2018年08月27日

タイムカプセル

さて、先日、1階までだった佐藤さんちの続きです。
今日は、いよいよ2階と3階。


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いままでもいろいろリノベーションって、させて頂いたんですが、
大抵は、元々のおうちが古すぎたり、薄暗かったり、住みにくかったり、、、と
僕たちも、住まい手も、元々の家に対して不満の方が大きなケースが
多かったような気がします。



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そういう意味で、この計画が特徴的だったのは、

「元々のおうちが、とても素敵だなーっ」

って、佐藤さんも、僕たちも思ったコトです。


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このおうち、
佐藤さんが中古で購入されたんですが、
元々の持ち主さんとも最初にお会いするコトができました。



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40年前以上前に、当時、ある女性の建築家の人に設計をお願いされたエピソード。

40年前の上棟式の写真も、見せてもらいましたし、

貸していただいた手書きの図面には、
当時のおうちあわせ中の、スケッチや検討案も挟まっていたんです。

まさかその建築家の方も、
40年後に、そんなスケッチを覗き見られるなんて、
思ってなかったでしょうね〜。


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いやぁ、いつの時代も、悩むコトは同じだよなぁ、、、、って思ったり、
そうそう、こういうプランにしてみたくなるよね〜、って思ったり。。。。


ある意味、
僕たちにとっては、
タイムカプセルを見つけちゃったような、
そんな体験でした。




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そんな訳で、
実は、途中、売主さんの方が、

「やっぱり手放したくない。」


っていうような話にもなったとのコト。


設計させていただいたおうちが、
こんなに愛されるなんて素敵だなぁ、、、、。


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本当は、その建築家の方にも
お会いしたいところだったんですけど、
もう現在は、その設計事務所は存在しないとのコトでした。

ざんねん。

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とまぁ、そんな訳で、
そのまんま利用した方がいいところ、
今の時代で作り変えたら、余計にコストがかかっちゃうところ、など、
40年前の大切なところは残しつつ、


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わんぱくな3人のお子さんが、家で野球しても、落書きしても、
ミートソースのついた手で、壁をべちゃちゃしても、

小さなコトを気にしなくていいようなおうちになるように、
少しだけ、上書きさせていただいたような、
そんなおうちに仕上げさせていただきました。



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そうそう、もともと内装や窓枠とかに、たくさんの木材が使われていたんですが、
壁の仕上げをガラッと変えて完成してみたら、

「なんだか、木の量が増えたような気がするんですよね〜。」

と佐藤さん。



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たしかに言われてみれば、、、、、。


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木のせい 木のせい。




そうそう、9/9(日)は、小田原さんちの入居後オープンハウスです。

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posted by 西久保毅人 at 19:15| 2018.8月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする