2017年02月08日

石の上にも43年

いつも急ですが、
高円寺にある、座・高円寺にて、
今週いっぱい、友人の芝居がやってます。

作、演出 中津留章仁 「たわけ者の血潮」

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前にも書きましたが、中津留は、大学の同級生。
ここ数年、演劇界では、ちょっとした存在らしい。



約20年前。
なぜだか、この年の僕の研究室は、「ケンチク以外」のコトに
一生懸命な仲間が多くて、まさに逆ゴールデンエイジ、っていう感じだったんですが、
中津留もその一人。


想いばかりが溢れつつ、結果まともに就職もせず、
要は、30過ぎてもなかなか食えない、、、、って意味での、逆ゴールデンエイジ。


忘れられないなぁ、、、、、。


ちょうど4年生になる頃、、、、、。
就職とか、進学のために学年の成績表が公表されたんですが、
僕も含めて、この逆ゴールデンな仲間達5、6人は、
成績表をめくってもめくっても、名前が出て来なくって、、、、、。

学年で180人中、
最後のページの150番から180番のページにみんなずらりといたのが、
おかしくて忘れられません。。。。。

そりゃそうだよなぁ、、、。
とりあえず、ただトウキョウに来たかっただけだったんだから。
そんな佐賀県代表 西久保。  大分県代表 中津留。



最近、「何者」っていう映画がありましたが、



まだ、何者にもなれそうにない、、、、。

予感のみじんすら、、、ない。

そんな時期でした。



30歳半ばまで、ほーんと小さな小さな劇場からしかお知らせが来なかった
中津留ですが、
ここ数年、本多劇場やら、紀伊国屋ホールやら、座・高円寺やら。。。。


有名な劇場ばかり。
すごいね、ほーんと!!!!



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今思えば、そんなすぐに「何者か」になれる訳ないよね。


そして、同じ自営業として、時々考えるのは、
何かに「なる、なれる」っていう言い方そのものが、実は違うかなぁ、、、って
思うのです。


今では、劇作家として期待されるような存在らしい中津留


でも、彼は劇作家になった、訳じゃなくって、
何ものでもない、ただの石の上に、
ただ43年間、「残った」だけなんじゃないだろうか?


トウキョウのど真ん中で、
大分県産の石の上に、ただただひたすらに
立ち続けようとしているだけなんじゃないだろうか?



そんな風に思うのです。



さてさて、そんな訳で、ニコの若者達は、
中津留からお知らせが来ると、
半ば強制的に、中津留の芝居を観に連れて行かれます。


年に数回の、ニコ唯一の文化の日。
、、、、、、あとは、飲み会しかないですから、、、、。


今回も楽しみです。
もし、興味のある方は、ぜひぜひご観覧ください。
むかし1000円だったチケットも、、、、、、今では4000円ですけどね〜(笑)

posted by 西久保毅人 at 19:46| 2017.2月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする