2016年06月29日

リアル

ちょうどリンタロが、ひとまず部活を引退して今日で3日目。

「他の3年生が部活に行くらしく、、、リンタロも慌ててバッシュ持って出て行ったよー。」

とのコト。

まぁ、そうそうすぐに子供達の日常が切り替わる訳もなく、、、、。

いたいだけ、体育館にきっと帰っていくんでしょうね〜、、、。

、、、、、受験生のはずですけど、、、、。

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そうそう、
ちょうど、最終戦を迎える前の週の試合の後に、
これまで撮りためた、彼らの写真を冊子にまとめて3年生全員にあげました。


大勝負を迎える彼らになにか一言だけ、言葉をあげたいなぁ、、、と思って、
最後に、

「想像できる事はすべて、リアルである。」

というピカソの言葉を添えました。

これは仕事の上でも、大学で学生に向き合う時にも、いつも僕の根っこにあるような言葉。
ケンチクも、バスケも、、、、。なんだって同じなのです。(笑)、、、たぶん、、、ね。
















さて、日曜日の3回戦。
中学バスケの公式戦は、第1から第4ピリオドという8分ごとに4節に分けて試合が行われます。
分かりやくすいうと第1、第2が前半、第3、第4が後半という感じ。

そういえば、スタムダンクは、前半、後半でしたね。
高校生になったら変わるのかなぁ、、、。


まぁ、ともかく運命の32分間が始まりました!


相手は優勝候補。
まずは、相手に、、、っていうよりも、
会場の大きさに飲まれたのでしょう。。。
前に前に、っていう気持ちが空回りして、
あっという間に、たったの3分で13対0。

、、、、、おいおい、、、、、、って感じの序盤ではあったのですが、
だんだん調子を取り戻してきました。

大丈夫、大丈夫、
こんな感じのスタートで勝つ試合、マンガで読んだコトあるし、、、、。


と、特には心配はしませんでしたが、
やっぱり相手は、大舞台慣れしている試合巧者です。


もう少しで、10点差になろうとすると、バタバタと確実に点を取られ、
なかなか追い詰めるコトができません。
そのたんびに流れに乗れず、点差は15点差から20点差を行ったり来たり、、、。

そんな訳で、一度もリードするどころか、
第1、第2、ピリオドともに、15点差以上をつけられて後半戦に突入。


まだ噛み合ってないなぁ、、、、というのが、
誰が見ても明らかだったし、何より大舞台で一番空回りしているリンタロを見ながら、
それでも
最終ピリオドの8分間を10点差以内で迎えられたらなんとかなる、ってずっと思っていました。

、、、、、これもマンガに書いてあったしね。。。。リョーちんも言ってましたよね?
山王戦の時。。。。


でも、やっぱり相手は強豪校。
考えるコトは相手だって同じでしょうし、
読んでるマンガも同じです。(たぶん、、、。)

試合を通して、ほーんとそつなく、ムラない試合展開で、
点差を詰めさせてもらえず、
結果的に、最終の第4ピリオドのスタートを、16点差という、
しがみつくには、ほーんとギリッギリの点差で迎えるコトになってしまったのです。。。。。

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がーん、、、。

ドキドキ。
しかも、この時点で、リンタロ、なーんと4ファール。。。。。
最後になるかもしれない試合なのに、、、。

後一つのファールで、退場になってしまう、、、、そう、あの陵南、魚住のパターンですね、、、。
黒子のバスケでいうと、決勝の日向の展開、、、、。


もーう、、、どうして、うちの子達は、もう、、、、。
そういえば、2年前のノノの最終戦も、同じ展開で退場になってたよなぁ、、、
と苦い記憶がよぎります、、、。もう。。。。


やってるリンタロだって、まさかこんな試合でそんな展開、、、。
もう、精神的にも、ぎりっぎりだったんでしょうけどね。。。。。

マンガで読んだコトがあるとはいえ、、、、。


でも、結局はやるか、やらないか。
縮こまって負けたくない。


リンタロの中で、
どっかで、ぴきーんと、何かがぶちぎれる瞬間があったのでしょうか?

残り時間 4分52秒。
スコア 58対42。
点差  16点。
まさに崖っぷち、、、、。


しかし、、、、、。

ここからの約5分間の彼らのプレーは、
今まで見たコトもないくらい、
思い出しただけでも、鳥肌の立つような5分間でした!!!!!

もう一回やれっていっても出来ないだろうなぁ、、、、っていうくらい。

終盤で足の止まりかけてた相手に対し、
怒涛のオフェンスとディフェンス。
もう、1ゴールだってあげられない状況の中、
これまで一切縮まらなかった点差が、あれよあれよと無くなっていきます。
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10点差きって、いけるっ!って思い、
8点差になって、勝てる!って思い、、、、、、。

なーーーんと、16点差もあったのに、
残り30秒で、ワンゴール差まで追い詰めたのです!!!

60対58。

この5分で許した得点はたったの2点だけ!

そしてバスケの試合においての30秒って、
動く時は、4、5点動くので、
もう、どっちが勝ってもおかしくない状況まできたのです!!!!

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すごーーーーい!!!!


ほーら、やっぱり強いじゃーん!!!!


リンタロも4ファールながら、ひくどころか、ようやく全開。

ちょっとすごかったなー、、、、リンタロ。
そしてもちろん、みんなも。

、、、、、まぁ、おせ〜よ、、、、って思いもありつつですけど、、、、(笑)

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さて、、、、、。


、、、、正直言って、
ここから先の短くて長い30秒間の試合展開は、
もう、あまりの興奮で、
たぶん、バカ親軍団、全員泣いてたから、ほぼ記憶がありません。。。。。
おかげで写真も、ひとっつもピントが合っていません、、、。


すみませんね、ちょーうど、いいとこなのに、、、、(汗)


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気がつくと、試合はもう終わっていて、
掲示板には、62対58。


ブザーの瞬間、
なんだかとても不思議な感情なんですが、
僕たちも、子供達も、しばらく涙が溢れていたけれど、
単純に試合に負けて悔しい涙じゃなかったんだよなぁ、、、、。

むしろ、、、、、、

最後の最後に、
な、な、なーーんていう試合を見せてくれたんだろう、、この子達は、、、!!!

っていう、感激っていうか、感謝っていうか。。。。

なんて、子供達の可能性は、無限なんだろう、、、、っていうコトを、
まざまざと見せつけられたような、、、、正直、そんな感情だったんです。
だからでしょうか。

試合後、
見たこともないくらいに、晴れ晴れとした顔をした彼らがいました。


ほーんと、おじさんには少し眩しいくらいの、キラキラした笑顔でした。


そういえば今年は、
もう、何度、この子達の悔し涙を見ただろう、、、、。



、、、、そしてなんとまぁ、、、、、アホなバカ親だろう、、、(笑)

僕が子供だったら、、、、、嫌だな。。。。

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さて、
ちょうどリンタロがひとまず部活を引退して今日で3日目。

「他の3年生が部活に行くらしく、、、リンタロも慌ててバッシュ持って出て行ったよー。」

とのコト。

まぁ、そうそうすぐに子供達の日常が切り替わる訳もなく、、、、。

いたいだけ、体育館にきっと帰っていくんでしょうね。


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「想像できた事は、すべてリアルである。」



僕は今でもそう思うよ。







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ほらね、、、

ちゃーーんと、手が届いただろっ??

リンタロっ。



その手にしたカンカクは、、、、、、、、たぶん一生もの。





(中学バスケ編、おしまい。)
posted by 西久保毅人 at 19:49| 2016.6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする