2011年06月02日

さじ加減

季節外れの台風の去った昨日、


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練馬区で工事中の井上さんの家が無事上棟し、上棟式を行いました。

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一面が園芸の畑に大きく開けた敷地に建つ、コンクリートと木造の混構造の家です。

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コンクリートだけの時も、ダイニングになる予定の場所に雨が降って来たりして、、、、、
かなり楽しかったのですが、
木造の二階部分が乗っかって、よりダイナミックな構成が見えてきました。

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いっつも、工事の過程で、

「あぁ、、このまんま、しばらく置いておきたいなぁ、、、。せめて一年くらい、、。」

ってこのまんまがいいじゃん病になるのですが、、、、

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今回は、お株をうばわれたように、

「このまんま住んでも楽しそうー!」

と、井上さん。


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雨の日に現場にご一緒した時も、
ダイニングに降る雨を駆け足で移動して、

「、、、屋根なくても、いいんじゃなーい。。。。だめ??」

と、本当にお株を奪われ気味です、、、、。


、、、まぁ、それはそれで、ずいぶんと減額になりますし、いいですけど、、、。

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設計していく過程にしても、工事の過程にしても、
すべて初めて作るものなので、分からない事、見えない事、とても多く、
それは何十件目でも同じコト。

もちろん、着工の段階である程度最後は見えていても、もっと違う最後もあるんじゃないか?

建ち上がった骨組みの中にいると
そんな事を、この段階では考えてしまいます。

、、、、こういうコトだから、仕事が進まないんですケレド、、、、、。

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それは、すごーく小さな「さじ加減」と呼ばれるものかも知れませんが、
この上棟の時に、

「うーん、いいねぇっ!、、、、、、、、、、、、、、、、相当大変だったけどよー。」


と、職人さんも、井上さんも、僕らも、
みーんなが口を揃えて感じたカンカクのようなものを、
最後まで、だらだらと引きずっていきたいものです。


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そんな訳で、
いい気分で、相当飲んだくれた上棟式は、日本酒祭り、、、、、。


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当日は、上棟式初の、出張焼き鳥屋さんも来てくれました。
こうのもいいですね!


どうもありがとうございましたー。





posted by 西久保毅人 at 01:11| 2011.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

コトノハノ下で

先週末、ギリギリセーフで鷲巣さんの個展に行ってきました。
場所は、風花っていう、恵比寿のバーみたいな場所。

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そういえば、前の個展もバーだったなぁ、、、、
そんなコトを思いつつ。。。。


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たとえば、ケンチク雑誌みたいに、ケンチクをケンチク単体として見せられても、
なんか気持ちが悪いと言うか、それはあんまりハッピーなケンチクとの出会い方ではない。
だから、僕は正直、あんまり美術館とか、好きじゃない。
絵が、エラそうだから。

だって、ケンチクはそれ単体で存在するものではなくて、
まわりの風景や、通りすがりの人や、家族や、家具や、草や、風や、雨や、、、、、

そうそう、
そういうおおざっぱに言うと生活や、日常、
というものと同時に存在するもので、どちらがエラい訳でもなくて、
どっちもなくてはならないもの。

生きる、という中に自然と同時にあればよいくらいのもの。


なくてはならないものは、
大抵、そういう風に、まじり合う混在の中にある。



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僕は絵とか、よく分からないけれど、きっと絵もケンチクも同じで、
日常の、何気ない風景の中に、そっと差し込まれているくらいだと嬉しい。

たとえば、本の栞みたいに。

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僕らは、カンカクを閉じたり開いたり、時々研ぎすましたりして暮らしている。

流れる音楽や言葉に耳を澄ませる事だって出来るし、聞かない事だって出来る。
雑踏の中で、かわいい女の子にだけ集中することだってできるし、
フィールドの中で時間をとめて、パスコースがすっと見える事だって ある。


きっと僕らの中には、優秀な五感のボリュームスイッチがあるのだ。


だから、出会い方の順番はどちらでもいい。

美味しいごはんを食べて、ふと見上げて気がつく絵があってもいいし、
絵を見にきて、出会うお酒があってもいい。
気持ちが忙しくて、結局、絵の存在に気がつかなくったっていいかも知れないし、
好きな人との長続きしない会話のダシになってもいい。


ただ確実で、変わらないのは、そこにある、というコト。


日常にあふれる言葉の中で、忘れられない言葉と出会うような。


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コトバの森の中で、気に入った落ち葉と出会ったら、
そっと本にはさんでおこう。


はさんだ事を、僕は大抵忘れちゃうけれど、、、、、。



コトノハノ下で
そんなコトを考えました。

まぁ、ただ飲んで帰っただけっていえば、
飲んで帰っただけですけど、、、、、。
posted by 西久保毅人 at 01:53| 2011.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月11日

同郷

先日、ひさーしぶりに、千綿偉功くんの歌を聴きに行ってきました。
今回は、青山の曼荼羅というライブハウスです。

まぁ、「くん」つけるのも気持ち悪いけれど、トウキョウで頑張る 佐賀西高校の同級生。

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今回は、たまたまだったけれど、何となく、年に一回は彼の歌声を聴きたくなります。
男一匹の「うたうたい」として、日本国中回っているので、
聴きたいなぁ、、って時にはなかなかトウキョウにいないんで、ラッキーでした。


ホームページ見ると、ちょっとオシャレな、か細い印象を受けると思うんですが、
どっちかって言うと、ま逆で骨太な、僕以上に佐賀を愛する佐賀県男児です。


ライブでも話してたんですが、
もう、かれこれ、トウキョウに出て来て、20年。

20年かぁ、、、、、、。


20年。

長いなぁ。。。。
でも、だからこそ、いーっさい変わらない彼の事を、
僕は本当にすごいと思うのです。。。。


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特に、独立してからかな、
よけいにスゴいなぁ、、、って思うようになりましたし、
妙に意識するようになりました。応援すると共に。

たかだか、僕なんか、独立してからまだ10年。


千綿の場合は、もう、高校卒業した時から、
音楽一本で生きるって決めて、もう20年。
もしかしたら、もっと前から、決めてたのかも知れないけれど、、、。

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大好きな事をやってて、喜びが大きい分だけ、
迷い、絶望、苦しみ、、、、、、いろーんな事があったんだろうな。


生業としてやるって、そういう事なんだから。。。

でも、衰えるどころか、彼の歌声は、聴くたんびに、厚みや深みが増している気がします。


オンガクってスゴいね。
歌ってスゴいね。
大好きだって言うコトは、ほーんとに、にスゴい事だね、、、、。


久しぶりに聴いて、
恥ずかしながら、ちょっと涙が止まらなくなってしまいました、、、、。


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20年前、
彼の歌を聴いた時、
その歌声や声量もすごいんだけど、何より

なんて幸せそうな顔して歌を歌うんだろう、、、。

ってことに、ちょっと唖然としたのを、今でも覚えています。
こっちまで幸せになっちゃうような笑顔。

なんなんだこいつは、、、、、。

もしかして、天才っていうのがいるとしたら、大好きな事をやってる時の、
幸せそうな顔のコトなのかもなぁ、、、、。

そんなコトを、思いました。



だから、負けないぞーっと思う。


誰にかって??

千綿に。

なんの分野で??

ええと、、、、、ケンチクで。


まぁ、同じようなものだと思うので、、、、、。













ただ、、、、
オンガクでも負けませんよ、、。

、、、まぁ、ニコのオンガク担当は僕じゃありませんけど、、、、。

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posted by 西久保毅人 at 17:05| 2011.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

チーム


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、、、、、若干の予算不足で、格安の三流ホストしか調達できず、、、、、


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、、、、、そうとは知らぬが、駅で待つ妊婦。


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まず、ひざまずいては、忠誠を。
それから、現地へエスコート。


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お別れの席は、屋形船。


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これまた、三流ホストがよく似合う。


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裏で糸引く親分の  まさか、これは、、、、、、、、、オレの船???

「うーみよー  おれのうーみよーっ ♪」


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海外ゲストも来日し 宴に鼻を添えてくれました。


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、、、ごめんごめん、
フジモンの前にあると、ハートゲロにしか見えないから、、、、、。

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、、、、、と、キクちゃん、、、。

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そんなにぎやかな小林さんの送別会。

よくお会いされてたご家族や仕事仲間には、言わなくてもすぐ分かっちゃってましたが、
9月に控えた出産のため、退職する事になりました。

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僕がわざわざ言うまでもなく、
小林さんがどれだけみんなに愛されていたかなんて、写真を見たら一目瞭然。

忙しい合間に、若者達がみんなで、
たーくさんの不器用なプレゼントを作りました。
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例えばね、、、、、、、
自分が親として、
成長した自分の子供達が、自分の大好きな仲間を送り出す時に、
こんなにも素敵な送別会をしてあげるような大人になってくれたら
それだけでどんなに幸せでしょうか?



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本当に、すばらしくバカで、熱い若者達。

小林さんを送り出す彼らの姿を、彼らの親に一番見せたいなぁ、、、、。


彼らの姿をみて、そんなコトをふと思いました。

そして、こういうコトができれば、もうケンチクなんて、できたも同然。


ニコは、いつの間にか、
とっても素敵なチームになっていました。
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どんな海外のクラブチームにも、負ける気がしません、、、、。


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小林さんだってそうだよ。

この短い間に、
結婚して、赤ちゃんできて、誰よりも仕事をこなしながらも、女として突き進む姿は、
たぶん、誰よりもスピード感があり、どん欲で、そして強かった。

ホソダなんか、小林さんのヨコでは、止まって見えたもの。。。。
フジモンなんて、小林さんのヨコでは、ヒゲが早く生えてるように感じたもの。。。。
キクちゃんなんて、最近はメッシがオヤジ化しすぎて、似てるというには無理がでてきたもの。。。。

そして、


好きなコトは、ひとつもあきらめなくていい。



そんな素敵な定規を持っている女性だと思いました。


「あきらめたら そこで試合終了ですよ。」


大切なのは、才能でも、年齢でも、学歴でもなんでもなくて、
その気持ちを持ち続ける事。

そういうコトを、小林さんは、野生の勘みたいに分かってた気がします。。。。

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まぁ、とりあえずは、出産までの間、
のんびり釣りでもしながら休んで、健康な赤ちゃんが産まれるのが、何よりですね。
健康は妊婦は、一番気をつけないといけません。


そして、そのうち、赤ちゃんをおんぶしながら、
また、隣りの席で仕事ができる日がくれば、それはとても大歓迎です。


ニコは、赤ちゃん大歓迎。


、、、、、僕がおんぶしてた方が、仕事がはかどるかも知れませんが、、、、、。


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さて、とりあえず、

、、、陣痛始まったら、呼んでね!
札幌だから、ちょっと早めにね!


通常は別料金ですが、
初回サービスで、三流ホストがみんなで立ち会います。


ニコのみんなは、しつこくて、メンドクサイよ。。。。。僕似で。


、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
あーあ、
こんな素敵な送別会をしてくれるなら、
僕もそろそろ出産しようかなぁ、、、、、。
posted by 西久保毅人 at 02:23| 2011.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

ちーいさな ちーいさな 内覧者

ちょーど、小雨降る先週末、、、


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雑誌の撮影で、ISANAにうかがった時、
大家さんの下窪さんに素敵なお話をうかがいました。

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「にしくぼさん、にしくぼさん、ちょーど、昨日ね、、、、。素敵なことがあったのよ、、、」

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突然、ピンポーン。

「となりのマンションの者ですけど、女性の2人組が、ISANAを内覧したいとのコト。

 、、、、、いいですか??」

、、、、っていうからね、出てみたらね、、、。

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なんとISANAのビラを握りしめた小学3年生の、女の子二人組、、、。

まぁ、女性は女性だったんだけどね、、、、、。

で、聞いてみたら、

「私たち、秘密基地を探してるんですけど、、、、、」

「で、できれば、あの、、、、緑の壁のお部屋がいいんですけど、、、、。」とのコト。。。。。

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ちょっと、2人があまりに真剣な顔だからね、、、、こっちも真剣に対応しちゃってね、、、。


「そっかぁ、、、。もうね、あのお部屋は、借りる人が決まってるのよ。残念。。。。


うちの隣りだったら空いてるけど、、、。見る??」

と、下窪さん。

「あとね、、、、
 お部屋を借りるにはお金がいるんだけどね、、、、。

 お金、、、、、持ってるの??」

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「、、、、、、、。」
「ふたりで、ナナセンエン、、、、。」

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「、、、そっかぁ、、、。それじゃあ、足りないなぁ、、、。
 じゃあ、お部屋は、大きくなったら借りるとして、

 あそこのね、、、、緑の階段の下とかは、どう??ダメかなぁ、、?」


「、、、、あそこは、ドアがないからダメ。」(意外と、プライバシー重視。)

「それから、わたしたち、7人で使うから、広くないと、、、。」


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「ななにん?? お友達??」

「えっとね、、、、私たちと、パパとママと、イヌと、、、、、、。」

「、、、、ふーん、そっかぁ、、、。

 じゃあ、お部屋は貸せないけど、、、、うちで遊んでく??」


「、、、、うん。」


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と、、、、、その後は、部屋を借りに来た事もすっかり忘れて、
下窪さんちでさんざん遊んで、おうちに帰ったそうです、、、、。

途中で、

「そういえば、お母さん、心配してない??ここにいるの知ってるの??」

と聞くと、


「わたしたち、5時に帰ればいいからっ!!!」

と、あっさり。


、、、て言われても、ちょっと不安なので、
帰りに、下窪さんが、2人にお手紙を書いて持たせたそうです。



「それがね、もー、可愛くってね、、、、。」

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と、嬉しそうに話して頂きました。

もう、コドモ達の秘密基地の候補にしてもらうなんて、
設計者として、そんな嬉しいなコトはないですね。。。

緑も増えて、そんな、素敵な物語が、次々に起こりそうなISANA。


撮影も、「できれば、この場所は、雨の後の濡れた感じを撮影してもらいたいなぁ、、、。」

と、思っていたら、ちょうどそんな中での撮影。

雨の撮影なんて、カメラマンさんには、とても迷惑な話だったと思うんですが、
写真が楽しみです。

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しかも当日は、入居者の方とも中庭でお茶を飲みながら、お話できて、
とても気に入って住んで頂いている御様子。

ホッとしました。
こういう機会、賃貸でめったにないと思うんですが、
まさに、大家さんの日々の心遣いの賜物だと思います。



地球からしてみたら、
トウキョウからしてみたら、

とっても、ちいさなちいさな場所の物語。

でもなぜか、とっても大きなものと、つながっている気がするのです。

posted by 西久保毅人 at 03:34| 2011.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月23日

やすし恐るべし、、、。

最近、家にこういうのが転がっててビックリ、、、、。

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はたして、ノノは何を目指しているのか、、、、?



まぁ、なりたいとか、「そのもの」じゃないトコロがノノっぽいっちゃ、ノノっぽいけれど。

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、、、、、、まぁ、遠い昔、
おニャン子クラブのファンクラブに入って、
ハチマキまいて佐賀から博多までコンサートに行ってた
父親に



言われたくないかも知れませんが、、、、。






「ゆうゆへ」

って、なんの恥じらいもなく、
封筒にデカデカと書いたファンレターは、
はたしてトウキョウまで、届いたのでしょか?



あぁ、青春。



やすし、恐るべし、、、、。
posted by 西久保毅人 at 23:32| 2011.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

日経産業新聞

武蔵境の長屋 ISANA(いさな)が、
先日の日経産業新聞に、掲載されました。


当日は、
建築ジャーナリストの細野通さんに取材して頂きました。

たくさんの建築を、時代の目を通して見ていらっしゃる方に取材して頂くのは、
とても緊張する機会でもありましたが、
とてもとても、勉強になりました。


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、、、、AKB と おにゃんこクラブの後の話題が
日経産業新聞とは、ずいぶんかためではありますが、、


、、、、
まぁ、大切なのは、コントラストです!!

posted by 西久保毅人 at 02:08| 2011.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする