2013年10月04日

見上げるとノノがいる

うちは、お世辞にもきれいともカッコいいともいえない、
僕と同い年くらいの、ふるーい一軒家です。


ちょうどこの前、出かけようと玄関を出たら、上から

「パパっ」

と、ノノの声。。。。

見上げると、屋根の上にノノがいました。。。。

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僕たちの頃は、屋根の上、っていったら、ドラえもん。

こないだ見にいった「風立ちぬ」も、そういえば、主人公が
子供の頃、屋根の上で夢を膨らませていました。

そういえば、子供の頃、近くの神社でかくれんぼとかする時も、
公民館の屋根の上に登ってたなぁ、、、、、。

時々、建築の仕事をしていても、高い所が苦手な人もいますが、
僕にとって、現場でいちばんの醍醐味は、
なにより屋根の上に登れるコト。。。。。

上棟したら、我先にと屋根に登りますし、とにかく屋根の上に自由に登れる
っていうのは、僕にとって、この仕事のいちばんの楽しみです!


なんでしょうね、、、屋根の上って、、、、。
なんで、こんなにワクワクするんだろう、、、、。
まぁ、バカと何とかは高い所が好き、、、、、っていう典型なんですけど、、、。


たぶん、これがルーフテラスだと、ダメなんだよなぁ、、、きっと。。。

もちろん、それはそれで気持ちはいいんですが、
なんていうか、屋根の上と比べちゃうと、感じが出ないっていうか、、、、。


きっと少しだけでもナナメっていうのが大事なんだろうな、、、。

そして、手すりも何もない、っていうのも、大事なんだろうな、、、。

そもそも、登るための場所じゃない、っていう事が大事なんでしょうね。。。

要するに、
居場所としては作られててない、というコト。

落ちるも、登るも、自己責任の場所だから??

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、、、まぁ、とにかく、
理屈はともあれ、あいかわらず子供部屋もない、うちの生活環境の中では、
1人になりたい時にも、大人みたいに、ふらっと飲みに出かける訳にもいかないから、
子供たちにとっては、


「、、、、まぁ、家の上にのってる分には、

  、、、、、ぎりぎり家でしょ。。。。なんか文句ある??」


という、家の中でもなく、
かといって外なんだけど、街でもなく、、、、という
子供たちの行動範囲のちょーーど、家と社会とのギリギリ境界線のような
場所なのかも知れませんね。

屋根の上って。。。。。


大人は、空き地がなくなっただとか、
都会には子供の遊ぶ場所がないとか、、、、、。

いろいろ言うけれど、
子供たちの方が、実はいっつも一枚上手で、
どんな環境でも、魅力的な場所を発見していくものです。


ほーんと大事なコトは、
いっつも、子供たちを見て気づくコトばかりです、、、、まったく。
posted by 西久保毅人 at 02:10| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月05日

バトンを落とす、という経験

そうそう、先週の土曜日は、小学校の運動会。

うちは、相変わらず2人通ってるので、
それぞれの出番を見るのが忙しいのです、、、、。

3人同時に小学生のご家庭は、もっと大変でしょうねー、、、、。

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ちょーど、運動会の前の日だったかな、、。

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「どう、リレーの調子は??」

「、、、まあまあかな、、、でも、いっつも3番。」

と、ソラ。


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「でもさぁ、、、本番で、敵チームがバトン落としたり、転んだりするかも
知れないじゃん。。。。

たいてい、サッカーのPKでも、リレーでも、
いちばん上手い人がはずすんだよね、、、、、。
それは、たぶん、ふだん失敗をしたコトがないからだとパパは
思うから、
練習では、本番にむけて、バトンを1回くらい、落としとく方が
いいと思うよ、パパは。。。」

「、、、、ふーん。」

、、、、、まぁ、そもそもパパは、リレーとか、出た事ないけど、、、。

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とかなんとか、、、、、、テキトーに話してたんですけど、、、、。

あらら、、、、やっちゃいました、、、、、ソラ。


ほーらね。。。。。。

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でも、エラいなぁ、、と思うのは、
バトン落としても、あわてながらも、
まぁ、一生懸命、走るコト、走るコト。。。。。

僕なんかは、そもそも、リレーの選手にすら選ばれたコトなかったし、
だから、そもそも大事なバトンをもらう機会もなければ、落とす事すらできなかった
暗黒の子供時代。。。。。


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それからしたら、いい経験してるなぁ、、、、2年生の分際で、、、、。

と、うらやましく思います。。。。。

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大人になっても、どんなに一生懸命やってても、
せっかくみんなで繋いだバトンを落としちゃうコトって、
時々、あります。。。。

みんなで繋いだものだからこそ、そのショックたるや、
そりゃぁ、大きいもんです。。。。。
でも、きっと大事なのは、そこからどうするかってコト。。。。


もう、勝負はついちゃったかもしれない。

思い通りのレースでは、もうないかもしれない。

こんなはずではなかったかもしれない。

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でも、そんなの全部分かった上で、
ぜーんぶ抱えて、全力で走りきるコト。
笑顔で走りきるコト。


そうして初めて見える世界があるのだと、僕は思います。
建築も、リレーみたいなものだから。。。。


その先にこそ、見た事もない、素敵な世界があるのだ、
と僕は思うのです。


、、、、、まぁ、でかいコト言う前に、
1回くらい、リレー出てみろ、って話かも、、、、、しれませんけどね、、、、、。(笑)
posted by 西久保毅人 at 02:39| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月14日

風立ちぬの、『した』

こないだ、ソラと本屋にいたら、


「ほら、風立ちぬの、『した』があるよ。」


とソラがいう。


「、、、えっ、なに、 『した』って、、、?」

と僕が聞くと、

「ほら、これこれっ。

『した』ってさぁ、、、、、、なにが描いてあるんだろね??
でもさぁ、『した』があるってコトは、、、、、、

、、、、もしかして『うえ』もあるのかなぁ、、、、??」

と、ソラなりになにか妄想をしている模様、、、。

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まぁ、、、、、ホントそれだけのコトなんですが、
まぁ、そのうち、本には上(じょう)中(ちゅう)下(げ)っていうのが、
あるのが、分かるんでしょうけれど、
こういうのは、僕の方が、はっとします。


風立ちぬの、『した』って、どんな内容なのだろう??

そして、『うえ』とは、、、、?


知らない、っていうコトは、とてつもない発想とイメージにあふれています。。。。

posted by 西久保毅人 at 22:51| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月16日

コスプレ王国

ちょうど、ソラの誕生日だったので、おもちゃを買いに吉祥寺へ、、、、、
のつもりだった、日曜の午後。。。。


ふたりで、オギクボ駅のプラットフォームで電車を待っていました。
よくある事なので、気にもせず、ソラから目を離していると、

「、、ああっ、パ!」

という、ソラの途中で消える叫び声にふっと振り向くと、、、、、

なんと、ソラが1人で反対方面ゆきの電車に乗ってしまっており、
ちょうど、扉の閉まるところ、、、、。(汗)

もはや、どうしようもありません、、、。

僕も、なんだかんだ、15年間くらい父親業をしているんですが、
こんなコト、、、、、初めてです!!!!!

で、ゆっくりと発車する窓越しに、

「次の駅で、降りて待ってて!!!! すぐ行くから!!!!」

と、ジェスチャーを交えながら伝えたんですが、そもそも声が聞こえないので、
やばい、、、、、とちょっと僕も焦ってしまいました、、、。

すぐに、駅員さんに、子供が間違えて1人で乗っちゃったので、
急いで車内放送なり、なんらかの方法で、次の駅で降りさせてもらえませんか?
と伝えたんですが、
若い駅員さんだったからか、そんな事はできません、、、、的な、まどろっこしい
応対だったので、ここで時間使ってもしょうがないと思い、
とりあえず、次の駅で降りてから、あとは考えよう、、、、
と、次の電車にすぐ飛び乗ったのです。。。。。。

「あぁ、、いなかったらマズいなぁ、、、、。」

とちょっとドキドキだったんですが、、、、、。

次の中野駅のプラットフォームに、無事、顔面蒼白のソラ発見!

ほっとしました、、、、。

「、、、よく降りて待ってたねぇ、、、どうして?」

と聞くと、

「、、、、なんか、パパが言ってた気がしたから、、、。」
と、もう泣く寸前のソラ。

ほーんと、こういうの、初体験だけど、
トウキョウはこわいなぁ、、、、、、って、思った日曜の午後でした。


さて、実はこれは、プロローグで、、、、、、。


意外と簡単に見つかったもんだから、気が楽になり、
「ほんとは、吉祥寺に行くつもりだったけど、せっかくだから、
中野で降りてみる?? あんまり来た事ないけど、おもちゃ屋さんあるかもよ。。。
吉祥寺は、日曜、混んでるし、、、、。」

という訳で、急遽、中野でおもちゃ屋さんをさがす事になりました。

もう、荻窪に15年以上住んでいるんですが、
なんか、中野って縁がなくて、すぐ近くなのにほぼ降りたコトがなかったですし、
用事もないので、ほーんと、近いのにこれまで無縁の街、中野。

そんな感じなので、何にも予備知識も、期待もなくブラブラしたんですが、、、、。

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、、、、、、、何、この街???

なんだか、いたるところに、ちょっと私服っていうには、あまりにも奇抜な
服装の人達、、、、。

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商店街を歩いていると、
なーんと、フツウに黒子のバスケのコスプレしたおねえさん達もいるじゃないですか?

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しかも、ジャージまで、、、、。しかも、帝光中学時代の、キセキの世代のコスプレをして!
他にまわりを見渡すと、
プリキュアやら、

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銀魂やら、
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よくかわかんないのやら、

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しまいには寅さんまで!

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最初はびっくりしたんですが、みんなあまりにもあたり前のように歩いているので、

、、、、、やっぱ、私服??なのかも知れません、、、。



なんていうか、、、、、、
僕は、この40年間、実は、コスプレっていうのに、結構、抵抗があって、
ずーっと先入観で見ていたように思います。
意味が分からないっていうか、、、人種が違うっていうか、、、、。

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でも、なぜか、いろいろあった日だったからからも知れませんが、
この日は、とても、コスプレが楽しそうに見えました。
ああ、こういう自己表現もあっていいんだなぁ、、、、って、
なんだか、すーっと、胸に受け入れられたのです。。。。

それは、中野だったから、かも知れませんが、
なんか、「いろんな人がいて、いろんな趣味の人がいるけれど、
どんな人でも生きて楽しむ権利があるのだ!」
と言うかのような、、、、そんな、街としてのフトコロの深さを感じたからかも知れません。。。

その風景が、あまりにも日常的で、あたりまえ、だったので、、、。

たとえば、僕なんかはキャプテン翼が好きで、サッカーを好きになったんですが、
マンガをきっかけに、そのスポーツを好きになる人もいれば、
その格好そのものに憧れて好きになる人も、結局は同じなんじゃないかと、、、、。

ようは、スポーツでも、ケンチクでも、音楽でも。
憧れる対象が、その見た目であっても、内容であっても、どっちでもいいんじゃないかと。。。


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なんであっても、夢がないよりは、
何かに憧れるっていうコトや、
本気で近づこう、、、その人そのものになりたい、、、、っていう想いを持てた人は、
みんな幸せなんじゃないかと。。。。。


まぁ、暑苦しいですが、
そんな風に、ほーんと、心から自然に思えてですね、、、、、、
男、40歳にして、遅咲きながら、
ようやくコスプレに興味を持ってしまいました、、、、。(笑)

、、、上京して、22年。
いよいよ、自分、
トウキョウの人になります、、。


、、、、しかしホント、今年は、いろんな趣味の増える年だなぁ、、、。

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、、、、、、と、そんな訳で、、、、、、

「、、、じゃぁ、そんな訳だからさ、パパとソラで、そのうちコスプレしようか??」

と、1人では、さすがにできないもんだから、
ソラをいちおう、誘ってみてですね、、、、

「パパと、ソラは、大きさが違うから、、、、、、
たとえば、ドラゴンボールの悟飯と、悟空がいいんじゃない??
、、、もしくは、天津飯と、チャオズ、とか、、、、。」

と、ソラの興味のありそうなキャラをチラつかせつつ、、、
目下、妄想中です、、、、、、。


「、、、、やるなら僕は、ボケモンがいい。。。。。」
らしいですが、、、。

という訳で、
リンタロウの誕生日プレゼントは、
僕の独断で、黒子のバスケのユニフォームに決定!!!

黄色のカツラ付きで、、、。
posted by 西久保毅人 at 01:36| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月22日

こういう、場所

街には、道があって、建物があります。

大抵の住宅街では、
建物と建物のあいだには、すき間があって、その間にはブロック塀があったりします。

シキチの境界線というのがありますが、
これはたいてい、塀とかフェンスとか、生け垣とかで視覚化されていない限り、
目には見えないもの。

人は飛べないので、道を歩いている時は、いわゆる地面の高さに大抵いますが、
建物の中に入った時や屋外階段を登った時だけ、
ちょっとだけ空中にいます。
でも、中にいると、いまいち空中感はないですけど、、、。

もちろん、街にいけば、歩道橋とか、ビルとか、空中にいれる場所はありますが、
住宅地だと、なかなかそういう機会はありません。


さて、さっき書いた境界線。
これは地面のルールなので、地面の高さには、塀やらなにやら作りたがりますが、
高くても大抵、2m程度。

なので、それより上にいると、空中には、そういう視覚化された線はなくて、
みんなつながっているのが、よく分かります。

たとえば犬は、地面に生きているから、こういう人間のルールにしばられますが、
そういえば、ネコ達は、この2mより上の世界で生きているので、
こういうルールはおかまいなし。

むしろ、塀の上が、ネコの道。。。。。
縦横無尽に街を徘徊しています。

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工事途中の現場に建てられた足場の上にいると、
いつもネコになった気分になります。
自由自在に、建物のまわりを移動できるのもいいですが、
天気のいい日に、足場に座っていると、とても優雅な気分。

おとなりの屋根にだって、乗り移れそうです。

できるからといって実際に乗り移るかどうかはともかく、、、、
こういう気分になれると、
なんだか、気持ちが開放されていきます。

シキチが何平米とか、建ぺい率が何%とかっていうのを超えて、

「ああ、街に住んでいるんだなぁ、、。」

っていう気分になります。




僕はこういう場所が、いちばん好きだなぁ、、、、やっぱり。
こないだ書いた、屋根の上のコトとなんか、通じる場所。

ぎりぎり家とも呼べず、でも、街でもなく、、、、
そのどちらでもあるような場所。


、、、、、と、そんな訳で、
時には
完成しても、残しておくといいかも知れませんよ。。。。

こういう場所。

posted by 西久保毅人 at 01:19| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月24日

もんもん。

足立区で工事中の渡辺さんの家。


台風やら雨やらで、なかなか工事が思うように進まなかったのですが、
工務店さんのラストスパートで、いよいよ大詰め。

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ようやく養生もはがして、全貌が現れました。

いたるところに、職人さん達の小技やひと手間がたくさん。

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丁寧な下地を見る度に、

「このままで、、、、むしろこのままの方が、いいかもー??」

と思いつつ、
どこまで仕上げるか?

仕上げるにしても、どの程度の質感で??

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というのを、迷いながら、決断していきます。

ケンチクは、
仕上げてしまえば、いくらでもピッカピカになるもの。


だから、
「どこでとめるか??」

という選択が実はいちばん大切なんだよなぁ、、、、、と
思いつつ、
これが、いちばん、伝えるのが、難しいんだよなぁ、、、と。
答えはないですからね、、、そもそも。

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だから、なんとなく、最近のキーワードは、

「一歩、手前。」

そんなコトを、現場で悶々と考える、今日この頃です、、、、。


悶々。。。。


そういえば偶然ですが、今日、大学の授業の日だったんですけど、
学生が、

「、、、ワタシ、なんだかぜんぜん作業が進まなくて、、、、、

ずーっと悶々としてます、、、。」

っていうからですね、、、

もんもん、ってさ、どういう、、、意味??

って、聞いてみたら調べてくれてですね、、、

「、、、ええと、、、、、悶え、苦しむ様、です。。。。

ワタシ、悶え、苦しんでます、、。」

とのコト。。。。。。。

素晴らしいなぁ、、、、って思います!!!

学生時代は、とことん、悶え、苦しみましょう!(笑)

僕なんか、、、、40才になっても、いまだに悶々としてるんだから、、、。
posted by 西久保毅人 at 02:22| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月30日

ソラとノノの産卵

そうそう、夏に徳島にウミガメの産卵を見に行きまして、
ソラは、それを自由研究にしたんですが、それが区の何かに選ばれて
最近、展示されたので、見に行きました。

共働きだと、自由研究とか、付き合う時間がなくて、ノノもリンタロウも
ほったらかしだったので、そういう意味では西久保家、初入選!

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見に行って、感動して、ものを作るって、
それは、ある意味産卵に似ているコトかも知れません。。。。

それは僕の仕事もそうで、不思議なご縁でお客さんにであったり、
街や土地にであったり、職人さんに出会ったり、、、、。
いただく言葉や、表情に感動して、
いちいち出会う感動が、基本的にものを考えたり、実現していくための
一番のエネルギーです。

ソラを連れて行ったんですが、いろんな子供たちの作品を見て、また触発されたのか、

「あぁー、図工したくなってきたー!」

とまた産卵の前触れでしょうか、、、、。


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さて、ちょうど、日曜日。
ノノの中学の合唱コンクールがありました。
よくあるクラス対抗、みたいなヤツですが、1年生から3年生まで境なく発表して
学年をこえて金賞とか、銀賞とかが選ばれるやつらしいんですが、
去年、賞がもらえなかったのが、よっぽどくやしかったらしく、

「今年は、金賞以外、ありえないからっ!」

と、始まる前から、超、気合いの入れ様。

まぁ、合唱、な訳だから、
1人だけ気合いが入ってても、、、、、、と思うんですが、

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「あんたたち、金賞じゃなかったら、、、打ち上げとか、しないからねっ!!!」



と、こわーい女教師みたいに、どうやらクラスの男子達を叱咤しつつ、
時間さえあれば、友達と歌っていました。
ただでさえ、デカいんだから、、、、、怖いでしょうねぇ、、、男子達、、、。

小学生の授業参観で、先生にあてられて恥ずかしくて1人だけ泣いてたノノとは、
別人の様です、、、、。


そうそう、中2って、いろんな意味で微妙な年頃だからなぁ、、、。
人前で歌うのが恥ずかしいとか、一生懸命するのが、恥ずかしいとか、、、。
そんな子だってきっといるはず。。。。。

そういえば、中2の頃。僕もひねくれてはいたけれど、歌を歌うのは好きで、
ちょうど、仲の良かった大輔と2人で全校朝会で校歌を大声で歌う、っていうのを
やってたなぁ、、、、。そういえば。。。。。


さて、発表会も無事、終わり、
めでたく打ち上げも開催できたようで何よりですが、
本番も終わり、
ふと、家に放り出してあった、合唱のノノの楽譜を見て、
ちょっと感動してしまいました。。。。。

もう、書き込みの多いこと、多いこと。

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こんだけ研究してもらったら、歌をつくった人も、作曲冥利につきますね。。。。。
そして、ケーコ先生や、音楽を通して出会った人達から知らず知らずと
受けた影響や感動が、ところ狭しと書かれていて、
誰よりも、曲を理解しよう、っていう気合いが伝わってきます。。。。。

まぁ、ある意味、これもノノの産卵。

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別に音楽だけやっている訳でもなく、
バスケでも、いろいろあるだろうし、
勉強でもいろいろあるだろうし、
友達ともいろいろあるだろうし、、、、、。

まぁ、日々、忙しそうなノノですが、まぁ、毎日楽しそうで、
こういう時間がずーっとノノの中で続いていくといいなぁ、、、と
夜中に楽譜をながめつつ、思うバカ親でありましたとさ。

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いいなぁ、、合唱。僕もやりたい。

設計事務所対抗、合唱コンクールとかないかなぁ、、、、。
posted by 西久保毅人 at 01:32| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月31日

これが、いいの??

仕事をしていると、いろんな職人さんに出会います。

頼む立場からすると、

「いつもいつもメンドクサくてすみません、、、。」ていう気持ちもあるけれど、
そういうのを超えて、向ってきてくれる職人さんにはホント、感動します。

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ちょうど、年末に向けて工事中の長谷川さんの家。
こないだ、現場にいったら、床に何やらぽつぽつと、、、、。

「、、、これ、何ですか??」

と聞くと、それは今回計画している曲面の木の格子を固定するための手のこんだ細工でした。
固定の仕方は、タダでさえめんどくさい設計なのでお任せしていたんですが、

「くぎも見せたくないし、この方が後々も、ズレないしね。。。」

とのコト。

「あー、あと50本もめんどくさー。。。」

といいながら、丁寧に施工してくれていました。

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なんでもそうですが、僕たちは現場でも少しでも良くなるように、
そして、図面では表現できなかったコトが少しでも伝わるように、
と思って職人さん達と話す訳ですが、
「、、、そこまでこだわるの??」
って言われちゃうコトも、多々あります。。。

建築は、そんなところが考えだしたら無限にあるので、
「もう付き合ってられない、、、。」
と、言われないように、
いつも多少の駆け引きの気持ちももちつつ、いどむのですが、
ちょうど、先日、大工の齋藤さんと打ち合わせをしていたら、

「、、、で、ニシクボさん、これがいいの??」

とのコト。。。。。。。

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これが、いいの? と、これでいいの?

似た言葉だけど、意味は全然違います。

ようは、いろいろ大変なコトもあるけれど、
せっかく作るなら、意思をもって「これがいいです。」
と、言われたモノを作りたい、っていう、齋藤さんのメッセージ。

これでいい、って言われたモノを作るより、
多少大変でも、これがいい、って言われたものを作りたい。

そんな気持ちは、立場は違えど、実は僕たちも同じです。

これがいい、って言葉は、
何よりもまさるガソリン。
なんていうか、花道流にいうと、

「ダンコたる決意」

ができる瞬間。。。。。

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作る時は、ちょっと大変でも、その瞬間の決断が何十年も残ると思うと、
少しでも、後悔のない決断をしたい。

後悔のない、ってどういうコトかというと、
僕の場合は、
一歩でも、頼んでくれている人のイメージに近づきたい、っていうコト。。。。。

そいいう思いが、いつも完成の瞬間まであって、
なので、しつこい、何を今さら、、、、と思われる事も多々、あるんですが、
こんな風に最後の瞬間まで、

「、、、で、ニシクボさん、ホントにこれがいいの??」

と聞いてくれる大工さんの言葉に、嬉しくなってしまいました。

そのうちに、大工さんからも、

「、、、まぁ、大変だけどさ、、、ニシクボさんがこれがいい、って言ったコトは
 出来上がってみるとさ、、、、ホントにいいからなぁ、、、、。」

って言われるようになりたいなぁ、、、、とも改めて思いましたよ!
posted by 西久保毅人 at 23:14| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月06日

はしる

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はしる




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はしる




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はしる




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はしる





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はしる
posted by 西久保毅人 at 00:55| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月12日

わがままな素材

先日、ぶらりとアトリエベガさんへ。
ベガさんは、ニコのポストや表札や金物や、、、最近は、こういう手すりの木まで
作ってもらったりと、、、、、、

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もはや、鍛冶屋さんの領域をこえて、いろいろお願いしている工房なんですが、
ぶらっといったら、工房の外に無造作に、いい感じの赤錆の鉄板が置いてありました。
かっこいいから、きっと何かに使うんだろうなぁ、、、と思って聞いてみたら、

「、、、夏に作ったらせん階段を切り出したアマリなんだよね、、、でも鉄の彫刻みたいでしょ。
 こんだけ厚いと、30年くらい外にほっといても大丈夫ですよ。」
とのコト。

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おぉ、、てコトは、
僕が何かに使っても、いいってコトですよね、、、、?

と、いろいろ妄想が広がります。。。


こういうのって、いざ設計して注文すると、とんでもなく高い制作費になっちゃうけど、
ようは、端材だから捨てちゃう時もあるんでしょうね。

鉄に限らず、木材も、材木屋さんに行くと思うんだけど、
図面通りのものを探したり、加工したりするのは、やっぱり値段も高いし、手間もかかりますが、
そういうのをはずして考えると、材料として魅力的なものは、実は安値でごろごろしています。

それは、八百屋さんや魚屋さんや肉屋さんもきっと同じで、
味は同じなんだけど、店前に並べるにはなぁ、、、、っていうものも、お店の人と仲良くなると
安くもらえちゃったりします。

僕たちは、設計、っていう仕事だから、まず図面をこしらえて、そこから物ができあがるんだけど、
こういう事を考えると、必ずしも図面を優先する事がいいともいえないコトもたくさんあります。

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設計や図面は、もちろん大事なんだけれど、
もっと手前の素材との出会い。

結局ケンチクは、素材の集まりなんだから、たとえば、どうしても使いたい丸太があったり、
どうしても使いたい鉄板があったり、石や扉があったり。。。。。

そういう、加工してしまうと魅力を失うような、わがままな素材を前提に設計をしていくと、
もっと空間は楽しくなりそうだなぁ、、、と最近思います。


もっといろんな素材のそばで、仕事をしたいなぁ、、、。

posted by 西久保毅人 at 01:33| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月18日

秋です!

秋です!

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稲城市で工事中の長谷川さんの家は、完成にむけて、先週末にセルフペイントをしました。
やっぱり自分達の家の少しの塗装を、自分達で行なうっていうのは、
なんていうか、、、、

家がすぅ、、、っと、

急に自分達のものになっていく、瞬間のような気がします。。。。。



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さてそんな訳で、今週の日曜日11/24(日)に、
オープンハウスを予定していますので、内覧ご希望の方は、
下記までお問い合わせ下さい。

niko@niko-arch.com

高台にあるロケーションを、そのまま手に入れたような、とても気持ちのいいおうちです。


いつも案内をお送りしている皆様にはですね、、、
おそらく水曜日頃には、案内をお送りする予定です、、、、。

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、、、ようするに、これから作る訳なのです、、、、(汗)
posted by 西久保毅人 at 07:44| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月20日

オープンハウスのお知らせ

オープンハウスのお知らせです。

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なんだか、ホームページの調子が悪いので、こちらに載せておきますね。

内覧ご希望の方は、
下記までお問い合わせ下さい。

niko@niko-arch.com
posted by 西久保毅人 at 10:50| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月27日

曽根さんの家、上棟式!

ちょっとパソコンの調子が悪くて、
写真作業がスムーズに進まない今日この頃、、、、(涙)

買い替え時かな、、、。

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という訳で、遅くなりましたが、先日、ニコ初の、関西は神戸市で進行中の
「曽根さんの家」がめでたく上棟を迎えました!!!!

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曽根さんにはじめて御連絡を頂いたのは、実は3年くらい前です。。。
その頃は、まだ遠方の設計をさせていただいた事がなかったので、
連絡はいただいたものの、ホントに実現するのかな、、、??と
半信半疑だったのを覚えています。

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でも、なんだか不思議だなぁ、、、、と思うのは、
香川の竹安さんちの時も感じたんですが、
お会いすると、「なんだか、初対面の気がしない、、。」というか、
実は、どこかでお会いした事があったんじゃないかなぁ、、、、
、、、、実は親戚??

というような、不思議なカンカクがありました。

、、、、まぁ、曽根さん達がそう思ってるかは知りませんが、、、、、。

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それは、なんていうか、実際の距離が離れていればいる程、
実はこういう出会いがあるのかも知れないなぁ、、、と時々思います。

不思議なコトですけれど、、、。


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さて、そんな僕の一方的な思い込みで設計させていただいた曽根さんの家も、
いよいよ上棟!
とにかく敷地がながーーーくてですね、、、、
こういう時は、図面や模型で見てても、どうもカンカクがついていかない
部分があるんですが、上棟してみて、実際に中に入ると、
想像以上に広々と、地域に馴染んだ家になりそうだなぁ、、、と
確認するコトができましたし、

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曽根さんちのわんぱくな3人の子供たちが、
今と変わらず道ばたで遊び、どこでも野球が始まって、泥だらけで
帰ってきて、、、、、、とそんな暮らしが眼に浮かぶようでした!

完成が楽しみです。

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さて、少し肌寒い中、
あつあつの手作りおでんの上棟式。

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はじめての関西の職人さん達ですが、みなさん気さくでノリのいい工務店さん
とも出会えましたので、あとはスムーズに工事が進むのを願うばかり。

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春の完成に向けて、よりいっそう曽根さんちっぽくなっていきますように!
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2013年11月30日

XMは、ドMです。

「あのさぁ、、、、。

 エックスエルとかあるけどさぁ、、、エックスエムっていうのもあんの??」

と、リンタロウ。。。。

「、、、、、。


エックスMは、、、、、、、


ドMってことじゃない。。。。つまり。」


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、、、という訳で、リンタロウもめでたく12歳。

ノノもソラも、意外と欲しいモノが分かりやすいので、
誕生日とかのプレゼントは選ぶの楽なんですが、
リンタロウは、イマイチ分かりにくくて、、、、。

聞くとゲームとか、ケータイとかいうので、
せっかくバスケに夢中になってるコトだし、、、、、
そんな訳で、迷ったあげく、、、、、


湘北高校、ルカワのユニフォーム。



まぁ、迷ったっていっても、、、、、
花道にするか、黒子のバスケの黄瀬にするか、青峰にするか、火神にするか、、っていう程度ですけど。



「まずは、日本一の小学生になりなさい。とりあえず、、、、。」


という想いをこめて。。。。
posted by 西久保毅人 at 01:59| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月04日

長谷川さんの家

先日、気持ちのいい秋晴れの中、「長谷川さんの家」のオープンハウスを
行ないました!
急なご案内だったんですが、とても気持ちのいい日和の中、
たくさんの方に来ていただきました!

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外観(2階にぐるりと縁側がまわっています。)

ずいぶん、写真のアップが遅くなりましたが、いつものように
大量の写真の海に溺れていただけです、、、、。


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1階のクローゼットより玄関を見たところ。

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2階に登ったところ。


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1階ガレージの扉は黄色に、長谷川さんのマーク付きです。

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2階の洗面所から浴室を見たところ。

さて、長谷川さんの家は、東京の稲城市という、新宿まで30分程度の場所なんですが、
その風景は、なんだか里山のように牧歌的で、のんびりとしたとても素敵な場所です。
最初にシキチに訪れた時、

「あぁ、この場所、欲しいなぁ、、、、。」

と率直に感じてしまいました、、。

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2階縁側からのながめ。いいなぁ、、。

もちろん、手にいれる土地の広さそのものは、一般的ですし、建ぺい率も40%と、
たくさん建てられる訳でもないんですけど、手に入れる風景や景色は、都心では
なかなか手に入れがたい雰囲気です。

いいなぁ、、、、。

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と、そんな印象から始まったので、
長谷川さんのイメージをふまえつつ、いかにこの場所で感じられる風景や、
気持ちのいい感じをそのまんま手に入れるか?ってコトを一番に考えさせていただきました。

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2階屋根裏へ登る階段と奥は浴室です。


家に対する長谷川さんに頂いたイメージも、初めてチャレンジするようなものでしたが、
なんだか、とても共感するところも多くて、
結局完成まで、あいかわらずジタバタとしてしまったんですが、プランや断面図だけからは
想像できないような、楽しい家になりました。

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オープンハウスでいろいろ質問を受けるんですが、

例えば、「この照明は、どうやって決めたんですか??」

「、、、うーん、長谷川さんの想いのままに、、。」

「この色はどうやって決めたんですか??」

「、、、うーん、長谷川さんの想いのままに、、。」

「このタイルは、、、、、、??」

「、、、うーん、長谷川さんの想いのままに、、。」


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という具合で、答えれば答える程、

「ぼくたち、何にもしてないなぁ、、、、(涙)」

という相変わらず、施主力だよりのニコ設計室な訳ですが、
そんな具合で、たくさんの初めてのコトにチャレンジさせていただき、
僕たちも楽しませていただきました!

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2階台所よりながめた感じです。

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外観(道路から見たところ。)

「、、、えと、

玄関入って、右は、洋服屋さん、左はバイク屋さん。。。みたいな。」


っていうちょっと住宅の要望とは思えないようなイメージも、
長谷川さんならでは。
いつも脇役になっちゃうクローゼットを主役の衣装室にしたり、ぐにゃりと曲がった
格子の寝室も、出来上がると、とっても長谷川さんちぽいなぁ、、、、と
思いましたよ!

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1階寝室から、衣装室と作業場を見た感じ。

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家づくりは、ある意味共同作業なので、
いろんなコトを考えながら、決断したり、ちょっとしたさじ加減を調整したり
するんですが、これから生活が始まって、どんどん長谷川さんちっぽくなっていくと
いいな、と思います。

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1階衣装室と寝室の雰囲気。



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2階縁側からの竹林の風景です。

しかし、何度、訪れても素敵な風景です!

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2階インナーテラスより台所をみたところ。

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2階台所はコの字プランで、流しはタイル、コンロはななめなスレンレス。

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道路より、細田くんを見上げたところ。。。



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2階のインナーテラスからの風景です。


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1階トイレは、ピンクと草むらペンダント。


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風景に大きく開けた外観。2階の縁側がのどかです。

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1階、寝室と衣装室はぐにゃりとしています。

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1階、ミシンを置いたりするところです。


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2階、街とちらちらつながるといいなと思います。

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2階、全開口の引き戸は気持ちいいですね。

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外観。いろんな扉、いろんな高さがあります。

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そうそう1階ガレージは、赤、クロ、グレーです。。

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道路からの出会い方はこんな感じ。
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1階玄関から寝室側を見る。


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1階玄関より。

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同じく。

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2階の浴室は黒っぽい石のタイルです。

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2階の浴室。ガラスの向こうはインナーテラスです

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2階のインナーテラスは、扉がなくなって外みたいな場所です。

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2階浴室より見返すとこんな感じです。

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2階階段より見返すとこんな感じです。

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2階インナーテラスの夕方です。

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そうそう1階階段の奥は、バイクガレージです。

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1階玄関からの夕方はこんな感じです。

posted by 西久保毅人 at 02:15| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月10日

くるくる鏡

先日、完成した渡辺さんの家のためにデザインした
くるくる鏡を、アトリエベガさんに取り付けていただきました。

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ベガさんには、とても細かく注文する時もあれば、
いろいろ話して、あとはお任せで、、、、、という感じで注文する時とがあるんですが、
今回も、

「、、、、て感じで、くるくる回る鏡にしたいんですが、、、、。」

という注文の仕方をしていたら、
鏡の裏側を、こんな風にしてくれました!

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鏡をくるくるまわす支柱を植物のツルに見立ててくれたそうですが、
とても素敵な裏側!



任せるって、とても難しいコトですし、全部責任を持つ、っていう立場からすると、
ちょっと無責任なのかな、、、、とも思いますが、
ちょっと視点を変えて、

「ご家族に、いろんな人の想いのこもった、とても素敵なものをプレゼントする。」

っていうコトを最終目標にすると、作り手と、ある程度の価値観の共有があれば、
あながち僕たち設計者が決めすぎない方がいい場合もとても多いなぁ、、、、と
思う事もたくさんあります。

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渡辺さんにも、とても喜んでいただきましたし、

こういう仕事をして頂くと、

「、、、じやあ次はベガさんに何を頼もうかなぁ、、、。」

と、僕たちの妄想も、どんどん広がって行くのでした。。。
posted by 西久保毅人 at 00:08| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月15日

問題を見つける、ということ

気がつくとあっという間に、
今年の明治大学での授業も後半戦。

最初の年には7人だった西久保班も、去年は10人、今年は13人と増え、
まぁ、人数増えた分だけ大変といえば、大変なんですが、
みんなそれぞれに、個性的なテーマに対する向きあい方をしてくれて、
それぞれに、悩み、苦しみ、
僕も毎回、いろいろな発見をさせてもらってます。

ほーんと、みんなそれぞれ。。。。

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3年生の後期は、自分で好きな課題を選べるしくみになっていて、
まぁ、いろんな動機で、僕の課題を選んでくれたみたいですが、
実はたぶん、僕の課題が実はいちばん大変なんじゃないかなぁ、、、、と
やってみてそろそろ気がつきはじめている後半戦の学生たち。。。。


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なんでかっていうと、
建築学科の設計課題って、
たいていそうなのですが、まず設計すべき敷地や、条件が与えられる事が
ほとんどなので、少なくとも学生達が、そこを決めたり、迷う必要はありません。
これは結構、あたり前のコトではあるんですが、
それは学年が上がってもたいてい同じですので、ある程度、同じ土俵の上での設計となります。

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でも、僕は自分で授業をさせてもらう事になった時に、
せっかくなら
その敷地そのものを探したり、何を作るべきか、何を作りたいか、、、、

つまりは自分は、はたして何に興味があるのか?
自分は、何が、どーしてもゆずれないのか??

という問題そのものを探してもらう事を課題としたかったので、
提案する「街」を決めただけ、という課題にしました。

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問題を自分で見つける、っていうのは、
実は結構たいへんな事です。

問題なんて、与えられた方がよっぽど楽で、
普通の設計の授業なら、そんなに悩まなくても
器用さと、ちょっとした分かりやすいアイディアでのりきれる事もあるんですが、
問題を見つけるっていう事は、
実は自分と向きあうっていう事が必要だからです。。。。

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同じ街をフィールドにしても、
その街で何を感じるか、何に気がつくか、っていうのは、
ホント人それぞれ。

だって、自分が感じた事が、問題そのものなのだから、、、。


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だから、同じ授業なのに、
学生達の提案は、ほーんと人それぞれ。

どういう事に気がつくかなぁ、、、っていうのは、少しは僕も事前に想定するんですが、
毎年、想定をこえていく学生の発見に、僕も驚かされます。


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かたちにして表現しやすいテーマ、かたちにはどうしても表現しにくいテーマ。
生き物のような街がフィールドなのだから、必ずしも形あるものだけが、
正しいとは限りません。

だって、街は、なにも建築だけでできている訳ではなくて、
道や植木や看板や、街灯や、においや、お店の人や、通り過ぎる人達や子供たち、
聞こえてくる音楽や、明かりや、、、、そういうありとあらゆるもので構成されて、
生き物のように常に動き続けているもの、そのものが街なのですから、、、、。

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ついつい、建築学科というフィールドにいると、
建築物だけですべてが解決されると考えがちです。

でも、実は建築学科にいる人よりも、そうでない人が圧倒的に多いように、
設計の仕事をしている人よりも、そうでない人が圧倒的に多いように、
街のにぎわいや、雰囲気や、愛着をもたらす要素も、建築だけとは限りません。
むしろ、ケンチクはその、一要素でしかありません。

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僕たちがかかわる街やケンチクは、
専門家だけに評価されるものではなくて、街の人達、子供たち、みんなに
愛されるものだになるといいなぁ、、、といつも思いますし、
そういうものだけが、結局はずっと愛され、残り続けていくのではないかなぁ、、、と
思います。
それは、住宅でも、お店でも、ビルでも、、、きっと何でもそう。
モノだから構造的な強度も大切だけど、それは何十年も残り続ける理由では、実はないのです。

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そんな訳で、
西久保班の子達も、発表までのラストスパートにむけて、産みの苦しみ。

「はたして自分は何をしたいんだろう? 何に興味があるんだろう?」

っていう事に、今回もみんな素直に向き合ってくれていて、
そのせいで、

「、、、、ぜんぜん時間がたりません、、、、。」

て、感じみたいなのですが、

、、、、、、、、、最終発表がとても楽しみです。
posted by 西久保毅人 at 02:48| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月18日

えんがわ



ちょうど、先日、ご相談に来ていただいた御夫婦とのお話の中で、
いろんなエピソードや、要望をうかがったんですが、

「、、、そうそう縁側、好きです。
えんがわ、っていう、、、、ことばも好きです。。。」

って、いうひと言が、とても印象的でした!

えんがわ。

縁のある側

っていうコトですよね。

ついつい、ここは縁側で、、、、、って、決まった場所のしつらえのように
使ってしまう言葉ですが、
きっとホントは、なにかの縁のある場所、
なにかとなにかを結びつける、縁をつなげてくれる場所、、、、
そんな意味を込めて呼ばれた場所だったのでしょう。

えんがわ。

えんのあるがわ、って思うだけで、
いろんな妄想がひろがっていく言葉でした!


こういう意味では、この場所も、

「えんのある、がわ」かなぁ、、、。
佐藤さんの家。

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posted by 西久保毅人 at 01:37| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月26日

タイミング

さて、
ようやく、年末のビッグイベントのクリスマスが終わりました。

ふー、、、、、。肩の荷がおりた、、。


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ところで、、、、、。
サンタさんの秘密を子供たちにいうタイミングって、
どうしているんでしょうか、、、、普通の家は、、、、??
と、今回ふと思ったんですが、、、、、どうしてるんでしょうね、、。

うちの場合は、
中学二年生から、6年生、2年生、という年齢構成なので、
まぁ、ノノとか、リンタロウは、もはや、

「あぁ、めんどくさ、好きなの買ってよ、クリスマスくらい。。。」

という感じなんでしょうけど、
ソラが2年生だから、あと数年くらいは、サンタさんのプレゼントを楽しみに
させてあげたいなぁ、、、、と思っています。
そんな、親の心境を知ってか知らずか、ノノもリンタロウも、
ソラも前ではあまり露骨にクリスマスの事を話しません。。。

この、微妙な、空気、、、、、、、どうしたらいいんでしょうか、、、、??


さて、
ソラはソラで、
欲しい物はいっぱいあるようで、なんとか想いを届けようと、
クリスマス前は、サンタ探し。

そうそう、実は、こう見えて、僕は割とまめに毎年毎年、
ノノが産まれてからだから、かれこれ15年程、誰も欲しがらないクリスマスカードを
書いてるんですが、以前ノノに書いたカードを見つけたソラは、
そこに書いてあった、「ののちゃんへ」の筆跡に目を付けて、
大人を見つけては、
「、、、ねぇ、ちょっとさ、、、、ちゃん、って書いてみて。」
と、いろんな人に書かせて、サンタ探しをしていた模様。。。。


まぁ、そんな感じの、、、、複雑なクリスマス前の西久保家ではあります。

はて、、、自分の時はどうだったかなぁ、、、、と思うと、
何年生だったか、忘れましたが、ある日、棚の上に置いてあるガンプラを
見つけてしまったのが、僕のクリスマスの終わりだったような、、、、、。
うろ覚えですが、、、、。
そして性格の悪い僕は、きっと幼い弟に、そうそうと事実を教えた事でしょう、きっと。


そ、そんな自分の過去は完全に棚に上げてですね、、、、
父親になった僕としては、とにかくクリスマスは、サンタさんがプレゼントを持ってくるものだ、
という、ゆずれない一線があるというか、
そうでなかったら、プレゼントあげないからね、、、、、といか、
もはや、15年も続けているため、やめるにやめるタイミングを
完全に見失って迷走しているというか、、、、、(笑)


完全に僕の自己満足。
、、、、、まぁ、そんな12月、、、、。

という訳で、毎年、年末で忙しい時期に、
クリスマスプレゼントについて頭を悩ませる訳ですが、
やるからには、徹底的に、というのも、ありまして、、、、。

プレゼントを買うまではまぁ、いいんですが、
どうやって渡すか?っていうのも大切です。

まぁ、要はラッピング。
やっぱ、サンタって外人だから、外国からっていう設定にしないといけないので、
読みもしない英字新聞を買って包んだり。
リボンとか、包みとか、、、、、、。ディティールにもお店で買ったんではない風のこだわりが大切です。

そして、毎年恒例のクリスマスカードですが、、、、。

どうも、今年は、ソラの「ちゃん探し」があったため、
もはや日本語では疑われる心配があります。

サンタの危機です。

なので、今年は初の英文に挑戦!
、、、、もはや、ソラが読める読めないよりも、「、、風」にこだわる2013です。(笑)
しかも、中二のノノにも、「これは、もしや、、、ホントに。。。」となるように
筆記体で!


さて、こういう企画は立ち上げたとして、
一番のポイントは、こういう、男として、恥ずかしーい作業をどこでやるか?というコト。
まさか、家でやる訳にはいかないし、
以前は、事務所で、みんなが帰ったあとでこっそりやってたんですが、
最近はみんな遅くてそういう訳にもいかないし、、、、。
僕がかわいいリボンのラッピングをしている姿をさすがにスタッフに見せる訳には
いきません。。。。。威厳に関わります、、、、。

しかし、そんなに残された時間はない。

、、、、で、
実は今年、僕がひらめいた穴場ラッピングスポット。

安くて、広くて、机が大きくて、40歳の男が1人で英字新聞を広げて
可愛いラッピングをしてても怪しくない場所、、、。

そう、カラオケボックスです!

一人でカラオケボックスに入る事については、
実は歌の発表会の練習で、何度か経験済みのためこれはクリア済み。

あそこなら、個室だし、テーブル広いし、、、、、、
まさに、落ち着いて一目を気にせずラッピングをするのにもってこいです。

我ながら、ナイスアイディア。


そんな訳で、無事ラッピングも完了しました!
これからお父さんになる人には、
今回はなんという、ためになる情報満載でしょうか!!!


以上が、まぁ、ひくにひけない父親の苦労話な訳ですが。。。。。。


、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
さて、当日。
クリスマスイブの夜は、心なしか住宅街の明かりがいつもより暗い気がしました。
きっとどこご家庭でも、サンタさんを待って、早くお布団に入っているんでしょうね。
きっと。

家に帰ると
いつもはたいていどこか電気つきっぱなしの西久保家も、
年に一度の全消灯。

真っ暗でした。

そーっと家に入ると、テーブルの上に小さな小さなろうそくのような明かりが
ひとつだけ乗っていました。
あんまり暗いとサンタさんが分からないから、、、、という気遣いでしょうか?

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よく見るとテーブルの上には、クラッカーやら、ケーキのお皿やら。
クリスマスイブを楽しんだような、子供たちの可愛い残りもの。



正直言って、この年の瀬に、東急ハンズでラッピング道具を買ったり、
1人カラオケボックスに行ったり、、、、と、結構大変といえば大変です。

でも、なんか、
一年に一回、そういう日があってもいいかなぁ、、、とも思いますし、
同時に、あと何年できるかなぁ、、、、、とも思います。

朝起きて、プレゼントを見つけたら、どういう顔をするだろう。
ソラは今頃、サンタさんの夢でも見てるかな、、、。

そんな妄想を夜中に1人でできるのも、あと何回かなぁ、、、、、。
大変ですが、とても贅沢な楽しみを僕がさせてもらってるのかも知れません。



サンタがいるとかいないとか。
クリスマスは日本人に関係あるとかないとか、、、。

まぁ、そんなコトはどうでもいいんですけど、
そのうち、子供たちがいつの日か、親になったら、ぜひぜひサンタになってもらいたいなぁ、、、
とは思いますね。


その時、実は、サンタが子供たちにプレゼントをあげているんじゃなくて、
実は逆にサンタさんの方が、子供たちから、こんな幸せな時間をもらっているのだ、
という、クリスマスの秘密にようやく気がつくことでしょう!


と、そんな、相変わらずの自己満足と無意味な達成感にひたる、
2013年の年の瀬の40歳でありましたとさ。

おしまい。























posted by 西久保毅人 at 22:22| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする