2011年05月02日

ノノだめ かんたーびれ

先日、ノノのピアノの発表会。

場所は、昨年と同じ、埼玉カイカン
巨匠、前川國男の名作建築です。

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今回、ノノが練習してたのは、華麗なる大円舞曲っていう、
ちゃんちゃらん、ちゃんちゃららん、ちゃんちゃららん、らーーーん、っていう感じの
ショパンの名曲。




もう、ガクフを見るからに難しそうで、
まぁ、そもそも僕はガクフ読めないのですが、とにかく音符がいっぱい。。。


ページも多くて、ホントにこんなの弾けるのかな?

っていうのが、半年前くらいでした。


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案の定、本番前まで、なんとか通して弾けるようになってたんですが、
間違いだらけで、あー今年の発表会は厳しいなぁ、、、って思ってたんですが、、、。


ノノは、いつも感心するんですが、、、、、
本番にかなり強いタイプみたいです、、。


今まで、聞いた事もないくらい、本番で弾ききってしまいました。


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ちょっと、ビックリ。


少なくとも、僕似じゃぁ、ない事は、確かですね、、、、。

で、本番に弱い僕はというと、、、、、。

僕は、ピチカートポルカっていう曲をノノと連弾。
これも、僕にとっては3ページもある、弾いた事もないくらい長ーい曲だったんですが、
練習では、意外と早く弾けるようになってて、(弾けるような気分になってて)

「今年は余裕余裕っ。」

って思ってて、逆に本番前はかなりサボり気味、、、、。


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もう、、、、ですね、、、。
とにかく、僕にとっては、指の限界にチャレンジ、的な、早くて、
指の場所があちこち飛ぶ曲だったんですが、、、、

緊張のあまり、指がからまるからまる、、、、、。


これまで、からまった事のないくらい、指がからまり、
結構、自分的には、さんざんでしたが、
とにかく、僕のレンダンの目標は低くて、(毎年、失敗するので、、、)

ミスで、曲を止めないコト、
パニックにならないコト、
ノノに迷惑をかけないコト、、、、。

な訳で、そういう意味では、なんとか、弾ききる事ができました。ホッ。


ノノ的には、

「レンダンは、ぜんぜん緊張しなくて余裕だったぁ、、、。」

らしいです、、、。

もう、ノノとのレベル差、果てしないですね、、、。
同じに始めたはずなのに、、、。(涙)



しかし、

「パパ、良かったわよっ、グーよ、グー。」



と、ケーコせんせからは、お褒めの言葉。



しかし、スゴいなぁ、、、、、ノノ。


ムダにデカい訳ではないようです、、、、。


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さて、ゴールデンウーク。
個人活動なので、ここで書かない事にしようと思ってたんですが、
5/2から
僕は、北の方へ行ってきます。
ちょっと縁があって、宮城県の被災地の支援活動のお手伝いに参加させて頂きます。
東京不在です。
すみません。
posted by 西久保毅人 at 09:15| 2011.5月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

ののカメラ

高校生の時、英語の授業で、ボランタリー(voluntary)=「自発的に、、、」みたいに習った時に、

「ふーん、、、」て思ったのを覚えています。

なんか、思ってたのと違った感じでした。

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思ってたのは、なんていうか、
無償支援活動みたいな、善意な活動みたいに思っていたので、、、、。

「自発的に」

ようするに自分からってコトな訳で、
自分の中身から湧き出るような、そんな感じなのでしょうか?

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ちょうど、夜、ノノと2人、仙台から帰ってきたその足で、

「餃子、食って帰る? ノノ?」

と、荻窪のいつもの中華屋で、ビール飲んでると、
隣りは、年金がいくらとか、東電の株ですったとか、、、
そんな話のおそらく一流企業を退職して間もないおっちゃん三人組。

「、、、日本はさ、、、、とりあえず核兵器持たなきゃね、今ならすぐつくれるんだよ。」

「、、、ボランティアっていうのはさ、俺は偽善だと思うんだよな、善意っていうけど。」

「、、、でさ、来週からギリシャ旅行に行くからさ、とりあえず募金しといたよ、何となくね。。。」

とか。


帰って来てそうそう最初に耳にした大人の言葉に、ノノは何を思ったのかなぁ、、、。


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さて、余談でしたが、
この連休、
仙台のデザインホームさんという素敵な会社と、突然の素敵なご縁があって、
ノノと2人、石釜ピザの炊き出しに行ってきました。

宮城県山元町という海沿いの津波の被害の大きかった街の、避難所となっている
中学校と、公民館。

活動内容は、デザインホームさんのHP等に詳しく載っています。
http://blog.designhome.co.jp/staff/ito/
http://www.designhome.co.jp/information/20110322-1/
http://blog.designhome.co.jp/fujiwara/2011/05/post_6.html
http://designhome.co.jp/

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震災から二ヶ月。
東京にいると、もちろん映像やニュースではいろんな情報が見れるんですが、
みんなそうだと思うけれど、なーんかモヤモヤとした気持ちが消えません。

トウキョウで建築を生業としていながら、かたや災害で建築は跡形もなく、街ごと消えてしまいました。

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僕のやってる仕事って、はたして何なのだろう?

建築は、自然の前で、どう消えてなくなってしまったんだろう?


ただの興味。 でも、見ないといつまでも消えないモヤモヤ感。

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とりえあず、よく分からないし、危ないかも知れないし、また地震も来るかもだし、、、、

と、一人で行こうと、コジン的に進めていたんですが、
どこで、情報が漏洩したのか、、、、、。



「ノノは行きたい。」



と、なぜか、突然ノノを連れて行くはめに、、、。


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まぁ、いいか、、、デカイし、、、、。



そんな訳で、一人旅のはずが、突然の父娘二人旅、、、、。

、、、と、これが行くまでの話。
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短い時間で、ノノと2人、いろいろ見て、出会って、感じて。
それについては、改めて書くというよりも、
御世話になった仙台のデザインホームの伊藤さんに送ったメールが一番な気がするので、
そのまま載せておきます。



デザインホーム 
伊藤さま
志都さま


こんにちは。

御連絡が遅くなりました。

東京に戻り、
ようやく何となくですが、気持ちが落ち着いてきました。


偶然の出会いから、今日まで、あっという間でしたね。
まさか、自分がこの連休に仙台にいるとは、
一月前は、思ってもいませんでした。
しかも、伊藤さん、志都さんはじめ、たくさんの素敵な方達と
一度にお知り合いになれるとは、、、、。

僕にとっても、ちょっと出来過ぎな時間でした。

出発するまでは、恥ずかしながら、
テレビや、新聞で見聞きする情報のみで、

どこに行くのか?何が起こっているのか?何をするのか?

さっぱり想像できていませんでしたので、
とりあえず、一人で行ってみよう、と思っていたのです。
ですが、野々を連れて行けて、本当によかったな、と思います。
野々も、小学生ながらたくさんの事、現実を体で感じたようです。


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デザインホームさん、
失礼な言い方になるかも知れませんが、
とっても素敵なメンバー、素敵な会社でした!
スタッフ皆さん、驚くほど若く、自然体で、
家造りを任せたい、というお客さんの気持ちがよく分かりましたし、
同じ仕事をするものとして、というよりも、
商売をするものとして、学ぶ所多かったです。
今にでも、ニコ設計室のみんなに会わせたいというのが、正直な感想です。

仙台VS東京のいじられキャラ対決、楽しみですね、、、、猪狩さん。。。


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そして、今回のボランティアで一番感動、というか勉強したのは、

ボランティアというのは、ボランティアだからといって、
普段したこともない特別な事をするんではなくて、
自分達が楽しめて、大好きな事をそのままやる事が大切なのではないか?

という事です。

そして、だからこそ、楽しさが伝わるし、気持ちが伝わるし、
笑顔が伝わるし、美味しさが伝わるのではないかと。
そして、本気になれるのではないかと。



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藤原さんが、焼き加減の気に入らないピザを、地面に投げ捨てるシーンなんか、
まさにそうでした。
ただ配給すればいいのではない、美味いピザを食べさせてあげたいのだ、と、
無言で語られているようで、とても印象的でした。


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そして、
解散の頃、

「あーあっ。 あーしたーも やーりたーいなぁっ。!!」

とおっしゃっていた濱田社長さんが、とーっても印象的でした。
そういう事だからこそ、きっとみんなが休みを返上でできるのでしょうね。

細く、そして長く、という言葉を使われていましたが、
だからこそ、本当の復興まで、続いていけるのではないかと思いました。





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被災状況、
ほんの少し垣間みただけですが、
ホントにこれが2ヶ月後の状況なのかと、驚く程、「そのまま」でしたね。
範囲が、広すぎて、人力ではもはやどうしようもない、という現実がそのまま伝わってきました。

避難場所、
僕らがお会いできたのは、きっと一部の元気な人達だったのでしょうね。
きっと、体育館やテントや教室の中に、たくさんの避難生活に疲れ果てた方達がいらっしゃったのでしょうね。




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長くなりましたが、
この体験とみなさんとの出会いを、
ゆっくりと
まだ見ぬ何かに、つなげていきたいと思っています。

仙台とトウキョウ、意外と近いですので、
今後も、いろいろとお誘い下さい。


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僕は、コジン的に、凄いプレッシャーですが、、、、
掲載からハズされないように、気を引き締め直して頑張ります!(汗)


では、最後ですが、


つながっている、という事が、お互いの、未来の何かに結びつきますように。


西久保毅人

posted by 西久保毅人 at 23:27| 2011.5月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月13日

落書き祭り

いよいよ着工する尾崎さんの家。

先日、着工に先立ち、解体前のおうちにお邪魔しました。

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いやー、
なんでも楽しむって、素晴らしいなぁ、、、、、と思うのですが、


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解体前の空っぽの家をキャンパスに、
子供達の落書き祭りが行なわれていました。


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たしかに、たしかに、
こんなコトできるのって、解体前しかないですよねー。


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どうしても、新居の方に気が移ってしまって、
解体前のおうちは、どうも役目を終えた寂しい感じが、いつもするのですが、
最後に、子供達に、こうして絵を描かせちゃうなんて、
家も、ここまで愛されたら、本望だなぁ、、と思いました。


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家は、モノだから、結局寿命があって、いつかは消えて無くなる運命です。
これから、作る新居だって、いつかはそう。

ケンチクは残るからいいねって、言われますが、実はそうではない。


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でも、キオクは消えないです。
きっと、この子供達が、大人になって、自分の家を建てる事になった時、
じゃあ、最後に皆で落書きしちゃおうかって、なるかもだし、
そのまた子供が、家をつくる時にも、

「尾崎家では、代々、解体前には、落書きパーティーをする事になっててね、、、。」

なんて。


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無くなる前の、ほーんの一瞬の出来事。

数日しか存在しない落書き。


残らないから、残る、というコト。


音楽のよう。
祭りのよう。

尾崎パンのよう(笑)

posted by 西久保毅人 at 02:53| 2011.5月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

カモメの観察

今週はお知らせが多いのですが、
5/20(金)は、昨年完成しました「鷲巣さんの家」が、
テレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」で、放映されます。


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オンエアーなうです。。。。


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放映時間は、あさ4時30分からと、
ちょっと、かなり、早朝なのですが、ぜひ観て下さい。

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鷲巣さんちは、いくつか取材があって、その度にうかがうのですが、
住宅の取材なので、

「小さな空間を広く感じさせるポイントは??」

みたいな質問がなんだかんだと多いです。

設計させて頂くおうちごとに、ポイントはいろいろあるんですが、
ホントのホントの核心は、精神的なコトだと僕は思っています。


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たとえば、鷲巣さんには、テラスの先っぽの、きゅーんと狭くなってる突き当たりに
ほそ長ーい、木の扉があるのですが、、、、、

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、、、実はこれは扉ではありません、、、。
ただ、取っ手がついている壁なのです。

ホントは、ここは、何もなくスッキリさせたかったのですが、構造上、どうしても、この部分に
壁が必要で、当初はしかたなくできちゃった壁でした。

現場が進む中でも、いっつも何とかならないものか、、、、?と考えてて、
最後の最後に、取っ手をつけちゃったのです。

ほーんの、小さな小さな、金物なのですが、
それがつくだけで、なんだかイメージが激変。

その扉の奥に、つづきの空間があるかのような、そんな気分になれました。

鷲巣さんいわく、

「 こころの奥行き 」

最初は邪魔だったものが、今では、家に奥行きを感じさせるしかけとなっています。

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たとえば、空とつながったり、街とつながったり。
そういう気持ちのよさに、あんまり数字は関係ありません。

何畳なきゃ、とか、何センチなきゃとか。。。。
そういう数字から解放される事が、実は一番のポイントなのだと僕は思います。

とはいえ実はこれがいーちばん、難しいことなんですけどね、、、。

図面に数字書くの、やめちゃおうかなぁ、、、、。

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さてさて、カモメついでにお知らせですが、

ちょうど今、
恵比寿のバーで、カモメデザインの個展が開催中。

「10展」(てんてん)

5/6〜6/3まで。



金曜日にテレビ見た後は、
土曜日に、「佐々木さんの家」のオープンハウスに行って、
帰りに
こちらも、ぜひぜひ!

posted by 西久保毅人 at 21:49| 2011.5月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月25日

いろいろ載っています、、、。

お知らせが遅くなりましたが、
現在発売中のLIVES(ライブズ)VOL.57

なんとなんと、
三つもニコの記事を載せて頂きました。


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ひとつ目は、こどもと暮らす家特集の中で、
坪井さんの家

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ふたつ目は、賃貸物件レビューで、ISANA(いさな)

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みっつ目は、、、、、
「こどもと暮らす家を考える。」

というタイトルで、見開き2ページのコラムとスケッチです。

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前回も、同じようなテーマで載せてもらったんですが、
前回と違うのは、文章も、スケッチも、書き下ろしというコト。。。。。
ここに、甘ーいワナが、、、、。

前回は、インタビューで、適当にしゃべったのを、プロの方がまとめてくれたので
僕は超気楽で良かったんですが、


「今回は、西久保さんの書いたヤツ、そのまま載せますから、、、、。2ページ。」


とのコト。。。。。。


こう、何て言うか、、、、
そもそも頼まれもしてないし、別に読まれても読まれなくても、基本、気にしませんから、、、
というような、お気楽な文章をダラダラ書くのは、なんの苦もないのですが、
いざ、お題を与えられて、

「さぁ、書きなさい、締め切りは一週間よ。。。文字数はね、、、。」

ってのは、なかなか難しかったです。。。。
ノノと違って、ステージ慣れしてませんので、、、。


なので、じゃあ、書くか、とやる気になって、最初に仕上がった文章、実は、約2倍の量でした、、、。


「、、、、あのね、ニシクボさん。
 努力は認めますけど、最初に文字数言ったでしょ!!!  さ、削って削って。」


というようなコトをやんわりと、言われ、それからが正直大変な作業。。。。

「マルも一文字。小見出しは、2行分ですからね、、、、。

 それから、スケッチ、もちろん忘れてませんよね、、、、??」

あー、あ。
やるって言わなきゃ良かった、、、、。(涙)



、、、まぁ、そんな感じでしたが、
編集の佐藤さんのキビヤサシイ フォローのおかげで、なんとかカタチになりました。

といっても、特別なコトを書いた訳でもなく、
ここにグダグダといつも書いてるコトをまとめただけなんですけどね。


もしお手に取る機会があれば、ぜひ。

posted by 西久保毅人 at 00:41| 2011.5月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

文字列

前にも載せたんですが

リンタロウのこうういの、、、、、



何ていうか、
詩の内容以上に、なんか伝わるっていうか、、

ハッとさせられます、、、、。


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親だから?? でしょうか?

さて、何の曲でしょう。
あれです、アレ。



ところで、すっかりHPでのご紹介が遅くなりましたが、
スタッフ紹介に、藤本くんを掲載しました。


こちら



よろしくお願いします!




posted by 西久保毅人 at 02:18| 2011.5月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする