2007年12月03日

子供のスケール

昨日は、雑誌の撮影のため、引っ越し早々の、白石さんの家にうかがいました。

ちょうど、うちの子供達に見せてなかったので、ノノとリンタロウを連れて行きました。

178.siraisitei.jpg

そういえば、佐藤さんの家では、
背の小さな佐藤さんスケールの広さや高さ設定をさせてもらったのですが、
白石さんの家は、もっと小さな子供達のスケール感を空間化する事を目指した家です。

たとえば、一般的な天井高2.4mなんかの寸法は、基本的に大人の大きさを基準にしたものです。だけど、子供にとっては、天井高1.2mでも十分に快適な空間でしょう。
もちろん、子供はどんどん大きくなっていくので、全てがそんなスケール感だと、とても家としては成り立ちませんが、そんな事を切り口に空間を考えていくと、家の設計がもっと自由になっていきます。


じゃあ、そんな段差で家を作ったら、
階段なんてなくったって、よじ登って暮らせるんじゃない?




そんな提案を積極的におもしろがっていただき、実現したのが白石さんの家。


177.siraisitei.jpg

全部の空間が1.2mの段差で連続しているので、姿は見えなくても声は聞こえたり、
平面的には近くにいるのに、ちょっと距離を感じたり、、、、、、、。

平面図ではかる距離以上に、近くに感じたり、遠くに感じたり、という微妙な互いの距離感がこの空間にはあります。

179.siraisitei.jpg


さて、ノノとリンタロウ。

こんな事を考える父をもっているんだから、さっそく登ってくれるかな?

と期待していたのですが、スイスイ登る白石家の子供達とは裏腹に、

「僕、台がないと登れなーい。」

「こわいこわい、だっこだっこ。」

と、お前はどこの家の子供だ、と思わんばかりにヘタレっぷり全快でした。。。。。。。


なかなか、子供は親の思うように育たないものです、、、、、、。
posted by 西久保毅人 at 23:34| 2007.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする