
時期にもよるのですが、ちょっと最近コンクリートの物件が増えました。
去年は、ほとんど木造だったんです。
どっちが好き?と聞かれると、
どっちも好き。
というのが正直なところ。
泉水さんの家のようなバリバリ木造も好きなのですが、
コンクリートはコンクリートで、大好きな素材です。
そもそもが、どちらも「素材勝負」な感じが共通していて、木造なら「木材」、
コンクリート造なら、「コンクリート」で、無垢な素材感が個人的に好きなのかな。
黒皮のままの鉄の質感も好き。
だから、僕はキャベツは生派。
ちなみに佐賀の焼鳥屋では、生キャベツが基本的に食べ放題。お酢と焼き鳥の肉汁
で食べるのですが、小さな時から、ざる一杯のキャベツを何ハイおかわりしたことか・・・・。
さて、佐賀つながりでいくと、実は僕がコンクリートが好きな理由がもう一つあります。それは、有明海の「干潟の風景」なのです。

特に、生コンの打設の風景が、ドロドロした潟の泥とそっくり。
そこに鉄筋が立ってる様子なんて、海苔の養殖風景みたい。
子供の頃に、靴下を3.4枚重ね履きして、干潮の干潟を潟スキーのまねして
ムツゴロウを追いかけて遊んだキオクと潟のにおい。
そんな僕の原風景をかなり思い起こさせるのが、打設の現場なのです。
そんな意味で、コンクリート=潟の風景、みたいな、ミョーな個人的な
思い入れが僕を熱くさせるのです。
遅れましたが、写真は、練馬の田崎さんの家の現場風景。
普通のカンカクでは、潟=ドロドロでクサイ。という印象が一般的だと思うと
自分の家を潟と一緒にしやがってー、と思われるかも知れませんが、
そこはどうかお許し下さい。
そして、実は、コンクリート打ちのポンプを操るのは、花畑の家の庄司さん。
ご自分の家が完成してからも、ニコのコンクリート打ちには、
頻繁に来て頂いています。
上記のような思い入れもあるので、僕は庄司さんの事を敬意をこめて
「潟仲間」
とひそかに呼ばせてもらっています。。。。。。。
そんな訳で、今後ともよろしくお願いします。

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