2013年10月22日

こういう、場所

街には、道があって、建物があります。

大抵の住宅街では、
建物と建物のあいだには、すき間があって、その間にはブロック塀があったりします。

シキチの境界線というのがありますが、
これはたいてい、塀とかフェンスとか、生け垣とかで視覚化されていない限り、
目には見えないもの。

人は飛べないので、道を歩いている時は、いわゆる地面の高さに大抵いますが、
建物の中に入った時や屋外階段を登った時だけ、
ちょっとだけ空中にいます。
でも、中にいると、いまいち空中感はないですけど、、、。

もちろん、街にいけば、歩道橋とか、ビルとか、空中にいれる場所はありますが、
住宅地だと、なかなかそういう機会はありません。


さて、さっき書いた境界線。
これは地面のルールなので、地面の高さには、塀やらなにやら作りたがりますが、
高くても大抵、2m程度。

なので、それより上にいると、空中には、そういう視覚化された線はなくて、
みんなつながっているのが、よく分かります。

たとえば犬は、地面に生きているから、こういう人間のルールにしばられますが、
そういえば、ネコ達は、この2mより上の世界で生きているので、
こういうルールはおかまいなし。

むしろ、塀の上が、ネコの道。。。。。
縦横無尽に街を徘徊しています。

3817.jpg

工事途中の現場に建てられた足場の上にいると、
いつもネコになった気分になります。
自由自在に、建物のまわりを移動できるのもいいですが、
天気のいい日に、足場に座っていると、とても優雅な気分。

おとなりの屋根にだって、乗り移れそうです。

できるからといって実際に乗り移るかどうかはともかく、、、、
こういう気分になれると、
なんだか、気持ちが開放されていきます。

シキチが何平米とか、建ぺい率が何%とかっていうのを超えて、

「ああ、街に住んでいるんだなぁ、、。」

っていう気分になります。




僕はこういう場所が、いちばん好きだなぁ、、、、やっぱり。
こないだ書いた、屋根の上のコトとなんか、通じる場所。

ぎりぎり家とも呼べず、でも、街でもなく、、、、
そのどちらでもあるような場所。


、、、、、と、そんな訳で、
時には
完成しても、残しておくといいかも知れませんよ。。。。

こういう場所。

posted by 西久保毅人 at 01:19| 2013.10月〜12月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする