卒業の季節です!

3月はいろんなコトがあり過ぎて、もうこの中年男性の感情処理能力がついていかない
今日この頃、、、、。
無事、っていうのか、とうとう、っていうのか、、、、、
分かりませんが、
めでたくノノが中学を卒業しました。

夏まで部活をしていたっていうのが、ウソのような受験勉強をへて、
いよいよ高校生。
それまでは、都大会をかけて、熱戦を繰り広げていた彼女達。
こんな試合や
こんな試合や、
こんな試合や、、、、。
緊張感やら、ピリピリ感やら、合格したやら、不合格やら。
バスケ部のみんなも、それぞれに落ち着かないそんな半年間を過ごし、
ようやくすべてから開放されたかと思ったら、
4月からはそれぞれバラバラの高校生活のスタートなんですねー。。。。
そういう意味では、ほーんとに、すべてから開放された、っていう期間は
ホントに短くて、
実は3月の終わりの2週間程なのかも知れませんが、そんな中、
バスケ部の引退試合っていうイベントがありました。
、、、てコトは、
このメンバーでの、
このユニフォームでの、
このうしろ姿をみるのも、これで最後、、、、、なのですけど、
最後にもう一度、見れるっていう意味では、ラッキーなのかも知れません。

受験勉強も、卒業式も終わって、
久しぶりにコートに集まる彼女達。
ブランクもあるし、それぞれの想いもあるし、、、、。
見にはいったものの、どんな試合なんだろうなぁ、、、あんまり期待しない方が
良いかなぁ、、、って思ってたんですけど。

なんていうか、ほーんと
あの時の彼女達、そのまんま、でした。


ドリブルも、パスも、シュートも、ブロックも。
何ていうのかな、、、、、、。
足の先から、指の先まで、そのまんま、っていうか、
ノノも、ほーんと、「ノノだなぁ、、。」っていう動きをするし、
みんなそれぞれに、全力のその子らしいプレーを見せてくれました。

どんだけブランクがあっても、その動きそのものが、
足の先から指の先までその子そのもの、っていうような動き。
そういうのが、なつかしくも、嬉しくもありつつ、
「個性」って、実はこういうものなのかなぁ、、、としみじみ思ったのです。

意味とか、感情とか、想いとか。
そういうのを飛び越えて、1つ1つのプレーや仕草そのものが、
その子らしいっていうコト。
ほーんとすてきなコトだなぁ、、、、って思います。

関係ないかもしれないけど、解剖学者だった三木成夫さんが、
「すがたかたち」の中に生き物の神秘を見つけようとしたコトや、
本居宣長の「姿は似せがたく 意は似せ易し」というような言葉を
ふと思いました。

普通は、見た目やすがたかたちは、軽んじられて、
意味や、役割が重要視されるけれども、本当は逆なのだ、っていうコト。
まさに、子供達の表情や、仕草や、動きそのものが
その子達の消えようのない素晴らしいなの個性だなぁ、、、、って
しみじみと思いながら、
それって、すごい事だなぁ、、、、って、思いました。

そして何よりも、
これまでのどんな試合よりも、
子供達がニコニコと嬉しそうにプレーしていて、
それがとにかく、素晴らしかったなぁ、、、、。
勝負からも、受験からも開放されて
何者でもなくいられるっていう、人生の中での一瞬の時間。

4月から、それぞれの場所へ向うための、
ほんのつかの間の、休息の笑顔、なんでしょうね!
、、、、あー、それぞれの高校の試合、
見に行きたいなぁ、、、、、、行くだろうなぁ、、、、。
ストーカーになりそうです、、、、、、(笑)