あっという間に、年末ですねー。
先日、久しぶりに、2011年に完成した集合住宅、ISANAにうかがってきました。

ISANAは、オーナーの住戸のほかに7世帯ある小さな村のような共同住宅です。
もう、完成して、8年くらい経っているので、
入居者の人も、何代目かになっているんですが、変わらず素敵な人に住んでいただいているとの事でした。
もう知らない人も多いと思いますが、
ISANAのオーナーのバシストさんはインドがご出身。
インドでは、家を建てる時に、自分の家は、小さく作って、貸すスペースを同時に作っておくそうです。
最初、家族がまだ小さい時は、そのスペースを貸して共同住宅として住んでおいて、
子供達が大きくなったら、家を広げてそこに子供達が住む。
子供達が、結婚して、家族が大きくなったら、また広げてそこに子供達夫婦が住む。
でも、いつの日か、家族が少なくなったら、また他人に貸して最初に戻る。
そんな永遠のループがこの場所で起こるような「大きくて、小さい家」を目指しました。
あれから、もうすぐ10年。
子供達も大きくなったし、
本当にISANAが、一つの家になる日も案外遠くないかも知れません。

さてさて、実は、ISANAの不思議な事を発見しました。
実は、このお部屋の前には、行くたんびに赤い傘が置いてあるんですよねー。
聞いてみたら、
「住んでる人は、変わってますよー」
とのコト。

この赤い傘が、
グリーンの壁と茶色の壁にとても似合うんですが、
そういうのが、歴代住む人に、伝染していくのかなー??
なんか、ちょっと嬉しくもあり、
不思議な気がしました。

また行くのが楽しみです!