長野県の軽井沢町で設計をさせて頂きました「山本さんの家」の
オープンハウスをさせて頂きます。


軽井沢は、避暑地として有名ですが、
一年を通して訪れてみると、こーんなに行った時々で表情の変わる場所
も珍しいのではないかな、、、、と思ったりして、
それが実は、一番の魅力なのかも知れないなぁ、、、と思いました。

最初に行ったときなんかは、真夏で、なんだか踏み入れるのが
ちょっと怖いようなうっそうとした森のような場所でしたし、


秋はすっかり紅葉し、街中落ち葉のカーペット。

そしてあっという間に冬が来て、
あたり一面雪景色!
実は、葉っぱが落ちてから現場に行った時なんか、
あんまりにも景色が違うんで、
「、、、こんな景色じゃなかったし、敷地間違えたな、、、。」
と、思ったほど、、、、。

それを毎年毎年繰り返していく訳で、
もちろんその季節ごとに、大変なコトもたくさんあるそうですが、
こんな一年間を毎年過ごせるなんて、
山本さんちの子供達は楽しいだろうなぁ、、、、
羨ましいなぁ、、、、と思います。


ただ、設計の方は、、、、というと、
これだけめまぐるしく景色がかわり、
どこまでが敷地か、、、、ほんとどうでもいいような場所な訳で、
僕にとっては、何をよりどころにするか、、、、?っていうのが
正直、大変、、、、、。

そして、こういう自然って、見た目は美しいけれど、
実際は、無防備な人間にとっては、時には怖い、っていう事も、同時に感じました。
だから、建もの作るっていうよりも、
いろんな季節や、家族のデキゴトを、
大きく包むような、ちょっといびつな屋根を考えました。
森の中の、大きな屋根の下。
森に住む、ちょっと不思議な生き物のような、デンとしたたたずまい。

東京からはちょっと遠いですが、
「そうそう、ちょーーど、今週末にかけて軽井沢に出張、出張っ♪」
という方もたくさんいらっしゃると思いますので、、、、(笑)
ぜひ見に来て下さい。

軽井沢もずいぶん雪が溶けて、そろそろ春。
こんな下見板張りの外壁が目印です!
内覧をご希望の方はこちらまで御連絡下さい。
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