マンションの2層分をぶち抜いて、そこに建築金物業を営む阪本さんご自身の
制作による、巨大な鉄板の本棚を設置します。
すぐそばに工場があるので、現場に行くたび工場を見せてもらいます。
着々と、鉄板本棚ユニットが作り上げられています。

2.3ミリの黒皮鉄板を、ひたすらグリッドにくんで吹き抜けに積んでいく、、、、
と、口でいうと、
「かるーーーい」
感じですが、実際は、鉄板だから、かなり
「おもーーい」
事になっています。。。。。。

この写真のユニットだけでも、70〜80キロでしょうか?

それが、壁面中に、どーーんと積まれていきます。
2層分約5.5m、どーーんと積まれた姿は、きっと圧巻でしょう。
どーーん、
も口でいうと「かるーーーい」ですが、、、、、、。

黒皮のままだから、溶接跡や擦れたムラとかたくさんあるのですが、
それが無垢の鉄板の迫力をだしていて、かなりカッコいいのです。
この工事はリフォームのため、壁をはがしたそのあとには、GLボンド跡やら、工事の時の
手書きの通り芯やらが、たくさんありました。
それらは、昔建物がつくられた時の職人さんたちの手の跡。
それが残ったままのコンクリートの壁面は、新築では獲得できない迫力があります。
鉄に残った阪本さんの手のアトと
コンクリートに残った手のアト。
その組み合わせがとってもかっこ良くて、
棚のうしろは、
そのまんま仕上げとしました。
新春には、オープンハウス予定です。
お楽しみに。
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