2007年06月14日

あーゆー、あーきてくちゅ?

今日、たまたま仕事場に行く前に、近くの喫茶店で構想を練るためのスケッチをしていたら、


「あーゆー、あーきてくちゅ?」


と、久々にいんぐりっしゅで話しかけられました。

僕もゆったりしていたし、仕事場に行きたくなかったし、(かわいい女性だったし・・・)、、、。
という訳で、話し込んでしまいました。

彼女は、メリッサというアメリカ人のアーティストで、善福寺にある遊工房というアーティストレジデンス(海外のアーティストに個展や短期滞在での創作活動の場をあたえるような施設)に現在滞在しつつ、個展をやってるとの事。
個展のために徳島県でキャンバスとなる和紙を作ってきたとの事。
個展が今週末まで、という事で、じゃあ、近いし、そのうち行くね、とその場は解散しました。

話は、15年くらいさかのぼりますが、大学生の時の僕は、とにかく英語ができるようになりたくて、「英語を覚えるには、外国人の恋人を見つけるに限るよ。」と、いう通説を信じて、小田急線の中で洋風なかわいい女の人を見かけるたんびに「はろー、はわゆー」と日々、話しかけまくる、そんな学生でした。そんなのは、なかなか実を結びませんが、かなり度胸はつきましたね。今でも、たいして変わりませんが・・・。

さて、事務所について、彼女のウェブサイトを見てみたら、なんか、ちょっと不思議な世界観のある作品で、「これは行かねばっ。」と思い、夕方、ブラリと自転車で行ってきました。

ちょっと、ギャラリーとしては便が悪い感はありますが、昔の病院を改築した建物で、西荻らしく、とっても雰囲気のある場所でした。

メリッサとも無事再会し、絵の説明を聞いたり、いろいろ話してると、「友人のアーティストを紹介するわっ」という訳で、同じ場所に滞在しているカレンという、また同じくアメリカの女性アーティストと出会いました。

彼女の作品も、また個性的で、一言でいうと、「アースワーク」、というのでしょうか、ランドスケープアーキテクトにも通じるような、森や自然の中に自然の素材を使った造形作品の写真を見せてくれました。
で、その延長で、訪れる土地土地のいろんな色の土を採取して、土を顔料として絵を描いたりもしているとの事。だから、彼女のスペースには、いろんな土地のいろんな色の土が飾ってありました。「これが善福寺の土よっ」としっかり、善福寺公園の土も採取されていました。

この辺まで話を聞くと、

「あれっ、誰か似たような人、近くにいたなー、、、、。」

と思っていたら、その通り。

なんと、カレンが淡路島の左官職人、久住章氏を訪ねて淡路島に行った時の写真が出てきました。

「なーんだ、久住さんなら僕もよく知ってるよー。若い時、よくご飯を食べさせてもらって、淡路島にも、うちの奥さんと婚前旅行でいったし、この写真のゲストハウスにも泊まったもんね。いいよねー、このたたきの風呂も入ったよ。久住さんはホント、日本一の左官屋なんだよ。」

というなぜか、
善福寺で、アメリカ人のアーティストと、淡路島の久住さんつながりという事が発覚し、またまた盛り上がってしまいました。

表現の仕方は違うし、国籍も違うけど、本当にカレンは、アメリカン久住さん、みたいな女性でした。

なんか、世界って、広いようで、狭いなー、とよく日本でするような会話を、善福寺で、いんぐりっしゅで話す、という不思議な日でした。


最後に、アーティストレジデンス、っていえば、僕の大学の盟友であり世界をまたにかけるアーティスト、増山士郎を忘れては困りますね。

彼は、卒業後、日本での活動をえて、ここ数年は、世界中のアーティストレジデンスを渡り歩いて活動しています。会うたんびに、次はバルセロナだ、次はニューヨークだ、と次々と活動の拠点を移し、どうやら現在はベルリン永住をもくろんでるらしいです。


場所は違えど、「増山も、こんな感じなのかなー?」とちょっと思ったのでした。













posted by 西久保毅人 at 01:36| 2007.4月〜6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする