2012年10月16日

トッピング理論

そうそう、昨日、ラーメン食べてたら、
なんか、すごーい、大発見をしました。(した気になりました。)

ノーベル賞かな、、、、。

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というか、なんか、ずーっと気になってたしこりが取れた感じ。。。。

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僕は、ラーメン食べたくなると、近くにあれば必ず、九州のとんこつラーメン屋さんに
入るんですが、とんこつラーメンっていえば、こしょう、替え玉、紅ショウガです。

その他にも、お店によっては、ごまとか、からし高菜とか、、、、いろいろ置いてあるんですが、
要するに、「なんか、入れたり、足したりする。。。。」
っていうのが、あたり前の文化で、
そんな訳で、替え玉って、麺まで足す訳です。

最初は、そのまま食べてみて、
紅ショウガを入れて、一杯目は、そこで我慢。

そして、すかさず、替え玉を頼むと、ここからからし高菜を入れたり、
最後のへんは、紅ショウガも混ぜてみたり、、、、。

僕はそんな感じ。

そういう風に、ラーメンに限らず、「出されたモノに、なんか足す。」
っていうのは、もしかしたら、九州の文化なのかなぁ、、、、、、。

と、ふと、そんなコトを思いました。

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だって、そういえば、トウキョウって、面倒くさいのです。意外と。。。。

ソースかけるなっていうトンカツ屋に出会った時には、
「そんなの勝手じゃん。」
って思ったし、
味や素材にこだわった店に限って、出されたまんま食べるコトを、
暗黙に強制される気がするし、その方が、「ツウ」って感じだし、、、、。

そういう感じ、
こだわってるトコに限って、あるんだよなぁ、、、、と思うし、
そういうコトが、分かるのが、「違いの分かる都会のオトナ」、、、、的な、、、。

そのいいとこも、ありますけどね、、、。

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手料理なんかも、そうかも、、、。

僕なんか、そういうの文化圏で育ったものだから、
自分が作ったものに、なんかかけられたり、足されたりするのは、
ぜーんぜん抵抗ないんですが、時々、作ったものに「足し」たりすると、

「あぁ、、、、口に合わなかったんですね、、、。」

とか思われたりも、、、、そういえばします、、、、。

そういうんじゃ、ないんですけど、、、、。

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そういうたんびに、

「なんで、足すのは拒絶されちゃうんだろう、、、?」


って、ずーっと思ってて、でもまぁ、世の中、そういうものなら、
しかたないかなぁ、、、、って、40歳も目前になると、
もう考えることすら、最近はしてなかったんですが、
昨日のラーメン屋は、ちょっとビックリ!

「替え玉では、味変アイテムとして、タバスコ、お勧めです!」

って、書いてあって、テーブルにデカいタバスコが置いてありました、、、。

もう、、、、ガーーーン、です。。。。

、、、そもそも、「味変」ってナニ語??  最近、言うの、、、?

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なんていうか、、、、、

すごいなぁ、、、って思ったんです。
同じ、モノ作りをする人間として。


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やっぱ、、、、、
正直言って、自分が頑張って作ったものに、何かを「足される」っていうのは、
抵抗がある人、多いと思うんですね。

それは、ラーメンでも、ケンチクでも、たぶん同じ。
その気持ちは、分かるのです。もちろん。

それぞれ、職人意識や、プロ意識ってあるでしょうから、、。
そこは、このラーメン屋さんも、きっと同じなんだと思うな。

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でもね、、、
分かるけど、僕はやっぱり、違う。

自分が作ったラーメンに、どうどうと、「タバスコかけて楽しんでねーっ。」
って言える、ラーメン屋さん。

僕は、すごいなぁ、、、って思うし、
そうなりたいと思う。

それでも、

「うまいものは、うまいのだ。」

っていうコトなんだと思うし、それでも残り、伝わる「何か」を信じてるんだと思うのです。

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僕が好きなケンチクや、いいなぁ、、と思う街も同じで、
そもそも、ケンチクなんて、「足される」コトが前提なのです。

「足される」って意味では、
生活する家族もそうだし、持ち物そうだし、実は周辺の緑や、街の風景もそうかも知れない。
壁の傷や、よごれもそう。

時間がたって、どんどんいろんなものが足されていきます。

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そういう風に、たーくさんのモノやデキゴトが「トッピング」されて、
それが、風景となり、街となりますし、
僕がケンチクを作る動機や、楽しみは、

「さて、どうトッピングされるのだろう、、?」

ってトコにあるんだよなぁ、、、と、改めて思ったのです。

むしろ、トッピングされた風景を見て見たくて、設計しているようなものだから、
つまりは、とんこつラーメンなのです!

だから、より楽しく、より意外性を持って、
トッピングされていくシーンを思い描きながら、
楽しみにしながら、いつも設計をしています。

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どんなトッピングされても、ビクともしないし、
むしろ、それを積極的に待ち望むような、、、、そんなもの。

いつかは、僕も、「タバスコも、結構、イケますよっ。」

って言えるように。

、、、、めったに「替え玉」は頼まれませんけれど、、、(涙)

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、、、って、そんなコトを、ラーメン食べつつ考えてて、

「、、、もしかして、こういう僕の思考って、、、、、

 実は、とんこつラーメン的??なの、、、九州限定的、、、、なの??」

って、思ったのでした、、、。どうなんでしょうか???

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さて、そんな訳で、写真は昨日、急遽お願いした「ISANA」の見学会。

教えている明治大学の西久保班のみんなを連れて行きました。
少しでも、僕の

「とんこつラーメン的、トッピング理論」

を感じて欲しくって、、、。

「ISANA」も、下窪さんや、住人のみなさんにとっても可愛がってもらっていて、
素敵にトッピングされているのです、、、、。


何か伝わったかな、、、、、(大汗)
posted by 西久保毅人 at 02:32| 2012.10月の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする