そんな訳で、東京の西の方にある材木屋さんに丸太を探しに行ってきました!

そもそも、なんで丸太を使おうかと思ったかといいうと、
山崎さんちの敷地は、新防火地域っていう、最近古い木造の密集地で
適用されている用途地域でして、もうこれがムカつくのです。。。。
なんでかというと、ほとんどの構造材を耐火被覆といって、燃えないように
壁や天井の中に隠さないといけなくてですね、、、
そうすると、要するにせっかく木で作っても、ほとんど、家の中には
構造材があらわせないというなんとも、切ない法律なんです。

もちろん、燃えにくい事は、大切なんだけど、同じくらい木に触れながら
暮らすのも子供達には大事なのだ!と僕は思う。
、、、で、実はこの被覆の仕方には裏技というか、木を使う方法あってですね、、、
被覆って言っても、どんなに被覆をしても、建物は完全に燃えない訳ではなくて、
最低限何分間、火に耐えられるか?という性能で建物は作られています。
だから、いわゆる準耐火建築物っていうのも、時間で言えば火に45分耐えるように
被覆されているだけなので、それ以上の時間、木が現れてても大丈夫ならいいのです。

それが、実は、燃えしろ設計というもので、
たとえば、普通木造では、10センチから12センチの木の柱を使うんですが、
45分以上大丈夫なようにするには、要するに「太く」しちゃえばいいのです!
で、およそ、その「燃えしろ」がだいたい10センチだから、
つまり、20センチ〜22センチ以上の太さがあれば、堂々と木の柱を安全に
家の中で使うコトができるのです。
20センチ以上って、けっこうな太さですけど、
そんな大きな木が、家の中になったら、めちゃくちゃ楽しそう!
せっかくだったら、もっと太くして、、、だったらどうせなら丸太にしたら、
抱きついても気持ちいいし、、、、、何よりそういう太い丸太が家を支えている
なんて、めちゃくちゃ山崎さんちぽい、、、、、、。

と、そんな訳で、
とても小さく、高円寺らしい街にたつ山崎さんちには、
家の中に木が生えているように、太ーい丸太の柱がでーんとおかれる予定。。。。

で、そんな訳で、今回、いろんな工務店さんに、
「、、、あの、できれば30センチくらいの太い丸太を使いたいんですが、、、、?」
って、聞いてみたんですが、そんな丸太、フツウ、使わない訳で、、、、、、、。
だから、「ない」とか、「その太さは集成材しかないね。」とか、
「あっても、べらぼうに高いよ、、、。」とか。。。。。。
大抵、そういう返事で、どうも、なんか、、、、、引き気味のお返事が多くてですね、、、、
僕たちとしても、あまりに高すぎるんだったら、あきらめるけど、
世の中には、たくさん、木がはえてる訳だし、、、、、別に高級なものを欲しいと
言ってる訳でもないし、、、、しかも、節だっていっぱいあっていいし、
どうせなら、ちょこっと、枝とかもついてても楽しそうだし、、、、、、という
イメージだったんですが、なかなか上手く進まなかったので、
いろいろ探して、たどり着いたのが、
以前にも御世話になった、東京の西のほうの多摩の浜中木材さん。

、、、、、あります、、、、ごろごろあります、、、、。
やったぁ、、、、。
ほーんと、こういう場所は、ワクワクします!

さて、どうやって運ぶか、、、、等、まだまだ多少難問はありますが、
山崎さんち、楽しくなりそうです!
もー、、、、、、あるじゃん。。。。。丸太。
いっぱい。
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