ニコが今年、何元年??だったかっていうと、しいていえば、、、、

和紙元年!
っても言えるかなーって思います。

そうそう、年の初めにハタノさんの和紙に出逢って、
春に京都まで会いに行って、
ハタノさんに和紙すきの工場や、たくさんの和紙の貼られたご自宅を見せて頂いて、、、。

なんか、これまでの「紙」のイメージが覆ったような気がしましたし、
和紙って、こんなにも身近で、いろんな使い道があるんだなぁ、、、、って
感動して帰ってきました。

でも、こんな感じで自分の手柄風に言ってますが、
本当のコトをいうと、
ハタノさんの和紙のコトを知ったのは、僕らが探した訳ではなくて、
現在、鎌倉で工事中の「中道さんち」の中道さんが、
「うちで、この和紙、ぜったい使いたいんですぅー!!」
と突然見つけてこられて、それで出逢った訳なんですけどね、、、。
中道さん、ありがとうございました!

そういう意味では、
ほーんと相変わらず他人よがりな僕たちではあるんですけど、、、、
それがニコのいいところ、っていうか、うり、っていうか、
すべて、、っていうか、、、
だと最近は開き直りつつあります。。。。

これまでも、たくさんの素材やモノや場所や人と出逢ってきて、
その出逢いが、今のニコを作り上げているんですが、
おそらく、その半分以上は、お施主さんが見つけてきたものだったり、
すきなものだったような気がしますよ、、、、、ホント。

だから、
「施主力8割がモットーのニコ設計室!」
っていうのも、あながちウソではないのです。。。。。

、、、と、そんな訳で、春の「田口さんち」の時は、
手探りで自分達だけで、和紙張り仕上げをやってみたんですが、
今回は、京都からハタノさんご自身に来て頂き、約1週間にわたり
「あささんの家」の2つの部屋の和紙張りをお願いすることができました。
ひと部屋は、ハタノさんが漉いた和紙に土を塗ったものをちぎり貼り。
もう一部屋は、柿渋を塗った和紙を紺色に染めたものを、
大判で貼った上にオイルを塗った濃紺のしっとりした仕上げ。

どちらも、とても優しい質感になったんですけど、
うーん、僕の写真では、その良さが半分も伝わらないんじゃないかなぁ、、、、。

いろんな素材がありますけど、
ホント、この和紙のふわふわした素材の魅力は、
写真では伝わらない美しさ
だなぁ、、、、ってつくづく思いました。

それにしてもほーんと、今回のハタノさんとの時間は、
ケンチクに限らず、今後もっと楽しい出来事につながっていきそうで、
来年も楽しみです!

さて、、、、、、、、。
余談ですが、
ニコの他人よがりっぷりは、とどまるところ知らず。。。。
和紙張りの最終日。
ちょーど、現場の前を通りがかった大山さんちの大山さんが、
僕らがいるのを知って、
「、、、そろそろお昼ですし、、、お腹空いてますよね??
、、、じゃあ待っててください!」
と、なんとおいしいお昼ごはんを作って持ってきてくれました!

京都からハタノさんに来てもらったのはいいけれど、
どうももてなし下手なニコの僕たち、、、。
でも、大山さんの美味しい手料理のおかげで、
「今回の東京は楽しく、美味しい現場だったなぁー。
また来たいなぁ、、、、。
、、、、鯛飯のお礼に、大山さんち、和紙貼らなきゃなぁ、、、。
京都帰ったら、さっそく和紙漉こうかな、、、、、、頼まれてないけど、、、。」
って、、、、。
きっと思って帰って頂いたはずだと思います!
、、、、、もう何から何までありがとうございます、、、、皆様。。。。

さて、そんな訳で、
ブルーハーツな、「あささんち」
土曜日、お天気がいいとうれしいな!
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