2007年04月02日

快と不快

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今日、午前中に打合せで葛西臨海公園までいったので、ついでに谷口吉生さんの
名建築 クリスタルビューに行ってみました。

名建築の評価を僕がする意味もなく、公共建築という厳しいステージで谷口さん
が描ききった世界と実現力は、とっても素晴らしいと思います。

でも、正直、、、、、、、、不快でした。

天気もよく、さくら日和で、海風の、においのここちよいその場所で、
ガラス張りの空間はそれらを何にも感じられませんでした。
ガラスさえ入ってなければ最高なのに・・・・、と5分で後にしました。

この快や不快は、ハッキリ言って個人的なカンカクです。

さて、その足で、完成間近の「代沢の家」の現場へ。

敷地の長さが約30mもある住宅なのですが、世田谷とは思えない周辺環境の
中、とっても居心地がよい空間となりました。

土のにおい、風、緑、木の感触、鳥の鳴き声。

なんだか寝ころんで昼寝でもしてしまいそうな空気。
それらを全て、肌で感じる事ができました。
もちろん、ガラスごしではなく・・・・。

まあ、自分たちが設計させて頂いた建物なのでほめてもしょうがないですが、
とっても快適でした。

でも、この「快」や「不快」の感覚って、とっても大切だと思うんです。

「快」や「不快」に理屈はないんですから。


やっぱり、自分が心から「快」と思える物しか、僕らは作れません。
そこをウソついても、しょうがないですよね。

そして、その「快」の基準は、人それぞれ・・・・。

だから、今後も、自分の中の「快」の感覚に正直に、

「あー、気持ちいいー。

と思える空間作りをしていきたいとあたらめて思いました。

花見客をうらやましく思いつつ・・・・・。

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posted by 西久保毅人 at 00:41| 2007.4月〜6月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする