2007年05月09日

遺跡的な・・・。

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「この建物って、どんな風な朽ち果て方をするんだろう・・・?」

僕はこんな事をいつも考えながら、設計をしています。


要するに「遺跡になった姿。」


窓も、家具も、お風呂も、近隣の家すら、全て無くなってしまってもなお、何か
「そこにある意味」や
「特定のお施主さんとの出会いや、やりとりの軌跡」が感じられる
すがた、かたちをもってたい、と思います。

だから、きっと、もう、みんな死んじゃってる100年後の事とか、現場でついつい妄想してしまいます。

さて、写真は、上石神井で工事中の田崎さんの家。
ようやく、3階までコンクリートが打ち終わり、型枠を外しました。

正直、カッコイイです。。。もちろん、「遺跡的に。」

遺跡的にカッコイイ、てことは、この計画が間違いでなかった、という事を確信する瞬間。

その「骨格」の持ってるチカラをできる限り損なわないよう、感じられるよう、これから仕上げ工事に入ります。

この建物は、高密な住宅地でのちょっと変わった「たたずまい」がポイントなんですが、それは、またおいおい書く事にします。

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posted by 西久保毅人 at 00:59| 2007.4月〜6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする