2008年02月11日

2年後

週末に、坂本さんの家の撮影がありました。

新しい住まいの設計という雑誌です。
前日、大雪で天気が心配でしたが、なんとか天気も回復し、撮影日和となりました。


203.sakamototei.jpg


坂本さんの家は、ちょうど2年前に完成しました。
たいてい、雑誌の撮影というのは、完成して1年以内くらいに行われるので、
2年後というのは、ちょっと珍しいかもしれません。

この住宅は、大谷石や、木のサッシ、土壁など、時間がたてばたつ程に味わいのでる
材料を使用しています。
ですから、完成してピカピカした時よりも、現在の方がむしろ味わいのある空間に
なっています。しかも、ご家族にもとても素敵に住んでいただいていて、
それを、たまにお邪魔するたびに感じていたので、

「撮影してもらえるチャンスがあるといいなー、」

と、結構心待ちにしていたのです。実は。

205.sakamoto.jpg


ですから、こんなタイミングで雑誌掲載の機会をいただいた事は、
とても光栄に思いました。


もちろん、この住宅で使用している材料は、特別に高価な材料という訳ではありません。
ただ、木、石、土、、、、といった無垢な素材です。
だから、もちろんメンテナンスフリー、ではなく、時間がたつ程に、古くなり、
いずれは朽ちていく材料です。

ここに使われるために製材される前にも、たくさんの時間を過ごした材料。

だから、何か、2年後、という期間以上に、おおらかな時間の流れを感じさせるような
空間になっていました。


毎年完成する、ニコ設計室の住宅も、どんどん年を重ねてゆきます。

生活が始まって、何年か経って、

「オープンハウスの時よりも良くなったね。」

と思えるような住宅を、今後も作っていきたいと思いました。
坂本さん、ありがとうございました。
posted by 西久保毅人 at 02:14| 2008年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする