2007年11月24日

若杉さんの家

去年お引き渡しをした、「若杉さんの家」の1年点検に、
担当の遠藤君、監督の関さんとともにうかがいました。
どうやら今日は、世の中、勤労感謝の日、らしいです。。。。


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点検、といっても、結局は久々にうかがうお住まいで、美味しい手料理を、さんざんごちそうになり、僕はといえば、修学旅行の学生のようにいろんな場所に座ってみては、ぼんやりと設計中の事、いろんな事を決めていったプロセスを思いかえしていました。


どんなに手塩にかけたおうちでも、引き渡してしまえば人のもの。
そんな僕らにとって、設計させて頂いたおうちにお邪魔するのはドキドキしますし、実は一番の勉強の機会でもあるのです。


さて、久々にお邪魔した若杉さんの家は、いくつかの補修工事や反省点はありましたが、とっても大切に、愛情をもって住んで頂いているという事がとっても伝わってくる、そんなおうちになっていました。


引き渡しの時よりも、だんぜん素敵な空間。

1年経って、そんな風に思える事はとても幸せな事です。

そして、その「 素敵さ 」や

改めて「 いいなー 」って思えるカンカク。

それが、何によってもたらされているかを、ずーっとぼんやり考えていました。


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だから、実は、点検から帰って、一番最初に、若杉さんから届いたメールを読み返してみました。

そこには、ずいぶんまえに書いたこの文章の中の、「おうちやさん」としての僕に期待して頂いている事が書いてありました。

1年後のおうちにお邪魔して、なんで「いいなー」って、思えるか?

その理由は一つしかないと思います。


それは、「若杉さんに似合っているから。」


先日完成した「佐藤さんの家」にしても、「白石さんの家」にしても、
「似合ってる」から、いいなーって思える。

「似合ってる」から、かっこいい。


これからも、そんなおうちを設計していきたいとつくづく思いました。


お子さんの成長とともに、
これからもずーっと変わっていくんでしょうけど、


僕の中では、1年過ぎた今日、「 若杉さんの家 」は完成しました。

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posted by 西久保毅人 at 00:45| 2007年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする