身にしみて分かるようになったのは、
僕が考えたり、思いついたり、気づいたりする程度のコトは、
実はもうすでに世の中にあったり、過去にあったりして、
同じようなコトを考える人は世の中にたくさんいるのだなぁ、、、、というコト。

これは、悲観的な感想っていうよりも、
むしろ、とてもうれしい、っていう意味で、、、、なんですけど。。。。。
はるか昔、若い時や学生時代は、超マイナス思考だったので、ついつい
「、、、こんなコトを考えるの僕だけに違いない、、、、。」
とひねくれ気味に思ったり、
「こんなコトで立ち止まる自分は、きっと社会人として生きていけないに違いない、、、。」
と、悲観的になったりよくしていました。
たぶんきっと、今の大学生や若者達も同じように、
「、、どうで俺は変わり者の社会不適合者さ、、、、どうせ。」
って、思い悩んでいる人も多いに違いないだろうなぁ、、、。
そう、若者にありがちな、
どうせ、どうせ、俺だけシンドローム。。。。。
そういえば、最近、16歳のノノを見てても思うなぁ、、、、
どうせ、どうせ、私だけシンドロームな時期だな、これは、、、、、って。

でもね、、、、、、。
はい、残念でした!!!!
実は、世の中ってものは、自分で想像する以上にほーんと広くて、
似たようなカンカクや経験の持ち主が、意外とたーくさんいるもの。
しかも僕程度の脳みそで思いつくことなんて、まったくオンリーワンじゃなくて、
もっと過激な人もたくさんいるのだなぁ、、、
っていうコトにはっとさせられますし、そのたんびに、
あぁ、大筋は僕も間違えていないのだな、、、、とかなり一方的に仲間意識っていうか、
共犯意識っていうか、、、、、勇気をもらうコトができるのです。
もちろんそういう時、
正直、半分は、先にやられたぁ、、、っていうくやしさもあるんですけどね、、、。

そうそう、ちょっと前に、
植栽付きの分譲地があったらいいのになぁ、、、っていうのを書きました。
トウキョウのもともとお屋敷だった広い土地が、
相続税やらなんちゃらの都合で売られることそのものはいいんだけど、
もともとある木々を全部切って、切り売りされて、
最終的にコンクリートで地面の見えない住宅地になるのを見るたんびに、
「木と地面ぐらい残せばいいじゃん、、、。」っていつも思います。
でも、あまりにそんな風景ばっかりだから、
あぁ、やっぱ、僕は変人なのかなぁ、、、って、
思ってたんですけどね、、、、。
想いは、海を越えても届くもの!
今、鹿児島県の鹿屋市という街で、ちいさな分譲地を計画中なんですが、
その分譲地は、あらかじめ雑木林を植えてから土地を売り出すっていう、
「植栽付き分譲地」
として、計画しているのです!
そして、最終的には、地境もない森のような街になったらいいね、、、っていう。。。。
もちろんこんなコト、僕1人で実現できる訳はなくて、
オーナーの窪田さんの熱い想いと皆の後押しががあってこそではあるんですが、
そんなプロジェクトの仲間に入れて頂いて、本当に嬉しいです。

だからですね、、、、、
「こんな素敵な分譲地を作ろうって考えているのは、
きっと、僕らが世界初に違いないっ!!!」
って思ってたんですけど、、、、、、。
実は、意外に近いところに、できたてほやほやの実例があったのです。これが、、、、。

同じく鹿児島県の姶良っていう街で実現したプロジェクト、
その名も、
「雑木林と8つの家」
また、ネーミングもチャーミングなプロジェクト!
雑木林の中に住もうよ、っていう想いのチームが実現したちいさな街でした。
話を聞いて、夏に一度視察に行ったんですけど、もう、
「うわぁ、、、先にやられたぁ、、、。」
っていう気持ちも1/3程はあるんですが、それよりも、
「ほーらね、やっぱ、すばらしいじゃん!!!」
っていうような、アイディアを確信に変えてくれるような気持ちの方が
とても大きくありました。
、、、、、やっぱ、若干、悔しいですけど、、、、。
とにかくそんな訳で、
僕たちのプロジェクトも、負けないよう頑張りましょうねー、窪田さん!

、、、、自分1人で考えている時は、
ただの、社会不適合者の妄想だよなぁ、、、、、って
思うコトは、今でもたくさんあります。

でも、こんなコトを通して、同じ想いの方々と出会う度に、
「あー、凡人で良かったぁ、、、!!!」
って、改めてにやりと思う、今日この頃。。。。。
若者達よ、世界は思いのほか、広いぜよ。