2015年04月07日

わしわし

先日、ちょっとトウキョウを抜け出して、
京都へ行ってきました。
たまたま思い立って、、、っていうか、、、、
しばらくずーっと行きたかったんです。

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一番の目的は、今年、使えたらいいなぁ、、、って
思っている、京都の綾部市っていうところで作られている
黒谷和紙の職人さんに会いに。
京都市内からさらに車で2時間程でちょっと遠いんですけど、、、。

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とはいえ、どんなところなのかとか、
どこまで見せてもらえるのか、、、、とか、
行ってみるまで分からなかったのですが、たまたま職人さんたちもいて、
和紙の作られ方を丁寧に教えて頂きました。


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コウゾを伐採して、煮るところから始めて、
何度も何度も、細かく細かく木の繊維を解きほぐし、
解きほぐしては洗いを繰り返し、
最後にまた一枚の和紙になるっていう、、、、、。

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なんていうか、和紙っていうと、ちょっと高級品だったり、
日常とあんまり縁のない素材のように思いがちだったんですが、
その工程を見ていると、
なんだか、食べるための料理を作っているような感じで、
本当はとても身近な素材なんだなぁ、、、って思いました。

とても原始的で、
電気も、機械も、スイッチも、、、、。
なーんにもないすべて人力の工程。

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そして、ご自宅でもあるアトリエで
いろいろな和紙の貼り方を実践されている様子も見せて頂きました。

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床にはったり、

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壁にはったり、

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くるんでみたり、

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包んでみたり。

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仕事柄、紙にはとても興味があるんですが、
書くための紙だけではなく、暮らしを包み込むようなこんな和紙の使い方って
とても新鮮っ、っていうのと同時に、
こんなに身近な素材なのに、なんでケンチクにあんまり使われないんだろう??
って不思議な気持ちになりました。

ほーんと、和紙で包まれた空間や、モノ達は、
とてもやさしい肌触りで、その場にいるだけで気持ちも空気も優しくなる感じ。
そして、その和紙の上に置かれたモノ達も、他の場所に置かれているよりも、
なんだか静かにいきいきしてるというか、、、。

なんていうか、コップやテーブルが、屋外の森や草原に置かれていると
魅力的なのと似ているのかなぁ、、、、。和紙はもともと木だし、、、。
そっか、、、、
てコトは、木から作られた和紙の空間は、屋外の自然を家の中に引きこんで来てくれるのかな、、、。

とにかく、中でも外でもないような、、、、不思議な空気を感じました。

しかし、ほーんとこの空気感は、
なかなか写真で伝えるのは難しいなぁ、、、、、、。


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そういう意味でも、
実際に見にいって、触れて、
これはぜひいろいろ使ってみたいなーって思ったのでした。

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うーん、やっぱ、
写真には写らない美しさ、ってやつは、この世にあるもんだなぁ、、、。
posted by 西久保毅人 at 22:56| 2015.4月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする