっと。
純度は、キケン。
0か100の世界に向ってしまう。

とにかく、世界はごちゃまぜが素晴らしい。

そうそう、実は僕の社会人、最初の現場はまさにそんな感じだったんです。
象設計集団っていうところで常駐させてもらった現場は、
保育園と特別養護老人ホームとデイサービスの複合した建物だったんですけど、
「いろーんな左官の仕上げを使おう!」
っていうのが、仕上げのテーマでした。

いろんな、ってテクスチャーじゃなくて、技術や値段や程度の話。

国宝みたいな技術の大津磨きの壁。
普通の土かべ、しっくいから、
ブロックに白線を引く時の石灰をベタベタ塗り付けたもの。
シロウトでも、剥げたらいつでもペタペタ塗ればいいじゃん、っていう土壁までが、
同居した保育園と老人ホーム。

「とにもかくにも、いろいろがいいのだ。」

っていう、完成したコギレイさよりも、振り幅の広さを目指した現場でした。
何十種類あったんだろう、、、、。
いいかげんなくらいたくさんあったなぁ、、、。

いいかげんは、良い加減。
良い加減は、いいかげん。


その頃は、その意味がよく分からなかったけれど、今は少し分かるな。
その幅が広ければ広い程、ホントの世界に近づく、というコト。

世界に近づけば行く程、ケンチクが生き物のような街に近づく、というコト。

続いていく、というコト。

5214.jpg

さて、そんな訳で、
僕たちも、塗るだけじゃなくて、もっと良い加減の、だれでもできちゃう
仕上げがないかなぁ、、、っていつも探してるんですけど、
あったあった。

こんどは、貼る。
ノリツケテ、ペタペタハル。


そんなペタペタ貼った和紙張りの壁が見たくて、
先日、夜、突然に象の先輩のお宅にお邪魔してきました。
写真以上に、いい雰囲気と優しい手触り、空気感。

ホントは、夜じゃなくて、朝とか、自然光が素敵なんだよ!
ってコトでしたので、こんどは明るい時間に、、、、、。

5216.jpg

ハルです。
posted by 西久保毅人 at 22:46| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

今晩なんですけど、、、、。

ええとですね、、、

今日の夜なんですけど。

5219.jpg



日本テレビの有吉ゼミっていう番組の中の、「坂上忍家を建てる。」っていうコーナーで
三輪さんちが、、、、
っていうか、三輪さんち三輪部長が出演します。

実はちょーど、この撮影の日が1月末で、まさかの大雪の日だったんですけど、
普通の撮影とか、取材なら、きっと雪で撮影台無し、、、、、っていう
感じだったのかも知れませんが、三輪さんちの場合、
緑地に積もった雪のおかげで、越後湯沢の温泉宿のような雰囲気になるという、
ミラクル雪景色になりました!

さーずが、持ってる男、三輪さんです!!!!

5218.jpg


まぁ、しかし、バラエティー番組なので、
どう編集されているのか、、、、、、、、。
2時間スペシャルの中の、どのあたりの時間帯に放映されるかは、
僕は分からないんですが、

ちょうどその時間、テレビの前にいらっしゃったら、


「わー三輪さんちだー」

とぜひぜひ、ご覧下さいませー!!!!




posted by 西久保毅人 at 15:58| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月18日

もうすこしで完成〜。

さて、国立市で工事が進んでいますマシューズさんの家。


5230.jpg

いよいよ月末の完成に向けて、先日、皆でセルフペイントをしてきました!
今のところ、3/28(土)にオープンハウスをさせて頂く予定です。
※4月に延期になりました。

5221.jpg

さて、当日は小春日和のいいお天気で、
しかも背のたかーい、マシューズさんのおかげで、
いつも苦労する高い所の塗装も今回は楽ちんでした。

5226.jpg


子供達も、それぞれ自分のお部屋の塗装を
とても集中してしてくれました。

やっぱり、自分の部屋だと、気合いが違いますね〜!

5223.jpg

5225.jpg

マシューズさんちは、色どりもたくさんあるんですが、
その他にも、各所にいろんな素材を使っています。

色や、素材、質感。

5232.jpg

もちろん、言葉で共有するのも大切ですが、
色や質感も、ある意味、言葉のようなものかもなぁ、、、と
思ったりします。

同じものを目の前で見て、「おー、いいねっ!」って思えるコト。

言葉がなくても、さわってなんか嬉しそうなのが表情で分かるコト。


5231.jpg

そういうコトが積み重なっていくのがとても嬉しいな、と思いますし、
一緒の経験があればある程、マシューズさん達の言葉の中にある、伝えたいニュアンスも、
より一層、分かってきたような気がします。

そういう意味では、ものづくりは人種関係ないですからねっ!

5227.jpg

そもそも、僕たちは、見た目は日本人ですけど、
日本語、あんまり上手ではありませんので、、、。

言葉のつたない分、想像力でカバー。

5229.jpg

毎回、お打ち合わせするのが、とても楽しみなので、
完成してしまうのが、もったいないような気がしてならないのですが、、、、

5228.jpg


完成が楽しみです。
posted by 西久保毅人 at 21:50| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月21日

LIVESに渡辺さんちが掲載されていますよぉ

先日発売された雑誌LIVESに、「渡辺さんの家」を掲載していただきました。

5238.jpg

渡辺さんちは、足立区にあるお家。
オープンハウスがなかったため、初お披露目ですね!
とても素敵なおうちです。

完成の時からすくすく育って、
月日がたった現在の方がよりいきいきと
素敵な住まいになっているので、ぜひ取材の機会があるといいなぁ、、、、って
思っていたので、取材をしていただいてとても嬉しかったです。


5233.jpg

撮影の日は、すこし天気の悪い日だったんですけど、
そのしっとりした空気感が、
しっとりした渡辺さんちの素材の雰囲気ととても合っていて、
かえってとても雰囲気のある写真になっていました。

何でかよく分かりませんが、世の中には
ハワイみたいな「ザ、青空」っていう雰囲気がよく似合う家もあれば、
少ししっとりとしている空がにあう家もあるのですが、
ニコの家は、少ししっとりぎみの天気の方がしっくりくるなぁ、、、と
いつも思います。

素材や空間がアジア的なのかな。。。。
僕のじめじめした粘着気質なのかも知れませんけど、、、、。ほほほほ。

5234.jpg

さて、
雑誌って、その雑誌ごとのテイストっていうか、イメージみたいなものがあるのだろうなぁ、、、
っていつも思うんですが、
LIVESさんは、とてもながーいコト、掲載していただいている雑誌の1つなんですが、
実は一番最初は、2006年に取材して頂いた小山台の家。
そんなコトを思い出し、当時のLIVESを引っ張りだしてみました。

5235.jpg

この時、ほーんとにとっても嬉しかったのを今でも覚えています。

今でこそ、いろんな素材や色どりの家が
雑誌を見ると増えて来た感じがするんですけど、
その頃は、雑誌に載る家って言ったら、もだーん、な感じの
シンプルで、白っぽいとか、コンクリートの家ばっかりでした。

そんな訳で、いろいろ雑誌の人に紹介しても、
「、、、、ふーん。」
とか、
「何が新しいの?」
とか、でなかなか取材とかしてもらえずに、

「、、、、しかしまぁ、、、、、
世の中、新しいコトとか、シンプルなコトがそんなに大事なのか??」

と、独立したての僕は僕で悶々としていたんですけど、
忘れもしないなぁ、、、、
LIVESの当時副編集長さんだった佐藤可奈子さんから、

「あのー、ホームページのキミドリ色の壁のお家を、ぜひ取材させて下さいっ!」

って、お電話を頂いた時のコト。。。。

5236.jpg

きっとこういう喜びは、死ぬまで忘れられないんだろうなぁ、、、って思いますし、
そういう1つ1つが、ニコにとっての分岐点になっていますし、とても感慨深いのです。。。

そう思うと、今でもいろんなお家にチャレンジさせていただだいていますが、
設計させていただくにしても、取材させていただくにしても、、、、。

僕たちだけの判断でできるコトなんて何一つないんだなぁ、、、、、実は。
だから、頼んで頂けるたくさんの素敵な方々に、ニコは育てて頂いているのだと
本当に思います。

5237.jpg


そんな訳で、
渡辺さんの家、
本屋さんで見かけたら、ぜひぜひ見てくださいねー。
posted by 西久保毅人 at 21:31| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月24日

指の先まで

さて、春です。

卒業の季節です!

5242.jpg

3月はいろんなコトがあり過ぎて、もうこの中年男性の感情処理能力がついていかない
今日この頃、、、、。

無事、っていうのか、とうとう、っていうのか、、、、、
分かりませんが、
めでたくノノが中学を卒業しました。

5240.jpg

夏まで部活をしていたっていうのが、ウソのような受験勉強をへて、
いよいよ高校生。
それまでは、都大会をかけて、熱戦を繰り広げていた彼女達。
こんな試合
こんな試合や、
こんな試合や、、、、。


緊張感やら、ピリピリ感やら、合格したやら、不合格やら。
バスケ部のみんなも、それぞれに落ち着かないそんな半年間を過ごし、
ようやくすべてから開放されたかと思ったら、
4月からはそれぞれバラバラの高校生活のスタートなんですねー。。。。

そういう意味では、ほーんとに、すべてから開放された、っていう期間は
ホントに短くて、
実は3月の終わりの2週間程なのかも知れませんが、そんな中、
バスケ部の引退試合っていうイベントがありました。

、、、てコトは、
このメンバーでの、
このユニフォームでの、
このうしろ姿をみるのも、これで最後、、、、、なのですけど、
最後にもう一度、見れるっていう意味では、ラッキーなのかも知れません。

5239.jpg

受験勉強も、卒業式も終わって、
久しぶりにコートに集まる彼女達。
ブランクもあるし、それぞれの想いもあるし、、、、。
見にはいったものの、どんな試合なんだろうなぁ、、、あんまり期待しない方が
良いかなぁ、、、って思ってたんですけど。

5241.jpg

なんていうか、ほーんと
あの時の彼女達、そのまんま、でした。

5243.jpg

5244.jpg

ドリブルも、パスも、シュートも、ブロックも。

何ていうのかな、、、、、、。

足の先から、指の先まで、そのまんま、っていうか、
ノノも、ほーんと、「ノノだなぁ、、。」っていう動きをするし、
みんなそれぞれに、全力のその子らしいプレーを見せてくれました。

5245.jpg

どんだけブランクがあっても、その動きそのものが、
足の先から指の先までその子そのもの、っていうような動き。

そういうのが、なつかしくも、嬉しくもありつつ、
「個性」って、実はこういうものなのかなぁ、、、としみじみ思ったのです。

5246.jpg

意味とか、感情とか、想いとか。

そういうのを飛び越えて、1つ1つのプレーや仕草そのものが、
その子らしいっていうコト。

ほーんとすてきなコトだなぁ、、、、って思います。

5247.jpg

関係ないかもしれないけど、解剖学者だった三木成夫さんが、
「すがたかたち」の中に生き物の神秘を見つけようとしたコトや、
本居宣長の「姿は似せがたく 意は似せ易し」というような言葉を
ふと思いました。

5248.jpg

普通は、見た目やすがたかたちは、軽んじられて、
意味や、役割が重要視されるけれども、本当は逆なのだ、っていうコト。

まさに、子供達の表情や、仕草や、動きそのものが
その子達の消えようのない素晴らしいなの個性だなぁ、、、、って
しみじみと思いながら、
それって、すごい事だなぁ、、、、って、思いました。

5249.jpg

そして何よりも、
これまでのどんな試合よりも、
子供達がニコニコと嬉しそうにプレーしていて、
それがとにかく、素晴らしかったなぁ、、、、。

勝負からも、受験からも開放されて
何者でもなくいられるっていう、人生の中での一瞬の時間。

5250.jpg

4月から、それぞれの場所へ向うための、
ほんのつかの間の、休息の笑顔、なんでしょうね!

、、、、あー、それぞれの高校の試合、
見に行きたいなぁ、、、、、、行くだろうなぁ、、、、。

ストーカーになりそうです、、、、、、(笑)
posted by 西久保毅人 at 21:55| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月28日

社会

先日、4年前の明治大学の教え子達数人が、
いよいよこの春、大学院を卒業して社会人になるというので、

「初代西久保班のみんなで飲みましょう!!!」

と、はるばる荻窪まで来てくれました。

5251.jpg

教え子、っていうと大げさというか、
僕は3年生の後期の授業しかしてないので、ほーんとじっくり顔を突き合わせた
期間て、半年程度。
だから、なおさら嬉しかったです、こういうの。

そして何より、卒業する子達はみんなそれぞれ立派に
就職も決まってて、そんなに順調でいいのー??って
僕なんかは思っちゃうんですけど、、、、。

とりあえず、嬉しく、おめでたい飲み会でした!

写真は、当日撮り忘れたので、これらは4年前の写真です。
まぁ、飲み会メインの西久保班、、、、。
5252.jpg

そうそう、そういえば
ちょっと前に、病院のドラマを見てる時に、「あぁ、こういうのいいなぁ、、」っていう
シーンがありました。

お医者さんが、医学部生に向けて講演をしているシーンだったんですが、
最後にそのお医者さんが、

「それでは、いつか君たちが医者になった暁には、共に患者さんのために働きましょう!」

と学生に向けて話していたのです。
あんまり建築学科ではこういうコトいう先生いないなぁ、、ってふと思ったのです。
他の学部ではどうなんでしょうね??

僕も、純粋な教育者でも、研究者でもないから、
どっちかっていうとこういう気持ちの方が強いなぁ、、、って思います。
僕も答えは、まだまださっぱり分からないから、一緒に考えようよ、というような。。。。
そんな半年間。

そんな訳で、たまたまのめぐり合わせで、一時期を過ごした学生達。
先生と生徒、っていう関係はあっという間の時間だったんですが、
短い期間だったからこそ、とても濃密で、お互いに腹をわった時間を過ごせました。

そして、一度関わったが最後、いつまで経っても気になる存在の彼らです。
これからどんな人生を歩むのだろうか?
たぶん、ずーっと一生、お互いに忘れられない関係なんだろうな、って思います。

それぞれにいろんな決断や、選択の局面が
これからの長い人生の中で、たくさんあるんだろうけれど、
せっかく同じ時間を過ごしたんだから、機会があったら今度は社会人同士として、
いつか一緒に仕事がしたいなぁ、、、と心から思うのです。

そして、今度はひと仕事した後、飲もうよと。

5253.jpg

そして、もしかしたらぜーんぜん違う仕事をするコトになったとしても、
いつまでも、楽しいお酒をたくさん飲める関係でありたいなぁ、、、と思います。


お酒飲むのには、職業関係ないですから、、、。


と、そんな訳でですね、、、、、
集まってくれて嬉しいやら、おめでたいやらで、
「先生」としては、いろんな言うべきメッセージがあるんでしょうけど、


「まぁ、、、、、西久保班を選んだからには、、、、、、、

とにかく、りっぱな酒飲みになれよっ!!!」


という、僕も20代の頃先輩に頂いた言葉を
彼らに送らせて頂きました。

僕もまだまだ道半ばなんですけどね、、、。

とにかく、卒業おめでとー!
posted by 西久保毅人 at 21:55| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月30日

春爛漫

トウキョウは急に暖かくなってきて、
春爛漫という感じ。

ホントに急だから、桜も準備が追いつかず、
突然、どばっと満開になったものだから、
例年にも増してもりもりとしています。

5259.jpg

ゆすったら、花びらがどっと落ちてきそう、、、、。



そんな花満開の中、今日は地鎮祭だったので、
そのままの勢いで、今日はお花見へ。。。

5258.jpg


春は、お別れの季節でもありますが、
それにも増して、素敵な出会いやスタートのたくさんありそうなニコでございます。


5254.jpg

さて、そんな訳で、2015年、はじめてのオープンハウスをさせて頂きます。

マシューズさんちのある街は桜の名所なので、4/11まで桜が咲いてればいいなぁ、、、とも
思うんですが、どうでしょうかね、、、、。
きっと多少散っていても、背の高いマシューズさんが、花びらをくっつけてくれていると
思いますよ。

最後のお花見がてら、足をお運び頂けると嬉しいです。

お問い合わせは、こちらまで。
posted by 西久保毅人 at 23:59| 2015.3月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする