突然、明治大学で二年生の「設計論」っていう授業で、
90分レクチャーを依頼されたコトがありました。。。
とにかく、そういうの、、、、、、
もう、ちょー、ニガテで、、、、。(汗)

いつもの、マンツーマンな感じだと大丈夫なんですが、
教壇で、百人以上も前にいると思うと、もう、何話していいやら、
誰に話していいらやと、ほーんと、具体的、とか、対個人、、、、とかでないと、
本領を発揮できないタイプです、、、、。
、、、、、大人数の飲み会で、埋もれるタイプです、、、、。

、、、、さて、
で、その時に、何話そうかといろいろ考えたんですが、
何でもいいって言われたんで、お言葉に甘えて考えたテーマは、
「デザインのもとは、
街や現場にあふれている。」
っていう、内容の話にしました。
いつも、街と現場にしか、キホン、いませんので、、、。

でも、ホーント、僕は、あんまり賢くないのだな、、、とよく思うと言うか、
想像力が、決定的に欠落していると思うのは、
どうも、図面とか、机の上でもいちおう、考えるんですけど、
やっぱり、それだけでは自信がなくて、現場にたって初めて気がつくコト、
イメージが湧いて来るコトが、多いですし、
机の前に座ってる時よりも、現場とか、街を歩いている時に見た風景から、
確信したり、思いつく事ばかりなのです、、、、。実は。
まぁ、だからいつまでたっても、初めての現場のように楽しいっ、
ていうコトなのかもしれませんが、、、。

特に、現場は、なんでこんなにいろいろ発見したり、興奮したりするんだろう、、、?
って思うんですが、それは、やっぱりモノがホントに作られて、
産まれてくる場所だからなんだろうな、、、と思います。
さて、先日も、ちょーど現場真っ最中の神宮前の家の現場にて、
ちょっとワクワクするような発見がありました。

現場に行くとおもむろに、こんな六角形の木枠が転がっていました。
これは、天窓の枠の材料なんですが、こうやって床にごろりと転がしたてあると、、、、
なんか、別のものみたい。。。。
家具みたい、、、。
僕、あんまり幾何学って、どーも、固くて強すぎて好きじゃないと言うか、
正三角形とか、正六角形とか、、、プランでは絶対書かないのです。。。。机の上では。
でも、目の前にあるのは、なんか、かわいい。
無垢の木だからでしょうか、、?
木の厚みも、大きさも、なんかいろいろ、ちょーーどいい感じ。。。
「何に、、、?」

、、、、、うーん、何に?って、言われてもナニにかは、、、、、ともかく、
とにかく、なんか、ちょーーど、いい感じ。。。。
こういうのが、いっぱい転がってたら、たのしいなー。
いっぱいつんでも、たのしいな、、、。
外にあってもたのしいな、、、、。
持ち運べたら、たのしいな、、。

子供達が、持てるくらいの重さだったら、なおたのしいな、、、。
くっつけて、テーブルになったらたのしいな、、、。
イスになってもいいし、本棚になってもいいし、、、、。
ちょーど、子供がすっぽり入るような大きさだし、
かくれんぼもできちゃうそう、、、。
何これ? 実は、世紀の大発見、、、、!!?!
と、もう、妄想の宝庫です、、、、!
でも、ホントに、百個くらい作ってみたいなぁ、、、、、。
どなたか、依頼して下さい、、、、、。