2019年04月22日

余計なコトは、やめられない。

先日、4/19発売の「住宅建築」6月号に、
昨年完成した「新さんの家」を掲載していただいたんですが、

なんと、まさかまさかの表紙掲載!!!!


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表紙写真は、和紙のハタノさんに貼っていただいた桜色のモザイク貼りの和紙なのですが、
嬉しい!の一言ににつきます!


住宅建築、に掲載してもらえるなんて、何年ぶりだろ、、、、というくらいに久しぶりです。

専門誌が他の雑誌と一番違うのは、記事も全部、僕が書くというコト。
だから、世の中では、それを「発表」というのでしょうね。

だから、緊張感もありますが、とても光栄なチャンスです。

だから、久しぶりっていうのもあり、
ただでさえ、文章を書きすぎる傾向にある僕は、
勢い余って、頼まれてもいないコトまで書いてしまいまったのです。

嬉しくて、というものあり、久しぶり過ぎて、というのもあり。

でも初稿は、いづれにしても、書き直すものですし、
僕の場合、大抵、

「あの、、、書いていただいた意気込みは分かりますが、
 字数、800字程度の枠なので、5000字書かれてもですね、、、、。」

と編集の方に言われるのが、まぁ、僕の人生のほとんどのパターン。。。



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ところが、今回、また
「書きすぎて、怒られるかなぁ、、、。」と思っていたら、、、、。

なんと、
全部、載せていただけるコトになったんですよー。

編集の担当の方に、感謝感激!
きっと、字数多すぎて呆れられたコトでしょうけど。。。


で、その書いた余計なコトっていうのは、
今回、「住宅を知覚する」という特集とのコトだったので、
掲載していただく新さんの家の説明とは別に、
僕は、絶対、三木成夫さんについて書きたい、と思ったんです。

三木さんの生命記憶について。



20代の頃、仕事サボっては、入り浸っていた幼稚園の園長先生に

「ニシクボくん、これ読んだらいいわよ。」と

勧められた三木さんの本。(実話ですよ。)

そんなやる気のない勤め人時代の僕が、
三木さんの思考に出会って、心から「腑に落ちる」という感覚になったんです。

それは、その後の僕の建築を考える時の思考の根っこになり、今に至ります。

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しかし、
建築とは全然関係ない分野の研究者だった方なので、
建築の専門誌には無理かも、、、?と一か八かだったんですが、
まるまる掲載していただくコトになり、本当に光栄でした。


建築系の人も、全く関係ない人も、他の著書も含めて、ふれると世界が広がる本です。(と僕は思います。)


三木成夫さんとは、何者??という説明は僕はしませんので、
興味がある方は、ぜひ、三木ワールドを読んでみてくださいね!


さて今回は、和紙職人のハタノさんにも、文章を寄せていただきました。


そんなコトもあってですね、、、、


と、もう一つの嬉しいコトは、また次の機会に。


いやぁ、しかし、余計なコト、っていうのは、
し続けるもんですねー。


最後に、今週末4/28(土)は、横浜近郊で、2世帯住宅のオープンハウス予定です。
ご案内を送るのは、ギリギリになりそうですが、
興味のある方は、ご連絡くださいね。
posted by 西久保毅人 at 20:00| 2019年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする