2016年12月16日

めだかのがっこう

先週末、好天の中、
千葉県の、ぼうそう半島の太平洋側、
いわゆる外房と呼ばれる海を臨む小さな街に
太田代さんのおうちが完成しました。

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トウキョウから、約2時間半、と遠かったんですが、
はるばるオープンハウスに来ていただき、
また、ご近所さん、近所の子供達も、代わる代わるきてくれて、
とっても賑やかな1日となりました。

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広々としたぽかぽかの縁側。素敵な笑顔。

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だーれがせいとで せんせいか


だーれがせいとで せんせいか


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そんなめだかのがっこうの歌詞のように、

だれがニコのお客さんで、だれが街の人か?


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いやいやむしろ、、、、、
だれがニコの人で、だれが太田代さんで、だれが職人さんで、だれがお客さんか?


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なんだか、そんな境界線すら忘れてしまうくらいに、
みんなでのんびりと完成を味わったオープンハウス。


なんだか、太田代さんの人柄が
そのまんまケンチクになったような、、、、、
そんな空気感のせいでしょうか?

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一匹の魚を、
身から、頭から、骨まで余すところなく
味わうように
余った丸太が玄関の引き手になり、

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屋根の上から、

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玄関から、

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縁側から、、、、、、

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なんだか、隅から隅までゆるやかに町や地域とつながっているような、
そんなおうちになりました!

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さて、そんな太田代さんの家。


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実は最初にお会いしてからは、3年くらいでしょうか?

最初はお2人だったので、かなりのんびりとスタートしたんですが、
設計中に3人家族になり、、、、、、

あやうく4人家族になる前にようやく完成。。。。。。

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ええとですね、、、、、ニコの家づくりの、、、、、あるあるです(笑)。

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なので、そんな家族の変化と共に出来上がった太田代さんの家。

こないだウシも書いてたんですが、
現場途中からは、ご夫婦で赤ちゃん連れて工事もされてたので、

もう、だれが建主でだれが職人さんか、途中であいまいになってきて、、、、。

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仕事終わったら現場に帰っていらっしゃるので、
もう、現場なのか、家なのかも、途中であいまいになってきて、、、、、、。

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そんな家づくりのエピソードを思い返しながら
完成した家の中で1日過ごすと、
やっぱり、いちばん最初の太田代さんの言葉を思い出すのです。


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「縁側がたくさんある家がいいなぁ、、、、、。

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お休みの日曜日には、近所の子供達が
縁側から集まってきたりして、、、、、。

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そうそう、、、、

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えんがわって、、、、、

その言葉も素敵ですよね〜、、、


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 だって縁(えん)のある、側(がわ)、っていうコトですもんねっ。。。」


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、、、、、、、。

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なるほどなぁ、、、、って、
その時思ったのです!!!


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僕、それまで、縁側たくさん作ってたんですけど、
縁側って、ちょこっとベンチみたいに出っ張っている、
その物のコトだと思ってたのです。。。。。

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でもそれを、太田代さんの言うような
「えん(縁)のある がわ(側)」って考えると、
イメージがぱーっと広がっていきました!



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そっか、、、、、。

「えん(縁)のある がわ(側)」だったら、
どんなすがたかたちをしててもいいんだなー。。。。


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いろんな縁をつむいでいくような関係性が作れたら、
もはや、実体がなくってももいいんだなー。。。。


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それはもう、そもそも
ケンチクじゃなくってもいいんだなー。。。。。



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家と空のあいだに。


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家と街のあいだに。


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家と道のあいだに。

この街の暮らしや風景の中に、
いろーんな、縁がうまれますように。。。。。

太田代さんの家と暮らしが染み込んでいきますように。。。。。

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この家の存在や、作られ方そのものが、
太田代さんの暮らしにとって、

「えん(縁)のある がわ(側)」

になったらいいな。

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太田代さんの家は、
そんなコトを妄想しながらできあがりました。


だから、設計上の工夫もいろいろあるにしても、
そんなコトは、もう些細なコトで、
それ以上に、工事に関わるいるんな人に思いをゆだねて出来上がったのも
この家の特徴かも知れません。

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そもそもはなれの内装なんて、
下地から、仕上げの施行まで、建主である太田代さんにゆだねてしまってできた家。


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和紙もみんなで貼ったし、、、、、。

ウシはウシで、
ああいう性格なので、「いけるっ」って思ったら最後、
フィニッシュは、
まるっと
村上建築工房の大工の村上さん、長谷川さんにゆだね、、、、


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壁は壁で、左官屋さんにゆだね、、、、

お庭はお庭で、お庭屋さんにゆだね、、、、、


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、、、、あっそうそう、
職人さんの現場宿舎は、某イイジマさんにゆだね、、、、、、、、(笑)


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って具合に、
結果的に、
とっても大切ないろーんなコトを、いろんな人にゆだねてできあがった家でもあります。


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そんな縁が、また別の縁をよんで、どんどんつながっていく。

そんな縁に身をゆだねているうちに、
そのケンチクに愛着を持ってくれる人が、どんどん増えていく。


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知らず知らずと、ぜんぶが想像をちょっとだけ超えていって
素敵な世界が出来上がっていく。

この家づくりそのものが、

「えん(縁)のあるがわ(側)」になっていく、、、。

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きっと太田代さんも、そういう風に僕らにゆだねてくれたんじゃないのかなぁ、、、。


そしてそれが、僕たちの目指しているケンチクなんじゃないかなー、って。

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だーれがせいとで せんせいか




だーれがせいとで せんせいか



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そんな訳で、
できた瞬間から、街に染み込むような太田代さんの家と暮らし。


太田代さん、ありがとうございました!
またお引っ越し後、お邪魔しますね〜。
posted by 西久保毅人 at 20:51| 2016.12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする