大きなお寺の敷地の片隅に咲いていたんですが、人工物の中で、ここだけ命が宿っているような、、、、、、。

それにしても、なんだでしょう?
この、奇妙なすがた、かたち。
ケンチクの設計みたいに、あーでもない、こーでもない、と何案も何案も、スケッチして、模型つくって決まったカタチ、っていうより、
一瞬にして、何かの必然性でうまれたんだけど、現れた瞬間から、ずーっとそのすがたをしていたような、ずーっと前から、存在していたような、そんなすがた、かたち。
奇妙極まりないんだけど、
これ以外のすがたはないよなー、と思っちゃうその存在。
きっと、何百年たっても、このすがたしか、ありえないんだろうなー、という時間を超越したような、すがた、かたち。
この広大な、お寺の建物や、敷地の中では、とっても小さな小さな大きさだったんですが、だーれも、建物なんか見やしないで、建物なんて気づいてすらもらえてないのに、
みんなを惹きつける、たった一輪の蓮の花。
負けるな、ケンチクっ。

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