そんな訳で、昨日、今日と連日で完了検査でした!
両方とも無事、合格。
ふうっ、、、。

そんな訳で、3月は
17日(日)は軽井沢で、
20日(水曜祝日)は、港区で、二日間オープンハウスを開催予定なのです。。。。

さて、まずは、20日にオープンハウス予定の、港区の飯島さんの家。
実は、ニコって、都内でたくさんのおうちを設計させて頂いているんですが、
山手線の内側って、ほとんど事例がないのです、、、。
それは、きーっと、僕が田舎モンで、
まだまだトウキョウの中心部で設計をさせて頂くには、10年早い、、、、という
コトなのだと、自覚しているんですが、
飯島さんの家の港区の敷地は、もう、まさにトウキョウのど真ん中!
ようやく、僕の、都会的なスーパーハイセンスがバレてしまったか、、、と
ウキウキしながら敷地を見に行ったんですが、、、、、、。

駅から敷地へ向うにつれて、巨木巨木。
しかも、めったにお目にかかれないくらいの幹の大きさの木が
あちらこちらにはえています。

トウキョウのいろんな場所で、ミニ開発が進み、そのたんびに木が切られて
白々しい住宅地ができていますが、それはきっと、なんて言うか、、、、
「人間がいちばんえらい。」
っていう考え方なんだと思うんですが、
この街では、むしろ、
「木が一番エラいのだ!」
っていうコトが、街のいたるところで感じられます。

建ものの塀、柵、駐車場、家、、、、。
いろんなものが、巨木をさけて計画されているんです。
そんな意味で、いよいよトウキョウのど真ん中っっていうあわい期待は
裏切られましたが、、、、、、、(涙)。
最初に敷地を訪れた時、とても感動しました。
なんでも更地にしてしまえばいい、なんて考え方は根本的に間違っています。
更地にしてしまったら、もう、面積っていう数字しか残りません、、、。
こういう風に巨木がある事は、便利か不便かっていうと、間違いなく不便で不自由。
でも、そういう不便で不自由だからこそ、
思いもよらないアイディアがうまれたり、ふふっ、って思わず笑ってしまうような
ユーモアのある街になるのだと思いますし、そういうほうがぜーったい、楽しいのです。

さらにこの街は、地形も高低差があり、
そんな森のような小道を抜けて、階段をぬけると敷地はありました。
この場所を選んだ飯島さん、素敵だなぁ、、、って思いました。
、、、、しかしまぁ、そうそうウマい話はないもので、
街は素晴らしいんですが、、、、、、とにかく敷地が小さい!
ここだけの話ですけど、、、、、
飯島さんち、ニコ史上最小のおうちです。

緑の多い、森のような巨木の街とは、真逆の極小の家の話。

きっとこれは、飯島さんからの、なぞかけだったのかも知れません。。。。。

トウキョウの、ど真ん中の、森のような場所に、
ちょこんと居場所をつくる。
「私たちは、この森のような場所に住んでいるのだ。」

それだけを感じられるような、小さな小さな、、、、、。
だったらいっそ、小ささすら感じなくなっちゃえばいい。
そんな家になりましたよ。
ただ、目下の悩みはですね、、、、、、
オープンハウスをどういう風にするか?ってコト、、、。
たくさんの方に、感じて頂きたい反面、
なにせ、とっても可愛くて小さなおうちですから、、、、、、。
困った困った、、、、。
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