2016年05月14日

ニンジンのはなし


むかしむかし、お腹の調子が悪い時、


おなかを下してたらニンジン。

便秘でもニンジン。

と、症状がどっっちだとしても
まぁ、
ニンジンを丸ごと食べればよくなったそうです。


でもある時、えらい学者さんが、ニンジンの成分を分析して2つの薬に分けました。
、、、、いちいち、腹痛のたんびに、
ニンジン一本、まるごと葉っぱや皮まで食べるのが
めんどくさかったのでしょうかね、、、、。


下痢に効く薬と、
便秘に効く薬。


ようは、一本のニンジンから、下痢に効く成分と便秘に効く成分だけを
抽出して、あとの余った訳の分からない部分は捨ててしまったそうです。


おかげで、下痢の時は「はいこれね。」

便秘の時は、「はいこっちね。」

という具合に症状ごとに分けて処方する事が可能になりました。


成分を分けたおかげで、それぞれ小さな薬になり、
より効く薬の開発にもつながっていったのですが、
反面、

「体調が良くならない」

っていう人も徐々に出てくる様になったそうです。




ニンジン丸ごと食べてた頃は、みんな体調が回復していたのに
おかしいですね、、、。


実は、さだかではありませんが、
薬にする時に、何にも効かなそうで捨ててしまった部分。

そこに、「調整」っていう役割があったようなのです。

ニンジン丸ごと食べた人が、下痢ならばそれに効く様に、
便秘ならばそれに効く様に、

さらには下痢でも、
そのまま下してしまった方がその人の体質的にいい時と
すぐに止めた方がその人の体には合っている時、、、、等々。

それぞれの症状、その人の体質の具合によってもどの程度効かせるか、、、

ニンジンの中の、何に効くんだかよく分かんない成分が、
勝手にその人の体質や具合を判断して「調整」していたんじゃなかろうか?と。。。。



話は変わりますが、
僕たちも、よくケンチクや街を部位ごとや、役割別にその意味を説明させられがちです。
特にケンチクを「学問」や「研究」として扱う場合に多いんですけど。


でもケンチクや街も案外、

「ここは何のため、、、。ここは何に使うから必要、、、。」


って一生懸命役割を考えた部位よりも、
放っておかれたよく分かんない部分や場所の方が
でき上がったら愛されたり、使いやすかったりするのがふしぎ。

そんなコトを僕たちは日々、身をもって体験します。


そのたんびに、
ケンチクや街も、
きっとニンジンみたいなものなんだろうだなぁ、、、って
つくづく思うのです。



名前をつけて分解してみた時に、
どうにもこうにも、名前の付けられない部分、説明しにくい部分、、、、


「もーう、、、ちょー意味分かんないんですけどぉ、、、、。」


っていわれちゃうよな部分こそ、いちばん大事。。。。
それこそが、僕らの仕事なのだ、そうそう、もう一回ニンジンをつくるような、、、。


、、、、っていう具合にですね、、、、
まぁ、ようは
なんでもかんでも、ジブンに都合がいい様に解釈するコトが、
ホントは一番大事なのかも知れませんね、、、、。(笑)


、、、ていう訳で、
来週末は、オープンハウスなのです。。。。

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posted by 西久保毅人 at 13:18| 2016年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする