前に書いたようにハタノワタルさんていう京都の和紙職人さんに
和紙張りのお部屋を作ってもらいました。
それにとどまらず、他にもいろんな方にご協力を頂いてできあがったんですが、
その中に、実はもう1人のハタノさんがいらっしゃいます。

その方は、波多野裕子さんというガラス作家さんなんですが、
別に和紙のハタノさんの親戚でもご家族でもなんでもありません。
たまたまのダブルハタノさん。
でも、またこの波多野さんの作品の素晴らしさも、
「写真には映らない、、、、」
ブルーハーツ系なんですよねぇ。。。。
徹底的に磨き上げた肉厚のガラスは、
手触りも、なんか人の肌みたいで、
たまたまこないだ飲んだ席で、彼女の作品のぐい飲みで日本酒をくいっと
飲ませて頂いたんですけど、
もう、その口当たりの良さと言ったら、、、、、。
、、、、、すみません、口当たりはやっぱり写真では、、、、、、(涙)

な、訳なんですが、
ランプシェードも、明かりがついてない時は、ぼんやりと薄くブルーが
透けて複雑な透明感があり、
とても存在感がありつつ、
まわりの素材を引き立てる様にとても存在感のない、
ていう、不思議な質感のガラスなのです、、、、。

和紙にしても、ガラスにしても。
ひとつの素材に徹底的に惚れ込んで、
自分の手で作品作りをしてらっしゃる方は、ほーんと素敵だなぁ、、、と思いますし、
実際、素敵な方ばかりなのです。
たいてい、酒飲みですし、、、、、。
手で作るから、
一度にたくさんはできないというコト。
一日に出来る量が限られているというコト。
それはその人の時間を分けて、頂いている、という事なのかも知れませんね。
とりあえず、ぐい飲み欲しいなぁ、、、。