2016年07月08日

トムソーヤのペンキ塗り

トムソーヤの冒険の中に、こんな話があります。

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長くて、とても一人ではできそうもない塀のペンキ塗りを命じられたトムソーヤ。

そこで妙案。

口笛を吹きながら、さも楽しそうにペンキ塗りを始めました。
あんまりにも楽しそうに塗っているものだから、
次々に子供達が集まってきて、

「僕にも塗らせてくれない??」

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「うーん、、、、

こんなに楽しい事、ただでやらせる訳にはいかないなぁ、、、、。」


どうしてもやりたい子供達は、
次々にビー玉やら、リンゴやら、、、をトムに持ってきて、
ペンキを塗らせてもらう事になりました。

気がつくと、一人ではとてもできそうになかったペンキ塗りが、
大勢で、あっという間に楽しく仕上がっていく、、、、、という話。

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ちょっと趣旨は違いますが、
社会人1年目の時、似たような経験をしました。

少し大きな現場に常駐していたんですが、
その左官工事を一手に担っていたのが、久住章さんという当時
日本一の左官職人さんでした。

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以前もちょっと書いた事があったんですが、
いっつもとても陽気な職人さんで、
一緒にいると、なんだか僕まですごい事ができそうな気持ちになるので、
久住さんが現場に来ると、ずーっと久住さんにくっついて回っていました。

もう、犬?、
っていうくらい、、、。

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ある時、その建物の一番大きなメインホールの大空間の土壁と土間の仕上げを
久住さんたちがしている時です。
ちょうど夕方の5時頃で、他の職人さんが帰ろうとしていた時間でした。

僕もいっつも、

うー、、、、手伝いたい、、、。

とヨダレを垂らしてみてたんですが、職人さんたちもそう思ったんでしょう。

「あのー、、、、手伝わせていただいてもいいですか?」

その一人を皮切りに、帰ろうとしていた職人さん達が自分も、自分も、、、、と気がつくと、
久住さんの周りでたくさんの職人さんたちが楽しそうに土壁を塗り始めていました。

もちろん初対面です。

「ええでええでーっ。

こういうのはな、大勢の方が、楽しいんや。

その方が、ハッピーで、ラッキーで、、、、ラッピーやー。。。そうやろ??」


なんだかよく分からないけど、目の前ですごいコトが起こってるぞ、、、、、、。


と、そんなコトを感じた社会人1年目。


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いつかそんなコトが、僕の現場でも起ったらなー、、、、なんて
当時は想像すらしませんでしたけど、
時々、僕らの現場でも、そんなコトが起きる時があります。
とても小さな小さな出来事なんですけどね。。。。


和紙のハタノワタルさんも、現場をそんな空気にしてくれる、僕の大事な仲間です。


まさか空気担当、、、と酒飲むためにわざわざ京都から呼ばれてるとは、
本人も知ってか知らずか、、、、、。

もちろん、仕事が大好きだからですよー、も、も、、、もちろん。。。。


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僕は自分ができない分、デキる人には超敏感、、、。

、、、、まぁ、ご存じの通り、
おかげさまで
僕は、徹底的に他人よがり担当ですが、、、、、、(笑)


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何をするかよりも、誰とするか?

僕の好きな言葉。


ほんとにそうだよなぁ、、、、、って思うし、
そこさえぶれなかったら、きっと間違いはないって僕は思う。
多少向かう先がずれたとしても。


あぁ、他人よがり万歳!!!!(笑)


、、、、、以上、プロのスーパー素人、西久保でした。


プロの。
posted by 西久保毅人 at 20:52| 2016.7月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする