2015年12月07日

三日月

そういえば
月について考えていた時があった。



天文学的な、、、、というよりも、直感的な意味で。


僕はどうしても満月よりかは
少しでも欠けた月に惹かれるのだけど、何でかな、、、、という具合の
他愛もない事。

ただの形の趣味??とも思ったけれど、どうも違う気がした。


ある時、

あれは、「欠けている」のではなくて、「隠れているのだ」

という事に気がついて、なんだかすっと腑に落ちたような気がした。


どんな状態の月でも、
よーく目を凝らして見ると、丸い輪郭がぼんやりと見える。


ようするに、影だ。


もし、本当に欠けているのだとしたら、
欠けた部分を絵の具で埋めたら丸になるのだろうけれど、月はそうではない。

逆に影がだんだん取り払われる事で、少しずつ丸くなる様子を僕たちは見ている。


つまりは、満月以外の月は、影をまとって浮かび上がっているのだ。


欠けてできたかたちと、影をまとったかたち。



かたちは同じでも、たぶん全然違うのだと僕は思った。


5767.jpg


そうそう、


そういえば土曜日は、朝から月が出ていた。



朝から月が出ていた。
posted by 西久保毅人 at 22:55| 2015年の気づきとカンサツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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