今年は、例年に増して、いろんなコトを経験させていただいた1年でした。
まずは、なんといっても、本の出版。
「家づくりのつぼノート」は、本当に僕の「まとめられない性格」のせいで、
とても、とても、とても長い時間がかかってしまったのですが、
最近では、打ち合わせに、本を持参されて、
「ええと、、ここに書いてある感じで、、。」
なんていうコトも起こるようになりました。
その度に、
「あぁ、もっと見やすい構成にすればよかった、、松井さんたちの言うこと聞いてれば、、、(汗)」
っても思うんですけどね、、、。
さて、今年から、3年間、小田原さんにお預かりしている月のとびら。
6月頃から、海外のゲストの方の旅の宿として運営をしたり、時々イベントをしたり、
ニコの出張営業をしたり、、、と模索しながらお預かりしています。
始める前は、時々、週末くらい泊まってもらえるのかな〜??
と思っていたんですが、いろんな国のご家族に、「家」のように利用していただいています。

韓国、中国、香港、というアジア圏から、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、そして時々日本。
まだたったの半年ですが、
こんな風に、いろんな国のいろんなご家族に泊まっていただき、
たくさんのレビューという形での感想をいただきました。
ゲストの家族には、ほんの少しでも会うようにしてきたので、
みなさんの顔が浮かんで、なお嬉しいです。
↓レビューの一部です。


そんな訳で、「家づくりのつぼノート」も、いろんな国々へ。
日本語は読めなくても、たくさんの写真が満載なので、
海外の方にも楽しんでいただけているようです。
来年も楽しみです。

さてこの半年で、
改めて気がついたコトが、あります。
それは、僕は、結局は「人に会うこと」が、とても好きなんだなー、という事。
今の時代、AIに仕事が奪われちゃう〜、とか、
距離が離れていても、出社しなくても、メールと電話会議で仕事できちゃうからね、とか、
そんな事が言われていますし、
そんな仕事環境の方も増えていると見聞きします。
もちろん設計の仕事だって、会わずに作り上げる事も可能でしょうし、
民泊だってそうです。
世の中は、どんどん「会わずに解決しちゃう」方向に向かっているようです。
でも、まぁ、世の中の事は、さておき、
僕は、どんなに時代遅れであっても、「会うこと」で産まれる仕事をしていきたいのだなぁ、、、
と、自分自身、改めて気がついた1年でもあったのです。
だから僕は、
ご家族や依頼主と会えない設計の仕事なら、したくはないけれど、
でも、顔を合わせて話せる設計の仕事ならば、どんな条件が悪かろうと、トライしたいと思う。
BIRDプロジェクトにしたって、泊まったり、イベントをしたりする人と直接会えるのであれば、
これからもやっていきたいと思うけれども、会わないのであれば、やる必要はないと思う。
「会うこと」
その中で、僕はたくさんの事を学ばせてもらって、今があります。
会えば、いろんな事を感じることができるのです。
会えばさ、なんとかなるんじゃないかなぁ、、、って思いませんか??
そんな意味で、「会うこと」が、
僕にとってのキーワードだという事に、今年、改めて気がついた1年でした。
だから、来年は、もっともっと、いろんな方に会いたい。
懐かしい方にも、会いたい。
忙しそうだから、、、とか、こんな相談していいのかしら、、、、なんて、
気にしないで下さいねー。
年上だとか、年下だとか、天パだとか、人見知りだとか、、、そんな事も気にしない気にしない。
そして、会えるのであれば、
どんな仕事だって、やってみたいな、と思う、この年末の決意でもあります。
会う事で産まれる世界が、また来年も増えるといいなぁ。

来年が、過去最高に、出会いにあふれていますように。
それは、僕にとってだけでなく、
みなさんにとっても。
良いお年を。