2019年11月18日

大学2年生とバスケットボール



今年から工学院大学で2年生の設計の授業をしています。

今までは、3年生以上しか教えたコトなかったんですが、ようやく最近2年生っていう
生き物に慣れてきた気がします。
大学2年生って言ったら、現役なら20歳を迎える時なんですよねー。


と、そんな事をボケーっと考えていたら、ふと大学生活って、実はバスケットボールに似てるっ!
って、思ったんです。

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なんでバスケットボールかっていうと、、、、。
バスケットボールというスポーツは、ちょっと変わっていて、一試合が、4つのピリオドに分かれ
て構成されています。スラムダンクの中では、まだ前半後半だったので、いつ変わったのかは分か
りませんけど、世界的には、そうみたいです。八村くんのやつも。
スポーツに限らず、4つに分かれている事って、世の中案外なくて不思議。
だから大学って4年間だよなー、って思うと、ふとこの第2ピリオドと大学2年生っていう
時期が重なって思えたんですよね。なんで4年間なのかは分かりませんけど、4つに分かれている
という事のポイントを案外見落としがちというか、無意識に過ごしがちなんですよねー。

だって、中学も、高校も3年間だし、小説の大作だって、上、中、下、だし、、、という感じで、
3分割の盛り上がりや過ごし方には、日本人は、案外慣れているんですよね。
だから、4分割になった時、ついつい第2ピリオドや、2年生という時期に、緊張感を保って過ごす
のが、実は一番難しいのかも知れないなー、って思うんです。

だからなんか、適当に流れで過ごしがち。
でもね、僕のバスケ理論(笑)からすると、実は、この2ピリっていうのが、
一番大事なんだなーとある時、気づいたんです。


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実は、僕の子供達は、みんなミニバスから高校バスケまで、
徹底的にバスケット漬けでしたので、
この10年くらい、バスケの試合をたくさん見にいく事になりました。

漫画ではないバスケットボールの世界での、僕の子供達のチームは、
いっつも、いいところで負けてばっかりだったんですが、
試合内容は?、、、、と思い返すと、「勝ってたよなー」、っていう試合もたくさんあったんですよね。
だから、負けると余計に「あん、、もう、、。」ってなるんです。

そこである時から、試合のスコア表を見るようになりました。
すると、やっぱり全体的には、勝っているのに、第2ピリオドだけ、超ダメダメな展開になってる
場合が、結構多くて。
「2ピリが引き分けとか、最悪ちょっと負けてるくらいなら、勝ってるじゃん、完全に〜」
っていう試合が思いのほか多い事に気がつきました。
別に2ピリで勝ってる必要もないケースが多いんですよね、本当に。
プラマイゼロでいいのに、なぜに、こんなにも、2ピリで緊張感が保てない、、、、。


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でもねー、分かるんですよ、なんとなく。
だってさ、1ピリは、試合の始まる緊張感でみんな迎えますし、
3ピリは、ここで踏ん張らないと最終ピリオドで挽回できない、って思えます。
4ピリは、最後の8分だから、もうやるっきゃない、って思えるんですよね。

でも、そういう意味で2ピリは、、、、、。なんかほかと比べるとモチベーションをあげる
動機付けがしにくいんだと思うんですよね、分かるっちゃ、分かる。そうだよね。


これって、ほーんと大学2年生にも言える事なんですよねー。
1年生の時は、なんか、新しいキャンパスライフの始まりのウキウキ感。
3年生は、そろそろ4年生が、就活とか始めるのを垣間見て、少しは、自分の未来を意識し始める学年。
短大の彼女がいた人は、急に社会人になった彼女を社会人の男に取らたり、、、
を経験する時期(笑、あ、僕の実話)
4年生は、もうノンストップで、就活やら、受験やら、論文やら、卒業制作などやる事いっぱい。

という訳で、やっぱ、2年生って、宙ぶらりん。
大学にも慣れたし、あんまり新しい事ないし、何していいの?っていう時期。
でもね、だからこそ、あっという間に、過ぎちゃうんです。2ピリみたいに。

でもね、これはほーんとバスケと同じなんだけど、
どういう状況で、3ピリを迎えるか?っていうので、その後の試合展開はずいぶん変わっちゃいます。

だからできる事なら、試合の後半戦、本当の勝負が始まる3ピリに向かうための一歩前の
学年なのだ、と意識してるかどうかが、案外重要なんだと僕は思うのです。

とはいえ、大学生は、休みが多いから、実質2年生も、残りあと2ヶ月間くらい。
って思うでしょ?
僕が、言ってるのは、授業ではなくて、単純に2年生である、という期間の話。
だから、まだ来年の3月末までだと考えたら、案外時間あります。


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とにかく、2ピリのうちに、
自分の脳みそを一旦べろっと外に出しちゃうような表現にトライしよう。
それを見せて、たくさん恥をかいておこう。
こじんまりまとめずに、紙からはみ出しちゃおう。
どっちか迷うくらいなら、どっちも作っちゃえ。
完成度やまとまりなんかは、気にしない。
他人の意見も、今はとりあえず気にしない。
一般的には、、、、とか忘れちゃおう。

そして、春には旅に出よう。

ぜーんぶ、二十歳のしるしとして。


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明日から、2年生としての最後の課題が始まります。
せっかくなら、こんなコトを伝えられたらなー、って思うのです。



、、、、、、、、、、お前が言うな、お前がっ!と、
大学2年生の時の僕がにらんでますけどねぇ、、、(笑)。まぁまぁ。
posted by 西久保毅人 at 18:41| 2019.11月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする