2015年02月05日

手さぐりの時間

仕事を通した出会いの中で、
幸せだなぁ、、、って思えるコトはたくさんありますが、
新しい家族が出来ましたよー、っていうご報告は
なによりも嬉しい出来事です。


この仕事に、こんな幸せなおまけがついているなんて、思いもしませんでしたけど、
奥様が妊娠中に設計を依頼していただいたり、
設計中に「、、あのーじつはー、、。」
ってご懐妊のご報告を頂いたりするコトも実は多くて、
そのたんびに、とても嬉しく思いますし、家が完成してからも、
実は2人目が、、、3人目が、、、っていうご報告も、とても嬉しく思います。

あぁ、ちゃんと巣になったんだなぁ、、、っていうカンカクでしょうか?


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中でも、特に若いお二人の第一子の場合は、
僕もなんだか、特別な感情になってしまいます。


単純に、あぁ、いいなぁ、、、って。


特に、はじめてのお父さんに対して。



ほーんと、男って、どうしていいか分かりません。
産まれてきたところで、、、、どうしていいか分かりません。


似た経験やカンカクなんて、残念ながら他にはありません。
しかも男は、妊娠も、出産も、胎動も、感じる事すらできません。
ようは、実感ってやつが、一切できません。

なのに、突然ある日を境に、「お父さん」という立場になってしまうという
この世の中の理不尽さ。


はたしてお腹の中に人がいるって、どういうカンカクなのだろう、、、?

そして、お腹の中にいた赤ちゃんが、今、目の前にいる、って
どういうカンカクなのだろうか?

できれば、一度でいいから僕を妊娠させてくれないだろうか、、、?
結構、まじめに思います。

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あまりに分からなすぎて、心の準備なんかもできるわけもなくて、
分からなすぎすぎて、優しくしたり、なでたり、気を使ったりするのでしょうけど、
やっぱり、さーっぱり、分かりません。。。。

だから僕もかれこれ15年間、3人の父親をしていますが、
未だに分からないコトだらけです。


正直とにかく、ちーっとも、分かりゃあしないのです。男には。


だから、すべてが手さぐりになります。
人生の中で、これほど手さぐり、っていう言葉が似合うコトもないんじゃないかって
くらいに、手さぐりです。

手で さぐる、しか方法はないのだから。

だから特に第一子は、
どんな時代だって、
誰の子供だって、
いーちばん手でさぐられた子供たち。


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いい大人になって、
なんでもググって調べられちゃうこの世の中で、
ホントの手さぐりをさせてもらえるなんて!

もうそれはそれは、
とても、ぜいたくで、とても幸福な時間。

一生に1回だけのカンカク。


、、、、と、
そんな訳でですね、
昨日、小川さんちに赤ちゃんを見にいって、
ただただ、
いいなぁ、、、、いいなぁ、、、、
と思って帰ってきました。

たぶん、ヨダレ出てたと思います、、、、。


いつか、赤ちゃんの産まれる場所を設計したいなぁ、、、、
posted by 西久保毅人 at 21:51| 2015.2月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする